JPH0785999A - 長尺架台 - Google Patents

長尺架台

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JPH0785999A
JPH0785999A JP23141093A JP23141093A JPH0785999A JP H0785999 A JPH0785999 A JP H0785999A JP 23141093 A JP23141093 A JP 23141093A JP 23141093 A JP23141093 A JP 23141093A JP H0785999 A JPH0785999 A JP H0785999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gantry
leg
plane
legs
long
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23141093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ota
雅博 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0785999A publication Critical patent/JPH0785999A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 架台中間にも支持を必要とする大重量の長尺
架台においても架台本体が自重で撓むことなく、またア
ライメントが容易に精度良く行われることを目的とす
る。 【構成】 架台本体の両端部をころ軸受を介して長手方
向および横方向の直角2方向へ移動可能に支持された長
尺架台における架台本体の中間が脚部により1球体によ
る軸受を介して平面内における回転および移動可能に支
持されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、素粒子加速管、その他
一般の構造物などに適用される長尺架台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基粒子加速管、その他一般の構造
物などに使用されている長尺架台は架台本体とそれを上
下方向に調整可能に支える脚部などとから構成されてお
り、架台本体が大重量であるとともに据付け時に精密な
位置決め調整を必要とするため、架台平面内における円
滑な動きが得られるように調整機構が架台本体と脚部と
の間の支持点に使用されている。この調整機構は、互い
に直交して上下に組込まれ架台平面内を直角2方向へ架
台本体の移動を可能にする1対のころ軸受と、軸回転に
より架台本体を動かす1本の調整ボルトとを組み合わせ
たもので、それぞれの脚部に左右に2個づつ並んで調整
ボルトを互いに対称方向に向き合わせて配置され、もう
一本の調整ボルトと併せて平面内を1対のころ軸受の回
転方向へ自由に架台本体を移動させるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の長
尺架台においては、架台両端部の2箇所のみに脚部を持
つ構造のため、架台本体の長さが長くなると架台本体が
自重で撓んでしまい、必要とする架台本体の上面におけ
る平面精度が得られなくなる。しかしながら、架台中間
にこのような機構の脚部を増やしても、架台中間の脚部
も直角2方向のみにしか動かないため、架台平面内にお
ける回転方向へは動き難く、精度の良いアライメントが
難くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る長尺架台は
上記課題の解決を目的にしており、架台本体の両端部を
ころ軸受を介して長手方向および横方向の直角2方向へ
移動可能に支持された長尺架台において、上記架台本体
の中間を脚部により1球体による軸受を介して平面内に
おける回転および移動可能に支持した構成を特徴とす
る。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係る長尺架台においては、架台
本体の両端部をころ軸受を介して長手方向および横方向
の直角2方向へ移動可能に支持された長尺架台における
架台本体の中間が脚部により1球体による軸受を介して
平面内における回転および移動可能に支持されており、
本長尺架台のアライメントを行う場合は架台本体の両端
部を支持する脚部のころ軸受を介して架台本体を長手方
向および横方向へ移動させて行う。このとき、架台本体
の中間に設けられた脚部が1球体による軸受を介して架
台本体の荷重を支えるとともに架台本体の平面内におけ
る回転および移動を容易にする。
【0006】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る長
尺架台の説明図である。図において、本実施例に係る長
尺架台は素粒子加速管、その他一般の構造物などに使用
されるもので、図1に示すように架台本体1とそれを上
下方向に調整可能に支える脚部2a,2bなどとから構
成されており、架台本体1が大重量であるとともに据付
け時に精密な位置決め調整を必要とするため、架台平面
内における円滑な動きが得られるように調整機構3およ
び球面軸受8が架台本体1と脚部2a,2bとの間の支
持点に使用されている。架台両端部に設けられている脚
部2aの調整機構は、互いに直交して上下に組込まれ架
台平面内を直角2方向へ架台本体1の移動を可能にする
1対のころ軸受4,6と、軸回転により架台本体1を動
かす1本の調整ボルト7とを組み合わせたもので、それ
ぞれの脚部2aに左右に2個づつ並んで調整ボルト7を
互いに対称方向に向き合わせて配置され、もう1本の調
整ボルト5と併せて平面内を1対のころ軸受4,6の回
転方向へ自由に架台本体1を移動させるようになってい
る。また、架台中間に設けられている脚部2bの球面軸
受8は、架台平面内のあらゆる方向へ架台本体1の移動
を可能にするように1個の鋼球を内蔵し、この鋼球を介
して架台本体1の荷重を支持するようになっており、そ
れぞれの脚部2bに1個乃至左右に2個づつ並んで配置
されている。
【0007】このように、本長尺架台は架台本体1、脚
部2a,2b、調整機構3、球面軸受8などにより構成
されており、調整機構3は架台本体1両端部の荷重を支
えるとともに平面内に架台本体1をスライドさせる機能
を併せ持ち、架台本体1のアライメントを行う場合は架
台長手方向への移動を架台両端部に設けられている脚部
2aの調整ボルト5により行い、ころ軸受4により架台
長手方向への移動が得られる。また、架台横方向への移
動は脚部2aの調整ボルト7により行い、ころ軸受6に
より架台横方向への移動が得られる。また、架台平面内
における回転は両脚部2aの調整ボルト7を互いに逆方
向へ動かすことによって回転方向への移動が得られる。
このとき、架台中間に設けられている脚部2bが1個の
鋼球を内蔵する球面軸受8を介して架台本体1の荷重を
支えるとともに、脚部2aの調整ボルト5,7による架
台本体1の平面内における移動および回転を容易にす
る。
【0008】従来の長尺架台においては、架台両端部の
2箇所のみに脚部を持つ構造のため、架台本体の長さが
長くなると架台本体が自重で撓んでしまい、必要とする
架台本体上面における平面精度が得られなくなる。しか
しながら、架台中間にこのような機構の脚部を増やして
も、架台中間の脚部も直角2方向のみにしか動かないた
め、架台平面内における回転方向へは動き難く、精度の
良いアライメントが難くなるが、本長尺架台においては
架台本体1と架台両端部の脚部2aとの間にはころ軸受
4,6と調整ボルト5,7とを組込んだ従来と同じ機構
の調整機構3を、また架台中間の脚部2bとの間には球
面軸受8をそれぞれ配設して架台本体1の荷重を支える
ようにしており、本長尺架台のアライメントを行う場合
は架台両端部の脚部2aに組み込まれた調整ボルト5,
7により架台本体1の長手方向および横方向への移動、
調整を行う。このとき、架台中間部の脚部2bに設けら
れた球面軸受8が架台本体1の荷重を支えるとともに、
脚部2aの調整ボルト5,7による架台本体1の平面内
における回転、移動を容易にする。これにより、架台中
間にも脚部による支持を必要とする大重量の長尺架台に
おいても架台平面内におけるあらゆる方向への動きが簡
単な機構により得られ、容易に精度良く架台本体1のア
ライメントを行うことができる。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る長尺架台は前記のように構
成されており、架台本体の中間に設けられた脚部が1球
体による軸受を介して架台本体の荷重を支えるとともに
架台本体の平面内における回転および移動を容易にする
ので、架台中間にも脚部による支持を必要とする大重量
の長尺架台においても架台本体が自重で撓むことなく、
またアライメントが容易に精度良く行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係る長尺架台
の正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は同図
(a)におけるc−c矢視断面図である。
【図2】図2は図1(a)におけるa−a矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
1 架台本体 2a 架台両端部の脚部 2b 架台中間の脚部 3 調整機構 4 ころ軸受 5 調整ボルト 6 ころ軸受 7 調整ボルト 8 球面軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台本体の両端部をころ軸受を介して長
    手方向および横方向の直角2方向へ移動可能に支持され
    た長尺架台において、上記架台本体の中間を脚部により
    1球体による軸受を介して平面内における回転および移
    動可能に支持したことを特徴とする長尺架台。
JP23141093A 1993-09-17 1993-09-17 長尺架台 Withdrawn JPH0785999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23141093A JPH0785999A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 長尺架台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23141093A JPH0785999A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 長尺架台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0785999A true JPH0785999A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16923166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23141093A Withdrawn JPH0785999A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 長尺架台

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JP (1) JPH0785999A (ja)

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