JPH0785278B2 - 光線式警戒装置 - Google Patents

光線式警戒装置

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JPH0785278B2
JPH0785278B2 JP13109486A JP13109486A JPH0785278B2 JP H0785278 B2 JPH0785278 B2 JP H0785278B2 JP 13109486 A JP13109486 A JP 13109486A JP 13109486 A JP13109486 A JP 13109486A JP H0785278 B2 JPH0785278 B2 JP H0785278B2
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light
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博 小野
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オ−テツク電子株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は送光器から発した例えば赤外線の様な光が侵入
者によって遮えぎられた時,その異状を受光器で検知
し,警報を発する光線式警戒装置に関する。
[従来の技術] 従来,公知の光線式警戒装置は送光器から発した例えば
赤外線の様な光が侵入者によって,遮えぎられた時,そ
の異状を受光器で検知し,警報を発する様にしている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが,上記した従来の警報装置は鳥や犬,猫等の動
物,あるいは木葉等が光を遮えぎった時でも警報が発
し,その度に警備員が警報を発した該当する地域まで駆
けつける必要があり,警備員の労力が大であった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は以上の遮えきる物が何んであるか識別可能に
し,光が遮断された地域に駆けつける必要性の有無につ
いて,あらかじめ判断出来る様にして,警備員の労力を
少くするものである。
即ち,本発明は,第1から第n迄のn個の送光部を収納
した送光器と,同じく第1から第n迄のn個の受光部を
収納した受光器とを警戒区域を隔てて対向設置し,各送
光部は各々対応する受光部と1本の光線によって結合し
た光線式警戒装置において,一定周期毎に第1番目の送
光部から第n番目迄の送光部を順次所定時間間隔をもっ
て駆動する送光部駆動制御手段と,上記第1から第n迄
のn個の受光部の受光出力を加算してn個の受光出力が
時間的に並んだパルス列信号を得る手段と,複数周期に
わたって該パルス列信号中にパルスの存在しない部分を
検出して該パルスの存在しない部分の時間的パターンを
検出し,該時間的パターンが所定パターンになったとき
警報信号を発生する信号処理手段とを有する光線式警戒
装置である。
また,各パルス列信号を陰極線管ディスプレイ装置の各
走査線の映像信号に変換して,上記時間的パターンを陰
極線管ディスプレイ装置上に表示するようにする。こう
すれば,複数の光線を遮ぎった物体の影を視認すること
ができる。
以下,本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
[実施例] 第4図は全体の配置図で,送光器と隣の送光器からの光
を受ける送光器とで構成されている送受光器1,2,3,4が
警戒区域の要所に複数設置してある。それ等,各送光器
1,2,3,4は信号線5,6,7,8によって,警備員がいる警備所
9と連絡さており,光が遮断された時,その異状が警備
所9で検知出来る様になっている。
各送受光器の送光器とこれに対応する受光器との関係は
第5図に示すようになっている。即ち,送光器19は一般
にn個の送光部の発光ダイオード(LED)21−1,21−2,
…,21−nを有し,受光器22はn個の受光部のフォトダ
イオード(PD)23−1,23−2,…,23−nを有し,各送光
部と対応する受光部は光軸合せされている。なお,nとし
ては10〜100程度に選ばれるが,これに限られるもので
はなく,警戒条件によって定められるものである。
各送光器19と対向する受光器22の駆動回路について第1
図を参照して説明する。
警備所に設けた発振回路10の出力信号は2手に分かれ,
一方はパルス制御回路11を介し,他方とともにアンド回
路12の2つの入力にそれぞれ印加されている。
アンド回路12の出力は送光器19側の第1のタイマー13,
第1のカウンター14,第1のデバイダ15と,受光器22側
の第2のタイマー16,カウンター17とに接続してある。
前記第1のカウンター14は第1のタイマー13と第1のデ
バイダ15とに接続してある。同様に第2のカウンター17
は第2のタイマー16と,第2のデバイダ18とに接続して
ある。第1のデバイダ15の分割した端子は送光器19の各
送光部のLEDドライブ20を介してLED21に接続してある。
受光器22のPD23はLED21の光を受光し電気信号に変換す
るもので,ACアンプ24に接続してある。複数のアナログ
スイッチ25は個々のACアンプ24に夫々接続してあると共
に,第2のデバイダ18の分割した個々の端子に順次接続
してある。さらに,その個々のアナログスイッチ25は第
2のデバイダ18の分割した端子に接続した順序と同じ順
序で互に接続してあり,最後のアナログスイッチ25−n
が波形整形回路26に接続してある。そして,その波形整
形回路26の出力は信号入力27,遮光検出回路28,演算回路
29,ビデオRAM30を介してCRT31に送られ受光器22の送光
器19からの送光状態が影像となって表われる。
以上の回路において,パルス発振回路10より発振された
第2図のaのパルスは,アンド回路12とパルス制御回路
11とに加えられる。パルス制御回路11の出力はbに示す
様にハイレベル及びローレベルの状態が長時間続くパル
ス波形となる。アンド回路12の出力はaとbの波形の内
ハイレベルの状態の時のみハイの出力があり,cの波形の
状態となる。即ち,bの波形のハイレベルの時のみaの波
形が出力される。タイマー13からはcの波形のローレベ
ルの所定時に短かい波形が一定の周期で出力され,第1
のカウンター14にリセットパルスとして印加される。第
1のデバイダ15には第1のカウンター14の出力と,アン
ド回路12の出力とが印加され,cの波形の内eに示す最初
のパルスは最初のLEDドライブ20−1に,2番目のパルス
は2番目のLEDドライブ20−2に,fに示すn番目のパル
スはn番目のLEDドライブ20−nに,順次印加され,そ
の各ドライブ20に対応する各LED21より各パルスに応じ
て光のパルスが発する。即ち,送光器19と受光器22との
間の空間を第1回目のスキャンをする。cの波形のう
ち,1番目よりn番目までのパルスに対応して,順次各LE
D21より発光された後(第1回目のスキャン終了後)
は,タイマー13からのリセットパルスdに応じて第1の
カウンタ14がリセットされる。従って,次にアンド回路
12から入力されるcの波形が再度1番目からn番目迄各
LFDドライブ20に順次印加され,第2回目のスキャンを
する。以後このスキャン動作が繰返される。なお,スキ
ャンスピードは数100〜数1000回/秒に選び,各LEDドラ
イブに入力されるパルス幅は1〜数μ秒に選ばれる。
一方,アンド回路12からの他方の出力は第2のタイマー
16と,第2のカウンター17に印加される。又,第2のカ
ウンター17には第2のタイマー16の出力が印加される。
第2のデバイダ18には第2のカウンター17の出力が印加
され,その第2のデバイダ18の出力はcの波形の最初の
パルスに該当するgに示す波形が1番目のアナログスイ
ッチ25−1,2番目のパルスに該当するパルスが2番目の
アナログスイッチに,n番目に該当するパルスがn番目の
アナログスイッチ25−nに順次印加される。又,各アナ
ログスイッチ25にはLED21より発光した光をPD23で受光
した後,ACアンプ24で増幅された出力が順次印加され
る。
今,送光器19と受光器22との間に侵入者が無い時は第2
のデバイダ18からアナログスイッチ25に加えられるパル
スと,ACアンプ24から加えられるパルスとが一致するの
で,そのアナログスイッチ25は,そのパルスに応じてオ
ンとなる。従って,各アナログスイッチ25は第2のデバ
イダ18の出力パルスとACアンプ24との出力に応じて順次
オンとなり,その状態が波形整形回路26に印加され,波
形整形回路26より順次第2図にiで示す波形のパルス列
信号が出力される。iのパルス列信号は信号入力部27,
遮光検出回路28,演算回路29,ビデオRAM30を介して,CRT3
1の画面に1つのパルス波形が1つの白い点(ドット)
となり,それが連続するようにして1本の白い線となっ
て表われる。cの波形における第1回目の第1番目のパ
ルスからn番目までのパルスが各LED21に送られた後
(第1回目のスキャン後)は,第2回目の第1番目のパ
ルスからn番目までのパルスが各LED21に送られ,前述
した様に波形整形回路26よりiに示す波形が出力され
る。従ってCRT31の画面に2本目の白い線となって表わ
れる。
そして,所定の本数であるm本が白い線となって表われ
ると一つの画面が形成される。
この様にして,送光器19と受光器22との間に何等侵入者
が無い時は,影像が映らないので,CRT31の画面は常時白
くなっている。
ところが,送光器19と受光器22との間を侵入者が通過し
光が一時的に遮断されると,遮断された光に該当するPD
23にLED21からのパルス信号が入らなくなり,アナログ
スイッチ25は動作しなくなる。そのため,遮断された所
の波形が欠けた形状のパルス信号が波形整形回路26より
出力される。
即ち,例えば2番目のLED21−2の光が遮断されると,
それと対応した2番目のPD23−2には光が入らずアナロ
グスイッチ25−2は動作しない。従ってiに示すように
2番目の波形が欠けたパルス信号が波形整形回路26より
出力される。この様な波形はその後の回路の遮光検出回
路28で検出され,波形が欠けている部分が黒い点(ドッ
ト)となってCRT31の画面に表われる。従って1本の白
い線の途中が黒くなって欠けて表われる。
一般に人間が侵入する場合には,一度に複数の光が遮断
されるので,1番目のパルス波形からn番目のパルス波形
までの内,いくつかのパルス波形が欠けたパルス列信号
が波形整形回路26より出力される。そして,第1回目の
パルス信号が出力された後,同様にいくつかのパルス波
形が欠けた第2回目のパルス列信号が出力される。以下
同様にパルス波形が欠けたパルス列信号が順次出力され
る。これらパルス列信号は前述した様にCRT31の画面に
所定の本数,途中が黒くなった白い線が表われ,黒い部
分が連続して1つの画像パターンを形成する。
従って,画像パターンを監視することによって,光を遮
断したのは人間であるか,動物であるか,あるいは木葉
であるか等の判別が出来る。
又,画像を監視していなくても,1本の線の内,黒い部分
の長さ(高さ)と,その黒い部分が何本の白い線に渡っ
て続いているかを,遮光部の個数とスキャン回路とを演
算回路29で掛け合せることによって,遮光物の側面から
見た面積として算出出来,その値によって自動的に警報
を発するようにしても良い。
さらに,遮光物が送光器19と受光器20との間でゆっくり
動いたり,あるいは停止した時は,同一のLED21の光が
長時間遮断されるので,スキャンごとにそのLED21に該
当するパルス波形が欠けたパルス信号が波形整形回路26
により出力され,CRT画面31にある一定の巾をもった黒い
帯状の画像になることがあり影像を判別出来ない事があ
る。
その場合には,数スキャンずつとばして出力信号を取り
出すようにすれば良い。
[発明の効果] 以上の様に本発明は,送光器の複数の送光部から時間を
ずらして,パルスを順次送り出し,スキャンを繰返すこ
とによって,侵入物によって遮断されたスキャンごとの
パルスを検知して,影像に表わすか,あるいは遮断され
た光の時間的パターンを算出することによって侵入物が
人間であるか動物であるかを判別出来る様にした光線式
警戒装置であり,従来の様に侵入物の如何に係わらず,
遮断を検知する度に警備員がその区域まで駆けつける不
必要な警備が無くなり,完全な警備が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例で,第1図はブロック図,第2図
は第1図の各回路における波形図,第3図はCRTの画
面,第4図は全体配置の平面図,第5図は第4図の送受
光器間の側面図である。 図中,1乃至4は送受光器,10はパルス発振回路,11はパル
ス制御回路,12はアンド回路,13は第1のタイマー,15は
第1デバイダ,16は第2のタイマー,18は第2のデバイ
ダ,19は送光器,21はLED(送光部),22は受光部,25はア
ナログスイッチ,26は波形整形回路,28は遮光検出回路,3
1はCRTである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1から第n迄のn個の送光部を収納した
    送光器と,同じく第1から第n迄のn個の受光部を収納
    した受光器とを警戒区域を隔てて対向設置し,各送光部
    は各々対応する受光部と1本の光線によって結合した光
    線式警戒装置において,一定周期毎に第1番目の送光部
    から第n番目迄の送光部を順次所定時間間隔をもって駆
    動する送光部駆動制御手段と,上記第1から第n迄のn
    個の受光部の受光出力を加算してn個の受光出力が時間
    的に並んだパルス列信号を得る手段と,複数周期にわた
    って該パルス列信号中にパルスの存在しない部分を検出
    して該パルスの存在しない部分の時間的パターンを検出
    し,該時間的パターンが所定パターンになったとき警報
    信号を発生する信号処理手段とを有する光線式警戒装
    置。
  2. 【請求項2】第1から第n迄のn個の送光部を収納した
    送光器と,同じく第1から第n迄のn個の受光部を収納
    した受光器とを警戒区域を隔てて対向設置し,各送光部
    は各々対応する受光部と1本の光線によって結合した光
    線式警戒装置において,一定周期毎に第1番目の送光部
    から第n番目迄の送光部を順次所定時間間隔をもって駆
    動する送光部駆動制御手段と,上記第1から第n迄のn
    個の受光部の受光出力を加算してn個の受光出力が時間
    的に並んだパルス列信号を得る手段と,複数周期にわた
    って該パルス列信号中にパルスの存在しない部分を検出
    して該パルスの存在しない部分の時間的パターンを検出
    し,該時間的パターンが所定パターンになったとき警報
    信号を発生する信号処理手段と,陰極線ディスプレイ装
    置と,上記一つのパルス列信号を該陰極線ディスプレイ
    装置の一走査線上の映像信号に変換する手段とを有し,
    引き続くm個のパルス列信号により,該ディスプレイ上
    に上記パターンを表示するようにしたことを特徴とする
    光線式警戒装置。
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