JPH0784966A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0784966A
JPH0784966A JP5195957A JP19595793A JPH0784966A JP H0784966 A JPH0784966 A JP H0784966A JP 5195957 A JP5195957 A JP 5195957A JP 19595793 A JP19595793 A JP 19595793A JP H0784966 A JPH0784966 A JP H0784966A
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JP
Japan
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comparison
selection
data
processor
processors
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Application number
JP5195957A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Aramaki
成彦 荒牧
Katsuyuki Shimokawa
勝千 下川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプロセッサがもつデータの最大値また
は最小値を高速度に求めるとともに、複数のプロセッサ
を適宜に分割して並列処理により処理時間の短縮化を図
ることにある。 【構成】 制御装置1にバス2を介して複数のプロセッ
サ31 ,32 ,…が接続され、互いに隣接するプロセッ
サどうしがリングバス4で接続されたデータ処理装置に
おいて、上流側プロセッサから前記リングバスを通って
くる上流側リングバスデータ6と自身と対応関係にある
プロセッサの処理データ7とを選択設定値に従って大小
比較を行って選択する比較選択部51 ,52 ,…と、制
御装置からバスを介して送られてくる選択制御信号32
に基づいて比較選択部による選択処理動作を操作する選
択制御部311 ,312 ,…とを設け、各プロセッサの
もつ最大値または最小値を求めるデータ処理装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばニューラルネッ
トワークを構成するニューロン素子から出力される最大
値または最小値を判別するニューロコンピュータ等に利
用されるデータ処理装置に係わり、特に複数のプロセッ
サ(例えばニューロン素子)がもつデータの最大値また
は最小値およびそのデータをもつプロセッサを高速に判
別するデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブロードキャストバスに上位機器
としてグラフィック表示可能な表示装置をもった制御装
置が接続され、また下位機器として複数のプロセッサが
接続され、これら相隣接するプロセッサどうしが相互に
リングバスで接続され、複数のプロセッサがもつデータ
の最大値または最小値を求めるデータ処理装置が開発さ
れている。
【0003】このようなデータ処理装置として、例えば
特定の使用目的をもつニューロコンピュータがその1つ
であり、また一般のデータ処理装置にも存在する。前者
のニューロコンピュータの場合には、幾つものモデルが
あるが、その中でもLVQと呼ばれるモデルの場合に
は、その学習過程で多数のニューロン素子の中から最大
値または最小値を出力するニューロン素子を見つけ出
し、そのニューロン素子の荷重係数を変えて最大値また
は最小値データを変更する処理が行われている。
【0004】一方、後者の一般的なデータ処理装置の場
合には、複数のプロセッサがもつデータの中から最大値
または最小値を判明することが種々の用途,分野で行わ
れているが、このとき最大値または最小値を高速に判明
することが必要な場合が多い。
【0005】以下、一般的なデータ処理装置を用いて、
複数のプロセッサがもつデータの中から最大値または最
小値を求める例について説明する。この最大値または最
小値を求める方法として、従来、複数のプロセッサを制
御する制御装置側で求める方法と、各プロセッサ側で求
める方法とがある。
【0006】制御装置側で求める方法は、制御装置が各
プロセッサで求めた最大値または最小値を順次取り込ん
だ後、全てのプロセッサからのデータをソート処理し、
複数のプロセッサがもつデータの中から最大値または最
小値を求めるものである。従って、各プロセッサからデ
ータを吸い上げてソート処理を行うので、各プロセッサ
のデータ順位が明らかになるだけでなく、最大値,最小
値のデータをもつプロセッサがどのプロセッサであるか
が同時に判別できる。
【0007】一方、各プロセッサ側で求める方法は、制
御装置が順次隣接するプロセッサに計算命令を与える
と、その命令を受けた該当プロセッサが自プロセッサデ
ータと隣りのプロセッサから入力されてくるデータとを
比較し最大値または最小値を決定し、さらに別隣りのプ
ロセッサにリングバスを介して渡すと、この別隣りのプ
ロセッサでは制御装置からの指令の下に同様に比較処理
を実施し、最大値または最小値を決定し、この処理を順
次所定の方向に繰り返し行っていく方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような2つの方法は次のような問題点が指摘されてい
る。 (1) 制御装置側で求める方法 イ.この制御装置側で求める方法は、ソート処理とプロ
セッサ数分データの取り込み処理を行うことから、デー
タの処理時間が長くかかる問題がある。
【0009】ロ. 複数のプロセッサを複数のブロック
に分割して処理する場合には並列処理が難しく、この場
合にはソート処理およびプロセッサの数分のデータ取り
込み処理の他、分割数分のデータ処理が必要となってく
る。 (2) プロセッサ側で求める方法 イ. プロセッサ側で求める方法は、1台のプロセッサ
の計算時間×プロセッサ数分のデータ処理時間となり、
制御装置側の処理が少なくなり、他のデータ処理に振り
向けることが可能である。しかし、プロセッサ相互の間
で1種類のデータを渡すだけの場合には、最大値または
最小値の一方を判別するだけであるので、1プロセッサ
の処理時間が短くなるが、最大値および最小値をもつプ
ロセッサが何れのプロセッサであるか判別することがで
きない。
【0010】ロ. また、プロセッサ相互の間で複数種
類のデータを渡す場合、最大値,最小値の他、その最大
値または最小値をもつプロセッサを判別できるが、デー
タの処理時間が増大すること。
【0011】ハ. また、複数のプロセッサを複数のブ
ロックに分割し、最大値または最小値を求める処理がで
きない。さらに、両方の方法に共通して言えることは、
プロセッサ数が処理時間に大きな影響を与える問題があ
る。
【0012】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、複数のプロセッサがもつデータの最大値または最小
値を高速に求めるデータ処理装置を提供することを目的
とする。
【0013】また、本発明の他の目的は、複数のプロセ
ッサを適宜に分割し、並列処理により処理時間の短縮化
を図るデータ処理装置を提供することにある。さらに、
本発明の他の目的は、複数のプロセッサがもつデータの
最大値または最小値を高速に求めるとともに、その最大
値または最小値をもつプロセッサを容易に判別するデー
タ処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、制御装置にバスを介し
て複数のプロセッサが接続され、互いに隣接するプロセ
ッサどうしがリングバスで接続され、各プロセッサのも
つ最大値または最小値を求めるデータ処理装置におい
て、各プロセッサにそれぞれ接続され、上流側プロセッ
サから前記リングバスを通して送られてくる上流側リン
グバスデータと自身と対応関係にあるプロセッサの処理
データとを予め設定された選択設定値に従って大小比較
を行って選択し、その選択データを前記リングバスを介
して下流側プロセッサに送出する比較選択部を設けたデ
ータ処理装置である。
【0015】次に、請求項2に対応する発明は、制御装
置にバスを介して複数のプロセッサが接続され、互いに
隣接するプロセッサどうしがリングバスで接続され、各
プロセッサのもつ最大値または最小値を求めるデータ処
理装置において、隣接する複数のプロセッサの処理デー
タを予め設定された選択設定値に従って大小比較を行っ
て選択する第1の比較選択部と、上流側プロセッサから
前記リングバスを通して送られてくる上流側リングバス
データと前記第1の比較選択部の選択データとを予め設
定された選択設定値に従って大小比較を行って選択し、
その選択データをリングバスを介して下流側プロセッサ
に送出する第2の比較選択部とを設けたデータ処理装置
である。
【0016】次に、請求項3に対応する発明は、制御装
置にバスを介して複数のプロセッサが接続され、互いに
隣接するプロセッサどうしがリングバスで接続され、各
プロセッサのもつ最大値または最小値を求めるデータ処
理装置において、各プロセッサにそれぞれ接続され、上
流側プロセッサから前記リングバスを通して送られてく
る上流側リングバスデータと自身と対応関係にあるプロ
セッサの処理データとを予め設定された選択設定値に従
って大小比較を行って選択する比較選択部と、前記制御
装置からバスを介して送られてくる比較開始,比較実
行,比較終了および比較なしの何れかの内容を有する選
択制御信号に基づいて前記比較選択部による選択処理動
作を操作する選択制御部とを設け、前記比較開始の選択
制御信号を受けたプロセッサと前記比較終了の選択制御
信号を受けたプロセッサとの間に存在する前記比較実行
の選択制御信号を受けたプロセッサ相互間でデータの大
小比較を行う分割方式により最大値または最小値を求め
るデータ処理装置である。
【0017】さらに、請求項4に対応する発明は、制御
装置にバスを介して複数のプロセッサが接続され、互い
に隣接するプロセッサどうしがリングバスで接続され、
各プロセッサのもつ最大値または最小値を求めるデータ
処理装置において、隣接する複数のプロセッサの処理デ
ータを予め設定された選択設定値に従って大小比較を行
って選択する第1の比較選択部と、この第1の比較選択
部に接続され、前記制御装置からバスを介して送られて
くる比較開始,比較実行,比較終了および比較なしの何
れかの内容を有する第1の選択制御信号に基づいて前記
第1の比較選択部による選択処理動作を操作する第1の
選択制御部と、前記上流側プロセッサから前記リングバ
スを通して送られてくる上流側リングバスデータと前記
第1の比較選択部から出力される選択データとを予め設
定された選択設定値に従って大小比較を行って選択する
第2の比較選択部と、この第2の比較選択部に接続さ
れ、前記制御装置からバスを介して送られてくる比較開
始,比較実行,比較終了および比較なしの何れかの内容
を有する第1の選択制御信号に基づいて前記第2の比較
選択部による選択処理動作を操作する第2の選択制御部
とを設けたデータ処理装置である。
【0018】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項1に対応する発明の構成要素に新たに、各比較選択部
に接続され、前記制御装置からバスを介して送られてく
る選択制御信号の比較実行に基づいて前記データの大小
比較方向とは逆方向に移動しながら対応関係にある前記
比較選択部によるデータの大小比較で選択設定値に合致
するとき、予め定めた固定値のトグル信号を別の値に変
換したトグル信号を出力するトグル制御部を付加するこ
とにより、この変換したトグル信号から最大値または最
小値をもつプロセッサを識別可能としたデータ処理装置
である。
【0019】さらに、請求項6に対応する発明は、請求
項2に対応する発明の構成要素に新たに、前記第1の比
較選択部に接続され、前記制御装置からバスを介して送
られてくる選択制御信号の比較実行に基づいて対応関係
にある前記第1の比較選択部によるデータの大小比較で
選択設定値に合致するとき、予め定めた固定値のトグル
信号を別の値に変換したトグル信号を出力する第1のト
グル制御部と、前記第2の比較選択部に接続され、前記
制御装置からバスを介して送られてくる選択制御信号の
比較実行に基づいて対応関係にある前記第2の比較選択
部によるデータの大小比較で選択設定値に合致すると
き、予め定めた固定値のトグル信号を別の値に変換した
トグル信号を出力する第2のトグル制御部とを付加する
ことにより、前記変換したトグル信号から最大値または
最小値をもつプロセッサを識別可能としたデータ処理装
置である。
【0020】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、プロセッサごとに設けた
比較選択部で上流側リングバスデータと自身と対応関係
にあるプロセッサの処理データとを選択設定値に従って
大小比較で選択し、当該選択設定値に従って大きい方の
データまたは小さい方のデータをリングバスを介して下
流側のプロセッサに前記上流側リングバスデータとして
移し、同様に下流側の比較選択部で大小比較を行いなが
ら順次繰り返していくだけであるので、多数のプロセッ
サの中から最大値または最小値を高速度で求めることが
できる。
【0021】次に、請求項2に対応する発明では、第1
の比較選択部で複数のプロセッサの処理データについて
大小比較を行って選択し、第2の比較選択部に導入す
る。この第2の比較選択部は、第1の比較選択部による
選択データと上流側リングバスデータとを選択設定値に
従って大小比較を行って選択するようにしたので、請求
項1に対応する発明よりも、更に最大値または最小値を
高速度に求めることができる。
【0022】また、請求項3に対応する発明は、比較選
択部で上流側リングバスと対応関係にあるプロセッサの
処理データとの大小比較を行ってデータを選択すること
が前提となるが、制御装置からあるプロセッサが比較開
始の選択制御信号を受けたとき、当該プロセッサに対応
する選択制御部では比較選択部の比較選択動作を操作し
当該プロセッサの処理データを出力し、また制御装置か
らある別のプロセッサが比較終了の選択制御信号を受け
たとき、当該別のプロセッサと対応する選択制御部では
比較選択部の比較選択動作を操作し終了処理を行うが、
比較開始と比較終了とを受けたプロセッサ間に存在する
プロセッサに比較実行の選択制御信号を与えて本来の大
小比較による選択処理を行えば、複数のプロセッサを任
意数に分割しつつ当該任意数のプロセッサ間で最大値ま
たは最小値を求めることができる。この処理は全部のプ
ロセッサについてそれぞれ異なる適宜な数で分割して自
在に最大値または最小値を求めることができる。
【0023】さらに、請求項4に対応する発明は、請求
項3に対応する発明と同様の処理を行うが、このとき隣
接する複数のプロセッサごとにまとめて処理するもので
あり、この場合も複数のプロセッサを任意数に分割しつ
つ当該任意数のプロセッサ間で最大値または最小値を高
速度に求めることができる。
【0024】請求項5に対応する発明は、プロセッサご
とに比較選択部にトグル制御部を設け、制御装置から比
較実行の選択制御信号があったとき、データの大小比較
方向とは逆方向に一巡しながら対応関係にある比較選択
部でプロセッサの処理データを選択したとき、予め定め
た固定値のトグル信号を別の値のトグル信号に変換して
出力するとともに、その旨を対応するプロセッサに知ら
せるようにすれば、制御装置から一斉にデータを出力せ
よとの指令に対し、トグル信号の変換されたプロセッサ
からデータおよびプロセッサ識別データを送信すれば、
全部のプロセッサの中から最大値または最小値を求める
ことができるばかりか、そのデータを持つプロセッサを
判別できる。
【0025】さらに、請求項6に対応する発明は、請求
項5に対応する発明と同様な処理を行うが、このとき隣
接する複数のプロセッサごとにまとめて処理するもので
あり、この場合にも全部のプロセッサの中から最大値ま
たは最小値を求めることができるばかりか、そのデータ
を持つプロセッサを判別できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は請求項1に係わるデータ処理装置の
一実施例を示す構成図である。このデータ処理装置は、
グラフィック表示機能をもった上位機器としての制御装
置1が設けられ、この制御装置1にはブロードキャスト
バス2を介して下位機器としての複数のプロセッサ3
1 ,…,3n が接続されている。
【0027】このブロードキャストバス2は、制御装置
1と複数のプロセッサ31 ,…,3n との間の処理デー
タや制御信号の受け渡しを行う機能をもっている。これ
ら複数のプロセッサ31 ,…,3n は、それぞれ相隣接
するプロセッサ間のデータの受け渡しを行うリングバス
4によって接続され、それぞれ同一のプログラムを用い
て入力データを演算処理し、また演算処理結果その他の
データを保存処理し、かつ、バスインターフェースとし
ての機能をもっている。そして、各プロセッサ31
…,3n にはそれぞれ個別に比較選択部51 ,…,5n
が設けられている。
【0028】各比較選択部51 ,…,5n は、それぞれ
1つのプロセッサ31 ,…,3n と対応関係にあり、図
示矢印イ方向にそって自身より左側隣りのプロセッサ側
からリングバス4を通ってくる上流側リングバスデータ
6と対応関係にあるプロセッサから送られてくる自デー
タ(処理データ)7とを大小比較し、予め設定された選
択設定値に基づいて大きい方のデータまたは小さい方の
データを選択し、比較結果データ8としてリングバスを
通して図示右側隣りのプロセッサに送出する。
【0029】これら比較選択部51 ,…,5n は例えば
図2に示すように構成されている。つまり、各比較選択
部5(51 ,…,5n )は、上流側リングバスデータ6
と自データ7とを大小比較し、制御装置1から設定され
る選択設定値Smax またはSmin に合致する側のデータ
を選択するデータ選択信号11を出力するコンパレータ
12と、このデータ選択信号11に基づいて上流側リン
グバスデータ6または自データ7を選択し比較結果デー
タ8として出力し、下流側隣りのプロセッサ3に送出す
るセレクタ13とによって構成されている。
【0030】従って、以上のような構成によれば、制御
装置1側から比較選択部51 ,…,5n に選択設定値S
max またはSmin を設定した後、ブロードキャストバス
2を介して各プロセッサ31 ,…,3n に最大値または
最小値の選択設定値を与えた後、制御装置1から先に動
作開始すべき指令を受けたプロセッサまたは予め定めた
プロセッサ31 から動作を開始する。
【0031】ここで、例えばプロセッサ31 において
は、演算結果のデータをリングバス4を介して図示矢印
イ方向に向かって隣りのプロセッサ32 に送出すると、
当該プロセッサ32 はプロセッサ31 からの上流側リン
グバスデータ6と自身の演算結果の自データ7とを比較
選択部52 に送出する。
【0032】この比較選択部52 は、図2に示すように
上流側リングバスデータ6と自データ7とをコンパレー
タ12で取り込んだ後、選択設定値例えばSmaxに基
づいて大きい方のデータを選択すべきデータ選択信号1
1をセレクタ13に送出する。その結果、セレクタ13
では、データ選択信号11に従って大きいと判定された
上流側リングバスデータ6または自データ7を比較結果
データ8としてプロセッサ32 に返送する。
【0033】このプロセッサ32 は、セレクタ13から
受けた比較結果データ8を上流側リングバスデータ6と
してリングバス4を介して図示矢印イにそって次のプロ
セッサ33 (図示せず)に送出する。
【0034】従って、以上のように図示矢印イ方向にそ
って各プロセッサおよび比較選択部が順次大小比較を行
って一巡すれば、複数のプロセッサ31 ,…,3n がも
つデータの最大値を判別することができる。
【0035】従来装置の場合には、各プロセッサがプロ
グラムに従って計算処理を行いながら最大値または最小
値を得るようにしたが、本装置においては、各比較選択
部5で選択設定値に従って大小比較を行うだけで最大値
または最小値を出力するので、複数のプロセッサ31
…,3n がもつデータの最大値または最小値を高速度に
判別することができる。
【0036】次に、図3は請求項2に係わるデータ処理
装置の一実施例を示す構成図である。このデータ処理装
置は、ブロードキャストバス2に制御装置1および複数
のプロセッサ31 ,32 ,…が接続され、これら複数の
プロセッサ31 ,32 ,…がリングバス4を介してシリ
アルに接続されている点は図1と同じである。
【0037】本発明の実施例装置において図1と比較し
て特に異なるところは、複数のプロセッサ例えば31
2 とを組とし、これらプロセッサ31 ,32 ごとに第
1の比較選択部21および第2の比較選択部22を設け
た構成である。
【0038】この第1の比較選択部21は対応関係にあ
る複数のプロセッサ31 ,32 のそれぞれの自データ
7,7を選択設定値に基づいて大小比較を行って選択
し、第2の比較選択部22は第1の比較選択部21で選
択された自データ7と上流側リングバスデータ6とを選
択設定値に基づいて大小比較を行い、そのうち選択設定
値に従って大きい方または小さい方のデータを比較結果
データ8として下流側に位置するプロセッサ32 に送出
し、リングバス4を介して上流側リングバスデータ5と
して次の組の複数のプロセッサ例えば33 ,34 に送出
するものである。
【0039】この第1の比較選択部21および第2の比
較選択部22は、具体的には図4に示すように構成され
ている。第1の比較選択部21は、複数のプロセッサ例
えば31 ,32 から出力される自データ7,7の大小比
較を行い、制御装置1側から設定される選択設定値例え
ばSmaxに基づいて何れか大きい方の自データを選択
するためのデータ選択信号23aを出力する第1のコン
パレータ24aと、この第1のコンパレータ24aから
のデータ選択信号23aに基づいて複数のプロセッサ3
1 ,32 からの自データ7,7のうち大きい方のデータ
を選択出力する第1のセレクタ25aとによって構成さ
れている。
【0040】また、第2の比較選択部22は、第1のセ
レクタ25aで選択された自データ7と上流側リングバ
スデータ6との大小比較を行い、選択設定値例えばSm
axに基づいて何れか大きい方のデータを選択するため
のデータ選択信号23bを出力する第2のコンパレータ
24bと、この第2のコンパレータ24bからのデータ
選択信号23bに基づいて大きい方をデータを選択し、
比較結果データ8として出力する第2のセレクタ25b
とによって構成されている。
【0041】従って、以上のような実施例によれば、複
数のプロセッサ31 ,32 の演算処理結果の自データ
7,7を第1のコンパレータ24aおよび第1のセレク
タ25aに導入すると、第1のコンパレータ24aで
は、複数のプロセッサ31 ,32から出力される自デー
タ7,7の大小比較を行い、選択設定値例えばSmax
に基づいて大きい方の自データ7を選択すべきデータ選
択信号23aを第1のセレクタ25aに送出する。この
第1のセレクタ25aでは、そのデータ選択信号23a
に従って複数の自データ7,7のうち大きい方の自デー
タ7を選択し、第2のコンパレータ24b,第2のセレ
クタ25bに送出する。このとき、これらコンパレータ
24b,セレクタ25bには上流側リングバスデータ5
が入力されている。
【0042】そこで、第2のコンパレータ24bは、上
流側リングバスデータ6と自データ7との大小比較を行
い、選択設定値例えばSmaxに基づいて大きい方の自
データ7を選択すべきデータであると判断してデータ選
択信号23bを第2のセレクタ25bに送出する。この
第2のセレクタ25bは、データ選択信号23bに従っ
て上流側リングバスデータ5または自データ7を選択
し、比較結果データ8として出力し、プロセッサ32
介して上流側リングバスデータ5として次の右側隣りの
組をなす複数のプロセッサ33 ,34 のうちプロセッサ
3 に送出する。
【0043】従って、このような実施例の装置によれ
ば、多数のプロセッサ31 ,32 ,…を複数のグループ
ないしは組に分割し、各組ごとに複数のプロセッサのデ
ータの大小比較を行うので、請求項1に係わる装置に比
べて更に大小の比較処理の高速化を図ることができる。
【0044】さらに、図5は請求項3に係わるデータ処
理装置の一実施例を示す構成図である。このデータ処理
装置は、ブロードキャストバス2に制御装置1および複
数のプロセッサ31 ,32 ,…が接続され、これら複数
のプロセッサ31 ,32 ,…がリングバス4を介してシ
リアルに接続されている点は図1と同じである。
【0045】この実施例装置は、図1と同様に各プロセ
ッサ31 ,32 ,…ごとにそれぞれ比較選択部51 ,5
2 ,…が接続されているが、さらに各比較選択部51
2,…にそれぞれ選択制御部311 ,312 ,…が設
けられている。
【0046】これら各選択制御部311 ,312 ,…
は、制御装置1からブロードキャストバス2を通して該
当プロセッサ31 ,32 ,…で受ける選択制御信号32
と比較選択部51 ,52 ,…からのデータ選択信号33
とを取り込み、当該選択制御信号32の内容に応じて比
較選択部51 ,52 ,…に適宜な操作指令信号34を与
える機能をもっている。
【0047】この選択制御信号32の内容としては、比
較開始,比較終了,比較実行,比較なしの4つがあり、
各選択制御部311 ,312 ,…にはこれら4つの内容
のうち何れか1つの内容をもつ選択制御信号32が別々
に入力される。ここで、比較開始は、比較選択部例えば
1 から得られるデータ選択信号33を無視し、その選
択制御信号32を受けとったプロセッサ31 の自データ
7を優先的に選択する旨の操作指令信号34を比較選択
部51 に供給する。比較なしは、同じく比較選択部51
のデータ選択信号33を無視し、その選択制御信号32
を受けとったプロセッサ31 の自データ7を選択しない
旨の操作指令信号34を比較選択部51に供給する。比
較実行および比較終了は比較選択部51 から出力される
データ選択信号33をそのまま操作指令信号34として
比較選択部51 に供給する。この場合には比較選択部5
1 の選択動作に従ってデータを選択する。
【0048】図6は各比較選択部51 ,52 ,…と選択
制御部311 ,312 ,…との関係を示す図である。こ
の比較制御部例えば51 は図2と同様にコンパレータ1
2とセレクタ13とからなり、これらコンパレータ12
とセレクタ13との間に選択制御部31(311 ,31
2 ,…)が設けられている。つまり、選択制御部31
は、コンパレータ12からデータ選択信号33を受ける
が、選択制御信号32の内容に従って無視して予め定め
られたデータ6または7を選択すべき操作指令信号34
をセレクタ13に与えたり、データ選択信号33をその
まま生かすような操作指令信号34をセレクタ13に与
えるものである。従って、セレクタ13は選択制御部3
1の操作指令信号34に従ってデータ6または7を選択
し、比較結果データ8として出力する。
【0049】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、制御装置1からプロセッサ31に比較開始の選択制
御信号32、プロセッサ3i に比較終了の選択制御信号
32、プロセッサ32 〜3i-1 に比較実行の選択制御信
号32を与えれば、プロセッサ31 の自データ7がその
ままプロセッサ32 に送られ、以後、プロセッサ32
i-1 にて大小比較を行って選択設定値に従って最大値
または最小値を選択し、プロセッサ3i で終了すること
ができる。このことは、制御装置1によってプロセッサ
を適宜な数に分割して最大値または最小値を求めること
ができ、さらに、この処理は全部のプロセッサについて
それぞれ異なる適宜な数で自在に分割して最大値または
最小値を求めることができる。
【0050】図7は請求項4に係わるデータ処理装置の
一実施例を示す構成図である。このデータ処理装置は、
前述と同様にブロードキャストバス2に制御装置1およ
び複数のプロセッサ31 ,32 ,…が接続され、これら
複数のプロセッサ31 ,32,…がリングバス4を介し
てシリアルに接続されている。
【0051】この実施例装置は、複数のプロセッサ例え
ば31 ,32 の処理データである自データ7の大小比較
を行い、選択設定値に従って大きい方または小さい方の
自データ7を選択する第1の比較選択部21と、この第
1の比較選択部21に対応して設けられる第1の選択制
御部31aと、上流側リングバスデータ6と選択された
自データ7との大小比較を行う第2の比較選択部22
と、この第2の比較選択部22に対応して設けられる第
2の選択制御部31bとで構成され、これら一連続の構
成が複数のプロセッサごとに設けられている。
【0052】この第1の選択制御部31aは、制御装置
1からブロードキャストバス2を介して対応関係にある
プロセッサ31 で選択制御信号32を受けると、その選
択制御信号32の内容である比較開始,比較終了,比較
実行,比較なしの何れか1つに応じてデータの選択操作
を指令する操作指令信号34を作成して第1の比較選択
部21に供給する。つまり、第1の選択制御部31a
は、データの流れの先端が比較開始か比較終了か、また
はデータの両端であるプロセッサ31 ,32 が比較実行
であるかに応じ、第1の比較選択部21の選択操作を種
々可変する。従って、比較実行の時だけ第1の比較選択
部21は、2つのプロセッサ31 ,32 の大小比較を行
って選択設定値に従って大きい方または小さい方の自デ
ータ7を選択する。その他の組み合わせの場合には第1
の比較選択部21を操作する。
【0053】一方、第2の選択制御部31bについて
は、データの流れの間に比較開始がないか、或いは全部
が比較なしでない時のみ、その選択されたデータ選択信
号33に従ってそのままデータを選択するような操作指
令信号34を第2の比較選択部22に供給する。例えば
比較開始の場合には、第2の比較選択部22のデータ選
択信号33を無視し、第1の比較選択部21のデータを
選択するような操作を行い、全部が比較なしの場合に
は、第2の比較選択部22のデータ選択信号32を無視
し、第1の比較選択部21のデータ選択信号33に伴う
データを選択しないような操作を第2の比較選択部22
に与えるものである。
【0054】図8は図7の第1の比較選択部21、第2
の比較選択部22、第1の選択制御部31a、第2の選
択制御部31bの関係を具体化した図である。すなわ
ち、第1の選択制御部31aは、第1のコンパレータ2
4aから出力されるデータ選択信号23aを受けるが、
制御装置1から送られてくる選択制御信号32の内容に
従って前記データ選択信号23aを操作し、第1のセレ
クタ25aに操作指令信号34aとして供給する。
【0055】また、第2の選択制御部31bは、第2の
コンパレータ24bから出力されるデータ選択信号23
bを受けるが、制御装置1から送られてくる選択制御信
号32の内容に従って前記データ選択信号23bを操作
し、第2のセレクタ25bに操作指令信号34bとして
供給する。従って、第2の選択制御部31bは、第1の
選択制御部31aの情報を得ることにより、構造を簡略
化することができる。
【0056】次に、図9は請求項5に係わるデータ処理
装置の一実施例を示す図であって、図1の比較選択部5
1 ,52 ,…にそれぞれトグル制御部411 ,412
…を個別に接続した構成である。このトグル制御部例え
ば411 は、制御装置1からブロードキャストバス2を
介してプロセッサ31 で受ける比較終了の選択制御信号
32で固定値例えばON=1のトグル信号42を出力す
るが、制御装置1から比較開始および比較実行の選択制
御信号32を受けたとき、データの大小比較方向イとは
逆の方向(図示矢印ロ方向)に順次移動する。ここで、
比較選択部51は、自身のプロセッサ31 の自データ7
を選択したデータ選択信号33であるか否かをみ、自デ
ータ7を選択したときには下流側に隣接するプロセッサ
2 の処理データよりも選択設定値に合致していると判
断、つまり選択設定値に従って大きいデータか小さいデ
ータに属していると判断し、トグル信号42を例えば別
の値であるOFF=0に変換して出力する一方、自身の
プロセッサ31 にもその旨のデータ43を送出する。こ
のような処理は全部のトグル制御部411 ,412,…
が一巡するまで続けられる。
【0057】その結果、各プロセッサにおいては自身の
処理データの他に、自身の処理データが下流側プロセッ
サの処理データよりも選択設定値に合致していることが
把握される。そこで、比較終了後、制御装置1によりト
グル信号の変換されたプロセッサから処理データおよび
プロセッサ番号を吸い上げてソート処理を行えば、迅速
に最大値または最小値および最大値または最小値を持つ
プロセッサを判定することができる。なお、制御装置1
からデータを吸い上げるようにしたが、例えばトグル信
号を変換したプロセッサから順次制御装置1側に自発的
にデータを伝送する方法であってもよい。
【0058】図10は請求項6に係わるデータ処理装置
の一実施例を示す図であって、図3のような複数のプロ
セッサの自データの大小比較を行う第1の比較選択部2
1および上流側リングバスデータ6と選択された自デー
タ7とを選択する第2の比較選択部22にそれぞれ対応
するようにトグル制御部411 ,412 を設けた構成で
ある。
【0059】この場合にもトグル制御部411 ,41
2 ,…は、制御装置1から送られてくる比較終了の選択
制御信号32を受けて固定値のトグル信号42が設定さ
れ、比較開始および比較実行の選択制御信号32を受け
てデータの大小比較方向とは逆方向に移動しながら第1
の比較選択部21のデータ選択信号33および第2の比
較選択部22のデータ選択信号33を見ながらプロセッ
サ31 ,32 の自データ7が選択されたときのみ、トグ
ル信号42を可変操作出力し、かつ、その旨の信号43
を該当プロセッサ31 ,32 に送出する。この場合にも
トグル制御に関し、一巡するまで行われる。
【0060】図11はトグル制御部411 ,412 ,…
の一具体例を示す図である。このトグル制御部例えば4
1 ,412 は、制御装置1から送られてくる選択制御
信号32と第1,第2の比較制御部21,22のデータ
選択信号33とを受け、自対応のプロセッサ31 または
2 の自データ7が選択されたと判断したとき操作指令
信号を出力するコントローラ41aと、常時は固定値で
あるONまたはOFFのトグル信号42を出力し、コン
トローラ41aから変換すべき操作指令信号を受けたと
きトグル信号42をOFFまたはONに切り替えて出力
するゲート41bからなっている。ゆえに、各プロセッ
サ31 ,32 ,…の自データ7が選択設定値に合致する
とき、そのプロセッサに属するトグル信号42がゲート
41bを境に変化し、かつ、その変化した旨の信号43
が当該プロセッサに送られる。
【0061】図12は制御装置1から比較開始および比
較終了の選択制御信号32をプロセッサに与えて全部の
プロセッサを第1群から第n群まで分割し、トグル信号
42の変化点の位置する最大値または最小値をもつプロ
セッサを明らかにできる。そこで、制御装置1は、ブロ
ードキャストバス2を通して最大値または最小値をもつ
プロセッサからのみデータを集計し、ソート処理をして
全体のプロセッサの中から最大値または最小値を求め
る。また、集計したデータの順位付けもできる。
【0062】なお、ニューロコンピュータの適用に関
し、トグル処理機能をもった装置の場合には、各プロセ
ッサはニューロン素子となるが、これらニューロン素子
はトグル制御部によっ状態信号に変化がなければ出力状
態にならず、状態信号に変化があるときだけ出力状態と
なる。そこで、制御装置1から全ニューロン素子に対し
て一斉に出力せよといった指令を送出すると、出力状態
にあるニューロン素子のみが自分のもっているデータと
自身のプロセッサ番号を出力することにより、制御装置
1側で最大値または最小値と、当該データを持つプロセ
ッサ番号を判別できる。
【0063】なお、制御装置1から集計するもでなく、
各群のプロセッサの中から最大値または最小値を持つプ
ロセッサから自発的に制御装置1に自身のプロセッサコ
ードとデータを伝送する方法であってもよい。その他、
本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。請求項1,2の発明によ
れば、各プロセッサごとまたは複数のプロセッサごとに
比較選択部により上流側リングバスデータと自身と対応
関係にあるプロセッサの処理データとを選択設定値に従
って大小比較を行い、順次所定方向に繰り返し実行して
いくので、複数のプロセッサがもつデータの最大値また
は最小値を高速度に求めることができる。
【0065】次に、請求項3,4の発明については、制
御装置からバスを介して送られてくる比較開始,比較実
行,比較終了および比較なしの何れかの内容を有する選
択制御信号に基づいて比較選択部の選択処理動作を操作
するので、比較開始の選択制御信号を受けたプロセッサ
と前記比較終了の選択制御信号を受けたプロセッサとの
間に存在するプロセッサに分割してデータの大小比較を
行うことができる。つまり、複数のプロセッサを適宜に
分割することが可能であり、並列処理により処理時間の
短縮化を図ることができる。
【0066】さらに、請求項5,6の発明は、データの
大小比較方向とは逆方向に移動しながら自身と対応関係
にある比較選択部によるデータの大小比較で選択設定値
に合致するとき、予め定めた固定値のトグル信号を別の
値に変換したトグル信号を出力し、かつ、対応するプロ
セッサに伝達するので、複数のプロセッサがもつデータ
の最大値または最小値を高速に求めることができ、また
制御装置はトグル信号に変化があったプロセッサからデ
ータを吸い上げることにより、その最大値または最小値
をもつプロセッサを容易に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係わるデータ処理装置の一実施例を
示す構成図。
【図2】図1の比較選択部の具体例を示す図。
【図3】請求項2に係わるデータ処理装置の一実施例を
示す構成図。
【図4】図3の第1の比較選択部および第2の比較選択
部の具体例を示す図。
【図5】請求項3に係わるデータ処理装置の一実施例を
示す構成図。
【図6】図5の比較選択部と選択制御部との関係を示す
構成図。
【図7】請求項4に係わるデータ処理装置の一実施例を
示す構成図。
【図8】図7に示す装置の第1,2の比較選択部および
第1,2の選択制御部との関係を示す一具体例図。
【図9】請求項5に係わるデータ処理装置の一実施例を
示す構成図。
【図10】請求項6に係わるデータ処理装置の一実施例
を示す構成図。
【図11】図9および図10に示すトグル制御部の具体
例を示す構成図。
【図12】プロセッサを群分けするときの選択制御信号
とトグル信号との関係を示す説明図。
【符号の説明】
1…制御装置、31 ,32 ,… …プロセッサ、4…リ
ングバス、51 ,52… …比較選択部、6…上流側リ
ングバスデータ、7…自データ(処理データ)、8…比
較結果データ、21…第1の比較選択部、22…第2の
比較選択部、311 ,312 ,… …選択制御部、31
a…第1の選択制御部、31b…第2の選択制御部、3
2…選択制御信号、33…データ選択信号、34…操作
指令信号、411 ,412 … …トグル制御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置にバスを介して複数のプロセッ
    サが接続され、互いに隣接するプロセッサどうしがリン
    グバスで接続され、各プロセッサのもつ最大値または最
    小値を求めるデータ処理装置において、 各プロセッサにそれぞれ接続され、上流側プロセッサか
    ら前記リングバスを介して送られてくる上流側リングバ
    スデータと自身と対応関係にあるプロセッサの処理デー
    タとを予め設定された選択設定値に従って大小比較を行
    って選択し、その選択データを前記リングバスを介して
    下流側プロセッサに送出する比較選択部を設けたことを
    特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 制御装置にバスを介して複数のプロセッ
    サが接続され、互いに隣接するプロセッサどうしがリン
    グバスで接続され、各プロセッサのもつ最大値または最
    小値を求めるデータ処理装置において、 隣接する複数のプロセッサの処理データを予め設定され
    た選択設定値に従って大小比較を行って選択する第1の
    比較選択部と、上流側プロセッサから前記リングバスを
    通して送られてくる上流側リングバスデータと前記第1
    の比較選択部の選択データとを予め設定された選択設定
    値に従って大小比較を行って選択し、その選択データを
    リングバスを介して下流側プロセッサに送出する第2の
    比較選択部とを設けたことを特徴とするデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 制御装置にバスを介して複数のプロセッ
    サが接続され、互いに隣接するプロセッサどうしがリン
    グバスで接続され、各プロセッサのもつ最大値または最
    小値を求めるデータ処理装置において、 各プロセッサにそれぞれ接続され、上流側プロセッサか
    ら前記リングバスを介して送られてくる上流側リングバ
    スデータと自身と対応関係にあるプロセッサの処理デー
    タとを予め設定された選択設定値に従って大小比較を行
    って選択する比較選択部と、前記制御装置からバスを介
    して送られてくる比較開始,比較実行,比較終了および
    比較なしの何れかの内容を有する選択制御信号に基づい
    て前記比較選択部による選択処理動作を操作する選択制
    御部とを設け、 前記比較開始の選択制御信号を受けたプロセッサと前記
    比較終了の選択制御信号を受けたプロセッサとの間に存
    在する前記比較実行の選択制御信号を受けたプロセッサ
    相互間でデータの大小比較を行う分割方式により最大値
    または最小値を求めることを特徴とするデータ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 制御装置にバスを介して複数のプロセッ
    サが接続され、互いに隣接するプロセッサどうしがリン
    グバスで接続され、各プロセッサのもつ最大値または最
    小値を求めるデータ処理装置において、 隣接する複数のプロセッサの処理データを予め設定され
    た選択設定値に従って大小比較を行って選択する第1の
    比較選択部と、この第1の比較選択部に接続され、前記
    制御装置からバスを介して送られてくる比較開始,比較
    実行,比較終了および比較なしの何れかの内容を有する
    第1の選択制御信号に基づいて前記第1の比較選択部に
    よる選択処理動作を操作する第1の選択制御部と、前記
    上流側プロセッサから前記リングバスを通して送られて
    くる上流側リングバスデータと前記第1の比較選択部か
    ら出力される選択データとを予め設定された選択設定値
    に従って大小比較を行って選択する第2の比較選択部
    と、この第2の比較選択部に接続され、前記制御装置か
    らバスを介して送られてくる比較開始,比較実行,比較
    終了および比較なしの何れかの内容を有する第1の選択
    制御信号に基づいて前記第2の比較選択部による選択処
    理動作を操作する第2の選択制御部とを設けたことを特
    徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータ処理装置におい
    て、 各比較選択部に接続され、前記制御装置からバスを介し
    て送られてくる選択制御信号の比較実行に基づいて前記
    データの大小比較方向とは逆方向に移動しながら対応関
    係にある前記比較選択部によるデータの大小比較で選択
    設定値に合致するとき、予め定めた固定値のトグル信号
    を別の値に変換したトグル信号を出力するトグル制御部
    を付加し、 この変換したトグル信号から最大値または最小値をもつ
    プロセッサを識別可能としたことを特徴とするデータ処
    理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のデータ処理装置におい
    て、 前記第1の比較選択部に接続され、前記制御装置からバ
    スを介して送られてくる選択制御信号の比較実行に基づ
    いて対応関係にある前記第1の比較選択部によるデータ
    の大小比較で選択設定値に合致するとき、予め定めた固
    定値のトグル信号を別の値に変換したトグル信号を出力
    する第1のトグル制御部と、前記第2の比較選択部に接
    続され、前記制御装置からバスを介して送られてくる選
    択制御信号の比較実行に基づいて対応関係にある前記第
    2の比較選択部によるデータの大小比較で選択設定値に
    合致するとき、予め定めた固定値のトグル信号を別の値
    に変換したトグル信号を出力する第2のトグル制御部と
    を付加し、 前記変換したトグル信号から最大値または最小値をもつ
    プロセッサを識別可能としたことを特徴とするデータ処
    理装置。
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