JPH078441A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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Publication number
JPH078441A
JPH078441A JP5158937A JP15893793A JPH078441A JP H078441 A JPH078441 A JP H078441A JP 5158937 A JP5158937 A JP 5158937A JP 15893793 A JP15893793 A JP 15893793A JP H078441 A JPH078441 A JP H078441A
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JP
Japan
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optical system
endoscope
insertion portion
eyepiece
view
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Application number
JP5158937A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Okada
光正 岡田
Kenji Yoshino
謙二 吉野
Tetsumaru Kubota
哲丸 窪田
Akio Nakada
明雄 中田
Shirou Bitou
士郎 備藤
Toshiichi Takayama
敏一 高山
Susumu Takahashi
進 高橋
Yukio Kawase
幸男 川瀬
Hiroaki Kagawa
裕昭 加川
Tsuruo Hatori
鶴夫 羽鳥
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH078441A publication Critical patent/JPH078441A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬性の内視鏡において、安価で組み立て性が
良好な構造を実現し、使い捨て型に適した構成とする。 【構成】 内視鏡1は、体腔内等へ挿入する硬性で細長
の挿入部2と、挿入部2の基端部に連設された内視鏡本
体3とを備えて構成され、挿入部2には被写体像を結像
して基端部まで伝送する観察光学系4と、照明光を先端
部まで伝送する照明光学系5とが設けられている。この
挿入部2と内視鏡本体3の外装部8は、樹脂等により形
成され、観察光学系4、照明光学系5等の内蔵物と一体
成形されて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腹腔内等に経皮的に挿
入して観察を行う硬性の内視鏡に関し、特に使用後に破
棄する使い捨て型の内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、体腔内等へ細長の挿入部を挿
入して被検部位の観察や各種処置を行うことのできる内
視鏡が広く用いられている。
【0003】医用分野においては、内視鏡を使用して、
この内視鏡によって得られた被写体像を観察しながら処
置を行う手術が従来から行われている。このような手術
として、例えば腹腔鏡下に行う胆嚢摘出手術があるが、
この胆嚢摘出手術では、腹腔鏡として用いられる挿入部
が硬性の内視鏡と処置具とを腹腔内へ経皮的に挿入し、
内視鏡によって得られた被処置部位の像を観察すること
により、腹腔内の被処置部位の状態を術者が認識しなが
ら胆嚢の摘出が行われる。
【0004】このような腹腔鏡下の手術等に用いられる
硬性の内視鏡は、一般に観察光学系にリレーレンズ系を
用いて像を伝送する構成となっている。そして、硬性鏡
は、使用後に洗滌、滅菌を行って繰り返し使用するため
に、修理や調整を考慮して、分解が容易な構造にしたり
調整機構を有したりなど複雑な構造となっている。ま
た、繰り返し再使用するために、各部を耐久性の良い丈
夫な構成にする必要がある。
【0005】近年、処置具等を使用後に洗滌せずに破棄
する使い捨て型(ディスポーザブル)のものとして、使
用の度に新しい滅菌されたものを使うようにし、洗滌等
の手間を省き、容易に清潔な状態を保ちつつ効率良く処
置、検査等を行うことができるようにした医療用具が実
用化されている。
【0006】前記硬性の内視鏡をディスポーザブルのも
のとする場合に、従来の硬性鏡のように複雑な構造のも
のでは高価になってしまうため、ディスポーザブルタイ
プにそのまま適用することができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
硬性の内視鏡は、洗滌、滅菌を行って繰り返し再使用す
るのに適した構成となっており、この複雑な構造を持つ
ものと同一の構造をディスポーザブルタイプに適用する
にはかなり高価なものとなり、実現が困難であった。
【0008】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、硬性の内視鏡において、安価で組み立て性が良
好な構造にでき、使い捨て型に適した構成とすることが
可能な内視鏡を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の内視鏡
は、被検部位へ挿入する硬性で細長の挿入部を有する硬
性の内視鏡において、前記挿入部は、樹脂で形成した外
装部を有し、被写体像を伝送する観察光学系と照明光を
伝送する照明光学系とを含む挿入部の内蔵物と、前記外
装部とを一体的に成形して構成したものであり、安価で
組み立て性が良好となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例に係る内視鏡の構成を
示す断面図である。
【0011】本実施例の内視鏡1は、体腔内等へ挿入す
る硬性で細長の挿入部2と、挿入部2の基端部に連設さ
れた内視鏡本体3とを備えて構成されている。
【0012】挿入部2には、屈折率分布型レンズ等を有
して構成され被写体像を結像して基端部まで伝送する観
察光学系4と、ライトガイドファイバ束等によって構成
され照明光を先端部まで伝送する照明光学系5とが設け
られている。観察光学系4は、屈折率分布型レンズ等の
伝送光学系4aが挿入部2の先端部から基端部まで延設
されており、この伝送光学系4aの先端部には対物光学
系4bが配設されている。前記伝送光学系4aの基端部
は内視鏡本体3の接眼部6に連結され、接眼部6の接眼
光学系6aが連設されている。
【0013】照明光学系5は、挿入部2の先端部から基
端部まで延設されており、照明光学系5の基端部は内視
鏡本体3側部に設けられたライトガイド口金7に連結さ
れている。
【0014】本実施例では、内視鏡1の挿入部2と内視
鏡本体3の外装部8は樹脂等により形成され、観察光学
系4、照明光学系5等と一体成形(インサート成形)さ
れて構成されている。
【0015】内視鏡1の使用時には、挿入部2を例えば
トラカールを介して経皮的に被検部位へ挿入する一方、
ライトガイド口金7に図示しないライトガイドケーブル
を介して光源装置を接続して、光源装置からの照明光を
照明光学系5を通して挿入部2の先端部まで伝達させ、
先端部より被検部位へ照射する。そして、観察光学系4
によって得られた被写体像を接眼部6より肉眼あるいは
TVカメラによって観察する。また、この内視鏡1によ
る観察を行いながら処置具等によって各種処置を行うこ
ともできる。
【0016】このように本実施例の構成によれば、内視
鏡の外装部材を観察光学系、照明光学系等の内蔵物と樹
脂等により一体成形する構造としたため、複雑な機構等
を設けることなく簡単な構造で内視鏡を構成でき、挿入
部が硬性の内視鏡を安価でしかも組み立て性が良好な構
造にできる。これにより、硬性内視鏡を使用後に破棄す
る使い捨て型に適した構成とすることが可能となる。
【0017】図2は本発明の第2実施例に係る内視鏡の
構成を示す断面図である。
【0018】第2実施例は、第1実施例の構成に加えて
観察光学系先端部の洗滌機能を備えた例である。
【0019】本実施例の内視鏡11の挿入部2には、第
1実施例と同様に観察光学系4と照明光学系5とが設け
られると共に、洗滌用流体を送るための流体チューブ1
2が配設されている。流体チューブ12は、挿入部2の
先端部から基端部まで延設されており、挿入部2の先端
部には対物光学系4b(あるいはカバーガラス)に向か
って洗滌ノズル13が設けられ、流体チューブ12の先
端側と連通している。
【0020】また、挿入部2基端部の内視鏡本体3に
は、洗滌用口金14が設けられ、流体チューブ12の基
端側が連通している。すなわち、内視鏡11の挿入部2
において洗滌用管路が洗滌用口金14から流体チューブ
12を経て先端部の洗滌ノズル13まで連通しており、
洗滌用口金14に流体制御装置等を接続し、挿入部先端
部の対物光学系4b等に対して流体チューブ12を介し
て送気、送水、吸引等を行うことによって、対物光学系
4b等の先端部表面を洗滌することができるようになっ
ている。
【0021】第1実施例と同様に、内視鏡1の挿入部2
及び内視鏡本体3の外装部8は樹脂等からなり、観察光
学系4、照明光学系5、及び洗滌ノズル13、流体チュ
ーブ12、洗滌用口金14と一体成形されて構成されて
いる。
【0022】内視鏡1の使用時には、挿入部2を例えば
トラカールを介して経皮的に被検部位へ挿入し、被検部
位の観察を行う。このとき、観察光学系4の先端部等に
体液等が付着して観察視野が妨げられる場合があるが、
この場合に流体チューブ12を介して洗滌ノズル13よ
り送気、送水、吸引等を行うことによって、対物光学系
4b等の先端部表面を洗滌する。その他の構成、作用は
第1実施例と同様である。
【0023】このように、観察光学系先端部の洗滌手段
を備えた内視鏡においても、第1実施例と同様に、挿入
部が硬性の内視鏡を複雑な機構等を設けることなく安価
で組み立て性が良好な構造にでき、硬性内視鏡を使用後
に破棄する使い捨て型に適した構成とすることができ
る。
【0024】なお、第1実施例、第2実施例の変形例と
して、内視鏡の外装部8の材質として透明樹脂を用いて
一体成形し、この外装部8自体を照明光学系として用い
るように構成することもできる。
【0025】このような変形例の構成によれば、照明光
を伝送するためのライトガイドファイバを設ける必要が
なくなり、内視鏡をさらに簡単な構造にすることができ
る。透明樹脂としては、アクリル系、ポリカーボネー
ト、ポリオレフィン系の樹脂が適している。
【0026】図3及び図4は本発明の第3実施例に係
り、図3は内視鏡の全体構成を示す断面図、図4は内視
鏡挿入部の横断面図である。
【0027】第3実施例は、内視鏡挿入部の外装部に熱
収縮性樹脂を用いた例である。
【0028】本実施例の内視鏡21は、体腔内等へ挿入
する硬性で細長の挿入部22と、挿入部22の基端部に
連設された内視鏡本体23とを備えて構成されている。
【0029】挿入部22には、第1実施例と同様に観察
光学系4と照明光学系5とが設けられている。観察光学
系4は、屈折率分布型レンズ等の伝送光学系4aが挿入
部22の先端部から基端部まで延設されており、この伝
送光学系4aの先端部には対物光学系4bが配設され、
伝送光学系4aの基端部は内視鏡本体23の接眼部6に
連結され、接眼部6の接眼光学系6aが連設されてい
る。照明光学系5は、挿入部22の先端部から基端部ま
で延設されており、照明光学系5の基端部は内視鏡本体
23側部に設けられたライトガイド口金7に連結されて
いる。
【0030】本実施例では、内視鏡21の挿入部22の
外装部は、熱収縮性樹脂からなる熱収縮チューブ24に
よって形成されている。熱収縮チューブ24は観察光学
系4及び照明光学系5を覆うように設けられて熱によっ
て収縮され、観察光学系4及び照明光学系5と一体的に
成形されるようになっている。熱収縮チューブ24の基
端部は、内視鏡本体23の先端部に設けられたツバ部を
有する接続部25に装着して接続した状態で熱収縮さ
れ、内視鏡本体23に連結されている。
【0031】このような構造の内視鏡を組み立てる際に
は、観察光学系4及び照明光学系5の後端部を内視鏡本
体23の所定の位置に固定した後、挿入部22の全長に
渡って熱収縮チューブ24を被せる。そして、挿入部2
2に熱をかけて熱収縮チューブ24を収縮させる。熱収
縮チューブ24は、内視鏡本体23の接続部25及び挿
入部22の観察光学系4、照明光学系5の形状に合わせ
て収縮し、これらを一体的に固定する。すなわち、観察
光学系4、照明光学系5、内視鏡本体23と挿入部外装
部の熱収縮チューブ24とが一体的に成形される。
【0032】挿入部22の横断面を図4に示す。本実施
例では、挿入部22の内蔵物は共に断面が円形の観察光
学系4と照明光学系5のみであり、これらを熱収縮チュ
ーブ24で覆って挿入部22を一体化すると、その横断
面は異形形状となる。その他の構成、作用は第1実施例
と同様である。
【0033】本実施例では、挿入部における観察光学
系、照明光学系等の内蔵物の一体固定と挿入部外装とを
熱収縮性樹脂によって兼用する構成となっているため、
より材料費を安くでき、組み立て性も良好となる。
【0034】このように、内視鏡の外装部材に熱収縮性
樹脂を用い、観察光学系、照明光学系等の内蔵物と一体
的に成形する構造とした場合においても、第1実施例と
同様に、挿入部が硬性の内視鏡を複雑な機構等を設ける
ことなく安価で組み立て性が良好な構造にでき、硬性内
視鏡を使用後に破棄する使い捨て型に適した構成とする
ことができる。
【0035】前述の第3実施例の挿入部の構成では、図
4に示したように横断面が異形形状となっている。硬性
内視鏡の挿入部は円筒状のトラカールを介して腹腔内へ
挿入されるが、断面形状が異形の場合は、図4の破線で
示すトラカールの内壁に対して挿入部との間にすき間が
生じる。よって、このすき間から気腹ガスが漏れやすい
構成となっている。
【0036】そこで、トラカール内壁との間にすき間が
生じないようにした挿入部の構成の変形例を図5ないし
図7に示す。
【0037】図5に示す挿入部の第1の変形例では、熱
収縮チューブ24内に観察光学系4及び照明光学系5の
他に糸や繊維状の部材からなる充填部材26がすき間を
埋めるように設けられ、挿入部の横断面が略円形状にな
るように構成されている。
【0038】図6に挿入部の第2の変形例を示す。本例
の挿入部は、ライトガイドファイバを図4や図5のよう
に成形せずに熱収縮チューブ24内に挿通し、観察光学
系4の周囲に配置して照明光学系27として設けたもの
である。照明光学系27のライトガイドファイバは、熱
収縮チューブ24内の観察光学系4の周囲に挿入され、
熱を加えて熱収縮チューブ24と共に固定される。熱収
縮チューブ24が収縮するにつれて、ライトガイドファ
イバは観察光学系4と熱収縮チューブ24とのすき間を
埋めるように変形してゆき、一体的に成形されて横断面
が略円形状となる。
【0039】このように照明光学系27によってすき間
を埋めるように構成することにより、挿入部の横断面に
おける無駄な空間が小さくなり、挿入部外径を小さくす
ることが可能になる。逆に外径を前述の他の例と同様に
した場合、より多くのライトガイドファイバを配設でき
るため、照明光量を増加してより明るい視野を得ること
ができる。
【0040】図7に挿入部の第3の変形例を示す。第3
の変形例は、第1の変形例の構成に加えて、対物洗滌ノ
ズル28と処置具等を挿通するためのチャンネル29と
を設け、横断面を略円形状に構成した例である。
【0041】以上の変形例のように挿入部を横断面が略
円形状となるように構成することにより、内視鏡を腹腔
内へ挿入して観察、処置を行う際に気腹ガスが漏れてし
まう不具合を防止できる。
【0042】次に、硬性内視鏡の接眼部の構成例につい
て説明する。従来の硬性内視鏡では、接眼部はアイピー
ス、接眼レンズ、視野マスク等の複数の部品から構成さ
れており、組み立てに工数がかかっていた。また、接眼
レンズはガラスによって形成されており、加工費が高価
であった。このため、内視鏡としてコストが非常に高く
なり、ディスポーザブルタイプの硬性内視鏡に適用する
のが困難であった。
【0043】そこで、組み立て性が良く安価に構成可能
な接眼部の構成例を図8及び図9に示す。
【0044】図8は接眼部の第1の構成例を示したもの
である。本例の接眼部は、本体側接眼部31に対してア
イピース32がネジ部によって着脱可能に結合されるよ
うな構成となっている。
【0045】本体側接眼部31は、最終リレーレンズ3
3の後方外周部に本体ネジ部34が螺刻して設けられて
おり、この本体ネジ部34の後端に視野マスク35が配
設されている。一方、アイピース32はプラスチック成
形により一体に成形されており、円筒状のアイピース本
体前側内周部にアイピースネジ部36が螺刻され、アイ
ピースネジ部36の後方に接眼レンズ37が配設されて
いる。
【0046】前記アイピースネジ部36を本体ネジ部3
4に螺合することによって、アイピース32が本体側接
眼部31に装着される。このとき、ネジ部の絞め量によ
って接眼レンズ37を前後に移動して視度調整が行える
ようになっている。
【0047】このように、アイピースと接眼レンズとを
プラスチックで一体に成形することにより、部品材料費
が安価になり、また、部品点数も少なくなるため組み立
て工数を減少できる。よって、接眼部のコスト低減が図
れ、硬性内視鏡を使用後に破棄する使い捨て型に適した
構成とすることができる。
【0048】図9は接眼部の第2の構成例を示したもの
である。本例は、接眼レンズと一緒に視野マスクもアイ
ピース側に一体的に成形した例である。
【0049】本体側接眼部38は、最終リレーレンズ3
3の後方内周側に本体ネジ部34が螺刻して設けられて
いる。一方、アイピース39はプラスチック成形により
一体に成形されており、円筒状のアイピース本体前側外
周部にアイピースネジ部36が螺刻され、アイピース本
体の後端側に接眼レンズ37が配設されている。また、
アイピース39の前端部には視野マスク35が一体的に
配設されている。
【0050】本例の接眼部では、アイピース39を本体
側接眼部38にネジ部によって固定する際に、ネジ部の
絞め量によって接眼レンズ37と共に視野マスク35を
前後に移動でき、最終リレーレンズ33の結像位置に視
野マスク35が位置するように調整することができる。
これにより、第1の構成例の効果に加えて、良好な被写
体像を容易に得ることが可能となる。
【0051】次に、硬性内視鏡の観察光学系における伝
送光学系の構成例について説明する。以下には伝送光学
系としてリレーレンズを用いた例を示す。
【0052】従来の硬性内視鏡では、伝送光学系を構成
するには、リレーレンズとこのリレーレンズを所定の間
隔を保って配置するための間隔環とを交互に順番に配置
するようにしている。このような構成の内視鏡挿入部を
組み立てる際には、リレーレンズと間隔環とを伝送光学
系外周部となるシステムチューブ内に順に落とし込んで
伝送光学系を構成するようになっている。しかし、この
構成では、組み立て工数がかかると共に、部品点数が多
くてコストが非常に高くなり、ディスポーザブルタイプ
の硬性内視鏡に適用するのが困難であった。
【0053】そこで、部品点数を減少させ、組み立て性
が良く安価に構成可能な伝送光学系の構成例を図10な
いし図17に示す。
【0054】図10は伝送光学系の第1の構成例を示し
たものである。図10(a)はシステムチューブの横断
面図、図10(b)は伝送光学系の組み立て時の側断面
図を示している。本例の伝送光学系は、伝送光学系外周
部となるシステムチューブ41とリレーレンズ42とか
ら構成されている。システムチューブ41は、半円筒状
にプラスチックで成形されて構成されており、その内側
にレンズを固定するための位置決め用突起41aが所定
の間隔毎に設けられている。この位置決め用突起41a
によって、リレーレンズ42は位置決めされて固定され
るようになっており、間隔環を不要としている。
【0055】システムチューブ41は、リレーレンズ4
2を位置決め用突起41aに固定した後、半円筒状の2
つのチューブによってレンズを挟むようにして組み立て
られ、これにより伝送光学系となるリレーレンズ部が構
成される。
【0056】このように構成することにより、伝送光学
系の組み立ての際の工数を削減することができ、また従
来のように間隔環を設けないため部品点数を減少でき、
これにより伝送光学系のコストの低減が図れ、硬性の内
視鏡を安価に構成することができる。
【0057】図11及び図12は伝送光学系の第2の構
成例に係り、図11(a)はリレーレンズの正面図、図
11(b)はリレーレンズの側面図、図12は伝送光学
系の組み立て時の側断面図を示したものである。
【0058】第2の構成例は、リレーレンズに間隔規定
部材を一体的に設けた例である。本例のリレーレンズ4
3は、プラスチックで成形されて構成されており、図1
1(a)及び(b)に示すように、周縁部に所定の長さ
の棒状に突出した2本の間隔規定部材43aが設けら
れ、この間隔規定部材43aとリレーレンズ43とが一
体成形されている。なお、間隔規定部材43aは、図1
1の構成に限らず、リレーレンズ43の周縁部において
任意の位置に任意の数配置しても良い。また、円筒状の
間隔規定部材をリレーレンズと一体成形して設けても良
い。
【0059】伝送光学系を組み立てる際には、図12に
示すように伝送光学系外周部となるシステムチューブ4
4の内部にリレーレンズ43を一列に入れて形成する。
これにより、リレーレンズ43は、間隔規定部材43a
によって所定の間隔が保たれて配置される。
【0060】このように構成することにより、従来のよ
うな間隔環を設けないため部品点数を減少でき、また、
伝送光学系の組み立ての際の工数を削減することがで
き、伝送光学系のコストの低減が図れる。
【0061】図13は伝送光学系の第3の構成例に係る
リレーレンズ部の側面図を示したものである。
【0062】第3の構成例は、複数のリレーレンズ45
aを一体に成形し、リレーレンズの間に一体の間隔規定
部材45bを設けたリレーレンズ部45によって伝送光
学系を構成した例である。
【0063】この構成により、第2の構成例に比べてさ
らに組み立て工数を削減でき、部品点数も減少できる。
【0064】図14及び図15は伝送光学系の第4の構
成例に係り、図14はリレーレンズの組み立て時の構成
を示す側面図、図15はリレーレンズ及び間隔規定部材
の構成を示す斜視図である。
【0065】第4の構成例は、伝送光学系に設けられる
間隔規定部材として洗滌用チャンネルパイプを兼用した
例である。
【0066】本例では、内視鏡の挿入部に複数の円管が
連結されて構成された洗滌用チャンネルパイプ46を設
け、このチャンネルパイプ46にリレーレンズ47が挿
通されて伝送光学系が構成されている。洗滌用チャンネ
ルパイプ46は、外径が一段毎に徐々に細くなった複数
の円管が連結されており、各連結部の段差の位置に、挿
通したリレーレンズ47を順に落とし込んで配置するよ
うになっている。このチャンネルパイプ46により、リ
レーレンズ47は整列されて配設されると共に所定の間
隔が保たれる。
【0067】このように、洗滌用チャンネルパイプを間
隔規定部材として兼用することによって、部品点数を減
少することができ、組み立て性が良く安価な伝送光学系
を持った洗滌機能付きの内視鏡を構成することができ
る。
【0068】図16及び図17は伝送光学系の第5の構
成例に係り、図16はリレーレンズの組み立て時の構成
を示す側面図、図17は間隔規定部材の構成を示す斜視
図である。
【0069】第5の構成例は、第4の構成例と同様に伝
送光学系に設けられる間隔規定部材として洗滌用チャン
ネルパイプを兼用した例である。
【0070】本例では、間隔規定部材となる間隔環48
が設けられ、この間隔環48の間にリレーレンズ50が
配置されて伝送光学系が構成されている。間隔環48に
は洗滌用チャンネルパイプ49が突出して設けられてお
り、この間隔環48及びチャンネルパイプ49は射出成
形により一体に成形されている。
【0071】伝送光学系を組み立てる際には、チャンネ
ルパイプ49の先端部を他の間隔環48の凹部に嵌合し
て間隔環を連結し、間隔環48の間にリレーレンズ50
を固定する。これにより、チャンネルパイプ49が連通
して流体用管路が形成されると共にリレーレンズ50が
所定の間隔を保って配置される。
【0072】このように構成することにより、第4の構
成例と同様に部品点数を減少することができ、組み立て
性が良く安価な伝送光学系を持った洗滌機能付きの内視
鏡を構成することができる。
【0073】ところで、前述のような硬性内視鏡を用い
て腹腔内の観察、処置を行う場合には、内視鏡用の孔を
あけて腹腔内へ挿入部を挿入するようにしている。被検
体の腹腔内に挿入する際には、一般に先端が鋭利な内針
を持ったトラカールを腹部に穿刺して孔をあけた後、内
針を抜去してから内視鏡を挿入するような方法がとられ
ている。しかし、このような方法では、内視鏡を挿入す
るのに手間がかかり、また、トラカールの内針が腹腔内
まで到達したかどうかを確認するのが容易でなかった。
【0074】そこで、内視鏡挿入時の手順を簡略化して
検査、処置等の時間の短縮ができると共に、確実に腹腔
内へ挿入できる内視鏡挿入部の構成例を以下に説明す
る。
【0075】図18及び図19は先端部に鋭利な尖頭部
を有する挿入部の第1の構成例を示したものであり、図
18は挿入部先端部の斜視図、図19は挿入部先端部を
保護カバーで覆った状態の斜視図である。
【0076】内視鏡挿入部の先端部51には、先端に鋭
利な刃となった尖頭部52が設けられており、側方の一
平面部には観察光学系のカバーレンズ53と照明光学系
のライトガイド端面54とが配設されている。そして、
挿入部の外周部には先端部51の尖頭部52を保護する
ための前後に移動可能な円筒状の保護カバー55が設け
られている。
【0077】本例の内視鏡では、腹腔内へ挿入する際に
は先端部51の尖頭部52によって被検体の腹部を穿刺
して挿入部をトラカール内針の代わりに挿入する。この
とき、図18に示すように保護カバー55を後方に移動
させて先端部51を露出させ、尖頭部52により組織を
切除して腹腔内へ挿入していく。先端部51が腹腔内へ
達したら図示しないカバー移動手段によって自動的に、
あるいは手動によって、図19に示すように保護カバー
55を前方に移動させて尖頭部52を覆って先端部51
を保護する。保護カバー55には側部に窓部56が設け
られており、先端部51を覆ったときに窓部56よりカ
バーレンズ53及びライトガイド端面54が露呈するよ
うになっている。この図19の状態で腹腔内の観察を行
うことができる。
【0078】このように内視鏡の挿入部を先端部に尖頭
部を設けて構成することにより、一般的な内針を備えた
トラカールを使用することなく、トラカールの外套管と
内視鏡挿入部とを組み合わせて腹部に穿刺することがで
き、内針と内視鏡挿入部とを入れ換える手順を必要とせ
ずに容易に内視鏡を腹腔内へ挿入することができる。よ
って、観察、処置等にかかる時間において内視鏡挿入に
要する時間を短縮することができる。また、腹部へ穿刺
する際に挿入状態を観察光学系によって観察できるた
め、腹腔内へうまく達したか否かを確認しながら挿入で
き、安全にかつ確実に腹腔内へ穿刺することが可能であ
る。
【0079】図20及び図21は先端部に鋭利な尖頭部
を有する挿入部の第2の構成例を示したものであり、図
20は挿入部先端部の斜視図、図21は挿入部先端部を
保護カバーで覆った状態の斜視図である。
【0080】本例は、第1の例と同様に挿入部の先端部
61に尖頭部62が設けられており、側方の一平面部に
は観察光学系のカバーレンズ53と照明光学系のライト
ガイド端面54とが配設されている。また、挿入部の先
端部61と外装部63との間には図21に示すような前
後に移動可能な半円筒状の保護カバー64が設けられて
いる。
【0081】本例の内視鏡では、図20に示すように先
端部61を露出させ、尖頭部62により組織を切除しな
がら被検体の腹部を穿刺し、挿入部をトラカール内針の
代わりに腹腔内へ挿入する。そして、先端部61が腹腔
内へ達したら図21に示すように保護カバー64を前方
に移動させて尖頭部62を覆い、先端部61の観察光学
系とは反対側の側面を保護する。保護カバー64は半円
筒状となっているため、観察視野及び照明光の照射の妨
げにはならない。
【0082】このように本例の構成によっても第1の構
成例と同様に、内針と内視鏡挿入部とを入れ換える手順
を必要とせずに容易に内視鏡を腹腔内へ挿入することが
できると共に、腹腔内へうまく達したか否かを確認しな
がら安全にかつ確実に穿刺することが可能となる。
【0083】なお、前記挿入部の構成例では先端に鋭利
な尖頭部を設けた例のみを示しているが、これに限ら
ず、例えば被検体の皮膚をメスにより切開していき、腹
腔内あるいはその付近までメスが達したときにトラカー
ルを差し込んで孔を確保するいわゆるオープンラパ方式
の場合に用いる内視鏡では、挿入部の先端は鋭利である
必要はなく、挿入部先端をやや丸みを帯びた突起状に形
成しても良い。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、硬
性の内視鏡において、安価で組み立て性が良好な構造に
でき、使い捨て型に適した構成とすることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内視鏡の構成を示す
断面図
【図2】本発明の第2実施例に係る内視鏡の構成を示す
断面図
【図3】図3及び図4は本発明の第3実施例に係り、図
3は内視鏡の全体構成を示す断面図
【図4】第3実施例の内視鏡挿入部の内部構成を示す横
断面図
【図5】第3実施例の挿入部の第1の変形例を示す横断
面図
【図6】第3実施例の挿入部の第2の変形例を示す横断
面図
【図7】第3実施例の挿入部の第3の変形例を示す横断
面図
【図8】接眼部の第1の構成例を示す構成説明図
【図9】接眼部の第2の構成例を示す構成説明図
【図10】伝送光学系の第1の構成例を示す構成説明図
【図11】図11及び図12は伝送光学系の第2の構成
例に係り、図11(a)はリレーレンズの正面図、図1
1(b)はリレーレンズの側面図
【図12】第2の構成例の伝送光学系の組み立て時の構
成を示す側断面図
【図13】伝送光学系の第3の構成例に係るリレーレン
ズ部の構成を示す側面図
【図14】図14及び図15は伝送光学系の第4の構成
例に係り、図14はリレーレンズの組み立て時の構成を
示す側面図
【図15】第4の構成例のリレーレンズ及び間隔規定部
材の構成を示す斜視図
【図16】図16及び図17は伝送光学系の第5の構成
例に係り、図16はリレーレンズの組み立て時の構成を
示す側面図
【図17】第5の構成例の間隔規定部材の構成を示す斜
視図
【図18】図18及び図19は先端部に鋭利な尖頭部を
有する挿入部の第1の構成例に係り、図18は挿入部先
端部の構成を示す斜視図
【図19】第1の構成例において挿入部先端部を保護カ
バーで覆った状態を示す斜視図
【図20】図20及び図21は先端部に鋭利な尖頭部を
有する挿入部の第2の構成例に係り、図20は挿入部先
端部の構成を示す斜視図
【図21】第2の構成例において挿入部先端部を保護カ
バーで覆った状態を示す斜視図
【符号の説明】
1…内視鏡 2…挿入部 3…内視鏡本体 4…観察光学系 4a…伝送光学系 4b…対物光学系 5…照明光学系 6…接眼部 8…外装部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 明雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 備藤 士郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高山 敏一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高橋 進 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川瀬 幸男 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 加川 裕昭 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 羽鳥 鶴夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検部位へ挿入する硬性で細長の挿入部
    を有する硬性の内視鏡において、 前記挿入部は、樹脂で形成した外装部を有し、被写体像
    を伝送する観察光学系と照明光を伝送する照明光学系と
    を含む挿入部の内蔵物と、前記外装部とを一体的に成形
    して構成したことを特徴とする内視鏡。
JP5158937A 1993-06-29 1993-06-29 内視鏡 Pending JPH078441A (ja)

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