JPH0779971B2 - 厨芥の処理装置 - Google Patents
厨芥の処理装置Info
- Publication number
- JPH0779971B2 JPH0779971B2 JP1110330A JP11033089A JPH0779971B2 JP H0779971 B2 JPH0779971 B2 JP H0779971B2 JP 1110330 A JP1110330 A JP 1110330A JP 11033089 A JP11033089 A JP 11033089A JP H0779971 B2 JPH0779971 B2 JP H0779971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kitchen waste
- disposer
- water
- dehydrator
- waste processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、厨房台の排水口に連通して厨芥を脱水固化し
て取り出すようにした厨芥の処理装置に関する。
て取り出すようにした厨芥の処理装置に関する。
（従来技術） 従来、欧米で地下下水道と端末処理装置が完備している
所ではディスポーザーを厨房台の排水口に連結して厨芥
を直接下水道に流していたが、日本では東京始め大都市
とその周辺は勿論のこと、殆どの市町村では下水管が細
く、圧送装置もなく、端末処理装置の能力が小さく厨芥
の粉砕屑を引き受けられないのでディスポーザーの使用
が禁止されている。
所ではディスポーザーを厨房台の排水口に連結して厨芥
を直接下水道に流していたが、日本では東京始め大都市
とその周辺は勿論のこと、殆どの市町村では下水管が細
く、圧送装置もなく、端末処理装置の能力が小さく厨芥
の粉砕屑を引き受けられないのでディスポーザーの使用
が禁止されている。
しかし乍ら、従来実開昭58−10850号公報に示すよう
に、粉砕された厨芥を無端ベルトで搬送すると共にこの
ベルトを挾む脱水ローラで圧縮、脱水を行ない、固形分
を搬送終端部に配設した厨芥容器に集めるものにおい
て、このベルトの下方部分は洗浄槽内の洗浄水を通過す
ると共にこの洗浄水内の無端ベルトに摺接する洗浄ブラ
シを該洗浄槽内に装備してなる厨芥処理装置は公知であ
るが、装置が大型となり、回転駆動部を有しているため
水廻りの使用では故障が懸念され、又開放系で処理して
いるので、臭いが外部に出るという問題点があった。
に、粉砕された厨芥を無端ベルトで搬送すると共にこの
ベルトを挾む脱水ローラで圧縮、脱水を行ない、固形分
を搬送終端部に配設した厨芥容器に集めるものにおい
て、このベルトの下方部分は洗浄槽内の洗浄水を通過す
ると共にこの洗浄水内の無端ベルトに摺接する洗浄ブラ
シを該洗浄槽内に装備してなる厨芥処理装置は公知であ
るが、装置が大型となり、回転駆動部を有しているため
水廻りの使用では故障が懸念され、又開放系で処理して
いるので、臭いが外部に出るという問題点があった。
（発明が解決しようとする課題） 本発明は、厨芥を固形物にして厨房台下方又は近傍に貯
留出来るようにし、ディスポーザーで処理した厨芥を特
別な動力を必要とせず簡単小型な装置により効率的に外
部に臭いを出すことなく回収することを課題としてい
る。
留出来るようにし、ディスポーザーで処理した厨芥を特
別な動力を必要とせず簡単小型な装置により効率的に外
部に臭いを出すことなく回収することを課題としてい
る。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記課題を解決することを目的とし、ディスポ
ーザーと、ディスポーザーで処理した屑状物を一時的に
収容し、脱水、固形化する脱水装置を備えた厨芥の処理
装置に於て、水圧による脱水装置に電気浸透脱水機構を
組み込み、有底網筒内の流動物を水圧により押圧脱水
し、更に電気浸透脱水機構により極限迄脱水する如くし
たことを特徴とするものである。
ーザーと、ディスポーザーで処理した屑状物を一時的に
収容し、脱水、固形化する脱水装置を備えた厨芥の処理
装置に於て、水圧による脱水装置に電気浸透脱水機構を
組み込み、有底網筒内の流動物を水圧により押圧脱水
し、更に電気浸透脱水機構により極限迄脱水する如くし
たことを特徴とするものである。
（実施例） １は厨房台で、２は蛇口、３は流し口下部に取り付けら
れたディスポーザーである。４は蛇口よりの水とディス
ポーザー３で粉砕された厨芥が混合した粉砕流動物の排
出ホースで、先端が脱水装置５の上蓋６の中心孔6aに連
結されている。７は脱水装置５の筒状本体で、内部上方
に筒体８が配設され、その上部鍔8aが本体７上端部7aに
係止され、下端に多数の細孔を穿った有底網筒９上端が
固定されている。10は網筒９内を上下動する押圧板で、
該押圧板10と上蓋６間に同心２重に内側ベローズ11、外
側ベローズ12が配設され、内側ベローズ11上端は上蓋中
心孔6a外周に、下端は押圧板中心孔10a外周に固定さ
れ、外側ベローズ12上端は上蓋６下面に、下端は押圧板
10上面に固定され、内側ベローズ11と外側ベローズ12間
にはスプリング13が配設され、上端には上蓋６下面に、
下端は押圧板10上面に固定されている。押圧板10中心孔
10aにはラバーリップ式逆止弁14が取り付けられ、上蓋
６の通孔6bは内外ベローズ11,12間に連通している。15
は押圧板下面に固定された＋電極、16は筒体８に接触す
る−電極である。20は水の３方弁、21は操作スイッチ、
22はトランス、23は整流器、24は下部排水口、25は上蓋
係止金具である。
れたディスポーザーである。４は蛇口よりの水とディス
ポーザー３で粉砕された厨芥が混合した粉砕流動物の排
出ホースで、先端が脱水装置５の上蓋６の中心孔6aに連
結されている。７は脱水装置５の筒状本体で、内部上方
に筒体８が配設され、その上部鍔8aが本体７上端部7aに
係止され、下端に多数の細孔を穿った有底網筒９上端が
固定されている。10は網筒９内を上下動する押圧板で、
該押圧板10と上蓋６間に同心２重に内側ベローズ11、外
側ベローズ12が配設され、内側ベローズ11上端は上蓋中
心孔6a外周に、下端は押圧板中心孔10a外周に固定さ
れ、外側ベローズ12上端は上蓋６下面に、下端は押圧板
10上面に固定され、内側ベローズ11と外側ベローズ12間
にはスプリング13が配設され、上端には上蓋６下面に、
下端は押圧板10上面に固定されている。押圧板10中心孔
10aにはラバーリップ式逆止弁14が取り付けられ、上蓋
６の通孔6bは内外ベローズ11,12間に連通している。15
は押圧板下面に固定された＋電極、16は筒体８に接触す
る−電極である。20は水の３方弁、21は操作スイッチ、
22はトランス、23は整流器、24は下部排水口、25は上蓋
係止金具である。
次に作用について説明する。ディスポーザー３に調理屑
を入れ蛇口２より水を注入しつゝ操作スイッチ21をオン
にしてディスポーザー３のモーター3aを作動し、内部の
カッター刃3bにより細かく粉砕する。水と混合した流動
物は排出パイプ４より脱水装置５内に流入し、逆止弁14
を押し開いて網筒９内に入る。ディスポーザー処理が終
り操作スイッチ21をオフにすると電気回路が切替わり、
３方弁20が切替って通孔6bより内外ベローズ11,12間に
水が流入し、その水圧で内外ベローズ11,12をスプリン
グ13に抗して下方に押し下げる。そして、押圧板10が網
筒９内の流動物を押圧し、流動物内の水分は絞り出され
網筒９より流出し排水口24より排出され、網筒９には固
形物26が形成される。
を入れ蛇口２より水を注入しつゝ操作スイッチ21をオン
にしてディスポーザー３のモーター3aを作動し、内部の
カッター刃3bにより細かく粉砕する。水と混合した流動
物は排出パイプ４より脱水装置５内に流入し、逆止弁14
を押し開いて網筒９内に入る。ディスポーザー処理が終
り操作スイッチ21をオフにすると電気回路が切替わり、
３方弁20が切替って通孔6bより内外ベローズ11,12間に
水が流入し、その水圧で内外ベローズ11,12をスプリン
グ13に抗して下方に押し下げる。そして、押圧板10が網
筒９内の流動物を押圧し、流動物内の水分は絞り出され
網筒９より流出し排水口24より排出され、網筒９には固
形物26が形成される。
この場合、トランス22と整流器23で作られた直流が27の
端子を通じて＋電極15と−電極16間に流れ、周知の電気
浸透作用により極限迄水分を絞り出すことができる。操
作スイッチ21をオンにすれば３方弁20が切替って内外ベ
ローズ11,12はスプリング13によって内部の水を通孔6b
より排出しつゝ上昇して元の位置に戻り、次の粉砕流動
物の流入をまつことになる。さらに３方弁20を切り換え
筒体７内側と網筒９間に水を流し洗浄する。
端子を通じて＋電極15と−電極16間に流れ、周知の電気
浸透作用により極限迄水分を絞り出すことができる。操
作スイッチ21をオンにすれば３方弁20が切替って内外ベ
ローズ11,12はスプリング13によって内部の水を通孔6b
より排出しつゝ上昇して元の位置に戻り、次の粉砕流動
物の流入をまつことになる。さらに３方弁20を切り換え
筒体７内側と網筒９間に水を流し洗浄する。
上記作用を繰返す毎に網筒９の底には厨芥が固形物26と
なって堆積される。満杯となった時、係止金具25を外し
て上蓋６を開き、内部の筒体８と網筒９を一緒に取り出
し、排出ボタン28を押して固形物26を排出する。
なって堆積される。満杯となった時、係止金具25を外し
て上蓋６を開き、内部の筒体８と網筒９を一緒に取り出
し、排出ボタン28を押して固形物26を排出する。
なお、水圧を利用した脱水装置の構造もシリンダーを使
用する等、他の適宜な装置を使用することができる。
用する等、他の適宜な装置を使用することができる。
さらに、本発明の処理装置においては圧縮機構を省略し
て電気浸透脱水機構だけで脱水し、固形化することもで
きる。
て電気浸透脱水機構だけで脱水し、固形化することもで
きる。
（効 果） 本発明によると、ディスポーザーと、ディスポーザーで
処理した屑状物を一時的に収容し、脱水、固形化する脱
水装置を備えた厨芥の処理装置に於て、水圧による脱水
装置に電気浸透脱水機構を組み込み、有底網筒内の流動
物を水圧により押圧脱水し、更に電気浸透脱水機構によ
り極限迄脱水する如くしてあるので、極限迄水分を絞り
出すことができ、簡単な構造であるにもかゝわらず脱水
分離効果が大である。
処理した屑状物を一時的に収容し、脱水、固形化する脱
水装置を備えた厨芥の処理装置に於て、水圧による脱水
装置に電気浸透脱水機構を組み込み、有底網筒内の流動
物を水圧により押圧脱水し、更に電気浸透脱水機構によ
り極限迄脱水する如くしてあるので、極限迄水分を絞り
出すことができ、簡単な構造であるにもかゝわらず脱水
分離効果が大である。
第１図は本発明の一実施例で、脱水装置の正断面図と水
系及び電気系を示した図である。 １……厨房台、２……蛇口、３……ディスポーザー ４……粉砕流動物の排出ホース、５……脱水装置 ６……上蓋、７……筒状本体、８……筒体 ９……網筒、10……押圧板、11……内側ベローズ 12……外側ベローズ、13……スプリング、14……逆止弁 15……＋電極、16……−電極、20……３方弁 21……操作スイッチ、24……下部排水口、25……上蓋係
止金具 26……固形物
系及び電気系を示した図である。 １……厨房台、２……蛇口、３……ディスポーザー ４……粉砕流動物の排出ホース、５……脱水装置 ６……上蓋、７……筒状本体、８……筒体 ９……網筒、10……押圧板、11……内側ベローズ 12……外側ベローズ、13……スプリング、14……逆止弁 15……＋電極、16……−電極、20……３方弁 21……操作スイッチ、24……下部排水口、25……上蓋係
止金具 26……固形物
Claims (1)
- 【請求項１】ディスポーザーと、ディスポーザーで処理
した屑状物を一時的に収容し、脱水、固形化する脱水装
置を備えた厨芥の処理装置に於て、水圧による脱水装置
に電気浸透脱水機構を組み込み、有底網筒内の流動物を
水圧により押圧脱水し、更に電気浸透脱水機構により極
限迄脱水することを特徴とする厨芥の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1110330A JPH0779971B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 厨芥の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1110330A JPH0779971B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 厨芥の処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02289203A JPH02289203A (ja) | 1990-11-29 |
| JPH0779971B2 true JPH0779971B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=14533006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1110330A Expired - Lifetime JPH0779971B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 厨芥の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779971B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103031877A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-04-10 | 解乐乐 | 下水道自动清洁器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2777775B2 (ja) * | 1994-03-28 | 1998-07-23 | 孝 曽我 | 生ゴミ処理装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5176176U (ja) * | 1974-12-13 | 1976-06-15 | ||
| JPS5177880U (ja) * | 1974-12-17 | 1976-06-19 | ||
| JPS52139282A (en) * | 1976-05-17 | 1977-11-21 | Takatsugu Ojiri | Method of disposing garbage and apparatus therefor |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1110330A patent/JPH0779971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103031877A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-04-10 | 解乐乐 | 下水道自动清洁器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02289203A (ja) | 1990-11-29 |
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