JPH078172A - コンチェ並びにこのコンチェの使用方法 - Google Patents

コンチェ並びにこのコンチェの使用方法

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JPH078172A
JPH078172A JP6065180A JP6518094A JPH078172A JP H078172 A JPH078172 A JP H078172A JP 6065180 A JP6065180 A JP 6065180A JP 6518094 A JP6518094 A JP 6518094A JP H078172 A JPH078172 A JP H078172A
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JP
Japan
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rotor shaft
conche
chocolate paste
processing chambers
processing
Prior art date
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JP6065180A
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English (en)
Inventor
Kurt Muentener
クルト・ミユンテナー
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Richard Frisse GmbH
Original Assignee
Richard Frisse GmbH
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G1/00Cocoa; Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor
    • A23G1/04Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of cocoa or cocoa products
    • A23G1/16Circular conches, i.e. rollers being displaced on a closed or circular rolling circuit
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G1/00Cocoa; Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor
    • A23G1/04Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of cocoa or cocoa products
    • A23G1/10Mixing apparatus; Roller mills for preparing chocolate
    • A23G1/12Chocolate-refining mills, i.e. roll refiners
    • A23G1/125Conches

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンチェおよびその使用方法を提供するこ
と。 【構成】 同じ配合或いは異なる配合のチョコレートペ
ーストを別々に磨砕捏加するために、槽本体1の中に、
それぞれ少なくとも一つの装填口22〜25と少なくと
もそれぞれ一つの排出口とを備えた少なくとも二つの処
理室13〜16が設けられており、その際この処理室の
間ではチョコレートペーストの入り交じりが行われるこ
とがないように、そして全ての処理室の精練加工具が少
なくとも一つの共通のロータ軸4a、4b、4cに固定
されていてかつ共通の駆動機構8により駆動されるよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、槽本体を備えており、
この槽本体内に加工具アームが設けられている少なくと
も一つのロータ軸がその軸を中心にして回転するように
設けられている様式の、チョコレートペーストの磨砕捏
加用コンチェに関する。
【0002】更に本発明は、槽本体を備えており、この
槽本体内に加工具アームが設けられている少なくとも一
つのロータ軸がその軸を中心にして回転するように設け
られている様式の、チョコレートペーストの磨砕捏加用
コンチェを使用してチョコレートペーストをバッチ式に
精練する方法に関する。
【0003】
【従来の技術】コンチェはチョコレートペーストを精練
するために、例えばチョコレートペーストをロールミル
で加工した後で使用される。同一配合を大量に製造する
場合には連続式コンチェ又は大容量のバッチ式コンチェ
を使用することができるが、コンチェの槽には最少の充
填量まで材料を満たさなければならないので、少量のバ
ッチの製造には小型のバッチ式コンチェがどうしても必
要である。
【0004】大抵のチョコレートメーカーは種々の配合
のチョコレートを製造している。いくつかの専門企業は
200種までの配合を使用しているが、その大部分の配
合の所要量は僅かである。少量製造する配合の他に、ミ
ルクチョコレート、ブラック及びホワイトチョコレート
は一般に大量に生産される。種々のチョコレートを種々
の量で最少の作業コストで製造するためには、小型並び
に大型又は連続式のコンチェを設置しなければならない
が、それには多額の投資と大きな床面積とを必要とする
ので、作業コスト低減の利点がこれで相殺される結果と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、種々
の配合のチョコレートペーストの少量並びに大量の生産
に最適に使用できる、所要床面積と投資額の少ないコン
チェを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は少なくとも一つのロータ軸とただ一つの駆動機構
とを備えだコンチェを、ロータの回転軸線にに対して横
方向に少なくとも一つの隔壁により少なくとも二つの処
理室に分けることによって達成される。
【0007】各処理室には少なくとも一つの装填口と少
なくとも一つの排出口とが設けてある。各処理室は隔壁
により、処理室の間でチョコレートペーストの入り交じ
りが全く行われないように形成される。各処理室では、
精練加工具が少なくとも一つの共通のロータ軸に固定さ
れている。ロータ軸を回転させた場合、各処理室の加工
具がその処理室の中のチョコレートペーストを磨砕し捏
加する。ある処理室の中にチョコレートペーストが入っ
ていなければ、この処理室の加工具は抵抗なしで回転す
る。
【0008】本発明のコンチェの利点は、例えば二つの
処理室の場合に、両方の処理室で同じ配合又は異なる配
合を精練できる点にある。即ち、一つの配合の量が多い
場合には、このコンチェを大容量の1台のコンチェとし
て、量の少ない二つの配合では半分の容量の2台のコン
チェとして使用する。従って本発明のコンチェの場合の
設備費は2台の別個のコンチェによる方法に比べて遙か
に少なくなる。即ち、本発明のコンチェでは軸受ユニッ
トは槽本体の両端にあるだけで駆動機構も1基だけであ
るが、2台の別個のコンチェの場合には2倍の軸受ユニ
ットと駆動機構とが必要になる。
【0009】例えば4個或いは6個の処理室を備えたコ
ンチェでは、その使用可能性は著しく多様性を増し、そ
の場合にも軸受ユニットの数を増やす必要はなく、駆動
機構も1基でよい。チョコレートペーストを個々の処理
室毎に時間を換えて装填し、又これから排出できるの
で、異なる配合をその予備調製が終る毎に直ちにコンチ
ェの中に装填することができる。従って例えば一つの秤
量装置とロールミルにより調製された少量の種々の配合
を次々に実質的に直ちにこのコンチェに装填して精練す
ることが可能であり、量の多い場合はこれを必要数の処
理室に分ければよい。
【0010】本発明のコンチェは量的にも時間的経過に
おいても、その全体及び一部の容量を最適にかつ多様に
活用することができる。種々の配合を種々の量で平行し
て精練することが可能なため、全体の生産行程が短縮さ
れる。この利点はしかも最少の設備費により達成され
る。
【0011】本発明のコンチェの他の利点は、種々の処
理室への装填を時間的にずらして行うことにより得られ
る。これにより各処理室内のチョコレートペーストの粘
度の状態は一様でなくなり、これはまちまちの動力の消
費量或いはまちまちの駆動の負荷に相当する。すべての
処理室の全体の動力消費量は個々の処理室の動力消費量
の平均値である。この平均値は全精練時間を通じて、同
時に装填した一つのチョコレートペーストの場合に生じ
得る最大動力消費量よりも明らかに小さい。これは、精
練の場合最初の段階で動力消費量が増加し、短時間最大
値を示してから徐々に最少値まで減少するためである。
本発明のコンチェの各処理室での精練過程を時間的にず
らせばこれが最大動力消費量の範囲を次々に通過するの
で、全体の最大動力消費量は個々の処理室の最大動力消
費量の和よりも小さくなる。
【0012】ロータ軸の回転数は実質的にこれをある一
定の値に維持するか、或いは少なくとも一つの処理室の
チョコレートペーストの状態またはすべての処理室の全
動力消費量或いは駆動出力に依存して制御することがで
きる。必要があれば駆動出力を一様にするために出力の
減少又は増加に応じて回転数を増やしたり減らしたりし
てもよい。
【0013】異なる処理室でのチョコレートペーストは
一般にその処理室内でそれぞれ異なる滞留時間を示すの
で、負荷(従って電動機の電流消費量)はチョコレート
ペーストが入っている処理室の数によって左右されるよ
うになる。そのために起こり得る誤制御を避けるため、
普通プロセッサを備えた電動機の制御装置に、材料の入
った処理室の数に相当する信号を送るようにするのが有
利である。この信号を各処理室に配置したレベルセンサ
(例えば上部に設けた超音波レンジフアインダ)によっ
て送るか、或いは作業が行われている処理室の数を入力
するための該当する手動スイッチ又は各処理室のそれぞ
れの排出口の閉鎖ユニットと連動するスイッチによって
送るのが合目的である。閉鎖ユニットと連動するスイッ
チの場合には、このスイッチの後に時限素子を接続し
て、排出の状態になった処理室の排出口の閉鎖ユニット
を開いてから完全に(又は少なくともその一部が)空に
なるまでの時間に相当するようにその時定数を定めるの
が有効である。
【0014】各処理室があまり狭くならないように、コ
ンチェが特に槽の深さと幅よりも大きい槽の全長を有し
ているのが有利である。隔壁には少なくとも一つのロー
タ軸用の貫通孔がある。ロータ軸は負荷を受けてその回
転軸線に対して横方向に振れることがあるので、この孔
を充分大きくして、ロータ軸と孔の縁部とが擦れ合って
摩耗しないようにする。ロータ軸の軸受を隔壁に設ける
ことにより、軸受の数の増大とチョコレートペーストに
対する軸受のシールのような不必要な技術的問題を生ず
るので、本発明のコンチェではここには軸受が設けられ
ておらず、単に封隙体を設けて、チョコレートペースト
が隔壁の孔内に溢流しなように構成されている。
【0015】封隙体としては、一方を隔壁に他方をロー
タ軸に嵌めた加圧リングに密に接触するようにした皿ば
ねを用いるのが有利である。最少可能の滑り速度を有す
る滑り封隙が達せられるように、皿ばねを特に隔壁に固
定し、その接触範囲が回転軸線に対して実質的に垂直な
押圧リングの滑り領域上を滑るように構成する。その際
ロータ軸がその回転軸線に対して横方向に最大の振れを
生じた場合にも、皿ばねの接触範囲が加圧リングの滑り
領域の上で封隙状態が維持されるように、この滑り領域
を半径方向に大きくする。もちろん他の任意の封隙体を
用いることができるが。その場合、この封隙体は余り磨
耗することなく充分な封隙効果を達することができ、か
つロータ軸の横方向の振れを許容するものでなければな
らない。このような封隙体は各隔壁の片側だけに或いは
両側に設けることが可能である。
【0016】各処理室での精練を異なる調温の下で実施
できるように、それぞれ別個の冷却用又は加熱用の循環
系を設けるのが有利である。少なくとも各処理室の槽壁
には冷却媒体或いは加熱媒体用の間隙が形成されてい
る。更に各隔壁の隣接する処理室に向いた両方の側にも
間隙を設け、これを該当する処理室の冷却用又は加熱用
の循環系と接続するのが有利である。こうして各処理室
の全チョコレートペーストの温度を所要の温度範囲に維
持することが可能になる。
【0017】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳細に説明する。
【0018】
【実施例】図1の本発明のコンチェは、本質的に両方の
端面2と3と槽の長手の方向で設けられている少なくと
も一つのローター軸4を有する縦長の槽本体1とを備え
ている。特に精練加工具5を取り付けた3本の平行なロ
ータ軸4a、4b、4cが設けられている。これらのロ
ータ軸4a、4b、4cを支持するために、槽の両側の
端面2と3とにそれぞれ軸受ュニット6a、6b、6c
及び7a、7b、7cが設けられている。これらのロー
タ軸は駆動機構8により伝達装置9を介して駆動され
る。
【0019】槽本体1はロータ軸の回転軸線に対して横
方向が設けられている少なくとも一つ、特に三つの隔壁
10、11、12により少なくとも二つ、特に四つの処
理室13、14、15、16に区画されている。各処理
室13〜16にはロータ軸に固定して精練加工具5が設
けられている。各隔壁はそれぞれのロータ軸用の切通し
17が設けてあり、この切通しはロータ軸の横方向の振
れに対して余地があるように充分の大きさを有する。こ
の切通しをチョコレートペーストが通り抜けないように
ここに封隙体18が設けられており、この封隙体は特に
皿ばねとして形成されており、この皿ばねは押圧リング
19によりそれぞれの隔壁10、11、12に対して押
圧されている。
【0020】図2に示したコンチエの実施例は一つの隔
壁10と従って二つの処理室13、14とを有する。切
通し17内の軸4bを封隙するために設けられた皿ばね
18は、保持部材20により隔壁10と固定されてい
る。押圧リング19の隔壁10に向いた面21を滑り領
域21として形成されている。この滑り領域はロータ軸
がその回転軸線に対して横方向に最も大きく振れた場合
でも皿ばね18が滑り範囲21の上に載置された状態で
封隙作用を行うように、この滑り領域21を半径方向に
充分大きな寸法に選択する。もちろん余り磨耗すること
なく充分の封隙効果をあげることができ、かつロータ軸
の横方向の振れを許容するものであれば、他の任意の封
隙体を用いてもよい。このような封隙体は各隔壁の片側
だけに或いは両側に設けることが可能である。
【0021】それぞれの処理室は、特に上部に設けられ
ている装填口22、23(図1の場合は更に24、2
5)と特に各処理室の最下部に配置した排出口26、2
7とを有する。ロータ軸4が回転している間も装填口2
2、23からチョコレートペーストを装填することがで
きる。
【0022】各処理室13、14内で所要の精練時間が
経過するか或いは所要のチョコレートの品質が得られた
ならば、直ちにこの処理室のチョコレートペーストを該
当する排出口26、27から排出させるか或いはポンプ
で圧送する。
【0023】各処理室のチョコレートペーストの調温の
ために、必要ならばそれぞれ一つの冷却媒体又は加熱媒
体用の循環系を設けられる。図2にあっては、槽本体1
の壁1a内に各処理室13、14のための間隙30、3
1が形成されている。処理室13の冷却用循環系は間隙
30の他に終端部の壁2の内の間隙32と隔壁10の内
の間隙33とを有する。同様に間隙31、隔壁10の間
隙34、端部の壁3の間隙35が処理室14の冷却用循
環系に所属している。隔壁10の間隙33と34との間
には必要に応じて断熱層が設けられており、これにより
両方の循環系を実質的に相互に影響し合わない構成され
ている。
【0024】図3の実施例は、独立した形状の槽本体を
一直線上に並べて少なくとも二つ特に四つの処理室13
〜16を形成されている。従ってそれぞれの二つの隔壁
10a、10b;11a、11b;12a、12bがそ
れぞれ通気間隙37を形成する間隔を置いて設けられて
いる。各槽本体、即ち各処理室13〜16にはそれぞれ
一つの冷却用循環系を設けるのが有利である。処理室1
3と14の冷却用間隙を参照符号30〜35で示した。
処理室13と14との間の通気間隙37は間隙33と3
4との間の断熱層として働く。各槽を特に(軸方向の
力、例えば熱膨張による力を吸収するように)円錐形の
短管36により相互に連結し、その中にロータ軸4を収
容するように形成するのが好ましい。
【0025】押圧リング19により少なくともそれぞれ
一つの隔壁10a〜12bに押圧された皿ばね18によ
り、ロータ軸4と隔壁10a〜12bとの間が封隙され
る。安定性を向上させるために、必要ならば処理室13
〜16或いは槽本体を共通に支持する一つのフレーム3
8を設け、その上に槽本体の壁を固定する。このフレー
ム38には駆動電動機8aとベルト駆動機構8bも固定
される。ベルト駆動機構8bと少なくとも一つのロータ
軸4との間には伝達装置9、特に変速機を配置する。
【0026】
【発明の効果】本発明のコンチェの利点は、処理室が分
割されていることにより、同じ配合又は異なる配合を精
練することが可能である点にある。しかも、従来公知の
コンチェと異なり、軸受ユニットが槽本体の両端に設け
られていだけであり、また駆動機構も一つで十分であり
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】四つの処理室を有するコンチェの斜視図であ
る。
【図2】二つの2処理室を有するコンチェの縦断面図で
ある。
【図3】四つの独立した槽を備えたコンチェの縦断面図
である。
【符号の説明】
1 槽本体 4 ロータ軸 5 精練加工具 6,7 軸受ユニット 8 駆動機構 9 伝達装置 10〜12 隔壁 13〜16 処理室 17 切通し 18 皿ばね 19 押圧リング 22〜25 装填口 26,27 排出口 30〜35 冷却用又は加熱用循環系 36 円錐形短管 37 通気間隙

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 槽本体を備えており、この槽本体内に
    加工具アームが設けられている少なくとも一つのロータ
    軸がその軸を中心にして回転するように設けられている
    様式の、チョコレートペーストの磨砕捏加用コンチェに
    おいて、同じ配合或いは異なる配合のチョコレートペー
    ストを別々に磨砕捏加するために、槽本体(1)の中
    に、それぞれ少なくとも一つの装填口(22〜25)と
    少なくともそれぞれ一つの排出口とを備えた少なくとも
    二つの処理室(13〜16)が設けられており、その際
    この処理室(13〜16)の間ではチョコレートペース
    トの入り交じりが行われることがないように、そして全
    ての処理室(13〜16)の精練加工具が少なくとも一
    つの共通のロータ軸(4a、4b、4c)に固定されて
    いてかつ共通の駆動機構(8)により駆動されるように
    構成されているとを特徴とする前記コンチェ。
  2. 【請求項02】 少なくとも一つのロータ軸(4a、4
    b、4c)が槽本体の両端においてのみ支持されてお
    り、処理室がロータ軸(4)に対して横方向に設けられ
    ている少なくとも一つの隔壁(10、11、12)によ
    り区画されており、これらの隔壁(10,11,12)
    の少なくとも一つの隔壁内に各々のロータ軸(4)のた
    めの切通し(17)が設けられており、各切通し(1
    7)には封隙作用を行う滑り部を有する封隙体(18、
    19)が設けられており、これにより負荷を受けて振動
    するロータ軸(4)が切通し(17)の内部でロータ軸
    (4)の回転軸線に対して横方向に運動し得るように構
    成したことを特徴とする請求項1に記載ののコンチェ。
  3. 【請求項03】 封隙体(18、19)が皿ばね(1
    8)、特に金属、特に鋼剤から成る皿ばねを有し、この
    皿ばねが、特に隔壁(10、11、12)に固定されて
    おり、かつロータ軸(4)に設けられた、この皿ばね
    (18)を隔壁(10、11、12)に対して押圧する
    押圧リング(19)の、回転軸線に対して横方向に設け
    られた滑り面において滑り封隙部を形成し、これにより
    ロータ軸の回転とこのロータ軸の回転軸線に対して横方
    向の振れとが可能であるように構成したことを特徴とす
    る請求項2に記載のコンチェ。
  4. 【請求項04】 少なくとも二つの処理室(13〜1
    6)がそれぞれの冷却用或いは加熱用の循環系(30〜
    35)を備え、特に別々の冷却用循環系を有する少なく
    とも二つの処理室の間で隔壁の中に断熱層が設けられて
    いることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに
    記載のコンチェ。
  5. 【請求項05】 少なくとも二つの隣接する処理室(1
    3〜16)の間にそれぞれ二つの隔壁(10a、10
    b;11a、11b;12a、12b)が、特に通気間
    隙(37)を形成する間隔を置いて設けられており、こ
    れらの隔壁(10a、10b;11a、11b;12
    a、12b)がそれぞれ一つの、特に円錐形の短管(3
    6)を介して相互に連結されており、この短管(36)
    を経てロータ軸(4)が案内されていることを特徴とす
    る請求項1から4のいずれか一つに記載のコンチェ。
  6. 【請求項06】 槽本体を備えており、この槽本体内に
    加工具アームが設けられている少なくとも一つのロータ
    軸がその軸を中心にして回転するように設けられている
    様式の、チョコレートペーストの磨砕捏加用コンチェを
    使用してチョコレートペーストをバッチ式に精練する方
    法において、少なくとも二つの別個の処理室(13〜1
    6)の中で、一方の処理室(13〜16)から他方の処
    理室にチョコレートペーストが移動することがないよう
    にして、加工具(5)を取り付けた少なくとも一つのロ
    ータ軸(4)を回転して精練を行い、その際少なくとも
    一つのロータ軸(4)を駆動するためにただ一つの駆動
    機構(8)が設けられていることを特徴とするチョコレ
    ートペーストをバッチ式に精練する方法。
  7. 【請求項07】 少なくとも二つの処理室(13〜1
    6)内で、少なくとも二つの異なる配合のチョコレート
    ペーストを同時に精練することを特徴とする請求項6に
    記載の方法。
  8. 【請求項08】 各々のバッチ加工のチョコレートペー
    ストを、それぞれの配合と回転数に合致した加工時間が
    終了後、該当する処理室(13〜16)の排出口(2
    6、27)から排出すること特徴とする請求項6或いは
    7に記載の方法。
  9. 【請求項09】 少なくとも一つのロータ軸(4)を処
    理室(13〜16)の材料装填と排出の間も回転させ続
    けることを特徴とする請求項6から8のいずれか一つに
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 所望の温度の冷却媒体、或いは場合に
    よっては加熱媒体を少なくとも二つの別個の循環系(3
    0〜35)から、少なくとも一つの処理室を囲繞する槽
    本体の壁と、特に隔壁(10、11、12)へと貫流さ
    せて、少なくとも二つの処理室の中のチョコレートペー
    ストの温度を別々に調節することを特徴とする請求項6
    から9のいずれか一つに記載の方法。
JP6065180A 1993-04-06 1994-04-01 コンチェ並びにこのコンチェの使用方法 Withdrawn JPH078172A (ja)

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