JPH0785948A - 押出し加工され複合体として製作された電極 - Google Patents
押出し加工され複合体として製作された電極Info
- Publication number
- JPH0785948A JPH0785948A JP6200542A JP20054294A JPH0785948A JP H0785948 A JPH0785948 A JP H0785948A JP 6200542 A JP6200542 A JP 6200542A JP 20054294 A JP20054294 A JP 20054294A JP H0785948 A JPH0785948 A JP H0785948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- core
- electrode according
- extrusion
- composite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/20—Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation
- H01T13/39—Selection of materials for electrodes
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所期のプロフィルの電極本体をたんに１回の
押出し加工工程で製作する。電極周壁の壁厚を一様に形
成する。周壁材料とコア材料との結合を改善する。電極
の製作精度及び仕上げ製作上の安全性を高める。丸味の
ある理想的な電極プロフィルを形成する。 【構成】 電極の周壁９が、コア８の成形及びこのさい
に行われる電極横断面プロフィルの成形と同時に、同一
の押出し加工工程で、コア周囲に設けられている。
押出し加工工程で製作する。電極周壁の壁厚を一様に形
成する。周壁材料とコア材料との結合を改善する。電極
の製作精度及び仕上げ製作上の安全性を高める。丸味の
ある理想的な電極プロフィルを形成する。 【構成】 電極の周壁９が、コア８の成形及びこのさい
に行われる電極横断面プロフィルの成形と同時に、同一
の押出し加工工程で、コア周囲に設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項１の上位概念部
に記載の形式の、押出し加工され複合体として製作され
た電極、特に点火プラグ用電極、望ましくは点火プラグ
用接地電極に関する。
に記載の形式の、押出し加工され複合体として製作され
た電極、特に点火プラグ用電極、望ましくは点火プラグ
用接地電極に関する。
【０００２】
【従来技術】ＤＥ−ＯＳ第３１４１６４９号明細書には
点火プラグ用電極が記載されている。この電極は点火プ
ラグの中心電極を形成するもので、該電極には点火火花
を発生させるために必要な高電圧が負荷される。点火火
花は中心電極から所謂接地電極へとび、該接地電極は車
両のシャーシの電位に接続されている。本発明は有利に
はこの接地電極に関する。しかし本発明はこのような接
地電極に制限されるものではなく、さらに別の電極に使
用することも可能である。公知の中心電極及び、前記Ｄ
Ｅ−ＯＳ明細書にやはり記載されている接地電極は、金
属の出発部材、望ましくは円柱状素材、から押出し加工
法で製作される。これらは、望ましくはほぼ方形の電極
横断面プロフィルを有し、かつ、第１の導電性材料から
成るコアを有し、該コアは第２の導電性材料から成る周
壁で取り囲まれている。変形加工工程、即ち既に述べた
押出し加工工程により、コアはその周壁を備え、これに
よって円筒形の複合体が生じる。コアも円筒形の形状を
有し、該円筒形コアは周壁によって同軸的に取り囲まれ
ており、その結果全体として前記のような円筒形を呈す
る。さらに別の作業工程で浅いエンボス加工によってほ
ぼ方形の横断面プロフィルに加工される。望ましくは、
エンボス加工工程により電極の上面及び下面が平らに形
成されかつ両側面はそれぞれ凸レンズ状に湾曲した形状
に形成される。浅いエンボス加工工程によりコアはほぼ
骨状の横断面プロフィルを与えられる。このような公知
の電極は実地において好評をえている。
点火プラグ用電極が記載されている。この電極は点火プ
ラグの中心電極を形成するもので、該電極には点火火花
を発生させるために必要な高電圧が負荷される。点火火
花は中心電極から所謂接地電極へとび、該接地電極は車
両のシャーシの電位に接続されている。本発明は有利に
はこの接地電極に関する。しかし本発明はこのような接
地電極に制限されるものではなく、さらに別の電極に使
用することも可能である。公知の中心電極及び、前記Ｄ
Ｅ−ＯＳ明細書にやはり記載されている接地電極は、金
属の出発部材、望ましくは円柱状素材、から押出し加工
法で製作される。これらは、望ましくはほぼ方形の電極
横断面プロフィルを有し、かつ、第１の導電性材料から
成るコアを有し、該コアは第２の導電性材料から成る周
壁で取り囲まれている。変形加工工程、即ち既に述べた
押出し加工工程により、コアはその周壁を備え、これに
よって円筒形の複合体が生じる。コアも円筒形の形状を
有し、該円筒形コアは周壁によって同軸的に取り囲まれ
ており、その結果全体として前記のような円筒形を呈す
る。さらに別の作業工程で浅いエンボス加工によってほ
ぼ方形の横断面プロフィルに加工される。望ましくは、
エンボス加工工程により電極の上面及び下面が平らに形
成されかつ両側面はそれぞれ凸レンズ状に湾曲した形状
に形成される。浅いエンボス加工工程によりコアはほぼ
骨状の横断面プロフィルを与えられる。このような公知
の電極は実地において好評をえている。
【０００３】
【発明の効果】請求項１記載の特徴を有する本発明の押
出し加工され複合体として製作された電極は上記の公知
の電極に対して、底部の厚さ及び又は周壁の壁厚が、押
出し加工工程しか行われないことにより、要するに別個
の浅いエンボス加工が行われないことによって、コンス
タントにとどめられるという利点を有している。第２の
導電性材料の壁厚は従って実質的により一層一様にな
る。それというのは、横断面図でみて、骨状プロフィル
が生ぜずほぼ方形若しくは、望ましくはほぼ楕円形のコ
ア横断面形状が生じるからである。本発明によればさら
に、周壁材料へのコア材料の結合が改善される。それと
いうのは、従来技術による浅いエンボス加工において生
ぜしめられる機械的変形が行われないからである。電極
全体のプロフィルの形成も理想的であり、この場合該プ
ロフィルは丸味のある移行部を有している。本発明の電
極によればその製作精度が改善される。それというのは
専ら型工具だけが電極の形状付与を決定するからであ
る。押出し加工工程は制御されて型工具内で行われ、こ
れにより寸法保持が保証される。さらに本発明によれ
ば、全般的にコンスタントなパラメータを有する申し分
のない表面品質がえられる。従来技術の電極における浅
いエンボス加工のための付加的作業工程により生じる、
溶接可能性若しくは溶接強度及び曲げ可能性に関する非
予測性は本発明のものにおいては生じない。この場合上
記のすべての要求及び特性はコンスタントにとどめられ
る。製作作業の安全性も本発明のものにおいては高めら
れる。それというのは構造若しくは作業工程が簡単であ
り、その結果故障の発生が一層減少するからである。殊
に点火プラグ接地電極において重要である放熱性も改善
される。それというのは骨状形状を有しない本発明によ
る電極のコアの横断面プロフィルに基づいてより大きな
コア材料分がえられるからである。この場合コアに高い
熱伝導性の材料を用いるのが有利である。本発明による
電極の、望ましくは２つの材料から成る複合体は、同一
の押出し加工工程によってコアの成形と同時にかつ電極
横断面プロフィルの形成と同時に形成される周壁を有し
ている。
出し加工され複合体として製作された電極は上記の公知
の電極に対して、底部の厚さ及び又は周壁の壁厚が、押
出し加工工程しか行われないことにより、要するに別個
の浅いエンボス加工が行われないことによって、コンス
タントにとどめられるという利点を有している。第２の
導電性材料の壁厚は従って実質的により一層一様にな
る。それというのは、横断面図でみて、骨状プロフィル
が生ぜずほぼ方形若しくは、望ましくはほぼ楕円形のコ
ア横断面形状が生じるからである。本発明によればさら
に、周壁材料へのコア材料の結合が改善される。それと
いうのは、従来技術による浅いエンボス加工において生
ぜしめられる機械的変形が行われないからである。電極
全体のプロフィルの形成も理想的であり、この場合該プ
ロフィルは丸味のある移行部を有している。本発明の電
極によればその製作精度が改善される。それというのは
専ら型工具だけが電極の形状付与を決定するからであ
る。押出し加工工程は制御されて型工具内で行われ、こ
れにより寸法保持が保証される。さらに本発明によれ
ば、全般的にコンスタントなパラメータを有する申し分
のない表面品質がえられる。従来技術の電極における浅
いエンボス加工のための付加的作業工程により生じる、
溶接可能性若しくは溶接強度及び曲げ可能性に関する非
予測性は本発明のものにおいては生じない。この場合上
記のすべての要求及び特性はコンスタントにとどめられ
る。製作作業の安全性も本発明のものにおいては高めら
れる。それというのは構造若しくは作業工程が簡単であ
り、その結果故障の発生が一層減少するからである。殊
に点火プラグ接地電極において重要である放熱性も改善
される。それというのは骨状形状を有しない本発明によ
る電極のコアの横断面プロフィルに基づいてより大きな
コア材料分がえられるからである。この場合コアに高い
熱伝導性の材料を用いるのが有利である。本発明による
電極の、望ましくは２つの材料から成る複合体は、同一
の押出し加工工程によってコアの成形と同時にかつ電極
横断面プロフィルの形成と同時に形成される周壁を有し
ている。
【０００４】有利には、第１の材料が第２の材料より高
い導電性を有する。この場合特に、第２の材料が耐腐食
性でありかつ殊に耐焼損性を有するようにすることがで
きる。第１の材料は高い熱伝導性を有することが望まし
い。第１の材料は望ましくは銅であり、第２の材料は殊
にニッケルである。本発明のさらに別の構成は押出し加
工工程後に軟化焼なましされた複合体によって特徴付け
られている。
い導電性を有する。この場合特に、第２の材料が耐腐食
性でありかつ殊に耐焼損性を有するようにすることがで
きる。第１の材料は高い熱伝導性を有することが望まし
い。第１の材料は望ましくは銅であり、第２の材料は殊
にニッケルである。本発明のさらに別の構成は押出し加
工工程後に軟化焼なましされた複合体によって特徴付け
られている。
【０００５】本発明の電極の有利な構成によれば、電極
が第１及び第２の材料から成る２つの出発部材、殊に２
つの円柱状素材から変形加工された複合体を有してい
る。該変形加工工程は既に述べた、唯一の作業工程とし
て実施される押出し加工工程である。
が第１及び第２の材料から成る２つの出発部材、殊に２
つの円柱状素材から変形加工された複合体を有してい
る。該変形加工工程は既に述べた、唯一の作業工程とし
て実施される押出し加工工程である。
【０００６】既に述べたように、コアは、電極横断面プ
ロフィル（要するに全体の横断面プロフィル）と同じ
く、ほぼ方形の、望ましくはほぼ楕円形の横断面プロフ
ィルを有している。
ロフィル（要するに全体の横断面プロフィル）と同じ
く、ほぼ方形の、望ましくはほぼ楕円形の横断面プロフ
ィルを有している。
【０００７】特に本発明の一構成によれば、コアが電極
全長の一部のみに亙って延び、この場合周壁はコアのな
い範囲において内実プロフィル部分へ移行している。し
かしまた、押出し加工された電極の製作後に両端部区分
を切り離し、電極を必要な長さにし次いで点火プラグケ
ーシングに溶接することも可能である。該電極は溶接後
鉤状に曲げられ、該鉤の一方の鉤脚部は点火プラグケー
シングに結合され、他方の鉤脚部は点火プラグの中心電
極に向かい合わされる。
全長の一部のみに亙って延び、この場合周壁はコアのな
い範囲において内実プロフィル部分へ移行している。し
かしまた、押出し加工された電極の製作後に両端部区分
を切り離し、電極を必要な長さにし次いで点火プラグケ
ーシングに溶接することも可能である。該電極は溶接後
鉤状に曲げられ、該鉤の一方の鉤脚部は点火プラグケー
シングに結合され、他方の鉤脚部は点火プラグの中心電
極に向かい合わされる。
【０００８】電極は平らな上面と平らな下面とを有して
いるのが望ましく、この場合これらの平らな両面は、従
来技術におけるように浅いエンボス加工に付されること
はなく、押出し加工と同時に形成され、この場合押出し
加工はやはりコアにその形状を与えかつこれを第２の材
料で包囲するために役立つ。
いるのが望ましく、この場合これらの平らな両面は、従
来技術におけるように浅いエンボス加工に付されること
はなく、押出し加工と同時に形成され、この場合押出し
加工はやはりコアにその形状を与えかつこれを第２の材
料で包囲するために役立つ。
【０００９】本発明による電極は望ましくはその横断面
長手方向に対して横方向に凸レンズ状の中高の側面を有
している。殊に上面若しくは下面はこれらに続く所属の
側面へある曲率半径をもって移行している。中高に形成
された該側面自体もやはりある曲率半径をもって形成さ
れていることが望ましい。
長手方向に対して横方向に凸レンズ状の中高の側面を有
している。殊に上面若しくは下面はこれらに続く所属の
側面へある曲率半径をもって移行している。中高に形成
された該側面自体もやはりある曲率半径をもって形成さ
れていることが望ましい。
【００１０】
【実施例】図１は円柱状素材３，４として形成された２
つの出発部材１，２の側面図である。素材４は導電性の
第１の材料５、望ましくは銅から成り、素材３は導電性
の第２の材料６、望ましくはニッケルから成る。
つの出発部材１，２の側面図である。素材４は導電性の
第１の材料５、望ましくは銅から成り、素材３は導電性
の第２の材料６、望ましくはニッケルから成る。
【００１１】適宜の押出し加工ダイスにより、変形工程
中、換言すれば唯一の押出し加工工程中において、素材
３，４から押出し加工された、複合体１６として製作さ
れた電極７が得られる。該電極は望ましくは点火プラグ
において接地電極として用いられる。図２から判るよう
に、該電極は、第１の材料、望ましくは銅から成る、長
く延びたコア８を有している。第２の材料、要するに素
材３は上記押出し加工工程において周壁９として加工さ
れ、これはコア８を取り囲む。さらに押出し加工工程で
はヘッド１０及び、コア８が内部に延びていない自由端
部範囲１１が形成される。コア８は従ってたんに一部に
亙って延びているにすぎず、周壁９はこの場合自由端部
範囲１１では、望ましくはニッケルから成る内実の横断
面プロフィルを有する。
中、換言すれば唯一の押出し加工工程中において、素材
３，４から押出し加工された、複合体１６として製作さ
れた電極７が得られる。該電極は望ましくは点火プラグ
において接地電極として用いられる。図２から判るよう
に、該電極は、第１の材料、望ましくは銅から成る、長
く延びたコア８を有している。第２の材料、要するに素
材３は上記押出し加工工程において周壁９として加工さ
れ、これはコア８を取り囲む。さらに押出し加工工程で
はヘッド１０及び、コア８が内部に延びていない自由端
部範囲１１が形成される。コア８は従ってたんに一部に
亙って延びているにすぎず、周壁９はこの場合自由端部
範囲１１では、望ましくはニッケルから成る内実の横断
面プロフィルを有する。
【００１２】電極の横断面プロフィルは図３に示されて
いる。この場合コア８及び周壁９は図示されておらず、
たんに全体の横断面プロフィルを示している。この図か
ら判るように、電極はほぼ方形の横断面を有し、この場
合、実施される唯一の、既に述べた押出し加工工程に基
づいて平らな上面１２及び下面１３が得られかつ凸レン
ズ状の中高の側面１４，１５が得られる。上面若しくは
下面１２，１３は各側面１４若しくは１５へ曲率半径ｒ
をもって移行しており、中高側面１４，１５は曲率半径
Ｒを有している。
いる。この場合コア８及び周壁９は図示されておらず、
たんに全体の横断面プロフィルを示している。この図か
ら判るように、電極はほぼ方形の横断面を有し、この場
合、実施される唯一の、既に述べた押出し加工工程に基
づいて平らな上面１２及び下面１３が得られかつ凸レン
ズ状の中高の側面１４，１５が得られる。上面若しくは
下面１２，１３は各側面１４若しくは１５へ曲率半径ｒ
をもって移行しており、中高側面１４，１５は曲率半径
Ｒを有している。
【００１３】図４は電極７の上面１２の平面図である。
図５は電極７の側面図、要するに側面１４の平面図であ
る。図６は図４のＶＩ−ＶＩ線による電極７の横断面の
略示図である。
図５は電極７の側面図、要するに側面１４の平面図であ
る。図６は図４のＶＩ−ＶＩ線による電極７の横断面の
略示図である。
【００１４】図７は図４および５の平面Ｉによる電極の
横断面図である。この図から判るように、コア８は楕円
形の横断面プロフィルを有しかつ全体の横断面プロフィ
ルはほぼ方形であり、この場合平らな上面１２及び平ら
な下面１３並びに凸レンズ状の中高の側面１４，１５が
形成されている。
横断面図である。この図から判るように、コア８は楕円
形の横断面プロフィルを有しかつ全体の横断面プロフィ
ルはほぼ方形であり、この場合平らな上面１２及び平ら
な下面１３並びに凸レンズ状の中高の側面１４，１５が
形成されている。
【００１５】図８は図６の平面ＩＩによる縦断面図であ
る。図９は図６の平面ＩＩＩによる縦断面図である。図
から判るように、コアは丸味を持った移行部を有する理
想的な形状を有しており、従来技術の電極においてコア
の形状として生じるジグザグ形又は複数の尖端を有する
形状は本発明のものでは存在しない。
る。図９は図６の平面ＩＩＩによる縦断面図である。図
から判るように、コアは丸味を持った移行部を有する理
想的な形状を有しており、従来技術の電極においてコア
の形状として生じるジグザグ形又は複数の尖端を有する
形状は本発明のものでは存在しない。
【００１６】本発明の複合−接地−電極は従って極めて
合理的に、たんに唯一の押出し加工工程により、出発部
材としての例えば銅／ニッケル−素材から製作すること
ができる。上記の押出し加工法では所望のプロフィルが
製作される。唯一の押出し加工工程が行われるにすぎな
いため、この工程は言わば仕上げ−押出し加工工程でも
ある。このようにして製作された電極は、図２の構成に
よれば、続いて軟化焼きなましされ、ついでさらに加工
され、即ち剪断され、即ちヘッド１０が、場合によって
は自由端部範囲１１の一部と共に、切り離される。次い
で点火プラグケーシングへの溶接が行われる。
合理的に、たんに唯一の押出し加工工程により、出発部
材としての例えば銅／ニッケル−素材から製作すること
ができる。上記の押出し加工法では所望のプロフィルが
製作される。唯一の押出し加工工程が行われるにすぎな
いため、この工程は言わば仕上げ−押出し加工工程でも
ある。このようにして製作された電極は、図２の構成に
よれば、続いて軟化焼きなましされ、ついでさらに加工
され、即ち剪断され、即ちヘッド１０が、場合によって
は自由端部範囲１１の一部と共に、切り離される。次い
で点火プラグケーシングへの溶接が行われる。
【００１７】本発明のよれば、所定のプロフィルに加工
された電極本体はたんに１回の作業工程で製作される。
周壁の一様な壁厚が、理想的なプロフィルの形成と共
に、得られる。さらに極めて高い製作精度及び極めて高
い仕上げ製作上の安全性がえられる。押出し加工工程し
か実施されないため、第１の、特に高い熱伝導性の材
料、望ましくは銅分が極めて大きい、極めて一様なコア
分布、殊に銅分布が得られる。押出し加工工程はダイス
中で行われるから、一様な周壁壁厚と共に一様なプロフ
ィルが保証される。それというのは、従来技術における
ように、コア周壁形成後、浅いエンボス加工を行うこと
がないからである。
された電極本体はたんに１回の作業工程で製作される。
周壁の一様な壁厚が、理想的なプロフィルの形成と共
に、得られる。さらに極めて高い製作精度及び極めて高
い仕上げ製作上の安全性がえられる。押出し加工工程し
か実施されないため、第１の、特に高い熱伝導性の材
料、望ましくは銅分が極めて大きい、極めて一様なコア
分布、殊に銅分布が得られる。押出し加工工程はダイス
中で行われるから、一様な周壁壁厚と共に一様なプロフ
ィルが保証される。それというのは、従来技術における
ように、コア周壁形成後、浅いエンボス加工を行うこと
がないからである。
【図１】本発明の電極を製作するための２つの出発部材
を示す図
を示す図
【図２】押出し加工された本発明による電極を示す図
【図３】電極の横断面図
【図４】電極上面の平面図
【図５】図４の電極の側面図
【図６】図４のＶＩ−ＶＩ線による電極横断面の略示図
【図７】図４若しくは図５の平面Ｉによる電極の横断面
図
図
【図８】図６の平面ＩＩによる電極の縦断面図
【図９】図６の平面ＩＩＩによる電極のの縦断面図
１，２ 出発部材、 ３，４ 円柱状素材、 ５ 第１
の材料、 ６ 第２の材料、 ７ 電極、 ８ コア、
９ 周壁、 １０ ヘッド、 １１ 端部範囲、１２
上面、 １３ 下面、 １４，１５ 側面
の材料、 ６ 第２の材料、 ７ 電極、 ８ コア、
９ 周壁、 １０ ヘッド、 １１ 端部範囲、１２
上面、 １３ 下面、 １４，１５ 側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー ランガー ドイツ連邦共和国 リッツェンドルフ ハ ーンライテ 19 (72)発明者 ヴァルター ヴュスト ドイツ連邦共和国 シュタッフェルシュタ イン シュタットヴェーク 28 (72)発明者 シュテファン ヴァイゲル ドイツ連邦共和国 トゥルナウ ヒルテン ガッセ 21
Claims (14)
- 【請求項１】 押出し加工され複合体として製作された
電極、殊に点火プラグ用電極、望ましくは点火プラグ用
接地電極であって、望ましくはほぼ方形に近い電極横断
面プロフィルと、導電性の第１の材料から成るコアと、
該コア上に変形加工によって設けられている、導電性の
第２の材料から成る周壁と、を有する形式のものにおい
て、複合体（１６）における周壁（９）が、同一の押出
し加工工程により、コア（８）の成形と同時にかつこの
コア成形のさいに行われる電極横断面プロフィルの成形
と同時に、該コア周囲に配置されていることを特徴とす
る、押出し加工され複合体として製作された電極。 - 【請求項２】 第１の材料（５）が第２の材料（６）よ
りも高い導電性を有することを特徴とする、請求項１記
載の電極。 - 【請求項３】 第２の材料が耐腐食性であることを特徴
とする、請求１項又は２記載の電極。 - 【請求項４】 第２の材料（６）が耐焼損性であること
を特徴とする、請求項１から３までのいずれか１項記載
の電極。 - 【請求項５】 第１の材料が高い熱伝導性を有している
ことを特徴とする、請求項１から４までのいずれか１項
記載の電極。 - 【請求項６】 第１の材料（５）が銅であることを特徴
とする、請求項１から５までのいずれか１項記載の電
極。 - 【請求項７】 第２の材料（６）がニッケルであること
を特徴とする、請求項１から６までのいずれか１項記載
の電極。 - 【請求項８】 複合体が押出し加工後に軟化焼なましさ
れている複合体（１６)であることを特徴とする、請求
項１から７までのいずれか１項記載の電極。 - 【請求項９】 複合体が第１及び第２の材料（５、６）
から成る２つの出発部材(１，２)、特に円柱状素材
(３，４)から変形加工されている複合体（１６）である
ことを特徴とする、請求項１から８までのいずれか１項
記載の電極。 - 【請求項１０】 コア（８）がほぼ方形の、望ましくは
ほぼ楕円形の横断面プロフィルを有していることを特徴
とする、請求項１から９までのいずれか１項記載の電
極。 - 【請求項１１】 コア（８）が電極全長の一部のみに亙
って延びていて、周壁（９）がコア（８）のない範囲で
内実プロフィル部分へ移行していることを特徴とする、
請求項１から１０までのいずれか１項記載の電極。 - 【請求項１２】 電極が平らな上面（１２）と平らな下
面（１３）とを有していることを特徴とする、請求項１
から１１までのいずれか１項記載の電極。 - 【請求項１３】 電極がその横断面長手方向に対して横
方向に凸レンズ状に中高に延びている側面（１４，１
５）を有していることを特徴とする、請求項１から１２
までのいずれか１項記載の電極。 - 【請求項１４】 上面若しくは下面（１２，１３）がこ
れに続く所属の側面（１４，１５）へある曲率半径
（ｒ）をもって移行していることを特徴とする、請求項
１から１３までのいずれか１項記載の電極。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9312864U DE9312864U1 (de) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | Fließgepreßte, als Verbundkörper ausgebildete Elektrode |
| DE9312864.9 | 1993-08-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0785948A true JPH0785948A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=6897315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6200542A Pending JPH0785948A (ja) | 1993-08-27 | 1994-08-25 | 押出し加工され複合体として製作された電極 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5551902A (ja) |
| JP (1) | JPH0785948A (ja) |
| CN (1) | CN1102512A (ja) |
| BR (1) | BR9403337A (ja) |
| DE (1) | DE9312864U1 (ja) |
| FR (1) | FR2709384B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017538269A (ja) * | 2014-12-17 | 2017-12-21 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 火炎面まで達するコアを備えた点火プラグ電極を製造するための方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5675209A (en) * | 1995-06-19 | 1997-10-07 | Hoskins Manufacturing Company | Electrode material for a spark plug |
| JP4419327B2 (ja) * | 2000-04-03 | 2010-02-24 | 株式会社デンソー | 内燃機関用スパークプラグ及びその製造方法 |
| DE102004016555A1 (de) * | 2004-04-03 | 2005-10-27 | Robert Bosch Gmbh | Zündkerze |
| US7383713B2 (en) * | 2005-03-30 | 2008-06-10 | Aleris Aluminum Koblenz Gmbh | Method of manufacturing a consumable filler metal for use in a welding operation |
| DE102015115746B4 (de) | 2015-09-17 | 2017-04-27 | Federal-Mogul Ignition Gmbh | Verfahren zum Herstellen einer Zündelektrode für Zündkerzen und damit hergestellte Zündkerze |
| ES2834016T3 (es) * | 2015-12-15 | 2021-06-16 | Obe Ohnmacht & Baumgaertner Gmbh & Co Kg | Material compuesto, un procedimiento para producir dicho material compuesto y un componente de descarga con dicho material compuesto |
| DE102015121862B4 (de) | 2015-12-15 | 2017-12-28 | Federal-Mogul Ignition Gmbh | Zündkerze |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49630A (ja) * | 1972-04-18 | 1974-01-07 | ||
| JPS5517860B2 (ja) * | 1973-07-04 | 1980-05-14 | ||
| CA1138626A (en) * | 1978-12-16 | 1983-01-04 | Gkn Floform Limited | Manufacture of bi-metal electrodes for spark plugs |
| US4575343A (en) * | 1980-04-09 | 1986-03-11 | The National Machinery Company | Bimetal electrode and method of making same |
| US4526551A (en) * | 1980-05-30 | 1985-07-02 | Champion Spark Plug Company | Production of electrodes |
| US4400263A (en) * | 1981-02-09 | 1983-08-23 | Hri, Inc. | H-Coal process and plant design |
| DE3941649A1 (de) * | 1989-12-16 | 1991-06-20 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur herstellung von elektroden fuer zuendkerzen sowie zuendkerzen-elektroden |
| US5210457A (en) * | 1990-09-07 | 1993-05-11 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Outer electrode for spark plug and a method of manufacturing thereof |
| JPH05309411A (ja) * | 1991-02-14 | 1993-11-22 | Nippon Steel Corp | 熱間押出によるクラッド材製造用ビレットおよびクラッド材製造方法 |
-
1993
- 1993-08-27 DE DE9312864U patent/DE9312864U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-08-12 FR FR9410001A patent/FR2709384B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-25 CN CN94115105.0A patent/CN1102512A/zh active Pending
- 1994-08-25 JP JP6200542A patent/JPH0785948A/ja active Pending
- 1994-08-26 BR BR9403337A patent/BR9403337A/pt not_active IP Right Cessation
- 1994-08-29 US US08/298,324 patent/US5551902A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017538269A (ja) * | 2014-12-17 | 2017-12-21 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 火炎面まで達するコアを備えた点火プラグ電極を製造するための方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2709384A1 (fr) | 1995-03-03 |
| DE9312864U1 (de) | 1994-12-22 |
| US5551902A (en) | 1996-09-03 |
| CN1102512A (zh) | 1995-05-10 |
| FR2709384B1 (fr) | 1996-01-26 |
| BR9403337A (pt) | 1995-04-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0474351B1 (en) | An outer electrode for spark plug and a method of manufacturing thereof | |
| US3803892A (en) | Method of producing spark plug center electrode | |
| CN1024876C (zh) | 火花塞电极及其制造工艺 | |
| JPH10329503A (ja) | アクスルケースの製造方法およびアクスルケース | |
| JPH0785948A (ja) | 押出し加工され複合体として製作された電極 | |
| US4476372A (en) | Spot welding electrode | |
| JPS6035487A (ja) | スパ−クプラグシエルの成形方法 | |
| US5844194A (en) | Resistance welding electrode and method of manufacturing same | |
| US3818555A (en) | Method of manufacturing central electrode for spark plug | |
| JP2002524821A (ja) | 点火プラグ電極 | |
| JPH0557387A (ja) | アルミニウム製品の製造方法 | |
| US6792786B2 (en) | Fabrication method of metal shell of spark plug | |
| JP3272488B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| US4410309A (en) | Method of making a spark-plug center electrode | |
| US4422494A (en) | Vibratory forming of shaped lead joints | |
| JP3194488B2 (ja) | スパークプラグの放電電極の製作方法 | |
| KR102517694B1 (ko) | 전기차 배터리 구조체의 al합금 소재의 롱부쉬 정밀성형 제조방법 | |
| JPH1177228A (ja) | 熱間鍛造方法 | |
| RU2091943C1 (ru) | Способ изготовления биметаллического центрального электрода искровой свечи зажигания двигателя внутреннего сгорания | |
| JPH08199205A (ja) | Ａｌ焼結合金製コネクティングロッドの圧粉体 | |
| JP3196857B2 (ja) | プラグチップの加工方法 | |
| SU1225741A1 (ru) | Способ изготовлени изделий с внутренними каналами | |
| JP2001155840A (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
| JPS6140123B2 (ja) | ||
| JP2593214B2 (ja) | 刷子線材の溶接用電極 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040130 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20040423 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20040428 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041008 |