JPH0784389B2 - 整腸剤 - Google Patents

整腸剤

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JPH0784389B2
JPH0784389B2 JP61257070A JP25707086A JPH0784389B2 JP H0784389 B2 JPH0784389 B2 JP H0784389B2 JP 61257070 A JP61257070 A JP 61257070A JP 25707086 A JP25707086 A JP 25707086A JP H0784389 B2 JPH0784389 B2 JP H0784389B2
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徹也 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は整腸剤に係り、殊に腸内有用歯の増殖を促進し
て腸内菌叢を改善する整腸剤に係る。
(従来の技術) 動物は蛋白質、糖質、脂肪等を食物として摂取し、消化
器官でこれを消化吸収した栄養分の代謝エネルギーを利
用して生活していることは周知の通りである。この生活
の過程で何等かの原因により例えば細菌性、中毒性、心
因性、暴飲暴食、寒冷、炎症或はホルモン性等の要因に
より腸管機能に不調を来すと下痢、鼓腸、消化不良、便
秘、腹鳴、腹痛等の症状を呈する。こうした場合に薬物
を用いる治療方法としては、細菌性であれば腸内殺菌剤
を投与する等の原因療法や、下痢であれば止瀉薬を投与
する等の対症療法がある。又、腸管機能の不調は正常な
腸内菌叢の乱れを伴うので、腸内菌叢を整えることによ
り腸管機能の改善を図る目的で乳酸菌製剤等の生菌製剤
も汎用されるに至っている。
近年に至りバイオテクノロジーを利用した研究が進歩発
展し、これに伴って腸内菌叢と健康との係わりが次第に
明らかにされてきている。即ち、腸内菌叢におけるバラ
ンスの乱れが腸内腐敗、下痢、便秘等の腸の不調と深い
相関関係を有していることは勿論、感染に対する抵抗力
の低下、肝疾患、更には老化とも関係しているものと考
えられるに至ったのである。この観点に立脚して、有用
菌である乳酸菌優勢の菌叢を腸内に形成し、これによっ
て健康を維持増進させ、更には疾病を治療する目的でビ
フィズス菌を初めとする乳酸菌の生菌を経口的に摂取乃
至投与する方法や、腸内に定住するビフィズス菌の増殖
を促進する物質を経口投与する方法が研究開発されてい
る。これらの内で前者に属するものとしては例えばヨー
グルト等の乳酸菌醗酵食品をその侭喫食する方策や、純
粋培養して得た生菌を製剤化して投与する方策が採用さ
れるが、これらの方策は行きたままで腸に達する菌量が
少なく、又腸に達しても定住する菌量が少ない点に問題
がある。上記の後者の方法は、これらの問題点を解決す
るために提案されたものであってラフィノース、ラクチ
ュロース、オリゴ糖等の非消化性糖類がビフィズス因子
として開発されるに至っている。
(発明の目的) 本発明の基本的な目的は、上記の後者の方法を発展開発
することにある。
本発明の具体的な目的は、腸内に定住している有用菌、
殊にビフィズス菌を主とする乳酸菌の増殖を促進する新
たな物質により乱れた腸内菌叢を改善する整腸剤を提供
することにある。
本発明の付随的目的は、乳酸菌増殖促進物質が容易に且
つ廉価に入手でき、従ってコスト的に有利な整腸剤を提
供することにある。
(目的を達成するための手段及び作用) 腸内菌叢の乱れが、単に腸内腐敗、下痢、鼓腸等の腸管
障害のみならず、ストレス負荷や老化等にも深い係わり
を有していることに着目して、ビフィズス菌を初めとす
る有用菌の増殖促進作用を有し且つ有害菌に対しては増
殖させず乃至抑制作用を示す物質の探索研究を、本発明
者等は生薬物質の面から鋭意行った処、アマチャヅルの
抽出物が所期の効果を有していることを見出し、本発明
を完成するに至った。
従って、本発明による整腸剤はアマチャヅルの抽出物を
有効成分として含有することを特徴としている。
本明細書において、「アマチャヅル」とは学名がギノス
テムマ・ペンタフィルルム・マキノ(Gynostemmma pent
aphyllum Makino)と称される植物並びに植物学的にこ
れと類縁の植物を指称する。類縁植物としてはギノステ
ムマ・ブルマニクム・キング・エクス・チャクラバーテ
ィ(Gynostemma burmanicum King ex Chakravarty)、
ギノステムマ・ラクスム・コグン(Gynostemma laxum C
ogn.)、ギノステムマ・インテグリフォリオラ・コグン
(Gynostemma Integrifoliola Cogn.)等を挙げること
ができる。尚、これらは天然品又は栽培品の何れであっ
ても差し支えない。
アマチャヅルはウリ科の多年生つる草であり、我国でも
全土に広く分布している。中国では植物名を紋股藍、全
草を乾燥させたものを七叶胆と称していて消炎解毒、止
咳去痰、利尿、強壮等の薬効を有するものとされてい
る。近年に至り、アマチャヅルには薬用ニンジンのサポ
ニンと化学構造が類似したサポニン類の含まれているこ
とが判明し、上記の薬効はこのサポニン類によるものと
考えられてきた。更にアマチャヅルが有している他の薬
理作用として胃下垂、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、便秘、痔
疾等の消化器系疾患に対しても効果があるものと巷間伝
えられているが、これらの作用も又上記のサポニン類に
よるものとされている(竹本常松・西本喜重編著「みん
なの薬草 あまちゃづる」リヨン社、昭和59年)。しか
しながら、何れにせよ、腸内有用菌の増殖促進作用及び
これに基く整腸作用をアマチャヅルが有していることは
従来全く知られていなかった。
本発明による整腸剤の有効成分として使用されるアマチ
ャヅル抽出物は自体慣用の方法により調製することがで
きる。例えば、特許第1294627号に記載の方法に従い、
アマチャヅルの生葉および/又は生茎を圧搾して得た液
汁を濃縮乾燥させた加工品や、アマチャヅル乾燥物を水
又は低級アルコール含有水で抽出し、抽出液を濃縮し、
乾燥させて得た加工品を用いることができる。又、アマ
チャヅルはその株、生育地等に基因して独特の不快な臭
気や味を有していることがあるが、この場合にはアマチ
ャヅルを特公昭59−33337号公報に記載の方法に準じて
予め加熱処理した乾燥物を水又は高極性有機溶媒含有水
で抽出し、濃縮し、乾燥させて得た加工品を用いること
ができる。更に、このようにして得た加工品の水溶液を
n−ブタノールで洗浄する等の方法でサポニン類を除去
した水溶性画分を濃縮し、乾燥させて得た加工品を用い
ることもできる。尚、上記においてはアマチャヅルの乾
燥加工品に関して言及したが、これは本発明による整腸
剤を散剤、錠剤等のような固型製剤に製剤化することを
想定したためであって、液剤として製剤化する場合には
有効成分としてのアマチャヅル抽出物を乾燥させる必要
性はない。
(剤型及び投与量) アマチャヅル抽出物を整腸剤として使用するに際して格
別な制限はなく、従ってアマチャヅルの抽出物をその侭
投与することも、製剤化して投与することもできる。製
剤化に当たっては散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセ
ル剤、液剤などの経口投与剤とすることも、或は腸注剤
とすることもできる。アマチャヅルは既述のように、不
快な臭気や味を有していることがあるので、経口投与剤
となす場合にはカプセル剤、糖衣錠等のように服用し易
い剤型になすのが好ましく、又散剤等の他の経口剤型の
場合には必要に応じて甘味料、酸味料等の矯味剤や香味
料等の矯臭剤を配合して服用を容易ならしめるのが好ま
しい。
製剤化に際しては、乳酸菌生菌やその他の整腸に有効な
成分乃至助剤を配合することも勿論可能である。
本発明による整腸剤の投与量は剤型、患者の症状、年
齢、体重等に依存して変化するが、成人に経口投与する
場合には、アマチャヅル抽出物の乾燥重量換算で0.1−5
g/日が適当であり、1日1−3回に分けて服用するのが
好ましい。
(実施例等) 次にアマチャヅル抽出物の製造に関する参考例、その薬
効及び毒性試験例並びに実施例としての製剤例に関連し
て本発明を更に詳細に説明する。
参考例1(アマチャヅル抽出物Aの製造) 自生のアマチャヅル(長野県岡谷市高尾山産)の地上部
(茎及び葉部分)8.0Kgを5cm程度の長さに切断し、水洗
し、水切りした後にチョッパーにより細砕する。この細
砕物を搾袋に入れ、ふね式圧搾器を用い圧搾して液汁7.
7リットルを得た。この液汁を1500×gで10分間遠心処
理して清澄な上清を得た。これを凍結乾燥処理した処、
アマチャヅル抽出物273.5g(製品歩留り3.14%)が得ら
れた。
参考例2(アマチャヅル抽出物Bの製造) 自生のアマチャヅル(長野県岡谷市高尾山産)の地上部
(茎及び葉部分)8.0Kgを水洗した後に風乾してアマチ
ャヅル乾燥物943g(乾燥歩留り11.8%)を得た。この乾
燥物に水15リットルを添加し時々撹拌しながら90−95℃
の水浴上で2時間抽出し、冷後に濾紙を用い濾過して抽
出液と残渣とに分離した。残渣に水15リットルを添加し
上記と同様に抽出処理して得た抽出液を先の抽出液と合
併した。得られた合併抽出液をロータリーエバポレータ
ーにより約50℃で略4リットルとなるまで減圧濃縮した
後に凍結乾燥処理した処、アマチャヅル抽出物294.2g
(収率31.2%)が得られた。
参考例3(アマチャヅル抽出物Cの製造) 自生のアマチャヅル(長野県岡谷市高尾山産)の地上部
(茎及び葉部分)3.0Kgを3cm程度の長さに切断し、水洗
し、水切りした後に蒸器に入れ約100℃の水蒸気で30秒
間処理した。これを温時に手で揉み(約10分間)、次い
で乾燥器に入れ、約65℃で4時間乾燥させてアマチャヅ
ル乾燥物320g(乾燥歩留り10.7%)を得た。この乾燥物
を、参考例2に記載の方法に準じて水5リットルをそれ
ぞれ用いて2回抽出し、合併抽出液を濃縮し、乾燥させ
た処、アマチャヅル抽出物94.2g(収率29.4%)が得ら
れた。
薬効試験例1(微生物増殖促進作用) ヒト腸内に常在しているビフィドバクテリウム(Bifido
bacterium)属のビフィダム(bifidum)及びロンガム
(longum)の2株、ラクトバチルス(Lactobacillus)
属のカセイ(casei)及びアシドフィルス(acidophilu
s)の2株、クロストリジウム(Clostridium)属のスピ
ロフォルメ(spiroforme)の1株並びにエスケリヒア
(Escherichia)属のコリー(coli)の1株、計6株に
ついて、アマチャヅル抽出物A(参考例1)がこれら菌
株の増殖促進又は抑制に及ぼす効果を試験した。
即ち、ビフィドバクテリウム属のビフィダム及びロンガ
ム並びにクロストリジウム属のスピロフォルメの3株に
ついてはビフィズス菌用培地(駒形和男編「JCM微生物
株カタログ」、理化学研究所、1984年)を用い、これに
アマチャヅル抽出物を添加して培養した場合の効果につ
いて酸生成量をN/10−NaOH滴定量で測定し、又菌の生育
が略完了した培養48時間後の660nmにおける濁度(O
D660)で菌体生育量を測定した。結果は、それぞれ第1
及び2図に示されており、第1図からビフィズス菌2株
についてはその生育に伴って生成する酸の量がアマチャ
ヅル抽出物Aの添加により促進されること、又第2図か
らアマチャヅル抽出物Aの添加によりこれらのビフィズ
ス菌については培養液の濁度が上昇し、一方クロストリ
ジウム菌については培養液の濁度に上昇が認められない
こと、即ちこのアマチャヅル抽出物が腸内有用菌である
ビフィズス菌に関しては増殖促進作用を示すが、腸内有
害菌であるクロストリジウム菌に関しては増殖促進作用
を示さないことが判る。
ラクトバチルス属のアシドフィルス及びカゼイの2株に
ついてはヘンネベルヒ培地(グルコース1.5%、ペプト
ン0.5%、燐酸一カリウム0.1%、硫酸マグネシウム0.2
%:「微生物ハンドブック」第1382頁、技報堂、1969
年)を用いて培養し、菌の増殖に伴って生成する酸の量
をN/10−NaOH滴定量で測定してアマチャヅル抽出物Aの
効果を検討した。結果は第3図に示される通りであり、
これから酸の生成量がアマチャヅル抽出物の添加によっ
て増加し、その効果は用量に依存すること、即ちラクト
バチルス属のこれら乳酸菌に関してもアマチャヅル抽出
物が増殖促進作用を示すことが判る。
一方、エスケリヒア属のコリーについては上記のヘンネ
ベルヒ培地を用いて培養し、単位培地当たりの菌数を顕
微鏡下で計測してアマチャヅル抽出物A及びBの効果を
検討した。結果は下記の表に示される通りであり、これ
らのアマチャヅル抽出物は腸内で有用にも有害にも作用
する可能性のある大腸菌であるエスケリヒア・コリーに
対しては増殖の促進も抑制も示さないことが判る。
尚、上記のそれぞれの結果と同様な結果がアマチャヅル
抽出物B及びCの各々に関しても認められた。これらの
事柄から、アマチャヅル抽出物は腸内有用菌であるビフ
ィズス菌やラクトバチルス属菌等の乳酸菌に対して増殖
促進作用を有し、腸内有害菌と言われるクロストリジウ
ム菌及び腸内で場合により有用にも有害にも作用するエ
スケリヒア属菌に対しては増殖促進作用を有していない
ことが判明した。
薬効試験例2(腸内菌叢改善作用) a)実験動物 ddY系雄性マウス(4週令)を1週間に亘り温度23±1
℃、湿度55±5%の条件下で予備飼育し、健康なマウス
を選択して用いた。
b)菌数の測定方法 光岡等の方法(光岡知足著「腸内菌の世界」冬至書房、
1984年)に従い、マウスの新鮮な糞便1g当りの菌数を測
定した。尚、測定用培地にはビフィドバクテリウム属菌
用としてBS寒天培地、ラクトバチルス属菌用として変法
LBS寒天培地、バクテロイデス属菌用としてNBGT寒天培
地の各選択培地を用いて菌数を測定し、又各種嫌気性菌
を測定するためにはBL寒天培地を用い、測定された各種
の嫌気性菌の菌数の和を嫌気性一般細菌の菌数とした。
c)実験方法 マウスを一群6匹とし、アマチャヅル抽出物A 1g/kg日
投与群、アマチャヅル抽出物A 2g/kg/日 投与群、ラ
フィノース2g/kg/日投与群及び生理食塩水投与群の4群
に分けた。各群について、被験物質の投与前並びに被験
物質を連続して7日間経口投与後の糞便中の菌数を前記
の培地を用いて測定し、糞便1gの中の菌数の対数を求
め、被験物質投与前の値を0として菌数の増減を対数で
比較した。
d)結果及び判定 結果は第4図に示される通りであった。この図から明ら
かなように、アマチャヅル抽出物A投与群においてはビ
フィドバクテリウム属菌及びラクトバチルス属菌に増加
が認められ、一方バクテロイデス属菌に減少が認めら
れ、これらの増減は用量依存的であった。又、従来ビフ
ィズス因子と称されて来たラフィノースの投与群におい
ても同様な効果が認められる。尚、嫌気性一般細菌の菌
数増加は極く僅かであり、糞便1g中の菌全体の数は略一
定しているものと認められる。
これらの事実は、アマチャヅル抽出物が、これを経口投
与する場合に腸内細菌全体の菌数を増加せしめずに、腸
内有用菌であるビフィズス菌を初めとする乳酸菌を優勢
となして腸内菌叢改善に寄与することを示している。
毒性試験例 4週令のddY系雄性マウスを用い1群6匹とし、アマチ
ャヅル抽出物A及びBについて10000mg/kgを経口投与し
たが、死亡例は1例もなくLD50は求められなかった。こ
のことは、アマチャヅルが古来から生薬として使用され
てきた実績があることからも推定されるように、アマチ
ャヅル抽出物もその毒性が極めて低いことを裏付けてい
る。
製剤例1(顆粒剤) 参考例1で得たアマチャヅル抽出物A40gに、澱粉75g及
び乳糖80gを添加して均一に混合し、次いでヒドロキシ
プロピルセルロース5g含有エタノール溶液を用いて常法
により湿式製粒し、乾燥させ、整粒して顆粒剤を調製し
た。
製剤例2(カプセル剤) 参考例2で得たアマチャヅル抽出物B50gに、澱粉65g及
び乳糖80gを添加して均一に混合し、次いでヒドロキシ
プロピルセルロース5g含有エタノール溶液を用いて常法
により湿式製粒し、乾燥させ、整粒し、1カプセル当り
200mg宛装填して硬カプセル剤を調製した。
製剤例3(内服用液剤) 参考例3で得たアマチャヅル抽出物C20gと、ブドウ糖10
0gと、クエン酸ナトリウム3gとを水に溶解させ、全量を
1000mlとなして内服用液剤を調製した。
(発明の効果) 本発明の整腸剤によれば、その有効成分であるアマチャ
ヅル抽出物が腸内に常在する有用菌であるビフィズス菌
を初めとする乳酸菌の増殖を促進させて腸内菌叢を改善
し、これによって所期の整腸効果を発揮する。尚、本発
明の整腸剤における有効成分としてのアマチャヅル抽出
物は容易に且つ廉価に得られるので、本発明はコスト的
にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はビフィドバクテリウム属のビフィダム及びロン
ガム並びにクロストリジウム属のスピロフォルメをそれ
ぞれ培養し、アマチャヅル抽出物がこれらの増殖に及ぼ
す影響を酸生成量で調べた結果を示すグラフ、第2図は
ビフィドバクテリウム属のビフィダム及びロンガム並び
にクロストリジウム属のスピロフォルメをそれぞれ培養
し、菌の生育が略完了した時点で濁度を測定してアマチ
ャヅル抽出物がこれらの増殖に及ぼす影響を調べた結果
を示すグラフ、第3図は乳酸菌であるラクトバチルス属
のアシドフィルス及びカゼイをそれぞれ培養し、アマチ
ャヅル抽出物がこれらの増殖に及ぼす影響を酸生成量で
調べた結果を示すグラフ、第4図は嫌気性一般細菌、ビ
フィドバクテリウム属菌、ラクトバチルス属菌及びバク
テロイデス属菌に対してアマチャヅル抽出物が及ぼす影
響を調べた結果を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アマチャヅルの抽出物を有効成分として含
    有していることを特徴とする整腸剤。
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