JPS6020671B2 - 食品の急速冷凍法およびその装置 - Google Patents

食品の急速冷凍法およびその装置

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JPS6020671B2
JPS6020671B2 JP198478A JP198478A JPS6020671B2 JP S6020671 B2 JPS6020671 B2 JP S6020671B2 JP 198478 A JP198478 A JP 198478A JP 198478 A JP198478 A JP 198478A JP S6020671 B2 JPS6020671 B2 JP S6020671B2
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JP
Japan
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freezing
food
frozen
steel belt
brine
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JP198478A
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JPS5495047A (en
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錦房 加藤
直志 板垣
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Resonac Gas Products Corp
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Showa Tansan Co Ltd
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/30Quick freezing

Landscapes

  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は夜食品又は包装食品で代表される被冷凍物の
急速冷凍法及びその装置に関するものであり、以下、単
に食品と表現する。
近年、食品の冷凍(冷却と凍結を含めた意味)は保存と
いう立場から最も重要視されており、種々の方法が採用
されている。
しかしながら、食品は保存と同時に品質保持の面も特に
重要視しなければならないことであり、この意味で冷却
・凍結は急速冷却・凍結が最も好ましい方法である。従
釆工業的に採用されている食品の凍結方法には次のよう
な方法が挙げられる。又食品の冷却方法は滞留時間を短
かくしたり、冷凍要素の温度を上げて行なわれる。1
空気凍結方法 −20〜一30qoの静暦空気中に被凍結食品を入れて
凍結させる方法であって、凍結には1〜2日間を要する
ため、品質面で好ましくない短所を有する。
2 送風凍結方法 −25〜一40qoの冷凍庫内にファンにより3〜5の
/secの冷風を循環させる方法であって、熱伝達率が
空気凍結方法により優れるため、凍結に要する時間は数
時間から十数時間に短縮される。
またベルト、レール、トレー等の輸送機械の組合せによ
り連続式も可能であるが、設備費が高くなり、かつ急速
凍結も困難である等の短所を有する。3 半送風凍結法 上記1及び2項の方法の中間による方法であって、性能
も中間の長短所を有する。
4 接触凍結法 低温にした板体間に食品を挟んで凍結する方法であり、
フラットは油圧装置によって作動させる。
この方法は固体と固体の接触なので熱伝達率が良く急速
凍結も可能であるが、作業性が著しく悪い短所を有する
。5 二次冷煤液凍結法 ィ 浸糟凍結法 冷却されたブラィン中に被凍結食品を浸す方法であるが
、ブラインが食品へ移行したり、ブラィンが汚染される
この方法は特殊な食品にしか利用できない。ロ 噴射式
凍結法 液化ガスを被凍結食品に噴き付けて凍結する方法で、例
えば液化窒素−196C0、液化炭酸ガス−78.90
0の低温の液化ガスを使用するために、急速凍結という
点からは理想的な方法である。
一般に食品lkg凍結するのに液化ガスlk9を使用し
、しかも冷煤の回収が困難なため、凍結コストが高く、
比較的高価な食品にしか使用できない。上記せるように
、食品冷凍方法においては、機Z械式冷凍機を使用する
方式と液化ガスを使用する方式に大別される。
機械式冷凍機を使用する方式においては、設備費は大で
あるが、ランニングコストが安く、また液化ガスを使用
する方式においては、設備費が安いが、ランニングコス
トが高い。このため多くの食品の冷凍には機械式冷凍機
による方式が採用されているのが実情である。しかしな
がら「機械式冷凍機は性能上、経済的な低温が−40〜
一5000が限度であり、急速冷凍の作業性に乏しい。
近時、経済性が高く操作が簡便である食品の冷凍装置と
して、スチールコンベアの下部をプラィン又は冷凍機な
どの冷凍要素で冷凍し「ベルト上に食品を連続的に流し
ながら冷凍させる方法及び装置が開発されている。
この具体化された装置は、スチールベルト式接触冷凍装
置と呼ばれている。この装置に従えば、従来の接触冷凍
方式の短所である作業性の悪さを著しく向上させると共
に、接触冷凍方式の長所である熱伝達率の良さを生かし
得るために〜比較的薄い食品の急速冷凍に採用されてい
る。しかしながら、厚さが25豚以上の厚い食品におい
ては、食品の下側だけから冷凍されるために、冷凍に長
時間を要し、急速冷凍が困難となる欠点を有しいる。こ
の発明は、上記スチールベルト式接触冷凍装置による冷
凍法及びその装置に着目し、その接触冷凍法の欠点を改
善して技術的にも経済的にも採用し得る食品の急速冷凍
をする方法及びその装置を提供することを意図して開発
したものである。
この発明の方法及び装置は、その具体化した添附図によ
り容易に理解されるであろう。以下、添附図を参照しな
がら、この発明を説明する。
第1図はこの発明の概要図であり、急速冷凍用冷嫌とし
て液化窒素を用いた例を示している。
図において、1はスチールベルトであって、このベルト
は二つの回転ドラム2, 3に無端状に張架され、一つ
の回転ドラム3は変速機付電動機4との回転伝達機素(
例えば、ベルト、チェーン等)によって駆動されてスチ
ールコンベアに構成される。スチールベルトーは矢印方
向に移動される。スチールコンベア上に戦直された食品
5は上側スチールベルト1の上部に覆設された断熱カバ
ー6内に移動される。この食品は、液化窒素貯槽(図示
省略)に接続される配管7により導入された液化窒素が
電磁弁8を経て噴射ノズル9より微細なミスト状に蹟霧
され、この液化窒素によりその食品の上部表面が急速に
冷凍される。このミスタト状に液化窒素を階愛させる領
域(添合A)内を−60〜一150oCに保つために〜
バッフル板1 0が断熱カバー6内に華設される。この
バッフル板は自由に角度が調整できるように構成され、
気化した窒素ガス流をバッフル板取付部以後の占める鎖
0城(添字B)に有効に導き働きをする。領域Aで気化
した液化ガスの顕熱を有効に利用するために、領域Bに
はファン1亀が1個以上装備されている。
領域B内を流通した窒素ガスは排気ダクト亀2の先部に
設けられたブロワー(図示タ省略)によって吸引される
。13は吸引ガス量の調整のために穿たれた空気取入口
であって〜ダンパーi4によって吸引ガス量が調整され
る。
領域Bの占めるスチールベルト面下に、ブラィンヘッダ
ー15が水平に架設され、このへッダ−0の上側部位に
、複数個のブラィンスブレーノズル亀6が配設され、噴
射されるブラィンによってスチールベルトが冷され〜領
域Aで上部表面が冷凍された食品はベルトの移動に伴っ
て下側面より急速に冷凍される。スチールベルトを冷却
したブラタィンはへツダー15の下側に設けられたブラ
イン受皿17を経てブラィン取出口亀8から熱交換器1
9に導かれる。熱交換器では冷凍機20よりブライン温
度を−30〜一5000になし、ブライン加圧ポンプ2
1で加圧される。0 このように〜一つの装涜で食品の
全面が急速に冷凍されるために、厚い食品を急速冷凍す
ることができ、作業性が著しく向上する。
上記の作用効果は液化炭酸ガスを用いても同様に行なわ
れるものであり「 また包装食品について他の液化ガス
を使用しても同様に遂行され得る。第2図は急速冷凍用
冷蝶としてドライアイススノー(粉末ドライアイス)を
用いて食品の急速冷凍を行なう方法であって、第1図に
示される要素を同一符号のものは同様に表わされる。
液化炭酸ガス貯槽(図示省略)に接続する配管22によ
り導入される液化炭酸ガスは電磁弁23を経てドライア
イススノー生成用ホーン(又はノズル)24により生成
されたドライアイススノーを食品上部表面に散布する。
このスノーと食品との固体どうしの熱交換により急速に
食品の上部表面は冷凍され、ドライアイススノーは急速
に昇華して炭酸ガスになる。領域A内で昇華されなかっ
たドライアイススノーは領域B内に1個以上設けられた
ファン11によって強制的に昇華される。領域Aを出た
食品は領域B内でスチールベルトの下面部をブラィンで
冷却されるスチールベルトによって下面部が急速に冷凍
される。上記の方法及び代表的な装置例において、領域
A内で食品の上部表面を急速冷凍し、領域B内で食品の
下部面を急速冷凍して食品全体を冷凍することが採用さ
れている。
ここで、領域Aの下部までブラインヘツダー15を延長
させて食品の表裏両面を同時に急速冷凍することも考え
られるが、次の点を考慮すると上記のように領域AとB
におけるコ既急速冷凍が望ましい。
すなわち、領域A内は−60〜一150午○と極めて低
温に保たれており、特にミスト状液化窒素との接触面は
−196こ Cにもなる。
このため食品から熱を奪うと共に、ブラィンからも熱を
奪い、液化ガスの消費量を増加させ、それだけ不経済と
なる。スチールベルト上に戦遣される食品どうしの間隙
がほとんど無い場合には上記欠点は解決されるが、食品
の形状が限定される。また間隙の無いようにスチールベ
ルト上に食品を戦層する装置が必要となり、汎用急速冷
凍装置としては領域A内で食品の上部、領域8内で食品
の下部を冷凍することが望ましい。次に、この発明の実
施結果の一例を示し、効果を明確にする。
第3図は急速凍結用冷煤としての液化ガス又はドライア
イススノーを使用しないで、領域B内で急速凍結した場
合のデ−夕であり、タラ切身(厚さ25柵)の凍結曲線
である。
ブラィン温度−4000でタラ切身の各部位の温度曲線
は、符号aは切身の下面、bは中心、cは上面を夫々表
わす。図に見られるように、切身の上面と下面との温度
の下り方には双方に著しい差があることがわかる。この
差異は品質にも同機に影響し、官能検査の結果によれば
双方に品質の差があることが確認された。第4図は本発
明によるののデータ一であり、液化窒素を併用したほか
は、第3図の説明に従うものである。
図に見られるように、切身の凍結に要する時間が第3図
に示される時間の半分に短縮され、また各部位共、最大
氷結晶生成帯を通る時間が短か〈、しかも凍結されたタ
ラ切身は液化窒素のみで凍結した切身と同等の品質であ
り、かつ液化窒素の消費量は製品lk9に対し0.2k
gであった。
このように、この発明の方法及び装置に従えば、凍結に
要する時間の大幅な短縮が図られ、かつ食品の品質の均
一が図られると共に、極めて経済的となり得る等の利益
をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の装置を示す概要図、第3図
及び第4図は実施結果を示す図表である。 図中の符号は次のものを表わす。 1・・・・・・スチ−ルベルト、5・・・・・・食品、
6・・・・・・断熱カバー、9・・・・・・液化ガス噴
射ノズル、10・・・・・・バッフル板、15……ブラ
インヘツダ−、16……ブラインスプレーノズル、24
・・・・・・ドライアイススノー生成用ホーン。 鰭/滋 第2図 篭3図 繁4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無端状スチールベルトによつて移動する被冷凍物に
    液化ガスの噴射又はドライアイススノーを散布させて被
    冷凍物の上部表面部を急速冷凍した後、次いでスチール
    ベルトの下面部を冷凍要素で冷凍させて該被冷凍物の下
    面部を急速冷凍することを特徴とする食品の急速冷凍法
    。 2 相対向する回転ドラムにスチールベルトを無端状に
    張架し、該スチールベルトの上部に断熱カバーを覆設し
    、被冷凍物の搬入側部位に液化ガス噴射装置もしくはド
    ライアイススノー生成装置を設け、更にスチールベルト
    面下部に冷凍要素を装備したなる食品の急速冷凍装置。
JP198478A 1978-01-13 1978-01-13 食品の急速冷凍法およびその装置 Expired JPS6020671B2 (ja)

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