JPH0785828A - 電子ビーム装置 - Google Patents
電子ビーム装置Info
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- JPH0785828A JPH0785828A JP5233129A JP23312993A JPH0785828A JP H0785828 A JPH0785828 A JP H0785828A JP 5233129 A JP5233129 A JP 5233129A JP 23312993 A JP23312993 A JP 23312993A JP H0785828 A JPH0785828 A JP H0785828A
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- electron beam
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- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 72
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 abstract 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 17
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏向磁極のヒステリシス特性による電子ビー
ム照射位置誤差を補正し、電子ビーム照射位置精度を向
上させる。 【構成】 偏向信号に基づき電子ビームを偏向位置決め
する偏向磁極を有する電磁偏向器4と、上記偏向磁極の
ヒステリシス特性に起因する上記電子ビームの偏向位置
誤差を補正する予め設定された補正信号を発生する補正
信号発生手段26とを設け、上記偏向信号を上記補正信
号で補正するようにしたものである。
ム照射位置誤差を補正し、電子ビーム照射位置精度を向
上させる。 【構成】 偏向信号に基づき電子ビームを偏向位置決め
する偏向磁極を有する電磁偏向器4と、上記偏向磁極の
ヒステリシス特性に起因する上記電子ビームの偏向位置
誤差を補正する予め設定された補正信号を発生する補正
信号発生手段26とを設け、上記偏向信号を上記補正信
号で補正するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子ビームをターゲ
ット上の所定位置に位置決め照射し、電子ビーム加工や
電子ビーム模写等を行う電子ビーム装置に関するもので
ある。
ット上の所定位置に位置決め照射し、電子ビーム加工や
電子ビーム模写等を行う電子ビーム装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開昭64−17363号
公報に示される従来の電子ビーム装置の基本構成図、図
7はその偏向系の詳細構成図である。まず、図6におい
て、1は電子銃、2は電子銃1から発生した電子ビー
ム、3は電子ビーム2を一点に集束する集束レンズ、4
は電子ビーム2を偏向する電磁偏向器、5は電子ビーム
偏向位置を制御するための偏向信号を発生する偏向信号
発生器、6は上記偏向信号をもとに電磁偏向器4を駆動
するアンプ、7はワークである。次に、図7において、
11、12は電磁偏向器4を構成する偏向磁極と偏向コ
イル、13は磁性体で形成され電磁偏向器4の上下に配
設されたリング、14、15は電磁偏向器4が発生する
偏向磁束と漏洩磁束、16は偏向磁極11のヒステリシ
ス特性に起因してビーム通路中に残る残留磁束(以下、
コア残留磁束という)、17はリング13のヒステリシ
ス特性に起因してビーム通路中に残る残留磁束(以下、
リング残留磁束という)である。なお、この図は図面上
左側の磁極がN極に、右側の磁極がS極に励磁されてい
る場合を示す。また、図8(a)、(b)はそれぞれ偏
向磁極11、リング13中の磁束の方向を上面から示し
たものである。
公報に示される従来の電子ビーム装置の基本構成図、図
7はその偏向系の詳細構成図である。まず、図6におい
て、1は電子銃、2は電子銃1から発生した電子ビー
ム、3は電子ビーム2を一点に集束する集束レンズ、4
は電子ビーム2を偏向する電磁偏向器、5は電子ビーム
偏向位置を制御するための偏向信号を発生する偏向信号
発生器、6は上記偏向信号をもとに電磁偏向器4を駆動
するアンプ、7はワークである。次に、図7において、
11、12は電磁偏向器4を構成する偏向磁極と偏向コ
イル、13は磁性体で形成され電磁偏向器4の上下に配
設されたリング、14、15は電磁偏向器4が発生する
偏向磁束と漏洩磁束、16は偏向磁極11のヒステリシ
ス特性に起因してビーム通路中に残る残留磁束(以下、
コア残留磁束という)、17はリング13のヒステリシ
ス特性に起因してビーム通路中に残る残留磁束(以下、
リング残留磁束という)である。なお、この図は図面上
左側の磁極がN極に、右側の磁極がS極に励磁されてい
る場合を示す。また、図8(a)、(b)はそれぞれ偏
向磁極11、リング13中の磁束の方向を上面から示し
たものである。
【0003】次に動作について説明する。偏向信号発生
器5の発生する偏向信号に応じてアンプ6によって駆動
された電磁偏向器4は偏向磁界14と漏洩磁界15を発
生する。偏向磁界14は電子ビーム2に作用しこれを偏
向させる。漏洩磁界15は偏向磁極11のN極を出ると
近接したリング13に入り、さらに、リング13内を通
り偏向磁極11のS極近くで再び空間に出て偏向磁極1
1のS極に入る。図7のように偏向磁極11中の磁束と
リング13中の磁束の向きは反対である。従って、コア
残留磁束16とリング残留磁束17の向きは互いに反対
であるため、それぞれのビーム照射位置に及ぼす影響は
相殺される。
器5の発生する偏向信号に応じてアンプ6によって駆動
された電磁偏向器4は偏向磁界14と漏洩磁界15を発
生する。偏向磁界14は電子ビーム2に作用しこれを偏
向させる。漏洩磁界15は偏向磁極11のN極を出ると
近接したリング13に入り、さらに、リング13内を通
り偏向磁極11のS極近くで再び空間に出て偏向磁極1
1のS極に入る。図7のように偏向磁極11中の磁束と
リング13中の磁束の向きは反対である。従って、コア
残留磁束16とリング残留磁束17の向きは互いに反対
であるため、それぞれのビーム照射位置に及ぼす影響は
相殺される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子ビーム装置
は以上のように構成されているので、ヒステリシス特性
によるビーム照射位置誤差を補正するにはリング残留磁
束とコア残留磁束のビーム位置に及ぼす影響を完全に相
殺するような調整が必要で、その調整は磁極形状や材質
の選択によっており、また個々の磁性体の特性にばらつ
きがあるため、正確な補正が困難で、ビーム照射位置決
め精度を高くすることが困難であるなどの問題点があっ
た。
は以上のように構成されているので、ヒステリシス特性
によるビーム照射位置誤差を補正するにはリング残留磁
束とコア残留磁束のビーム位置に及ぼす影響を完全に相
殺するような調整が必要で、その調整は磁極形状や材質
の選択によっており、また個々の磁性体の特性にばらつ
きがあるため、正確な補正が困難で、ビーム照射位置決
め精度を高くすることが困難であるなどの問題点があっ
た。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電子ビームに与える偏向磁極の
ヒステリシス特性の影響を打ち消すリングを設けること
なく、高精度にビーム照射位置を定めることができる電
子ビーム装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、電子ビームに与える偏向磁極の
ヒステリシス特性の影響を打ち消すリングを設けること
なく、高精度にビーム照射位置を定めることができる電
子ビーム装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による電子ビー
ム装置は、偏向信号に基づき電子ビームを偏向位置決め
する偏向磁極を有する電磁偏向器と、上記偏向磁極のヒ
ステリシス特性に起因する上記電子ビームの偏向位置誤
差を補正する予め設定された補正信号を発生する補正信
号発生手段とを設け、上記偏向信号を上記補正信号で補
正するようにしたものである。
ム装置は、偏向信号に基づき電子ビームを偏向位置決め
する偏向磁極を有する電磁偏向器と、上記偏向磁極のヒ
ステリシス特性に起因する上記電子ビームの偏向位置誤
差を補正する予め設定された補正信号を発生する補正信
号発生手段とを設け、上記偏向信号を上記補正信号で補
正するようにしたものである。
【0007】また、電子ビームの位置決め用の偏向信号
を上記偏向磁極のヒステリシス特性に基づき予め設定さ
れた一定値の補正信号により補正するようにしたもので
ある。
を上記偏向磁極のヒステリシス特性に基づき予め設定さ
れた一定値の補正信号により補正するようにしたもので
ある。
【0008】
【作用】この発明における電子ビーム装置は、予め設定
された補正信号によって偏向信号が補正され、偏向磁極
のヒステリシス特性による電子ビームの偏向位置誤差が
補正されて電子ビームはターゲット上の所定位置に精度
良く位置決めされる。
された補正信号によって偏向信号が補正され、偏向磁極
のヒステリシス特性による電子ビームの偏向位置誤差が
補正されて電子ビームはターゲット上の所定位置に精度
良く位置決めされる。
【0009】また、一定値の補正信号によって電子ビー
ムの位置決め用の偏向信号が補正され、偏向磁極のヒス
テリシス特性による電子ビームの偏向位置誤差が補正さ
れて電子ビームはターゲット上の所定位置に精度良く位
置決めされる。
ムの位置決め用の偏向信号が補正され、偏向磁極のヒス
テリシス特性による電子ビームの偏向位置誤差が補正さ
れて電子ビームはターゲット上の所定位置に精度良く位
置決めされる。
【0010】
実施例1.以下、図1に示すこの発明の一実施例による
電子ビーム装置の要部である偏向系の構成を示すブロッ
ク図であり、図1において、図5と同一符号は相当部分
を示すのでその説明を省略する。なお、電子ビーム装置
の偏向系は一般に直行するX軸とY軸の2軸で構成され
ているが、図1では1軸のみを示している。20a、2
0bはターゲット7上で偏向位置決めに用いる磁界の最
大値以上、最小値以下の予め設定した磁界に対応する偏
向信号である最大偏向信号Smax、最小偏向信号Sm
inを発生する最大偏向信号発生器および最小偏向信号
発生器、21は電子ビーム2のターゲット7上の偏向位
置に応じて予め設定された偏向データからなる偏向信号
を出力する偏向信号発生器であり、ターゲット7が例え
ば加工物である場合、その加工物の形状、加工位置に応
じて予め設定された偏向データからなる偏向信号を出力
する。
電子ビーム装置の要部である偏向系の構成を示すブロッ
ク図であり、図1において、図5と同一符号は相当部分
を示すのでその説明を省略する。なお、電子ビーム装置
の偏向系は一般に直行するX軸とY軸の2軸で構成され
ているが、図1では1軸のみを示している。20a、2
0bはターゲット7上で偏向位置決めに用いる磁界の最
大値以上、最小値以下の予め設定した磁界に対応する偏
向信号である最大偏向信号Smax、最小偏向信号Sm
inを発生する最大偏向信号発生器および最小偏向信号
発生器、21は電子ビーム2のターゲット7上の偏向位
置に応じて予め設定された偏向データからなる偏向信号
を出力する偏向信号発生器であり、ターゲット7が例え
ば加工物である場合、その加工物の形状、加工位置に応
じて予め設定された偏向データからなる偏向信号を出力
する。
【0011】22は最大偏向信号発生器20a、最小偏
向信号発生器20bおよび偏向信号発生器21から所定
の偏向信号を選択するスイッチ、23は最大偏向信号発
生器20a、最小偏向信号発生器20bおよび偏向信号
発生器21により構成される偏向信号発生装置、24a
は最大偏向信号Smax出力後に偏向信号発生器21か
らの偏向信号に従ってビーム位置決めを行ったときのヒ
ステリシス誤差を補正する後述の図3に示される磁化曲
線aからの各偏向位置に対応した複数の補正データから
なる補正信号Can(n=1、2、・・・)を出力する
補正信号発生器、24bは最小偏向信号Smin出力後
に偏向信号発生器21からの偏向信号に従ってビーム位
置決めを行ったときのヒステリシス誤差を補正する後述
の図3に示される磁化曲線bからの各偏向位置に対応し
た複数の補正データからなる補正信号Cbn(n=1、
2、・・・)を出力する補正信号発生器である。なお、
上記補正信号Can、Cbnは誤差量の測定等によって
求められる。25は補正信号発生器24a、24bから
所定の補正信号を選択するスイッチ、26は補正信号発
生器24a、24bとスイッチ25とで構成される補正
信号発生装置、27は偏向信号発生器23の発生する偏
向信号を補正信号発生器26の発生する補正信号で補正
演算する加算器である。なお、上記偏向信号発生装置2
5、補正信号発生装置26、加算器27をコンピュータ
等で構成しても良い。
向信号発生器20bおよび偏向信号発生器21から所定
の偏向信号を選択するスイッチ、23は最大偏向信号発
生器20a、最小偏向信号発生器20bおよび偏向信号
発生器21により構成される偏向信号発生装置、24a
は最大偏向信号Smax出力後に偏向信号発生器21か
らの偏向信号に従ってビーム位置決めを行ったときのヒ
ステリシス誤差を補正する後述の図3に示される磁化曲
線aからの各偏向位置に対応した複数の補正データから
なる補正信号Can(n=1、2、・・・)を出力する
補正信号発生器、24bは最小偏向信号Smin出力後
に偏向信号発生器21からの偏向信号に従ってビーム位
置決めを行ったときのヒステリシス誤差を補正する後述
の図3に示される磁化曲線bからの各偏向位置に対応し
た複数の補正データからなる補正信号Cbn(n=1、
2、・・・)を出力する補正信号発生器である。なお、
上記補正信号Can、Cbnは誤差量の測定等によって
求められる。25は補正信号発生器24a、24bから
所定の補正信号を選択するスイッチ、26は補正信号発
生器24a、24bとスイッチ25とで構成される補正
信号発生装置、27は偏向信号発生器23の発生する偏
向信号を補正信号発生器26の発生する補正信号で補正
演算する加算器である。なお、上記偏向信号発生装置2
5、補正信号発生装置26、加算器27をコンピュータ
等で構成しても良い。
【0012】図2はターゲット7上の偏向領域内での電
子ビーム位置決めの例で、電子ビーム照射位置をP1か
らP2へX軸方向に移動させ位置決めする場合を示す。
なお、上記P1とP2は実際は同X軸上に存在するが、
その位置の移動の説明を明確にするため、図ではP1と
P2の位置をY軸方向にずらせて図示されている。ま
た、電子ビームの位置決めは電子ビームを照射せず、偏
向磁界を発生するだけの場合も意味する。
子ビーム位置決めの例で、電子ビーム照射位置をP1か
らP2へX軸方向に移動させ位置決めする場合を示す。
なお、上記P1とP2は実際は同X軸上に存在するが、
その位置の移動の説明を明確にするため、図ではP1と
P2の位置をY軸方向にずらせて図示されている。ま
た、電子ビームの位置決めは電子ビームを照射せず、偏
向磁界を発生するだけの場合も意味する。
【0013】図3は電子ビームの位置決め時の動作を磁
化曲線a、b上で示したものである。磁化曲線a、bは
本来磁極Hと磁束密度Bで表されるが、磁界Hすなわち
偏向電流によって発生する磁界は、偏向信号に比例する
ため、磁界を表すH軸は偏向信号軸に置き換えられる。
また、磁束密度Bは電子ビームの偏向位置に対応するた
め磁束密度を表すB軸は電子ビーム偏向位置軸に置き換
えられる。よって、磁化曲線aは偏向信号Smaxから
偏向信号を減少させたとき、また磁化曲線Bは偏向信号
Sminから偏向信号を増加させたときの磁化曲線であ
る。破線で示される磁化曲線Cはヒステリシス誤差のな
い理想的な場合の偏向信号と電子ビーム偏向位置の関係
を示す。Pmax、Pminは偏向信号Smax、Sm
inに対応する偏向位置である。
化曲線a、b上で示したものである。磁化曲線a、bは
本来磁極Hと磁束密度Bで表されるが、磁界Hすなわち
偏向電流によって発生する磁界は、偏向信号に比例する
ため、磁界を表すH軸は偏向信号軸に置き換えられる。
また、磁束密度Bは電子ビームの偏向位置に対応するた
め磁束密度を表すB軸は電子ビーム偏向位置軸に置き換
えられる。よって、磁化曲線aは偏向信号Smaxから
偏向信号を減少させたとき、また磁化曲線Bは偏向信号
Sminから偏向信号を増加させたときの磁化曲線であ
る。破線で示される磁化曲線Cはヒステリシス誤差のな
い理想的な場合の偏向信号と電子ビーム偏向位置の関係
を示す。Pmax、Pminは偏向信号Smax、Sm
inに対応する偏向位置である。
【0014】次に動作について説明する。今、図2のP
1に電子ビーム2が位置決めされている。この電子ビー
ム偏向位置P1はそれまでの電子ビーム移動の履歴によ
ってヒステリシス誤差を含んで位置が決まっている。こ
の電子ビーム偏向位置P1をP2へとX軸方向に移動し
位置決めする場合,まず、スイッチ22は最大偏向信号
発生器20aに接続され、最大偏向信号発生器20aか
ら偏向信号Smaxがアンプ6を介して電磁偏向器4に
出力される。従って、電子ビーム2はPmaxに位置決
めされる。その後、スイッチ22は偏向信号発生器21
に接続され、磁化曲線Cによって求められ予め設定され
た電子ビーム偏向位置P2に対応した偏向信号S2が偏
向信号発生器21から出力されると共にスイッチ25が
補正信号発生器24aに接続され、予め設定された電磁
偏向器4のヒステリシス特性に起因する位置誤差を補正
する補正信号Ca2が補正信号発生器24aから出力さ
れ、加算器27において上記偏向信号S2が上記補正信
号Ca2によって補正演算(S2+Ca2)される。こ
の補正偏向信号(S2+Ca2)がアンプ6を介して電
磁偏向器4に出力され、電子ビーム2は偏向位置P2に
正確に位置決めされる。
1に電子ビーム2が位置決めされている。この電子ビー
ム偏向位置P1はそれまでの電子ビーム移動の履歴によ
ってヒステリシス誤差を含んで位置が決まっている。こ
の電子ビーム偏向位置P1をP2へとX軸方向に移動し
位置決めする場合,まず、スイッチ22は最大偏向信号
発生器20aに接続され、最大偏向信号発生器20aか
ら偏向信号Smaxがアンプ6を介して電磁偏向器4に
出力される。従って、電子ビーム2はPmaxに位置決
めされる。その後、スイッチ22は偏向信号発生器21
に接続され、磁化曲線Cによって求められ予め設定され
た電子ビーム偏向位置P2に対応した偏向信号S2が偏
向信号発生器21から出力されると共にスイッチ25が
補正信号発生器24aに接続され、予め設定された電磁
偏向器4のヒステリシス特性に起因する位置誤差を補正
する補正信号Ca2が補正信号発生器24aから出力さ
れ、加算器27において上記偏向信号S2が上記補正信
号Ca2によって補正演算(S2+Ca2)される。こ
の補正偏向信号(S2+Ca2)がアンプ6を介して電
磁偏向器4に出力され、電子ビーム2は偏向位置P2に
正確に位置決めされる。
【0015】これを図3について説明すると、偏向信号
発生器21から偏向信号S2のみが出力された場合 、
電子ビーム2は磁化曲線aに従い電子ビーム偏向位置P
2−1に位置決めされヒステリシス誤差が生じるが、補
正信号発生器24aからこの誤差量を補正するように予
め設定された補正信号Ca2が出力され、この補正信号
Ca2により偏向信号S2は補正される。この補正信号
S2−1によって電子ビーム2は偏向され、偏向位置P
2に正確に位置決めされる。
発生器21から偏向信号S2のみが出力された場合 、
電子ビーム2は磁化曲線aに従い電子ビーム偏向位置P
2−1に位置決めされヒステリシス誤差が生じるが、補
正信号発生器24aからこの誤差量を補正するように予
め設定された補正信号Ca2が出力され、この補正信号
Ca2により偏向信号S2は補正される。この補正信号
S2−1によって電子ビーム2は偏向され、偏向位置P
2に正確に位置決めされる。
【0016】以上のように、図2における偏向位置P1
から偏向位置P2へ電子ビーム2を位置決めの際、P1
→Pmax→P2の経路によって位置決めするように動
作させたが、これに限らず、P1→Pmax→P2の経
路と、P1→Pmin→P2の経路の電子ビーム照射位
置の移動距離を比較し短い方に経路を選択し位置決めす
るように動作させても良い。
から偏向位置P2へ電子ビーム2を位置決めの際、P1
→Pmax→P2の経路によって位置決めするように動
作させたが、これに限らず、P1→Pmax→P2の経
路と、P1→Pmin→P2の経路の電子ビーム照射位
置の移動距離を比較し短い方に経路を選択し位置決めす
るように動作させても良い。
【0017】また、電子ビーム偏向位置が図4のように
同X軸上に多数ある場合(なお、図4中、電子ビーム偏
向位置P1〜P6は実際は同X軸上に存在するが、図2
と同様にその位置をY軸方向にずらせて図示されてい
る。)、その電子ビームの位置決め時の動作を磁化曲線
a、b上で示すと図5のようになり、P1→P2への位
置決め時、PmaxあるいはPmin→P2の移動方向
をP2→P3の方向と同方向に合わせるようにPmax
(Smax)あるいはPmin(Smin)を選択する
と共に(図4の場合はPmaxを選択する)、P2→P
3、P3→P4のように電子ビームの移動方向が同じ場
合は、移動の度にSmax,またはSminを出力せず
に、偏向を連続してP2→P3→P4と行う。また、P
4→P5のように移動方向が反転する場合は、上述のP
1→P2の場合と同様にP5→P6の移動方向に合うよ
うにSminを出力した後に、前述と同様にしてP5に
位置決めするように動作させる。
同X軸上に多数ある場合(なお、図4中、電子ビーム偏
向位置P1〜P6は実際は同X軸上に存在するが、図2
と同様にその位置をY軸方向にずらせて図示されてい
る。)、その電子ビームの位置決め時の動作を磁化曲線
a、b上で示すと図5のようになり、P1→P2への位
置決め時、PmaxあるいはPmin→P2の移動方向
をP2→P3の方向と同方向に合わせるようにPmax
(Smax)あるいはPmin(Smin)を選択する
と共に(図4の場合はPmaxを選択する)、P2→P
3、P3→P4のように電子ビームの移動方向が同じ場
合は、移動の度にSmax,またはSminを出力せず
に、偏向を連続してP2→P3→P4と行う。また、P
4→P5のように移動方向が反転する場合は、上述のP
1→P2の場合と同様にP5→P6の移動方向に合うよ
うにSminを出力した後に、前述と同様にしてP5に
位置決めするように動作させる。
【0018】まず、スイッチ22は最大偏向信号発生器
20aに接続され、最大偏向信号発生器20aから偏向
信号Smaxがアンプ6を介して電磁偏向器4に出力さ
れる。従って、電子ビーム2はPmaxに位置決めされ
る。その後、スイッチ22は偏向信号発生器21に接続
され、磁化曲線Cによって求められ予め設定された電子
ビーム偏向位置P2に対応した偏向信号S2が偏向信号
発生器21から出力されると共にスイッチ25が補正信
号発生器24aに接続され、予め設定された電磁偏向器
4のヒステリシス特性に起因する位置誤差を補正する補
正信号Ca2が補正信号発生器24aから出力され、加
算器27において上記偏向信号S2が上記補正信号Ca
2によって補正演算(S2+Ca2)される。この補正
偏向信号(S2+Ca2)がアンプ6を介して電磁偏向
器4に出力され、電子ビーム2は偏向位置P2に正確に
位置決めされる。次に、電子ビーム偏向位置P3に対応
した偏向信号S3が偏向信号発生器21から出力され、
この偏向信号S3は補正信号発生器24aから出力され
た補正信号Ca3と加算器27において補正演算(S3
+Ca3)され、この補正偏向信号(S3+Ca3)が
アンプ6を介して電磁偏向器4に出力され電子ビーム2
は偏向位置P3に位置決めされる。次に、同様に加算器
6において偏向信号S4が補正信号Ca4によって補正
され、この補正偏向信号(S4+Ca4)によって電子
ビーム2は偏向位置P4に位置決めされる。次に、スイ
ッチ22は最小偏向信号発生器20bに接続され、最小
偏向信号発生器20bから偏向信号Sminがアンプ6
を介して電磁偏向器4に出力され、電子ビーム2はPm
inに位置決めされる。その後、スイッチ22は偏向信
号発生器21に接続され、電子ビーム偏向位置P5に対
応した偏向信号S5が偏向信号発生器21から出力さ
れ、この偏向信号S5は補正信号発生器24bから出力
された補正信号Cb5と加算器27において補正演算
(S5+Cb5)され、この補正偏向信号(S5+Cb
5)がアンプ6を介して電磁偏向器4に出力され電子ビ
ーム2は偏向位置P5に位置決めされる。次に、同様に
加算器6において偏向信号S6が補正信号Cb6によっ
て補正され、この補正偏向信号(S6+Cb6)によっ
て電子ビーム2は偏向位置P6へ正確に位置決めされ
る。なお、上記P2→P3→P4やP5→P6の移動中
に電子ビーム2をターゲット7に照射することによって
連続したラインの溶接、描画等を精度良く行える。
20aに接続され、最大偏向信号発生器20aから偏向
信号Smaxがアンプ6を介して電磁偏向器4に出力さ
れる。従って、電子ビーム2はPmaxに位置決めされ
る。その後、スイッチ22は偏向信号発生器21に接続
され、磁化曲線Cによって求められ予め設定された電子
ビーム偏向位置P2に対応した偏向信号S2が偏向信号
発生器21から出力されると共にスイッチ25が補正信
号発生器24aに接続され、予め設定された電磁偏向器
4のヒステリシス特性に起因する位置誤差を補正する補
正信号Ca2が補正信号発生器24aから出力され、加
算器27において上記偏向信号S2が上記補正信号Ca
2によって補正演算(S2+Ca2)される。この補正
偏向信号(S2+Ca2)がアンプ6を介して電磁偏向
器4に出力され、電子ビーム2は偏向位置P2に正確に
位置決めされる。次に、電子ビーム偏向位置P3に対応
した偏向信号S3が偏向信号発生器21から出力され、
この偏向信号S3は補正信号発生器24aから出力され
た補正信号Ca3と加算器27において補正演算(S3
+Ca3)され、この補正偏向信号(S3+Ca3)が
アンプ6を介して電磁偏向器4に出力され電子ビーム2
は偏向位置P3に位置決めされる。次に、同様に加算器
6において偏向信号S4が補正信号Ca4によって補正
され、この補正偏向信号(S4+Ca4)によって電子
ビーム2は偏向位置P4に位置決めされる。次に、スイ
ッチ22は最小偏向信号発生器20bに接続され、最小
偏向信号発生器20bから偏向信号Sminがアンプ6
を介して電磁偏向器4に出力され、電子ビーム2はPm
inに位置決めされる。その後、スイッチ22は偏向信
号発生器21に接続され、電子ビーム偏向位置P5に対
応した偏向信号S5が偏向信号発生器21から出力さ
れ、この偏向信号S5は補正信号発生器24bから出力
された補正信号Cb5と加算器27において補正演算
(S5+Cb5)され、この補正偏向信号(S5+Cb
5)がアンプ6を介して電磁偏向器4に出力され電子ビ
ーム2は偏向位置P5に位置決めされる。次に、同様に
加算器6において偏向信号S6が補正信号Cb6によっ
て補正され、この補正偏向信号(S6+Cb6)によっ
て電子ビーム2は偏向位置P6へ正確に位置決めされ
る。なお、上記P2→P3→P4やP5→P6の移動中
に電子ビーム2をターゲット7に照射することによって
連続したラインの溶接、描画等を精度良く行える。
【0019】実施例2.なお、上記実施例1において
は、磁化曲線a、bからの各偏向位置に対応した複数の
補正データからなる補正信号Can、Cbnによって、
偏向信号を補正するようにしたものについて説明した
が、これに限らず、補正信号Can、Cbnを偏向位置
によらずそれぞれ一定値とし、この補正信号Can(n
=1、2、・・・)=定数(例えば、図3のCa0とす
る。)、補正信号Cbn(n=1、2、・・・)=定数
(例えば、図3のCb0とする。)、で偏向信号を補正
するようにしても良い。この場合、電子ビームの位置決
め精度が上記実施例1のものに比し若干低くなるが、補
正信号発生器24a、bが簡単な電圧発生手段で形成す
ることができ、補正信号発生装置26を簡単な電圧発生
手段とスイッチ25で構成することができる。
は、磁化曲線a、bからの各偏向位置に対応した複数の
補正データからなる補正信号Can、Cbnによって、
偏向信号を補正するようにしたものについて説明した
が、これに限らず、補正信号Can、Cbnを偏向位置
によらずそれぞれ一定値とし、この補正信号Can(n
=1、2、・・・)=定数(例えば、図3のCa0とす
る。)、補正信号Cbn(n=1、2、・・・)=定数
(例えば、図3のCb0とする。)、で偏向信号を補正
するようにしても良い。この場合、電子ビームの位置決
め精度が上記実施例1のものに比し若干低くなるが、補
正信号発生器24a、bが簡単な電圧発生手段で形成す
ることができ、補正信号発生装置26を簡単な電圧発生
手段とスイッチ25で構成することができる。
【0020】実施例3.また、以上の実施例において
は、電磁偏向系が一段の電子ビーム装置について説明し
たが、これに限らず、大偏向領域を有する電磁偏向系
と、小偏向領域を有する電磁偏向系などの2段以上の電
磁偏向系を組み合わせ構成された電子ビーム直接描画装
置等の電子ビーム装置であっても良く、上記2段以上の
電磁偏向系の少なくとも1つの電磁偏向系の偏向信号を
上記実施例と同様に補正信号によって補正することによ
り上記実施例と同様の効果を奏する。
は、電磁偏向系が一段の電子ビーム装置について説明し
たが、これに限らず、大偏向領域を有する電磁偏向系
と、小偏向領域を有する電磁偏向系などの2段以上の電
磁偏向系を組み合わせ構成された電子ビーム直接描画装
置等の電子ビーム装置であっても良く、上記2段以上の
電磁偏向系の少なくとも1つの電磁偏向系の偏向信号を
上記実施例と同様に補正信号によって補正することによ
り上記実施例と同様の効果を奏する。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電磁
偏向系の偏向磁極のヒステリシス特性に起因する電子ビ
ームの偏向位置誤差を補正する補正信号によって電子ビ
ームの位置決め用の偏向信号を補正するように構成した
ので、偏向磁極のヒステリシス特性による電子ビームの
偏向位置誤差が補正されて電子ビームはターゲット上の
所定位置に精度良く位置決めされ、精度よく溶接、描画
等ができる等の効果がある。
偏向系の偏向磁極のヒステリシス特性に起因する電子ビ
ームの偏向位置誤差を補正する補正信号によって電子ビ
ームの位置決め用の偏向信号を補正するように構成した
ので、偏向磁極のヒステリシス特性による電子ビームの
偏向位置誤差が補正されて電子ビームはターゲット上の
所定位置に精度良く位置決めされ、精度よく溶接、描画
等ができる等の効果がある。
【0022】また、電子ビームの位置決め用の偏向信号
を一定値の補正信号によって補正することにより、電子
ビームはターゲット上の所定位置に精度良く位置決めさ
れると共に、上記補正信号を発生する補正信号発生器を
簡単な電圧発生手段とスイッチで構成することができ装
置構成が簡単になる等の効果がある。
を一定値の補正信号によって補正することにより、電子
ビームはターゲット上の所定位置に精度良く位置決めさ
れると共に、上記補正信号を発生する補正信号発生器を
簡単な電圧発生手段とスイッチで構成することができ装
置構成が簡単になる等の効果がある。
【図1】この発明の一実施例による電子ビーム装置の要
部である偏向系の構成を示すブロック図である。
部である偏向系の構成を示すブロック図である。
【図2】電子ビームの位置決めの一例を示す図である。
【図3】電子ビームの位置決め時の動作を説明する図で
ある。
ある。
【図4】電子ビームの位置決めの他の一例を示す図であ
る。
る。
【図5】電子ビームの位置決め時の動作を説明する図で
ある。
ある。
【図6】従来の電子ビーム装置の基本構成図である。
【図7】図6に示される電子ビーム装置の偏向系の詳細
構成図である。
構成図である。
【図8】図8に示される偏向時局11とリング13中の
磁束の方向を上面から示した図である。
磁束の方向を上面から示した図である。
2 電子ビーム 4 電磁偏向器 7 ターゲット 20a 最大偏向信号発生器 20b 最小偏向信号発生器 21 偏向信号発生器 22 スイッチ 23 偏向信号発生装置 24a 補正信号発生器 24b 補正信号発生器 25 スイッチ 26 補正信号発生装置 27 加算器
Claims (2)
- 【請求項1】 電子ビームを発生する電子銃と、上記電
子ビームをターゲット上に集束する集束レンズと、上記
電子ビームの上記ターゲット上の位置決め用の偏向信号
を出力する偏向信号発生手段と、上記偏向信号発生器か
ら出力された偏向信号に基づき上記ターゲット上の所定
位置に上記電子ビームを偏向位置決めする偏向磁極を有
する電磁偏向器と、上記偏向磁極のヒステリシス特性に
基づき上記偏向位置決め位置に応じて予め設定され上記
電子ビームの上記ヒステリシス特性による偏向位置誤差
を補正する補正信号を発生する補正信号発生手段とを備
え、上記偏向信号を上記補正信号で補正するようにした
ことを特徴とする電子ビーム装置。 - 【請求項2】 電子ビームを発生する電子銃と、上記電
子ビームをターゲット上に集束する集束レンズと、上記
電子ビームの上記ターゲット上の位置決め用の偏向信号
を出力する偏向信号発生手段と、上記偏向信号発生器か
ら出力された偏向信号に基づき上記ターゲット上の所定
位置に上記電子ビームを偏向位置決めする偏向磁極を有
する電磁偏向器と、上記偏向磁極のヒステリシス特性に
よる上記電子ビームの偏向位置誤差を補正する上記ヒス
テリシス特性に基づき予め設定された一定値の補正信号
を発生する補正信号発生手段とを備え、上記偏向信号を
上記補正信号で補正するようにしたことを特徴とする電
子ビーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233129A JPH0785828A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電子ビーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233129A JPH0785828A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電子ビーム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785828A true JPH0785828A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16950204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5233129A Pending JPH0785828A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電子ビーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785828A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007242300A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Jeol Ltd | 自動遷移ボタンを用いたヒステリシス除去方法 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5233129A patent/JPH0785828A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007242300A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Jeol Ltd | 自動遷移ボタンを用いたヒステリシス除去方法 |
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