JPH0783705A - 回転角検出装置 - Google Patents

回転角検出装置

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Publication number
JPH0783705A
JPH0783705A JP25226793A JP25226793A JPH0783705A JP H0783705 A JPH0783705 A JP H0783705A JP 25226793 A JP25226793 A JP 25226793A JP 25226793 A JP25226793 A JP 25226793A JP H0783705 A JPH0783705 A JP H0783705A
Authority
JP
Japan
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detection
light
optical sensor
detection unit
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP25226793A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kishimoto
光司 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、光学センサの設置スペースを従
来よりも縮小できるようにすることを目的とする。 【構成】 それぞれ複数の光検出領域としてのスリット
2,12,光非検出領域7,13からなる第1検出部1
1及び第2検出部14が回転板に形成され、このとき第
2検出部14のスリット12と第1検出部11の光非検
出領域7、第2検出部14の光非検出領域13と第1検
出部11のスリット2とがそれぞれ所定中心角の同一扇
形領域内に位置するように各検出部11,14が形成さ
れ、第1検出部11側の光学センサの投光位置A,Bと
第2検出部14側の光学センサの投光位置Cとが上記し
た所定中心角の同一扇形領域内に位置し、かつ各光学セ
ンサの検出信号の位相差が電気角で360゜を光学セン
サの個数で等分した値になるように各光学センサの投光
位置A,B,Cが設定されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータ制御等に用い
られモータの回転軸等に連動する円形回転板の回転角を
光学的に検出する回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般には、モータの制御等に用いられる
光学式の回転角検出装置は例えば図3,図4に示すよう
に構成されている。
【0003】即ち、図3に示すように、円形の回転板1
がモータの回転軸等に直接或いは間接的に結合され、回
転板1がモータの回転軸に連動するようになっており、
この回転板1の周端部にはその周縁の円形と同心円上に
光検出領域としてスリット2がそのスリット幅と同じ間
隔で規則的に形成されている。なお、図3において、3
は軸受である。
【0004】そして、このような回転板1に対し、図4
に示すように、駆動回路により点灯されるLED等の発
光素子4aと光ファイバ4bとからなる光送信モジュー
ル4が回転板1の一側に配設され、出力が増幅されて2
値化処理されるフォトダイオード等の光電変換素子5a
と光ファイバ5bとからなる光受信モジュール5が回転
板1の他側に配設され、これら両モジュール4,5によ
り光学センサ6が構成され、光ファイバ4bを介した発
光素子4aからの光が回転板1のスリット2の位置に投
光され、スリット2を通過した光が光ファイバ5bを介
して光電変換素子5aに受光されるように光学センサ6
が配置される。
【0005】このような構成において、回転板1が回転
すると、回転板1に投光された光がスリット2を通過す
るときには光電変換素子5aから検出信号として例えば
ハイレベル(以下Hという)の信号が出力され、回転板
1に投光された光がスリット2と次のスリット2との間
の板地部分である光非検出領域7(図3参照)に投光さ
れたときには、光電変換素子5aの出力はローレベル
(以下Lという)となり、回転板1の回転によりスリッ
ト2及び光非検出領域7に応じて光学センサ6の出力が
H,Lに交互に反転し、周期的にHのパルスが光学セン
サ6から出力されることになる。
【0006】従って、光学センサ6の出力パルスをカウ
ントすることによって、回転板1がどれくらい回転した
かを検出することができる。
【0007】ところが、光学センサ6が1個であると、
回転板1の回転方向の検出を行うことができず。しかも
検出精度も良くないため、光学センサ6を2個並設する
ことが考えられており、このとき両光学センサ6の投光
位置をその出力信号の位相差が電気角で90゜となるよ
うに設定した場合、回転方向の検出も可能となり、しか
も1個の場合に比べて検出精度も向上するが、投光位置
によっては両光学センサ6の出力が共にLとなる場合が
あり、これが光学センサ6の真の検出結果なのか、両光
学センサ6の故障によるものか判定できないことがあ
る。
【0008】一方、2個の光学センサ6の投光位置をそ
の出力信号の位相差が電気角で180゜となるように設
定すると、上記したように両光学センサ6の出力が共に
Lとなることはないため、光学センサ6の故障の判定は
可能であるが、回転板1の回転方向を検出することがで
きないという不都合が生じる。
【0009】そこで、特開平4−303709号公報に
示すように、少なくとも3個の光学センサを設けること
が考えられており、以下に3個の場合を例にとって説明
する。
【0010】いま、上記した光学センサ6と同じ構成の
3個の光学センサの投光位置A,B,Cを、図5(a)
に模式的に示すように、これら各光学センサからの検出
信号の位相差が電気角360゜を光学センサの個数で等
分,即ち3等分した120゜になるように各光学センサ
の投光位置A,B,Cを設定して各光学センサを配設す
る。ここで、図5(a)は回転板1の各スリット2を直
線状に展開した状態を示している。
【0011】そして、このような各光学センサからは回
転板1の回転により、図5(b),(c),(d)にそ
れぞれ示すような検出信号が出力され、各検出信号の
H,Lの組合わせが電気角で60゜の位相ごとに変化
し、電気角360゜の間に各検出信号の組み合わせパタ
ーンとして6つのパターン(イ),(ロ),(ハ),
(ニ),(ホ),(ヘ)が得られ、このパターンがどの
ように変化するかによって回転板1の回転方向がわか
り、現在の組合わせパターンが何であるかを識別するこ
とによって回転角が何度であるかを検出することができ
る。
【0012】このとき、電気角360゜は図3に示すよ
うに、1個のスリット2及び1個の光非検出領域7を含
む回転板1上の扇形の中心角である2θ(゜)の回転角
に相当するため、2θ/6の検出精度で回転角を検出す
ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うに3個の光学センサを設ける場合、各検出信号の位相
差が電気角で120゜ずつずれるように各光学センサの
投光位置A,B,Cを設定して各光学センサを配設しな
ければならず、各光学センサの設置スペースが広がると
いう不都合がある。
【0014】そこでこの発明は、上記の点に留意してな
されたものであり、光学センサの設置スペースを従来よ
りも縮小できるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転検出
装置は、円形回転板の周縁と同心の円上に等ピッチで光
検出領域と光非検出領域とを交互に複数ずつ設けて検出
部を形成し、発光素子と光ファイバとからなる光送信モ
ジュール、及び光ファイバと光電変換素子とからなる光
受信モジュールにより構成され、前記検出部に投光し前
記光検出領域,光非検出領域に応じてレベル反転する検
出信号を出力する光学センサを配設し、前記光学センサ
からの検出信号に基づいて前記回転板の回転角を検出す
る回転角検出装置において、前記検出部を第1検出部と
し、前記回転板の前記円と同心の他の円上に等ピッチで
光検出領域と光非検出領域とを交互に設けて第2検出部
を形成し、前記第2検出部の光検出領域と前記第1検出
部の光非検出領域とを前記回転板上の所定中心角の同一
扇形領域に位置せしめると共に、前記第2検出部の光非
検出領域と前記第1検出部の光検出領域とを前記回転板
上の前記所定中心角の同一扇形領域に位置せしめ、前記
第1検出部側に前記光学センサを複数個設けると共に、
前記第2検出部側に前記光学センサを少なくとも1個設
け、前記第1検出部側の前記光学センサによる投光位置
と前記第2検出部側の前記光学センサによる投光位置と
が前記回転板上の前記所定中心角の同一扇形領域に位置
し、かつ前記第1検出部側の前記光学センサの検出信号
及び前記第2検出部側の前記光学センサの検出信号の位
相差が電気角で360°を前記光学センサの全個数で等
分した値になるように前記各投光位置を設定したことを
特徴としている。
【0016】
【作用】この発明においては、それぞれ複数の光検出領
域,光非検出領域からなる第1検出部及び第2検出部が
回転板に形成され、このとき第2検出部の光検出領域と
第1検出部の光非検出領域、第2検出部の光非検出領域
と第1検出部の光検出領域とがそれぞれ所定中心角の同
一扇形領域内に位置するように各検出部が形成され、第
1検出部側の光学センサの投光位置と第2検出部側の光
学センサの投光位置とが上記した所定中心角の同一扇形
領域内に位置し、かつ各光学センサの検出信号の位相差
が電気角で360゜を光学センサの個数で等分した値に
なるように各センサの投光位置が設定されるため、従来
のように各光学センサの設置スペースが広がることもな
く、従来の約半分の設置スペースで済み、しかも各光学
センサから従来と同等の検出信号を得ることが可能にな
る。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の動作説明図、図
2は一部の正面図であり、これらの図において、図4な
いし図6と同一記号は同一のもの若しくは相当するもの
を示している。
【0018】そして、本実施例において、従来と相違す
るのは以下のような点である。
【0019】即ち、図2に示すように、図3に示す光検
出領域としての各スリット2及び各スリット2間の光非
検出領域7からなる第1検出部11のほかに、これと同
様に光検出領域としてのスリット12及びこのスリット
幅と同じ幅の各スリット12間の光非検出領域13から
なる第2検出部14を第1検出部11と同心円上に形成
し、このとき第2検出部14のスリット12と第1検出
部11の光非検出領域7とが回転板1上の中心角θの同
一扇形領域内に位置し、第2検出部14の光非検出領域
13と第1検出部11のスリット2とが回転板1上の中
心角θの同一扇形領域に位置するように各スリット2,
12を形成している。
【0020】そして、図5に示す投光位置A,B,Cの
3個の光学センサのうち、投光位置Cの光学センサを第
2検出部14側に配設し、図1(a)及び図2中の×印
に示すように、第1検出部11側の光学センサの投光位
置A,Bと第2検出部14側の光学センサの投光位置C
とが回転板1上の中心角θの同一扇形領域に位置し、か
つ各光学センサの検出信号の位相差が、図1(b),
(c),(d)に示すように電気角で360゜を3等分
した値になるように、各光学センサの投光位置A,B,
Cを設定している。
【0021】このように、各光学センサを配設すること
により、図1(b),(c),(d)に示すように、各
光学センサの検出信号のH,Lの組合わせが電気角で6
0゜の位相ごとに変化し、図5の場合と同様、電気角3
60゜の間に各検出信号の組合わせパターンとして6つ
のパターン(イ),(ロ),(ハ),(ニ),(ホ),
(ヘ)が得られる。
【0022】従って、光学センサの設置スペースは従来
の半分で済み、各光学センサからの検出信号のパターン
から回転板1の回転方向及び回転角度を検出することが
できる。
【0023】なお、上記実施例では、光検出領域をスリ
ットとし、光学センサを透過型の構成とした場合につい
て説明したが、光検出領域を光反射部材により構成し、
光学センサを反射型の構成としてもよいのは勿論であ
る。
【0024】また、光学センサの個数は上記した3個に
限るものではなく、4個以上であってもよい。
【0025】さらに、上記実施例の第1,第2検出部1
1,14の位置関係が相互に入れ換わっていてもよいの
は言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第2
検出部の光検出領域と第1検出部の光非検出領域、第2
検出部の光非検出領域と第1検出部の光検出領域とがそ
れぞれ所定中心角の同一扇形領域内に位置するように各
検出部を形成し、第1検出部側の光学センサの投光位置
と第2検出部側の光学センサの投光位置とが上記した所
定中心角の同一扇形領域内に位置し、かつ各光学センサ
の検出信号の位相差が電気角で360゜を光学センサの
個数で等分した値になるように各光学センサの投光位置
を設定するため、従来のように各光学センサの設置スペ
ースが広がることもなく、従来の約半分の設置スペース
で済み、しかも各光学センサから従来と同等の検出信号
を得ることが可能になり、モータの制御等に極めて有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の動作説明図である。
【図2】一実施例の一部の正面図である。
【図3】従来例の一部の正面図である。
【図4】同上の検出系の概略図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 回転板 2,12 スリット(光検出領域) 7,13 光非検出領域 11 第1検出部 14 第2検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形回転板の周縁と同心の円上に等ピッ
    チで光検出領域と光非検出領域とを交互に複数ずつ設け
    て検出部を形成し、発光素子と光ファイバとからなる光
    送信モジュール、及び光ファイバと光電変換素子とから
    なる光受信モジュールにより構成され、前記検出部に投
    光し前記光検出領域,光非検出領域に応じてレベル反転
    する検出信号を出力する光学センサを配設し、前記光学
    センサからの検出信号に基づいて前記回転板の回転角を
    検出する回転角検出装置において、 前記検出部を第1検出部とし、 前記回転板の前記円と同心の他の円上に等ピッチで光検
    出領域と光非検出領域とを交互に設けて第2検出部を形
    成し、前記第2検出部の光検出領域と前記第1検出部の
    光非検出領域とを前記回転板上の所定中心角の同一扇形
    領域に位置せしめると共に、前記第2検出部の光非検出
    領域と前記第1検出部の光検出領域とを前記回転板上の
    前記所定中心角の同一扇形領域に位置せしめ、前記第1
    検出部側に前記光学センサを複数個設けると共に、前記
    第2検出部側に前記光学センサを少なくとも1個設け、
    前記第1検出部側の前記光学センサによる投光位置と前
    記第2検出部側の前記光学センサによる投光位置とが前
    記回転板上の前記所定中心角の同一扇形領域に位置し、
    かつ前記第1検出部側の前記光学センサの検出信号及び
    前記第2検出部側の前記光学センサの検出信号の位相差
    が電気角で360°を前記光学センサの全個数で等分し
    た値になるように前記各投光位置を設定したことを特徴
    とする回転角検出装置。
JP25226793A 1993-09-14 1993-09-14 回転角検出装置 Pending JPH0783705A (ja)

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JP (1) JPH0783705A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101011348B1 (ko) * 2002-10-10 2011-01-28 로베르트 보쉬 게엠베하 운동 또는 회전각 검출용 센서 장치의 틸팅각 보상 방법

Cited By (1)

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KR101011348B1 (ko) * 2002-10-10 2011-01-28 로베르트 보쉬 게엠베하 운동 또는 회전각 검출용 센서 장치의 틸팅각 보상 방법

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