JPH0786762A - 電子機器における蓋体のロック構造 - Google Patents

電子機器における蓋体のロック構造

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JPH0786762A
JPH0786762A JP24848993A JP24848993A JPH0786762A JP H0786762 A JPH0786762 A JP H0786762A JP 24848993 A JP24848993 A JP 24848993A JP 24848993 A JP24848993 A JP 24848993A JP H0786762 A JPH0786762 A JP H0786762A
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JP
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lid
push
lock
lid body
opening
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Application number
JP24848993A
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English (en)
Inventor
Koji Shiraishi
康志 白石
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押上部材を設けても、部品点数がそのまま増
大することがなく、組立て作業の簡略化および低価格化
を図ることのできる電子機器における蓋体のロック構造
を提供する。 【構成】 押釦スイッチ4を有する機器本体1と、この
機器本体1に開閉自在に取り付けられて機器本体1の上
面を覆う蓋体6と、機器本体1に設けられて蓋体6を閉
位置でロックするロック部材21と、押釦スイッチの近
傍における機器本体1に設けられ、ロック部材21によ
る蓋体6のロックが解除されたときに蓋体6を押し上げ
る押上部材35とを備え、押釦スイッチ4のゴムシート
7を押上部材35まで延設して押上部材35の弾性部材
として兼用させた。したがって、押上部材35を設けて
も、部品点数がそのまま増大することがなく、押釦スッ
チ4と共に押上部材35を組み立てることができ、組立
て作業の簡略化を図ることができるとともに、低価格化
をも図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器における蓋
体のロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子手帳などの電子機器では、上面に表
示部および押釦スイッチが並設された機器本体を備え、
この機器本体に蓋体を開閉自在に取り付け、この蓋体で
機器本体の上面を覆うことにより表示部および押釦スイ
ッチを保護している。また、このような電子機器では、
携帯時に蓋体が勝手に開かないようにするために、蓋体
を閉じた状態でロックするロック部材を備え、使用時に
はロック部材による蓋体のロックを解除することにより
蓋体が開くようになっている。しかし、このような電子
機器における蓋体のロック構造では、蓋体に対するロッ
ク部材のロックを解除しただけでは蓋体が機器本体に密
接しているため、蓋体を開きにくいという不都合があ
る。このようなことから、従来では、ロック部材による
ロックが解除されたときに蓋体をある程度押し上げる押
上部材を設けることにより、蓋体を開き易くしたものが
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のロック構造では、押上部材を単に追加しただ
けであるから、押上部材の分だけ部品点数が多くなり、
組立て作業が煩雑で、コスト高になるという欠点があ
る。この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、押上
部材を設けても、部品点数がそのまま増大することがな
く、組立て作業の簡略化および低価格化を図ることので
きる電子機器における蓋体のロック構造を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、押釦スイッチを有する機器本体と、こ
の機器本体に開閉自在に取り付けられて機器本体の上面
を覆う蓋体と、機器本体に設けられて蓋体を閉位置でロ
ックするロック部材と、押釦スイッチの近傍における機
器本体に設けられ、ロック部材による蓋体のロックが解
除されたときに蓋体を押し上げる押上部材とを備え、押
釦スイッチは弾性シートを有し、この弾性シートを押上
部材に兼用させたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、押釦スイッチの弾性シート
を押上部材に兼用させたので、押上部材を設けても、部
品点数が押上部材の分だけそのまま増大することがな
く、しかも押釦スッチと共に押上部材を組み立てること
ができるので、組立て作業の簡略化を図ることができ、
低価格化なものを得ることができる。この場合、請求項
2に記載の如く、蓋体が開いた状態のときに押上部材の
釦部がロック部材のロック方向への動きを規制するよう
になっていれば、蓋体を閉じるときにロック部材を操作
する必要がなく、蓋体をそのまま閉じるだけでロック部
材が蓋体をロックすることができ、蓋体の開閉操作を簡
単にすることができる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して、この発明の一
実施例を説明する。図1は電子機器の外観を示す斜視図
である。この電子機器は、情報処理のできる携帯可能な
機器本体1を備えている。機器本体1の上面には装着凹
部2が設けられ、この装着凹部2内における手前側を除
くほぼ全域には上面に透明なタッチパネル3aを有する
表示装置3が配設されているとともに、装着凹部2内に
おける手前側には押釦スイッチ4が複数個(この実施例
では3個)設けられている。また、機器本体1の後端面
には、連結部材5を介して蓋体6が開閉自在に取り付け
られている。この蓋体6は、連結部材5を中心に回動し
て閉じられた際に、機器本体1の装着凹部2内に配置さ
れて表示装置3および押釦スイッチ4を覆って保護する
ようになっている。この場合、押釦スイッチ4は、図2
および図3に示すように、膨出部7aを有するゴムシー
ト(弾性シート)7と、このゴムシート7の下面に接着
されたフィルム基板8と、ゴムシート7の膨出部7a上
に設けられた釦部9と、ゴムシート7の上面に設けられ
て釦部9の上限位置を規制する保持板10とからなって
いる。そして、この押釦スイッチ4は、その下側におけ
る機器本体1内に設けられた電池収納部11の外部上面
に配設され、釦部9が機器本体1の釦孔12を通して装
着凹部2内に露出し、この露出した釦部9を押圧して膨
出部7aを弾性変形させることにより、膨出部7aの下
面に形成された可動接点7bがフィルム基板8上面に形
成された一対の固定接点8aを導通させるようになって
いる。なお、電池収納部11内には電池13が収納され
ている。
【0007】一方、押釦スイッチ4の近傍における装着
凹部2の内部と外部との境界付近の機器本体1には、開
口部20が装着凹部2の内部と外部とに跨って設けられ
ている。この開口部20内における装着凹部2の外部側
には、ロック部材21が配設されている。ロック部材2
1は、図2〜図4に示すような開閉ツマミ22を備えて
いる。開閉ツマミ22は、図4に示すように、ほぼ四角
い釦形状に形成され、その左右両側面に設けられたスラ
イド突起部23が機器本体1の開口部20の内面側にお
ける両側縁に形成されたガイド凹部20aに摺動自在に
配置され、これにより開口部20内において蓋体6に対
して接近離間する方向にスライドするようになってい
る。また、開閉ツマミ22は、図4に示すように、その
下面に設けられた支持ピン27に中間部が巻き付けられ
て両端部が開口部20を挾んで機器本体1の内面に設け
られた係止ピン28に係止されたトーションバネ29に
より蓋体6側に向けて付勢されている。この開閉ツマミ
22の上部における蓋体6側の先端部には、図2および
図3に示すように開閉ツマミ22のスライド動作に応じ
て蓋体6の先端に設けられた突起6aを係脱可能に係止
する係止部24が設けられている。また、蓋体6側の先
端部の下側には、開閉ツマミ22のスライド動作に応じ
て装着凹部2に出没し、装着凹部2内から離脱したとき
に後述する押上部材35のストッパ部38に当接する当
接部25が設けられている。さらに、開閉ツマミ22の
上面ほぼ中央には、滑止め用の突条26が設けられてい
る。そして、この開閉ツマミ22は、機器本体1の内面
に設けられた高さ調整ピン30に支持されて機器本体1
の内面に設けられた取付ピン31のねじ穴31aに螺着
するビス32で締め付けられた押え板33によって開口
部20内にスライド可能な状態で押えられている。
【0008】さらに、機器本体1の開口部20内におけ
る装着凹部2の内部側には、押上部材35が配置されて
いる。この押上部材35は、押釦スイッチ4のゴムシー
ト7と、このゴムシート7の膨出部7a上に接着などに
よって取り付けられた釦部36とからなり、この釦部3
6がゴムシート7の膨出部7aの弾性変形に応じて上下
方向に移動することにより装着凹部2内に出没するよう
になっている。この場合、ゴムシート7は押釦スイッチ
4から押上部材35まで延設されている。また、釦部3
6は、その両端部に設けられた鍔部37が開口部20の
内面側における両側縁に設けられた「コ」字状のガイド
壁20bによって上下方向にガイドされているととも
に、ガイド壁20bに設けられた規制部20cによって
上限位置が規制されている。この釦部36の開閉ツマミ
22側における側面には、釦部36が装着凹部2内に突
出したときに開閉ツマミ22の当接部25の先端面が当
接するストッパ部38が設けられている。
【0009】このような電子機器における蓋体6のロッ
ク構造では、蓋体6が閉じられて機器本体1の装着凹部
2に配置されているときには、図2に示すように、蓋体
6の下面によって押上部材35の釦部36が押し下げら
れ、ゴムシート7の膨出部7aが弾性変形して釦部36
が機器本体1内に没入し、蓋体6の突起6aがロック部
材21の開閉ツマミ22の係止部24に係止され、これ
により蓋体6が開かないようにロックされている。この
状態で、開閉ツマミ22をトーションバネ29のバネ力
に抗して蓋体6から離間する方向へスライドさせると、
図3に示すように、開閉ツマミ22の係止部24が蓋体
6の突起6aから離脱し、開閉ツマミ22による蓋体6
のロックが解除される。これと同時に、開閉ツマミ22
の当接部25も同じ方向に移動するので、当接部25は
押上部材35の釦部36のストッパ部37の上方から側
方に離脱する。これにより、釦部36が自由状態とな
り、押上部材35のゴムシート7の膨出部7aが弾性復
帰して釦部36を押し上げる。すると、釦部36は装着
凹部2内に突出して図3に示すように蓋体6を押し上げ
る。この結果、蓋体6はその先端側が装着凹部2内に浮
いた状態となり、蓋体6が開き易くなる。このように蓋
体6が押し上げられたときには、押上部材35のストッ
パ部37が開閉ツマミ22の当接部25と同じ高さにな
り、開閉ツマミ22がトーションバネ29のバネ力によ
って蓋体6側に付勢されても、開閉ツマミ22の当接部
25の先端が押上部材35のストッパ部37の先端面に
当接するので、開閉ツマミ22は蓋体6側にスライドす
ることがなく蓋体6の突起6aから係止部24が離脱し
た位置に保持されることになる。したがって、蓋体6を
閉じる場合には、開閉ツマミ22の係止部24が蓋体6
の突起6aから係止部24が離脱した状態で開閉ツマミ
22の動きが規制されているので、開閉ツマミ22を操
作しなくても、蓋体6をそのまま閉じるだけで、蓋体6
を装着凹部2内に装着してロックすることができる。す
なわち、蓋体6を装着凹部2内に配置すると、押上部材
35の釦部36が蓋体6の下面によって押し下げられ、
これによりゴムシート7の膨出部7aが弾性変形するの
で、釦部36は図2に示すように装着凹部2内から機器
本体1内に没入する。これと同時に、釦部36のストッ
パ部38が下方に移動して開閉ツマミ22の当接部25
から離脱するので、開閉ツマミ22はトーションバネ2
9のバネ力により付勢されて蓋体6側に向けてスライド
することになり、このため図2に示すように開閉ツマミ
22の係止部24が蓋体6の突起6aを係止し、蓋体6
をロックすることになる。
【0010】このように、この電子機器における蓋体6
のロック構造では、押釦スイッチ4のゴムシート7を押
上部材35まで延設してそのゴムシート7の一部を当該
押上部材35を押し上げるための弾性部材として兼用さ
せているので、押上部材35を設けても、部品点数が押
上部材35の分だけそのまま増大することがなく、しか
も押釦スッチ4と共に押上部材35を組み立てることが
できるので、組立て作業の簡略化を図ることができ、低
価格なものを得ることができる。また、このようなロッ
ク構造では、蓋体6が開いた状態のときには押上部材3
5の釦部36が装着凹部2内に突出し、この釦部36の
ストッパ部38に開閉ツマミ22の当接部25の先端が
当接して開閉ツマミ22の蓋体6側への動きを規制して
いるので、蓋体6を閉じるときに開閉ツマミ22を操作
する必要がなく、蓋体6をそのまま閉じるだけで蓋体6
を装着凹部2内に装着してロックすることができ、この
ため蓋体6の開閉操作が極めて簡単になる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、押釦スイッチの弾性シートを押上部材まで
延設させてその押上部材の弾性部材として兼用させたの
で、押上部材を設けても、部品点数が押上部材の分だけ
そのまま増大することがなく、しかも押釦スッチと共に
押上部材を組み立てることができるので、組立て作業の
簡略化を図ることができ、低価格化なものを得ることが
できる。また、請求項2記載の発明によれば、蓋体が開
いた状態のときに押上部材の釦部がロック部材のロック
方向への動きを規制しているので、蓋体を閉じるときに
ロック部材を操作する必要がなく、蓋体をそのまま閉じ
るだけで蓋体をロック部材でロックすることができ、こ
のため蓋体の開閉操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す外観斜視図。
【図2】図1の蓋体を閉じてロックした状態での要部拡
大断面図。
【図3】図2の蓋体のロックを解除した状態での要部拡
大断面図。
【図4】図1のロック構造を上下反転させて分解した斜
視図。
【符号の説明】
1 機器本体 4 押釦スイッチ 6 蓋体 7 ゴムシート 21 ロック部材 35 押上部材 36 釦部 38 ストッパ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押釦スイッチを有する機器本体と、この
    機器本体に開閉自在に取り付けられて前記機器本体の上
    面を覆う蓋体と、前記機器本体に設けられて前記蓋体を
    閉位置でロックするロック部材と、前記押釦スイッチの
    近傍における前記機器本体に設けられ、前記ロック部材
    による前記蓋体のロックが解除されたときに前記蓋体を
    押し上げる押上部材とを備え、 前記押釦スイッチは弾性シートを有し、この弾性シート
    を前記押上部材まで延設して前記押上部材の弾性部材と
    して兼用させたことを特徴とする電子機器における蓋体
    のロック構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記押上部材は、前
    記弾性シート上に釦部を有し、前記ロック部材の近傍に
    配設され、前記ロック部材によって前記蓋体がロックさ
    れている状態のときに前記釦部が前記弾性シートを弾性
    変形させて前記機器本体内に没入し、かつ前記ロック部
    材による前記蓋体のロックが解除されて前記釦部が前記
    弾性シートの弾性復帰力により前記蓋体を押し上げた状
    態のときに前記釦部が前記ロック部材のロック方向への
    動きを規制する構造であることを特徴とする電子機器に
    おける蓋体のロック構造。
JP24848993A 1993-09-10 1993-09-10 電子機器における蓋体のロック構造 Pending JPH0786762A (ja)

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