JPH078682Y2 - システム天井 - Google Patents

システム天井

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JPH078682Y2
JPH078682Y2 JP1988146201U JP14620188U JPH078682Y2 JP H078682 Y2 JPH078682 Y2 JP H078682Y2 JP 1988146201 U JP1988146201 U JP 1988146201U JP 14620188 U JP14620188 U JP 14620188U JP H078682 Y2 JPH078682 Y2 JP H078682Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
air
air purifier
ceiling
lighting fixture
purifier
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988146201U
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English (en)
Other versions
JPH0268010U (ja
Inventor
渡辺  孝
芳夫 中山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、空気清浄器を備えるシステム天井に関するも
のである。
[従来の技術] テナントビル等においては全館の空調をトータルで行っ
ており、各テナントが小さい部屋に間仕切られると、各
部屋の空気清浄機能が十分に行われない。このため、各
部屋毎に必要に応じて空気清浄器を床や机上等に設置し
たり、壁に取り付けたりしていた。このように空気清浄
器を床や机上に設置すると、空気清浄器が邪魔になり、
部屋の使い勝手が悪くなる問題があり、また壁に取り付
けると、部屋の美観を損ねるという問題があった。そこ
で、このようなテナントビルではシステム天井内に空気
清浄器を設置してある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、空気清浄器をシステム天井内に設置した
場合、空気清浄器の取付が面倒になる問題があった。し
かも、空気吹出口から空気を吹き出すディフューザを備
える空気清浄器では、空気清浄器自体の重さでディフュ
ーザが倒れるという問題があり、このため空気清浄器の
取付部材を別個にシステム天井内に設ける必要があっ
た。
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、ディフューザが倒れたりせず、しか
も空気清浄器の取付部材を別個に必要とせずに、空気清
浄器を容易に取り付けることができるシステム天井を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は天井板を取り外し
て形成される埋込穴内に天井から吊設して設置される照
明器具に、空気を清浄する空気清浄器を取り付けるとと
もに、空気清浄器からの空気を吹き出すディフューザを
器具本体の周縁と枠体との間に形成される隙間に空気吹
出口を臨ませて配設してある。
[作用] 本考案は、上述のように照明器具を空気清浄器を取付部
材として用いることにより、空気清浄器の取付部材を別
個に必要とせずに、空気清浄器を容易に取り付けること
ができるようにし、しかも強固に固定された照明器具で
空気清浄器を支えることにより、ディフューザ付きの空
気清浄器であっても空気清浄器自体の重さでディフュー
ザが倒れたりすることないようにするとともに、埋込穴
内に設置される照明器具の器具本体周縁と枠体との間に
形成される隙間を、通常の空調装置用の吹出口と兼用す
ることができ、空気清浄器を配設する場合に専用の空気
吹出口を設ける必要がなく、システム天井の天井面がす
っきりし、かつ外観の見栄えが損なわれることがないよ
うにしたものである。
[実施例1] システム天井は、第2図に概略的に示す複数本の断面略
逆T字状の天井バー4aと、この天井バー4aに跨がる形で
直交して取り付けられるクロスバー4bとで格子状の枠体
4を形成し、この枠体4を天井から吊設し、上記天井バ
ー4a間に天井板2を載置して構成されている。このシス
テム天井では一部の天井板2を取り外すことにより形成
される埋込穴に照明器具1を設置してある。なお、この
照明器具1は天井から垂下された吊ボルト22で吊設して
ある。照明器具1は断面形状が下方に開口するコ字状
で、全体形状が第1図に示すようにロ字状になった器具
本体8を備え、この器具本体8の各辺毎に直管状のラン
プ7を配設してある。ランプ7の上方には第3図に示す
ように反射板14を配設してあり、さらに反射板14と器具
本体8との間の空間に安定器9を収納してある。この照
明器具1の外形は枠体4で形成された埋込穴の大きさよ
りも小さく形成して、埋込穴の縁部との間に隙間が形成
されるようにしてある。この照明器具1の回りに形成さ
れた隙間は空調装置の空気吹出口として用いられる。つ
まり、この空気吹出口にフレキシブルダクト17によって
空調装置に接続されたディフューザ18を取り付け、この
ディフューザ18から部屋内に温風あるいは冷風を送り込
む。この照明器具1の内側の空間には天井板2と略同様
の構造の内天井板3が取り付けられる。なお、この内天
井板3は取外しできるようになっている。この内天井板
3の中央には孔(図示せず)を形成してあり、この孔内
に天井から垂下されたスプリンクラー配管19の先端を挿
入し、この先端にプレート板20及びスプリンクラーヘッ
ド21を取り付ける。本実施例の空気清浄器23はディフュ
ーザ24を備え、上記照明器具1の回りに形成された隙間
である空気吹出口にディフューザ24の下端開口を臨ませ
る形で、空気清浄器23を照明器具1の器具本体8上にボ
ルト止めして固定する。この空気清浄器23では第3図の
矢印で示すように空気清浄器23の内部のファン26によっ
て一側面からシステム天井内の空気を吸い込んで、ディ
フューザ24から空気清浄器23で清浄した空気を送り出
す。上述のようにディフューザ24付きの空気清浄器23を
照明器具1の器具本体8の上に載置すると、空気清浄器
23の重量を強固に固定された照明器具1で支えることが
でき、ディフューザ24が倒れたりすることがない利点が
ある。しかも、空気清浄器23の取付用に別途取付部材を
必要とせずに照明器具1を用いて空気清浄器23を取り付
けることができ、部品点数を削減でき、取付も容易にな
る。また、照明器具1の器具本体8周縁と枠体4との間
に形成される隙間を、通常の空調装置用の吹出口と兼用
することができ、空気清浄器23を配設する場合に専用の
空気吹出口を設ける必要がなく、システム天井の天井面
がすっきりし、かつ外観の見栄えが損なわれることがな
いという利点がある。ところで、本実施例では照明器具
1の内側の空間に取り付けられる内天井板3を取り外す
ことができるので、この内天井板3を取り外して空気清
浄器23の空気をろ過するフィルタ30の交換や空気清浄器
23自体の交換を行うことができ、空気清浄器23のメイン
テナンスが容易となる利点がある(第4図参照)。つま
り、内天井板3部分を点検口として用いることができる
のである。
[実施例2] 上述の実施例の空気清浄器ではシステム天井内の空気を
吸い込んで空気吹出口から吹き出すようにしてあった
が、本実施例では照明器具1の器具本体8の天板8aに空
気流通孔としてのリターンスリット25を形成し、照明器
具1内部を通して室内の空気を空気清浄器23内に吸い込
み、空気清浄器23で清浄化した空気をディフューザ24を
介して空気吹出口から吹き出すようにしてある。このよ
うにすれば、ランプ7の熱により上昇する気流を有効に
利用して空気清浄器23内に空気を導入でき、空気清浄器
23のファン26の負荷を軽減することができる。しかも、
照明器具1内の熱せられた空気を排出できるので、ラン
プ7の管壁温度を下げることができ、ランプ効率が向上
する利点もある。
[実施例3] 本実施例では第5図乃至第7図に示すように空気清浄器
23を照明器具1の側方に配設し、空気清浄器23の下部か
ら延出された取付金具27を照明器具1の器具本体8にボ
ルト止めして、空気清浄器23を照明器具1に取り付ける
ようにしてある。このようにしても空気清浄器23が照明
器具1に固定されるので、ディフューザ24の倒れを生じ
ない。この空気清浄器23では一側面の一端側に清浄化し
た空気を吐出する開口23を設け、この開口に連通し下方
に延出されたディフューザ24を備えている。この空気清
浄器23では他端側に空気をろ過するフィルタ30が収納し
てあり、上記開口の側方に形成したフィルタ交換口31か
らフィルタの交換ができるようにしてある。なお、空気
清浄器23の下部にはファン26に電源を供給する電源端子
部29を設けてある。天井板2は矩形枠状のフレーム5
と、このフレーム5内に取着される天井材6とからな
り、上記電源端子部29が天井板2のフレーム5上に載置
してある。ところで、器具本体8の内側板の外面には、
第6図に示すようにグローランプ11を設けてあり、反射
板14はランプソケット12を取り付けるソケット台13に固
定されている。
[考案の効果] 本考案は上述のように、天井板を取り外して形成される
埋込穴内に天井から吊設して設置される照明器具に、空
気を清浄する空気清浄器を取り付けるとともに、空気清
浄器からの空気を吹き出すディフューザを器具本体の周
縁と枠体との間に形成される隙間に空気吹出口を臨ませ
て配設してあるので、空気清浄器を強固に取り付けられ
た照明器具で支えることができ、ディフューザが倒れた
りするがことなく、しかも照明器具を用いて空気清浄器
を取り付けてあるので、空気清浄器の取付用に別途取付
部材を必要とせず、部品点数を削減でき、取付も容易に
なる利点があり、しかも、照明器具の器具本体周縁と枠
体との間に形成される隙間を、通常の空調装置用の吹出
口と兼用することができ、空気清浄器を配設する場合に
専用の空気吹出口を設ける必要がなく、システム天井の
天井面がすっきりし、かつ外観の見栄えが損なわれるこ
とがないという利点がある。
また、照明器具の器具本体の天板に空気流通孔を形成
し、この空気流通孔を通して空気清浄器の空気を循環さ
せれることにより、照明器具内の熱せられた空気を排出
でき、このためランプの管壁温度を下げて、ランプ効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の要部の分解斜視図、第
2図は空気清浄器の取付後の斜視図、第3図は同上の断
面図、第4図は第2の実施例の概略的な断面図、第5図
は第3の実施例の空気清浄器の斜視図、第6図は同上を
照明器具に取り付けた状態を示す断面図、第7図は同上
の平面図である。 1は照明器具、2は天井板、8は器具本体、23は空気清
浄器、24はディフューザ、25はリターンスリット、27は
取付金具である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井から吊設され格子状に形成された枠体
    に天井板を取り付けて構成されるシステム天井であっ
    て、天井板を取り外して形成される埋込穴内に天井から
    吊設して設置される照明器具に、空気を清浄する空気清
    浄器を取り付けるとともに、空気清浄器からの空気を吹
    き出すディフューザを器具本体の周縁と枠体との間に形
    成される隙間に空気吹出口を臨ませて配設したシステム
    天井。
  2. 【請求項2】上記空気清浄器を照明器具の器具本体の天
    板に取り付けた請求項1記載のシステム天井。
  3. 【請求項3】上記空気清浄器を照明器具の側方に配設
    し、空気清浄器から延出した取付金具で空気清浄器を照
    明器具に固定した請求項1記載のシステム天井。
  4. 【請求項4】上記照明器具の器具本体の天板に空気流通
    孔を形成し、この空気流通孔を通して照明器具内部を通
    して空気清浄器の空気を循環して成る請求項2記載のシ
    ステム天井。
JP1988146201U 1988-11-09 1988-11-09 システム天井 Expired - Lifetime JPH078682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988146201U JPH078682Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 システム天井

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JP1988146201U JPH078682Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 システム天井

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Publication Number Publication Date
JPH0268010U JPH0268010U (ja) 1990-05-23
JPH078682Y2 true JPH078682Y2 (ja) 1995-03-06

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ID=31415470

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JP1988146201U Expired - Lifetime JPH078682Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 システム天井

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5196122A (ja) * 1975-02-21 1976-08-23

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JPH0268010U (ja) 1990-05-23

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