JPH0786188A - 搬送室及びそのクリーニング方法 - Google Patents

搬送室及びそのクリーニング方法

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JPH0786188A
JPH0786188A JP25468293A JP25468293A JPH0786188A JP H0786188 A JPH0786188 A JP H0786188A JP 25468293 A JP25468293 A JP 25468293A JP 25468293 A JP25468293 A JP 25468293A JP H0786188 A JPH0786188 A JP H0786188A
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JP
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gas
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transfer chamber
cleaning
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JP25468293A
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Hideki Ri
秀樹 李
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送室を解体することなく、そのままの状態
で内部を構成部材を損ねるこなく完全にクリーニングす
ることができる搬送室を提供する。 【構成】 本搬送室は、半導体ウエハ8を搬送する第
1、第2搬送装置9、23を収納する第1、第2搬送室
4、16において、これらの搬送室4、16にガス供給
口4A、25A及びガス排気口4B、25Bを設け、各
ガス供給口4A、25Aにクリーニングガス供給系35
を接続し、このクリーニングガス供給系35から第1、
第2搬送室4、16内にClF3ガスを供給し、このC
lF3ガスにより第1、第2搬送室4、16の内部に付
着した付着物をクリーニングするように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送室及びそのクリー
ニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近半導体集積回路素子は益々高集積化
されて来ており、その集積度が64MDRAMから25
6MDRAMの世代に入りつつある。そのため配線構造
の多層化及び微細化が一層顕著になって来ている。この
ように配線構造が多層化するに従って配線工程のステッ
プが増加し、配線工程の効率化及び防塵対策が従来以上
に問題になって来ている。また、配線構造の微細化が進
むに従って、従来のアルミニウム(Al)配線ではマイ
グレーション断線などが問題となり、Alに代わる材料
としてタングステン(W)などのマイグレーション耐性
に優れた金属が配線材料として種々検討されている。ま
た、配線構造の多層化が進むに従ってコンタクトホー
ル、ビアホールなどの埋め込みについても材料面など種
々検討されている。更に、被処理体の大口径化及び多層
化に伴って各層でのカバレッジ性も重要になって来る。
【0003】例えばタングステンを配線膜として成膜す
る場合には、カバレッジ性に優れたCVD法によるブラ
ンケットW配線が検討されている。このブランケットW
による配線膜は剥がれ易い欠点があり、それ故パーティ
クルを発生し易い難点があるため、その防止策として窒
化チタン(TiN)などの密着層を下地層として設ける
方法が採られている。このTiNは従来はスパッタ法に
より成膜していたが、スパッタ法ではアスペクト比の高
いホール底部でのカバレッジ性に限界があるため、Ti
Nについてもカバレッジ性に優れたCVD法による成膜
が検討されている。
【0004】また、コンタクトホール、ビアホールの埋
め込みにはブランケットWあるいは、表面の金属被膜な
どの化学的性質を利用してタングステンを選択的に埋め
込む選択Wが検討されている。ブランケットWによる埋
め込みは、TiNからなる密着層の形成、ブランケット
W、及びエッチバックをなど多くの工程が必要で、コス
ト的に高くなるため、電流密度の高い特定の半導体集積
回路素子の配線に対して適用する傾向にある。一方、選
択Wによる埋め込みは、ホール部を選択的に埋め込むこ
とができるため、密着層を必要とせず、多層配線が簡単
でコスト的に有利である。そのため、埋め込みを選択W
で行ない、配線をスパッタAlによる方法が検討されて
いる。
【0005】また、配線構造の微細化に伴って水平方向
での配線層の間隔が狭くなり、このギャップを埋め込む
ための工程も各配線層について必要になり、配線構造の
微細化に伴って配線工程には益々多くの工程が必要にな
って来ている。
【0006】いずれにしてもこのように半導体集積回路
素子が多層化、微細化するに連れて配線工程が複雑にな
り、より多くの工程が必要になって来ている。そして、
これらの工程ではカバレッジ性に優れたCVD法による
メタル成膜及び埋め込み、あるいは必要に応じてスパッ
タ法によるメタル成膜などを適宜組み合わせた処理装置
を開発する必要に迫られている。しかも、配線工程では
複数のメタル成膜、埋め込み工程を伴う関係上、配線工
程全体の高スループット化、及び各工程間でのパーティ
クルなどからの汚染を極力抑制する必要があり、これら
の課題を一つ一つ解決しながら今後の256MDRAM
でも64MDRAM以下のものと同様の品質を保証する
と共に生産性の向上の図る必要がある。
【0007】さて、このように配線構造が多層化、微細
化して来ると配線構造がクォータミクロンレベルに達
し、パーティクル等からの汚染防止が極めて重要で難し
くなって来る。被処理体のパーティクル等による汚染に
は、クリーンルームでの汚染と、クリーンルーム内に設
置された搬送室及び処理室での汚染が考えられる。前者
の汚染はクリーンルームの無人化の促進などにより激減
し、今後の64MDRAM以上の高集積化に対応するク
リーン度が達成できるようになって来ている。従って、
これからは前者のクリーンルームでの汚染よりも寧ろ後
者の搬送室及び処理室での汚染が重要課題になってい
る。つまり、64MDRAMから256MDRAMレベ
ルの半導体集積回路素子の製造では、それ以下のレベル
のものと比較して搬送室及び処理室でのクリーン度が相
対的に益々低下し、金属系等のパーティクルの90%は
処理装置内部で発生するとの報告がある。
【0008】例えば配線処理を行なう処理室ではそれぞ
れの成膜処理に伴って被処理体のみならず、処理室内部
で被処理体を支持するサセプタや電極なども同時に成膜
され、更に処理室内周面にも成膜が行なわれ、これらが
いずれは剥離してパーティクルとして浮遊したり、処理
室の底面に堆積することになる。また、搬送室では搬送
装置の駆動部からパーティクルが発生すると共に搬送時
の被処理体のスリップなどによりパーティクルが発生し
て浮遊し、底部に堆積することになる。あるいは成膜時
のプロセスガスが十分に反応せず、反応途上の生成物が
被処理体に付着し、生成物が搬送過程で搬送室や他の処
理室へ搬入され、クロスコンタミネーションを起こす。
これらの生成物は徐々に搬送室の底部などに堆積するこ
とになる。そして、搬送室内の搬送装置の駆動時に発生
する気流などによりパーティクルが浮遊し、これらのパ
ーティクルが被処理体表面を汚染して歩留りを低下させ
ることになる。況して、配線構造の多層化により搬送工
程が益々多くなり、搬送室内で浮遊するパーティクルが
被処理体の処理に甚大な影響を与え兼ねない。そのた
め、従来から搬送室については極力発塵性のない材料に
より搬送室内の搬送装置の駆動部等を構成することによ
り、パーティクルの発生を防止している。
【0009】一方、配線工程をより効率良く行なう処理
装置として複数の処理を一貫して連続処理するマルチチ
ャンバー処理装置が注目されている。このマルチチャン
バー処理装置は、複数の成膜処理装置、埋め込み処理装
置を組み合わせてモジュール化した装置で、所定の真空
下で成膜等の処理を行なう複数の処理室と、これらの処
理室へ被処理体を搬送する搬送装置を有する搬送室と、
この搬送室との間で真空予備室を介して被処理体を搬
入、搬出するカセット室とを備え、各処理室で1枚ずつ
連続的に成膜処理、埋め込み処理などを行なうように構
成された、いわゆる枚葉処理装置である。このマルチチ
ャンバー処理装置では、各処理室でCVDあるいはスパ
ッタなどにより成膜処理を行なった後、これらの処理室
と同様の真空度に保たれた搬送室内の搬送装置を介して
連続的に次の処理室へ搬送し、連続的に成膜処理を行な
うことができ、複数の処理を効率良く行なうことができ
るため、スループットを高めることができる。また、各
処理工程を結ぶ搬送室が真空に保たれているため、被処
理体をクリーンな環境下で搬送することができ、被処理
体を各処理工程での処理状態をそのまま維持することが
でき、各処理の再現性を高めることができる。更にま
た、このマルチチャンバー処理装置は、多層配線の処理
内容に応じて処理室を適宜組み合わせることができ、処
理設計に高い自由度を有している。
【0010】このようなマルチチャンバー処理装置であ
っても、この搬送室及び処理室からの発塵は本質的に避
け難いものがあり、従来から搬送室及び処理室で発生す
るパーティクルに起因する汚染に対しては、所定回数の
成膜処理などが終了する度に処理室内をクリーニングし
てパーティクル等の汚染物を除去することによって被処
理体の汚染をなくすようにして来た。そのクリーニング
方法としては、装置自体を解体し、汚染物を洗浄したり
拭き取ったりする方法がある。しかし、この方法は、搬
送室及び処理室をそれぞれ解体するためクリーニングに
多大な時間を要し、稼動効率が著しく低下するため、得
策ではない。そこで、装置を解体することなく、処理室
内でNF3ガスなどのクリーニングガスをプラズマ化し
てサセプタ、電極などに形成された被膜あるいは付着し
たパーティクルなどをエッチングにより除去する方法も
ある。この方法は、装置自体を解体せずにクリーニング
できるため、クリーニング時間を短縮することができ、
しかも稼動時の状態のまま簡便に行なうことができるた
め、クリーニング方法としては有効な方法である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、NF3
ガスなどのプラズマを利用して処理装置内をクリーニン
グする従来の方法では、プラズマがサセプタ、電極及び
その近傍までしか発生しないため、プラズマ化した活性
ガスによってクリーニングできる範囲はサセプタ、電極
及びこれらの近傍に限られ、プラズマの及ばない、処理
室の底部などはクリーニングできないことは勿論のこ
と、搬送室に至っては全くクリーニングすることができ
ず、搬送室をそのまま放置すれば、いずれは上述のよう
に搬送室内にパーティクル等が堆積するため、搬送室を
解体してその内部をクリーニングせざるを得ないという
課題があった。
【0012】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、搬送室を解体することなく、そのままの状
態で内部を構成部材を損ねるこなく完全にクリーニング
することができ、64MDRAM以上の半導体集積回路
素子の製造時に問題となるパーティクルなどの汚染源を
除去できる搬送室及び搬送室のクリーニング方法を提供
することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の搬送室は、被搬送体を搬送する搬送装置が設られた搬
送室において、上記搬送室の内部をクリーニングするC
lF3ガスを供給するクリーニングガス供給手段を上記
搬送室に設けたものである。
【0014】また、本発明の請求項2に記載の搬送室
は、少なくとも一つの真空処理可能な処理室に連通可能
に接続され、この処理室との間で被搬送体を搬送する搬
送装置が設けられた搬送室において、上記搬送室の内部
をクリーニングするClF3ガスを供給するクリーニン
グガス供給手段を上記搬送室に設けたものである。
【0015】また、本発明の請求項3に記載の搬送室
は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上
記搬送室に真空排気可能な排気手段を設けたものであ
る。
【0016】また、本発明の請求項4に記載の搬送室
は、少なくとも一つの成膜処理可能な成膜室に連通可能
に接続され、この成膜室との間で成膜処理前後の被搬送
体を搬送する搬送装置が設けられた搬送室において、上
記搬送室の内部をクリーニングするClF3ガスを供給
するクリーニングガス供給手段及びこのクリーニングガ
ス供給手段からのガスを排気する排気手段を上記搬送室
にそれぞれ設けたものである。
【0017】また、本発明の請求項5に記載の搬送室
は、請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の発明に
おいて、上記ClF3ガスを不活性ガスにより希釈した
ものである。
【0018】また、本発明の請求項6に記載の搬送室の
クリーニング方法は、少なくとも一つの真空処理可能な
処理室に連通可能に接続され、この処理室との間で被搬
送体を搬送する搬送装置が設けられた搬送室の内部をク
リーニングする方法において、少なくとも一つの処理室
内で上記被搬送体に真空処理を施し、処理後の上記被搬
送体を上記搬送装置を介して上記処理室から外部へ搬送
した後、上記搬送室内にClF3ガスを供給し、このC
lF3ガスにより搬送室の内部に付着した付着物をクリ
ーニングするようにしたものである。
【0019】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、Cl
3ガスをクリーニングガス供給手段によって搬送室に
供給すると、このClF3ガスが搬送室の内部、即ち搬
送室の内面及び搬送装置などの付着物と反応し、この時
の反応熱で更にClF3ガスが活性化され、この活性化
したClF3ガスと付着物との反応が促進されて搬送室
の内部に付着した付着物を除去することができる。
【0020】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、少なくとも一つの処理室から成膜後の被搬送体を
搬送室内の搬送装置を介して外部へ搬出した後、ClF
3ガスをクリーニングガス供給手段によって搬送室に供
給すると、このClF3ガスは搬送室及びこの搬送室に
接続された少なくとも一つの処理室内に行き渡り、この
ClF3ガスが搬送室及び処理室の内部の付着物と反応
し、この時の反応熱で更にClF3ガスが活性化され、
この活性化したClF3ガスと付着物との反応が促進さ
れて搬送室及び処理室の内部に付着した付着物を除去す
ることができる。
【0021】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
上記搬送室に真空排気可能な排気手段を設けたため、搬
送室内を真空引きしながら排気手段をもClF3ガスに
よりクリーニングすることができる。
【0022】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、少なくとも一つの成膜室から成膜後の被搬送体を
搬送室内の搬送装置を介して外部へ搬出した後、ClF
3ガスをクリーニングガス供給手段によって搬送室に供
給すると、このClF3ガスは搬送室及びこの搬送室に
接続された少なくとも一つの成膜室内に行き渡り、この
ClF3ガスが搬送室及び成膜室の内部の付着物と反応
し、この時の反応熱で更にClF3ガスが活性化され、
この活性化したClF3ガスと付着物との反応が促進さ
れて搬送室及び成膜室の内部に付着した付着物を除去す
ることができる。
【0023】また、本発明の請求項5に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の発明
において、上記ClF3ガスを不活性ガスにより希釈し
たため、上記搬送室などの内部をクリーニングする際
に、不活性ガスによりClF3ガスによる搬送装置など
の損傷を軽減することができる。
【0024】また、本発明の請求項6に記載の発明によ
れば、少なくとも一つの処理室から真空処理後の被搬送
体を搬送室内の搬送装置を介して外部へ搬出した後、C
lF3ガスをクリーニングガス供給手段によって搬送室
に供給すると、このClF3ガスは搬送室及びこの搬送
室に接続された少なくとも一つの処理室内に行き渡り、
このClF3ガスが搬送室及び処理室の内部の付着物と
反応し、この時の反応熱で更にClF3ガスが活性化さ
れ、この活性化したClF3ガスと付着物との反応が促
進されて搬送室及び処理室の内部に付着した付着物を除
去することができる。
【0025】
【実施例】以下、図1〜図5に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。本実施例では図1に示すように、搬送
室がマルチチャンバー処理装置の一部を構成する場合に
ついて説明する。即ち、本実施例の搬送室が組み込まれ
たマルチチャンバー処理装置は後述するように所定の真
空下で熱CVDなどによりタングステンなどのメタル成
膜処理などを行なう3つの処理室1、2、3を備えてい
る。これらの処理室1、2、3は、図1に示すように、
略矩形状に形成された本発明の実施例である第1搬送室
4の3箇所の側面にゲートバルブ5、6、7を介して接
続され、これらのゲートバルブ5、6、7を開放するこ
とにより第1搬送室4と連通し、これらを閉じることに
より第1搬送室4から遮断できるように構成されてい
る。また、この第1搬送室4は、後述の第2搬送室と同
様に真空排気可能な気密室として構成されている。ま
た、この第1搬送室4内には各処理室1、2、3へ被搬
送体、例えば半導体ウエハ8を搬送する搬送装置9を備
えている。この搬送装置9は、第1搬送室4の略中央に
配設されており、屈伸可能に構成されたアーム9Aを有
し、このアーム9Aに半導体ウエハ8を載せて半導体ウ
エハ8を搬送するように構成されている。更に、この第
1搬送室4の底面には図1に示すようにガス供給部とし
てガス供給口4Aが形成され、このガス供給口4Aはク
リーニングガスを供給する後述のクリーニングガス供給
系35へ接続されている。また、このガス供給口4Aか
ら供給されたクリーニングガスは第1搬送室4の底面に
ガス排気手段として形成されたガス排気口4Bから排気
するように構成されている。また、この第1搬送室4の
残りの一側面にはゲートバルブ10、11を介して2つ
の後述する真空予備室12、13がそれぞれ連通可能に
並設され、これらの真空予備室12、13はゲートバル
ブ10、11を開放することにより第1搬送室4に連通
し、これらのゲートバルブ10、11を閉じることによ
り第1搬送室4から遮断できるように構成されている。
従って、所定の真空雰囲気下で第1搬送装置9により半
導体ウエハ8を例えば真空予備室12から所定の処理室
へ移載し、この処理室内で所定の成膜処理などを行なっ
た後、その処理室から第1搬送装置9を介して順次他の
処理室へ移載してそれぞれの処理室で所定の処理を終了
した後、再び他の真空予備室13へ移載するように構成
されている。
【0026】これらの各真空予備室12、13は、ゲー
トバルブ10、11に対向する側で、ゲートバルブ1
4、15を介して本発明の他の実施例である第2搬送室
16に連通可能に接続され、これらのゲートバルブ1
4、15を開放することにより第2搬送室16と連通
し、これらを閉じることにより第2搬送室16から遮断
できるように構成されている。また、この第2搬送室1
6の左右両側面にはゲートバルブ17、18を介してカ
セット19を収納するカセット室20、21が連通可能
に接続され、これらのカセット室20、21は、ゲート
バルブ14、15を開放することにより第2搬送室16
と連通し、これらを閉じることにより第2搬送室16か
ら遮断できるように構成されている。また、第2搬送室
16内には左右のカセット室20、21間の中央に位置
させた第2搬送装置23が配設され、この第2搬送装置
23により真空予備室12、13とカセット室20、2
1間で半導体ウエハ8を移載するように構成されてい
る。更に、この第2搬送装置23と真空予備室12、1
3の間には半導体ウエハ8のオリエンテーションフラッ
トにより半導体ウエハ8の位置決めをする位置決め装置
24が配設され、この位置決め装置24により一旦位置
決めした後、第2搬送装置23により真空予備室12へ
半導体ウエハ8を移載するように構成されている。
【0027】また、第2搬送室16は室内に窒素ガス等
の不活性ガスを供給し、そのガス圧を大気圧に調整して
保持する気圧調整装置(図示せず)とを備え、この気圧
調整装置によって大気圧に調整された窒素ガス中で、第
2搬送装置23を用いてカセット室20、21内のカセ
ット19と真空予備室12、13の間での半導体ウエハ
8を搬送するように構成されている。また、この第2搬
送室16はクリーニング時に所定の真空度を保持できる
ように構成されている。
【0028】また、この第2搬送室16の底面にはガス
供給部としてガス供給口25Aが形成され、このガス供
給口25Aは例えば配管33を介してクリーニングガス
を供給するクリーニングガス供給手段として設けられた
クリーニングガス供給系35へ接続されている。そし
て、このガス供給口4Aから供給されたクリーニングガ
スは第2搬送室16の底面にガス排気手段として形成さ
れたガス排気口25Bから排気するように構成されてい
る。このガス排気口25Bは例えば真空予備室12、1
3の排気系にバルブ(図示せず)を介して接続され、こ
の排気系を利用してクリーニング時の真空排気するよう
に構成され、その他の時はバルブを閉じて真空予備室1
2、13のみを真空排気するように構成されている。そ
して、上記各処理室1、2、3、第1搬送室4、真空予
備室12、13などの各チャンバーに排気系を備え、そ
れぞれのチャンバーから排気できるように構成されてい
る。尚、26、27はカセット室20、21の正面に取
り付けられたゲートバルブである。
【0029】次に、本発明のクリーニング方法の一実施
例について説明する。このクリーニング方法では、マル
チチャンバー処理装置の第1、第2搬送室4、16を含
む全チャンバーのゲートバルブを閉じて各チャンバーを
互いに遮断した後、例えば後述する1箇所のクリーニン
グガス供給系から第1、第2搬送室4、16は勿論のこ
と、その他のチャンバーに対しても希釈用ガスを含むこ
とがあるClF3ガスをクリーニングガスとして個別に
供給し、各チャンバーから個別に外部へ排気し、この間
にクリーニングガスにより各チャンバーの内部に付着し
た金属系の付着物をそれぞれ個別にクリーニングする
が、本実施例のクリーニング方法によるクリーニングガ
スの流れを概念的に示したものが図2で、同図において
第1、第2搬送室4、16へのクリーニングガスの流れ
は実線で示し、その他のチャンバーへのクリーニングガ
スの流れは一点鎖線で示した。この場合、一つのクリー
ニングガス供給系35の配管33は、マルチチャンバー
処理装置の全チャンバーに対応して分岐し、分岐した配
管33がそれぞれ全チャンバーに対して個別に接続さ
れ、クリーニングガス供給系35から全チャンバーに対
して個別にクリーニングガスを供給するように構成され
ている。そして、各チャンバーにはそれぞれガス排気口
がそれぞれ形成され、それぞれのガス排気口からクリー
ニングガスを外部へ排気するように構成されている。こ
のクリーニングガスは予め定められた濃度で各チャンバ
ー内に分布した時点で所定時間排気を停止して良く、ま
た、排気停止後予め定められた時間を経過した後クリー
ニングガスの供給を停止するようにしても良い。また排
気とクリーニングガスの供給をパルス的に繰り返して実
施しても良い。クリーニングガスはClF3ガスあるい
は窒素ガスなどの希釈用ガスを含むガスとして構成され
ている。このClF3は化学的に活性で、特にタングス
テン系の被膜と良く反応し、タングステン系の付着物を
効果的に除去することができる。しかし、このClF3
はタングステンに限らず、他の金属例えばチタン系、モ
リブデン系などの金属化合物とも良く反応し、これらの
金属化合物を効果的に除去することができる。このクリ
ーニングに際し、クリーニング雰囲気を加熱しても良
く、更にクリーニングガスは全チャンバーから供給する
ようにしても良い。
【0030】このクリーニングガスがClF3ガスのみ
である場合には、ClF3ガスの流量が5リットル/分
以下で、その温度がClF3の沸点〜700℃、内部の
圧力が0.1〜100Torrの条件でクリーニングするこ
とが好ましい。ClF3ガスの流量が5リットル/分を
超えると、各チャンバーの構成材料を損ねる虞がある。
ClF3ガスの温度が沸点未満ではClF3が構成部材に
結露してその材料を損ねる虞があり、700℃を超えて
もClF3ガスの活性化されてやはり材料を損ねる虞が
ある。ClF3ガスの圧力が0.1Torr未満ではクリーニ
ング効果が期待できなくなる虞があり、100Torrを超
えると構成材料を損ねる虞がある。また、ClF3ガス
を主成分とするクリーニングガスは、不活性ガス例えば
窒素ガスでClF3を希釈したものである。そして、こ
のように窒素ガスなどによりClF3ガスを希釈するこ
とによりClF3ガスの反応性を抑制してクリーニング
対象物を穏やかにクリーニングしてその損傷を緩和する
ことができる。
【0031】次に、クリーニングガスを供給するガス供
給系及び処理室1、2、3について図3を参照しながら
説明する。ここでは例えば処理室1がスパッタリング装
置として構成され、処理室2が熱CVD装置として構成
され、処理室3がエッチング装置として構成されてい
る。そこで、これらの処理室を代表して処理室2につい
て説明する。この処理室2は、図3に示すように、所定
の真空度を保持できるアルミニウムなどから円筒状とし
て形成されている。この処理室2内の底面2Aの略中央
には半導体ウエハ8を載置するサセプタ28が配設され
ている。また、このサセプタ28の上方にはこれと対向
するようにガス分散供給部29が配設され、このガス分
散供給部29からプロセスガスまたはクリーニングガス
を処理室2内へ供給するように構成されている。また、
この処理室2の底面にはサセプタ28に対向させた石英
窓30が形成され、この石英窓30のやや下方に配設さ
れた加熱用のハロゲンランプ31から石英窓30を介し
てサセプタ28上の半導体ウエハ8を光エネルギーによ
り加熱するように構成されている。
【0032】また、ガス分散供給部29には図3に示す
ようにプロセスガスを供給するプロセスガス供給系32
が配管33を介して接続され、この配管33に取り付け
られたバルブ34を開放することにより所定のプロセス
ガスをガス分散供給部29を介して処理室2内に供給す
るように構成されている。そして、この処理室2内で例
えばブランケットW処理を行なう場合にはプロセスガス
供給系32からガス分散供給部29へ例えば六フッ化タ
ングステン(WF6)及び水素をプロセスガスとして供
給し、ガス分散供給部29の下面に多数分散させて形成
され分散孔29Aから処理室2内全体へプロセスガスを
均等に供給するように構成されている。尚、金属配線用
のプロセスガスとしては、ハロゲン化物、カルボニル化
合物、有機金属化合物があり、これらは還元性ガスと共
に供給される。そして、プロセスガスは比較的蒸気圧の
低い化合物が配線材料としては好ましい。
【0033】また、配管33には図3に示すようにクリ
ーニングガスを供給するクリーニングガス供給系35が
配管36を介して接続され、クリーニング時にはこのク
リーニングガス供給系35から配管36、配管33、ガ
ス分散供給部29を介して処理室2内へクリーニングガ
スを供給するように構成されている。また、この配管3
3は、同図に示すように、処理室2の上流側で他の処理
室1、3、第1搬送室4、真空予備室12、13及び第
2搬送室16へクリーニングガスを供給できるように分
岐し、分岐した配管33の下流端がこれらのチャンバー
のガス供給口にそれぞれ接続され、全チャンバーへ個別
にクリーニングガスを供給できるように構成されてい
る。このクリーニングガス供給系35は、クリーニング
ガスであるClF3ガスを貯留するClF3ガスボンベ3
7と、このClF3ガスを希釈する窒素ガスを貯留する
窒素ガスボンベ38を備え、これら両者37、38はそ
れぞれ配管36から分岐する配管36A、36Bの端部
にそれぞれ接続されている。ClF3ガスボンベ37が
接続された配管36Aには上流側から下流側へバルブ3
9、マスフローコントローラ40、バルブ41が順次配
設され、また、窒素ガスボンベ37が接続された配管3
6Bには上流側から下流側へバルブ42、マスフローコ
ントローラ43、バルブ44が順次配設され、これら両
者37、38からのガスが配管36で合流し、バルブ4
5開放することにより配管33を介して各処理室1、
2、3、第1搬送室4、真空予備室12、13及び第2
搬送室16内へクリーニングガスを供給できるように構
成されている。
【0034】処理室2の底面2Aにはサセプタ28の近
傍に位置する排気口46が形成されている。そして、こ
の排気口46には排気管48を介して真空排気ポンプ4
9が接続され、この真空排気ポンプ49により処理室2
内を排気して所定の真空度を維持するように構成されて
いる。この真空ポンプ49はクリーニングガスの排気用
として兼用することができる。この真空ポンプ49とし
ては排気されるガスの影響を受けないようにオイルフリ
ーのドライポンプを用いることが好ましい。更に、この
真空排気ポンプ49の下流側には、この真空ポンプ49
から排気されたプロセスガス、クリーニングガスなどの
有害なガスを捕捉して排気ガスからこれらの有害ガスを
除去する除害装置50が配設されている。この除害装置
50にはClF3を良く溶解する溶剤、例えばアルカリ
溶液などを満たしたものが用いられる。
【0035】また、処理室1、2、3に対して第1搬送
室4を介してその前方、即ち図1では紙面下方に接続さ
れている真空予備室12、13は図4(a)に示すよう
に構成されている。この真空予備室12は、同図に示す
ように、処理室と同材料によって形成された予備室本体
51と、この予備室本体51内に配設された、半導体ウ
エハを冷却する冷却ステージ52と、この冷却ステージ
52に対向させて予備室本体51天面の上方に配設され
た、半導体ウエハを予備加熱する加熱装置53と、この
加熱装置53と冷却ステージ52間で半導体ウエハを支
持する上下2段の支持具54、55と、これらの支持具
54、55を一体化して連結し、予備室本体51の底面
を貫通する連結軸56と、この連結軸56の下端に連結
され、支持具54、55を昇降させる昇降機構57とを
備えて構成されている。また、予備室本体51の底面に
は排気口51Aが形成され、この排気口51Aに排気配
管58を介して真空ポンプ59が接続され、この真空ポ
ンプ59により予備室本体51内を真空排気するように
構成されている。この真空ポンプ59はクリーニングを
実施する際にも利用することができる。また、この排気
口51Aの近傍にガス供給口51Bが形成され、このガ
ス供給口51Bに供給配管60を介してガス供給源(図
示せず)が接続され、真空状態の予備本体51内に不活
性ガスなどを供給して内部を大気圧に戻すように構成さ
れている。また、この供給配管60にはクリーニングガ
ス供給系35の配管33が接続され、この配管33、供
給配管60を介して真空予備室12内へクリーニングガ
スを供給できるように構成されている。
【0036】上記加熱装置53は、ハロゲンランプなど
からなる加熱ランプ53Aと、この加熱ランプ53Aの
光を予備室本体51側へ反射する反射板53Bを有し、
この反射板53Bで反射された加熱ランプ53Aからの
光エネルギーを予備室本体51の天面に配設された石英
窓53Cを介してその内部の半導体ウエハを照射して加
熱するように構成されている。即ち、半導体ウエハを処
理室へ搬入する前に予め予備加熱するが、この際には、
昇降機構57によって支持具54を上昇させて加熱装置
53に接近させて処理前の半導体ウエハを予備加熱す
る。また、処理後の半導体ウエハを搬出する場合は外部
の温度に合わせて半導体ウエハを冷却するが、この際に
は、昇降機構57によって支持具55を下降させて冷却
ステージ52に接触させて処理後の半導体ウエハを冷却
する。また、上記支持具54、55は、図4(b)に示
すように、冷却ステージ52の外径よりやや大径に形成
されたリング54A、55Aと、各リング54A、55
Aに周方向等間隔に3個取り付けられた保持爪54B、
55Bとからなり、これらの保持爪保持爪54B、55
Bで半導体ウエハを支持するように構成されている。ま
た、他の真空予備室13も真空予備室12と同様に予備
室本体61、冷却ステージ62、加熱装置63、支持具
64、65、連結軸66、昇降機構67、排気配管68
及び供給配管70を備えている。そして、真空予備室1
2との場合と同様にこの供給配管70にはクリーニング
ガス供給系35の配管33が接続され、この配管33、
供給配管70を介して真空予備室13内へクリーニング
ガスを供給できるように構成されている。
【0037】上記真空予備室12、13の前方に接続さ
れている第2搬送室16内に配設された第2搬送装置2
3は、リンク機構によって屈伸自在に構成されたアーム
71と、このアーム71の先端に連結されたハンド72
と、このハンド72の上面に形成された孔73で半導体
ウエハ8を真空吸着するように真空排気管74を介して
排気する真空ポンプ(図示せず)とを備えて構成されて
いる。そして、この第1搬送装置23は、大気圧以上に
圧力が保持された室内で半導体ウエハ8を移載する際に
は、そのアーム71を伸ばしてカセット19内の半導体
ウエハ8間へ挿入し、ハンド72に半導体ウエハ8を載
せると共に真空ポンプにより真空排気管74を介して排
気して半導体ウエハ8をハンド72の孔73を介して正
確に吸着固定して半導体ウエハ8を脱落させることなく
搬送し、搬送後には真空吸着を解除して所定の位置へ半
導体ウエハ8を正確に載置するように構成されている。
【0038】また、第1搬送室4のガス排気口4B及び
第2搬送室16内のガス排気口25Bは図2に示すよう
に例えば真空予備室12、13の真空ポンプ59に配管
75を介して接続され、この真空ポンプ59により配管
75を介して各搬送室4、16内のクリーニングガスを
排気するように構成されている。そして、図示しないが
この配管75は上述した除害装置50に接続され、この
除害装置50によって排気ガス中の有害成分を除去した
後外部へ排気するように構成されている。
【0039】次に、上記マルチチャンバー処理装置を用
いた配線用成膜処理の一例について説明する。例えば、
処理室1内ではスパッタリングによりTiNを半導体ウ
エハのコンタクトホールの表面に密着層を形成し、処理
室2内では処理室1内で処理後の半導体ウエハのコンタ
クトホールにブランケットWによりタングステンを埋め
込み、処理室3内では処理室2内でタングステン埋め込
み後の半導体ウエハの表面からタングステンをエッチバ
ックしてコンタクトホールにのみタングステンを残す処
理を行なう。これらの一連の配線処理同時に行ない、各
処理室での処理後は連続して次の工程へ半導体ウエハを
第1搬送装置9を介して搬送する。勿論、各処理室内は
いずれもそれぞれの処理に必要な真空度に保持されてい
る。
【0040】例えば処理室2でのブランケットWについ
て説明すると、プロセスガス供給系32からガス分散供
給部29へ六フッ化タングステン(WF6)及び水素を
プロセスガスとして供給すると、ガス分散供給部29下
面の分散孔29Aからプロセスガスが室内全体へ均等に
供給される。この時、ハロゲンランプ31の光エネルギ
ーが石英窓30を介してサセプタ28に照射されてこれ
で支持された半導体ウエハ8が所定温度まで加熱されて
おり、加熱された半導体ウエハ8にプロセスガスが接触
すると、その熱エネルギーによりWF6が水素還元され
てタングステンの被膜が半導体ウエハ8の前表面に形成
される。この処理によってタングステンの被膜は半導体
ウエハ8の表面のみならずサセプタ28などその他の部
分にも形成される。
【0041】そして、ブランケットWの成膜工程が終了
すれば、他の処理室1、3でもそれぞれの処理を終了
し、それぞれの処理室から次工程へ半導体ウエハ8を第
1搬送室4内の第1搬送装置9により搬送する。即ち、
各半導体ウエハ8の搬送時には、各処理室のゲートバル
ブ5、6、7を開くと共に真空予備室12、13のゲー
トバルブ10、11を順次開いてこれらの各チャンバー
を互いに連通させる。この状態で第1搬送装置9を駆動
されて処理室3内の半導体ウエハ8を真空予備室13内
へ搬送し、その内部の支持具55へ半導体ウエハ8を移
載する。そして、第1搬送装置9のアーム9Aを真空予
備室13から後退させ、引き続き処理室2内へアーム9
Aを伸ばし、サセプタ28上のブランケットW後の半導
体ウエハ8を取り出して処理室3へ移載する。更に、ア
ーム9Aを処理室1内へ伸ばし、その内部からTiN成
膜後の半導体ウエハ8を取り出して処理室2内のサセプ
タ28へその半導体ウエハ8を移載する。その後、アー
ム9Aを真空予備室2内へ伸ばし、加熱装置53による
予備加熱後の半導体ウエハ8を支持具54から取り出
し、処理室1内へ半導体ウエハ8を移載する。これらの
一連の連続操作が順次終了すれば順次それそれのゲート
バルブを閉じて次の操作に備える。
【0042】真空予備室12ではゲートバルブ10が閉
じると、その後ゲートバルブ14を開いて次の半導体ウ
エハ8を第2搬送装置23により位置決め後の半導体ウ
エハ8を支持具55で受け取る。次いで昇降機構57が
駆動して連結軸56を介して支持具55を予備室本体5
1の天面に接近させる。この時予備室本体51内では真
空ポンプ59が駆動して室内の圧力を第1搬送室4の真
空度と同レベルまで真空引きすると共に、加熱装置53
により半導体ウエハ8を予備加熱し、次の処理に備え
る。一方、ゲートバルブ11が閉じた真空予備室13で
はガス供給配管70から窒素ガスを予備室本体61内に
供給し、室内の圧力を大気圧レベルに戻すと共に、昇降
機構67が駆動して連結軸66を介して支持具64を冷
却ステージ62に接触させて半導体ウエハ8を常温まで
冷却する。冷却後ゲートバルブ開放して窒素ガスにより
大気圧に調整された第2搬送室16に連通し、第2搬送
装置23により支持具65上の半導体ウエハ8をカセッ
ト室21内のカセット19へ移載する。この際、第2搬
送装置23はハンド72の孔73を介して半導体ウエハ
8を真空吸着するため、半導体ウエハ8を取りこぼすこ
となく移載できる。これによりマルチチャンバー処理装
置内での一連の処理が終了する。これらの一連の処理工
程をカセット19に収納された半導体ウエハ8の全てに
ついて行ない、その後未処理の半導体ウエハ8と交換す
る。
【0043】このような成膜処理により処理室1、2、
3内ではそれぞれの壁面、サセプタ28及びその他の部
分にも多少の被膜が形成され、成膜処理を所定回繰り返
すと、その都度被膜が積層されていずれはこれらが剥離
してパーティクルとして室内を浮遊し清浄な半導体ウエ
ハ8を汚染するようになることは前述の通りである。ま
た、処理室1、2、3内では完全に反応しきれない反応
生成物や分解生成物が半導体ウエハ8に付着する。その
ためこれらの反応生成物や分解生成物が半導体ウエハ8
の搬送過程で半導体ウエハ8から飛散して処理室1、
2、3は勿論のこと、第1搬送室4、真空予備室12、
13及び第2搬送室16などのチャンバーにも飛散して
それぞれのチャンバーの底部に徐々に蓄積される。そし
て、これらもパーティクルになって半導体ウエハ8を汚
染する虞がある。更には、第1、第2搬送室4、16内
ではそれぞれの搬送装置9、23の駆動部からパーティ
クルが発生し、これらが徐々にそれぞれの底面に蓄積
し、これらが半導体ウエハ8の搬送時に舞い上がり半導
体ウエハ8を汚染する虞がある。
【0044】そこで、所定回数の成膜処理後、その処理
を一旦中断しこれらのパーティクル等の塵埃を本発明の
クリーニング方法により除去する。それにはまず、処理
室2のハロゲンランプ31などの電源を切った後、半導
体ウエハ8が各処理室1、2、3にない状態にする。次
いで、マルチチャンバー処理装置の全チャンバーのゲー
トバルブを閉じて各チャンバーを互いに遮断した後、ク
リーニングガス供給系35から各チャンバーに対して希
釈用ガスを含むことがあるClF3ガスをクリーニング
ガスとして図2で示すように各チャンバーへ個別に供給
することにより本実施例の第1、第2搬送室4、16を
含む全チャンバーの本実施例のクリーニングを実施す
る。このクリーニングに際して各チャンバー内を窒素ガ
スなどで予め置換しておくことが好ましい。
【0045】次いで、ClF3の沸点より高い常温下で
各処理室1、2、3の真空ポンプ49等及び真空予備室
12、13の真空ポンプ59を駆動し、各処理室1、
2、3、第1搬送室4、真空予備室12、13及び第2
搬送室16から窒素ガスを排気して各チャンバー内の真
空度を所定値に維持する。そして、この排気状態下でク
リーニングガス供給系35のバルブ39、41、45を
所定の開度で開放すると共にマスフローコントローラ4
0により各チャンバーにおけるClF3ガスを所定の流
量、例えば5リットル/分以下の流量で配管33を介し
て供給する。この配管33に接続された処理室2のガス
分散供給部29、その他の処理室1、3のガス供給口、
第1搬送室4のガス供給口4A、各真空予備室12、1
3のガス供給口51B、61B及び第2搬送室16のガ
ス供給口25Aからそれぞれのチャンバー内へクリーニ
ングガスを個別に導入し、各チャンバーでのClF3
スの圧力を0.1〜100Torrに維持する。この時、消
費されたクリーニングガスは、処理室2の排気口46、
その他の処理室の排気口(図示せず)、第1搬送室4の
ガス排気口4B、真空予備室12、13の排気口51
A、61A及び第2搬送室16のガス排気口25Bから
真空ポンプ49、59などを介して排気系により常時排
気して更新されているため、各チャンバー内のクリーニ
ングガスの圧力を0.1〜100Torrに維持すると共に
更新された新鮮なクリーニングガスで効率良く各チャン
バーを個別にクリーニングすることができる。
【0046】全チャンバーに供給されたClF3ガスは
化学的に活性なガスであるため、処理室1、2、3に形
成されたタングステン系の被膜やこれらの処理室1、
2、3及びその他の全てのチャンバーの底面などに処理
過程で付着した付着物と反応してこれらの被膜及び付着
物を各チャンバー内で個別に除去して各チャンバー内を
清浄にクリーニングすることができる。従って、第1搬
送室4及び第2搬送室16内に金属系のパーティクルが
堆積しても、これらの室内でClF3ガスが隅々まで行
き渡り、搬送室内の底面及び周壁面は勿論のこと、各室
内に収納された第1搬送装置9及び第2搬送装置23に
付着したパーティクル等もClF3ガスにより完全に除
去することができる。また、ClF3ガスの被膜等との
反応が発熱反応であるため、この発熱によりClF3
スの反応は益々促進されてより被膜等の付着物を除去す
ることができる。特に、ClF3ガスはタングステンと
良く反応するため、本実施例で各チャンバー内に付着し
たタングステン系の付着物を良くクリーニングすること
ができる。
【0047】しかも、本実施例ではクリーニングガスを
排気系配管を介して外部へ排出するようにしているた
め、それぞれの排気配管、特に各処理室1、2、3の排
気管48のように反応生成物の被膜を形成し易い部分に
ついても、その被膜をクリーニングガスにより除去する
ことができる。また、排気系から排出される有毒ガスを
除害装置50により除去できるため、クリーンな排気を
行なうことができる。
【0048】以上説明したように本実施例によれば、従
来は解体によるクリーニングを行なわなくてはならなか
った第1搬送室4及び第2搬送室16でも、これらの搬
送室4、16内にクリーニングガスとしてClF3ガス
を供給することによりそれぞれの底面、周壁面及び第1
搬送装置9、第2搬送装置23に付着した金属系の付着
物を隅々まで完全にクリーニングすることができ、この
ことから64MDRAM以上の多層配線からなる半導体
集積回路素子の製造の際に搬送工程が増加した場合で
も、各搬送室内を完全にクリーニングすることができ、
64MDRAM以上の集積度を有する半導体集積回路素
子の製造で問題になるパーティクルなどの汚染源を除去
できる。しかも、本実施例によれば、ClF3ガスが活
性なガスであるとはいえ、材料に対する腐食性がなく、
しかもプラズマレスであるため、プラズマによる装置内
部、特に第1搬送室4の第1搬送装置9及び第2搬送室
16の第2搬送装置23などを損傷などさせることなく
極めて穏やかなクリーニングを行なうことができる。ま
た、本実施例によれば、既存の搬送室にクリーニングシ
ステムとしてクリーニングガス供給系35を設けるだけ
で良いため、第1、第2搬送室4、16内を極めて低コ
ストで効果的なクリーニングを行なうことができる。ま
た、当然のことながら作業員が装置を解体してクリーニ
ングする方式と比較すれば、クリーニング時間を格段に
短縮できる。また、例えば第1搬送室4は処理室1、
2、3に直接接続してあるため、これらの処理室1、
2、3間で半導体ウエハ8を外気に曝すことなく搬送し
て各処理室1、2、3での成膜処理などを連続的に行な
うことができる。
【0049】尚、上記実施例では第1、第2搬送室4、
16をマルチチャンバー処理装置の一部として組み込ん
だものについて説明したが、本発明の搬送室はマルチチ
ャンバー処理装置の一部として組み込まれたものに制限
されるものではなく、被処理体を処理室へ搬送する搬送
装置を有する搬送室について広く適用することができ
る。また、上記実施例ではクリーニングガスとしてCl
3ガスを用いたものについて説明したが、本発明で
は、このClF3ガスを除去すべき被膜等の付着物の成
分に応じて窒素ガスによって適宜希釈し、その活性を適
宜調整することもできる。また、本実施例ではクリーニ
ングガスを1箇所のクリーニングガス供給系35から第
1、第2搬送室4、16を含む全チャンバーへ個別にク
リーニングガスを供給するようにしたものについて説明
したが、クリーニングガス供給系は各搬送室4、16に
対して個別に取り付けても良い。また、上記実施例では
第1、第2搬送室4、16の底面にクリーニングガスの
ガス供給口及びガス排気口をそれぞれ設けたものについ
て説明したが、これらを設ける場所及び数は必要に応じ
て適宜設定することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の発明によれば、搬送室の内部をクリーニングする
ClF3ガスを供給するクリーニングガス供給手段を搬
送室に設けたため、搬送室を解体することなく、そのま
まの状態で内部を構成部材を損ねるこなく完全にクリー
ニングすることができ、半導体集積回路素子の製造時に
問題となるパーティクルなどの汚染源を除去できる搬送
室を提供することができる。
【0051】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、搬送室を少なくとも一つの真空処理可能な処理室
に連通可能に接続し、更に、この搬送室にその内部をク
リーニングするClF3ガスを供給するクリーニングガ
ス供給手段を設けたため、搬送装置及び処理室を解体す
ることなく、そのままの状態で内部を構成部材を損ねる
こなく完全にクリーニングすることができ、半導体集積
回路素子の製造時に問題となるパーティクルなどの汚染
源を除去できる搬送室を提供することができる。
【0052】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
上記搬送室に真空排気可能な排気手段を設けたため、排
気手段により搬送室内を真空引きすることができ、クリ
ーニング時にはClF3ガスにより排気手段をもクリー
ニングできる搬送室を提供することができる。
【0053】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、搬送室を少なくとも一つの成膜処理可能な成膜室
に連通可能に接続し、更に、この搬送室にその内部をク
リーニングするClF3ガスを供給するクリーニングガ
ス供給手段及びこのクリーニングガス供給手段からのガ
スを排気する排気手段をそれぞれ設けたため、搬送装置
及び処理室を解体することなく、そのままの状態で内部
を構成部材を損ねるこなく完全にクリーニングすること
ができ、クリーニング後のガスを排気手段を介してこれ
をクリーニングしながら排気し、もって半導体集積回路
素子の製造時に問題となるパーティクルなどの汚染源を
除去できる搬送室を提供することができる。
【0054】また、本発明の請求項5に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の発明
において、上記ClF3ガスを不活性ガスにより希釈し
たため、上記搬送室などの内部をクリーニングする際
に、不活性ガスによりClF3ガスによる搬送装置など
の損傷を軽減できる搬送室を提供することができる。
【0055】また、本発明の請求項6に記載の発明によ
れば、少なくとも一つの処理室内で被搬送体に真空処理
を施し、処理後の被搬送体を搬送室の搬送装置を介して
外部へ搬出した後、搬送室内にClF3ガスを供給し、
このClF3ガスにより搬送室の内部に付着した付着物
をクリーニングするようにしたため、搬送装置及び処理
室を解体することなく、そのままの状態で内部を構成部
材を損ねるこなく完全にクリーニングすることができ、
半導体集積回路素子の製造時に問題となるパーティクル
などの汚染源を除去できる搬送室のクリーニング方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送室の一実施例を適用したマルチチ
ャンバー処理装置の一例の全体を示す平面図である。
【図2】本発明の搬送室のクリーニング方法の一実施例
におけるクリーニングガスの流れを概念的に説明する説
明図である。
【図3】図1に示すマルチチャンバー処理装置の処理室
及びクリーニングガスの供給系を示す構成図である。
【図4】図1に示すマルチチャンバー処理装置の真空予
備室を示す図で、同図(a)はその断面図、同図(b)
は真空予備室の半導体ウエハを支持する支持具を取り出
して示す斜視図である。
【図5】図1に示す第2搬送装置の要部を示す図で、同
図(a)はその平面図、同図(b)はその側面図であ
る。
【符号の説明】
1、2、3 処理室(チャンバー) 4 第1搬送室(チャンバー) 4A クリーニングガスのガス供給口 4B クリーニングガスのガス排気口 8 半導体ウエハ(被搬送体) 12、13 真空予備室(チャンバー) 16 第2搬送室(チャンバー) 25A クリーニングガスのガス供給口 25B クリーニングガスのガス排気口 35 クリーニングガス供給系

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送体を搬送する搬送装置が設られた
    搬送室において、上記搬送室の内部をクリーニングする
    ClF3ガスを供給するクリーニングガス供給手段を上
    記搬送室に設けたことを特徴とする搬送室。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つの真空処理可能な処理室
    に連通可能に接続され、この処理室との間で被搬送体を
    搬送する搬送装置が設けられた搬送室において、上記搬
    送室の内部をクリーニングするClF3ガスを供給する
    クリーニングガス供給手段を上記搬送室に設けたことを
    特徴とする搬送室。
  3. 【請求項3】 上記搬送室に真空排気可能な排気手段を
    設けたことを特徴とする請求項1または請求項2項に記
    載の搬送室。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つの成膜処理可能な成膜室
    に連通可能に接続され、この成膜室との間で成膜処理前
    後の被搬送体を搬送する搬送装置が設けられた搬送室に
    おいて、上記搬送室の内部をクリーニングするClF3
    ガスを供給するクリーニングガス供給手段及びこのクリ
    ーニングガス供給手段からのガスを排気する排気手段を
    上記搬送室にそれぞれ設けたことを特徴とする搬送室。
  5. 【請求項5】 上記ClF3ガスを不活性ガスにより希
    釈したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    一つに記載の搬送室。
  6. 【請求項6】 少なくとも一つの真空処理可能な処理室
    に連通可能に接続され、この処理室との間で被搬送体を
    搬送する搬送装置が設けられた搬送室の内部をクリーニ
    ングする方法において、少なくとも一つの処理室内で上
    記被搬送体に真空処理を施し、処理後の上記被搬送体を
    上記搬送装置を介して上記処理室から外部へ搬送した
    後、上記搬送室内にClF3ガスを供給し、このClF3
    ガスにより搬送室の内部に付着した付着物をクリーニン
    グすることを特徴とする搬送室のクリーニング方法。
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