JPH078438B2 - エレクトロスラグ溶接方法 - Google Patents

エレクトロスラグ溶接方法

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JPH078438B2
JPH078438B2 JP62248405A JP24840587A JPH078438B2 JP H078438 B2 JPH078438 B2 JP H078438B2 JP 62248405 A JP62248405 A JP 62248405A JP 24840587 A JP24840587 A JP 24840587A JP H078438 B2 JPH078438 B2 JP H078438B2
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JP
Japan
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welding
electroslag welding
slag
base material
welding method
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JP62248405A
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English (en)
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JPH0191984A (ja
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毅 渡辺
幹徳 中津留
彰 佐井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K25/00Slag welding, i.e. using a heated layer or mass of powder, slag, or the like in contact with the material to be joined

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エレクトロスラグ溶接方法、特にその溶接
終了部に発生する欠陥を防止するための溶接方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第3図、第4図は、従来のエレクトロスラグ溶接方法に
よってシャフトにリブを溶接する場合の状況を示す断面
図であり、図において、(1)は母材、例えばシャフ
ト、(2)は母材(1)と所定間隔で直立して相対する
部材、例えば、リブ、(3)は溶融金属(5)が流れ落
ちるのを防止するとともに、アークスタートを良くする
ためのタブ板、(4)は溶融金属(5)とスラグ(6)
をせき止め、溶着金属(7)を形成させる水冷銅板、
(8)はワイヤー(9)を供給するガイドとなるばかり
ではなく、自身も溶融しスラグ(6)と溶融金属(5)
になる消耗ノズル、(10)は溶融部、(11)はクレータ
ー、(12)は溶接終了後の切断線である。
次に動作について説明する。消耗ノズル(8)の中を送
給されてきたワイヤー(9)は、最初タブ板(3)との
間にアークを発生し、スラグ(6)と溶融金属(5)を
作る。スラグ(6)の深さがある程度深くなるとワイヤ
ー(9)を通じて供給される電流とスラグ(6)の電気
抵抗よりスラグ(6)はジュール熱で発熱し、母材
(1)と部材(2)の溶融部(10)を溶融する。消耗ノ
ズル(8)の中を通って送給されるワイヤー(9)が溶
融し、溶融金属を形成する。同時に消耗ノズル(8)自
身も溶融し、溶融金属(5)とスラグ(6)を形成し下
部から順次上部に向って、水冷銅板(4)によってガイ
ドされる溶接線に添って溶融金属(5)は固まって融着
金属(7)を形成し、母材(1)と部材(2)を溶接接
合する。溶接終端部は切断線(12)に沿って機械加工等
で除去し、母材(1)の溶融部(10)の段部は溶接等に
より埋金する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のエレクトロスラグ溶接方法は以上のように構成さ
れているので、溶接終端部にはスラグで溶融した溶融部
の段部が母材と部材に形成され、また溶融金属が凝固す
るときに大きなクレーターが発生する。このクレーター
は材質上有害であるので、エレクトロスラグ溶接終端部
は切断線に沿って除去するが、一部のクレーターは除去
されず内部に欠陥として残ることがあり、機械加工中に
発見される等品質上大きな問題点があった。
この発明は上記のような問題点を除去するためになされ
たもので、母材と部材の溶接の終端部に欠陥を残さない
エレクトロスラグ溶接方法を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るエレクトロスラグ溶接方法は部材の溶接
終端部に溶接部が拡口する切欠部を形成すると共に、溶
接間隔上のノズル位置を上記切欠部方向へ移動させ、か
つ、溶接電流を徐々に、または階段状に低下させるよう
にしたものである。
〔作 用〕
この発明における溶接方法は、部材の切欠部が開先を広
げる効果がありスラグ浴を広げスラグの深さを減少さ
せ、母材の溶融部の段差を少なくするとともに、ノズル
部材側へ移動させるのを容易にし、クレーター中心を母
材から部材側へ移動させる。また、溶接電流を徐々に、
または階段状に低下させることは、入熱が徐々に減少し
クレーターを小さくすることができる。
〔発明の実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明する。第1
図、第2図において、(13)は部材(2)の溶接終端部
に形成された切欠部で溶接間隔が拡口する方向に設けら
れている。
なお、その他の構成は従来と同様なので説明を省略す
る。
次に動作について説明する。従来と同様に溶接する溶接
終端部には、部材(2)に切欠部(13)が開き勾配状に
設けられているので、溶融スラグが広がり効果的にスラ
グの深さが浅くなる。従って母材(1)の溶融量が減少
し溶融部(10)の段部は少なくなる。同時に開先が広く
なったと同じであり、消耗ノズル(8)を反母材(1)
側へ移動させやすくなる。これによりクレーターの中心
が部材(2)側へ移動し、クレーター割れが母材(1)
内に残ることはない。
溶接電流を急激に下げると溶着金属内にスラグを巻込む
ことがあるので、電流を徐々に、または階段状に下げる
ことにより発生熱が徐々に減り、溶融金属の量も少なく
なり、クレーターが減少し、クレーター割れも小さくな
る。
なお、上記実施例では母材(1)はシャフトの例を示し
たが平板でもよく上記実施例と同様の効果を奏する。
また、部材(2)に切欠部(13)を設けずに、消耗ノズ
ル(8)を反母材(1)側へ移動させ、かつ、溶接電流
を徐々に下げても相当の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、エレクトロスラグ溶接
終端部で部材に切欠部をもうけ、消耗ノズルを反母材側
へ移動させ、かつ、溶接電流を徐々に下げるように構成
したので、母材に欠陥を残すことがなくなり、品質の向
上、手直し費用の削減等が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例によるエレクトロスラグ
溶接方法を示す正面図、第2図は第1図の要部詳細図、
第3図は従来のエレクトロスラグ溶接方法を示す正面
図、第4図は第3図の要部詳細図である。 (1)は本体、(2)は部材、(6)はスラグ、(8)
は消耗ノズル、(10)は溶融部、(13)は切欠部。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】母材と所定間隔で相対する部材とを、その
    所定間隔内でエレクトロスラグ溶接するエレクトロスラ
    グ溶接方法において、上記部材の溶接終端部に溶接部が
    拡口する切欠部を形成し、溶接終了時にエレクトロスラ
    グ溶接のノズルを上記部材方向へ移動させることを特徴
    とするエレクトロスラグ溶接方法。
  2. 【請求項2】溶接終了時にエレクトロスラグ溶接電流を
    徐々に、または階段状に低下させることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のエレクトロスラグ溶接方法。
JP62248405A 1987-09-30 1987-09-30 エレクトロスラグ溶接方法 Expired - Lifetime JPH078438B2 (ja)

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JPH0191984A JPH0191984A (ja) 1989-04-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5330940A (en) * 1976-08-20 1978-03-23 Nippon Steel Corp Method of processing weld end in electroslag welding

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