JPH07143852A - コンチェ - Google Patents

コンチェ

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JPH07143852A
JPH07143852A JP6153807A JP15380794A JPH07143852A JP H07143852 A JPH07143852 A JP H07143852A JP 6153807 A JP6153807 A JP 6153807A JP 15380794 A JP15380794 A JP 15380794A JP H07143852 A JPH07143852 A JP H07143852A
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JP
Japan
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rotor
tank
screw
rotors
conche
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6153807A
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English (en)
Inventor
Willy Braeker
ヴイリー・ブレーカー
Werner Kuster
ヴエルナー・クスター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Buehler AG
Original Assignee
Buehler AG
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07143852A publication Critical patent/JPH07143852A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G1/00Cocoa; Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor
    • A23G1/04Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of cocoa or cocoa products
    • A23G1/14Longitudinal conches, i.e. rollers being in a backward and forward motion

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料の捏和と塗擦を改善して、精錬時間を短
縮することである。 【構成】 コンチェは精練槽1のそれぞれの槽室3,
4,5に配置した少なくとも二つのロータ6,7,1
0,10′を備えている。精練槽1の槽壁2,15,は
各ロータ6,7,10,10′に密接してこれを囲んで
いる。ロータ6,7,10,10′のうちの少なくとも
一つのロータ6,7は半径方向に突出した翼8を備え、
他の少なくとも一つのロータは少なくとも一つのカッテ
ィングエッジ12を備えたカッターロータ10,10′
として形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精練槽の室内にそれぞ
れ設けた少なくとも二つのロータを備え、このロータの
うちの少なくとも一つのロータが半径方向に突出した翼
を備え、精練槽の槽壁が各ロータに密接してこれを囲む
ように配置されているコンチェに関する。
【0002】
【従来の技術】以前から精練作業をスクリューケーシン
グの中でスクリューを用いて行う方法が繰り返し提案さ
れた。その一例がドイツ連邦共和国特許第288770
号公報である。この提案では、横断面で見て長方形の辺
に沿って配置した4個のスクリューがそれぞれスクリュ
ーケーシングに収納されている。このスクリューはチョ
コレートマスを回転させて加工する。この場合、材料を
圧縮し、個々の材料片を互いに強く押しつけて破砕する
ことが重要である。
【0003】このようなスクリューを使用すれば、確か
に良い塗擦効果と大きなエネルギー導入が達成される。
これがチョコレートマスの加工用としてスクリュー装置
が繰り返し提案されてきた理由であるが、これらの提案
は市場では殆ど取り上げられていない。このように重要
視されなかった理由は特に、チョコレートマスの精練作
業が単なる塗擦だけで終わるものではなく、従来のコン
チェ、例えばドイツ連邦共和国特許出願公告第1189
368号公報の3個のロータを備えたコンチェの場合に
は、この純機械的作用に加えて更に化学的物理的物質交
換が行われる点にある。即ち、このロータの半径方向に
突出した翼によりチョコレートマスの常に新しい表面が
空気の作用を受けるようになり、一方では酸素の供給が
促進され、他方では材料の中に残留した蒸発される液体
が逃げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、最後に挙げた文献に記載されたような冒頭に述べ
た従来の種類のコンチェに於いて、材料の捏和と塗擦を
改善して、往々にしてかなりの時間を要する精練時間を
短縮し、かつ例えば種々の混合物成分により発生し得る
集塊や球塊の生成を防止する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、ロータに対
してほぼ平行に延びる少なくとも一つの他のロータが、
せん断ロータとして、例えば少なくとも一つのカッティ
ングエッジを備えたカッターロータとして及び又はスク
リューロータとして形成されていることより解決され
る。この手段により、実際の試験で示されたように、チ
ョコレートマスの加工がその品質に関して最適化され、
更に精練時間が大幅に短縮されるので、チョコレート製
品の製造費用を低減する効果がある。
【0006】このカッターロータをスクリューロータと
して形成し、これを、従来の押出機スクリューよりも高
い回転数で、少なくとも毎分1000回転、好ましくは
毎分1500〜3000回転で駆動するのが好ましく、
これにより比較的多量のエネルギーを供給できる。
【0007】本発明の好ましい実施形では、少なくとも
一つのカッターロータが精練槽の中において、翼と場合
によっては掻き取り/塗擦具とを備えた少なくとも一つ
のロータ用の槽室よりも高さ方向に見て低い位置に配置
された槽室内に設けられている。本発明による好ましい
他の構造的手段、即ち精練槽の中で構造高さを低くして
配置された、スクリューロータ用の槽室が、それよりも
高い位置に配置した、翼を有するロータ用の一つ又は数
個の槽室に向かって上方へ開放するよう形されていると
いう手段と共に、個々の槽室の間で特に強力な物質交換
が行われるようになり、これが品質の向上に有利に寄与
する。
【0008】上述の本発明の特徴に関して、ドイツ連邦
共和国特許第288770号公報に提案されたようなス
クリュー装置の使用が本発明の範囲内で全く可能である
ことを特に指摘する。このスクリュー装置は一つの投入
口付きの周囲を密閉したケーシングを備えている。しか
し、この構造では、開放形の槽室のような強力な物質交
換は行われない。
【0009】本発明により提案された有利な代替的およ
び互いに組み合わせ可能な実施形では、槽の中で、少な
くとも一つの回転駆動されるカッティング器具がスクリ
ューロータのスクリューらせん部に鋭いカッティングエ
ッジとして形成されている。更に、カッティングエッジ
が場合によっては半径方向に延び、好ましくは外周にわ
たって延びるよう配置されているか或いはスクリューら
せん部のねじ山の間にスクリューらせん部から突出した
カッティングエッジが設けられているか或いはスクリュ
ーらせん部が半径方向に延びるカッティングエッジを形
成するために少なくとも一箇所で中断されている。これ
らの実施形は、例えば砂糖その他の甘味剤を加えた時に
生ずる集塊をほぐすことができるので、チョコレートマ
スの均質化に特に有効である。このようなカッティング
エッジがスクリューロータ自体に設けられ、特にその他
のロータに対して横方向ではなく平行に延びるスクリュ
ーらせん部によって形成されると、それぞれの槽室の全
長にわたって中断されない、他のローラの翼に設けられ
ているような掻き取り具を形成することが可能である。
【0010】更にスクリューらせん部が異なる傾斜リー
ドを有することが可能で、その場合好ましくはスクリュ
ーらせん部の間隔は精練槽の内部の方向に次第に狭くな
るように形成すれば、チョコレートマスの混合、捏和、
塗擦の際に品質を向上する付加的な効果が生じる。混
合、捏和、塗擦の処理時間が明らかに短縮されるので経
済的にも有利である。
【0011】本発明の他の好ましい実施形では、少なく
とも一つのスクリューロータ乃至カッターロータ又はこ
のロータ用の槽室が、精練槽の全長の一部の範囲のみに
設けられている。これにより、スクリューロータを収容
した槽室の内部で材料が更に効果的に圧縮される。
【0012】本発明の他の好ましい実施形によれば、カ
ッターロータ乃至スクリューロータの槽室が、精練槽の
内部でおよびその端壁に対向して、回転軸に対して直角
の横壁又は斜めの横壁により閉鎖されている。この横壁
は好ましくはこのスクリューロータを支持するためにも
使用される。この横壁の配置により、圧縮作用が更に強
化される。特に斜めの横壁には、翼を備えたロータの工
具の方に材料を導く有利な作用がある。
【0013】カッターロータ乃至スクリューロータの長
さが精練槽の全長の少なくとも1/4、長くとも1/
2、好ましくは1/3である、本発明の好ましい実施形
のコンチェは特に有効に作動する。
【0014】本発明の好ましい他の実施形によれば、複
数のカッターロータ乃至スクリューロータが軸方向に対
向して及び又は好ましくは互いに平行に並べて設られて
いる。複数のスクリューロータはその長さが精練槽の長
さより短い場合に特に有利である。更に、これらのスク
リューロータを二軸押出機のように形成することも可能
であり、その場合の槽室は互いに全く分離した形か又は
互いに食い込んだ形に形成することができる。
【0015】本発明の他の実施形では、複数のカッター
ロータ乃至スクリューロータを配置する場合、全てのス
クリューロータの槽室が翼を備えたロータの槽室に上方
へ開口するようにすれば、チョコレートマスの混合、塗
擦などの際に有利な効果が簡単に得られる。
【0016】本発明のコンチェは、特に全てのロータの
軸が互いに少なくともほぼ平行に配置されていると、そ
の機能を有利に発揮する。
【0017】本発明の好ましい他の実施形は、全てのロ
ータに一つの、好ましくは共通の原動機による駆動装置
を設け、その場合翼と好ましくは更に掻き取り/塗擦具
とを備えた各ロータの回転方向を、チョコレートマスを
カッターロータ乃至スクリューロータの槽室に上側から
供給する方向とすることを提案する。これは全てのロー
タに最も簡単に効果的に組み込まれた回転数制御装置に
より達成でき、精練作業に対する材料の流れを有効に調
節又は制御できる。ここで付言すると、本発明のカッタ
ーロータ乃至スクリューロータは、従来の輸送装置又は
圧縮装置のスクリューに比べて高い回転数で運転され
る。
【0018】
【実施例】図に略示した実施例の次の説明に基づいて本
発明の他の詳細が明らかになる。ここで図1は本発明の
コンチェの斜視図、図2はその横断面図、図3は本発明
のコンチェの変形例の縦断面図、図4は本発明の他の実
施例の横断面図である。
【0019】図1,2では槽1が設けられている。この
槽の内壁2は互いに分離された三つの槽室3,4,5を
形成している。各槽室がそれぞれ一つのロータに密接し
てこれを囲んでおり、図1にはこのロータのうちの二つ
のロータ6,7が部分的にかつ概略的に示してある。ロ
ータ6,7は従来のごとく半径方向に張り出した翼を備
え、この翼のうち好ましくは中に開口を有する翼8は混
合の働きをし一方、翼9はその端部に掻き取り/塗擦具
を備えている。この掻き取り/塗擦具はそれぞれの槽壁
2と協働する。全てのロータが互いに平行に延びている
ので、この掻き取り/塗擦具は実質的に槽の全長にわた
って延びるよう連続して形成可能である。図2,4に示
すように、この器具9は左側のロータの回転方向では掻
き取り具として、右側のロータの回転方向では塗擦具ま
たは掻き取り具として作用する。但しこの図は単に機能
を説明するための図であり、通常は両方のロータでの取
付け方向が同じであるので、両ロータの器具9は(回転
方向変更装置が設けてある場合には)一方の回転方向で
は掻き取り具、他方の回転方向では塗擦具として作用す
る。
【0020】しかし、本発明の範囲に於いて前述の塗擦
具を省略することも可能である。なぜなら、槽室4に設
けた少なくとも一つのカッターロータまたはスクリュー
ロータ10が槽室4の内壁と協働して強力な捏和作用ま
たは塗擦作用を行うからである。この場合、ロータ10
のスクリューらせん部がその外面に鋭いカッティングエ
ッジ11を備えているときには、上記の作用が更に強化
される。この特徴の代わりに、或いはこれに追加して、
スクリューロータ10に半径方向に延びるカッティング
エッジを設けることも可能である。これは例えば長さの
一部にそのようなカッティング工具を取り付けるか或い
はロータ10のらせん部の間でカッティング工具を突出
させればよい。特別な実施形では、半径方向に延びるカ
ッティングエッジを形成するためにらせん部12が一箇
所又は数箇所13で中断されている。このような中断は
更に混合作用を促進する。ロータ6,7,10の駆動は
従来のように外部から行う。図1にはモータ14が1個
だけ示してある。このモータは適当な伝動装置を介して
他のロータ6,7を駆動することが可能であるが、各ロ
ータ6,7,10にそれぞれ専用の駆動装置を設けるの
が好ましい。
【0021】スクリューロータ10を収容する槽室4が
端面寄りの端部の槽壁に充填口を備えていることも考え
られるが、それよりも図1に明示するように上側を開放
するのがコンチェの運転上有利である。それによって、
個々の槽室3〜5の間でチョコレートマスを充分に交換
することができる。
【0022】このチョコレートマスの交換は特に、図
1,2に示すような少なくとも3個のロータを備えた構
造の場合に充分に行われる。その際、ロータ7を反時計
回りに回転すると、半径方向に突出した翼がその回転時
にチョコレートマスを半径方向および接線方向下向きに
スクリューロータ10の槽室4に供給する。そこでチョ
コレートマスは強く圧縮される。この圧縮作用は、槽室
4の端部に設けた横向きの閉鎖壁15(図1参照)によ
って強化される。即ち、材料はこの閉鎖壁の面15に押
しつけられ、槽室4の上側の開口から側方へ押し出され
る。この作用を更に強化するために、スクリューのらせ
ん部12がその長さにわたって異なるよう傾斜し、例え
ば閉鎖壁15の方に向けてらせん部が狭くなっていても
よい。その際、所望な場合には閉鎖壁15がその中でス
クリューロータ10を軸承することが可能であり、こう
してこのロータを一方では外側の槽壁に、他方ではこの
横壁15に支持することができる。
【0023】スクリューロータ10により圧縮されて槽
室4から押し出されたチョコレートマスは好ましくは、
掻き取り具9を備えた翼8により掻き取られ、槽室4か
ら槽室3に達し、そこで更に加工される。その際、スク
リューロータ10の軸方向の動きが個々の槽室3〜5の
間の材料の動きに重なるので、この軸方向の動きにより
混合が更に強力に行われることは明らかである。
【0024】図1,2には、槽1の長さの一部だけにわ
たって延びるスクリューロータ10を示したが、本発明
の範囲内で、槽の全長を占めるスクリューロータを設け
ることは勿論可能である。しかし前述のように、閉鎖壁
15との協働作用が有利である。この閉鎖壁は槽の端面
の壁から槽1の全長の少なくとも1/4、好ましくは1
/3、場合によっては1/2離して設けるのが合目的で
ある。これにより、槽のある長さの部分がスクリューロ
ータの作用を受けない。従って、図3に示すように、少
なくとも一つの第二のスクリュー10を槽1の反対側に
配置するのが有利である。更に、閉鎖壁15はスクリュ
ーロータ10の軸にほぼ垂直に設けるのが確かに好まし
いが、場合によっては図3に示す隔壁115のようにロ
ータ10の軸に対して90°以外の角度で設けることも
可能である。
【0025】少なくとも2個のスクリューロータを設け
るのが有利であれば、これを必ずしも図3のように反対
側から設けないで、図4のように2個のスクリューロー
タ10,10′を並べて、好ましくは互いに平行に配置
してもよい。図4ではこのロータ10,10′は、チョ
コレートマスの強力な捏和を達成するように互いにかみ
合っているが、これは必ずしも必要ではなく、ロータ1
0,10′を間隔を置いて配置することも可能である。
ロータ10,10′が互いに平行に配置されていない場
合、特にスクリューの直径が閉鎖壁15(前述の図面参
照)に向かって次第に小さくなっている場合には、これ
を互いに小さな角度をなして配置することができる。い
ずれの場合にも、チョコレートマスが槽の中央に向かっ
て効果的に搬送されるように各スクリューロータ10の
回転方向が設定される。
【0026】両方のスクリューロータ10,10′の範
囲の槽壁はそれぞれ別個の室4,4′を形成し、その際
槽壁は下側が横向きの数字の3の形となっている。しか
し、両方のスクリューロータ10,10′を一つの共通
の槽室に収納することも可能であるが、これはあまり好
ましくはない。更に、図4の実施例に於いて、これを図
3の実施例とを組合せて、槽1の両端壁からそれぞれ一
対のスクリューロータ10,10′が槽室内に達するよ
う設置することも考えられる。互いに向き合ったロータ
(図3参照)の送りの方向は一般的には反対方向である
が、同様に、互いに向き合ったロータが同じ方向に回転
してもよい。この場合、例えば壁115が材料の引き込
み用の壁を形成し、図3において右側の、ロータ10の
軸に垂直な壁が、材料を押し出す材料の出口隙間を画成
する。
【0027】一つ又は複数のスクリューロータ10を槽
1の下部の中央に配置するのが好ましいが、本発明の範
囲内に於いて、これを例えば槽の一方の側に、或いは中
程の高さ位置に又は上部に設けることも同様に可能であ
る。
【0028】図示した装置により特に、大きな集塊をほ
ぐすことが可能であるが、更に意外なことに次のような
効果を発揮することができる。その理由に就いては今の
所説明できないが、とにかく実際に効果があり、観察可
能である。
【0029】− 微細な粒子の再凝集が行われ、これは
望ましい容積/表面積の比(比表面積)をもたらし、脂
肪必要量(即ち高価なカカオバターの必要量)が減少す
る。 − チョコレートマスの粘度が明らかに低下するので、
先行するロールミルの作業の負担が軽くなる。
【0030】
【発明の効果】本発明のコンチェは、材料の捏和と塗擦
が改善され、チョコレートマスの加工がその品質に関し
て最適化される。更に、精練時間が大幅に短縮され、チ
ョコレート製品の製造費用が低減される。更に、例えば
種々の混合物成分により発生し得る集塊や球塊の生成を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンチェの斜視図である。
【図2】図1のコンチェの縦断面図である。
【図3】本発明のコンチェの一つの実施例の横断面図で
ある。
【図4】本発明の更にもう一つの実施例の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 槽 2 槽の壁 3,4,,4′,5 槽室 6,7,10,10′ ロータ 8,9 翼 11 カッティングエッジ 12 スクリューのらせん部 13 スクリューらせん部の中断箇所 14 駆動装置 15 垂直な横壁 115 斜めの横壁

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精練槽の室内にそれぞれ設けた少なくと
    も二つのロータ(6,7,10,10′)を備え、この
    ロータのうちの少なくとも一つのロータ(6,7)が半
    径方向に突出した翼(8,9)を備え、精練槽の槽壁が
    各ロータに密接してこれを囲むように配置されているコ
    ンチェに於いて、 前記ロータに対してほぼ平行に延びる少なくとも一つの
    他のロータが、せん断ロータとして、例えば少なくとも
    一つのカッティングエッジ(11)を備えたカッターロ
    ータ(10,10′)として及び又はスクリューロータ
    として形成されていることを特徴とするコンチェ。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つのせん断ロータ(10,
    10′)が槽の下側に、好ましくはそれぞれ他の槽室
    (3,5)に対して低く配置され、せん断ロータが好ま
    しくは槽室(4,4′)の中に設けられ、この槽室が精
    練槽(1)内において、翼(8)と場合によっては更に
    掻き取り/塗擦具(9)を備えた少なくとも一つのロー
    タ(6,7)用の槽室(3,5)よりも高さ方向に見て
    低い位置に配置されていることを特徴とする請求項1の
    コンチェ。
  3. 【請求項3】 特に精練槽(1)の中で構造高さを低く
    して配置されたカッターロータ(10,10′)用槽室
    (4,4′)の長手側が特に、この槽室よりも高い位置
    に配置した、翼(8)を備えたロータ(6,7)用の一
    つ又は数個の槽室(3,5)に向かって上方へ開放する
    よう形成されていることを特徴とする請求項1又は2の
    コンチェ。
  4. 【請求項4】 カッターロータ(10,10′)のスク
    リューらせん部(12)に鋭いカッティングエッジ(1
    1)が形成され、このスクリューらせん部(12)のカ
    ッティングエッジ(11)が好ましくはスクリューらせ
    ん部の全周にわたって延びるよう配置されていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一つのコンチェ。
  5. 【請求項5】 スクリューらせん部(12)のねじ山の
    間に、その軸に対してほぼ半径方向に延び、例えば半径
    方向に突出したカッティング器具が設けられ、好ましく
    は、半径方向に延びるカッティングエッジを形成するた
    めに、スクリューのらせん部(12)が少なくとも一箇
    所(13)で中断するよう形成されていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一つのコンチェ。
  6. 【請求項6】 半径方向に突出した翼(8)を備えたロ
    ータ(6,7)が、実質的に槽の全長にわたって中断さ
    れないで槽壁(2)まで達する掻き取り/塗擦具(9)
    を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    一つのコンチェ。
  7. 【請求項7】 スクリューらせん部(12)のリードが
    異なっており、好ましくはスクリューらせん部のねじ山
    の間隔が精練槽(1)の内部の方へ次第に狭くなるよう
    に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか一つのコンチェ。
  8. 【請求項8】 少なくとも一つのカッターロータ(1
    0,10′)又は該ロータ用の槽室(4,4′)が精練
    槽(1)の全長の一部の範囲にのみ存在し、カッターロ
    ータ(10,10′)の槽室(4,4′)が好ましくは
    精練槽(1)の内部においてその端壁の反対側で、回転
    軸に対して直角の横壁(15)又は斜めの横壁(11
    5)により閉鎖され、横壁が好ましくはスクリューロー
    タ(10,10′)を支持するためにも使用されること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つのコンチェ。
  9. 【請求項9】 カッターロータ(10,10′)の長さ
    が精練槽(1)の全長の少なくとも1/4、長くとも1
    /2、好ましくは1/3であり、スクリューロータ又は
    カッターロータの回転数が少なくとも毎分1000回
    転、好ましくは毎分1500〜3000回転であること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか一つのコンチェ。
  10. 【請求項10】 精練槽の中に複数のスクリュー及び又
    はカッターロータ(10,10′)が設けられ、好まし
    くは次の特徴a),b),c),d),e),f)すな
    わち a)少なくとも二つのロータが軸方向に対向して設けら
    れている、 b)少なくとも二つのロータが平行に並べて、特に互い
    にかみ合うように設けられている、 c)少なくとも二つのスクリューロータ(10,1
    0′)の槽室(4,4′)が、翼(8)を備えたロータ
    (6,7)の槽室(3,5)に上方へ向かって開口して
    いる、 d)少なくとも二つの、好ましくは全てのロータ(6,
    7,10,10′)の軸線が互いに少なくともほぼ平行
    に配置されている、 e)少なくとも二つの、特に全てのロータ(6,7,1
    0,10′)が一つの、好ましくは共通の駆動装置(1
    4)を備え、その場合、翼(8)と好ましくは掻き取り
    /塗擦具(9)を備えた少なくとも一つのロータ(6,
    7)の回転方向が、チョコレートマスを少なくとも一つ
    のスクリューロータ乃至カッターロータ(10,1
    0′)の槽室(4,4′)に上側から供給する方向であ
    る、 f)少なくとも二つの、特に全てのロータ(6,7,1
    0,10′)が一つの、好ましくは共通の駆動装置(1
    4)を備え、その場合、翼(8)と好ましくは掻き取り
    /塗擦具(9)を備えた少なくとも一つのロータ(6,
    7)の回転方向が、少なくとも一つのスクリューロータ
    乃至カッターロータ(10,10′)の槽室(4,
    4′)から出てきたチョコレートマスを運び去る方向で
    ある、 の少なくとも一つを有することを特徴とする請求項1〜
    9のいずれか一つのコンチェ。
JP6153807A 1993-07-06 1994-07-05 コンチェ Withdrawn JPH07143852A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH202393 1993-07-06
CH02023/93-6 1993-07-06

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