JPH0781702B2 - 給湯器の制御装置 - Google Patents
給湯器の制御装置Info
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- JPH0781702B2 JPH0781702B2 JP3063548A JP6354891A JPH0781702B2 JP H0781702 B2 JPH0781702 B2 JP H0781702B2 JP 3063548 A JP3063548 A JP 3063548A JP 6354891 A JP6354891 A JP 6354891A JP H0781702 B2 JPH0781702 B2 JP H0781702B2
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Description
される湯水の温度を、時間変化に応じて変化させるゆら
ぎ動作を行なう給湯器の制御装置に関する。
時間変化に応じて変化させ、それをシャワーに用いるこ
とによってマッサージ効果を得ることが知られる。その
ための給湯制御の一つとして、例えば、特公平2−12
328号公報の発明では、給湯温度を制御する温度制御
部において、出湯温度設定部の信号に設定温度を時間的
に変化させるための信号発生部の信号を加算して、この
加算信号を出湯温度検出器によって検出された給湯温度
の検出信号と比較増幅するPID制御を行い、加熱源の
加熱量を時間変化に応じて変化させるゆらぎ動作を行う
ことによって、信号発生部の信号変化に応じて変化する
給湯温度を得るようにしている。
は、ゆらぎ動作が開始して加熱源の加熱量が変化する
と、湯温はそれに伴って設定温度を中心にして徐々に変
化していき、次第に可変温度範囲の上限温度と下限温度
にそれぞれ近い温度を含む温度に変化し、湯温の高低差
の幅が大きくなる。このため、使用者は、温度変化の幅
を次第に大きく感ずるとともに、湯温の温度変化を感ず
る度に、湯温がより高い温度にあるいはより低い温度に
変化するため、機器が正常に作動しているという安心感
が得られず、さらに、温度上昇あるいは温度低下がどこ
まで続くのか分からないため、高温水や冷水による不快
感等の不安を抱き、機器の作動状態に対して不安を感じ
るという問題がある。
行う場合に、使用者が機器の正常な作動状態を容易に判
別でき、ゆらぎ動作を安心して使用できる給湯器の制御
装置を提供することを目的とする。
備えられた加熱源の加熱量を時間変化に応じて変化させ
て前記水加熱回路によって加熱される水の温度を所定温
度範囲内で時間変化に応じて変化させるゆらぎ動作を行
う給湯器の制御装置において、前記ゆらぎ動作の開始を
指示するゆらぎ動作指示手段と、前記水加熱回路から流
出する湯水の温度を検知する温度検知手段と、前記ゆら
ぎ動作指示手段により前記ゆらぎ動作が指示されたと
き、前記水加熱回路から流出する湯水の目標温度を前記
所定温度範囲内の上限温度になるように設定し、前記温
度検知手段によって検知される温度が前記上限温度に達
した後に、前記水加熱回路から流出する湯水の目標温度
が前記所定温度範囲内の下限温度になるように設定する
ゆらぎ初期動作設定手段とを具備することを技術的手段
とする。
て変化するゆらぎ動作が開始される初期には、ゆらぎ初
期動作設定手段によって、水加熱回路から流出する湯水
の目標温度が前記所定温度範囲内の上限温度になるよう
に設定され、上限温度に達したことが温度検知手段によ
って検知されると、所定温度範囲内の下限温度になるよ
うに目標温度が設定される。 この結果、ゆらぎ動作によ
って所定温度範囲内で変化する湯温の上限温度および下
限温度を湯温が単純変化する初期動作が行われ、その
後、上限温度と下限温度との間で湯温が変化する。従っ
て、使用者は、ゆらぎ動作が始まった時に、その上限温
度と下限温度とをすぐに感ずることができ、その後の湯
温がこれらの温度の範囲内であることを把握できるた
め、湯温が初期動作において感じられた湯温より高い温
度あるいはより低い温度へ変化するかもしれないという
不安がない。
出湯温度がゆらぎ動作における上限温度に一旦達した後
に下限温度まで低下する初期動作が行われるため、ゆら
ぎ動作における上限温度と下限温度とを容易に把握で
き、その後の湯温変化に対する不安がない。また、初期
動作が行われ、出湯湯温によりそれを確認することによ
って、機器が正常に作動を開始していることを把握でき
るため、安心してゆらぎ動作を行うことができる。
2に示すガス自動給湯器1は、通常の給湯機能に加えて
浴槽Bへの自動湯張り機能、追焚き機能および保温機能
を有する全自動給湯器であって、その構成は、給湯およ
び湯張りのための主熱交換器11、追焚きのための風呂
熱交換器12、これらの熱交換器11、12と浴槽Bと
を接続するための幾つかの配管部材および配管部材に備
えられた幾つかの制御用部材、各熱交換器11、12を
加熱するための主バーナ2、風呂バーナ3、各バーナ
2、3へ燃料ガスを供給するガス供給管4、ガス供給管
4のガス制御のための幾つかの制御用弁部材からなる。
は、水バイパス管14によって主熱交換器11の流出部
と接続されており、その下流は出湯管15となってい
る。給水管13には、供給される水の流量を検出するた
めの給水流量センサ31と給水温度を検知するための給
水温サーミスタ32が備えられ、出湯管15には、出湯
流量を調整するための湯量サーボ16と湯温検知の出湯
温サーミスタ33とが備えられ、出湯管15は出湯温サ
ーミスタ33の下流で給湯管17と湯張り用接続管18
とに分岐している。なお、水バイパス管14には、運転
状態に応じて開閉される水バイパス電磁弁19(以下水
バイパス弁という)が備えられている。
めの湯張り電磁弁(以下湯張り弁という)20、湯張り
流量を検出するための湯張り流量センサ34、上水道に
おける断水等の圧力低下時の逆流を防止するためのホッ
パ付の逆流防止装置21、第1二方弁22が順に設けら
れ、湯張り用接続管18は第1二方弁22の下流で風呂
循環回路23と接続されている。逆流防止装置21は、
2つの逆止弁21a、21bを湯張り用接続管18に対
して2重に配するとともに、逆止弁21a、21b間に
上流側の逆止弁21aの開閉と可逆的に開閉される開口
21cを設けたもので、開口21cの外側には、逆止弁
21aの開閉時に開口21cから流出する少量の湯水を
溜めるためのホッパ21dが備えられ、また、ホッパ2
1d内に溜まった湯水を排出するために、湯張り終了時
に開かれる排水電磁弁21eが備えられている。
12と間で閉回路を形成したもので、湯張り用接続管1
8との接続部23aと風呂熱交換器12とを結ぶ第1管
路23A、接続部23aと浴槽Bとを結ぶ第2管路23
B、風呂熱交換器12と浴槽とを直接結ぶ第3管路23
Cからなり、第1管路23Aには、浴槽B内の湯水を循
環させる際および浴槽B内の湯水の有無を判別する際に
作動して浴槽B内の湯水を風呂熱交換器12へ向かって
移動させる循環用のポンプ24、風呂循環回路23内の
湯水の流動を検知するための水流スイッチ35、浴槽B
内の湯温検知のための風呂サーミスタ36が備えられ、
第2管路23Bには、第2二方弁25、浴槽Bの水位を
検知するための水位センサ37が備えられている。ま
た、第1管路23Aと第3管路23Cとの間には、追焚
き時に浴槽B内へ吐出される湯水の温度を抑えるため
に、湯水の一部を風呂熱交換器12を通さないで循環さ
せるためのバイパス管路23Dが水流スイッチ35、風
呂サーミスタ36および風呂熱交換器12をバイパスす
るようにして設けられており、これにより火傷等に対す
る安全を確保しつつ追焚きを速やかに行なうことができ
るとともに、後述するマッサージ用の気泡を円滑に発生
できる。
B内に第3管路23Cが同心的に配された二重構造の循
環用金具26を用いて浴槽Bの壁部と接続されており、
循環用金具26には、別途設けられた空気管27の開口
が第3管路23C内に配され、所定の制御によってポン
プ24の作動時に空気電磁弁28を開くと、浴槽Bに向
かってマッサージ用の気泡を発生する。
12には、ガス供給管4によって燃料ガスが供給される
主バーナ2および風呂バーナ3が備えられ、各バーナ
2、3は、後述する制御装置40によって制御される。
制御装置40は、通常の設置状態では図示しない電源ス
イッチが投入されていて、常時電力が供給されており、
キッチン等に設けられるメーンリモコン50と、浴室内
に設けられる風呂リモコン60とを備え、各リモコン5
0、60からの操作信号に応じて後述するそれぞれの運
転動作を行ない、そのために、図3に示すとおり、通信
制御部41、運転制御部42、温調制御部43、燃焼制
御部44、水量制御部45、風呂制御部46の各機能部
を有する。
0との間に2線のケーブルが設けられ、各リモコン5
0、60に対して給電を行なうとともに、同一のケーブ
ルを用いて給電電圧に重畳して伝送される各リモコン5
0、60からの操作信号を受信し、各リモコン50、6
0に対して運転信号および表示信号を送信する。運転制
御部42は、操作優先権が与えられた一方のリモコンの
操作状態に応じて、湯張り運転、給湯運転、追焚き運転
等の制御を行ない、運転制御部42には、各運転間の制
御のために作動時間、待機時間等を計時するためのタイ
マ部42aがある。
けられた優先切替スイッチ61の操作状態に応じて決定
され、優先切替スイッチ61の1回の押し操作が行なわ
れる毎に、メーンリモコン50あるいは風呂リモコン6
0の操作優先権が交互に変更され、操作優先権が与えら
れたリモコンにその旨が表示される。また、本実施例で
は、操作優先権がメーンリモコン50に与えられている
場合に、風呂リモコン60に設けられたゆらぎスイッチ
62によって後述するゆらぎ動作が指示された場合に
は、優先切替スイッチ61による風呂リモコン60への
操作優先権の切替操作が行なわれなくても、自動的に風
呂リモコン60への操作優先権の切替動作が行なわれ、
風呂リモコン60に操作優先権が与えられる。
けられた湯張り用スイッチを操作すると、湯張り弁2
0、第1二方弁22、第2二方弁25が所定の順序で開
かれて浴槽Bへの給湯を開始し、設定水位に応じた所定
量の湯張りが行なわれたことが湯張り流量センサ34に
よって検知されると、水位センサ37による検知水位に
基づいた湯張り動作に切り替わり、設定水位が検知され
ると湯張り動作を終了する。この間、風呂リモコン60
の湯張り設定温度に応じて温調制御部43、燃料制御部
44、水量制御部45をそれぞれ制御して主バーナ2に
よる主熱交換器11の加熱を行う。その後、浴槽B内の
湯温を湯張り設定温度にするために、ポンプ24を駆動
して浴槽B内の湯温を風呂サーミスタ36によって検知
し、湯張り設定温度に達していない場合には、風呂制御
部46を制御して追焚き運転を行ない、湯張り設定温度
に達するまで風呂バーナ3によって風呂熱交換器12の
加熱を行なう。
標温度は、通常は、操作優先権が与えられたリモコンの
給湯設定温度に基づいて決定される一定の温度である
が、本実施例では、給湯使用のひとつとしてのシャワー
使用時に、出湯温度を所定のパターンで変化させて温水
によるマッサージ効果を得るための「ゆらぎのシャワ
ー」を行なうためのゆらぎ動作機能が与えられている。
このため、本実施例の給湯運転には、出湯温度を一定の
目標温度に維持する通常の給湯を行なう給湯モードと、
「ゆらぎのシャワー」を行なうためのゆらぎモードとが
ある。給湯モードは、ゆらぎスイッチ62によってゆら
ぎモードが指示されていない場合に一定の設定給湯温度
に対して行なう給湯動作で、給湯モードでは、各リモコ
ン50、60の運転スイッチへの操作に応じて給湯待機
状態となり、図示しない給湯栓が開かれて主熱交換器1
1内を作動開始流量以上の水が通過することが給水流量
センサ31によって検知されると、操作優先権が与えら
れたリモコンの給湯設定温度に基づいて温調制御部4
3、燃料制御部44、水量制御部45を制御して主バー
ナ2による加熱を行なう。
られたゆらぎスイッチ62の操作に応じて行なわれるも
ので、給湯される湯水の出湯温度を所定のパターンで変
化させ、特に、シャワー使用によって「ゆらぎのシャワ
ー」を行なう場合に利用される。ゆらぎモードとして、
給湯モードにおける通常の給湯中にゆらぎスイッチ62
が操作されてゆらぎモードが指示された場合には、その
スイッチ操作に応じてゆらぎ動作が開始されて、出湯温
度が所定の変化をする。給湯モードにおいて給湯運転が
可能な給湯待機状態にゆらぎスイッチ62によってゆら
ぎモードが指示された場合には、ゆらぎスイッチ62が
操作されるとゆらぎモードになってゆらぎ待機状態とな
り、その後シャワーヘッド等の給湯口と連通する止水栓
が開かれて給湯が開始されると、ゆらぎ動作が開始され
て出湯温度が所定のパターンで変化する。
湯目標温度が所定のパターンで変化し、それに応じて燃
焼制御部44におけるガス供給量が変化することによっ
て行なわれる。給湯モードにおいて、給湯運転が行なわ
れていない給湯待機状態にゆらぎスイッチ62の操作に
よってゆらぎモードになった場合のゆらぎ待機状態は、
ゆらぎ待機状態になってから所定時間(例えば15分
間)だけ維持され、所定時間が経過するとゆらぎモード
は自動的に解除されて給湯モードになり、給湯待機状態
となる。また、ゆらぎモードとしてのゆらぎ待機状態に
おいてゆらぎモードになってから所定時間以内に給湯が
行なわれてゆらぎ動作が開始された場合、あるいは給湯
運転中にゆらぎスイッチ62の操作によってゆらぎモー
ドに切り換えられてゆらぎ動作が開始された場合には、
それぞれのゆらぎ動作が開始されてから所定時間(例え
ば15分間)のみゆらぎ動作が可能であり、ゆらぎ動作
の開始から所定時間(例えば15分間)以上継続された
場合には、所定時間が経過したとき自動的にゆらぎモー
ドが解除されてゆらぎ動作は終了し、その後は、給湯モ
ードとして通常の給湯運転に変更される。さらに、ゆら
ぎモードにおけるゆらぎ動作中に、止水栓を閉じるなど
して、給湯流量センサ31の検知流量が作動停止流量よ
り少なくなって給湯を終えたときにも、ゆらぎ動作が主
バーナ3の燃焼とともに停止するときにゆらぎモードが
自動的に解除されて給湯モードになり、その後、再び給
湯を行なった場合には、それがゆらぎモードへの切替え
あるいはゆらぎ動作の開始から所定時間以内であったと
してもゆらぎ動作は行なわれず、給湯モードとして通常
の給湯運転が行なわれる。
チ62が操作された場合には、湯張り運転が一旦中断さ
れて給湯運転におけるゆらぎモードとしてのゆらぎ待機
状態となり、ゆらぎ待機状態の解除あるいはゆらぎ動作
の終了によってゆらぎモードが解除されたときに、中断
されていた湯張り運転が復帰して、中断前の状態から継
続するようにして湯張り運転が行なわれる。なお、上記
のゆらぎ待機状態あるいはゆらぎ動作中にゆらぎスイッ
チ62の操作によってゆらぎ動作の停止が指示された場
合や優先切替スイッチ61の操作によって操作優先権が
風呂リモコン60からメーンリモコン50へ切り換えら
れた場合には、ゆらぎ動作のためのゆらぎモードが解除
されて、ゆらぎ待機状態から通常の給湯待機状態へある
いはゆらぎ動作から通常の給湯動作に変更される。
御部(以下「FF制御部」という)43aと、フィード
バック制御部(以下「FB制御部」という)43bとを
有し、通信制御部41を介して各リモコン50、60か
ら伝送される各設定温度、給水温サーミスタ32、出湯
温サーミスタ33、給湯流量センサ31の各検知情報に
基づいて主バーナ2の目標加熱量を決定する。通常の給
湯運転と湯張り運転においては、FF制御部43aによ
って各設定温度に基づく目標温度、給水流量、給水温度
に基づいて目標加熱量を決定するフィードフォワード制
御を行い、出湯温サーミスタ33によって検知される出
湯温度が所定の条件を満たした場合に、さらに出湯温度
に基づいたFB制御部43bによるフィードバック制御
をフィードフォワード制御とともに行なって、出湯温度
の安定化を図る。本実施例のFF制御部43aでは、フ
ィードフォワード制御による目標加熱量(ガス供給量)
Qffは、次式によって与えられる。 Qff=(Tset−Tin)×W÷EX ここで、Tsetはリモコンで設定された目標温度、T
inは給水温サーミスタ32で検知された給水温度、W
は給水流量センサ31で検知された給水流量、EXは熱
交換率である。また、FB制御部43bによるフィード
バック制御をフィードフォワード制御とともに行なう場
合の目標加熱量(ガス供給量)Qは、次式で与えられ
る。 Q=Qff+P+I+D ここで、Pはフィードバック制御における比例補正量、
Iはフィードバック制御における積分補正量、Dはフィ
ードバック制御における微分補正量であって、 P=E(Tset−Tout)×W I=I{n−1}+bWn×(Tset−Tout) D=ΔTout×d でそれぞれ与えられる。なお上各式において、Eは比例
定数、Toutは出湯温サーミスタ33に検知される出
湯温度、I{n−1}は前回求められた積分補正量、b
は積分定数、Wnは今回の流量、ΔToutは今回と前
回との出湯温度の差、dは負の定数である。一方、給湯
運転におけるゆらぎ動作では、上記のフィードバック制
御を一切行なわず、フィードフォワード制御のみによっ
て目標温度を決定する。すなわち、上記の比例補正量
P、積分補正量I、微分補正量Dを用いない目標加熱量
Qffのみによって燃焼制御を行なう。これによってゆ
らぎ動作における出湯温度を目標温度に応じて速やかに
変更でき、出湯湯水の温度変化特性が向上し、すぐれた
マッサージ効果が得られる。
検知流量が作動流量以上になると、図示しない点火装置
を作動させるとともに、主バーナ2へのガス供給路4に
配されたガス比例弁5、ガス電磁弁6、6a、送風機7
をそれぞれ所定のシーケンスで制御して点火動作を行な
うとともに、図示しないフレームロッドあるいはサーモ
カップル等の炎検知部材によって着火検知が行なわれる
と、温調制御部43で決定された目標加熱量に基づいて
ガス供給量を決定し、それに応じて送風機7を駆動し、
送風機7の回転数を検出して上記各弁を制御して、主熱
交換器11内を通過する水を目標温度に加熱する。ま
た、安全制御として、加熱中に、上記炎検知部材によっ
て失火が検知された場合には、各ガス電磁弁6、6aを
閉じて主バーナ2への燃料ガスの供給を停止する。
と水バイパス電磁弁19の開閉状態を制御して、給水管
13によって供給される水の流量を主バーナ2の加熱能
力に応じた流量に調整し、給湯流量を確保するととも
に、ドレンの発生を防止する。風呂制御部46は、湯張
り運転の最終動作としての沸き上げおよび追焚き運転に
おいて、運転制御部42からの制御によって第1二方弁
22が閉じられ第2二方弁25が開かれてポンプ24が
駆動されたとき、水流スイッチ35によって水流が検知
されると、図示しない点火装置を作動させるとともに、
風呂電磁弁8および風呂ファン9を作動させて、風呂バ
ーナ3の燃焼制御を行い、風呂サーミスタ36によって
所定の温度が検知されたとき、または、所定の時間が経
過したときに、風呂バーナ3の燃焼を停止する。なお、
ガス供給路4中の4Aは、各バーナ2、3へのガス供給
をすべて停止するための元電磁弁であり、8aは、ガス
供給圧力を一定にするためのガスガバナである。
ら供給される電力によって作動するマイクロコンピュー
タを有し、それぞれ図示しない運転スイッチ、湯張り用
スイッチ等を備えるとともに、各運転における目標温度
としての給湯温度あるいは湯張り温度の設定等を行なう
ための幾つかの設定スイッチと、それぞれの操作状態お
よび運転状態を表示するための液晶表示装置を備え、各
スイッチの操作に応じて給湯運転、湯張り運転等の各運
転の指示および設定情報を制御装置40に伝送する。特
に、風呂リモコン60には、メーンリモコン50に対し
て給湯温度の設定を優先的に行なうための優先切替スイ
ッチ61が備えられるとともに、給湯運転におけるシャ
ワー使用時にマッサージ効果を与えるために出湯温度を
所定のパターンで変化させる「ゆらぎのシャワー」を行
なうためのゆらぎスイッチ62が備えられている。
のための機能構成とその機能について説明する。風呂リ
モコン60には、図4に示すとおり、給湯温度を設定す
るための1対の押しボタンスイッチからなる給湯温度設
定スイッチ63の信号に応じて給湯目標温度を設定する
給湯温度設定部71、ゆらぎスイッチ62へのゆらぎ動
作の指示に応じて給湯目標温度を変更するためのゆらぎ
温度発生部72と、給湯運転における給湯モードあるい
はゆらぎモードに応じてこれらの何れかを選択して、風
呂リモコン60による給湯目標温度とするための動作選
択部73がある。
われない給湯モードにおいて、給湯温度設定スイッチ6
3への押し操作に応じて、35℃〜75℃の間で温度を
1ステップずつ変更し、給湯目標温度として制御装置4
0へ伝送する。また、ゆらぎモードから給湯モードへの
切替えの際には、後述するゆらぎ温度発生部72の上限
温度決定部74で決定されているゆらぎ動作における上
限温度を給湯運転における給湯設定温度として設定す
る。
おけるゆらぎ動作の際に、出湯温度を変化させるために
所定のパターンで変化する給湯目標温度を発生させるた
めの機能部であり、上限温度決定部74、基本信号発生
部75、信号選択部76、下限温度リミッタ77の機能
部を有する。
て所定のパターンで変化する給湯目標温度の上限温度を
決定する部分で、基本的には、給湯モードからゆらぎモ
ードに切り換えられたときの給湯温度設定部71の給湯
設定温度を、ゆらぎ動作における給湯目標温度の上限温
度として決定する。ただし、マッサージ効果を目的とし
た「ゆらぎのシャワー」の目的および使用実体を考慮し
て、人体に対して必要以上に高い温度や低い温度は、安
全面や感覚面から好ましくないため、決定可能な上限温
度を39℃〜44℃の範囲に限定しており、給湯温度設
定部71で設定された給湯目標温度が44℃を越えてい
る場合には上限温度の最高値としての44℃とし、給湯
目標温度が39℃を下回っている場合には、上限温度の
最低値としての39℃にし、39℃〜44℃間の温度に
ついては、それぞれ給湯温度設定スイッチ63によって
設定される温度を、それぞれ上限温度として決定する。
ー」によるマッサージ効果のために、例えば図5に示す
とおり、温度変化のパワースペクトルがその振動数fに
対して1/fとなるようにあらかじめ決定された幾つか
の信号パターンS0、S1、S2、S3を記憶した信号
記憶部と、その信号パターンS0〜S3を読み出してそ
の上限値を上限温度決定部74の上限温度に合わせるよ
うにシフトさせる信号読出部とからなり、ゆらぎ動作が
開始されると、次に述べる信号選択部76によって指示
される所定の順序で各信号パターンS0〜S3を読み出
して、給湯目標温度の信号とする。本実施例では、出湯
温度が上限温度に達するまではゆらぎ動作による出湯温
度の変化は開始されず、出湯温サーミスタ33によって
上限温度が検知されたことが制御装置40から伝送され
ると、出湯温度の変化のための信号パターンの読み出し
が始まって、ゆらぎ動作の初期には、初期動作として、
振動数fに対して1/fで変化する信号パターンS1〜
S3に含まれる最大値と最低値との間で温度が単純に変
化する初期信号S0が読み出され、その後、信号選択部
76の選択信号に応じて、所定の順序で各信号パターン
S1〜S3が読み出され、以後、初期信号S0と信号選
択部76に応じて選択される信号パターンS1〜S3と
が交互に読み出される。これによって、ゆらぎ動作が行
われる際に、使用者は、初期信号に応じて変化する湯温
を感ずることによって、その後変化する湯温の変化幅に
対する心構えができ、安心してゆらぎ動作を行うことが
できる。また、初期動作を確認することによって、制御
装置40がゆらぎ動作のために正常に作動していること
を把握できる。
記憶された複数の信号パターンS1〜S3の読出順序を
決定する部分で、その読出順序は、「ゆらぎのシャワ
ー」の使用者が各信号パターンS1〜S3の順序を感知
できないようにするために、ゆらぎ動作が行なわれる度
に異なった順序で読み出される。ここでは、ガス自動給
湯器1の制御装置40が電灯線に接続されて、給電が開
始された時に初期設定される第1変数Nと、ゆらぎ動作
が開始されるときに初期設定される第2変数Mに関し
て、以下のとおりそれぞれ積算され、それぞれの積算値
に応じて、読み出される信号パターンS1〜S3が決定
される。
S0と信号パターンS1〜S3の読出順序の処理につい
て、図1に基づいて説明する。制御装置40への給電に
伴って、第1変数NがN=0に初期設定され(ステップ
101)、ゆらぎスイッチ62の操作および給湯栓の操
作によるゆらぎ動作が行われるか否かを判別する。ゆら
ぎ動作が開始された場合には(ステップ102において
YES)、第2変数MをM=0に初期設定し(ステップ
103)、信号パターンS0によるゆらぎ動作を行う
(ステップ104)。信号パターンS0のゆらぎ動作が
終わると、第2変数Mに関する判別が行われ、第2変数
Mが奇数の場合には(ステップ105においてNO)、
信号パターンS1によるゆらぎ動作(ステップ10
6)、信号パターンS2によるゆらぎ動作(ステップ1
07)、信号パターンS3によるゆらぎ動作(ステップ
108)をそれぞれ順に行い、ステップ110以降の演
算処理を行う。
ップ105においてYES)、さらに第1変数Nに関す
る判別が行われる。第1変数Nが3の倍数である場合に
は(ステップ109において3n)、ステップ106に
おける信号パターンS1によるゆらぎ動作を行わない
で、ステップ107へ移行して信号パターンS2による
ゆらぎ動作と信号パターンS3によるゆらぎ動作を続け
て行う。第1変数Nが3の倍数に1を加えた数である場
合には(ステップ109において3n+1)、信号パタ
ーンS1、S2によるゆらぎ動作を行わないで、ステッ
プ108へ移行して信号パターンS3によるゆらぎ動作
のみを行う。第1変数Nが3の倍数に2を加えた数であ
る場合には、(ステップ109において3n+1)、信
号パターンS1、S2、S3によるゆらぎ動作を行わな
いで、ステップ110へ移行する。
行い、第2変数Mが偶数の場合には(YES)、第1変
数Nに1を加算し(ステップ111)、その後、第2変
数M自体についても1を加算する(ステップ112)。
ステップ110において、第2変数Mが奇数の場合には
(NO)、ステップ111による処理を行わないで、ス
テップ112へ移行して、第2変数M自体について1を
加算する。その後は、ゆらぎ動作が継続される場合には
(ステップ113においてNO)、ステップ104へ移
行して、第1変数Nおよび第2変数Mに応じて上記の各
信号パターンによるゆらぎ動作を繰り返す。一方、ゆら
ぎ動作が停止される場合には(ステップ113において
YES)、ステップ102へ移行して、ゆらぎ動作が開
始されるまで、上記の各演算処理は停止され、第1変数
Nの積算値はそのまま次のゆらぎ動作まで記憶される。
なお、上記のステップ104、106、107、108
において、ゆらぎ動作が停止された場合についても、そ
れぞれステップ102へ移行して、再びゆらぎ動作が開
始されるまで、演算処理を停止する。
パターンの読出順序の処理を行うこによって、信号パタ
ーンS1〜S3は各変数に応じて読み出されるか否かが
決定され、ステップ104以降において、必ずしも毎回
読み出されるとは限らないため、ゆらぎ動作の温度変化
が一定の変化として使用者に感じられることがなく、ゆ
らぎ動作が比較的長くなった場合でも、出湯温度の変化
のパターンが使用者に感じられることがなく、飽きな
い。また、第1変数Nの積算値は、ゆらぎ動作が停止さ
れた場合にそのまま記憶され、次のゆらぎ動作において
は、記憶された値に基づいて判別が開始されるため、ゆ
らぎ動作の度に、異なる値に基づいてゆらぎ動作が行わ
れる。従って、ゆらぎ動作では、毎回異なった順序で信
号パターンが読み出されるため、ゆらぎ動作を行う度に
新鮮な感覚を与えることができ、単調に感じられること
がない。
発生部75の温度信号には、設定された上限温度によっ
ては、給湯目標温度として相応しくない低い目標温度が
含まれることがあり、そうした低い目標温度に応じて燃
焼制御が行なわれると、使用条件によってはドレンの発
生などの不良動作が発生する可能性が考えられる。下限
温度リミッタ77では、そうした不良動作を防止するた
めに、基本信号発生部75の温度信号に低い目標温度が
含まれた場合に備えて、最低目標温度を制限して、不良
動作を発生しない温度に補正する。本実施例では、基本
信号発生部75の信号読出部でシフトされた温度信号の
うち30℃以下の温度信号に対して、すべて30℃に補
正している。
操作状態等によって切り換えられる給湯モードあるいは
ゆらぎモードに応じて、給湯目標温度の設定状態を変更
するための機能部であって、ゆらぎモードとして、ゆら
ぎ温度発生部72によって給湯目標温度が決定されるゆ
らぎ待機状態あるいはゆらぎ動作の場合には、ゆらぎス
イッチ62の操作に応じて、あるいは上記の各条件に応
じてゆらぎ待機状態あるいはゆらぎ動作が終了してゆら
ぎモードが解除された情報が制御装置40から伝送され
た場合には、給湯温度設定部71による給湯目標温度の
設定への切替えを行う。これによって、給湯モードにお
いては、給湯待機状態および給湯運転のいずれの場合に
も給湯温度設定部71によって給湯目標温度が設定さ
れ、ゆらぎモードにおいては、ゆらぎ待機状態およびゆ
らぎ動作のいずれの場合にもゆらぎ温度発生部72によ
って給湯目標温度が設定されて、それに応じて出湯温度
を変化させる。
自動給湯器1のゆらぎモードに関する作動を、図6に基
づいて説明する。ゆらぎスイッチ62がオン操作されて
ゆらぎモードが指示さると(ステップ1においてYE
S)、操作優先権がメーンリモコン50に与えられてい
るか否かが判別され、操作優先権が風呂リモコン60に
与えられていた場合には(ステップ2においてNO)、
給湯モードからゆらぎモードへの切替えが行なわれ(ス
テップ3)、このとき、タイマ部42aにおいて15分
タイマの計時がスタートする。操作優先権がメーンリモ
コン50に与えられている場合には(ステップ2におい
てYES)、操作優先権の切替が行なわれ(ステップ
4)、風呂リモコン60に操作優先権が与えられ、その
後、ステップ3へ移行して、給湯モードからゆらぎモー
ドへの切替えが行なわれ、15分タイマの計時が開始さ
れる。温調制御部43では、フィードバック制御のため
のFB制御部43bが機能しなくなり、フィードフォワ
ード制御のためのFF制御部43aのみが機能し、出湯
温サーミスタ33の検知情報は無視される。なお、給湯
モードからゆらぎモードへの切替えが行なわれると、風
呂リモコン60およびメーンリモコン50では、それぞ
れの液晶表示装置において、ゆらぎモードになったこと
が表示される。また、操作優先権の切替えによって風呂
リモコン60に操作優先権が切り換えられた場合には、
それに応じて操作優先権を示す表示がメーンリモコン5
0から風呂リモコン60へ移る。
して、給湯運転が行なわれているか否かが判別される
(ステップ5)。給湯運転が行なわれている場合には
(ステップ5においてYES)、ステップ20へ移行し
て、ゆらぎ動作を開始し、それによって給湯目標温度が
所定のパターンで変化し、それに応じて出湯温度が変化
する。給湯運転が行なわれていない場合には(ステップ
5においてNO)、湯張り運転が行なわれているか否か
が判別される(ステップ6)。湯張り運転が行なわれて
いない場合には(ステップ6においてNO)、主熱交換
器11を通過する水の流量が主バーナ2の作動開始のた
めの作動流量以上になるか否かを判別する(ステップ
9)。湯張り運転が行なわれている場合には(ステップ
6においてYES)、一旦湯張り運転を中断し(ステッ
プ7)、湯張り運転の中断の処理を始めてから3秒経過
後に(ステップ8においてYES)、ステップ9へ移行
する。
以上でない場合には(ステップ9においてNO)、ゆら
ぎスイッチ62によるゆらぎ動作の停止の指示があった
か否かを判別し(ステップ10)、ゆらぎスイッチ62
のオフ操作がない場合には(ステップ10においてN
O)、さらに優先切替スイッチ61によって風呂リモコ
ン60からメーンリモコン50への操作優先権の切替操
作があったか否かを判別し(ステップ11)、操作優先
権の切替操作がない場合には(ステップ11においてN
O)、15分タイマの計時開始から15分が経過したか
否かを判別し(ステップ12)、15分が経過しない場
合には(ステップ12においてNO)、ステップ9へ移
行して、上記のステップ9〜12の各判別を繰り返す。
以上のステップ9からステップ12において、いずれも
NOである場合には、制御装置40は、止水栓が開かれ
てゆらぎ動作による給湯運転が開始されるまでステップ
9からステップ12のループを繰り返して待機するゆら
ぎ待機状態となる。
開かれるなどによって、給水流量センサ31の検知流量
が作動流量以上になった場合には(ステップ9において
YES)、その時点でタイマ部42aの15分タイマを
クリアして再スタートさせた後(ステップ13)、ステ
ップ20へ移行してゆらぎ動作を行なう。一方、ゆらぎ
待機状態において、ゆらぎスイッチ62がオフ操作され
た場合には(ステップ10においてYES)、ゆらぎモ
ードが解除され(ステップ14)、ゆらぎスイッチ62
がオン操作される前の状態に戻る。同様に、ゆらぎ待機
状態において、優先切替スイッチ61によって操作優先
権の切替操作が行なわれて、操作優先権が風呂リモコン
60からメーンリモコン50への切り換えられた場合に
は(ステップ11においてYES)、ゆらぎモードが解
除される(ステップ14)。また、ゆらぎ待機状態が1
5分を経過すると(ステップ12においてYES)、上
記の各解除操作が行なわれなくても、自動的にゆらぎモ
ードが解除される(ステップ14)。ゆらぎ待機状態に
おいてゆらぎモードが解除されると、ゆらぎ待機状態か
ら給湯待機状態へ、あるいは、湯張り中断状態から湯張
り運転へ戻る。
ついて、図7を参考に説明する。ここで、ゆらぎ動作と
は、ゆらぎモードにおいて実際に給湯が行なわれてい
て、その際、出湯温度が所定のパターンで変化すること
を指す。上記のステップ5あるいはステップ9における
判別によってステップ20へ移行すると、ゆらぎ動作が
開始され(ステップ21)、風呂リモコン60における
給湯温度設定部71の給湯目標温度に応じて上限温度が
決定され、この上限温度に合わせて所定のパターンで変
化するゆらぎ温度が制御装置40の通信制御部41を経
て温調制御部43へ伝送される。このとき、温調制御部
43では、FF制御部43aのみよって目標加熱量を決
定し、燃焼制御部44ではそれに応じて主バーナ2の燃
焼制御が行なわれる。ゆらぎ動作が一旦開始されると、
その動作は、次の各判別結果に応じて停止される。ゆら
ぎ動作の停止のための条件は、上述のゆらぎ待機状態に
おけるゆらぎモードの解除の条件とほぼ同じで、給水流
量センサ31の検知流量が作動停止流量以下になった場
合(ステップ22においてYES)、ゆらぎスイッチ6
2によってゆらぎ動作のオフ操作が行なわれた場合(ス
テップ23においてYES)、優先切替スイッチ61に
よって操作優先権が風呂リモコン60からメーンリモコ
ン50へ切り替えられた場合(ステップ24においてY
ES)、ゆらぎ動作の継続時間が15分を越えた場合
(ステップ25においてYES)であり、これらのいず
れかの場合に、ゆらぎ動作が終了して(ステップ2
6)、その後、ステップ14へ移行して、ゆらぎ動作の
終了とともにゆらぎモードが自動的に解除される。な
お、ステップ20において所定の条件に応じてゆらぎ動
作が終了したとき、ステップ23、24、25からステ
ップ26へ移行した場合には、作動停止流量以下になる
まで、上限温度を給湯目標温度とした給湯運転が継続さ
れる。またステップ22からステップ26へ移行してゆ
らぎ動作を終了した場合には、ゆらぎモードになる前の
湯張り運転あるいは給湯待機状態に戻る。
開始初期に、ゆらぎ動作による湯温の上限温度と下限温
度とを単純変化する初期動作が行われるため、使用者
は、ゆらぎ動作の開始を容易に把握できるとともに、湯
温の変化範囲に対する心構えができるため、ゆらぎ動作
中に不安を感ずることがない。本実施例では、ゆらぎ動
作における初期動作としての信号パターンS0によるゆ
らぎ動作を、その後にも繰り返して行うようにしたが、
信号パターンS0によるゆらぎ動作をゆらぎ動作の開始
の初期に1回だけ行うようにしてもよい。本実施例で
は、給湯温度設定部71の給湯設定温度をゆらぎ動作に
おける給湯目標温度の上限温度とするようにしたが、給
湯目標温度の中心温度としてもよい。また、給湯目標温
度の上限温度と下限温度をそれぞれ設定できるものであ
ってもよい。本実施例では、給水管13と出湯管15と
バイパスする水バイパス管14および水バイパス弁19
を備えたものを示したが、それぞれ備えないものでもよ
い。
置の信号選択部における信号の読出動作を示す流れ図で
ある。
示す概略構成図である。
置の機能ブロック図である。
風呂リモコンの機能ブロック図である。
ンにおけるゆらぎ温度発生部による目標温度の波形を示
す波形図である。
ぎモードに関する作動説明のための流れ図である。
ぎ動作の作動説明のための流れ図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 水加熱回路に備えられた加熱源の加熱量
を時間変化に応じて変化させて前記水加熱回路によって
加熱される水の温度を所定温度範囲内で時間変化に応じ
て変化させるゆらぎ動作を行う給湯器の制御装置におい
て、前記ゆらぎ動作の開始を指示するゆらぎ動作指示手段
と、 前記水加熱回路から流出する湯水の温度を検知する温度
検知手段と、 前記ゆらぎ動作指示手段により前記ゆらぎ動作が指示さ
れたとき、前記水加熱回路から流出する湯水の目標温度
を前記所定温度範囲内の上限温度になるように設定し、
前記温度検知手段によって検知される温度が前記上限温
度に達した後に、前記水加熱回路から流出する湯水の目
標温度が前記所定温度範囲内の下限温度になるように設
定するゆらぎ初期動作設定手段と を具備すること を特徴
とする給湯器の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3063548A JPH0781702B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 給湯器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3063548A JPH0781702B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 給湯器の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05264028A JPH05264028A (ja) | 1993-10-12 |
JPH0781702B2 true JPH0781702B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=13232397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3063548A Expired - Lifetime JPH0781702B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 給湯器の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781702B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0228976A (ja) * | 1988-07-18 | 1990-01-31 | Fuji Denki Kogyo Kk | 二色発光型表示灯 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP3063548A patent/JPH0781702B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05264028A (ja) | 1993-10-12 |
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