JPH0410806B2 - - Google Patents

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JPH0410806B2
JPH0410806B2 JP1104015A JP10401589A JPH0410806B2 JP H0410806 B2 JPH0410806 B2 JP H0410806B2 JP 1104015 A JP1104015 A JP 1104015A JP 10401589 A JP10401589 A JP 10401589A JP H0410806 B2 JPH0410806 B2 JP H0410806B2
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objective
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image
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JP1104015A
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、医療用内視鏡などに使用される硬性
内視鏡に係わり、対物部プローブの着脱を頻繁に
行い、また保護ケースなどに収納する必要がある
もの、特に保護ケースに入れて滅菌消毒をする必
要のある医療用内視鏡の操作性を向上せしめたも
のに関する。
「従来の技術」 従来、医療用内視鏡などとして使用される硬性
内視鏡としては、対物部先端より入射された画像
を接眼部に伝送するイメージガイドと、光源から
入射した光を対物部に伝送して対物部から外方に
向けて照射するライトガイドとを筒状体に挿入し
て構成されたものが知られている。
そしてこのような硬性内視鏡を医療用内視鏡と
して使用する場合には、対物部を所定の観察箇所
に到達させるように対物部を送り込み、ライトガ
イドを通して対物部に伝送された光を観察物に照
射するとともに、イメージガイドを通して伝送さ
れた観察物画像を接眼側から観察する。
ところで、先のように硬性内視鏡を用いて人体
内の観察を行う場合には、人体内に使用される関
係上、少なくとも人体内に挿入する対物部を滅菌
処理しておく必要がある。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の硬性内視鏡は、対物部と
それ以外の本体部分とが一体的に構成されている
ために、例えば人体内を観察する際においては観
察部位に合わせて必要な種類の硬性内視鏡を用意
しなければならない問題があつた。
また硬性内視鏡を人体内観察に使用する場合に
硬性内視鏡の滅菌処理に手間がかかる問題があつ
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、観
察条件に合わせて対物部を交換使用することので
きる操作性の優れた硬性内視鏡の提供を目的とし
ている。
「課題を解決するための手段」 上記課題解決の手段として、本発明の硬性内視
鏡は、先端より入射された画像を接眼部に伝送す
るイメージガイドと、光源から入射した照射光を
先端に伝送するライトガイドとを筒状体に挿入し
てなる内視鏡本体と、この内視鏡本体の先端に着
脱可能に取り付けられた対物部プローブとからな
り、上記対物部プローブは、その先端で入射した
画像を内視鏡本体のイメージガイドの先端に入射
させる対物部イメージガイドと、内視鏡本体側の
ライトガイドの先端に伝送された照射光を対物部
先端に伝送して観察物に向けて照射する対物部ラ
イトガイドと、これらを収納する対物部シースと
を備えて構成した。
また上記対物部プローブの着脱および滅菌処理
の際には、請求項2に記載したように、対物部プ
ローブが着脱可能に嵌入される有底筒状のケース
本体と、このケース本体の開口に取り付けられる
蓋とからなり、このケース本体の底部と蓋とに滅
菌ガスの通気孔を形成した保護ケースが好適に使
用される。
「作用」 本発明の硬性内視鏡は、対物部プローブを内視
鏡本体の先端に着脱可能に取り付けた構成とした
ので、各種の撮像性能を有する複数の対物部プロ
ーブを用意することにより、対物部プローブを交
換使用して各種の観察用途に適応させることがで
きる。
また対物部プローブが内視鏡本体から着脱可能
としたので、滅菌処理した対物部プローブを内視
鏡本体に装着して観察操作を行うことができる。
「実施例」 第1図は、本発明の一実施例を示す図であつ
て、この図中符号1は硬性内視鏡、2は内視鏡本
体、3は対物部プローブである。
この内視鏡本体2は、先端より入射された画像
を図示しない接眼部に伝送するイメージガイド4
と、図示しない光源から入射した照射光を先端に
伝送するライトガイド5と、これら各ガイド4,
5の先端部が収納された筒状体6と、この筒状体
6の後端から延出したイメージガイド4およびラ
イトガイド5を被覆する保護管7とを備えて構成
されている。
上記対物部プローブ3は、対物部先端で入射し
た画像を内視鏡本体2のイメージガイド4の先端
に入射させる対物部イメージガイド8と、内視鏡
本体2のライトガイド5先端に伝送された照射光
を対物部先端に伝送して観察物に向けて照射する
対物部ライトガイド9と、これらを収納する対物
部外装10とを備えて構成されている。この対物
部外装10は、先端側が対物部イメージガイド8
および対物部ライトガイド9を密集状態で被覆す
るように細径になつており、また後端側は上記筒
状体6の先端に螺着されるように太径に形成され
ている。さらに筒状体6の先端と対物部外装10
後端には、対物部プローブ3の対物部イメージガ
イド8および対物部ライトガイド9が内視鏡本体
2のイメージガイド4およびライトガイド5に接
続される所定位置で対物部外装10と筒状体6と
を固定するとともに対物部プローブ3の取り外し
を容易に行うことのできるボールクリツプ機構1
1が設けられている。
上記イメージガイド4および対物部イメージガ
イド8は、多数本の石英系フアイバが束ねられて
なるフアイババンドル、あるいは石英系イメージ
フアイバ等からなる画像伝送用の導波路からなる
ものである。また対物部イメージガイド8の先端
には、ロツドレンズ等からなる対物レンズ系12
が接続されている。
また上記ライトガイド5および対物部ライトガ
イド9は、上記イメージガイド4と同様に多数本
の石英系フアイバを束ねて構成されている。
内視鏡本体2のイメージガイド4の先端と、対
物部イメージガイド8の後端との間には、2つの
レンズ13,13とからなる画像接続レンズ系が
配設されている。この画像接続レンズ系は、対物
部イメージガイド8の後端に伝送された画像を正
確にイメージガイド4先端に入射させるように
各々のレンズ13,13の位置が調整されてい
る。なお対物部イメージガイド8と内視鏡本体2
のイメージガイド4との接続方法は、この画像接
続レンズ系による方法に限定されることなく、対
物部イメージガイド8の後端と内視鏡本体2のイ
メージガイド4先端とを突き合わせる方法など、
他の光学的接続方法を用いることもできる。
また内視鏡本体2のライトガイド5先端と対物
部ライトガイド9後端とは、両端部を突き合わせ
ることによつて接続されており、内視鏡本体2の
ライトガイド5から照射光が対物部ライトガイド
9に伝送されるようになつている。なおこの接続
方法としては、上記画像接続レンズ系と同様にレ
ンズを用いた光学的接続方法を用いても良い。
以上のように構成された硬性内視鏡1は、対物
部プローブ3を内視鏡本体2の先端に着脱容易に
取り付けることができ、対物部先端の径などが異
なる各種の対物部プローブ3を用意して、観察条
件に合つた対物部プローブ3を内視鏡本体2の先
端に取り付けて使用することにより、複数の硬性
内視鏡を用意することなく各種の観察を行うこと
ができる。また内視鏡本体2のイメージガイド4
後端をTVカメラを通してモニタに接続するとと
もに、ライトガイド5を光源に接続させた状態で
対物部プローブ3のみを交換することができるの
で、イメージガイド4およびライトガイド5を他
の機器に接続させた状態で観察条件を変更するこ
とができ、硬性内視鏡の操作性を向上させること
ができる。
第2図および第3図は、本発明の他の実施例を
示す図であつて、第3図の図中符号14は保護ケ
ースである。
この保護ケース14は、対物部プローブ3が収
納される有底円筒状のケース本体15と、このケ
ース本体15の開口に嵌着される蓋16とから構
成されている。このケース本体15の底部と蓋1
6には、滅菌ガスの通気孔17,17が形成され
ている。
またこの例では、保護ケース14内に対物部プ
ローブ3を着脱可能に保持するために、第2図に
示すように対物部プローブ3の一部外面にネジ部
18を形成するとともに、ケース本体15内面
に、上記ネジ部18に螺着するネジ部19が形成
されている。
次に、この保護ケース14を用いた対物部プロ
ーブ3の着脱方法および滅菌処理方法を説明す
る。まず、保護ケース14内に収納され、酸化エ
チレンなどの滅菌ガスをケース内に流通させるこ
とによつて滅菌処理を施した対物部プローブ3
を、内視鏡本体2に取り付ける場合には、保護ケ
ース14の蓋16を外し、ケース本体15内に筒
状体6の先端側を挿入し、ケース本体15内の対
物部プローブ3の対物部外装10後端と筒状体6
先端とを当接させる。続いてボールクリツプ機構
11を合致させて対物部プローブ3を取り付け
る。続いてケース本体15を回転させて対物部プ
ローブ3とケース本体15のネジ部18,19を
ゆるめ、ケース本体15を取り外す。以上の操作
によつて内視鏡本体2の先端に対物部プローブ3
を取り付けることができる。
また内視鏡本体2に取り付けられた対物部プロ
ーブ3を取り外しケース本体15内に収納するに
は、ケース本体15を対物部プローブ3を被せ、
ネジ部18,19を螺合させるとともにボールク
リツプ機構11を外し、更にケース本体15を回
転させてケース本体15内に対物部プローブ3を
螺着させる。
そしてケース本体15内に収納された対物部プ
ローブ3を滅菌処理するには、ケース本体15に
蓋16を取り付け、通気孔17,17を通してケ
ース内に滅菌ガスを流通させることによつて行な
われる。
この保護ケース14は、対物部プローブ3の着
脱を容易に行うことができ、保護ケース14内に
対物部プローブ3を収納した状態で滅菌処理を行
い、滅菌された状態の対物部プローブ3を取り付
けることができるので、対物部プローブ3の滅菌
処理を容易化することができる。また対物部プロ
ーブ3を収納した状態で内視鏡本体2への着脱を
行うことができるので、対物部プローブ3先端が
保護され、着脱の際の対物部プローブ3先端の破
損を防ぐことができる。
「発明の効果」 本発明の硬性内視鏡は、対物部プローブを内視
鏡本体の先端に着脱可能に取り付けたので、対物
部先端の径などが異なる各種の対物部プローブを
用意して、観察条件に合つた対物部プローブを内
視鏡本体に取り付けて使用することにより、複数
の硬性内視鏡を用意することなく各種の観察を行
うことができる。
また内視鏡本体のイメージガイドおよびライト
ガイドを他の機器に接続させた状態で観察条件を
変更することができるので、硬性内視鏡の操作性
を向上させることができる。
また請求項2記載の保護ケースは、対物部プロ
ーブの着脱を容易に行うことができ、保護ケース
内に対物部プローブを収納した状態で滅菌処理を
行い、滅菌された状態の対物部プローブを取り付
けることができるので、対物部プローブの滅菌処
理を容易化することができる。また対物部プロー
ブを収納した状態で内視鏡本体への着脱を行うこ
とができるので、対物部プローブ先端が保護さ
れ、着脱の際の対物部プローブ先端の破損を防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す硬性内視鏡
の側面断面図、第2図および第3図は本発明の他
の実施例を示す図であつて、第2図は硬性内視鏡
の側面図、第3図は対物部プローブを保護ケース
に固定させた状態を示す側面図である。 1……硬性内視鏡、2……内視鏡本体、3……
対物部プローブ、4……イメージガイド、5……
ライトガイド、6……筒状体、8……対物部イメ
ージガイド、9……対物部ライトガイド、10…
…対物部外装、14……保護ケース、15……ケ
ース本体、16……蓋、17……通気孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端より入射された画像を接眼部に伝送する
    イメージガイドと、光源から入射した照射光を先
    端に伝送するライトガイドとを筒状体に挿入して
    なる内視鏡本体と、この内視鏡本体の先端に着脱
    可能に取り付けられた対物部プローブとからな
    り、上記対物部プローブは、その先端で入射した
    画像を内視鏡本体のイメージガイドの先端に入射
    させる対物部イメージガイドと、内視鏡本体側の
    ライトガイドの先端に伝送された照射光を対物部
    先端に伝送して観察物に向けて照射する対物部ラ
    イトガイドと、これらを収納する対物部シースと
    を備えてなることを特徴とする硬性内視鏡。 2 請求項1記載の硬性内視鏡の対物部プローブ
    が着脱可能に嵌入される有底筒状のケース本体
    と、このケース本体の開口に取り付けられる蓋と
    からなり、このケース本体の底部と蓋とに滅菌ガ
    スの通気孔を形成した保護ケース。
JP1104015A 1989-04-24 1989-04-24 硬性内視鏡とそれに用いられる保護ケース Granted JPH02280732A (ja)

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