JPH0780239A - 大量培養した微生物を組み合わせた多段式脱臭装置 - Google Patents
大量培養した微生物を組み合わせた多段式脱臭装置Info
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- JPH0780239A JPH0780239A JP5250070A JP25007093A JPH0780239A JP H0780239 A JPH0780239 A JP H0780239A JP 5250070 A JP5250070 A JP 5250070A JP 25007093 A JP25007093 A JP 25007093A JP H0780239 A JPH0780239 A JP H0780239A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 悪臭の各主成分を、複数の各単一臭気脱臭装
置の脱臭層に配されたそれぞれ異なる微生物を利用して
個別に重点的に脱臭除去することによって、複数の臭気
成分に対して効率的に脱臭して、脱臭除去率を更に高め
る。 【構成】 単一臭気脱臭装置２の脱臭室３の上下部に脱
臭排出口７、悪臭導入口４を設け、特定微生物専用培養
タンク８から供給される微生物を散布する散布ノズル９
を脱臭室３の上部に設け、脱臭室３に微生物が付着する
脱臭層１２を設け、脱臭室３の底部に微生物滞留槽１３
を設け、それぞれ異なる特定微生物専用培養液タンク８
を有する単一臭気脱臭装置２を複数配設し、上流側に位
置する単一臭気脱臭装置２の脱臭排出口７と下流側に位
置する別体の単一臭気脱臭装置２の悪臭導入口４を脱臭
流出入通路１６で連通接続した構成よりなる。
置の脱臭層に配されたそれぞれ異なる微生物を利用して
個別に重点的に脱臭除去することによって、複数の臭気
成分に対して効率的に脱臭して、脱臭除去率を更に高め
る。 【構成】 単一臭気脱臭装置２の脱臭室３の上下部に脱
臭排出口７、悪臭導入口４を設け、特定微生物専用培養
タンク８から供給される微生物を散布する散布ノズル９
を脱臭室３の上部に設け、脱臭室３に微生物が付着する
脱臭層１２を設け、脱臭室３の底部に微生物滞留槽１３
を設け、それぞれ異なる特定微生物専用培養液タンク８
を有する単一臭気脱臭装置２を複数配設し、上流側に位
置する単一臭気脱臭装置２の脱臭排出口７と下流側に位
置する別体の単一臭気脱臭装置２の悪臭導入口４を脱臭
流出入通路１６で連通接続した構成よりなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば工場等で発生
した悪臭を配管を通して脱臭室まで送り込み、悪臭の各
主成分を、複数の各単一臭気脱臭装置の脱臭層に配され
たそれぞれ異なる微生物を利用して別々に脱臭除去する
ことによって、複数の臭気成分に対して効率的に脱臭し
て、脱臭除去率を更に高めた大量培養した微生物を組み
合わせた多段式脱臭装置に関するものである。
した悪臭を配管を通して脱臭室まで送り込み、悪臭の各
主成分を、複数の各単一臭気脱臭装置の脱臭層に配され
たそれぞれ異なる微生物を利用して別々に脱臭除去する
ことによって、複数の臭気成分に対して効率的に脱臭し
て、脱臭除去率を更に高めた大量培養した微生物を組み
合わせた多段式脱臭装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、悪臭を脱臭する手段として、例え
ば、悪臭成分を物理的に吸着する活性炭等を利用する吸
着型脱臭、悪臭成分と化学的に反応して、臭気成分を補
足する化学的脱臭、または、微生物の悪臭に対する資化
作用を利用した生物学的な脱臭が知られている。
ば、悪臭成分を物理的に吸着する活性炭等を利用する吸
着型脱臭、悪臭成分と化学的に反応して、臭気成分を補
足する化学的脱臭、または、微生物の悪臭に対する資化
作用を利用した生物学的な脱臭が知られている。
【０００３】このうち、微生物脱臭方式としては、土壌
脱臭装置、ピートモス脱臭装置、あるいは活性汚泥廃液
脱臭装置などが知られている。これらの方式では、いず
れも微生物に対して単一の棲息条件が作られるので、複
数の臭気成分に対する最良の条件が満たされない。
脱臭装置、ピートモス脱臭装置、あるいは活性汚泥廃液
脱臭装置などが知られている。これらの方式では、いず
れも微生物に対して単一の棲息条件が作られるので、複
数の臭気成分に対する最良の条件が満たされない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
脱臭装置のうち、活性炭等の物理的吸着力を利用するも
のでは、悪臭成分の吸着が飽和するとそれ以上の効果は
期待できず、その都度、新しい脱臭剤を用いる必要があ
る。また、科学的脱臭は、速効性であるものの、一時的
なものであり、長期に有効なものはなく、また使用する
ものによって環境汚染等の問題がある。更に、生物学的
脱臭は、速効性且つ永続的であることが期待されている
が、悪臭成分に対して選択性がある等の問題がある。
脱臭装置のうち、活性炭等の物理的吸着力を利用するも
のでは、悪臭成分の吸着が飽和するとそれ以上の効果は
期待できず、その都度、新しい脱臭剤を用いる必要があ
る。また、科学的脱臭は、速効性であるものの、一時的
なものであり、長期に有効なものはなく、また使用する
ものによって環境汚染等の問題がある。更に、生物学的
脱臭は、速効性且つ永続的であることが期待されている
が、悪臭成分に対して選択性がある等の問題がある。
【０００５】この発明は上記のような課題に鑑み、その
課題を解決すべく創案されたものであって、その目的と
するところは、悪臭の各主成分を、複数の各単一臭気脱
臭装置の脱臭層に配されたそれぞれ異なる微生物を利用
して個別に重点的に脱臭除去することによって、複数の
臭気成分に対して効率的に脱臭して、脱臭除去率を更に
高めることのできる大量培養した微生物を組み合わせた
多段式脱臭装置を提供することにある。
課題を解決すべく創案されたものであって、その目的と
するところは、悪臭の各主成分を、複数の各単一臭気脱
臭装置の脱臭層に配されたそれぞれ異なる微生物を利用
して個別に重点的に脱臭除去することによって、複数の
臭気成分に対して効率的に脱臭して、脱臭除去率を更に
高めることのできる大量培養した微生物を組み合わせた
多段式脱臭装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めにこの発明は、脱臭室の下部に悪臭導入口を設け、脱
臭室の上部に脱臭排出口を設け、特定の微生物を棲息条
件に合わせて培養する特定微生物専用培養液タンクを設
け、脱臭室の上部に特定微生物専用培養液を散布する散
布ノズルを設け、特定微生物専用培養液タンク内で培養
された特定微生物を散布ノズルに供給する通路となる供
給通路で培養液タンクと散布ノズルを接続し、供給通路
の途中に散布ポンプを設け、悪臭導入口と脱臭排出口と
の間で且つ散布ノズルの下方の脱臭室内に、上記散布ノ
ズルから散布された特定微生物専用培養液中の微生物が
付着する脱臭層を設け、脱臭室の底部に脱臭層から落下
した微生物を滞留する微生物滞留槽を設け、微生物滞留
槽内の微生物を上記特定微生物専用培養液タンクに回収
する通路となる回収通路で微生物滞留槽と特定微生物専
用培養液タンクを接続して、単一臭気脱臭装置を構成す
ると共に、それぞれ異なる特定微生物専用培養液タンク
を有する上記単一臭気脱臭装置を複数配設し、上流側に
位置する単一臭気脱臭装置の脱臭排出口と下流側に位置
する別体の単一臭気脱臭装置の悪臭導入口を脱臭流出入
通路で連通接続した構成よりなるものである。
めにこの発明は、脱臭室の下部に悪臭導入口を設け、脱
臭室の上部に脱臭排出口を設け、特定の微生物を棲息条
件に合わせて培養する特定微生物専用培養液タンクを設
け、脱臭室の上部に特定微生物専用培養液を散布する散
布ノズルを設け、特定微生物専用培養液タンク内で培養
された特定微生物を散布ノズルに供給する通路となる供
給通路で培養液タンクと散布ノズルを接続し、供給通路
の途中に散布ポンプを設け、悪臭導入口と脱臭排出口と
の間で且つ散布ノズルの下方の脱臭室内に、上記散布ノ
ズルから散布された特定微生物専用培養液中の微生物が
付着する脱臭層を設け、脱臭室の底部に脱臭層から落下
した微生物を滞留する微生物滞留槽を設け、微生物滞留
槽内の微生物を上記特定微生物専用培養液タンクに回収
する通路となる回収通路で微生物滞留槽と特定微生物専
用培養液タンクを接続して、単一臭気脱臭装置を構成す
ると共に、それぞれ異なる特定微生物専用培養液タンク
を有する上記単一臭気脱臭装置を複数配設し、上流側に
位置する単一臭気脱臭装置の脱臭排出口と下流側に位置
する別体の単一臭気脱臭装置の悪臭導入口を脱臭流出入
通路で連通接続した構成よりなるものである。
【０００７】
【作用】以上のような構成を有するこの発明は、次のよ
うに作用する。すなわち、最上流側に位置する単一臭気
脱臭装置の脱臭室の下部の悪臭導入口から導入された悪
臭は、悪臭導入口から連続して次々に後続の悪臭が導入
されるため、脱臭室内を上昇し、散布ノズルから散布さ
れた特定微生物専用培養液中の微生物が付着する脱臭層
を通過中に、悪臭の中の単一の臭気が特定の微生物よっ
て脱臭される。そして、単一の臭気が脱臭された悪臭は
脱臭室の上部の脱臭排出口から脱臭流出入通路に流入
し、この脱臭流出入通路を通過して下流側の異なる微生
物を配した別体の単一臭気脱臭装置の脱臭室の下部の悪
臭導入口から流入して、以下同様な手順で悪臭の中の単
一の臭気が特定の微生物よって個別に脱臭される。この
ように、異なる微生物を配した単一臭気脱臭装置を次々
に通過させて、悪臭の主成分を個別に重点的に脱臭除去
することによって、複数の臭気成分に対して効率的に脱
臭して、脱臭除去率を更に高めるように作用する。
うに作用する。すなわち、最上流側に位置する単一臭気
脱臭装置の脱臭室の下部の悪臭導入口から導入された悪
臭は、悪臭導入口から連続して次々に後続の悪臭が導入
されるため、脱臭室内を上昇し、散布ノズルから散布さ
れた特定微生物専用培養液中の微生物が付着する脱臭層
を通過中に、悪臭の中の単一の臭気が特定の微生物よっ
て脱臭される。そして、単一の臭気が脱臭された悪臭は
脱臭室の上部の脱臭排出口から脱臭流出入通路に流入
し、この脱臭流出入通路を通過して下流側の異なる微生
物を配した別体の単一臭気脱臭装置の脱臭室の下部の悪
臭導入口から流入して、以下同様な手順で悪臭の中の単
一の臭気が特定の微生物よって個別に脱臭される。この
ように、異なる微生物を配した単一臭気脱臭装置を次々
に通過させて、悪臭の主成分を個別に重点的に脱臭除去
することによって、複数の臭気成分に対して効率的に脱
臭して、脱臭除去率を更に高めるように作用する。
【０００８】
【実施例】以下、図面に記載の実施例に基づいてこの発
明をより具体的に説明する。ここで、図１は多段式脱臭
装置の概略系統図である。
明をより具体的に説明する。ここで、図１は多段式脱臭
装置の概略系統図である。
【０００９】図において、多段式脱臭装置１は、例えば
工場等で発生した悪臭を配管などを通じて送り込まれた
悪臭を脱臭する装置で、特に、悪臭の各主成分を、複数
の各単一臭気脱臭装置２の後述する脱臭層１２に配され
たそれぞれ異なる微生物を利用して個別に脱臭除去する
ことによって、複数の臭気成分に対して効率的に脱臭し
て、その脱臭除去率を従来の脱臭装置に比べ更に高めた
ものである。
工場等で発生した悪臭を配管などを通じて送り込まれた
悪臭を脱臭する装置で、特に、悪臭の各主成分を、複数
の各単一臭気脱臭装置２の後述する脱臭層１２に配され
たそれぞれ異なる微生物を利用して個別に脱臭除去する
ことによって、複数の臭気成分に対して効率的に脱臭し
て、その脱臭除去率を従来の脱臭装置に比べ更に高めた
ものである。
【００１０】多段式脱臭装置１は、特定の臭気のみを脱
臭する単一臭気脱臭装置２が上下に複数積層されて配設
されている。図面では２基の単一臭気脱臭装置２が配設
されており、このうち、下側の単一臭気脱臭装置２が上
流側に位置し、上側の単一臭気脱臭装置２が下流側に位
置することになる。この上流側及び下流側は、悪臭の流
れ方向を基準として判断する。つまり、悪臭は下側の単
一臭気脱臭装置２の後述する悪臭導入口４から流入し
て、上側の単一臭気脱臭装置２の後述する脱臭排出口７
から排出される。上下の各単一臭気脱臭装置２には異な
る微生物が配されている。
臭する単一臭気脱臭装置２が上下に複数積層されて配設
されている。図面では２基の単一臭気脱臭装置２が配設
されており、このうち、下側の単一臭気脱臭装置２が上
流側に位置し、上側の単一臭気脱臭装置２が下流側に位
置することになる。この上流側及び下流側は、悪臭の流
れ方向を基準として判断する。つまり、悪臭は下側の単
一臭気脱臭装置２の後述する悪臭導入口４から流入し
て、上側の単一臭気脱臭装置２の後述する脱臭排出口７
から排出される。上下の各単一臭気脱臭装置２には異な
る微生物が配されている。
【００１１】各単一臭気脱臭装置２の本体を構成する脱
臭室３の下部の側面には悪臭導入口４が形成されてい
る。このうち、最上流側に位置する下側の単一臭気脱臭
装置２の悪臭導入口４には、悪臭導入通路５が側方に向
けて接続されている。下側の単一臭気脱臭装置２の悪臭
導入口４は、例えば工場等で発生した悪臭を悪臭導入通
路５などを通じて脱臭室３に導入する入口となる。
臭室３の下部の側面には悪臭導入口４が形成されてい
る。このうち、最上流側に位置する下側の単一臭気脱臭
装置２の悪臭導入口４には、悪臭導入通路５が側方に向
けて接続されている。下側の単一臭気脱臭装置２の悪臭
導入口４は、例えば工場等で発生した悪臭を悪臭導入通
路５などを通じて脱臭室３に導入する入口となる。
【００１２】この悪臭導入口４の近傍の悪臭導入通路５
には悪臭吸引送風機６が取り付けられていて、悪臭吸引
送風機６の駆動により、悪臭導入通路５内の悪臭を、最
上流側に位置する下側の単一臭気脱臭装置２の悪臭導入
口４まで吸引して、悪臭導入口４を通じて下側の単一臭
気脱臭装置２の脱臭室３まで送り込む機構になってい
る。
には悪臭吸引送風機６が取り付けられていて、悪臭吸引
送風機６の駆動により、悪臭導入通路５内の悪臭を、最
上流側に位置する下側の単一臭気脱臭装置２の悪臭導入
口４まで吸引して、悪臭導入口４を通じて下側の単一臭
気脱臭装置２の脱臭室３まで送り込む機構になってい
る。
【００１３】上下の各単一臭気脱臭装置２の脱臭室３の
上部には、この脱臭室３内を通過中に脱臭された空気を
排出するための脱臭排出口７が設けられている。脱臭排
出口７は脱臭室３の上部側面に形成されている。このう
ち、最下流側に位置する上側の単一臭気脱臭装置２の脱
臭排出口７は大気中に開口していて、多段式脱臭装置１
で脱臭された空気はこの脱臭排出口７から大気中に放出
される。
上部には、この脱臭室３内を通過中に脱臭された空気を
排出するための脱臭排出口７が設けられている。脱臭排
出口７は脱臭室３の上部側面に形成されている。このう
ち、最下流側に位置する上側の単一臭気脱臭装置２の脱
臭排出口７は大気中に開口していて、多段式脱臭装置１
で脱臭された空気はこの脱臭排出口７から大気中に放出
される。
【００１４】上下の各単一臭気脱臭装置２には特定微生
物専用培養タンク８が設けられている。特定微生物専用
培養タンク８は特定の微生物をその棲息条件に合わせて
培養するタンクである。各特定微生物専用培養タンク８
には、例えば硫黄系臭気を専ら脱臭する微生物や窒素系
臭気を専ら脱臭する微生物が、それぞれその棲息条件に
合わせて培養されている。
物専用培養タンク８が設けられている。特定微生物専用
培養タンク８は特定の微生物をその棲息条件に合わせて
培養するタンクである。各特定微生物専用培養タンク８
には、例えば硫黄系臭気を専ら脱臭する微生物や窒素系
臭気を専ら脱臭する微生物が、それぞれその棲息条件に
合わせて培養されている。
【００１５】この実施例では、上流側に位置する下側の
単一臭気脱臭装置２の特定微生物専用培養タンク８に
は、硫黄系臭気を専ら脱臭する微生物が培養されてい
る。また、下流側に位置する上側の単一臭気脱臭装置２
の特定微生物専用培養タンク８には、窒素系臭気を専ら
脱臭する微生物が培養されている。
単一臭気脱臭装置２の特定微生物専用培養タンク８に
は、硫黄系臭気を専ら脱臭する微生物が培養されてい
る。また、下流側に位置する上側の単一臭気脱臭装置２
の特定微生物専用培養タンク８には、窒素系臭気を専ら
脱臭する微生物が培養されている。
【００１６】上下の各単一臭気脱臭装置２の脱臭室３の
上部には特定微生物専用培養液を散布する散布ノズル９
がそれぞれ設けられている。この散布ノズル９と上記特
定微生物専用培養タンク８は、特定微生物専用培養液タ
ンク８内で培養された特定微生物を散布ノズル９に供給
する通路となる供給通路１０で接続されている。
上部には特定微生物専用培養液を散布する散布ノズル９
がそれぞれ設けられている。この散布ノズル９と上記特
定微生物専用培養タンク８は、特定微生物専用培養液タ
ンク８内で培養された特定微生物を散布ノズル９に供給
する通路となる供給通路１０で接続されている。
【００１７】また、各供給通路１０の途中には散布ポン
プ１１が設けられている。散布ポンプ１１は、特定微生
物専用培養液タンク８内で培養された特定微生物を散布
ノズル９に供給する駆動力であり、この散布ポンプ１１
の働きによって、特定微生物専用培養液タンク８内で培
養された特定微生物は散布ノズル９から脱臭室３内の後
述する脱臭層１２に散布される。
プ１１が設けられている。散布ポンプ１１は、特定微生
物専用培養液タンク８内で培養された特定微生物を散布
ノズル９に供給する駆動力であり、この散布ポンプ１１
の働きによって、特定微生物専用培養液タンク８内で培
養された特定微生物は散布ノズル９から脱臭室３内の後
述する脱臭層１２に散布される。
【００１８】上下の各単一臭気脱臭装置２の脱臭室３は
上下方向に筒状に形成され、各脱臭室３内には脱臭層１
２が設けられている。脱臭層１２は上記散布ノズル９の
下方に設けられ、又上部の脱臭排出口７と下部の悪臭導
入口４との間に設けられている。
上下方向に筒状に形成され、各脱臭室３内には脱臭層１
２が設けられている。脱臭層１２は上記散布ノズル９の
下方に設けられ、又上部の脱臭排出口７と下部の悪臭導
入口４との間に設けられている。
【００１９】脱臭層１２は、散布ノズル９から散布され
た特定微生物専用培養液中の多数の微生物が付着する層
で、例えば、その表面に微小細孔を多数有する多孔質性
の小径粒子を多数層状に積層したもの、或いは微細繊維
系の材料を層状に積層したものなどから構成されてい
る。何れにしても、脱臭層１２は、多数の微生物が付着
し易く、しかもこの層を空気が通過できる通気性を有す
る材料から構成されている。
た特定微生物専用培養液中の多数の微生物が付着する層
で、例えば、その表面に微小細孔を多数有する多孔質性
の小径粒子を多数層状に積層したもの、或いは微細繊維
系の材料を層状に積層したものなどから構成されてい
る。何れにしても、脱臭層１２は、多数の微生物が付着
し易く、しかもこの層を空気が通過できる通気性を有す
る材料から構成されている。
【００２０】前記各脱臭室３の底部には微生物滞留槽１
３が設けられている。微生物滞留槽１３は上方の脱臭層
１２から落下した微生物を滞留する槽である。微生物は
通常培養液に含まれた状態で脱臭層１２から落下してこ
の微生物滞留槽１３に滞留することになる。
３が設けられている。微生物滞留槽１３は上方の脱臭層
１２から落下した微生物を滞留する槽である。微生物は
通常培養液に含まれた状態で脱臭層１２から落下してこ
の微生物滞留槽１３に滞留することになる。
【００２１】回収通路１４は、微生物滞留槽１３内の微
生物を培養液と共に前記特定微生物専用培養タンク８に
回収するときの通路となるもので、その一端は微生物滞
留槽１３の下部側面に接続され、その他端は特定微生物
専用培養タンク８に接続されている。
生物を培養液と共に前記特定微生物専用培養タンク８に
回収するときの通路となるもので、その一端は微生物滞
留槽１３の下部側面に接続され、その他端は特定微生物
専用培養タンク８に接続されている。
【００２２】特定微生物専用培養タンク８の上流側の回
収通路１４の途中には、ＰＨ計１５が設けられている。
ＰＨ計１５は特定微生物専用培養タンク８に回収される
微生物を含んだ培養液のＰＨを計測する機器である。
収通路１４の途中には、ＰＨ計１５が設けられている。
ＰＨ計１５は特定微生物専用培養タンク８に回収される
微生物を含んだ培養液のＰＨを計測する機器である。
【００２３】脱臭流出入通路１６は、上流側に位置する
下側の単一臭気脱臭装置２の脱臭室３の上部に形成され
た脱臭排出口７と、下流側に位置する上側の単一臭気脱
臭装置２の脱臭室３の下部に形成された悪臭導入口４と
を連通接続する通路である。上流側に位置する下側の単
一臭気脱臭装置２で特定成分の臭気が脱臭された悪臭
は、この脱臭流出入通路１６を通過して、下流側に位置
する上側の単一臭気脱臭装置２の脱臭室３内の下部側に
流入する。
下側の単一臭気脱臭装置２の脱臭室３の上部に形成され
た脱臭排出口７と、下流側に位置する上側の単一臭気脱
臭装置２の脱臭室３の下部に形成された悪臭導入口４と
を連通接続する通路である。上流側に位置する下側の単
一臭気脱臭装置２で特定成分の臭気が脱臭された悪臭
は、この脱臭流出入通路１６を通過して、下流側に位置
する上側の単一臭気脱臭装置２の脱臭室３内の下部側に
流入する。
【００２４】この実施例では、単一臭気脱臭装置２は上
下に２基配設されているため、脱臭流出入通路１６は１
基使用されて上下２基の単一臭気脱臭装置２を連通接続
するのみであるが、単一臭気脱臭装置２がｎ基配設され
ている場合には、脱臭流出入通路１６は（ｎ−１）基使
用されて、各単一臭気脱臭装置２を直列状に連通接続す
る。
下に２基配設されているため、脱臭流出入通路１６は１
基使用されて上下２基の単一臭気脱臭装置２を連通接続
するのみであるが、単一臭気脱臭装置２がｎ基配設され
ている場合には、脱臭流出入通路１６は（ｎ−１）基使
用されて、各単一臭気脱臭装置２を直列状に連通接続す
る。
【００２５】次に、上記実施例の構成に基づく作用につ
いて以下説明する。最上流側に位置する下側の単一臭気
脱臭装置２の脱臭室３の下部側面に形成された悪臭導入
口４からは、例えば工場等で発生した悪臭ガスが悪臭導
入通路５を通して送り込まれる。悪臭導入口４の近傍の
悪臭吸引送風機６の連続駆動により、悪臭導入通路５か
ら連続して次々に後続の悪臭ガスが悪臭導入口４を経て
脱臭室３内の下部側に導入される。このため、脱臭室３
内に先に導入された悪臭ガスは、後続の悪臭ガスによっ
て脱臭室３内を上昇させられる。
いて以下説明する。最上流側に位置する下側の単一臭気
脱臭装置２の脱臭室３の下部側面に形成された悪臭導入
口４からは、例えば工場等で発生した悪臭ガスが悪臭導
入通路５を通して送り込まれる。悪臭導入口４の近傍の
悪臭吸引送風機６の連続駆動により、悪臭導入通路５か
ら連続して次々に後続の悪臭ガスが悪臭導入口４を経て
脱臭室３内の下部側に導入される。このため、脱臭室３
内に先に導入された悪臭ガスは、後続の悪臭ガスによっ
て脱臭室３内を上昇させられる。
【００２６】最上流側に位置する下側の単一臭気脱臭装
置２の脱臭室３内を上昇する悪臭ガスは、散布ノズル９
から散布された特定微生物専用培養液中の例えば硫黄系
臭気を専ら脱臭する微生物が多数付着している脱臭層１
２を上昇通過する。この上昇通過中に、悪臭ガスに含ま
れる硫黄系臭気の脱臭が重点的に行われる。
置２の脱臭室３内を上昇する悪臭ガスは、散布ノズル９
から散布された特定微生物専用培養液中の例えば硫黄系
臭気を専ら脱臭する微生物が多数付着している脱臭層１
２を上昇通過する。この上昇通過中に、悪臭ガスに含ま
れる硫黄系臭気の脱臭が重点的に行われる。
【００２７】硫黄系臭気の脱臭除去が行われた悪臭ガス
は、脱臭室３の上部側面に形成された脱臭排出口７から
脱臭流出入通路１６内に排出され、そこを流下して下部
側面に形成された悪臭導入口４を経て下流側に位置する
上側の単一臭気脱臭装置２の脱臭室３内の下部側に流入
する。
は、脱臭室３の上部側面に形成された脱臭排出口７から
脱臭流出入通路１６内に排出され、そこを流下して下部
側面に形成された悪臭導入口４を経て下流側に位置する
上側の単一臭気脱臭装置２の脱臭室３内の下部側に流入
する。
【００２８】硫黄系臭気の脱臭除去が行われた後続の悪
臭ガスが、脱臭流出入通路１６から連続して次々に悪臭
導入口４を経て、下流側に位置する上側の単一臭気脱臭
装置２の脱臭室３内の下部側に流入される。このため、
上側の脱臭室３内に先に流入された硫黄系臭気の脱臭除
去が行われた悪臭ガスは、後続の悪臭ガスによって脱臭
室３内を上昇させられる。
臭ガスが、脱臭流出入通路１６から連続して次々に悪臭
導入口４を経て、下流側に位置する上側の単一臭気脱臭
装置２の脱臭室３内の下部側に流入される。このため、
上側の脱臭室３内に先に流入された硫黄系臭気の脱臭除
去が行われた悪臭ガスは、後続の悪臭ガスによって脱臭
室３内を上昇させられる。
【００２９】下流側に位置する上側の単一臭気脱臭装置
２の脱臭室３内を上昇する硫黄系臭気の脱臭除去が行わ
れた悪臭ガスは、散布ノズル９から散布された特定微生
物専用培養液中の例えば窒素系臭気を専ら脱臭する微生
物が多数付着している脱臭層１２を上昇通過する。この
上昇通過中に、悪臭ガスに含まれる窒素系臭気の脱臭が
重点的に行われる。
２の脱臭室３内を上昇する硫黄系臭気の脱臭除去が行わ
れた悪臭ガスは、散布ノズル９から散布された特定微生
物専用培養液中の例えば窒素系臭気を専ら脱臭する微生
物が多数付着している脱臭層１２を上昇通過する。この
上昇通過中に、悪臭ガスに含まれる窒素系臭気の脱臭が
重点的に行われる。
【００３０】このようにして、悪臭ガスは、例えば硫黄
系臭気を専ら脱臭する微生物が多数付着している脱臭層
１２を配した最上流側に位置する下側の単一臭気脱臭装
置２と、例えば窒素系臭気を専ら脱臭する微生物が多数
付着している脱臭層１２を配した下流側に位置する上側
の単一臭気脱臭装置２との双方を通過することによっ
て、悪臭の主成分である硫黄系臭気、窒素系臭気がそれ
ぞれ別々に重点的に脱臭除去されて、殆ど無臭空気とな
って下流側に位置する上側の単一臭気脱臭装置２の脱臭
室３の上部側面に形成された脱臭排出口７から大気中に
放出される。
系臭気を専ら脱臭する微生物が多数付着している脱臭層
１２を配した最上流側に位置する下側の単一臭気脱臭装
置２と、例えば窒素系臭気を専ら脱臭する微生物が多数
付着している脱臭層１２を配した下流側に位置する上側
の単一臭気脱臭装置２との双方を通過することによっ
て、悪臭の主成分である硫黄系臭気、窒素系臭気がそれ
ぞれ別々に重点的に脱臭除去されて、殆ど無臭空気とな
って下流側に位置する上側の単一臭気脱臭装置２の脱臭
室３の上部側面に形成された脱臭排出口７から大気中に
放出される。
【００３１】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々
の改変をなし得ることは勿論である。例えば、上記実施
例においては、単一臭気脱臭装置２を上下に２基配設し
た場合で説明したが、これに限定されるものではなく、
単一臭気脱臭装置２を上下に３基以上配設してもよい。
この場合には、各単一臭気脱臭装置２の脱臭室３は脱臭
流出入通路１６で直列状に連通接続される。また、単一
臭気脱臭装置２を左右に２基配設し或いは３基以上配設
してもよい。同様に、複数の単一臭気脱臭装置２を上下
及び左右に配設してもよい。
ものではなく、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々
の改変をなし得ることは勿論である。例えば、上記実施
例においては、単一臭気脱臭装置２を上下に２基配設し
た場合で説明したが、これに限定されるものではなく、
単一臭気脱臭装置２を上下に３基以上配設してもよい。
この場合には、各単一臭気脱臭装置２の脱臭室３は脱臭
流出入通路１６で直列状に連通接続される。また、単一
臭気脱臭装置２を左右に２基配設し或いは３基以上配設
してもよい。同様に、複数の単一臭気脱臭装置２を上下
及び左右に配設してもよい。
【００３２】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る大量培養した微生物を組み合わせた多段式脱臭
装置によれば、複数の単一臭気脱臭装置を配設し、各単
一臭気脱臭装置には専ら特定の臭気のみを脱臭するそれ
ぞれ異なる微生物を配して、異なる微生物を配した単一
臭気脱臭装置を次々に通過させることによって、悪臭の
主成分を個別に重点的に脱臭除去することができ、これ
により、複数の臭気成分に対して効率的に脱臭でき、脱
臭除去率を更に高めることができるという、極めて新規
的有益なる効果を奏するものである。
明に係る大量培養した微生物を組み合わせた多段式脱臭
装置によれば、複数の単一臭気脱臭装置を配設し、各単
一臭気脱臭装置には専ら特定の臭気のみを脱臭するそれ
ぞれ異なる微生物を配して、異なる微生物を配した単一
臭気脱臭装置を次々に通過させることによって、悪臭の
主成分を個別に重点的に脱臭除去することができ、これ
により、複数の臭気成分に対して効率的に脱臭でき、脱
臭除去率を更に高めることができるという、極めて新規
的有益なる効果を奏するものである。
【図１】この考案の実施例を示す多段式脱臭装置の概略
系統図である。
系統図である。
１ 多段式脱臭装置 ２ 単一臭気脱臭装置 ３ 脱臭室 ４ 悪臭導入口 ５ 悪臭導入通路 ６ 悪臭吸引送風機 ７ 脱臭排出口 ８ 特定微生物専用培養タンク ９ 散布ノズル １０ 供給通路 １１ 散布ポンプ １２ 脱臭層 １３ 微生物滞留槽 １４ 回収通路 １５ ＰＨ計 １６ 脱臭流出入通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０１Ｄ 53/34 ＺＡＢ
Claims (4)
- 【請求項１】 脱臭室の下部に悪臭導入口を設け、脱臭
室の上部に脱臭排出口を設け、特定の微生物を棲息条件
に合わせて培養する特定微生物専用培養液タンクを設
け、脱臭室の上部に特定微生物専用培養液を散布する散
布ノズルを設け、特定微生物専用培養液タンク内で培養
された特定微生物を散布ノズルに供給する通路となる供
給通路で培養液タンクと散布ノズルを接続し、供給通路
の途中に散布ポンプを設け、悪臭導入口と脱臭排出口と
の間で且つ散布ノズルの下方の脱臭室内に、上記散布ノ
ズルから散布された特定微生物専用培養液中の微生物が
付着する脱臭層を設け、脱臭室の底部に脱臭層から落下
した微生物を滞留する微生物滞留槽を設け、微生物滞留
槽内の微生物を上記特定微生物専用培養液タンクに回収
する通路となる回収通路で微生物滞留槽と特定微生物専
用培養液タンクを接続して、単一臭気脱臭装置を構成す
ると共に、それぞれ異なる特定微生物専用培養液タンク
を有する上記単一臭気脱臭装置を複数配設し、上流側に
位置する単一臭気脱臭装置の脱臭排出口と下流側に位置
する別体の単一臭気脱臭装置の悪臭導入口を脱臭流出入
通路で連通接続したことを特徴とする大量培養した微生
物を組み合わせた多段式脱臭装置。 - 【請求項２】 複数の単一臭気脱臭装置を上下に配設
し、上流側に位置する単一臭気脱臭装置を下方側に配設
し、下流側に位置する単一臭気脱臭装置を上方側に配設
した請求項１記載の大量培養した微生物を組み合わせた
多段式脱臭装置。 - 【請求項３】 複数の単一臭気脱臭装置を左右に配設し
た請求項１記載の大量培養した微生物を組み合わせた多
段式脱臭装置。 - 【請求項４】 複数の単一臭気脱臭装置を上下及び左右
に配設し、上下に配設する複数の単一臭気脱臭装置は、
上流側に位置する単一臭気脱臭装置を下方側に配設し、
下流側に位置する単一臭気脱臭装置を上方側に配設した
請求項１記載の大量培養した微生物を組み合わせた多段
式脱臭装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250070A JPH0780239A (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | 大量培養した微生物を組み合わせた多段式脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250070A JPH0780239A (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | 大量培養した微生物を組み合わせた多段式脱臭装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780239A true JPH0780239A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17202365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5250070A Pending JPH0780239A (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | 大量培養した微生物を組み合わせた多段式脱臭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780239A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010080790A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-08-25 | 조 정 래 | 악취 및 휘발성 유기화합물의 생물 제거장치 |
| KR100331340B1 (ko) * | 1999-03-18 | 2002-04-03 | 윤영중 | 미생물을 이용한 악취 및 휘발성 유기화합물(voc) 제거장치 |
| KR100408158B1 (ko) * | 2000-12-04 | 2003-12-01 | 바이오세인트(주) | 악취 및 휘발성 유기화합물의 생물학적 제거장치용 모듈 및 그를 이용한 오염가스 제거방법 |
| KR100524647B1 (ko) * | 2002-03-28 | 2005-10-31 | 보성환경산업(주) | 바이오필터를 이용한 악취 제거장치 및 방법 |
| CN108211770A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-06-29 | 西原环保工程(上海)有限公司 | 生物除臭装置 |
| KR102028739B1 (ko) * | 2018-03-28 | 2019-10-04 | 주식회사 평강비아이엠 | 미생물을 이용한 습식 탈취 장치 |
| CN116589106A (zh) * | 2023-06-18 | 2023-08-15 | 无锡轻大百特环保工程有限公司 | 一种利用微生物的污水除臭处理工艺及装置 |
-
1993
- 1993-09-11 JP JP5250070A patent/JPH0780239A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100331340B1 (ko) * | 1999-03-18 | 2002-04-03 | 윤영중 | 미생물을 이용한 악취 및 휘발성 유기화합물(voc) 제거장치 |
| KR20010080790A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-08-25 | 조 정 래 | 악취 및 휘발성 유기화합물의 생물 제거장치 |
| KR100408158B1 (ko) * | 2000-12-04 | 2003-12-01 | 바이오세인트(주) | 악취 및 휘발성 유기화합물의 생물학적 제거장치용 모듈 및 그를 이용한 오염가스 제거방법 |
| KR100524647B1 (ko) * | 2002-03-28 | 2005-10-31 | 보성환경산업(주) | 바이오필터를 이용한 악취 제거장치 및 방법 |
| CN108211770A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-06-29 | 西原环保工程(上海)有限公司 | 生物除臭装置 |
| KR102028739B1 (ko) * | 2018-03-28 | 2019-10-04 | 주식회사 평강비아이엠 | 미생물을 이용한 습식 탈취 장치 |
| CN116589106A (zh) * | 2023-06-18 | 2023-08-15 | 无锡轻大百特环保工程有限公司 | 一种利用微生物的污水除臭处理工艺及装置 |
| CN116589106B (zh) * | 2023-06-18 | 2023-12-08 | 无锡轻大百特环保工程有限公司 | 一种利用微生物的污水除臭处理工艺及装置 |
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