JPH0786121A - ずれ測定方法及びそれを用いた位置検出装置 - Google Patents

ずれ測定方法及びそれを用いた位置検出装置

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JPH0786121A
JPH0786121A JP5187476A JP18747693A JPH0786121A JP H0786121 A JPH0786121 A JP H0786121A JP 5187476 A JP5187476 A JP 5187476A JP 18747693 A JP18747693 A JP 18747693A JP H0786121 A JPH0786121 A JP H0786121A
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JP5187476A
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English (en)
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Sakae Horyu
榮 法隆
Tetsushi Nose
哲志 野瀬
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスク又はレチクルとウエハとの相対的な位
置合わせをウエハに設けた2つのマークを利用して高精
度に行うことのできるずれ測定方法及びそれを用いた位
置検出装置を得ること。 【構成】 第1物体と第2物体との相対的なずれ量を測
定する際、該第1物体面上にマークZ5,Z7より成る
マークMaを2組設け、該第2物体面上に該第1物体と
のずれ量0に対応したマークZ8b,Z6bより成るマ
ークWbと、該第1物体とのずれ量Wに対応したマーク
Z8a,Z6aから成るマークWaとを各々設け、該一
方のマークMaとマークWaとを介した光束の所定面上
への入射位置情報及び該他方のマークMaとマークWb
とを介した光束の所定面上への入射位置情報より該マー
クZ8aとマークZ6aとのずれ量Wを求め、該ずれ量
Wを利用していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体素子製造
用の露光装置によって、マスクやレチクル等の物体パタ
ーンを位置合わせして重ねて焼き付けした時に、その位
置合わせの正確さを測定するずれ測定方法及びそれを用
いた位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紫外光、X線等を用いてレチクルの回路
パターンをウエハの感光体上に露光転写する所謂半導体
素子製造用の露光転写装置(露光装置)においては、レ
チクル(第1物体)とウエハ(第2物体)の相対的な位
置合わせは性能向上を図るための重要な一要素となって
いる。特に、最近の露光装置における位置合わせにおい
ては、半導体素子の高集積化のために例えばサブミクロ
ン以下の位置合わせ精度を有するものが要求されてい
る。
【0003】多くの位置合わせ装置においては、レチク
ル及びウエハ面上に位置合わせ用の所謂アライメントパ
ターンを設け、それらより得られる位置情報を利用して
双方のアライメントを行っている。露光装置として組上
げられた装置の位置合わせ性能を実際に計測、評価する
には、従来においてはレチクル上に形成された2つの微
細なパターンをウエハ上にアライメントして重ね合わせ
焼き付けして、ウエハ上でのパターン同志のずれ量の測
定を目視或いは画像処理するなどして行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の位置合わせ装置
において、ウエハ面上のパターン同志のずれ量を測定す
る際、目視による測定においては、(1)読み取る人の
経験や熟練度に依存する点が多く、計測精度が安定して
いない、(2)自動計測でないので時間と手間が掛か
る、(3)高い計測精度が得られない、等の問題があ
る。
【0005】又、画像処理による測定においても、手法
が複雑で時間がかかる、高い計測精度が得られない等の
問題がある。
【0006】本発明の目的は上述の従来例の欠点の鑑
み、自動化が可能で計測時間が短縮でき、かつ安定した
高い計測精度が得られ、重ね合わせ或いは装置の位置合
わせ精度に起因するウエハ上のパターン同志のずれを測
定するためのずれ測定方法及びこの方法を用いた位置検
出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のずれ測定方法
は、 (1−1)第1物体と第2物体との相対的なずれ量を測
定する際、該第1物体面上にマークZ5,Z7より成る
マークMaを2組設け、該第2物体面上に該第1物体と
のずれ量0に対応したマークZ8b,Z6bより成るマ
ークWbと、該第1物体とのずれ量Wに対応したマーク
Z8a,Z6aから成るマークWaとを各々設け、該一
方のマークMaとマークWaとを介した光束の所定面上
への入射位置情報及び該他方のマークMaとマークWb
とを介した光束の所定面上への入射位置情報より該マー
クZ8aとマークZ6aとのずれ量Wを求め、該ずれ量
Wを利用していることを特徴としている。
【0008】特に、前記各マークは物理光学素子より成
り、各マークを介した回折光束の所定面上への光路が互
いに分離していることや、前記他方のマークMaと前記
マークWbとを介した回折光束の所定面上の入射位置情
報を用いて前記第1物体と第2物体との相対的なずれ量
を求めていること等を特徴としている。
【0009】又、本発明の位置検出装置は、 (1−2)第1物体面上にマークZ5,Z7より成るマ
ークMaを2組設け、第2物体面上に該第1物体とのず
れ量0に対応したマークZ8b,Z6bより成るマーク
Wbと、該第1物体とのずれ量Wに対応したマークZ8
a,Z6aから成るマークWaとを各々設け、該一方の
マークMaとマークWaとを介した光束の所定面上への
入射位置情報及び該他方のマークMaとマークWbとを
介した光束の所定面上への入射位置情報より該マークZ
8aとマークZ6aとのずれ量Wを検出手段で求め、該
ずれ量Wを利用して該第1物体と第2物体との相対的な
位置検出を行う際、前記各マークは物理光学素子より成
り、各マークを介した回折光束の所定面上への光路が互
いに分離しており、該第1物体と該第2物体との相対的
な間隔gにおける相対的なずれ量Wと、該検出手段で検
出される位置情報yとの関係を実験的に求めて記録した
記録手段を参照して、該検出手段により所定面上に生ず
る少なくとも3つの回折光束の各回折光束間のうち該第
1物体と該第2物体との相対的なずれ量Wと相対的な間
隔gの双方に関係する回折光束間の値を少なくとも2組
検出し、該検出手段からの出力信号を用いて演算手段に
よりずれ量Wと間隔gを求めたことを特徴としている。
【0010】(1−3)第1物体面上と第2物体面上に
各々2つの物理光学素子を設け、これらの物理光学素子
に入射させた光束の所定面上に生ずる所定次数の複数の
回折光束の光路が互いに分離しており、該所定面上の複
数の回折光束の入射位置情報を検出手段で検出すること
により該第2物体面上の2つの物理光学素子の相対的な
位置検出を行っていることを特徴としている。
【0011】
【実施例】まず本発明のずれ測定方法で利用する位置検
出装置について説明する。図1は本発明の位置検出装置
の一実施例の要部概略図、図2は図1の各光束の光路を
摸式的に展開したときの要部概略図である。
【0012】図1,図2においてL1は不図示の半導体
レーザ又はSLD(スーパールミネセントダイオード)
又はX線源等からの光束であり、マスク等の第1物体1
面上の後述する物理光学素子Z1,Z3に角度θで入射
している。2はウエハ等の第2物体であり、第1物体1
と間隔g隔てて対向配置されている。Wは第1物体1と
第2物体2との相対的なずれ量を示している。Z1,Z
3は各々第1物体1面上に設けた透過型の第1,第3物
理光学素子であり、光束L1は物理光学素子Z1,Z3
に入射している。Z2,Z4は第2物体2面上に設けた
反射型(図2では透過型として示している。)の第2,
第4物理光学素子で、これらの物理光学素子Z1〜Z4
は例えば回折格子やゾーンプレート等から成っている。
【0013】図3に本実施例に係る第1物体1と第2物
体2面上の物理光学素子(Z1〜Z4)のパターン例を
示す。
【0014】物理光学素子Z1〜Z4はレンズ作用を有
しその焦点距離は各々f1〜f4である。
【0015】L2〜L9は各々物理光学素子からの所定
次数の回折光、3は検出手段で例えばラインセンサやエ
リアセンサ等のセンサで第1物体1から距離Lだけ離れ
た位置に配置されている。a1,a2は各々物理光学素
子Z1,Z3の光軸であり、このうち光軸a1と光軸a
2との間は距離Dだけ離れている。
【0016】点C1〜C4はそれぞれ回折光L3,L
5,L7,L9のセンサ3面上の光束重心位置である。
このうち点C1,C2は光軸a1から各々距離y1,y
2離れたところの点であり、点C3,C4は光軸a2か
ら各々距離y3,y4離れた位置を示している。
【0017】尚、ここで光束重心とは光束断面内に於
て、断面内各点からの位置ベクトルにその点の光量を乗
算したものを断面全面で積分したときに、積分値が0ベ
クトルになる点を示している。
【0018】4は演算手段としての信号処理回路であ
り、センサ3からの情報により、光束L3,L5,L
7,L9の光束重心を求めている。
【0019】このとき本実施例では第1物体と第2物体
との間隔がgのときのずれ量Wに対する所定次数の回折
光のセンサ3面上への入射位置情報yとの関係を実験的
に種々のケースにおいて求め一般式を作成する。そして
このときの一般式を例えば演算手段4の一部に設けた記
録手段又は外部に設けた記録手段(不図示)に記録して
おく。そして位置情報である距離y1〜y4,Dと記録
手段に記録している一般式とを用いて第1物体1と第2
物体2との位置ずれ量Wと間隔gを求めている。
【0020】5は制御回路であり、信号処理回路4から
の位置ずれ量Wと間隔gに関する情報に従って第1物体
1と第2物体2との位置ずれ量Wと間隔gを制御してい
る。6はステージコントローラであり、第2物体2を搭
載している不図示のステージを制御回路5からの指令に
従って駆動している。
【0021】本実施例では光源からの光束L1は第1物
体1面上の物理光学素子Z1,Z3に各々入射してい
る。このうち物理光学素子Z1に入射した光束L1のう
ち物理光学素子Z1で生じた1次回折光L2は物理光学
素子Z2に入射する。そして位置ずれ量Wに応じて回折
方向が異なる1次回折光L3が発生する。回折光L3は
物理光学素子Z1を0次回折光としてそのまま通過す
る。該回折光L3はセンサ3面上の光軸a1から距離y
1離れた位置に結像する。センサ3と第1物体1との距
離は一定値Lなので距離y1の値は間隔gと位置ずれ量
Wに依存する量となっている。
【0022】一方、物理光学素子Z1で回折作用を受け
ずに0次回折光として通過した光束L1は物理光学素子
Z2に入射する。そして物理光学素子Z2で1次の回折
作用を受けた1次回折光L4は物理光学素子Z1に再入
射する。そして位置ずれ量Wに応じて回折方向が異なる
1次回折光L5が発生する。1次回折光L5はセンサ3
面上の光軸a1から距離y2離れた位置に結像する。
【0023】物理光学素子Z3に入射した光束L1から
は物理光学素子Z1に入射した光束L1と同様な回折光
L6〜L9が発生し、このうち回折光L7,L9はそれ
ぞれセンサ3面上の光軸a2から距離y3,y4離れた
位置に各々結像する。4は演算手段としての信号処理回
路であり、センサ3から読み込んだ情報からまず光束L
3,L5,L7,L9の光束重心位置C1,C2,C
3,C4を求めた後、点C1と点C4間の間隔D14、
点C2と点C3間の間隔D23を算出する。間隔D14
と間隔D23の値を後述する各式の関係を利用して第1
物体1と第2物体2との位置ずれ量Wと間隔gを求めて
いる。
【0024】制御回路5は信号処理回路4からの位置ず
れ量Wと間隔gに関する情報に従ってステージコントロ
ーラ6を駆動させて、所定の位置へ第2物体2を移動さ
せている。
【0025】尚本実施例において回折光は1次回折光に
限らず2次以上の高次回折光を用いても同様の効果を得
ることができる。
【0026】本実施例では光源、センサ等を図4に示す
ように一箇所に集合させて構成することができる為、光
プローブが小型化され、又露光時の光プローブの移動が
不要の為、スループットがより向上する等の特長を有し
ている。
【0027】次に本実施例において第1物体1と第2物
体2との位置ずれ量Wと間隔gの求め方について図2を
参照して説明する。
【0028】図2において回折光L3を発生するレンズ
系では光束L1がレンズ作用の働きをする物理光学素子
Z1,Z2を通り点C1に入射する。このとき回折光L
3の光束重心C1までの距離y1は第1物体1と第2物
体2とのずれ量Wと間隔gによって決まる量であり、一
般に y1=F1(W,g) …………(1) のように表わされる。
【0029】他の3つのレンズ系においても同様に距離
y2,y3,y4はずれ量Wと間隔gによって決まる量
であり y2=F2(W,g) …………(2) y3=F3(W,g) …………(3) y4=F4(W,g) …………(4) のように表わされる。
【0030】以上のように距離y1〜y4を表わした場
合、点C1と点C3間の間隔D13と点C2と点C4間
の間隔D24を用いると、次のようにずれ量Wと間隔g
に依存する量Y1,Y2を表わすことができる。
【0031】Y1=y1+y3=D13-D=F1+F3=F5(W,g) Y2=y2+y4=D24-D=F2+F4=F6(W,g) 即ち、 Y1=F5(W,g) …………(5) Y2=F6(W,g) …………(6) 一般に未知数が2つある場合、未知数を含む式が2つあ
れば未知数の解を求めることができる。
【0032】即ち A=G1(W,g) …………(7) B=G2(W,g) …………(8) のような2つの関係式が用意できればA,Bの量を計測
等により求めることにより2つの未知数W,gの値を求
めることができる。
【0033】前述の(1) 式を具体的にW,gで例えば近
軸の幾何光学的に表わすと次のようになる。
【0034】図2より y1:W=L+2g−f1:f1−g これより
【0035】
【数1】 となる。
【0036】他の(2),(3),(4) 式も同様にして
【0037】
【数2】 となる。
【0038】以上の関係式を基に(5),(6) 式を具体的に
表わすと
【0039】
【数3】 となる。
【0040】(13),(14) 式に於て間隔Dは光軸a1と光
軸a2の間隔で既知であり、間隔D13と間隔D24は
計測により具体的に値を求めることができるので、(1
3),(14) 式からずれ量Wと間隔gの値を求めることがで
きる。(13),(14) 式からずれ量Wを消去すれば間隔gの
3次方程式が得られ、この式からパソコン等により容易
にずれ量Wと間隔gが求まる。
【0041】一方、前述の(9) 〜(12)式は近軸の幾何光
学的に取り扱うことができる精度の範囲内で成立する。
しかしながら、例えば位置合わせ精度が0.01μm程
度になると検出系の収差、レンズ加工時の製作誤差、組
立調整時の誤差、そして経年変化による半導体レーザや
SLDの発振波長の変動や発光点の移動等の誤差要因に
より必ずしも一般的には成立しない。
【0042】そこで本実施例ではこれらの誤差要因に対
応する為に間隔gのときの位置ずれWとセンサ面上の光
束の入射位置に基づく距離Yとの関係を種々のケースに
ついて求め、前述の(1) 〜(4) 式に相当する一般式を求
めて記録手段に記録している。そして実際の位置検出の
ときは記録手段に記録しておいた一般式を利用して行っ
ている。
【0043】又、ある期間毎に求めた一般式を更新する
ことにより経年変化により発生する誤差要因に対処して
いる。
【0044】本実施例における一般式は例えば前述の間
隔g、位置ずれ量W、距離yを6つの係数A,B,E,
F,I,Jを用いて y=(Ag+B)W2+(Eg+F)W+(Ig+J) ………(15) なる式で表わす。そして各光束について少なくとも6個
のデータをとり、係数A,B,E,F,I,Jを決定す
る。
【0045】このときデータを採るに際しては、予めマ
スクとウエハのずれ量W、間隔gを正確に測定した工具
を用意する。又距離yの値としてはセンサの任意の点か
らの距離として求めてもよい。
【0046】これはy1 +y2 等の和又は差を求めるこ
とにより各光束間の正確な距離が求まるからである。そ
して間隔gと位置ずれ量Wを次の如くして求めている。
【0047】まず前述の(5),(6) 式に相当する式が次の
ように求まったとする。
【0048】
【数4】 となる。(18),(19) 式からもとまる位置ずれ量Wについ
ての2次方程式からWの値を求め、これより間隔gの値
を求めている。
【0049】図5は本実施例において回折光束L3,L
5,L7,L9の光束重心C1,C2,C3,C4がず
れ量Wに応じてセンサ3面上でどのように変化するかを
示した説明図である。回折光束L3,L5,L7,L9
等はセンサ面上である幅を有しているので、お互いに重
なる部分があると点C1〜C4を精度良く求めるのが難
しくなってくる。
【0050】そこで本実施例では例えばずれ量W=±3
μmの間で計測したいときは各光束が離れている範囲
(例えば図5の点Wo−3から点Wo+3の間)の特性
を予めシュミレーション等で求めておき、これを利用す
る。
【0051】即ち、本実施例では前記第1,第2の2つ
の物理光学素子を介して所定面上に生ずる第1,第2の
2つの回折光束の重心位置及び前記第3,第4の2つの
物理光学素子を介して所定面上に生ずる第3,第4の2
つの回折光束の重心位置は各々回折光束の幅以上離れた
状態で検出している。
【0052】尚、本実施例において第1物体と第2物体
との位置ずれ量Wが0のとき第1物体上の物理光学素子
(例えばZ1)の光軸a1と第2物体上の物理光学素子
(例えばZ2)の光軸a2を距離Woだけずらしておく
ことにより、第1物体と第2物体との位置ずれ量Wが0
のときに点C1と点C2、及び点C3と点C4を離れた
状態にしておくことができる。
【0053】図3に示す第1〜第4物理光学素子Z1〜
Z4のパターン配置はこの様子を示しており、第1物体
と第2物体の位置ずれ量Wが0のとき第1と第2物理光
学素子Z1とZ2の光軸が、又第3と第4物理光学素子
Z3とZ4の光軸が各々距離Woだけずれるように設定
している。
【0054】従ってこのパターンを使用した場合、第1
物体と第2物体とが距離WXだけずれている時は(9) 〜
(12)式のずれ量Wの値を W=Wo+WX と置き換えて計算すればよい。
【0055】尚、本実施例では第1,第2物体面上に各
々2個の物理光学素子を設ける代わりに一方の物体面上
に4個の物理光学素子を設けて前述の回折光束L3,L
5,L7,L9に相当する4つの回折光を得ても同様の
効果を得ることができる。
【0056】ただし本実施例のように2個の物理光学素
子を設ける方法は4個の物理光学素子を設ける方法に比
べて面積が少なくてすみ、又同じ面積で比較すると回折
光の光量が2倍となる長所がある。
【0057】次に本発明のずれ測定方法について図1,
図4の位置検出装置を用いて説明する。
【0058】図6〜図9は本発明に係る物理光学素子
(以下「マーク」と称する場合もある。)Z5〜Z8の
説明図である。
【0059】マークZ5,Z7はマスク1面上にあり、
マークZ6,Z8はウエハ2面上に設けている。以後、
図6のマークグループをマークグループa、図7のマー
クグループをマークグループbと呼ぶ。マスク1とウエ
ハ2の測定したいずれ量Wは図7のマークZ6とマーク
Z8とを距離Wだけ離すことにより表されている。マー
クZ5とマークZ6、マークZ7とマークZ8の組合せ
のレンズ作用は図1のマーク1,マーク2そしてマーク
3,マーク4と全く同じであるが、センサ3上で光束が
重ならないように予め左右に振り分けている。マークグ
ループaとマークグループbのウエハ1上のマークの大
体の大きさと位置関係は、例えば図8又は図9のように
なっている。
【0060】以上のような構成のとき、光束L1をマー
クグループaに当ててセンサ上の入射位置であるY値
(Y1)を測る。このとき回折光L2は図8に点線で示
すようにマークZ6,Z8に当たっている。
【0061】次にピックアップヘッド10を移動させ
て、マークグループbに当てて同様にセンサ上の入射位
置であるY値(Y2)を測る。このとき図8に示すよう
なマーク配置にしておくと光束L1のサイドロープが他
のマークに入射するのを防止することができる。
【0062】ずれ量WによるY値の変化分ΔYは ΔY=Y1−Y2 となり、マークグループa,bのレンズ系のマークZ
5,Z6又はマークZ7,Z8の倍率をMとすると、 W=ΔY/M として求まる。
【0063】変化量ΔYを求めるに際し、誤差を発生す
る主な要因として次のようなものがある。マスク1とウ
エハ2の位置合わせずれによるマーク同志の位置ずれ
(以後「M/Wずれ」と称する)、マークとピックアッ
プヘッド10との所定の位置関係からのずれ(以後「M
/Pずれ」と称する)、マスクとウエハ間のギャップの
所定の値からの変動(以後「G変動」と称する)であ
る。
【0064】次に変化分ΔYを算出する時の、以上の誤
差要因の影響について述べる。
【0065】図1で光束L3とL5、光束L7とL9が
センサ3上で重なっていると、M/Pずれが原因で光束
の光量が変動し、重なった光束の重心位置が変動し、Y
値が変化する。このため誤差が発生するが、本実施例で
は各光束をセンサ3上で分離しているため、大幅なずれ
でなければM/PずれによってY値は変動せず、従って
誤差の原因とはならない。
【0066】又、各マークは同一のマスク、ウエハ上に
載っており、又マークグループaとマークグループbと
も全く同じマークで構成されているためM/Wずれ、G
変動から受ける影響はマークグループaとマークグルー
プbとも全く同様であり、変化分ΔYを計算する時に相
殺される。従って変化分ΔY値は、以上の主な誤差要因
の影響は受けない。
【0067】次にウエハを交換した場合のM/Pずれ、
M/Wずれ、そしてG変動の影響について述べる。
【0068】M/Pずれについては交換前のウエハ(以
後「ウエハ1」と称する)の場合と同様の理由で誤差の
原因とならない。ウエハ1を除去後、ウエハ2をマスク
の下に移送してアライメントした時のM/Wずれ、G変
動の値はウエハ1の場合とは通常異なっている。
【0069】ウエハ2にも図6,図7と全く同様のマー
クが載っているとすると、各マークグループのY値は当
然ウエハ1の場合と異なるが、ウエハ1の場合と同様
に、各マークは同一のマスク、ウエハ上に載っているの
でM/Wずれ、G変動から受ける影響はマークグループ
a,bとも全く同様であり、ウエハ2上のマークの変化
分ΔY(以後変化分ΔY2と称する)を計算する時に相
殺される。
【0070】以上述べたように、ウエハを交換した時に
生ずるM/Wずれ、G変動の影響はずれ量WによるY値
の変化分ΔYを算出する時に相殺されるので、変化分Δ
Yの値を少ない誤差で測定することが可能となる。又ウ
エハのヨーイング、ローリング、ピッチング等の影響
も、以上と同様の理由により変化分ΔYを算出する時に
相殺される。従って測定したいマスクとウエハのずれ量
をマークのずれ量Wとして置き換えることができれば、
ずれ量Wの値を求めることができる。
【0071】図10はマスクとウエハのずれ量Wをマー
クのずれWとして置き換える手順を示している。
【0072】図10(A)ではマスク1のマークZ8
a,Z8b,Z6bをウエハに焼き付けている。マーク
Z2,Z4は位置検出用。Z6b,Z8bはマスク1と
ウエハ2のずれ量が0に対応したずれ測定用のマークW
bである。Z8aは後述するマスクとウエハとのずれ量
Wに対応したマークである。
【0073】図10(B)はマスクを交換するか、ウエ
ハをマスク上に予め用意されたマークの下に移動させ
て、マスクとウエハの位置合わせをした結果、Wのずれ
量を生じた様子を示している。このときのずれ量Wが測
定の対象となる。ずれ量Wを表現する為のマークZ6a
がマスク2上に用意されている。
【0074】図10(C)はマスク2上のマークZ6a
をウエハ面上に焼きつけたところを示している。マーク
Z8a,Z6aよりマークMaを形成している。このと
き位置検出用マークZ1,Z3は焼き付けない。この段
階でウエハ上のずれ測定用と位置検出用マークの準備が
整う。
【0075】図10(D)はずれ測定の為にマスクを交
換するか、ウエハを移動させて、マスクとウエハの位置
合わせをしたところを示している。このときのずれ量X
は測定したいずれ量Wとは何の関係がなくてもよく、適
当に位置合わせをすればよい。図10(D)のマークM
aとマークWbは図6に相当し、図10(D)のマーク
MaとマークWaは図7に相当している。
【0076】以上のような方法により測定すると、例え
ばΔY=0.3μm,M=300倍の場合は、0.3/
300=0.001(μm)の高精度なずれ量の測定が
可能となる。
【0077】以上のようにして、ずれ量Wを求めること
ができると、(15)式の係数A,B,E,F,I,Jを求
めるに際して、先に述べた予めマスクとウエハのずれ量
W、間隔gを正確に測定した工具よりも簡単な道具を用
意するだけで、位置検出装置を使って係数を求めること
ができる。
【0078】即ち、図11に示すように(15)式のWに相
当する各種の既知のずれ量Wを読み込ませたマークZ
6,Z8を配置したウエハと、図12に示すようにマー
クZ6,Z8に対向するZ5,Z7とギャップ測定用マ
ークAFを配置したマスクとを用意する。
【0079】ずれ量Wが零のマークM1,M2を使って
マスクとウエハを適当に位置合わせし、各Y値を測る。
ずれ量Wが零のY値をY0 、ずれ量WがWn(W1〜W
5)のY値をYn とすれば、各ずれ量Wnに対するY値
(ΔYn )は ΔYn =Yn −Y0 として求まる。
【0080】間隔gは、例えば特開平2−167413
号公報に開示されている方法で測定する。又、各種の間
隔gに対する変化分ΔYn を求める。
【0081】以上のようにして、変化分ΔYn 、間隔g
が求まるとずれ量Wnの値は既知であるから ΔYn =y, Wn=W と置き換えて(15)式に代入し、式を少なくとも6箇用意
すれば係数A,B,E,F,I,Jの値を求めることが
できる。(15)式は、ずれ量Wに関して2次間隔gに関し
て1次であるが、更に高次の場合で係数が増えたとして
も、以上と同様の方法により係数の値を求めることがで
きる。
【0082】以上のように通常のマスク、ウエハと位置
検出装置のみにより係数を求めることができるようにな
り、先に述べたような特殊な工具が不要となったため、
位置検出装置の経年変化等により特性式(15)が変動する
ことに備え、定期的に係数を更新することも容易に行え
る。
【0083】尚、本実施例においては、図10でずれ測
定用マーク1,2に光束L1を投射するとき、ピックア
ップヘッド10を移動させて別々に投射してもよい。
又、図13に示すような構成にするとピックアップヘッ
ド10の移動が不要となり、この様にしてもM/Pずれ
の問題がなくなる。
【0084】図2において、マークZ1とマークZ4は
凸レンズ、マークZ2とマークZ3は凹レンズとして機
能しているが、図6〜図9のマークZ5,Z6又はマー
クZ7,Z8の組合せがマークZ1,Z2の組合せ又は
マークZ3,Z4の組合せのどちらに相当するマークの
場合でも本実施例は成立する。
【0085】尚、本発明において、図10(D)を見る
と分かるように、位置検出用マークとずれ測定用マーク
として全く同一のマークを使用すれば、2組あるずれ測
定用マークのうちマークZ6,Z8のずれ量Wが零の方
(ずれ測定用マーク2)は位置検出用マークで代用でき
るので不要となり、図14に示すようなマークの構成と
手順となる。尚、図14は図10と同様にマスクとウエ
ハのずれ量Wをマークのずれ量Wとして置き換える手順
を示している。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、自動化が可能で計測時
間が短縮でき、かつ安定した高い計測精度が得られ、重
ね合わせ或いは装置の位置合わせ精度に起因するウエハ
上のパターン同志のずれを測定する為のずれ測定方法及
びそれを用いた位置検出装置を達成することができる。
【0087】特に、位置検出装置上でnmオーダーでマ
スクとウエハとのずれ量の測定を容易にかつ正確に行え
る。又、本発明のずれ測定方法を用いることにより、位
置検出装置で使用する特性方程式が容易に求められる。
更に、位置検出装置の経年変化に備え、特性方程式を定
期的に更新することが容易となる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の位置検出装置の位置合わせ光学系の
要部概略図
【図2】 図1の光路を展開した説明図
【図3】 図1のマスクとウエハに設けたマークの説明
【図4】 本発明の位置検出装置のピックアップヘッド
とマスクとウエハとの要部概略図
【図5】 本発明におけるマスクとウエハのずれ量とセ
ンサ上の入射光束の位置関係を示す説明図
【図6】 本発明に係るずれ量検出用のマークの説明図
【図7】 本発明に係るずれ量検出用のマークの説明図
【図8】 本発明に係るずれ量検出用のマークの説明図
【図9】 本発明に係るずれ量検出用のマークの説明図
【図10】 本発明においてずれ量をマークのずれ量に
置き換えるときの説明図
【図11】 本発明に係るウエハ上のマークの配置例
【図12】 本発明に係るマスク上のマークの配置例
【図13】 本発明に係るマークとセンサとの関係を示
す説明図
【図14】 本発明においてずれ量をマークのずれ量に
置き換えるときの説明図
【符号の説明】
1 マスク 2 ウエハ 3 検出部(センサ) 10 ピックアップヘッド Z1〜Z8 マーク(物理光学素子) L1〜L9 光束

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1物体と第2物体との相対的なずれ量
    を測定する際、該第1物体面上にマークZ5,Z7より
    成るマークMaを2組設け、該第2物体面上に該第1物
    体とのずれ量0に対応したマークZ8b,Z6bより成
    るマークWbと、該第1物体とのずれ量Wに対応したマ
    ークZ8a,Z6aから成るマークWaとを各々設け、
    該一方のマークMaとマークWaとを介した光束の所定
    面上への入射位置情報及び該他方のマークMaとマーク
    Wbとを介した光束の所定面上への入射位置情報より該
    マークZ8aとマークZ6aとのずれ量Wを求め、該ず
    れ量Wを利用していることを特徴とするずれ測定方法。
  2. 【請求項2】 前記各マークは物理光学素子より成り、
    各マークを介した回折光束の所定面上への光路が互いに
    分離していることを特徴とする請求項1のずれ測定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記他方のマークMaと前記マークWb
    とを介した回折光束の所定面上の入射位置情報を用いて
    前記第1物体と第2物体との相対的なずれ量を求めてい
    ることを特徴とする請求項2のずれ測定方法。
  4. 【請求項4】 第1物体面上にマークZ5,Z7より成
    るマークMaを2組設け、第2物体面上に該第1物体と
    のずれ量0に対応したマークZ8b,Z6bより成るマ
    ークWbと、該第1物体とのずれ量Wに対応したマーク
    Z8a,Z6aから成るマークWaとを各々設け、該一
    方のマークMaとマークWaとを介した光束の所定面上
    への入射位置情報及び該他方のマークMaとマークWb
    とを介した光束の所定面上への入射位置情報より該マー
    クZ8aとマークZ6aとのずれ量Wを検出手段で求
    め、該ずれ量Wを利用して該第1物体と第2物体との相
    対的な位置検出を行う際、前記各マークは物理光学素子
    より成り、各マークを介した回折光束の所定面上への光
    路が互いに分離しており、該第1物体と該第2物体との
    相対的な間隔gにおける相対的なずれ量Wと、該検出手
    段で検出される位置情報yとの関係を実験的に求めて記
    録した記録手段を参照して、該検出手段により所定面上
    に生ずる少なくとも3つの回折光束の各回折光束間のう
    ち該第1物体と該第2物体との相対的なずれ量Wと相対
    的な間隔gの双方に関係する回折光束間の値を少なくと
    も2組検出し、該検出手段からの出力信号を用いて演算
    手段によりずれ量Wと間隔gを求めたことを特徴とする
    位置検出装置。
  5. 【請求項5】 第1物体面上と第2物体面上に各々2つ
    の物理光学素子を設け、これらの物理光学素子に入射さ
    せた光束の所定面上に生ずる所定次数の複数の回折光束
    の光路が互いに分離しており、該所定面上の複数の回折
    光束の入射位置情報を検出手段で検出することにより該
    第2物体面上の2つの物理光学素子の相対的な位置検出
    を行っていることを特徴とする位置検出装置。
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