JPH078589Y2 - 景観修景用擁壁ブロック構造 - Google Patents
景観修景用擁壁ブロック構造Info
- Publication number
- JPH078589Y2 JPH078589Y2 JP2062992U JP2062992U JPH078589Y2 JP H078589 Y2 JPH078589 Y2 JP H078589Y2 JP 2062992 U JP2062992 U JP 2062992U JP 2062992 U JP2062992 U JP 2062992U JP H078589 Y2 JPH078589 Y2 JP H078589Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retaining wall
- wall block
- panel member
- water
- landscape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は景観修景用擁壁ブロック
構造に係るものである。
構造に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の擁壁ブロックは背面土圧を強固に
支持するために一体構造の剛強な構造となっている。
支持するために一体構造の剛強な構造となっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の擁壁ブロッ
クは表面がコンクリート等より構成され、何等の雅趣も
なく、植生に乏しく水景観とは全く無縁の存在であっ
た。本考案はこのような実情に鑑みて提案されたもの
で、美しい景観を呈し、緑化され水景観が取り入れられ
た自然の豊かな景観が取り入れられた景観修景用擁壁ブ
ロック構造を提供する点にある。
クは表面がコンクリート等より構成され、何等の雅趣も
なく、植生に乏しく水景観とは全く無縁の存在であっ
た。本考案はこのような実情に鑑みて提案されたもの
で、美しい景観を呈し、緑化され水景観が取り入れられ
た自然の豊かな景観が取り入れられた景観修景用擁壁ブ
ロック構造を提供する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本考案に係る景観修景用擁壁ブロック構造は、擁壁
ブロックの表面に、ガラス繊維強化コンクリート製の擬
岩石のパネル部材を層着し、同パネル部材の表面に植栽
用土砂貯畄部を設け、同パネル部材表面の上部には貯水
部を設けるとともに、同貯水部内の水を擁壁ブロック下
底部に設置され礫部との間に亘って前記パネル部材の表
面に沿って循環させる人工滝形成装置を設けて構成され
ている。
め、本考案に係る景観修景用擁壁ブロック構造は、擁壁
ブロックの表面に、ガラス繊維強化コンクリート製の擬
岩石のパネル部材を層着し、同パネル部材の表面に植栽
用土砂貯畄部を設け、同パネル部材表面の上部には貯水
部を設けるとともに、同貯水部内の水を擁壁ブロック下
底部に設置され礫部との間に亘って前記パネル部材の表
面に沿って循環させる人工滝形成装置を設けて構成され
ている。
【０００５】
【作用】本考案によれば擁壁ブロックの表面が直接外部
に露出することなく、ガラス繊維強化コンクリート製の
美しい擬岩石のパネルによって構成されているので美し
い景観を呈する。また擬岩石のパネル部材の表面に設け
た植栽用土砂貯畄部を利用して緑化でき、更に同パネル
部材の上部に貯けた貯水部をブロック下底部の礫部との
間に亘って、前記パネル部材の表面に沿って薄層流とし
て水を流すことによって、大気中の酸素を水の中に取り
入れ、擁壁下底部に設置された礫によって礫間接触酸化
法により、常に水質を浄化することができる。
に露出することなく、ガラス繊維強化コンクリート製の
美しい擬岩石のパネルによって構成されているので美し
い景観を呈する。また擬岩石のパネル部材の表面に設け
た植栽用土砂貯畄部を利用して緑化でき、更に同パネル
部材の上部に貯けた貯水部をブロック下底部の礫部との
間に亘って、前記パネル部材の表面に沿って薄層流とし
て水を流すことによって、大気中の酸素を水の中に取り
入れ、擁壁下底部に設置された礫によって礫間接触酸化
法により、常に水質を浄化することができる。
【０００６】
【実施例】以下本考案を図示の実施例について説明す
る。１は擁壁ブロックで、同ブロック１の表面にガラス
繊維強化コンクリート製擬岩石のパネル部材２が層着さ
れ、同パネル部材２間に設けられた空間には植栽土砂３
が充填され、植栽４によって擁壁ブロック１の表面が緑
化され、自然の豊かな擁壁が構成される。
る。１は擁壁ブロックで、同ブロック１の表面にガラス
繊維強化コンクリート製擬岩石のパネル部材２が層着さ
れ、同パネル部材２間に設けられた空間には植栽土砂３
が充填され、植栽４によって擁壁ブロック１の表面が緑
化され、自然の豊かな擁壁が構成される。
【０００７】前記パネル部材２の上方部に設けた凹部は
貯水部５とされ、擁壁ブロック１の下底部に設けた滝壺
部６には礫７が堆積されている。前記貯水部５と滝壺部
６との間に、ポンプ８が介装された配管９が連絡され、
同ポンプ８は太陽電池１０によって駆動され、貯水部５
の水が滝壺部６まで前記パネル部材２に沿って層流とな
って流化し、滝１１となっている。図中１２は配線であ
る。
貯水部５とされ、擁壁ブロック１の下底部に設けた滝壺
部６には礫７が堆積されている。前記貯水部５と滝壺部
６との間に、ポンプ８が介装された配管９が連絡され、
同ポンプ８は太陽電池１０によって駆動され、貯水部５
の水が滝壺部６まで前記パネル部材２に沿って層流とな
って流化し、滝１１となっている。図中１２は配線であ
る。
【０００８】その他図中１３は前記パネル部材２を擁壁
ブロック１に対して所定位置に保持するアングル材で、
１４は補強鉄筋取り付け金具、１５は取り付け金具であ
る。図示の実施例によれば前記したように表面が前記擬
岩石製のパネル部材２で構成されているので美しい景観
を呈することができ、また前記パネル部材２間に形成さ
れた空間には胴込土砂を利用して植栽土砂３を填装し、
擁壁表面が緑化される。
ブロック１に対して所定位置に保持するアングル材で、
１４は補強鉄筋取り付け金具、１５は取り付け金具であ
る。図示の実施例によれば前記したように表面が前記擬
岩石製のパネル部材２で構成されているので美しい景観
を呈することができ、また前記パネル部材２間に形成さ
れた空間には胴込土砂を利用して植栽土砂３を填装し、
擁壁表面が緑化される。
【０００９】また擁壁表面における前記パネル部材２の
貯水部５と擁壁ブロック１下底部の滝壺部６間に設けら
れた滝１１は、岩の間を流れ美しい水景観を作るととも
に、同滝１１は水を循環させて岩の間を薄層流として水
を流すようにして構成したので同水中に大気中の酸素を
取り入れ、水の溶存酸素を高めることができ、更に下部
に設置して礫７によって、礫間接触酸化法により水質を
浄化することができる。
貯水部５と擁壁ブロック１下底部の滝壺部６間に設けら
れた滝１１は、岩の間を流れ美しい水景観を作るととも
に、同滝１１は水を循環させて岩の間を薄層流として水
を流すようにして構成したので同水中に大気中の酸素を
取り入れ、水の溶存酸素を高めることができ、更に下部
に設置して礫７によって、礫間接触酸化法により水質を
浄化することができる。
【００１０】更に前記擬岩石のパネル部材２が軽いので
施工し易い。
施工し易い。
【００１１】
【考案の効果】本考案は前記したように構成されている
ので、表面がガラス繊維強化コンクリート製の擬岩のパ
ネル部材で構成されているので美しい景観を呈すること
ができ、また緑化された自然豊かな擁壁を作ることがで
き、また擁壁に設けた滝によって岩の間を流れる美しい
水景観を作ることができ、同水景観を構成する水の溶存
酸素を高め、抱壁ブロック下部の礫によって水質を浄化
することができ、更に前記擬岩石のパネル部材が軽いの
で施工が容易である。
ので、表面がガラス繊維強化コンクリート製の擬岩のパ
ネル部材で構成されているので美しい景観を呈すること
ができ、また緑化された自然豊かな擁壁を作ることがで
き、また擁壁に設けた滝によって岩の間を流れる美しい
水景観を作ることができ、同水景観を構成する水の溶存
酸素を高め、抱壁ブロック下部の礫によって水質を浄化
することができ、更に前記擬岩石のパネル部材が軽いの
で施工が容易である。
【図１】本考案に係る景観修景用擁壁ブロック構造の一
実施例の縦断面図である。
実施例の縦断面図である。
１ 擁壁ブロック ２ ガラス繊維強化コンクリート製擬岩石のパネル部
材 ３ 植栽土砂 ４ 植栽 ５ 貯水部 ６ 滝壺部 ７ 礫 ８ ポンプ ９ 配管 １０ 太陽電池 １１ 滝 １２ 配線 １３ アングル １４ 補強鉄筋取り付け金具 １５ 取り付け金具
材 ３ 植栽土砂 ４ 植栽 ５ 貯水部 ６ 滝壺部 ７ 礫 ８ ポンプ ９ 配管 １０ 太陽電池 １１ 滝 １２ 配線 １３ アングル １４ 補強鉄筋取り付け金具 １５ 取り付け金具
Claims (1)
- 【請求項１】 擁壁ブロックの表面に、ガラス繊維強化
コンクリート製の擬岩石のパネル部材を層着し、同パネ
ル部材の表面に植栽用土砂貯畄部を設け、同パネル部材
表面の上部には貯水部を設けるとともに、同貯水部内の
水を擁壁ブロック下底部に設置され礫部との間に亘って
前記パネル部材の表面に沿って循環させる人工滝形成装
置を設けてなることを特徴とする景観修景用擁壁ブロッ
ク構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2062992U JPH078589Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 景観修景用擁壁ブロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2062992U JPH078589Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 景観修景用擁壁ブロック構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581343U JPH0581343U (ja) | 1993-11-05 |
| JPH078589Y2 true JPH078589Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=12032533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2062992U Expired - Lifetime JPH078589Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 景観修景用擁壁ブロック構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078589Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100689078B1 (ko) * | 2005-03-18 | 2007-03-08 | 주식회사 오륙개발 | 인공벽을 조성하는 공법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108442314A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-08-24 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 一种经济型景观生态护坡 |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP2062992U patent/JPH078589Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100689078B1 (ko) * | 2005-03-18 | 2007-03-08 | 주식회사 오륙개발 | 인공벽을 조성하는 공법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0581343U (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
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