JPH0783776A - 容量型薄膜絶対圧センサ、抵抗型薄膜絶対圧センサおよび容量型絶対圧センサを製造するための薄膜法 - Google Patents

容量型薄膜絶対圧センサ、抵抗型薄膜絶対圧センサおよび容量型絶対圧センサを製造するための薄膜法

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JPH0783776A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容量型および抵抗型絶対圧センサを提供す
る。表面微細機械加工および薄膜技術によって容量型絶
対圧センサを製造する。 【構成】 容量型センサは、ガラス基板および気密に密
封された空洞に接するダイヤフラムを有し、基板は、空
洞側で、第1相互接続路またはそれから延びるコーナパ
ッドを支持する。ダイヤフラムは第1絶縁層の材料から
なり、該絶縁層は少なくとも部分的に、空洞の縁で基板
に強固に付着し、空洞から遠く離れた側で、頂部電極お
よび第2絶縁層を支持する。第2絶縁層は頂部電極およ
びダイヤフラムを完全に覆いかつ空洞を気密に密封す
る。頂部電極は、ダイヤフラムの外側で第1絶縁層上へ
延びる第2相互接続路を有する。抵抗型センサの場合に
は、基板電極は省略され、頂部電極はピエゾ抵抗からな
る半または全ブリッジに代えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースエレメントおよ
び気密密封された空所を仕切るダイヤフラムを有する薄
膜絶対圧センサおよびかかるセンサの製造に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる絶対圧センサはこれまで知られて
いなかった。文献は半導体プロセスによって製造される
これらの圧力センサを記載するにすぎない。
【0003】たとえば、雑誌“J.Phys.E:Sc
i.Instrum.”第20巻(1987年)第14
69頁〜第1471頁には単結晶シリコン基板上に多結
晶シリコンダイヤフラムが設けられていて、ダイヤフラ
ムが基板から電気的に絶縁されていない圧力センサが記
載されている。ダイヤフラムははじめにSiO2犠牲層
上に沈積させ、次に該層をダイヤフラムの下方で除去す
る。
【0004】こうして、多結晶ダイヤフラムとシリコン
基板の間の境界に空洞荷電領域が形成するので、この圧
力センサのキャパシタンスは、ひずみおよび温度依存性
である。さらに、キャパシタンスは、低周波数検出によ
ってではなく、高周波数検出によってのみ測定すること
ができる。
【0005】雑誌“VDI Berichte”No.
9391992号、第185頁〜第190頁には、単結
晶シリコン基板が、窒化ケイ素膜によって該基板から絶
縁されている多結晶シリコンダイヤフラムを支えている
高圧センサが記載されている。
【0006】シリコン基板から絶縁されているポリシリ
コンダイヤフラムを有する類似の圧力センサおよびかか
るセンサの製造法は、ドイツ国特許(DE−A)第40
04179号に記載されている。
【0007】雑誌“Sensors and Actu
ators”、第28巻(1991年)第133頁〜第
146頁に記載されているように、シリコン上に蒸着さ
せたポリシリコンフィルムはビルトインされた圧縮ひず
みを示す。これが圧力/キャパシタンス特性のヒステリ
シスを生じ、圧力変化に対する圧力センサの応答を悪化
する。
【0008】ポリシリコンダイヤフラムの場合、蒸着し
たままのダイヤフラム中の圧縮ひずみは、製造方法を、
ダイヤフラム中に定義された引張りひずみが形成するよ
うに変更することによって防止しうるにすぎない。
【0009】これら従前技術の圧力センサの場合および
雑誌“Sensors and Actuator
s”、第A21−A23巻(1990年)、第1053
頁〜第1059頁に記載されたセンサにおいては、最初
の蒸着によりSiO2捨て層を形成させ、次いでポリシ
リコンダイヤフラムを蒸着し、引き続きフッ化水素酸中
でのエッチングにより犠牲層を除去する。
【0010】しかし、これは別の欠点を有する。フッ化
水素酸中でのエッチングの後、引き続いて脱イオン水中
ですすぎ、乾燥するが、薄いポリシリコンダイヤフラム
が一般にシリコン基板面に粘着する。これは、上述した
先行技術に詳述した複雑で費用のかかる対策を講じるこ
とによって防止しうるにすぎない。
【0011】さらに、エッチングおよびその後の結果と
してシリコン基板およびポリシリコンダイヤフラムの表
面に存在する静電場が、好ましくないダイヤフラムの偏
向を生じる。この偏向を除去するためには、バイアス電
圧が必要である。
【0012】ドイツ国特許(DE−A)第372356
1号は、形成される空洞を規定する犠牲層を、ダイヤフ
ラム面内に存在する、最初の絶縁層中の開口を通してエ
ッチング除去する容量型圧力センサの、別の半導体製造
方法を記載する。しかし、この場合、頂部電極の材料が
空洞中へ侵入しうる。これが、圧力センサの電気的特性
を減損する。
【0013】これを防止するために、第1絶縁層の開口
に関して変位された複数の開口を有する第2絶縁層を設
けて、頂部電極の材料が空洞中へ侵入するのを防止す
る。しかし、この第2絶縁層は製造がかなり複雑であ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、抵抗型および容量型絶対圧センサを提供すること
および該センサを、 −容量型薄膜絶対圧センサ中の少なくとも1つのコンデ
ンサの電極が相互に高い絶縁抵抗を有する、 −抵抗および容量型薄膜絶対圧センサ中のそれぞれのダ
イヤフラムが完成した状態で小さい引張りひずみしか示
さない、 −ダイヤフラムが基板に粘着するのを防止するために蒸
着工程を必要としない、 −過負荷の場合に基板に対して抵抗する場合でも、広い
圧力範囲にわたって測定信号を提供する、 −測定信号が実質的に温度独立性である、および −少数の化学蒸着および写真平版工程しか必要としな
い、表面微細機械加工および薄膜技術によって製造する
方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題の第1解決手段
は、ベースエレメントとしてガラス基板および気密に密
封された空洞に接するダイヤフラムを包含し、 −ベースエレメントが、空洞側に、第1相互接続路また
はそれから延びるコーナパッドを有する基板電極を支持
し、 −ダイヤフラムは第1絶縁層の材料からなり、少なくと
も部分的に、空洞の縁でベースエレメントに密接に付着
し、 −ダイヤフラムは、空洞から遠い側に、頂部電極および
頂部電極を完全に覆う第2絶縁層およびダイヤフラムを
完全に覆いかつ空洞を気密に密封し、 −頂部電極は、それから、ダイヤフラムの外側の第1絶
縁層上へ延びる第2相互接続路を有する、容量型薄膜絶
対圧力センサを提供することである。
【0016】課題に対する第2解決手段は、ベースエレ
メントとしてガラス基板および気密に密封された空洞に
接するダイヤフラムを包含し、 −ダイヤフラムは第1絶縁層の材料からなり、空洞の縁
のまわりでベースエレメントに密接に付着し、 −ダイヤフラムは、空洞から遠い側に、ピエゾ抵抗性半
ブリッジまたはピエゾ抵抗性全ブリッジ、および該ブリ
ッジおよびダイヤフラムを完全に覆う第2絶縁層を支持
し、 −ピエゾ抵抗性半または全ブリッジは、それからダイヤ
フラムの外側でベースエレメントに延びるリード線を有
する抵抗型薄膜絶対圧センサを提供することである。
【0017】課題に対する第3解決手段は記載の順序
で、 a) ベースエレメントとして役立つガラス基板の全表
面に、形成すべき基板電極を含有する第1金属層を蒸着
する工程; b) 全表面に、空洞の高さを規定しかつ形成すべき犠
牲層を含有するパターン形成可能材料層を蒸着する工
程; c) パターン形成可能材料層および第1金属層を、単
一の第1ホトレジスト工程でエッチングにより、基板電
極、それと相互に連結した第1相互接続路、および実際
にベース電極および第1相互接続路と合致する犠牲層を
同時に形成し、これにより部分的にガラス基板を露出さ
せる工程; d) 全表面にダイヤフラムを含有する第1絶縁層を蒸
着して、第1絶縁層を、ガラス基板の工程c)で露出し
た区域に、犠牲層に続く縁区域でさえも強固に付着する
工程; e) 全表面上へ蒸着したホトレジスト層中に、その開
口が形成すべき頂部電極と合致する、犠牲層の次の第1
絶縁層の縁区域上へ延びるホトレジストマスクを、頂部
電極と接続している第2相互接続路と共に形成する工
程; f) ホトレジストマスクの全表面に、頂部電極を含有
する第2金属層を蒸着する工程; g) ホトレジストマスクを第2金属層のオーバレイ部
分と共に剥離工程により除去する工程; h) 頂部電極および第2相互接続路により覆われてい
ない、第1絶縁層の部分をエッチング除去する工程; i) 犠牲層を、第1相互接続路上に存在する部分から
出発し、横方向エッチングにより除去する工程; k) 空洞を、全表面に第2絶縁層を蒸着することによ
り気密に密封する工程を包含する、ベースエレメントお
よび気密に密封された空洞に接するダイヤフラムを有す
る容量型絶対圧センサを製造するための薄膜法を提供す
ることである。
【0018】課題の第4解決手段は、記載の順序で、 a) ベースエレメントとして役立つガラス基板の全表
面に、形成すべき基板電極を含有する第1金属層を蒸着
する工程; b) 全表面上へ、空洞の高さを規定しかつ形成すべき
犠牲層を含有するパターン形成可能材料層を蒸着する工
程; c′) パターン形成可能材料層および第1金属層を、
基板電極、それと連結しているコーナパッドおよび実際
に基板電極およびコーナパッドと合致する犠牲層を同時
に形成するため、単一の第1ホトレジスト工程でエッチ
ングによりパターン形成し、これによりガラス基板を部
分的に露出させる工程; d′) 全表面上へダイヤフラムを含有する第1絶縁層
を蒸着して、該絶縁層を工程c′)で露出したガラス基
板の区域に、犠牲層に隣接する4つの横方向区域でさえ
も強固に付着させ、引き続き犠牲層にエッチング剤を適
用するため第1絶縁層中に、1つの絶対圧センサの4つ
のコーナパッドの少なくとも一部上に存在する開口をエ
ッチングする工程; e′) 全表面に蒸着したホトレジスト層中に、その開
口が形成すべき頂部電極およびそれと接続した相互接続
路と合致しかつコーナパッドなしの基板電極と整合され
ているホトレジストマスクを形成する工程; f) ホトレジストマスクの全表面に頂部電極を含有す
る第2金属層を蒸着する工程; g) ホトレジストマスクを第2金属層のオーバレイ部
分と共に剥離工程により除去する工程; i′) 開口を通して垂直方向エッチングおよび横方向
エッチングによって犠牲層を除去する工程;および k′) 開口、従って空洞を、第2絶縁層を真空蒸着に
よって気密に密封する工程を包含する、ベースエレメン
トおよび気密に密封された空洞に接する実質的に長方形
または正方形のダイヤフラムを有する容量型絶対圧セン
サを製造するための薄膜法を提供することである。
【0019】上記課題に対する第5解決手段は、記載の
順序で、 a) ベースエレメントとして役立つガラス基板の全表
面上に、形成すべき基板電極を含有する第1金属層を蒸
着する工程; b″) 全表面上に、形成すべき犠牲層の、空洞の高さ
の最初の部分を規定する第1部分層を含有する第1パタ
ーン形成可能材料層を蒸着する工程; c″) パターン形成可能材料層および第1金属層を、
基板電極、それと接続した第1相互接続路、および実際
に基板電極および第1相互接続路と合致する第1部分層
を同時に形成するためにパターン形成する工程; c″′) 全表面に、空洞の高さの残部を規定しかつ形
成すべき犠牲層の第2部分層を含有する第2パターン形
成可能材料層および直径の反対側の2つのコーナ延長部
を蒸着し、該第2パターン形成可能材料層を第2ホトレ
ジスト工程で、第1部分層を完全に覆うようにパターン
形成する工程; d″) 全表面上にダイヤフラムを含有する第1絶縁層
を蒸着し、該第1絶縁層を、工程c″′)後になお露出
しているガラス基板の区域に強固に付着させ、引き続き
犠牲層にエッチング剤を適用するためコーナ延長部の上
方の第1絶縁層中へ開口をエッチングする工程; e″) 全表面に蒸着したホトレジスト層中に、開口が
形成すべき頂部電極およびそれと接続した第2相互接続
路と合致しかつ基板電極と整合しているホトレジストマ
スクを形成する工程; f) ホトレジストマスクの全表面に頂部電極を含有す
る第2金属層を蒸着する工程; g) ホトレジストマスクを第2金属層のオーバーラッ
プ部分と共に、剥離工程により除去する工程; i′) 犠牲層を、開口を通して垂直エッチングおよび
横方向エッチングすることによって除去する工程; k′) 開口、ひいては空洞を、真空中で第2絶縁層を
蒸着することにより気密に密封する工程を包含する、ベ
ースエレメントおよび気密に密封された空洞に接するダ
イヤフラムを有する容量型絶対圧力センサを製造するた
めの薄膜法を提供することである。
【0020】上記課題の第6解決手段は、記載の順序
で、 a′) ベースエレメントとして役立つガラス基板の全
表面に、形成すべき基板電極を含有する第1金属層を蒸
着し、引き続き第1金属層を、基板電極およびそれと接
続した第1相互接続路を形成するための第1ホトレジス
ト工程でパターン形成するする工程; b″′) 全表面に、空洞の高さの最初の部分を規定し
かつ形成すべき犠牲層の第1部分層を含有する第1パタ
ーン形成可能材料層を蒸着し、第1パターン形成可能材
料層を第2ホトレジスト工程で、基板電極を完全に覆う
ようにパターン形成する工程; c″″) 全表面に、空洞の高さの残存部分を規定しか
つ形成すべき犠牲層および直径の反対側にある2つのコ
ーナ延長部を含有する第2パターン形成可能材料層を蒸
着し、該第2パターン形成可能材料層を第3ホトレジス
ト工程で、第1部分層を完全に覆うようにパターン形成
する工程; d″) 全表面上に、ダイヤフラムを含有する第1絶縁
層を、該第1絶縁層が、 c″″)工程後なお露出しているガラス基板の範囲に強
固に付着するように蒸着し、次に犠牲層にエッチング剤
を適用するため、コーナ延長部上方で第1絶縁層中へ開
口をエッチングする工程; e″) 全表面に蒸着したホトレジスト層中に、形成す
べき頂部電極およびそれと接続した第2相互接続路と合
致しかつ基板電極と整合しているホトレジストマスクを
形成する工程; f) ホトレジストマスクの全表面上へ、頂部電極を含
有する第2金属層を蒸着する工程; g) ホトレジストマスクを第2金属層のオーバレイ部
分と共に剥離工程によって除去する工程; i′) 犠牲層を、開口を通して垂直エッチングおよび
横方向エッチングすることによって除去する工程;およ
び k′) 開口、ひいては空洞を、真空中での第2絶縁層
を蒸着することにより気密に密封する工程を包含する、
ベースエレメントおよび気密に密封された空洞に接する
ダイヤフラムを有する容量型絶対圧センサを製造するた
めの薄膜法を提供することである。
【0021】独立請求項のこれらの引用においては、同
じ文字または若干の請求項中のそれぞれの特徴の同一性
を指示し、同じ文字と共に使用したアポストロフィーは
これらの特徴が大体において等しいが、細部が相違する
ことを指示する。
【0022】第1金属層および/または第2金属層の材
料は、望ましくはクロムである。犠牲層に対しては、望
ましくはアルミニウムが使用される。絶縁層は望ましく
はSiO2の層であり、プラズマ蒸着法により適用され
る。
【0023】本発明の第1実施形においては頂部電極
は、第1絶縁層をパターン形成するためのマスクとして
使用できる。
【0024】本発明の利点の1つは、上述した従前技術
の圧力センサを製造するための半導体法とは異なり、本
発明においては拡散工程は必要でない。
【0025】上述した、ポリシリコンダイヤフラムを有
する半導体圧力センサとは異なり、本発明による絶対圧
センサは絶縁材料のダイヤフラム、望ましくはSiO2
ダイヤフラムを有する。
【0026】本発明は、添付図面と関連してなされた実
施例の下記の記載から一そう明らかになる。
【0027】
【実施例】図1は、下記に説明するように、第1実施例
によって製造される本発明の第1実施形による4つの円
形絶対圧センサアレーの平面図である。これら4つの絶
対圧センサのうち、上方左側のものだけが標準形で示さ
れ、他の3つのそれぞれの場合には、下記に説明する特
徴的部分がハッチングにより強調されている。
【0028】図2(A)〜(H)は、連続工程の結果を
示す、図1のA−A線またはB−B線による断面図であ
る。
【0029】製造は、ベースエレメントとして役立つガ
ラス基板11で開始する。望ましくはクロムからなり、
なかんずく形成すべき基板電極を含有する第1金属層1
2は、基板の全表面に蒸着し、これはたとえば蒸発によ
って行なうこともできる。クロム金属層の厚さは、たと
えば100nmである。
【0030】ここで使用したような用語“全表面に蒸
着”は与えられた工程のはじめに既に存在する構造の全
表面上へ蒸着し、こうして該表面を完全に覆うことを表
わす。
【0031】完成した絶対圧センサの空洞の高さを規定
しかつ形成すべき犠牲層13′を含有する、望ましくは
アルミニウムのパターン形成可能金属層13を、第1金
属層12の全表面に蒸着する。アルミニウムからなって
いる場合、金属層はたとえば500nmの厚さを有す
る。
【0032】この工程の結果は図1のA−A線断面図で
ある図2に示されている。
【0033】次に、材料層13および第1金属層12
を、周知のようなエッチングマスクとして適当なホトレ
ジストマスクを使用する単一の第1ホトレジスト工程で
パターン形成し、一方で個々の基板電極12′は互いに
分離され、他方で基板電極12′から延びている相互接
続路14は残留するようにする。この工程により、犠牲
層13′が基板電極および相互接続路上に形成する(図
1のB−B線断面図である図2(B)参照)(相互接続
路は図2(B)には見えない)。
【0034】この第1金属層12および材料層13の共
通パターン形成は、同じホトレジストマスクを通し、2
つのエッチング工程で、即ち(アルミニウム)材料層1
3をエッチングするための第1エッチング工程および引
き続く(クロム)金属層12をエッチングするための第
2エッチング工程で行なわれる。
【0035】図1に見ることができるように、複数の絶
対圧センサを同時に製造しかつ並列に電気的に接続すべ
き場合にはこれらの絶対圧センサの基板電極12′を相
互接続しかつ基板電極接点パッド140に通じる水平の
相互接続路14を設ける。
【0036】絶対圧センサをシングルで使用すべき場合
にはもちろん、それぞれの絶対圧センサのための、図1
に示した2つの相互接続路14の1つを省略することが
できる。
【0037】これまでに形成した構造上へ、即ち犠牲層
13′およびガラス基板11の表面に、第1絶縁層15
を蒸着し、該層の一部はあとでダイヤフラム15′にな
る。この絶縁層15は望ましくはSiO2からなり、プ
ラズマ化学蒸着法により適用され、かつたとえば3μm
の厚さを有する(図1のB−B線断面図である図2
(C)参照) 絶縁層15は、基板電極12′に続く縁区域110にお
いてさえ、ガラス基板11と強固な結合を形成する。こ
れは、図1に右下方に水平のハッチングを施した区域1
10によって示されている。相互接続路14および犠牲
層13′のオーバレイ部分の上方にはハッチングが存在
しない、それというのも絶縁層はここでエッチング除去
されるからである。
【0038】次に、これまでに形成した構造の全表面を
ホトレジスト層で覆う。該層中にホトレジストマスクを
形成し、その開口は、犠牲層13′に続く第1絶縁層1
5の縁区域に延びている、形成すべき頂部電極16′お
よび頂部電極16′に連結される、形成すべき第2相互
接続路17と合致する。次いで、頂部電極16′を含有
する第2金属層を、ホトレジストマスクの全表面に蒸着
する。次に、第2金属層のオーバレイ部分を有するホト
レジストマスクを、剥離工程によって除去する。これ
は、たとえばアセトン浴中で超音波の作用下に行なわれ
る。こうして、第2金属層のうち頂部電極16′および
相互接続路17が残留する(図1のB−B線断面図であ
る図2(D)参照)。
【0039】次いで、頂部電極16′および第2相互接
続路17によって覆われてない第1絶縁層15の部分を
エッチング除去して、なかんずく相互接続路14上方に
ある犠牲層13′の部分を露出する(図1のB−B線に
よる断面図を示す図2(E)参照)。第1絶縁層15が
SiO2からなる場合には、エッチングは望ましくはC
4−O2プラズマ中で実施される。
【0040】次に、犠牲層13′を横方向エッチングに
よって除去する。エッチングは、頂部電極16′の縁で
相互接続路14を覆う場所130においてはじまり、こ
の場所からエッチング剤は第1相互接続路14を覆う犠
牲層13′の部分をエッチング除去した後、ダイヤフラ
ム15′の下方へ侵入し、内部へエッチングし続ける。
【0041】こうして空洞が形成される、即ち上述の空
洞は基板電極12′およびダイヤフラム15′によって
分離されている(図1のA−A線による断面図である図
2(F)参照)。
【0042】ダイヤフラム15′を含有する第1絶縁層
に関してこの横方向エッチングの結果は、図1の右上方
に、絶縁層15の覆われてない部分を表わす垂直なハッ
チングを施した区域150によって示されている。ダイ
ヤフラム15′も相互接続路14のそれぞれの部分の上
方で露出されている。
【0043】最後に、空洞18を、側方に開いた個所1
30中で、構造の全表面に第2絶縁層19を真空中で蒸
着することによって気密に密封する。こうして密封した
後空洞を排気する、これは周知のように絶対圧センサに
とり重要である。
【0044】第2絶縁層19は絶対圧センサの保護層と
しても使用される(図1のB−B線による断面図を示す
図2(G)および図1のA−A線による断面図を示す図
2(H)参照)。
【0045】第2絶縁層19も、望ましくはSiO2
らなり、プラズマ化学蒸着法によって適用され、たとえ
ば3μmの厚さを有する。
【0046】上述したように、第2金属層のパターン形
成の間、第1金属層12のパターン形成の間と同様に、
頂部電極16′の延長部である相互接続路17はそのま
まである。図1に示したように、複数の絶対圧センサを
同時に製造し、電気的に並列に接続すべき場合には、垂
直方向に直径の反対側に配置されている、センサ1個に
つき2個の相互接続路17を設け、該接続路は個々の絶
対圧センサの頂部電極16′を相互接続し、頂部電極接
触パッド170に通じている。絶対圧センサをシングル
で使用すべき場合には、もちろん2つの相互接続路の1
つは省略することができる。
【0047】図1と比較可能な図3は、下記に説明する
ように、第2の方法実施形により製造された、本発明の
第1実施形による4つの実質的に方形の絶対圧センサア
レー20の平面図である。図3(A)において、絶対圧
センサの異なる層および部分は異なるハッチングにより
強調され、図3(B)は完成した絶対圧センサの平面図
を示す。
【0048】図4(A)〜(H)は、図3のA−A線に
よる断面図であって、連続する工程の結果を示す。
【0049】本発明の第2の方法実施形は、第1の方法
実施形と同様に、ガラス基板21ではじまり、その1つ
の表面だけが図4(A)〜(H)において、簡易化のた
め、それぞれの断面図の下縁として認めることができ
る。
【0050】ガラス基板21上に、たとえば蒸発によ
り、望ましくはクロムからなり、なかんずく形成すべき
基板電極22′を含有する第1金属層22を製造する。
クロム基板電極の厚さは、たとえば再び100nmであ
る。
【0051】第1金属層21は、完成した絶対圧センサ
の空洞28の高さを規定するパターン形成可能材料層2
3、望ましくはアルミニウム層で覆う。この層がアルミ
ニウムからなる場合、その厚さはたとえば500nmで
ある。これらの工程の結果は図4(A)に示されてい
る。
【0052】次に、パターン形成可能材料層23および
第1金属層22を、単一の第1ホトレジスト工程でエッ
チングして基板電極22、それと接続したコーナパッド
22、および基板電極およびコーナパッドと実際に合致
する犠牲層23′を同時に形成しかつガラス基板21の
表面区域を露出させることによってパターン形成する
(図4(C)参照)。
【0053】金属層22および材料層23のこの共通パ
ターン形成を、2つのエッチング工程、即ち(アルミニ
ウム)材料層23をエッチングするための第1エッチン
グ工程および(クロム)金属層22をエッチングするた
めの第2エッチング工程で、同じホトレジストマスクを
通して再び実施する。これら2つのエッチング工程の結
果は図4(B)および(C)にそれぞれ示されている。
【0054】本発明の第2工程において、図1における
と同様に、基板電極のための接触パッドを設けることが
でき;このパッドは図解の便宜上図3には示されていな
い。次の工程において、全表面上へ、ダイヤフラム2
5′を含有する第1絶縁層25を蒸着し、該層は基板電
極22′に隣接する4つの側方区域210においてさ
え、ガラス基板21の露出部分に強固に付着する。
【0055】この絶縁層25は望ましくは、プラズマ化
学蒸着によって蒸着したSiO2からなり、たとえば3
μmの厚さを有する(図4(D)参照)。上述した側方
区域210において、絶縁層25はガラス基板21と強
固な結合を形成する。
【0056】その後、犠牲層23′にエッチング剤を引
き続き供給するための開口230を、絶対圧センサのそ
れぞれ1つに属する4つのコーナパッド24の少なくと
も1部を覆う第1絶縁層25中へエッチングする。望ま
しくは、開口230をそれぞれ、直径の反対側の2つの
コーナパッド上に形成する(図4(E)および図3
(A)参照)。これらの図面においてはかかる開口23
0は左上方に市松模様がつけられており、それにより該
開口230が形成すべきダイヤフラム25′の外側で、
絶対圧センサの周辺部に蒸着されていることが明らかで
ある。
【0057】絶縁層25がSiO2からなる場合、エッ
チングは望ましくはCF4−O2プラズマ中で行なわれ
る。このエッチングの間、犠牲層23′はガラス基板が
表面でエッチングされるのを防止し;第1実施形におい
てはこの表面エッチングは許容される。
【0058】次に、全表面に蒸着したホトレジスト層中
にホトレジストマスクを形成する。マスクの開口は、一
方では、形成すべき頂部電極26′と合致し、他方で
は、頂部電極は26′と接続する水平および垂直の相互
接続路と合致し、(コーナパッド24に関係なく)基板
電極22′と整合している(図3(A)および(B)お
よび図4(F)中の斜めにハッチングを施した区域参
照)。
【0059】次に、ホトレジストマスクの全表面を、頂
部電極26′を含有する第2金属層で被覆する。その
後、上述した第1実施形におけるように、オーバレイ部
分を有するホトレジストマスクを剥離工程によって除去
する。こうして、第2金属層のうち、頂部電極26′お
よびそれと接続した相互接続路27が残留する(図4
(F)参照)。
【0060】次の工程において、犠牲層23′を開口2
30中での垂直エッチングおよびダイヤフラム25′下
方での側方エッチングによって形成する。基板電極2
2′およびダイヤフラム25′は空洞28によって分離
されている(図4(G)参照)。
【0061】最後に、開口230およびこうして空洞2
8を、第2絶縁層29を真空蒸着することにより気密に
密封する(図4(H)参照)。第2絶縁層29も、望ま
しくはSiO2からなり、プラズマ化学蒸着によって適
用され、たとえば3μmの厚さを有する。
【0062】図5(図1および図3よりもより概略的平
面図)は、下記に説明するような第3方法実施形によっ
て製造された本発明の第1実施形による4つの垂直な方
形絶対圧センサ30の配列を示す。
【0063】図6(A)〜(H)は、連続工程の結果を
示す図5のA−A線による断面図である。
【0064】本発明の第3方法実施形においては、単一
工程で蒸着した犠牲層の代りに、2工程で蒸着し、こう
して第1部分層33′および第2部分層33″からなる
犠牲層33を使用する。
【0065】それ故、形成すべき基板電極32′を含有
する金属層32をガラス基板31上に蒸着する(図6
(A)参照)。図6(A)〜(H)には図4(A)〜
(H)におけるようにガラス基板31の1つの表面のみ
が、それぞれの断面図の下縁として認めることができ
る。
【0066】この工程後、全表面を、なお形成すべき空
洞38の高さの最初の部分を規定しかつ形成すべき犠牲
層33の第1部分層33′を含有する第1パターン形成
可能材料層で被覆する。
【0067】次いで、第1材料層および第1金属層32
を、単一の第1ホトレジスト工程でパターン形成すると
同時に基板電極32′、それと結合した第1相互接続路
34、および基板電極および相互接続路と合致する第1
部分層33′を形成する。基板電極に対して使用した材
料がクロムであり、部分層材料がアルミニウムである場
合、これは適当なエッチング剤を、同じホトレジストマ
スクを通して適用することにより、第1方法実施形にお
けるように連続的に行なわれる。
【0068】その後、空洞38の高さの残部を規定す
る、形成すべき犠牲層33の第2部分層33″および直
径の反対側の2つのコーナ延長部310を含有する第2
パターン形成可能材料層を全表面に蒸着し、こうして第
2ホトレジスト工程により、第1部分層33′、従って
その下にある基板電極32′を完全に覆うようにパター
ン形成する(図6(C)参照)。こうして第2部分層3
3″は第1部分層33′および基板電極32′のまわり
に、ガラス基板31に強固に付着している被覆範囲33
1を有する。
【0069】この点で、ここで使用した“覆う”および
“被覆”は既に形成した構造上に蒸着した層が、この構
造の全周を超えてこの構造を支持する層上へ延びて、こ
の層に強固に付着することを意味する。
【0070】第2部分層33″は望ましくは第1部分層
よりも薄い。それ故、全犠牲層33は、図6Cに認める
ことができるように、段付である。
【0071】全表面上へ、ダイヤフラム35′を含有す
る第1絶縁層35を蒸着して(図5および図6(D)参
照)、この層が先行工程後になお露出しているガラス基
板31の範囲に強固に付着するようにする。第1絶縁層
35中に、犠牲層33にエッチング剤を引き続いて供給
するための開口330を、第2部分層33″の被覆範囲
331中のコーナ延長部310上にエッチングする(図
5および図6(E)参照)。 絶縁層35がSiO2
らなる場合にはエッチングは再び望ましくはCF4−O2
プラズマ中で実施する。このエッチング工程の間、第2
部分層が、ガラス基板が表面でエッチングされるのを防
止する。
【0072】次に、全表面にホトレジスト層中にホトレ
ジストマスクを形成する。その開口は、形成すべき頂部
電極36′およびそれと接続した第2相互接続路37と
合致し、基板電極32′と整合している。次いで、全ホ
トレジストマスクを、頂部電極36′および第2相互接
続路37を含有する第2金属層で覆う。次に、第2金属
層36のオーバーレイ部分を有するホトレジストマスク
を、剥離工程により除去する。これは図6(F)に示し
た構造を与える;頂部電極36′および第2相互接続路
37が残留する。
【0073】次いで、犠牲層33を、開口330を通し
て垂直エッチングおよび横方向エッチングすることによ
り除去して、犠牲層33の場所でダイヤフラム35′の
下方に空洞38が形成する。これは2工程で行なわれ、
その第1工程は開口330近くの第2部分層33″の一
部分のみを除去する。こうして、残留第2部分層33″
および第1部分層33′、つまり全犠牲層33を引き続
いてエッチングするためのエッチング路が形成する。こ
の工程の結果は図6(G)に認めることができる。
【0074】最後に、開口330、従って空洞38を、
真空中で第2絶縁層39を蒸着することにより気密に密
封する(図6(H)参照)。
【0075】図7(図1および3よりも一そう概略的平
面図)は、下記に説明するように、第4方法実施形によ
り製造される本発明の第1実施形による実質的に方形の
4つの絶対圧センサアレーを示す。図8(A)〜(H)
は、連続する工程の結果を説明する、図7のA−A線に
よる断面図である。
【0076】本発明の第4方法実施形においても、単一
工程で蒸着した犠牲層の代りに、2工程で蒸着し、こう
して第1部分層43′および第2部分層43″からなる
犠牲層43′が使用される。
【0077】それ故、形成すべき基板電極42′を含有
する第1金属層42を、ガラス基板41上に蒸着し、次
いで第1ホトレジスト工程によりパターン形成して、基
板電極42′およびそれと結合した第1相互接続路44
を形成する(図8(A)参照)。ガラス基板41のう
ち、1つの表面だけが図8a〜8hに、それぞれの断面
の下縁として認めることができる。
【0078】この工程後(形成すべき)空洞の高さの最
初の部分を規定しかつ形成すべき犠牲層43の第1部分
層43′を含有する第1パターン形成可能材料層を、全
表面に蒸着させ、こうして第2ホトレジスト工程によ
り、基板電極42′を完全に覆うようにパターン形成す
る(図7および図8(B)参照)。
【0079】(形成すべき)空洞48の高さの残部を規
定し、形成すべき犠牲層43の第2部分層43″を含有
する第2パターン形成可能材料層を、全表面に蒸着し、
こうして第3ホトレジスト工程により、第1部分層4
3′を完全に覆いかつ直径の反対側の2つのコーナ延長
部を有するようにパターン形成する(図7および図8
(C)参照)。こうして、第2部分層43″は第1部分
層43′のまわりに、ガラス基板に強固に付着している
被覆範囲431を有する。
【0080】望ましくは、第2部分層43″は第1部分
層よりも薄い。それ故、全犠牲層43はその高さが段状
になっている。
【0081】次に、ダイヤフラム45′を含有する第1
絶縁層45を、全表面に蒸着して(図7および図8
(D)参照)、先行工程後なお露出しているガラス基板
41の区域に強固に付着するようにする。第1絶縁層4
5中へ、犠牲層43へエッチング剤を引き続いて適用す
るための開口430を、第2部分層43″の被覆範囲4
30中のコーナ延長部上にエッチングする(図7および
図8(E)参照)。
【0082】絶縁層45がSiO2からなる場合、エッ
チングは望ましくはCF4−O2プラズマ中で実施され
る。このエッチングの間、第2部分層43″はガラス基
板が表面でエッチングされるのを防止する。
【0083】全表面に次いで蒸着したホトレジスト層中
に、その開口が形成すべき頂部電極46′およびそれと
接続した第2相互接続路47と合致しかつ基板電極4
2′と整合しているホトレジストマスクを形成する。
【0084】次いで、ホトレジストマスクの全表面を、
頂部電極46′および第2相互接続路47で被覆す
る。。次に、第2金属層のオーバレイ部分を有するホト
レジストマスクを剥離工程によって除去する。これは図
8(F)に示されている構造を生じ;頂部電極46′お
よび第2相互接続路47が残留する。
【0085】次いで、犠牲層43を、開口430を通し
て垂直エッチングおよび横方向エッチングすることによ
り除去して、犠牲層43の個所でダイヤフラム45′の
下に空洞48が形成する。これは2工程で行なわれ、そ
の第1工程は開口430近くの第2部分層43″の一部
だけを除去する。これは、残留する第2部分層43″お
よび第1部分層43′、つまり全犠牲層43を引き続い
てエッチングするためのエッチング路を形成する。この
工程の結果は図8(G)に認めることができる。
【0086】最後に、開口430、こうして空洞48
を、第2絶縁層49を真空中で蒸着することによって気
密に密封する(図8(H)参照)。
【0087】第3および第4方法実施形において、犠牲
層33および43をそれぞれ2つの部分層33′,3
3″および43′,43″に分割するのは、ガラス基板
31,41から犠牲層33,43への移行部で、絶縁層
35,45を、第1および第2方法実施形におけるよう
に、犠牲層の全高を覆う必要はなく、この高さは2つの
小さい工程に分割されているという利点を有する。従っ
て、これらの移行部におけるそれぞれの絶縁層35,4
5の厚さは一そう均一である。さらに、開口330,4
30は、第2方法実施形における開口230より良好に
気密に密封することができる(図3および図4参照)。
【0088】第1方法実施形は2つのホトレジストマス
クまたはホトレジスト工程を必要とし、第2方法実施形
は3つのホトレジストマスクまたはホトレジスト工程を
必要とし、第3方法実施形は4つのホトレジストマスク
またはホトレジスト工程を必要とし、第4方法実施形は
5つのホトレジストマスクまたはホトレジスト工程を必
要とする。
【0089】図9は、本発明の第2実施形による抵抗型
絶対圧センサ60の1実施形の概略上面図である。
【0090】抵抗型薄膜絶対圧センサ60はガラス基板
および気密に密封された空洞に接するダイヤフラム65
を有する。ダイヤフラム65は、空洞の縁のまわりで基
板に強固に付着している第1絶縁層の材料からなる。ダ
イヤフラムは空洞から遠く離れた側で、ピエゾ抵抗半ブ
リッジまたはピエゾ抵抗全ブリッジ、およびこのブリッ
ジおよびダイヤフラム65を完全に覆いかつダイヤフラ
ム下方の空洞を気密に密封する第2絶縁層を支持する。
【0091】図9には、4つのピエゾ抵抗611,61
2,613,614からなる全ブリッジ61が示されて
いる。相対するピエゾ抵抗は構造が同じであり、ピエゾ
抵抗611,613は、圧力が適用されたときに圧縮さ
れるダイヤフラム65の範囲内にあり、ピエゾ抵抗61
2,614は、圧力が適用された場合に膨脹するダイヤ
フラム65の範囲内にある。
【0092】ダイヤフラム65の縁において、4つのピ
エゾ抵抗は、相互接続路62によって相互に連結されて
全ブリッジを形成し、相互接続路はダイヤフラム65の
外部で基板上へ延びている。
【0093】本発明の第2実施形による絶対圧センサを
製造するためには、上記に説明した方法実施形を、次の
変更を加えて使用することができる:基板電極は必要で
ないので、基板電極を蒸着およびパターン形成する工程
は省略される。頂部電極を蒸着およびパターン形成する
工程の代りに、全または半ブリッジのピエゾ抵抗および
それの接続路を形成する。
【0094】本発明の上記説明を通して、言語および定
義の便宜上、用語“ダイヤフラム”は、頂部電極および
第2絶縁層のような他の層がその上に蒸着されるとして
も、パターン形成された第1絶縁層のみを意味する。も
ちろん、絶対圧センサのキャパシタンス−または抵抗−
圧力特性は、全ダイヤフラム構造とその全層のたわみ特
性によって決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1方法実施形により製造された、本発明の第
1実施形による4つの容量型絶対圧センサアレーの平面
【図2】図1に示すセンサの製造工程の説明図、(A)
は図1のA−A線断面図、(B)はB−B線断面図、
(C)はB−B線断面図、(D)はB−B線断面図、
(E)はB−B線断面図、(F)はA−A線断面図、
(G)はB−B線断面図、(H)はA−A線断面図
【図3】第2方法実施形により製造された、本発明の第
1実施形による4つの容量型絶対圧センサアレーの平面
図、(A)は図1と異なる層をハッチングで示し、
(B)は完成したセンサの平面図
【図4】図3に示すセンサの製造工程の説明図、(A)
〜(H)は図3のA−A線断面図
【図5】第3方法実施形により製造された、本発明の第
1実施形による4つの容量型絶対圧センサアレーの平面
【図6】図5に示すセンサの製造工程の説明図、(A)
〜(H)は図5のA−A線断面図
【図7】第4方法実施形により製造された、本発明の第
1実施形による4つの容量型絶対圧センサアレーの平面
【図8】図7に示すセンサの製造工程の説明図、(A)
〜(H)は図7のA−A断面図
【図9】本発明の第2実施形による抵抗型絶対圧センサ
の平面図
【符号の説明】
11,21,31,41 ガラス基板 12,22,32,42 第1金属層 12′,22′,32′,42′ 基板電極 13,23 パターン形成可能材料層 13′,23′,33,43 犠牲層 14,17,27,34,37,47 相互接続路 140 基板電極接触パッド 15,19,25,29,35,39,45,49
絶縁層 15′,25′,35′,45′,65 ダイヤフラ
ム 16′,26′,36′,46′ 頂部電極 18,28,38,48 空洞 170 頂部電極接触パッド 20,30,40,50,60 絶対圧センサ 24 コーナパッド 230,330 開口 20,30 絶対圧センサ 33′,33″,43′,43″ 部分層 310 コーナ延長部 611,612,613,614 ピエゾ抵抗
フロントページの続き (72)発明者 マソウド ハビビ ドイツ連邦共和国 シュトゥットガルト フリードリヒ−エーベルト−シュトラーセ 112 (72)発明者 エルンスト リューダー ドイツ連邦共和国 シュトゥットガルト カウルバッハヴェーク 3アー (72)発明者 トラウゴット カルファス ドイツ連邦共和国 グロースボトヴァール ゴーテンシュトラーセ 7 (72)発明者 フランク ヘーグナー ドイツ連邦共和国 レールラッハ クリシ ョナシュトラーセ 41 (72)発明者 ゲオルク シュナイダー ドイツ連邦共和国 ショプフハイム ター ルシュトラーセ 55

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースエレメントとしてガラス基板およ
    び気密に密封された空洞に接するダイヤフラムを包含
    し、 −ベースエレメントが、空洞側に、第1相互接続路また
    はそれから延びるコーナパッドを有する基板電極を支持
    し、 −ダイヤフラムは、空洞の縁でベースエレメントに少な
    くとも部分的に強固に付着している第1絶縁層の材料か
    らなり、 −ダイヤフラムは、空洞から遠く離れた側に、頂部電極
    および頂部電極およびダイヤフラムを完全に覆いかつ空
    洞を気密に密封する第2絶縁層を支持し、 −頂部電極は、それからダイヤフラムの外側で第1絶縁
    層上へ延びる第2相互接続路を有する、容量型絶対圧セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 ベースエレメントとしてガラス基板およ
    び気密に密封された空洞に接するダイヤフラムを包含
    し、 −ダイヤフラムが、空洞の縁のまわりでベースエレメン
    トに強固に付着している第1絶縁層の材料からなり、 −ダイヤフラムは、空洞から遠く離れた側に、ピエゾ抵
    抗半ブリッジまたはピエゾ抵抗全ブリッジおよびダイヤ
    フラムを完全に覆う第2絶縁層を支持し、 −ピエゾ抵抗半または全ブリッジが、それからダイヤフ
    ラムの外側でベースエレメント上へ延びるリード線を有
    する、抵抗型薄膜絶対圧センサ。
  3. 【請求項3】 ベースエレメントおよび気密に密封され
    た空洞に接するダイヤフラムを有する容量型絶対圧セン
    サを製造するための薄膜法において、記載の順序で、 a) ベースエレメントとして役立つガラス基板の全表
    面に形成すべき基板電極を含有する第1金属層を蒸着す
    る工程; b) 全表面に、空洞の高さを規定しかつ形成すべき犠
    牲層を含有するパターン形成可能材料層を蒸着する工
    程; c) パターン形成可能材料層および第1金属層を、単
    一の第1ホトレジスト工程で、基板電極、それと連結し
    た第1相互接続路、および実際に基板電極および第1相
    互接続路を同時に形成するためエッチングすることによ
    りパターン形成し、これによりガラス基板を部分的に露
    出する工程; d) 全表面に、ダイヤフラムを含有する第1絶縁層を
    蒸着し、第1絶縁層をc)工程で露出したガラス基板の
    範囲に、犠牲層に隣接する縁範囲においてさえ、強固に
    付着する工程; e) 全表面に蒸着したホトレジスト層中に、開口が、
    犠牲層に隣接する第1絶縁層の縁範囲上へ延びる、形成
    すべき頂部電極および頂部電極と連結した第2相互接続
    路と合致するホトレジストマスクを形成する工程; f) ホトレジストマスクの全表面に、頂部電極を含有
    する第2金属層を蒸着する工程; g) ホトレジストマスクを第2金属層のオーバレイ部
    分と共に剥離工程により除去する工程; h) 頂部電極および第2相互接続路により覆われてな
    い第1絶縁層の部分をエッチング除去する工程; i) 犠牲層を、第1相互接続路の上方にある部分から
    出発して、横方向エッチングによって除去する工程; k) 空洞を、全表面に第2絶縁層を真空中で蒸着する
    ことにより気密に密封する工程を包含する、容量型絶対
    圧センサを製造するための薄膜法。
  4. 【請求項4】 ベースエレメントおよび気密に密封され
    た空洞に接するダイヤフラムを有する容量型絶対圧セン
    サを製造するための薄膜法において、記載の順序で、 a) ベースエレメントとして役立つガラス基板の全表
    面に、基板電極を含有する第1金属層を蒸着する工程; b) 全表面に、空洞の高さを規定しかつ形成すべき犠
    牲層を含有するパターン形成可能材料層を蒸着する工
    程; c′) パターン形成可能材料層および第1金属層を、
    単一の第1ホトレジスト工程で、基板電極、それと連結
    したコーナパッド、および実際に基板電極およびコーナ
    パッドと合致する犠牲層を同時に形成するためエッチン
    グすることによりパターン形成する工程; d′) 全表面にダイヤフラムを含有する第1絶縁層を
    蒸着し、該絶縁層を、c′)工程で露出したガラス基板
    の範囲に、犠牲層に隣接する4つの横方向範囲において
    も、強固に付着しかつ引き続き犠牲層にエッチング剤を
    適用するため第1絶縁層中へ開口を、該開口が1つの絶
    対圧センサの4つのコーナパッドの少なくとも一部分の
    上方にあるようにエッチングする工程; f) ホトレジストマスクの全表面に頂部電極を含有す
    る第2金属層を蒸着する工程; g) ホトレジストマスクを第2金属層のオーバレイ部
    分と共に剥離工程により除去する工程; i′) 犠牲層を、開口を通して垂直エッチングおよび
    横方向エッチングによって除去する工程;および k′) 開口およびこうして空洞を、第2絶縁層を真空
    中で蒸着することによって気密に密封する工程を包含す
    る、容量型絶対圧センサを製造するための薄膜法。
  5. 【請求項5】 ベースエレメントおよび気密に密封され
    た空洞に接するダイヤフラムを有する容量型絶対圧セン
    サを製造するための薄膜法において、記載の順序で、 a) ベースエレメントとして役立つガラス基板の全表
    面に、形成すべき基板電極を含有する第1金属層を蒸着
    する工程; b″) 全表面に、空洞の高さの最初の部分を規定す
    る、形成すべき犠牲層の最初の部分層を含有する第1パ
    ターン形成可能材料層を蒸着する工程; c″) パターン形成可能材料層および第1金属層を、
    単一の第1ホトレジスト工程で、基板電極およびそれと
    連結した第1相互接続路、および実際に基板電極および
    第1相互接続路と合致する第1部分層を同時に形成する
    ためエッチングすることによりパターン形成する工程; c″′) 全表面に、空洞の残存する高さを規定しかつ
    形成すべき犠牲層の第2部分層および直径の反対側の2
    つのコーナ延長部を含有する第2パターン形成可能材料
    層を蒸着し、第2パターン形成可能材料層を第2ホトレ
    ジスト工程で、第1部分層を完全に覆うようにパターン
    形成する工程; d″) 全表面に、ダイヤフラムを含有する第1絶縁層
    を、該第1絶縁層が工程c″′)後になお露出している
    ガラス基板の範囲に強固に付着するように蒸着し、犠牲
    層にエッチング剤を引き続き適用するため第1絶縁層中
    へコーナ延長部上に開口をエッチングする工程; e″) 全表面に蒸着したホトレジスト層中に、開口が
    形成すべき頂部電極およびそれと連結した第2相互接続
    路と合致しかつ基板電極と整合するホトレジストマスク
    を形成する工程; f) ホトレジストマスクの全表面に、頂部電極を含有
    する第2金属層を蒸着する工程; g) ホトレジストマスクを第2金属層のオーバレイ部
    分と共に剥離工程により除去する工程; i″) 犠牲層を、開口を通して垂直エッチングおよび
    横方向エッチングすることにより除去する工程; k′) 開口および空洞を、第2絶縁層を真空中で蒸着
    することにより気密に密封する工程を包含する、容量型
    絶対圧センサを製造するための薄膜法。
  6. 【請求項6】 ベースエレメントおよび気密に密封され
    た空洞に接するダイヤフラムを有する容量型絶対圧セン
    サを製造するための薄膜法において、記載の順序で、 a′) ベースエレメントとして役立つガラス基板の全
    表面に、形成すべき基板電極を含有する第1金属層を蒸
    着し、該第1金属層を、基板電極およびそれと連結した
    第1相互接続路を形成するため、第1ホトレジスト工程
    でパターン形成する工程; b″′) 全表面に、空洞の高さの最初の部分を規定し
    かつ形成すべき犠牲層の第1部分層を含有する第1パタ
    ーン形成可能材料層を蒸着し、該第1パターン形成可能
    材料層を、第2ホトレジスト工程で、基板電極を完全に
    覆うようにパターン形成する工程; c″″) 全表面に、空洞の高さの残存部分を規定しか
    つ形成すべき犠牲層の第2部分層および直径の反対側に
    ある2つのコーナ延長部を含有する第2パターン形成可
    能材料層を蒸着し、該第2パターン形成可能材料層を第
    3ホトレジスト工程で、第1部分層を完全に覆うように
    パターン形成する工程; d″) 全表面に、ダイヤフラムを含有する第1絶縁層
    をエッチングして、該第1絶縁層がc″″)工程後にな
    お露出しているガラス基板の範囲に強固に付着するよう
    にし、かつ第1絶縁層中へコーナ延長部の上方に、犠牲
    層にエッチング剤を引き続き適用するため開口をエッチ
    ングする工程; e″) 全表面に蒸着したホトレジスト層中に、開口が
    形成すべき頂部電極およびそれと接続した第2相互接続
    路と合致しかつ基質電極と整合するホトレジストマスク
    を形成する工程; f) ホトレジストマスクの全表面に、頂部電極を含有
    する第2金属層を蒸着する工程; g) ホトレジストマスクを第2金属層のオーバレイ部
    分と共に剥離工程によって除去する工程; i′) 犠牲層を、開口を通して垂直エッチングおよび
    横方向エッチングによって除去する工程; k′) 開口、それと共に空洞を、第2絶縁層を真空蒸
    着することにより気密に密封する工程を包含する、容量
    型絶対圧センサを製造するための薄膜法。
  7. 【請求項7】 第1金属層および基板電極に使用される
    材料および/または第2金属層、それと共に頂部電極に
    使用される材料がクロムである、請求項3から6までの
    いずれか1項記載の薄膜法。
  8. 【請求項8】 材料層に使用される材料がアルミニウム
    である、請求項3から6までのいずれか1項記載の薄膜
    法。
  9. 【請求項9】 第1および第2絶縁層がSiO2からな
    り、プラズマ化学蒸着によって適用される、請求項3か
    ら6までのいずれか1項記載の薄膜法。
  10. 【請求項10】 頂部電極が第1絶縁層をパターン形成
    するためのマスクとして使用される、請求項3記載の薄
    膜法。
  11. 【請求項11】 犠牲層の第2部分層が犠牲層の第1部
    分層よりも薄い、請求項5または6記載の薄膜法。
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