JPH0784721A - ブラウジング操作用入力装置 - Google Patents

ブラウジング操作用入力装置

Info

Publication number
JPH0784721A
JPH0784721A JP5227533A JP22753393A JPH0784721A JP H0784721 A JPH0784721 A JP H0784721A JP 5227533 A JP5227533 A JP 5227533A JP 22753393 A JP22753393 A JP 22753393A JP H0784721 A JPH0784721 A JP H0784721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
browsing
mouse
sensor
page
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5227533A
Other languages
English (en)
Inventor
Suetatsu Matsumura
季樹 松村
Naoki Kobayashi
小林  直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP5227533A priority Critical patent/JPH0784721A/ja
Publication of JPH0784721A publication Critical patent/JPH0784721A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作回数を減少させ、情報検索を中断するこ
となくブラウジング操作を行うことができる入力装置を
提供する。 【構成】 シーソー・ボリューム12を押し込むと、そ
の押し込み量がセンサ13で検出され、インタフェース
16から8ビットのデータとなり送出され、計算機本体
17のデバイス・ドライバ18により押し込み量に対応
したページめくりが行われ、該当ページが表示部に表示
される構成を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新聞,書籍,雑誌など
の電子化された情報をディスプレイ画面上でブラウジン
グしていく際の操作用入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、図12を参照して、一般的システ
ムにおけるブラウジング操作を説明する。Aは制御部、
Bはマウス等の入力装置、Cは表示内容メモリ、Dは表
示部である。表示部Dでは本の外形とその内容を表示さ
せ、入力装置Bからは指示されている座標値の情報とオ
ン/オフ情報とを制御部Aに送り、制御部Aでは指示さ
れた座標値とオン/オフ情報との対応づけからページめ
くりをコマンドに変換して表示内容メモリC内の所定の
ページを読み出して表示部Dの表示切り替えを行う。表
示部Dには、指示しようとする座標値が画面上の位置
(いわゆるカーソル)として視覚化されて表示されてお
り、指示する場合には、この位置により感覚的に座標値
を把握する。
【0003】計算機におけるディスプレイ画面上での提
示情報のブラウジングでは、利用者がキーボードやマウ
スなどの入力デバイスを介して操作することで、次々と
画面が切り替わっていく。ここで用いられる入力デバイ
スに共通している特徴は、ボタン(あるいはそれに相当
するもの)を押すことによって1ページずつ、またはま
とまったページ数(例えば5ページ)ずつ切り替わって
いくことである。例えば、マウス等のボタンによる操作
では、1操作につき1ページしかめくれず、これを複数
のページめくりに拡張する場合、画面上に操作パネルを
設け、この画面上の操作パネル上の複数のページめくり
に対応したボタンで間接的に操作することになる。同様
にキーボードによる操作においても、1ページめくりと
複数ページめくりとを特定のキーに割り当てなければな
らない。いずれの場合も、きめ細かいページめくりを行
うためには、操作ボタン(あるいは操作キー)の数を増
やさざるをえず、逆に操作ボタン(あるいは操作キー)
の数を減らすと細かいページめくりができなくなる。す
なわち、少ないコマンド操作を多数回繰り返すか、多数
のコマンドから必要なものを選択して少ない操作数で済
ませるかのどちらか、あるいはこれの中間的な操作とな
らざるを得なかった。
【0004】上記のような計算機におけるブラウジング
を、マウスによる操作を例として取り上げてみる(図1
3)。例えば、ディスプレイ画面上での情報提示の方法
としてブック・メタファー形式を用い、画面の片隅に設
けられたページめくりのための操作パネルをマウス・カ
ーソルによって操作するという場合を考える。なお、ブ
ック・メタファー形式とは、画面表示の体裁を本(Bo
ok)を模擬したようにし、所定の情報量を1ページと
して表示し、表示切替え(ブラウジング)もページを単
位として行う形式をいう。ただし、本発明はブック・メ
タファー形式に限定されるものではなく、一般的な画面
スクロールにも適用できるものである。さて、前記操作
パネル上には、1ページずつページを前後させる操作を
行うボタン1A,1Bの2つと、例えば5ページずつま
とめて操作するボタン2A,2Bの2つがあり、利用者
はこの4つのボタンをマウス・カーソルでクリックする
ことによってブラウジング操作を行う。
【0005】ここで利用者は、一画面内に提示されてい
る情報をざっと眺め、興味ある情報がなければ次のペー
ジへ進む。その際、利用者はマウス・カーソルの位置を
確認し、ページめくりのボタンのうち、次のページに進
ませるボタン1Aの位置までマウスを動かしてカーソル
を移動させ、そこでクリックする。利用者があまり興味
がわかないと感じた場合には、ボタン2Aを用いて5ペ
ージずつまとめてめくる。あるいは、大雑把に概略だけ
を見ていくような場合にも、複数ページまとめてめく
る。このような手順を繰り返しながらブラウジングを行
っていく。前のページに戻りたい時は、前のページに戻
らせる1Bまたは2Bのボタンをクリックする。また、
利用者が一度参照したことのある情報をブラウジングに
よって捜す場合もほぼ同様で、この場合には、目的情報
の存在していたであろう位置などの手がかりをもとに1
ページめくりと5ページめくりとを適当に組み合わせな
がら進ませたり、戻したりして捜していく。
【0006】しかし、以上のような入力装置を用いた操
作では、紙ベースの書籍のような柔軟なブラウジングと
はかけ離れたものとなる。すなわち、1ページと5ペー
ジの組み合わせでしかページめくりを行うことができな
いということを常に意識していなければならない。ま
た、めくるための操作をも意識していなければならない
という入力操作になっていた。
【0007】マウスによる類似の操作として、図14に
示されるようなコントロール・バーによるページめくり
もある。図で、3はボタン、4はコントロール・バーで
ある。ボタン3をクリックすることにより1ページ単位
でページを前後させるのは上記図13の操作パネルと同
様である。これに加えて、コントロール・バー4をマウ
スで左右に動かすことによって任意のページ数でめくる
ことができる。この方法では、操作パネルによるページ
めくりと比較して柔軟性は増したが、依然として紙ベー
スの書籍・雑誌とはかけ離れた間接的・視覚的操作方法
である。すなわち、1ページめくりと複数ページめくり
とに対応する操作が完全に分離しているので、めくると
いう操作を必要以上に意識していなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の操作系
では、他のどのアプリケーション・プログラムでも使用
できるようにすることを考慮して、汎用性の高いマウス
やキーボードのような入力装置を導入したために、判断
や指示のための操作回数を大幅に増大させる結果となっ
ていた。
【0009】以上のように、紙ベースの書籍や雑誌で
は、ページをめくる行為をほとんど意識せずに操作しな
がら情報を捜すことができるので、検索と操作の指示・
判断とがお互いに干渉しない操作系となっているのに対
し、計算機上での同様の操作では、常に検索の指示操作
を意識していなければならないので、情報の取得活動や
提示操作に集中することができず、検索等の作業効率が
低下するという欠点があった。
【0010】本発明の目的は、計算機におけるディスプ
レイ画面上でのブラウジングの際に、操作の判断および
指示を手元の入力装置に機能を持たせて操作回数を減少
させることで、従来のような操作の指示・判断のために
情報検索を中断するという点を解決し、ブラウジング操
作を効率よく行うことのできる操作用入力装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるブラウジ
ング操作用入力装置は、クリック・ボタンと兼用または
独立に設けられ、その操作状態に応じた物理量を発生す
るページめくり量設定手段と、前記物理量を検出するセ
ンサおよび前記操作により作動するスイッチが付加され
た入力部と、この入力部から出力されたマウス・カーソ
ルの座標値とマウス・クリックのオン・オフのスイッチ
情報をそのままマウスポートに出力すると同時に、入力
部から物理量として出力された信号を補正して計算機の
デバイス・ドライバに送出し、次に表示するページを表
示させるインタフェース・ボックス部とを具備したもの
である。
【0012】そして、センサは2つとし、どちらか一方
を操作することにより出力される値を、また、両方とも
操作した場合は差の絶対値と量の大きい方をオン,オフ
のスイッチ情報として用いるものである。
【0013】そして、センサとしては、ストローク量,
圧力値,スライド量を検知できるものであればよい。
【0014】また、ストローク量,圧力値はその時間変
化を用いることもできる。
【0015】
【作用】本発明は、ディスプレイ画面上において所定量
を1ページとし、このページ単位で提示画面を切り替え
る手法として、ページめくりのためのストローク量,圧
力またはスライド量を測定する入力部を備えており、利
用者によってこの入力部のページめくり量設定手段が操
作されると、ストローク量,圧力またはスライド量を変
換テーブルを参照することによって変換した数値を出力
し、アプリケーション・プログラムによってこの数値を
めくれるページ数に対応させ、これと本来のマウスとし
ての左右のオン・オフのスイッチ情報とを合わせて左右
のページめくりを実現する。従来の技術とは、これまで
1ページと数ページずつのページめくりの組み合わせで
ページ切り替えを行っていたのに対して、入力部の押し
込み量を調節することによって、紙ベースの書籍・雑誌
と同様に柔軟なページめくりが可能となる点が異なり、
さらに、画面上に操作用のパネルに類するものを設ける
必要はないため、画面を見ることなしに手元で操作する
ことが可能となる点が異なる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例におけるシーソー・ボ
リューム付きマウスの構成図である。この図1におい
て、11は計算機用のマウス、12はページめくり設定
手段の一例としてのシーソー・ボリュームで、押し込み
型のスイッチでありシーソーのように左,右のうち、ど
ちらか一方のみしか押すことができず、操作によりオ
ン,オフするスイッチが左,右に設けられている。この
実施例はクリック・ボタン兼用の例を示しているが、ク
リック・ボタンと独立に設けることができる。以下の他
の実施例についても同様である。13は前記マウス11
の内部にあるシーソー・ボリューム12のストローク量
を検出するセンサで、これらシーソー・ボリューム12
とセンサ13はマウス11の入力部を構成する。14は
インタフェース・ボックス部、15はマウスからのパル
ス・データをディジタル・データに変換し、左右のボタ
ンのオン・オフ情報を取り出すためのマウス・インタフ
ェース、16は前記シーソー・ボリューム12からのデ
ータを8ビットのディジタル・データに補正し、RS−
232Cポートへ送るためのインタフェース、17は計
算機本体、18はデバイス・ドライバである。従来のマ
ウスとしてのデータはマウス・ポートから得られ、シー
ソー・ボリューム12のストローク量は8ビットに量子
化された数値でRS−232Cポートから得られる。図
2は処理の流れを表わす図であり、(S1)〜(S8)
は各ステップを示す。
【0017】次に、動作について説明する。まず、計算
機本体17側からシーソー・ボリューム付きのマウス1
1に任意のデータ・リクエスト・コマンドが送信される
(S7)。このデータ・リクエスト・コマンドは一定の
時間間隔で送信され続ける。マウス11はデータ・リク
エスト・コマンドを受信すると(S1)、シーソー・ボ
リューム12やパルス・ジェネレータ、ボタンなどのセ
ンサ13からデータを返す(S2)。返ってくるデータ
はマウス・カーソルの座標(S3)、左右のマウス・ボ
タン(スイッチ)のオン・オフ(S4)、シーソー・ボ
リューム12のストローク量(S5)である。マウス・
カーソルの座標データおよび左右のスイッチのオン・オ
フ情報はそのままマウス・ポートへ送られ、計算機本体
17内のデバイス・ドライバ18によってマウス・カー
ソルの座標および左右のスイッチのオン・オフ情報の数
値データが得られる(S7)。シーソー・ボリューム1
2の出力の場合は、この出力を8ビットの数値に量子化
する(S6)。これは図3に従って行われる。
【0018】すなわち、図3において、シーソー・ボリ
ューム12をある量まで押し込んだところをオン位置と
し、ここからある一定量までをリニアに0から255ま
での数値と対応させる。この補正はインタフェース・ボ
ックス部14内で行われる。
【0019】以上の動作により、使用する機器に専用の
デバイス・ドライバ18はマウス・ポートおよびRS−
232Cポートからシーソー・ボリューム付きのマウス
11のデータを得ることができる。このデバイス・ドラ
イバ18では、シーソー・ボリューム12の出力を8ビ
ットとして受信し、設定されている変換テーブル(図2
のS8、一例を図4に示す)にしたがって6ビットに変
換し、左右のボタンのオン・オフ情報のデータと合わせ
て図5に示すフォーマットでデータを返す(図2のS
7)。
【0020】利用者は、ディスプレイ画面上でブック・
メタファー形式のページめくりが可能となるようなアプ
リケーション・プログラムを作成すれば、上述のデバイ
ス・ドライバ18が出力するデータを読み込むことによ
って、ディスプレイ画面上でページめくりが可能とな
る。また、上記の変換テーブルによる変換をグラフで表
すと、図6のようになる。この変換テーブルを利用者が
設定し直すことで、シーソー・ボリューム12のストロ
ーク量と、めくれるページ数との関係を自由に変えるこ
とが可能である。図7に示したグラフは、シーソー・ボ
リューム12を少し押してもあまりめくり方が変わらな
いが、押し込むにつれて急激にページめくりが変化する
場合の変換の様子を示したものである。
【0021】このような作用によって、この場合のアプ
リケーション・プログラムである、ブック・メタファー
形式のページめくりのプログラムで、シーソー・ボリュ
ーム12のストローク量と左右の押下状態の区別を読み
取ることにより、利用者のページをめくる行為を、紙ベ
ースの書籍や雑誌の左右の任意のページ数のぱらぱらめ
くりとして手元のデバイスに写し込んだ形で実現するこ
とが可能となる。従来は例えば、1ページと5ページと
の組合せで不連続的に行っていたページ切り替えが、1
ページ単位で連続的に切り替えることが可能となるだけ
でなく、情報が提示されている画面と操作パネルとを交
互に頻繁に見比べながらブラウジングを進めていたの
が、操作パネルがなくなり、手元ですべて操作可能とな
ったことで情報取得のみに集中可能となる。この効果か
ら明らかなように、従来の技術に比べて、提示情報取得
行為の、操作による中断の回数が大きく減少し、より紙
ベースの書籍や雑誌に近い柔軟なブラウジング検索が可
能となるという改善がある。
【0022】図8は本実施例の他の実施例を示すもの
で、上記図1の実施例において、ストローク量を検出す
るセンサ13の代わりに、圧力を検出するセンサ19を
内蔵し、インタフェース20でセンサ19の出力を8ビ
ットの整数値に補正してRS−232Cポートへ出力す
るように変更することにより、ストローク量を出力する
シーソー・ボリューム12と同等の機能を有することが
可能である。
【0023】また、上記した各実施例において、図1の
ストローク量を検出するセンサ13、または図8の圧力
値を検出するセンサ19から送られてきたシーソー・ボ
リューム出力を、デバイス・ドライバ18内で、次式に
したがって速度を求めることにより、めくるページ数を
シーソー・ボリューム12の押し込まれる速度と対応づ
けることが可能である。
【0024】
【数1】 ここで、tn は、デバイス・ドライバ18が作動しはじ
めてからn番目のデータ・リクエスト・コマンドが送信
された時刻、sn は、その時に返ってきたシーソー・ボ
リューム出力値である。この場合のシーソー・ボリュー
ム12の押し込む速度とめくれるページ数との関係を図
9に示す。この図では、シーソー・ボリューム12を押
し込む速度が速くなるほどめくれるページ数も多くなる
ことを意味する。なお、実際にページめくりに適用する
場合には、細かく見ると直線ではなく段階状になるが、
ここでは簡略化して直線で示してある。
【0025】さらに、上記実施例では、シーソー・ボリ
ューム12を押すことによって垂直方向のストローク量
または圧力を検出していたが、このスイッチを図10に
示すのようにスライド式スイッチ21にして、横方向の
移動量を検出し、めくれるページ数と対応づけることが
可能である。なお、スライド式スイッチ21は上方から
下方に押圧することで、スイッチがオンする。すなわ
ち、スライド部分を中央より右側にして押圧すれば右側
のスイッチがオンし、中央より左側にして押圧すれば左
側のスイッチがオンし、クリック兼用となる。
【0026】また、マウス11の片方の側面に押し込む
スライド式スイッチ21をつけることにより横方向の押
し込んだ量を検出して、めくれるページ数と対応づける
ことも可能である。
【0027】以上の実施例では、計算機用のマウス11
のクリック・ボタン部分に、ページめくり両設定手段と
して1つのスイッチを取り付けて、ストロークや圧力の
検出を行う構成であったが、このスイッチをマウスのク
リック・ボタン部分に2つ取り付けることも可能であ
る。この例を図11に示す。この場合は左右の2つのボ
タン(スイッチ)22で独立した出力値を持つことにな
る。ストローク量の場合について説明すると、データ・
リクエスト・コマンド送信後、必ず左右のデータが交互
に返ってくるようにし、RS−232Cポートから連続
して受け取った2つのデータから差の絶対値をデバイス
・ドライバ18内で計算し、これを6ビットに変換して
ストローク量とする。左右どちらのスイッチが押された
かは、受け取った2つのデータのうち値の大きい方を選
択してオン・オフ情報とする。これを図11のデバイス
・ドライバ18の枠内に示す。2つのスイッチ22のう
ち、1つのみが押された場合は押されていない方の出力
を0とすれば、上述の方法と同様に計算できる。以上の
方式により、スイッチが1つの場合と同様に、ストロー
ク量データをめくれるページ数に対応させることが可能
である。圧力や速度の場合も同様に2つボタンの構成が
可能である。
【0028】さらに、本実施例では横方向にめくること
を前提としているが、縦方向にめくる場合は、ボリュー
ム類を縦方向に構成することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ディ
スプレイ画面上でブラウジング操作をするためにページ
を進めたり戻したりする場合には、利用者はブラウジン
グ操作用入出力装置のページめくり量設定手段、例え
ば、シーソー・ボリュームを押すことによって実現され
る。この時のめくれるページ数はシーソー・ボリューム
のストローク量に応じて変換表を参照することによって
決定される。シーソー・ボリュームを軽く押せばページ
は少しだけめくることができ、強く押し込めばたくさん
めくることができる。また、変換表を変更してページめ
くりの速度を変えることにより個人差や目的に応じたペ
ージめくりが可能となる。利用者は、従来のようにディ
スプレイ上の疑似的な操作パネルによって間接的・視覚
的に操作するのではなく、手元の入力装置によって直接
的・非視覚的にブラウジング操作することが可能とな
る。したがって、紙ベースの書籍や雑誌におけるページ
めくりと同様の感覚でシーソー・ボリュームを調節する
ことにより、1ページずつから任意のページずつまで自
由にめくるページ数と速さを変えることが可能となり、
操作の指示や判断を視覚とは独立に行うことができるの
で、ブラウジング検索効率の向上が計れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシーソー・ボリューム
付きのマウスの斜視図とこれに接続される要部のブロッ
ク図である。
【図2】図1におけるシーソー・ボリュームからデータ
が送られてくる流れを表わした図である。
【図3】図1におけるインタフェース・ボックス部内で
補正される、シーソー・ボリュームのストローク量と出
力される数値との対応関係を表したグラフである。
【図4】図1におけるシーソー・ボリュームのストロー
ク量を8ビットから6ビットへ圧縮変換するテーブルの
一例を示す図である。
【図5】図1におけるマウス・ポートおよびRS−23
2Cポートから得られたデータを変換テーブルによって
変換した後の、アプリケーション・プログラムが受け取
るデータ・フォーマットを表す図である。
【図6】図1におけるシーソー・ボリュームのストロー
ク量を6ビットの数値に変換した場合の対応関係を表す
グラフの図である。
【図7】図1におけるシーソー・ボリュームのストロー
ク量を6ビットの数値に変換した場合の対応関係を表す
グラフで、利用者が変換テーブルを変更した場合の一例
を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すもので、図1のシー
ソー・ボリュームの代わりに圧力を検出するセンサを取
り付けた構成図である。
【図9】図2のデバイス・ドライバによる処理の一部を
変更し、シーソー・ボリュームの押し込む速度を出力す
るようにしてページめくりを実現した場合の、速度とめ
くれるページ数との関係の一例を示すものである。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示すもので、図
1のシーソー・ボリューム部分が垂直に押し込む構造に
なっているのに対し、スライド式のスイッチを用いるこ
とにより水平方向の移動量によってめくれるページ数を
制御できるようにした場合の構成図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例を示すもので、入
力部のスイッチを2つにすることにより、2つの出力値
の差をストローク量データまたは圧力データとするよう
にした場合の構成図である。
【図12】従来の一般的システムにおけるブラウジング
操作を説明するための装置例を示すブロック図である。
【図13】 ブック・メタファー形式における従来のブ
ラウジング提示画面の一例である。
【図14】ブック・メタファー形式における従来のブラ
ウジング提示画面の一例である。
【符号の説明】
11 計算機のマウス 12 シーソー・ボリューム 13 センサ 14 インタフェース・ボックス部 15 マウス・インタフェース 16 インタフェース 17 計算機本体 18 デバイス・ドライバ 19 センサ 20 インタフェース 21 スライド式スイッチ 22 スイッチ 23 インタフェース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機等の画面上に掲示された大量のテ
    キスト情報あるいは映像情報をマウスを用いて検索する
    際、複数ページ分の情報あるいは複数フレーム分の情報
    を検索するブラウジングを行う場合の入力装置におい
    て、前記マウスに、クリック・ボタンと兼用または独立
    に設けられ、その操作状態に応じた物理量を発生するペ
    ージめくり量設定手段と、前記発生した物理量を検出す
    るセンサおよび前記操作により作動するスイッチが付加
    された入力部と、この入力部から出力されたマウス・カ
    ーソルの座標値とマウス・クリックのオン・オフのスイ
    ッチ情報をそのままマウスポートに出力すると同時に、
    前記入力部から物理量として出力された信号を補正して
    前記計算機のデバイス・ドライバに送出し、次に表示す
    るページを表示させるインタフェース・ボックス部とを
    具備したことを特徴とするブラウジング操作用入力装
    置。
  2. 【請求項2】 入力部は、ページめくり量設定手段を操
    作した時にその操作状態に応じ発生する物理量を検出す
    るセンサが2つ付加され、この2つの部分のどちらか一
    方を押し込むことにより出力される値を、または両方と
    も押した場合は差の絶対値と量の大きい方をオン・オフ
    のスイッチ情報として用いることを特徴とする請求項1
    記載のブラウジング操作用入力装置。
  3. 【請求項3】 センサは、押し込んだ時のストローク量
    を検出するものであることを特徴とする請求項1または
    2記載のブラウジング操作用入力装置。
  4. 【請求項4】 センサは、押し込んだ時の圧力を検出す
    るものであることを特徴とする請求項1および2記載の
    ブラウジング操作用入力装置。
  5. 【請求項5】 デバイス・ドライバは、ストローク量の
    時間変化を計算して出力された速度データを用いブラウ
    ジングの制御をすることを特徴とする請求項2記載のブ
    ラウジング操作用入力装置。
  6. 【請求項6】 デバイス・ドライバは圧力値の時間変化
    を計算して出力された値を用いブラウジングの制御をす
    ることを特徴とする請求項3記載のブラウジング操作用
    入力装置。
  7. 【請求項7】 センサは、スライドさせた時の移動量を
    検出するものであることを特徴とする請求項1または2
    記載のブラウジング操作用入力装置。
JP5227533A 1993-09-13 1993-09-13 ブラウジング操作用入力装置 Pending JPH0784721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5227533A JPH0784721A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 ブラウジング操作用入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5227533A JPH0784721A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 ブラウジング操作用入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0784721A true JPH0784721A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16862402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5227533A Pending JPH0784721A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 ブラウジング操作用入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0784721A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000020532A (ja) * 1998-06-29 2000-01-21 Mitsubishi Research Institute Inc 画像データ検索システムおよびこれに用いる画像データ検索用端末装置および画像データ検索方法並びにプログラム記録媒体
WO2000063750A1 (fr) * 1999-04-19 2000-10-26 Seiko Instruments Inc. Horloge a detecteur, systeme d'entree de donnees d'une telle horloge, procede d'entree de donnees pour une telle horloge, et support d'enregistrement lisible par ordinateur, comportant le programme pour la mise en oeuvre dudit procede par l'ordinateur
JP2001265481A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Nec Corp ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用プログラムを記憶した記憶媒体
JP2007102367A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Mitsumi Electric Co Ltd マウス
WO2007110962A1 (ja) * 2006-03-29 2007-10-04 Fujitsu Limited ウィンドウ選択装置、方法およびプログラム
JP2009034918A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Brother Ind Ltd プリンタ、及び、画像出力装置
JP2014026466A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Sony Computer Entertainment Inc 入力デバイス制御装置および入力デバイス制御方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000020532A (ja) * 1998-06-29 2000-01-21 Mitsubishi Research Institute Inc 画像データ検索システムおよびこれに用いる画像データ検索用端末装置および画像データ検索方法並びにプログラム記録媒体
WO2000063750A1 (fr) * 1999-04-19 2000-10-26 Seiko Instruments Inc. Horloge a detecteur, systeme d'entree de donnees d'une telle horloge, procede d'entree de donnees pour une telle horloge, et support d'enregistrement lisible par ordinateur, comportant le programme pour la mise en oeuvre dudit procede par l'ordinateur
JP2001265481A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Nec Corp ページ情報表示方法及び装置並びにページ情報表示用プログラムを記憶した記憶媒体
US6765559B2 (en) 2000-03-21 2004-07-20 Nec Corporation Page information display method and device and storage medium storing program for displaying page information
JP2007102367A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Mitsumi Electric Co Ltd マウス
WO2007110962A1 (ja) * 2006-03-29 2007-10-04 Fujitsu Limited ウィンドウ選択装置、方法およびプログラム
JP2009034918A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Brother Ind Ltd プリンタ、及び、画像出力装置
US8154739B2 (en) 2007-08-02 2012-04-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and image output apparatus
JP2014026466A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Sony Computer Entertainment Inc 入力デバイス制御装置および入力デバイス制御方法
US9436303B2 (en) 2012-07-26 2016-09-06 Sony Corporation Input device control apparatus and input device control method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1251056C (zh) 计算机设备
JPH1185400A (ja) 表示装置
US20030201972A1 (en) Terminal apparatus, and character input method for such terminal apparatus
US20090179860A1 (en) Electronic device, character input module and method for selecting characters thereof
JP2000056877A (ja) タッチパネル式レイアウトフリーキーボード
US5010324A (en) Sequential page unit image display device having display control memory
JP4502990B2 (ja) 計算装置用のマン/マシンインタフェース
JPH0784721A (ja) ブラウジング操作用入力装置
JPH06102997A (ja) ポインティングデバイス
JPS5935277A (ja) 手書文字図形のリアルタイム認識による制御方法
JPS6257057A (ja) 電子ペ−ジめくり装置
KR20020095992A (ko) 피디에이 화면에서의 스크롤 방법
JPH01231175A (ja) データベース処理装置
CN1550969A (zh) 浏览器装置
JP2002268617A (ja) 電子黒板アプリケーションシステム
JPH06175776A (ja) プレゼンテーション装置
JPH0135353B2 (ja)
JPH06208435A (ja) 座標入力装置切り替え装置
JP2929865B2 (ja) デバッガのデータ表示方式
JPH05181603A (ja) 情報入力機器
JP2002366294A (ja) データ入力装置およびそのプログラム
JPH067398Y2 (ja) かな漢字変換システム
JPH08221192A (ja) 情報入力装置
JP2715812B2 (ja) 文字処理装置
JP2000056753A (ja) 表示入力装置及び表示入力方法