JPH0782088B2 - トランスポンダ装置 - Google Patents

トランスポンダ装置

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JPH0782088B2
JPH0782088B2 JP20670189A JP20670189A JPH0782088B2 JP H0782088 B2 JPH0782088 B2 JP H0782088B2 JP 20670189 A JP20670189 A JP 20670189A JP 20670189 A JP20670189 A JP 20670189A JP H0782088 B2 JPH0782088 B2 JP H0782088B2
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正康 西崎
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、近距離航法援助システムである距離測定装置
(DME装置)又はタカン装置のトランスポンダ装置に関
する。
〔従来の技術〕
DME装置及びタカン装置は、インタロゲータ(機上装
置)とトランスポンダ装置(地上装置)から構成され、
航行中の航空機に対して地上局からの距離情報を与える
ものである。距離情報は、インタロゲータからの質問パ
ルスをトランスポンダ装置が受信し、所定の遅延時間
(Xモード:50μs,Yモード56μs)後に応答パルスを送
信し、インタロゲータで応答パルスを受信するまでの時
間で与えられる。したがって、インタロゲータが指定周
波数の地上局を選択した場合、他の地上局は応答しない
よう厳しく規定(最低受信感度より75dB強い質問パルス
に対して70%以上応答しないこと)されており、そのチ
ャンネル周波数は962〜1213MHzにおいて1MHzステップで
与えられXとYモード合わせて252チャンネルを有して
いる。
このように厳しく規定された地上局のトランスポンダ装
置の一例が、第3図に示されている。また、そのタイミ
ング図が第4図に示されている。第3図に示されるよう
に、この従来のトランスポンダ装置40は、空中線10と接
続されている。インタロゲータからの質問パルスは、空
中線10で捕捉され、トランスポンダ装置40に送られる。
この質問パルスは、トランスポンダ装置40のデュープレ
クサ41と、7MHz程度の帯域を有する空洞共振器のバンド
パスフィルタ42とを経て、ミキサ43で局部発振周波数と
ミキシングされ、63MHzの中間周波信号mとなる。この
中間周波信号mが、第4図(A)に示されている。中間
周波増幅器44は、中間周波信号mを所定レベルまで増幅
した後、フェリスディスクリミネータと呼ばれる狭帯域
検波を行い、第4図(A)に示されるビデオ信号nを発
生する。デコーダ46は、ビデオ信号nから規定パルス間
隔(Xモード:12μs,Yモード36μs)を有する信号のみ
をデコードし、第4図(A)に示されるデコード出力p
を出力する。デコード出力pは、所定の遅延時間を与え
る遅延回路47と、符号化を行うコーダー48と、送信機49
とを経て、応答パルスとして空中線10から放射される。
このようにして、指定チャンネル周波数入力の場合に、
応答が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のトランスポンダ装置、例えば第3図に示
されるトランスポンダ装置40に、指定以外のチャンネル
周波数の質問パルスが入力されるときがある。このとき
に、レベルが小さいと第4図(B)に示されるように、
フェリスディスクリミネータにより指定チャンネル周波
数の成分より指定チャンネル以外の成分が大きくなるた
め、ビデオ出力は抑圧される。しかし、レベルが大きく
なると中間周波増幅器44が飽和し、その出力は多くの高
調波を含む。したがって、フェリスディスクリミネータ
のビデオ信号nには、第4図(B)に示すように、質問
パルスの立ち上り及び立ち下り部分に指定チャンネル周
波数に同調した幅の狭いパルス(1.5μs以下)が発生
し、これかトリガリングレベル以上になるため、デコー
ダ46によってデコードされデコード出力pが発生する。
このように、従来のトランスポンダ装置では、指定チャ
ンネル以外の強いパルスが印加されると、中間周波増幅
器が飽和し、高調波を発生することによって、パルスの
立ち上り及び立ち下り部分に幅の狭いビデオ出力が発生
しデコードされる。このデコードを抑圧するのに、バン
ドパスフィルタ,中間周波増幅器のフェリスディスクリ
ミネータの帯域調整及びデコーダのトリガリングレベル
の調整を繰り返して行わなければならない。また、調整
が難しく時間がかかる。さらに、機材によっては、規定
の抑圧度が得られないという欠点がある。
本発明の目的は、このような欠点を除去し、調整が容易
で抑圧度の改善ができるトランスポンダ装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、指定チャンネル周波数の質問信号が入力され
るとビデオ信号を出力する受信部と、このビデオ信号に
基づいてデコード信号を出力するデコード部と、入力さ
れるデコード信号に対応する応答信号を出力する送信部
とを備え、指定以外のチャンネル周波数の、レベルの大
きい質問信号が入力されると、前記受信部が前記ビデオ
信号のパルス幅よりもパルス幅の狭いビデオ信号を出力
し、前記デコード部がこのパルス幅の狭いビデオ信号に
基づいてデコード信号を出力するトランスポンダ装置で
あって、 前記受信部が出力する、前記パルス幅の狭いビデオ信号
を検出して切換信号を出力する切換部と、 前記デコード部から前記送信部へ出力される、前記パル
ス幅の狭いビデオ信号に基づくデコード信号の通過を、
前記切換部からの切換信号により阻止するデート部とを
有することを特徴としている。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
本実施例であるトランスポンダ装置20は、第1図(A)
に示されるように、空中線10と接続されており、デュー
プレクサ21と、バンドパスフィルタ22と、ミキサ23と、
中間周波増幅器24と、自動利得調整器25と、デコーダ2
6,32と、遅延回路27,35と、コーダー28と、送信機29
と、パルス幅検出器31と、切換器33と、レベル比較器34
と、ゲート回路36とで構成されている。
このような構成のトランスポンダ装置20では、バンドパ
スフィルタ22は、空中線10からの信号をデュープレクサ
21を経由して受け取り、ミキサ23へ送る。
ミキサ23は、バンドパスフィルタ22からの信号を局部発
振周波数とミキシングし、中波周波信号aを生成する。
中間周波増幅器24は、自動利得調整器25と接続され、ミ
キサ23からの中間周波信号aを増幅して検波する。そし
て、ビデオ信号bと検波出力gとを出力する。
デコーダ26は、中間周波増幅器24からのビデオ信号bを
デコードし、デコード出力cを自動利得調整器25と遅延
回路35とに出力する。
遅延回路35は、デコーダ26からのデコード出力cを遅延
する。
ゲート回路36は、遅延回路35からのデコード出力dを、
切換器33からの出力iに基づいて通過させる。
遅延回路27は、ゲート回路36からのゲート出力jを遅延
する。
コーダー28は、遅延回路27からの信号を符号化する。
送信機29は、コーダー28からの信号を、デュープレクサ
21を経由して、空中線10に応答パルスとして出力する。
パルス幅検出器31は、中間周波増幅器24からのビデオ信
号bを入力とし、一定のパルス幅以上で動作する。
デコーダ32は、パルス幅検出器31からのパルス波形eに
おける一対のパルス間隔の信号を検出する。
切換器33は、レベル比較器34の出力hによって信号の切
換えを行う。すなわち、切換器33は、第1図(B)に示
されるように、レベル比較器34からの出力hによって、
デコーダ32からの出力波形fと、電源の+Vの電圧とを
切り換えて、出力iとしてゲート回路36に出力する。
レベル比較器34は、中間周波増幅器24からの検波出力g
の大きさを比較して出力hを切換器33に出力する。
次に、このトランスポンダ装置20の動作を、第2図のタ
イミング図を参照して説明する。
インタロゲータからの質問パルスは、空中線10で捕捉さ
れ、トランスポンダ装置20に送られる。この質問パルス
は、トランスポンダ装置20のデュープレクサ21と、7MHz
程度の帯域を有する空洞共振器のバンドパスフィルタ22
とを経て、ミキサ23で局部発振周波数とミキシングさ
れ、63MHzの中間周波信号aとなる。この中間周波信号
aが、第2図(A)に示されている。中間周波増幅器24
は、中間周波信号aを所定レベルまで増幅した後、フェ
リスディスクリミネータと呼ばれる狭帯域検波を行い、
第2図(A)に示されるビデオ信号bを発生する。デコ
ーダ26はビデオ信号bから規定パルス間隔(Xモード:1
2μs,Yモード36μs)を有する信号のみをデコードし、
第2図(A)に示されるデコード出力cを出力する。信
号の有意性を決めていたデコーダ26のデコード出力c
は、デコーダ32のデコーダ出力fとのタイミングを調整
する遅延回路35を経て第2図(A)に示されるデコード
出力dとなる。このデコーダ出力dは、ゲート回路36に
入力される。
一方、パルス幅検出器31は、中間周波増幅器24のフェリ
スディスクリミネータ出力波形、すなわちビデオ信号b
が一定パルス幅(例えば2μs)以上ある場合、第2図
(A)に示される一定のパルス波形eを出力するよう動
作する。しかし、中間周波増幅器24のビデオ信号bが第
2図(B)のように一定パルス幅より狭い(波形が割れ
ると一定パルス幅が得られない)場合、パルス波形eは
発生しない。パルス幅検出器31のパルス波形eは、信号
の有意性を決めるデコーダ32により有意性が判定され、
有意性が得られれば出力波形fを出力する。また、第2
図(B)に示されるように、レベルの大きい、指定以外
のチャンネル周波数の質問パルスの場合、パルス幅検出
器31からパルス波形eが出力されないので、デコーダ32
は、出力波形fを出力しない。
また、中間周波信号aを検波してビデオ信号bを出力す
る中間周波増幅器24の検波出力gのレベルが大きい(中
間周波増幅器24のフェリスディスクリミネータが飽和す
るレベル)と、レベル比較器34は、基準レベル(REF)
と比較して、一定のパルス幅の出力hを出力する。レベ
ル比較器34では、パルス幅は一対のパルス間隔以上に設
定されるため、コードパルスが入力された場合、第2図
の出力hに示すように連続したパルスとなる。このパル
ス出力hは、切換器33において、+Vの電源レベル(H
レベル)とデコーダ32の出力波形fとをパルス出力があ
るとき、切換器33の出力iを出力波形fに切り換える。
したがって、印加される入力レベルが小さい場合、デコ
ード出力dをゲート回路36は常に通過するよう動作する
が、入力レベルが大きいとデコーダ32の出力波形fによ
って決定されることになり、出力波形fにパルスがある
ときゲートは通過となるよう動作する。すなわち、指定
以外のチャンネル周波数で大きいレベルの入力が印加さ
れると、デコーダ26はデコード出力cを発生するが、パ
ルス幅検出器31はパルス出力eを発生しないため、デコ
ード出力cはゲート回路36において抑圧されることにな
る。
ゲート回路36のゲート出力jは、所定の遅延時間を与え
る遅延回路27と、符号化を行うコーダー28と、送信機29
とを経て、応答パルスとして空中線10から放射される。
このように、本実施例のトランスポンダ装置は、従来の
トランスポンダ装置に、一定のパルス幅以上で動作する
パルス幅検出器と、入力信号の大きさを比較するレベル
比較器と、一対のパルス間隔の信号を検出するデコーダ
と、レベル比較器の出力によって信号の切換えを行う切
換器と、入力信号のタイミングを計り切換器の出力とか
ら信号の判定を行う遅延回路及びゲート回路とを付加し
ている。これにより、指定以外のチャンネル周波数にお
けるデコード抑圧度を改善している。
なお、参考までに従来技術において、中間周波増幅器と
デコーダの間にパルス幅検出器を挿入すると、受信機ノ
イズからもデコード出力を得ているため、パルス幅制限
を受けた分、自動利得調整器が利得を上げ、レベルが上
がり、スライスするパルスの幅が広くなり、単にノイズ
レベルの大きさをシフトするだけで全く改善されないこ
とに留意したい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、指定以外のチャ
ンネル周波数入力のデコード抑圧度において、調整が容
易で抑圧度の大幅改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、 第2図は、第1図の実施例の波形及び時間関係を示すタ
イミング図、 第3図は、従来のトランスポンダ装置の一例を示すブロ
ック図、 第4図は、第3図のトランスポンダ装置のタイミング図
である。 10……空中線 20……トランスポンダ装置 21……デュープレクサ 22……バンドパスフィルタ 23……ミキサ 24……中間周波増幅器 25……自動利得調整器 26……デコーダ 27……遅延回路 28……コーダー 29……送信機 31……パルス幅検出器 32……デコーダ 33……切換器 34……レベル比較器 35……遅延回路 36……ゲート回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指定チャンネル周波数の質問信号が入力さ
    れるとビデオ信号を出力する受信部と、このビデオ信号
    に基づいてデコード信号を出力するデコード部と、入力
    されるデコード信号に対応する応答信号を出力する送信
    部とを備え、指定以外のチャンネル周波数の、レベルの
    大きい質問信号が入力されると、前記受信部が前記ビデ
    オ信号のパルス幅よりもパルス幅の狭いビデオ信号を出
    力し、前記デコード部がこのパルス幅の狭いビデオ信号
    に基づいてデコード信号を出力するトランスポンダ装置
    であって、 前記受信部が出力する、前記パルス幅の狭いビデオ信号
    を検出して切換信号を出力する切換部と、 前記デコード部から前記送信部へ出力される、前記パル
    ス幅の狭いビデオ信号に基づくデコード信号の通過を、
    前記切換部からの切換信号により阻止するゲート部とを
    有することを特徴とするトランスポンダ装置。
JP20670189A 1989-08-11 1989-08-11 トランスポンダ装置 Expired - Lifetime JPH0782088B2 (ja)

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JP2010164381A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Toshiba Corp パルス検出装置及びパルス検出方法
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