JPH078076A - 野菜収穫機 - Google Patents
野菜収穫機Info
- Publication number
- JPH078076A JPH078076A JP15863093A JP15863093A JPH078076A JP H078076 A JPH078076 A JP H078076A JP 15863093 A JP15863093 A JP 15863093A JP 15863093 A JP15863093 A JP 15863093A JP H078076 A JPH078076 A JP H078076A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- vegetable
- formed head
- end side
- stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】結球野菜の切断位置のバラツキを防止する。
【構成】結球野菜を挾んで後方上方に向けて搬送する一
対のコンベアベルト7,7からなる搬送装置5を設け、
該搬送装置5の始端部側に挾持された結球野菜を下部の
茎根部から切断処理するカッタ−8を設置すると共に、
該カッタ−8の上方には結球部を下方に押し付けながら
送る押え送り装置13を設けてあることを特徴とする。
対のコンベアベルト7,7からなる搬送装置5を設け、
該搬送装置5の始端部側に挾持された結球野菜を下部の
茎根部から切断処理するカッタ−8を設置すると共に、
該カッタ−8の上方には結球部を下方に押し付けながら
送る押え送り装置13を設けてあることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地上に葉菜を結球す
る、例えばキャベツ、白菜などの野菜収穫機に関するも
のである。
る、例えばキャベツ、白菜などの野菜収穫機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の野菜収穫機として、圃場
に植立されている結球野菜を、その茎根部から結球部を
切取って収穫し、これを左右両側から挾んで後方上方に
搬送処理しコンテナ等に採取するようにしたものがあ
る。
に植立されている結球野菜を、その茎根部から結球部を
切取って収穫し、これを左右両側から挾んで後方上方に
搬送処理しコンテナ等に採取するようにしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の結球野菜の送り
は左右一対のコンベアベルトのみであった為、カッタ−
による茎根部の切断位置にバラツキが発生していた。本
発明は、かかる問題点を解消することを目的とし、この
目的達成のため、次ぎのような技術的手段を講じた。
は左右一対のコンベアベルトのみであった為、カッタ−
による茎根部の切断位置にバラツキが発生していた。本
発明は、かかる問題点を解消することを目的とし、この
目的達成のため、次ぎのような技術的手段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る技術的手段は、結球野菜を挾んで後方上方に向けて搬
送する一対のコンベアベルト7,7からなる搬送装置5
を設け、該搬送装置5の始端部側に挾持された結球野菜
を下部の茎根部から切断処理するカッタ−8を設置する
と共に、該カッタ−8の上方には結球部を下方に押し付
けながら送る押え送り装置13を設けてあることを特徴
とする。
る技術的手段は、結球野菜を挾んで後方上方に向けて搬
送する一対のコンベアベルト7,7からなる搬送装置5
を設け、該搬送装置5の始端部側に挾持された結球野菜
を下部の茎根部から切断処理するカッタ−8を設置する
と共に、該カッタ−8の上方には結球部を下方に押し付
けながら送る押え送り装置13を設けてあることを特徴
とする。
【0005】
【作用】搬送始端側のカッタ−ガイド部に結球野菜の茎
根部を案内すると、まず、結球部がコンベアベルトによ
り左右両側から挾持された状態となり、しかるのち、茎
根部がカッタ−により所定位置から切断される。従っ
て、茎根部は圃場内に残り結球部はコンベアベルトに挾
持されたまま後方上方に向けて搬送される。一方、カッ
タ−ガイド部の上方では押え送り装置によって結球部の
下方への押し付け作用と後方への送り作用が付与され
る。
根部を案内すると、まず、結球部がコンベアベルトによ
り左右両側から挾持された状態となり、しかるのち、茎
根部がカッタ−により所定位置から切断される。従っ
て、茎根部は圃場内に残り結球部はコンベアベルトに挾
持されたまま後方上方に向けて搬送される。一方、カッ
タ−ガイド部の上方では押え送り装置によって結球部の
下方への押し付け作用と後方への送り作用が付与され
る。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、押え送り装置
により結球部は常にカッタ−ガイド部に押し付けられる
為、切断位置にバラツキの発生がなくなる。
により結球部は常にカッタ−ガイド部に押し付けられる
為、切断位置にバラツキの発生がなくなる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。車体1はクロ−ラ式の走行装置2を具備し、車体1
上の前部一側には運転席3及び操縦部4を備えている。
車体1の前方下部から後方上方には結球野菜を挾持して
搬送する搬送装置5を備えている。
る。車体1はクロ−ラ式の走行装置2を具備し、車体1
上の前部一側には運転席3及び操縦部4を備えている。
車体1の前方下部から後方上方には結球野菜を挾持して
搬送する搬送装置5を備えている。
【0008】搬送装置5は、数個の各プ−リ6…間に巻
回する左右一対のコンベアベルト7,7からなり、結球
部を左右から挾んで後方上方に向けて搬送するよう後上
がり状に傾斜させて設けられている。前記搬送装置5の
始端側下方には、結球野菜の茎根部から切断する回転駆
動可能なカッタ−8と、茎根部を案内するV型案内部9
を有するカッタ−ガイド部10が設けられている。
回する左右一対のコンベアベルト7,7からなり、結球
部を左右から挾んで後方上方に向けて搬送するよう後上
がり状に傾斜させて設けられている。前記搬送装置5の
始端側下方には、結球野菜の茎根部から切断する回転駆
動可能なカッタ−8と、茎根部を案内するV型案内部9
を有するカッタ−ガイド部10が設けられている。
【0009】前記カッタ−8はモ−タ11により伝動軸
12を介して回転駆動されるようになっている。そし
て、前記カッタ−8の上方には、搬送装置5の始端側上
方にあって、結球部を下方に向けて押し付けながら後方
へ送る押え送り装置13が設けられている。この押え送
り装置13は、前後一対の輪体14,14とこれらに巻
回する無端ベルト15からなり、始端側より終端側が低
くなるよう傾斜状態に設けられ、しかも、始端側の駆動
軸16を支点として終端側が上下動するよう回動自在に
架設され、押えスプリング17を介して常時下方に付勢
されている。
12を介して回転駆動されるようになっている。そし
て、前記カッタ−8の上方には、搬送装置5の始端側上
方にあって、結球部を下方に向けて押し付けながら後方
へ送る押え送り装置13が設けられている。この押え送
り装置13は、前後一対の輪体14,14とこれらに巻
回する無端ベルト15からなり、始端側より終端側が低
くなるよう傾斜状態に設けられ、しかも、始端側の駆動
軸16を支点として終端側が上下動するよう回動自在に
架設され、押えスプリング17を介して常時下方に付勢
されている。
【0010】前記駆動軸16はコンベアベルト7のプ−
リ軸18からベベルギヤ機構19を介して回転駆動され
るように連繋されている。搬送装置5は、支柱20の上
端部に設けた横軸21の軸芯X周りに上下動可能であ
り、しかも、前記支柱20の縦軸芯Y周りに左右回動可
能に構成されている。
リ軸18からベベルギヤ機構19を介して回転駆動され
るように連繋されている。搬送装置5は、支柱20の上
端部に設けた横軸21の軸芯X周りに上下動可能であ
り、しかも、前記支柱20の縦軸芯Y周りに左右回動可
能に構成されている。
【0011】22は搬送装置5の上下調節シリンダ−で
あり、23は左右調節シリンダ−、24は左右スライド
フレ−ムである。つまり、始端側にカッタ−8を有する
搬送装置5全体が上下及び左右任意の位置に移動制御出
来るように構成されている。25は前記搬送装置5によ
り搬送されてくる結球野菜の外葉をチップ状に切断処理
する切断刃であり、駆動モ−タ26により回転駆動可能
に連動され、前記搬送装置5の途中部であって、該搬送
経路の下方対応部に配設されている。
あり、23は左右調節シリンダ−、24は左右スライド
フレ−ムである。つまり、始端側にカッタ−8を有する
搬送装置5全体が上下及び左右任意の位置に移動制御出
来るように構成されている。25は前記搬送装置5によ
り搬送されてくる結球野菜の外葉をチップ状に切断処理
する切断刃であり、駆動モ−タ26により回転駆動可能
に連動され、前記搬送装置5の途中部であって、該搬送
経路の下方対応部に配設されている。
【0012】収納部27は、搬送装置5の横送り終端部
の前方下方で、前記運転席3との間に設置され、布等の
軽量なコンテナとし、クレ−ン28にて吊り上げ、他の
運搬車等に積み降しできるように構成されている。
の前方下方で、前記運転席3との間に設置され、布等の
軽量なコンテナとし、クレ−ン28にて吊り上げ、他の
運搬車等に積み降しできるように構成されている。
【図1】野菜収穫機の斜視図である。
【図2】野菜収穫機の要部の側面図である。
【図3】野菜収穫機の要部の平面図である。
【図4】野菜収穫機の一部の背面図である。
【図5】野菜収穫機の要部の平面図である。
【図6】野菜収穫機の要部の側面図である。
1 車体 2 走行装置 3 運転席 4 操縦部 5 搬送装置 6 プ−リ 7 コンベアベルト 8 カッタ− 9 V型案内部 10 カッタ−ガイド部 11 モ−タ 12 伝動軸 13 押え送り装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 春義 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 宮内 康弘 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 結球野菜を挾んで後方上方に向けて搬送
する一対のコンベアベルト7,7からなる搬送装置5を
設け、該搬送装置5の始端部側に挾持された結球野菜を
下部の茎根部から切断処理するカッタ−8を設置すると
共に、該カッタ−8の上方には結球部を下方に押し付け
ながら送る押え送り装置13を設けてあることを特徴と
する野菜収穫機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15863093A JP3561926B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 野菜収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15863093A JP3561926B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 野菜収穫機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078076A true JPH078076A (ja) | 1995-01-13 |
JP3561926B2 JP3561926B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=15675914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15863093A Expired - Fee Related JP3561926B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 野菜収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3561926B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014018085A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Yanmar Co Ltd | 結球野菜収穫機 |
CN108271510A (zh) * | 2018-02-11 | 2018-07-13 | 广西科技大学 | 一种菠萝采摘装置 |
CN110050578A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-07-26 | 山东农业大学 | 一种可调式结球类蔬菜收获机的切割装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106489419B (zh) * | 2016-12-16 | 2019-03-08 | 山东农业大学 | 一种小型大白菜收获机及收获方法 |
CN111264173A (zh) * | 2020-03-20 | 2020-06-12 | 王义华 | 一种剪切输送一体式叶类菜收获机 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15863093A patent/JP3561926B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014018085A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Yanmar Co Ltd | 結球野菜収穫機 |
CN108271510A (zh) * | 2018-02-11 | 2018-07-13 | 广西科技大学 | 一种菠萝采摘装置 |
CN110050578A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-07-26 | 山东农业大学 | 一种可调式结球类蔬菜收获机的切割装置 |
CN110050578B (zh) * | 2019-06-11 | 2024-03-12 | 山东农业大学 | 一种可调式结球类蔬菜收获机的切割装置 |
Also Published As
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---|---|
JP3561926B2 (ja) | 2004-09-08 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040511 |
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