JPH0787213A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0787213A JPH0787213A JP5227463A JP22746393A JPH0787213A JP H0787213 A JPH0787213 A JP H0787213A JP 5227463 A JP5227463 A JP 5227463A JP 22746393 A JP22746393 A JP 22746393A JP H0787213 A JPH0787213 A JP H0787213A
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- dial
- telephone
- dtmf
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置まで出向かずに機能設定・変更ができ、
かつ同一回線に接続された電話機との効率的な切分け運
用ができるファクシミリ装置を提供する。 【構成】 回線1に対して電話機2とともに分岐接続さ
れたファクシミリ装置3は、電話機2から送出されるD
TMFダイヤル信号をリレー部31を通してモデム部3
2で受信し、更にDTMF識別部33によってそのDT
MF信号をダイヤル番号として認識する。次いで、CP
U35はDTMF識別部33で認識された受信ダイヤル
番号データを受信データ一時記憶部36に一時的に保持
したうえで、制御別データ記憶部37に登録されている
ダイヤル番号データと照合し、受信ダイヤル番号データ
と一致するダイヤル番号データが登録されている場合に
は、当該ダイヤル番号データに対応する制御動作を起動
する。
かつ同一回線に接続された電話機との効率的な切分け運
用ができるファクシミリ装置を提供する。 【構成】 回線1に対して電話機2とともに分岐接続さ
れたファクシミリ装置3は、電話機2から送出されるD
TMFダイヤル信号をリレー部31を通してモデム部3
2で受信し、更にDTMF識別部33によってそのDT
MF信号をダイヤル番号として認識する。次いで、CP
U35はDTMF識別部33で認識された受信ダイヤル
番号データを受信データ一時記憶部36に一時的に保持
したうえで、制御別データ記憶部37に登録されている
ダイヤル番号データと照合し、受信ダイヤル番号データ
と一致するダイヤル番号データが登録されている場合に
は、当該ダイヤル番号データに対応する制御動作を起動
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一回線に分岐接続さ
れた電話機からの遠隔操作による動作制御機能を有する
ファクシミリ装置に関する。
れた電話機からの遠隔操作による動作制御機能を有する
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なファクシミリ装置では、
簡単な機能設定若しくは機能変更であっても、その都
度、装置の設置場所まで行き、装置の入力部より必要な
操作を行わなければならなかった。
簡単な機能設定若しくは機能変更であっても、その都
度、装置の設置場所まで行き、装置の入力部より必要な
操作を行わなければならなかった。
【0003】こうした運用の煩わしさは、今日、例えば
図5に示すように1つの回線1に対して電話機2とファ
クシミリ装置3を分岐接続するようなシステム構成が増
えるにつれて顕著化してきている。
図5に示すように1つの回線1に対して電話機2とファ
クシミリ装置3を分岐接続するようなシステム構成が増
えるにつれて顕著化してきている。
【0004】すなわち、かかる接続方式のシステムにあ
っては、仮に部屋Aで電話している時に、ファクシミリ
装置3の機能設定や変更を行う必要に迫られた場合、オ
ペレータは隣接する部屋Bまで赴く必要があった。
っては、仮に部屋Aで電話している時に、ファクシミリ
装置3の機能設定や変更を行う必要に迫られた場合、オ
ペレータは隣接する部屋Bまで赴く必要があった。
【0005】この他、上記接続方式のシステムでは、電
話機2とファクシミリ装置3間の運用に関して以下に述
べるような種々の不都合も生じていた。
話機2とファクシミリ装置3間の運用に関して以下に述
べるような種々の不都合も生じていた。
【0006】例えば、図5に示す如くの接続形態にあっ
ては、ファクシミリ装置3側では同一の回線1に分岐接
続された電話機2のフック状況を検知できないため、当
該電話機2が使用中にあるにも拘らず同一回線に接続さ
れたファクシミリ装置3が通信を開始して通話の妨害を
することがあった。
ては、ファクシミリ装置3側では同一の回線1に分岐接
続された電話機2のフック状況を検知できないため、当
該電話機2が使用中にあるにも拘らず同一回線に接続さ
れたファクシミリ装置3が通信を開始して通話の妨害を
することがあった。
【0007】逆に、局からの呼出音があった時にその呼
出に電話機2が先にフックオフにより応じることもある
が、この時、発呼側がファクシミリ装置であった場合に
オペレータはその場でなす術がなく、そのまま回線を切
断するか、若しくは隣室に設置されたファクシミリ装置
3のところまで移動して受信動作に切り換える操作を行
わなければならなかった。
出に電話機2が先にフックオフにより応じることもある
が、この時、発呼側がファクシミリ装置であった場合に
オペレータはその場でなす術がなく、そのまま回線を切
断するか、若しくは隣室に設置されたファクシミリ装置
3のところまで移動して受信動作に切り換える操作を行
わなければならなかった。
【0008】尚、上記接続方式のシステムの中にあっ
て、ファクシミリ装置3の回線制御部を介して接続され
る電話機2Aに関しては、そのフック状況はファクシミ
リ装置3で認識できるため、当該ファクシミリ装置3は
電話機2Aのフックオフ検出がなされた時、その後の一
連の動作を監視しながら両者間で運用上の干渉が起こら
ないよう制御することもできた。
て、ファクシミリ装置3の回線制御部を介して接続され
る電話機2Aに関しては、そのフック状況はファクシミ
リ装置3で認識できるため、当該ファクシミリ装置3は
電話機2Aのフックオフ検出がなされた時、その後の一
連の動作を監視しながら両者間で運用上の干渉が起こら
ないよう制御することもできた。
【0009】しかしながら、かかる制御方式は、自ファ
クシミリ装置に対して同一回線上に分岐接続されてい
て、そのオフフックすら認識できない電話機2の運用に
関してまでは適用できず、このような分岐接続方式にお
ける電話機2とファクシミリ装置3間の切り分け運用の
問題が依然として残っていた。
クシミリ装置に対して同一回線上に分岐接続されてい
て、そのオフフックすら認識できない電話機2の運用に
関してまでは適用できず、このような分岐接続方式にお
ける電話機2とファクシミリ装置3間の切り分け運用の
問題が依然として残っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のファクシミリ装置では、簡単な機能設定・変更でも装
置本体に設けられた入力キー等を用いて行う必要があ
り、オペレータが離れたところにいる場合には、装置の
設置場所まで出向かなければならないという煩わしさが
あった。
のファクシミリ装置では、簡単な機能設定・変更でも装
置本体に設けられた入力キー等を用いて行う必要があ
り、オペレータが離れたところにいる場合には、装置の
設置場所まで出向かなければならないという煩わしさが
あった。
【0011】また、同一回線上に分岐接続された電話機
がある場合はその使用状況が分からないため、電話機が
通話中の時にファクシミリ装置が通信動作を始めて通話
に支障を来したり、逆にファクシミリ装置からの着呼を
先に電話機で受けてしまった場合にはファクシミリ装置
まで出向いて受信操作に切り換える以外には回線を切断
するしかなく、同一回線に分岐接続された電話機との切
り分け運用がうまく行かないという問題点もあった。
がある場合はその使用状況が分からないため、電話機が
通話中の時にファクシミリ装置が通信動作を始めて通話
に支障を来したり、逆にファクシミリ装置からの着呼を
先に電話機で受けてしまった場合にはファクシミリ装置
まで出向いて受信操作に切り換える以外には回線を切断
するしかなく、同一回線に分岐接続された電話機との切
り分け運用がうまく行かないという問題点もあった。
【0012】本発明は上記問題点を除去し、装置まで出
向くことなく機能の設定・変更ができ、かつ同一回線に
接続された電話機との効率的な切り分け運用を可能なら
しめるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
向くことなく機能の設定・変更ができ、かつ同一回線に
接続された電話機との効率的な切り分け運用を可能なら
しめるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、個々の制御動作に対応して予め割り当てたダイヤ
ル番号を記憶する記憶手段と、同一の回線に分岐接続さ
れた電話機から送出されるダイヤル番号を検出する検出
手段と、該検出手段により検出されたダイヤル番号と前
記記憶手段に記憶されているダイヤル番号とを照合し、
両者が一致するダイヤル番号に対応する制御動作を起動
する制御手段とを設けて構成される。
置は、個々の制御動作に対応して予め割り当てたダイヤ
ル番号を記憶する記憶手段と、同一の回線に分岐接続さ
れた電話機から送出されるダイヤル番号を検出する検出
手段と、該検出手段により検出されたダイヤル番号と前
記記憶手段に記憶されているダイヤル番号とを照合し、
両者が一致するダイヤル番号に対応する制御動作を起動
する制御手段とを設けて構成される。
【0014】
【作用】本発明では、同一の回線に分岐接続された電話
機から送出されるダイヤル信号を識別する機能を設ける
とともに、予めそのダイヤル番号に対応付けて自装置の
種々の制御動作を割り付けて登録しておき、分岐接続さ
れた電話機からの遠隔操作によりダイヤル番号を送信
し、そのダイヤル番号に対応する種々のファクシミリ動
作を制御するようにしたものである。
機から送出されるダイヤル信号を識別する機能を設ける
とともに、予めそのダイヤル番号に対応付けて自装置の
種々の制御動作を割り付けて登録しておき、分岐接続さ
れた電話機からの遠隔操作によりダイヤル番号を送信
し、そのダイヤル番号に対応する種々のファクシミリ動
作を制御するようにしたものである。
【0015】この遠隔制御により、例えば装置の機能設
定・変更を遠隔地から実施でき、この種の操作の煩わし
さを解消できる。また、電話中にファクシミリ装置が受
信動作を開始しても電話機からの指示によりその動作を
中断させることができ、逆にファクシミリ装置からの着
信に対して電話機が応答した場合には、電話機からの遠
隔操作によりファクシミリ装置の受信動作に切り換える
ことも可能となる。
定・変更を遠隔地から実施でき、この種の操作の煩わし
さを解消できる。また、電話中にファクシミリ装置が受
信動作を開始しても電話機からの指示によりその動作を
中断させることができ、逆にファクシミリ装置からの着
信に対して電話機が応答した場合には、電話機からの遠
隔操作によりファクシミリ装置の受信動作に切り換える
ことも可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るファ
クシミリ装置の構成をその接続態様とともに示すブロッ
ク図である。
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るファ
クシミリ装置の構成をその接続態様とともに示すブロッ
ク図である。
【0017】本実施例のファクシミリ装置3は同一の回
線1に対して電話機2とともに分岐接続され、回線1の
閉結/開放の切り換えを担うリレー部31、通信用の信
号の変復調を行うモデム部32、電話機2から必要に応
じて送出されるDTMFダイヤル信号を識別するDTM
F識別部33、制御プログラムを保持するプログラムメ
モリ34、装置全体の制御を司るCPU35、受信ダイ
ヤル番号データを一時的に保持する受信データ一時記憶
部36、予め制御動作別に割り当てたダイヤル番号デー
タを記憶しておく制御別データ記憶部37を具備して構
成される。
線1に対して電話機2とともに分岐接続され、回線1の
閉結/開放の切り換えを担うリレー部31、通信用の信
号の変復調を行うモデム部32、電話機2から必要に応
じて送出されるDTMFダイヤル信号を識別するDTM
F識別部33、制御プログラムを保持するプログラムメ
モリ34、装置全体の制御を司るCPU35、受信ダイ
ヤル番号データを一時的に保持する受信データ一時記憶
部36、予め制御動作別に割り当てたダイヤル番号デー
タを記憶しておく制御別データ記憶部37を具備して構
成される。
【0018】次に、その動作を説明する。回線1に電話
機2とファクシミリ装置3のリレー部31とを分岐接続
したうえで、電話機2のオペレータがファクシミリ装置
3の所望の動作を起動しようとした場合、そのオペレー
タは電話機2から所望の制御動作に対応したDTMFダ
イヤル信号を入力する操作を行う。
機2とファクシミリ装置3のリレー部31とを分岐接続
したうえで、電話機2のオペレータがファクシミリ装置
3の所望の動作を起動しようとした場合、そのオペレー
タは電話機2から所望の制御動作に対応したDTMFダ
イヤル信号を入力する操作を行う。
【0019】なお、このDTMFダイヤル信号とそれに
対応して起動すべき制御動作との関係は予め決められて
おり、これらDTMFダイヤル信号とそれに対応する制
御動作を示すデータは制御別データ記憶部37に予め登
録されている。
対応して起動すべき制御動作との関係は予め決められて
おり、これらDTMFダイヤル信号とそれに対応する制
御動作を示すデータは制御別データ記憶部37に予め登
録されている。
【0020】かかる設定を終えた状態で、ファクシミリ
装置3は、電話機2から送出されるDTMFダイヤル信
号をリレー部31を通してモデム部32で受信し、DT
MF識別部33によってそのDTMF信号をダイヤル番
号として認識する。
装置3は、電話機2から送出されるDTMFダイヤル信
号をリレー部31を通してモデム部32で受信し、DT
MF識別部33によってそのDTMF信号をダイヤル番
号として認識する。
【0021】なお、ここでのDTMF信号の受信は、上
述したモデム部32に限らず、DTMF検出機能を有す
る同等の回路(DTMFレシーバ等)でも実現できる。
述したモデム部32に限らず、DTMF検出機能を有す
る同等の回路(DTMFレシーバ等)でも実現できる。
【0022】次いで、CPU35はプログラムメモリ3
4の内容に従って動作を開始し、まずDTMF識別部3
3で認識されたダイヤル番号データを受信データ一時記
憶部36に転送して一時的に保持し、以後、その保持デ
ータを制御別データ記憶部37に登録されているダイヤ
ル番号データと比較する。
4の内容に従って動作を開始し、まずDTMF識別部3
3で認識されたダイヤル番号データを受信データ一時記
憶部36に転送して一時的に保持し、以後、その保持デ
ータを制御別データ記憶部37に登録されているダイヤ
ル番号データと比較する。
【0023】ここで、一時記憶した受信ダイヤル番号デ
ータと一致する登録ダイヤル番号データが存在する場
合、次いでCPU35はそのダイヤル番号データに対応
する制御動作の内容を制御別データ記憶部37内のデー
タから認識し、その制御動作を起動する。
ータと一致する登録ダイヤル番号データが存在する場
合、次いでCPU35はそのダイヤル番号データに対応
する制御動作の内容を制御別データ記憶部37内のデー
タから認識し、その制御動作を起動する。
【0024】以上の制御を利用して、本発明では、同一
回線に分岐接続された電話機2からの遠隔操作によって
ファクシミリ装置3の機能設定・変更、あるいは電話機
の2通話中にファクシミリ装置3が起動してしまった時
のその動作の停止、他のファクシミリ装置からの着呼に
対して電話機2で応答した場合のファクシミリ装置3の
受信動作への切り換え等に係る種々の動作制御を行うこ
とができる。
回線に分岐接続された電話機2からの遠隔操作によって
ファクシミリ装置3の機能設定・変更、あるいは電話機
の2通話中にファクシミリ装置3が起動してしまった時
のその動作の停止、他のファクシミリ装置からの着呼に
対して電話機2で応答した場合のファクシミリ装置3の
受信動作への切り換え等に係る種々の動作制御を行うこ
とができる。
【0025】これら動作の詳細を図2〜図4に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
ーチャートを参照して説明する。
【0026】まず、ファクシミリ装置3が待機中である
場合は、図2に示すフローチャートに従った動作によ
り、電話機2から特定のダイヤル操作をすることで、離
れた場所にあるファクシミリ装置3の機能設定や変更の
制御を行うことができる。
場合は、図2に示すフローチャートに従った動作によ
り、電話機2から特定のダイヤル操作をすることで、離
れた場所にあるファクシミリ装置3の機能設定や変更の
制御を行うことができる。
【0027】この場合、ファクシミリ装置3はCPU3
5がDTMF識別部33の動作を見ながらDTMF信号
が検出されたかどうかを監視している(S201)。
5がDTMF識別部33の動作を見ながらDTMF信号
が検出されたかどうかを監視している(S201)。
【0028】ここで、DTMF信号が検出された場合、
次いでCPU35はその検出されたDTMF信号をダイ
ヤル番号に変換し(S202)、受信データ一時記憶部
36に書き込む(S203)。
次いでCPU35はその検出されたDTMF信号をダイ
ヤル番号に変換し(S202)、受信データ一時記憶部
36に書き込む(S203)。
【0029】次いで、この一時的に保持した受信ダイヤ
ル番号データと制御別データ記憶部37に予め登録して
ある制御別登録データと照合し(S204)、その中に
上記受信ダイヤル番号データと一致するダイヤル番号デ
ータが存在するか否かを判断する(S205)。
ル番号データと制御別データ記憶部37に予め登録して
ある制御別登録データと照合し(S204)、その中に
上記受信ダイヤル番号データと一致するダイヤル番号デ
ータが存在するか否かを判断する(S205)。
【0030】この判断において、一致する登録ダイヤル
番号データが存在する場合(S205YES)、この登
録ダイヤル番号データに該当する制御すなわち装置の機
能機能設定や機能変更等の制御を起動する(S20
6)。
番号データが存在する場合(S205YES)、この登
録ダイヤル番号データに該当する制御すなわち装置の機
能機能設定や機能変更等の制御を起動する(S20
6)。
【0031】また、電話機2が通話中にファクシミリ装
置3が通信動作に入ってしまった場合には、図3に示す
フローチャートに従ったシーケンスによりDTMF信号
を監視し、その電話機2から送出された有効なDTMF
信号を検出した際にリレー部31を開放し、ファクシミ
リ装置3の通信動作を強制的に停止させるという遠隔操
作が可能となる。
置3が通信動作に入ってしまった場合には、図3に示す
フローチャートに従ったシーケンスによりDTMF信号
を監視し、その電話機2から送出された有効なDTMF
信号を検出した際にリレー部31を開放し、ファクシミ
リ装置3の通信動作を強制的に停止させるという遠隔操
作が可能となる。
【0032】この場合、ファクシミリ装置3ではCPU
35がDTMF識別部33の動作を見ながらDTMF信
号が検出されたかどうかを監視している(S301)。
この監視動作は、S302において通信終了が確認され
るまで継続して行われる。
35がDTMF識別部33の動作を見ながらDTMF信
号が検出されたかどうかを監視している(S301)。
この監視動作は、S302において通信終了が確認され
るまで継続して行われる。
【0033】この監視中に、DTMF信号が検出された
場合、次いでCPU35はその検出されたDTMF信号
をダイヤル番号に変換し(S303)、受信データ一時
記憶部36に書き込む(S304)。
場合、次いでCPU35はその検出されたDTMF信号
をダイヤル番号に変換し(S303)、受信データ一時
記憶部36に書き込む(S304)。
【0034】次いで、この一時的に保持した受信ダイヤ
ル番号データと制御別データ記憶部37に予め登録して
ある制御別登録データと照合し(S305)、その中に
上記受信ダイヤル番号データと一致するダイヤル番号デ
ータが存在するか否かを判断する(S306)。
ル番号データと制御別データ記憶部37に予め登録して
ある制御別登録データと照合し(S305)、その中に
上記受信ダイヤル番号データと一致するダイヤル番号デ
ータが存在するか否かを判断する(S306)。
【0035】この判断において、一致する登録ダイヤル
番号データが存在する場合(S306YES)、次いで
このダイヤル番号データに該当する制御は通信動作の中
断であるか否かを判断する(S307)。
番号データが存在する場合(S306YES)、次いで
このダイヤル番号データに該当する制御は通信動作の中
断であるか否かを判断する(S307)。
【0036】ここで、該当する制御が通信動作の中断で
あると判定されると(S307YES)、直ちにCPU
35はリレー部31を制御して回線1を開放し、通信動
作を停止する(S308)。この制御の後、電話機2は
通常の通話が可能となる。
あると判定されると(S307YES)、直ちにCPU
35はリレー部31を制御して回線1を開放し、通信動
作を停止する(S308)。この制御の後、電話機2は
通常の通話が可能となる。
【0037】また、ファクシミリ装置3が局からの呼出
信号を確認し、着信動作に入る前に途中で切れた時は、
分岐接続された電話機2が先に回線1を掴んだと考えら
れるが、このように呼出音に反応して電話機2をフック
オフした際に、発呼側がファクシミリ装置であった場合
は、図4に示すフローチャートに従ったシーケンスによ
り、DTMF信号の監視を行い、有効なDTMF信号を
検出した際にはリレー部3を閉結し、ファクシミリ装置
3を受信動作に切り換える遠隔操作を実現できる。
信号を確認し、着信動作に入る前に途中で切れた時は、
分岐接続された電話機2が先に回線1を掴んだと考えら
れるが、このように呼出音に反応して電話機2をフック
オフした際に、発呼側がファクシミリ装置であった場合
は、図4に示すフローチャートに従ったシーケンスによ
り、DTMF信号の監視を行い、有効なDTMF信号を
検出した際にはリレー部3を閉結し、ファクシミリ装置
3を受信動作に切り換える遠隔操作を実現できる。
【0038】この場合、ファクシミリ装置3ではCPU
35により着信があったかどうかを監視し(S40
1)、着信があった場合(S401YES)、直ちに受
信動作を開始し(S402)、その後は例えば相手機か
らの通信中断指示により通信終了処理を行って(S40
3)、一連の通信動作を終了する。
35により着信があったかどうかを監視し(S40
1)、着信があった場合(S401YES)、直ちに受
信動作を開始し(S402)、その後は例えば相手機か
らの通信中断指示により通信終了処理を行って(S40
3)、一連の通信動作を終了する。
【0039】一方、S401において、着信の確認が行
えない間、CPU35は呼出信号が停止したかどうかを
監視する(S404)。
えない間、CPU35は呼出信号が停止したかどうかを
監視する(S404)。
【0040】ここで、呼出信号停止が確認された場合
(S404YES)、次いでCPU35はDTMF識別
部33の動作を見ながらDTMF信号が検出されたかど
うかを監視する(S405)。この監視動作は、S40
6において予め設定されたタイマのタイムアウトが確認
されるまで継続される。
(S404YES)、次いでCPU35はDTMF識別
部33の動作を見ながらDTMF信号が検出されたかど
うかを監視する(S405)。この監視動作は、S40
6において予め設定されたタイマのタイムアウトが確認
されるまで継続される。
【0041】この監視中に、DTMF信号が検出された
場合、次いでCPU35はその検出されたDTMF信号
をダイヤル番号に変換し(S407)、受信データ一時
記憶部36に書き込む(S408)。
場合、次いでCPU35はその検出されたDTMF信号
をダイヤル番号に変換し(S407)、受信データ一時
記憶部36に書き込む(S408)。
【0042】次いで、この一時的に保持した受信ダイヤ
ル番号データと制御別データ記憶部37に予め登録して
ある制御別登録データと照合し(S409)、その中に
上記受信ダイヤル番号データと一致するダイヤル番号デ
ータが存在するか否かを判断する(S410)。
ル番号データと制御別データ記憶部37に予め登録して
ある制御別登録データと照合し(S409)、その中に
上記受信ダイヤル番号データと一致するダイヤル番号デ
ータが存在するか否かを判断する(S410)。
【0043】この判断において、一致する登録ダイヤル
番号データが存在する場合(S410YES)、次いで
このダイヤル番号データに該当する制御は受信動作の開
始であるか否かを判断する(S411)。
番号データが存在する場合(S410YES)、次いで
このダイヤル番号データに該当する制御は受信動作の開
始であるか否かを判断する(S411)。
【0044】ここで、該当する制御が通信動作の開始で
あることが判定されると(S411YES)、直ちにC
PU35はリレー部31を閉結して回線1に接続し、受
信動作を開始させる(S402)。
あることが判定されると(S411YES)、直ちにC
PU35はリレー部31を閉結して回線1に接続し、受
信動作を開始させる(S402)。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一の回線に分岐接続された電話機から送出されるダイ
ヤル番号を検出し、そのダイヤル番号に対応して予め登
録されている各種動作を起動する機能構成としたため、
分岐接続された電話機のオペレータが、離れた場所に設
置されているファクシミリ装置の機能設定あるいは変更
の際にわざわざその設置場所まで赴く必要性をなくすこ
とができる。
同一の回線に分岐接続された電話機から送出されるダイ
ヤル番号を検出し、そのダイヤル番号に対応して予め登
録されている各種動作を起動する機能構成としたため、
分岐接続された電話機のオペレータが、離れた場所に設
置されているファクシミリ装置の機能設定あるいは変更
の際にわざわざその設置場所まで赴く必要性をなくすこ
とができる。
【0046】また、上記電話機の使用中にファクシミリ
装置の通信動作の開始または停止を遠隔制御できること
を利用して、同一回線に分岐接続された電話機との効率
的な切り分け運用が実現できるという優れた利点を有す
る。
装置の通信動作の開始または停止を遠隔制御できること
を利用して、同一回線に分岐接続された電話機との効率
的な切り分け運用が実現できるという優れた利点を有す
る。
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置及び
その接続態様を示す図。
その接続態様を示す図。
【図2】本発明のファクシミリ装置における分岐接続電
話機からの遠隔制御動作の一例を示すフローチャート。
話機からの遠隔制御動作の一例を示すフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリ装置における分岐接続電
話機からの遠隔制御動作の別の例を示すフローチャー
ト。
話機からの遠隔制御動作の別の例を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明のファクシミリ装置における分岐接続電
話機からの遠隔制御動作の更に別の例を示すフローチャ
ート。
話機からの遠隔制御動作の更に別の例を示すフローチャ
ート。
【図5】この種のファクシミリ装置の接続態様の一例を
示す図。
示す図。
1 回線 2 電話機 3 ファクシミリ装置 31 リレー部 32 モデム部 33 DTMF識別部 34 プログラムメモリ 35 CPU 36 受信データ一時記憶部 37 制御別データ記憶部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (3)
- 【請求項1】 個々の制御動作に対応して予め割り当て
たダイヤル番号を記憶する記憶手段と、 同一の回線に分岐接続された電話機から送出されるダイ
ヤル番号を検出する検出手段と、 該検出手段により検出されたダイヤル番号と前記記憶手
段に記憶されているダイヤル番号とを照合し、両者が一
致するダイヤル番号に対応する制御動作を起動する制御
手段とを具備することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 検出手段により検出されたダイヤル番号
を、前記照合に先だって一時的に記憶する一時記憶手段
を具備することを特徴とする請求項1記載のファクシミ
リ装置。 - 【請求項3】 ダイヤル信号はDTMF信号であること
を特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5227463A JPH0787213A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5227463A JPH0787213A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0787213A true JPH0787213A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16861276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5227463A Pending JPH0787213A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787213A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007036153A1 (fr) * | 2005-09-29 | 2007-04-05 | Sinorevon Beijing Infotech Cor | Dispositif de commande dtmf et modulateur haute frequence de commande dtmf |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP5227463A patent/JPH0787213A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007036153A1 (fr) * | 2005-09-29 | 2007-04-05 | Sinorevon Beijing Infotech Cor | Dispositif de commande dtmf et modulateur haute frequence de commande dtmf |
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