JPH0785747B2 - 空気供給装置付き室内運動装置 - Google Patents

空気供給装置付き室内運動装置

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JPH0785747B2
JPH0785747B2 JP3063533A JP6353391A JPH0785747B2 JP H0785747 B2 JPH0785747 B2 JP H0785747B2 JP 3063533 A JP3063533 A JP 3063533A JP 6353391 A JP6353391 A JP 6353391A JP H0785747 B2 JPH0785747 B2 JP H0785747B2
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JP
Japan
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oxygen
exercise
exerciser
amount
air supply
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JP3063533A
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JPH04297281A (ja
Inventor
国久 橋本
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Mechatronics Corp
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、運動者に対して大気よ
りも高い酸素濃度を有する空気を供給することのできる
空気供給装置付き室内運動装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来から、走行するベルト上をランニン
グしたり、自転車のペタルをこいだり、更にはボートの
オールこぎ動作を模した室内運動装置は、使用する場所
や時間を問わないことから、運動選手のトレーニング用
として、また都市生活者を中心として広く使用されてい
る。
【0004】このような室内運動装置の中には、単なる
運動のための機構だけではなく、運動機能の強化或いは
運動能力の測定のための各種の機構を設けたものが提案
されている。
【0005】例えば、運動選手の強化に使用される室内
運動装置の中には、運動選手の呼吸機能などを向上させ
るために、大気よりも酸素濃度の低い空気を、運動者に
供給するものが知られている。また、運動者が呼吸する
空気量や吐き出す空気中の炭酸ガス濃度を測定したり、
脈拍数を測定するものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
室内運動装置は、いずれも運動選手や健全者の機能強化
の目的で開発されたものであり、身体の弱い人や障害者
が使用するには、必ずしも好ましいものではなかった。
【0007】例えば、病院でのリハビリテーションや各
家庭における運動量確保のためには、ある一定量の運動
を継続して行う必要があるが、このような場合に、上記
のように酸素濃度が低く負荷の大きい運動装置や単に身
体の状態を表示する運動装置では、十分な筋力トレーニ
ングができないうちに運動者の呼吸機能が不十分となり
それ以上運動を続けることができなくなる。
【0008】また、運動選手や健全者であっても、運動
の負荷が大きすぎると、呼吸が大きく乱れ健康を害した
り、甚だしい場合には急激な酸素欠乏症などの事故に至
る場合もある。
【0009】本発明は、上記の様な従来技術の欠点を解
消するために提案されたもので、その目的は、運動者が
必要とする酸素量の空気を供給することにより、呼吸機
能に大きな負荷を与えることなく必要とする時間だけ継
続して運動することができ、また仮に運動の負荷が過大
になった場合でも呼吸機能の早期回復と未然の事故を防
止することができる、安全性の高い空気供給装置付き室
内運動装置を提供することにある。
【0010】[発明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の空気供給装置付き室内運動装置は、運動
者に運動負荷を与える運動機構部と、運動者の脈拍数計
測装置と、前記運動機構部に接続された運動量計測装置
と、大気よりも酸素濃度の高い酸素富化空気を製造する
酸素富化装置と、この酸素富化装置と接続されて運動者
に酸素富化空気を供給する送気部と、前記脈拍計測装置
と運動量計測装置からの計測信号を入力して、前記酸素
富化装置から送気部に供給する酸素量を調整する酸素量
制御装置と、を備えていることを特徴とする。
【0012】
【作用】この様な構成を有する本発明の空気供給装置付
き室内運動装置においては、脈拍数計測装置と運動量計
測装置とにより、運動者に加わっている運動負荷量を検
出する。この検出した運動負荷量に応じて、酸素量制御
装置が酸素負荷装置から空気供給装置の送気部へ供給す
る酸素量を調整する。その結果、空気供給装置から、運
動負荷量に応じた酸素が運動者に供給され、運動者の呼
吸機能が適正な状態に保持される。
【0013】
【実施例】(1)代表的な実施例 以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて説明
する。
【0014】本実施例は、図1に示すように、運動者M
がベルト上をランニングするタイプの室内運動装置であ
って、フレーム11に回転自在に支持されたガイドロー
ラ12と、このガイドローラ12によって走行自在に支
持された無端状のベルト13とから運動機構部1が構成
されている。なお、本実施例では、このベルト13は、
運動者のランニング方向に向けて上り坂の傾斜となるよ
うに、ガイドローラ12に支持されている。
【0015】この運動機構部1のフレーム11の前部に
は、制御盤2が設けられている。この制御盤2は、ベル
ト13上をランニングする運動者が容易に操作あるいは
表示を見ることのできる位置と角度に設けられている。
【0016】この制御盤2には、運動者の脈拍数計測装
置3が設けられている。この脈拍数計測装置3は、運動
者の腕に巻き付ける脈拍検出バンド31と、この脈拍検
出バンドと制御盤2とを結ぶリード線32とを備えてい
る。
【0017】前記運動機構部1とこの制御盤2には、運
動者の運動量を計測する運動量計測装置4が設けられて
いる。この運動量計測装置4は、例えば、ガイドローラ
12の回転速度(ベルト13の移動速度)をセンサー4
1などを利用して検出し、これをリード線42で制御盤
2に送るものが使用されている。
【0018】なお、この運動量計測装置4は、単純に計
測時の速度を検出するものでも良いし、一定時間当たり
のガイドローラの回転数やベルトの走行量を検出した
り、一定時間ごとの回転数や走行量の変化・傾向を検出
するものでも良い。
【0019】また、制御盤2上には表示部5が設けら
れ、この表示部5に脈拍計測装置3で計測した脈拍数、
及び運動量計測装置4で計測した運動量が表示される。
【0020】更に、制御盤2には、運動者Mの顔の部分
に向いた空気吹出口を備えた空気供給装置6が設けられ
ている。この空気供給装置6は、図2に示すように、モ
ータとそれによって駆動されるファンを内蔵した送気部
61と、この送気部61に接続された酸素富化装置62
とを備えている。
【0021】この酸素富化装置62は、膜を透過する気
体中酸素分子を他の気体の分子よりも透過しやすい酸素
富化膜を使用したもので、送気部61のファンの吸引力
により酸素富化装置62に吸入した大気をこの酸素富化
膜を透過させることにより、大気よりも酸素濃度の高い
空気を得るものである。
【0022】また、酸素富化装置62には、酸素富化膜
によって得られた空気中の酸素濃度を調整する酸素量制
御装置63が接続されている。この酸素量制御装置63
は、例えば、酸素の富化膜を通過した空気と通常の大気
との混合比率を変えるダンパーを制御したり、空気を透
過させる酸素富化膜の枚数を変更したり、更には送気用
ファンの回転数を調整して単位時間当たりの供給酸素量
を変更して、送気部61から送り出す空気中の酸素量を
調整するものである。
【0023】この酸素量制御装置63には、酸素量設定
装置64が接続されている。この酸素量設定装置64
は、予め運動者の年齢、身体条件、運動量、脈拍数など
を考慮して、その運動者にとって適正な必要酸素量をデ
ータとして設定するものである。前記制御盤2上には、
この酸素量設定装置64にデータを入力するためのキー
ボードその他の手段と、設定されたデータの表示部5と
が設けられている。
【0024】また、この酸素量設定装置64は、前記脈
拍数計測装置3と運動量計測装置4とに接続され、これ
ら各計測装置3,4からの計測信号と前記設定データと
を比較演算して、前記酸素量制御装置63に対して送気
部61から送り出す酸素量を決定するための信号を送り
出すものである。
【0025】このような構成を有する本実施例の室内運
動装置を使用するには、予め酸素量設定装置64に運動
者の身体条件その他のデータを入力し、これによってそ
の運動者が必要とする酸素量を設定しておく。
【0026】この場合、運動者の運動量や脈拍数の変化
に応じて要求される酸素量や濃度も異なるので、酸素量
設定装置64にはマイクロコンピュータなどを使用し
て、種々な運動者の運動量や脈拍数に応じた必要酸素量
をデータとして記憶させておき、運動者の一定のデータ
を入力するだけで、必要酸素量が演算されるようにして
おくことが望ましい。
【0027】この状態で、運動者Mがベルト13上をラ
ンニングすると、ガイドローラ12の観点速度がセンサ
ー41により計測され、これが運動量計測装置4に運動
量データとして入力される。一方、ランニングしている
運動者の脈拍数が、脈拍検出バンド31からリード線3
2を通って脈拍数計測装置3にデータとして入力され
る。
【0028】この両計測装置3,4によって計測された
データは、酸素量設定装置64に入力され、この計測値
に対応して予め設定された必要酸素量が演算される。こ
の演算結果は制御信号として酸素量制御装置63に入力
され、この制御装置63の指令によって酸素負荷装置6
2から送気部61へ対する供給酸素量が調整され、運動
者の必要とする酸素量を含んだ空気が空気供給装置6の
吹出口から、運動者の顔の部分に吹き付けられる。
【0029】その結果、運動者は、酸素不足による呼吸
機能の不全が防止され、呼吸機能に無理な負担をかける
ことなく継続して運動を行うことができる。また、無理
な運動により、脈拍数が急激に増加した場合でも、それ
に応じて必要酸素量の空気が供給されるので、酸素欠乏
症などの事故を未然に防ぐこともできる。
【0030】(2)他の実施例 本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、運動
機構部としては、ベルト形のランニング装置以外に、図
3に示すような自転車形のものも使用することが可能で
ある。また、酸素富化装置としては、酸素富化膜を使用
したもの以外に、酸素ボンベなどに貯蔵された酸素を利
用するものでも良い。
【0031】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、運動
者の脈拍計測装置と運動量計測装置により、空気供給装
置に付設した酸素富化装置を制御すると言う簡単な構成
により、病弱な人であっても呼吸機能に負担をかけるこ
となく必要な運動量を確保でき、また呼吸機能に過度の
負担が加わった場合でも迅速に回復することのできる安
全性に優れた空気供給装置付き室内運動装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気供給装置付き室内運動装置の
一実施例を示す側面図。
【図2】図1の空気供給装置付き室内運動装置の構成を
示すブロック図。
【図3】本発明による空気供給装置付き室内運動装置の
他の実施例を示す側面図。
【符号の説明】
1…運動機構部 2…制御盤 3…脈拍数計測装置 4…運動量計測装置 5…表示部 6…空気供給装置 61…送気部 62…酸素富化装置 63…酸素量制御装置 64…酸素量設定装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運動者に運動負荷を与える運動機構部と、
    運動者の脈拍数計測装置と、前記運動機構部に接続され
    た運動量計測装置と、大気よりも酸素濃度の高い酸素富
    化空気を製造する酸素富化装置と、この酸素富化装置と
    接続されて運動者に酸素富化空気を供給する送気部と、
    前記脈拍計測装置と運動量計測装置からの計測信号を入
    力して、前記酸素富化装置から送気部に供給する酸素量
    を調整する酸素量制御装置と、を備えていることを特徴
    とする空気供給装置付き室内運動装置。
JP3063533A 1991-03-27 1991-03-27 空気供給装置付き室内運動装置 Expired - Lifetime JPH0785747B2 (ja)

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JPH04297281A JPH04297281A (ja) 1992-10-21
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