JPH07862Y2 - コンベア式冷凍装置 - Google Patents

コンベア式冷凍装置

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JPH07862Y2
JPH07862Y2 JP1987176682U JP17668287U JPH07862Y2 JP H07862 Y2 JPH07862 Y2 JP H07862Y2 JP 1987176682 U JP1987176682 U JP 1987176682U JP 17668287 U JP17668287 U JP 17668287U JP H07862 Y2 JPH07862 Y2 JP H07862Y2
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JP
Japan
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brine
belt
frozen
conveyor
conveyor type
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JP1987176682U
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JPH0182479U (ja
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隆 太田
博 宇田川
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TOYO. SS. CO., LTD.
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TOYO. SS. CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンベアベルトの下面に低温ブラインを接触
させ、ベルト上の被冷凍食品等の冷却または凍結を行な
うコンベア式冷凍装置に関する。
[従来の技術] コンベアベルト上の被冷凍食品等を冷凍室内で急冷して
凍結する従来のコンベア式冷凍装置では、コンベアベル
トの下面へ、または下面およびコンベア上の被冷凍食品
へブラインを吹き付けて行なっている。
[考案が解決しようとする問題点] 上述の冷凍装置では、コンベアベルトの下面にノズルに
より均一に低温ブラインを噴射するのは困難であり、ベ
ルト面に冷却むらが生じることから、ベルト上に載せら
れた被冷凍食品等の冷却または凍結にむらが発生するよ
うになり、冷却または凍結速度も均一にならないという
問題点がある。
本考案は、このような従来の問題点を解決するために提
案されたものであり、コンベアベルト上の被冷凍食品等
の被冷凍物を均一に冷凍でき、冷却または凍結速度にむ
らが生じることのないコンベア式冷凍装置を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために本考案によるコンベア式冷凍
装置は、被冷凍物を載せて走行するコンベアベルトの下
面側に上部開口のブライン槽を設けて、ブライン槽内の
低温ブラインをコンベアベルトの下面に接触させること
により被冷凍物の冷凍を行なうコンベア式冷凍装置にお
いて、上記ブライン槽の底板上に複数の仕切板を平行に
設けて複数の平行な分割ブライン通路を形成し、低温ブ
ラインを吐出して上記ブライン通路に均一なブラインの
流れを形成するためのノズルをこのブライン通路の一端
側に設けたことを特徴とする構成としてある。
[作用] コンベアベルトの下面に接触する均一な低温ブラインの
流れによって、コンベアベルトは均一に冷されるので、
被冷凍物に冷凍むらが生じなくなる。
[実施例] 次ぎに本考案の実施例によるコンベア式冷凍装置を図面
に基づき説明する。
第1図にはこの冷凍装置の構成が示されている。
同図で、ベルトコンベアの駆動ローラ1と従動ローラ2
との間には、無端のスチールベルト3が掛け渡されてお
り、ローラ1,2は冷凍室のたとえば外部に設けられ、ス
チールベルト3は冷凍室内外を回走するようになってい
る。またスチールベルト3の上方に配される図示しない
冷却器からは冷風をベルト3上に吹き付ける。
スチールベルト3の下方には、ベルト3の走行方向に亘
ってブライン槽4がベルト3の下面に接触して配設され
ている。上部開口のこのブライン槽4には、第2図およ
び第3図に示すように底板5にベルト3の走行方向にほ
ぼ平行な複数の仕切板6を設けて複数のブライン通路7
が形成されている。これらブライン通路7の深さは、た
とえば5〜15mm程度に形成されている。
またブライン槽4の左右には、ブライン通路7よりも深
い側溝8,8が設けられており、側溝8,8の外縁間の幅より
も広いスチールベルト3がブライン槽4上を走行する
際、これら側溝8,8内に満たされたブラインが、ベルト
の下面とブライン槽の上縁との隙間を液シールする作用
をなす。
またブライン槽4の前後には、ベルト3の走行方向前端
部に溝9が幅渡りに設けられており、後端部に排出溝10
が幅渡りに設けられている。溝9内には、吐出ノズル11
が立ち上がっており、この吐出ノズル11はたとえばブラ
イン通路7の数だけ設けられている。
なお、排出溝10は側溝8,8と接続している。
複数の吐出ノズル11は、ブラインクーラー12の吐出管13
にそれぞれ接続されている。この吐出管13の中途部には
送液ポンプ14が設けられ、またブラインクーラー12の吸
入管15の他端は排出溝10に接続されている。
これによりブラインクーラー12で冷された低温ブライン
は、送液ポンプ14で送り出されて吐出ノズル11から吹き
出され、複数のブライン通路7には均一なブラインの流
れがベルト3の走行方向と逆方向に形成されるようにな
る。この均一なブラインの流れは、走行するスチールベ
ルト3の下面に均一に接触してベルト3を冷却し、ベル
ト3上に載せられた被冷凍食品等の被冷凍物16の冷却ま
たは凍結を行なう。ブライン通路7から排出溝10に排出
されたブラインは、吸入管15を経てブラインクーラー12
内に戻され、再び冷却され循環される。
このように本考案による上記コンベア式冷凍装置では、
スチールベルト3の下にブライン通路7を設けて均一な
ブラインの流れを形成し、この均一なブラインの流れを
ベルト3の下面に接触させているので、ベルト3を均一
に冷却することができる。したがって、スチールベルト
3上に載せられて搬送される被冷凍物16を均一に冷却ま
た凍結することができ、冷却または凍結速度にむらが生
じることがない。
なお、仕切板6,6間のブライン通路7には、細かい凹凸
からなる溝を仕切板の長手方向に形成するようにしても
よい。
次ぎに第5図および第6図を参照して他の実施例を説明
する。
この実施例では、スチールベルト3の下面に、ベルト3
の走行方向とほぼ直角方向に均一なブラインの流れを形
成するようにしている。
同図で、ブライン槽4の中央部には、複数の吐出ノズル
17が前後方向に配列されており、底板5上には吐出ノズ
ル17列の左右にベルト3の走行方向とほぼ直角な複数の
仕切板18が等間隔に設けられている。また吐出ノズル17
にはブラインクーラーの吐出管13が接続されており、ブ
ラインクーラー12の吸入管15は側溝8,8に接続されてい
る。
これにより、スチールベルト3の下面には、ベルト3の
走行方向とほぼ直角なブライン通路19が仕切板18,18間
に形成されるようになり、ブライン通路19を流れる均一
な低温ブラインがベルト3の下面に接触するようにな
る。
また、第7図に示すさらに他の実施例では、ベルト3の
走行方向と斜めに交鎖する複数の仕切板20が、前後方向
の吐出ノズル17列の左右に等間隔に設けられており、仕
切板20間にベルト3の走行方向に対して斜めのブライン
通路21が形成されている。そして、これらブライン通路
21を流れる均一な低温ブラインが、スチールベルト3の
下面に接触するようになる。
また、第8図および第9図に示すさらに他の実施例で
は、ブライン槽4の前後中央部の左右方向に吐出ノズル
22,23が並設されており、吐出ノズル22,23のそれぞれの
前後方向には仕切板24,25がそれぞれ等間隔に設けられ
ている。しかして吐出ノズル22,23にはブラインクーラ
ー12の吐出管13がそれぞれ接続されており、ブラインク
ーラー12の吸入管15はブライン槽4の前端部および後端
部の溝26,27に接続されている。
これにより吐出ノズル22,23の前後方向に形成されたブ
ライン通路28,29に、ベルト3の走行方向および逆方向
に均一な低温ブラインの流れが形成されるようになり、
この均一なブラインの流れがベルト3の下面に接触する
ようになる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば被冷凍物を搬送す
るコンベアベルトの下面側に均一な低温ブラインの流れ
を形成して、ブラインをベルト下面に接触させるように
しているので、コンベアベルトが均一に冷されるように
なる。
したがって、コンベアベルト上の被冷凍物の冷却または
凍結を均一に行なえるようになり、従来のような冷却ま
たは凍結速度のむらが生じない。
また、ブライン槽内のブライン流路が分割ブライン通路
でないものであると、ブラインに偏流が生じて均一な冷
却または凍結ができないので、偏流を生じにくくするに
は送液ポンプに大動力のものを使用してブラインの流速
を大なるものにしなければならないが、このようにする
と送液ポンプがブラインに熱負荷を与えてしまう。
しかし、本考案の装置では仕切板により分割ブライン通
路を設けてあるので、ブラインは流速が小であっても偏
流が生じにくく、送液ポンプに低動力のものを使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるコンベア式冷凍装置の
構成図、第2図は上記コンベア式冷凍装置に用いられる
ブライン槽の平面図、第3図は第2図のIII-III線断面
図、第4図は第2図のIV-IV線断面図、第5図は他の実
施例のコンベア式冷凍装置に用いられるブライン槽の平
面図、第6図は第5図のVI-VI線断面図、第7図はさら
に他の実施例のコンベア式冷凍装置に用いられるブライ
ン槽の平面図、第8図はさらに他の実施例のコンベア式
冷凍装置に用いられるブライン槽の平面図、第9図は第
8図の冷凍装置の構成図である。 図中 1……駆動ローラ、2……従動ローラ 3……スチールベルト、4……ブライン槽 5……平板、6,18,20,24,25……仕切板 7,19,21,28,29……ブライン通路 8……側溝、9,26,27……溝 10……排出溝、11,17,22,23……吐出ノズル 12……ブラインクーラー、13……吐出管 14……送液ポンプ、15……吸入管 16……被冷凍物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被冷凍物を載せて走行するコンベアベルト
    の下面側に上部開口のブライン槽を設けて、ブライン槽
    内の低温ブラインをコンベアベルトの下面に接触させる
    ことにより被冷凍物の冷凍を行なうコンベア式冷凍装置
    において、上記ブライン槽の底板上に複数の仕切板を平
    行に設けて複数の平行な分割ブライン通路を形成し、低
    温ブラインを吐出して上記ブライン通路に均一なブライ
    ンの流れを形成するためのノズルをこのブライン通路の
    一端側に設けたことを特徴とするコンベア式冷凍装置。
JP1987176682U 1987-11-18 1987-11-18 コンベア式冷凍装置 Expired - Lifetime JPH07862Y2 (ja)

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JP1987176682U JPH07862Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18 コンベア式冷凍装置

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JP1987176682U JPH07862Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18 コンベア式冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0182479U JPH0182479U (ja) 1989-06-01
JPH07862Y2 true JPH07862Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31468399

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JP1987176682U Expired - Lifetime JPH07862Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18 コンベア式冷凍装置

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JP6480656B2 (ja) * 2013-12-16 2019-03-13 株式会社イズミフードマシナリ 冷菓製造装置

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JPH0182479U (ja) 1989-06-01

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