JPH078418Y2 - 折り畳み容器 - Google Patents

折り畳み容器

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JPH078418Y2
JPH078418Y2 JP1989017548U JP1754889U JPH078418Y2 JP H078418 Y2 JPH078418 Y2 JP H078418Y2 JP 1989017548 U JP1989017548 U JP 1989017548U JP 1754889 U JP1754889 U JP 1754889U JP H078418 Y2 JPH078418 Y2 JP H078418Y2
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JP
Japan
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upper opening
opening frame
folding container
folding
container
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JP1989017548U
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JPH02131928U (ja
Inventor
学 福田
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、底板と上部開口枠と対向する側板と前後板か
ら構成され、上部開口枠を底板に近接させて折り畳む折
り畳み容器に関し、詳しくは折り畳み状態から容易に組
み立て得るとともに組み立てた折り畳み容器をその組み
立て状態のまま隙間なく並べ得るようにしようとする技
術に関する。
[従来の技術] 従来、底板と上部開口枠と対向する側板と前後板から構
成され、上部開口枠を底板に近接させて折り畳む折り畳
み容器においては、例えば折り畳んだ折り畳み容器をコ
ンベヤで搬送しながら折り畳み容器を組み立てて輸送用
のパレット上に多段に積載するのであり、そしてこのよ
うな作業を人手で行う場合は、人手が要るがパレット上
に折り畳み容器を整然と積載することができるものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] ところで、省力化のため上述の作業をロボットで行うの
に、ロボットで上部開口枠を掴んで折り畳み容器を持ち
上げて組み立て、ロボットを下降させて組み立てた容器
をパレット上に積載するのであるが、ロボットの下降工
程のみで容器を隣接の容器に隙間を空けることなく積載
することが、ロボットの掴みハンドが邪魔になってでき
ず、このためロボットを使用しながら折り畳み容器を隙
間なく揃える作業を要し、かかる作業を行うのに、ロボ
ットの動きの構成が複雑となるものである。そして折り
畳み容器の底部の凸部を下段の折り畳み容器の凹部に嵌
合させて積み重ねるのに、ロボットを使ってもそのハン
ドが邪魔になってできないという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、仮にロボットを使っても隣接
のものと隙間を生じさせることなく積載ができ、ロボッ
トの構成も簡素化でき、折り畳み容器の積み重ねも容易
に行うことができる折り畳み容器を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案の折り畳み容器は、下面に係合突出部17が突出さ
れた底板1と、係合突出部17を嵌入させることができる
内部凹所18を形成した上部開口枠2と、底板1と上部開
口枠2に回動自在に枢着されて内方に折り畳まれる一対
の側板3,3と、上部開口枠2に回動自在に枢支さえてい
て内方上方に跳上げ可能な前後板4,5とから構成された
折り畳み容器において、前後板4,5が跳上げられて折り
畳まれた状態において上部開口枠2には内部凹所18が形
成され、内部凹所18における上部開口枠2の内面に吊下
げ凹所6,6を対向させて形成して成ることを特徴とする
ものである。
[作用] このように、下面に係合突出部17が突出された底板1
と、係合突出部17を嵌入させることができる内部凹所18
を形成した上部開口枠2を備え、前後板4,5が跳上げら
れて折り畳まれた状態において上部開口枠2には内部凹
所18が形成され、内部凹所18における上部開口枠2の内
面に吊下げ凹所6を形成してあって、前後板4,5を跳上
げて折り畳んだ状態において、上部開口枠2には内部凹
所18が形成され、この内部凹所18における上部開口枠2
の内面には吊下げ凹所6が存在していて、折り畳み容器
Aが組み上げられている場合は言うに及ばず、折り畳み
状態において吊下げ凹所6は現れていて、例えばロボッ
トのハンドを吊下げ凹所6に係入して折り畳まれている
折り畳み容器Aを持ち上げて折り畳み容器Aを組み上げ
て搬送することができ、この場合、ロボットのハンドは
折り畳み容器Aの内部に入り、ロボットのハンドを容器
外部に出すことで、折り畳み容器Aを並べる場合に隣接
のものとの間に隙間を形成することを回避し、折り畳み
容器A,A同士を当接させて並べることができ、この場
合、底板1の下面の係合突出部17が上部開口枠2の内部
凹所18に嵌入して上下の折り畳み容器Aを位置ずれなく
積み重ねることできるものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
折り畳み容器Aは底板1と略ロ字状の上部開口枠2と左
右に対向する側板3,3と前後に対向する前後板4,5から構
成され、側板3は上半体3aと下半体3bとをヒンジ9を介
して略く字状に折り曲げ自在に連結され、上半体3aの上
縁部が上部開口枠2にヒンジ10を介して折り曲げ自在に
枢着され、下半体3bの下縁部がヒンジ11を介して折れ曲
げ自在に枢着され、又、前板4及び後板5は夫々その上
端部においてヒンジ12を介して上部開口枠2に折り曲げ
自在に枢着されている。しかして折り畳み容器Aは第2
図に示すように、その前後板4,5をヒンジ12において上
方に跳上げるように折り畳み、そして側板3,3をそのヒ
ンジ9において折り曲げ、第3図のように上部開口枠2
を底板1に近接させて折り畳むことができるようにして
ある。又、折り畳み容器Aを組み立てる場合には、上部
枠2を底板1から引き離して側板3,3を伸ばし、前後板
4,5を垂下するように揺動させ、前後板4,5の下縁部に形
成した凹部13を底板1に形成した凸部14に凹凸嵌合さ
せ、又、前後板4,5の側部に形成した突部15を上下半体3
a,3bに形成した凹所16に嵌合させて、前後板4,5及び側
板3,3を起立保持させるものである。そして折り畳み容
器Aの折り畳み状態において、上段の折り畳み容器Aの
底板1の下面に突出された係合突出部17が下段の折り畳
み容器Aの上部開口枠2の内部凹所18に嵌入して、上下
の折り畳み容器A,Aが安定して積み重ねられるのであ
る。
そして以上の折り畳み容器Aにおいて、上部開口枠2の
内面に吊下げ凹所6,6を対向させて形成してある。
このように、上部開口枠2の内面に吊下げ凹所6,6を対
向させて形成することで、例えばロボットRのハンドH
を上部開口枠2の内面に形成した吊下げ凹所6,6に係合
して持ち上げることで、上部開口枠2に枢着した前後板
4,5を夫々下方に揺動させて起立させるとともに側板3,3
を起立保持させ、折り畳み容器Aを組み立てるのであ
る。このように組み立てた折り畳み容器Aを吊下げ状態
で搬送し、かかるロボットRのハンドHは上部開口枠2
の内面の吊下げ凹所6に係入していて折り畳み容器Aの
外部に出ることがなく、隣接の折り畳み容器Aとの間に
隙間を生じさせることなく折り畳み容器A同士を当接さ
せてパレットP上に積載するのである。そしてパレット
Pの大きさは規格寸法に形成され、折り畳み容器Aの縦
横寸法はパレットPを6等分する寸法にしてあり、パレ
ットPには6個の折り畳み容器Aを隙間なく積載される
のである。
ロボットRは昇降及び水平移動が可能な基台19に左右ね
じを切ったねじ棒20をモータ21にて、減速機27、伝動ギ
ヤ29,30を介して正逆駆動回転自在に設け、ねじ棒20に
L形のハンドHとしての係止爪22の一対をレール23に沿
って水平方向に移動自在に螺合し、モータ21の正もしく
は逆回転にて係止爪22を突出方向もしくは引退方向に駆
動移動させ、このような一対の係止爪22を折り畳み容器
Aの上部開口枠2の吊下げ凹所6に係入する保持状態と
脱出させる離脱状態とに切換えることができるようにし
てある。図中26は伝動ベルト、28は軸受である。尚、係
止爪22はねじ棒20を介して水平移動自在に構成したが、
係止爪22を揺動形態にして、吊下げ凹所6に係脱するよ
うに構成してもよい。このようなロボットRを使ってコ
ンベヤ(図示せず)にて搬送される折り畳み容器Aを吊
下げて組み立てながら次々にパレットP上に搬送し、6
個の折り畳み容器Aを隙間なく積載するのである。そし
てロボットRにはシリンダーにおけるシリンダーロッド
のような昇降アーム24を昇降自在に設けてあり、この昇
降アーム24の下端にローラ25を回転自在に設けてあり、
昇降アーム24が下降してローラ25にて折り畳み容器Aの
折り畳まれている前後板4,5及び側板3,3を押し下げて、
側板3,3及び前後板4,5を充分に起立させて、組み立てを
充分に行うことができるようにしてある。このような昇
降アーム24の昇降は係止爪22の駆動に連動して行うとよ
い。
折り畳み容器Aの大きさ(縦横寸法)は第5図、第6図
に示すように大小のものがあり、小さい折り畳み容器A2
の短辺の長さは折り畳み容器A1の長辺を等分した長さに
してあり、そして、大きい折り畳み容器A1の長辺には第
5図のように両端に1/8の端部代aを残し、長辺の1/4の
長さのピッチbを隔てて吊下げ凹所6が形成されてい
る。つまりa対bは1対2の関係にしてある。一方、小
さい折り畳み容器A2の短辺には上記端部代a及びピッチ
b寸法の位置に吊下げ凹所6を形成してある。このよう
な寸法関係にすることで、ロボットRの1工程にて大き
い折り畳み容器A1を1個搬送するのと同様に小さい折り
畳み容器A2の2個を一挙に搬送することができるのであ
る。そして大きい折り畳み容器A1の底面の係合突出部17
の形状を第13図に示すように2個に分割し、夫々の大き
さを小さい折り畳み容器A2の開口寸法に一致させておく
と、小さい折り畳み容器A2の2個の上に大きい折り畳み
容器A1を積載できてよいものである。又、折り畳み容器
Aの積載は隣接する2個の折り畳み容器Aに1個の折り
畳み容器Aが跨がるいげた状に行うようにしてもよい。
そしてロボットRには係止爪22が大きい折り畳み容器A1
の吊下げ凹所6の位置に設けられているのはいうまでも
ない。
尚、実施例においてはロボットを使って折り畳み容器A
を組み立ててパレット上に載置するようにしたが、人手
にて吊下げ凹所6において吊下げて組み立て、これをパ
レットP上に積載するようにしてもよいものである。
[考案の効果] 以上要するに請求項1記載の考案は、下面に係合突出部
が突出された底板と、係合突出部を嵌入させることがで
きる内部凹所を形成した上部開口枠とを備え、前後板が
跳上げられて折り畳まれた状態において上部開口枠には
内部凹所が形成され、内部凹所における上部開口枠の内
面に吊下げ凹所を形成してあるから、前後板を跳上げて
折り畳んだ状態において、上部開口枠には内部凹所が形
成され、この内部凹所における上部開口枠の内面には吊
下げ凹所が存在していて、折り畳み容器が組み上げられ
ている場合は言うに及ばず、折り畳み状態において吊下
げ凹所は現れていて、例えばロボットのハンドを吊下げ
凹所に係入して折り畳まれている折り畳み容器を持ち上
げて折り畳み容器を組み上げて搬送することができ、こ
の場合、ロボットのハンドは折り畳み容器の内部に入
り、ロボットのハンドを容器外部に出すことで、折り畳
み容器を並べる場合に隣接のものとの間に隙間を形成す
ることを回避し、折り畳み容器同士を当接させて並べる
ことができ、この場合、底板の下面の係合突出部が上部
開口枠の内部凹所に嵌入して上下の折り畳み容器を位置
ずれなく積み重ねることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の組み立て状態の斜視図、第
2図は同上の折り畳み途中の斜視図、第3図は同上の折
り畳み状態の斜視図、第4図は同上の前後板と側板との
嵌合構造を示す斜視図、第5図は同上の大きい折り畳み
容器の平面図、第6図は同上の小さい折り畳み容器の平
面図、第7図は同上の吊下げ凹所を示す斜視図、第8図
は同上の大きい折り畳み容器のパレットへの積載形態を
示す平面図、第9図は同上の小さい折り畳み容器のパレ
ットへの積載形態を示す平面図、第10図は同上のハンド
の動きを示す説明図、第11図(a)(b)は同上のロボ
ットの底面図、一部省略した側断面図、第12図は同上の
部分断面図、第13図(a)(b)は同上の大きい折り畳
み容器の底面図、側面図であり、1は底板、2は上部開
口枠、3は側板、4は前板、5は後板、6は吊下げ凹所
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に係合突出部が突出された底板と、係
    合突出部を嵌入させることができる内部凹所を形成した
    上部開口枠と、底板と上部開口枠に回動自在に枢着され
    て内方に折り畳まれる一対の側板と、上部開口枠に回動
    自在に枢支されていて内方上方に跳上げ可能な前後板と
    から構成された折り畳み容器において、前後板が跳上げ
    られて折り畳まれた状態において上部開口枠には内部凹
    所が形成され、内部凹所における上部開口枠の内面に吊
    下げ凹所を形成して成る折り畳み容器。
JP1989017548U 1988-12-16 1989-02-17 折り畳み容器 Expired - Lifetime JPH078418Y2 (ja)

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JP1989017548U JPH078418Y2 (ja) 1988-12-16 1989-02-17 折り畳み容器

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JP63-163671 1988-12-16
JP16367188 1988-12-16
JP1989017548U JPH078418Y2 (ja) 1988-12-16 1989-02-17 折り畳み容器

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JPH02131928U JPH02131928U (ja) 1990-11-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256276U (ja) * 1975-10-22 1977-04-22
AR223577A1 (es) * 1981-01-09 1981-08-31 Bigliardi Juan B Un contenedor plegadizo y apilable

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JPH02131928U (ja) 1990-11-01

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