JPH02289203A

JPH02289203A - 厨芥の処理装置

Info

Publication number: JPH02289203A
Application number: JP1110330A
Authority: JP
Inventors: Kyohei Mizushima; 水島　協平; Akifusa Higano; 日向野　秋総
Original assignee: Mitsubishi Rayon Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date: 1989-04-28
Filing date: 1989-04-28
Publication date: 1990-11-29
Anticipated expiration: 2010-08-30
Also published as: JPH0779971B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は厨房台の排水口に連通して厨芥を脱水同化して
取り出すようにした厨芥の処理装置に関する。

（従来技術）従来、欧米で地下下水道と端末処理装置が完備している
所ではディスポーザーを厨房台の排水口に連結して厨芥
を直接下水道に流していたが１日本では東京始め大都市
とその周辺は勿論のこと、殆どの市町村では下水管が細
く、圧送装置もなく、端末処理装置の能力が小さく厨芥
の粉砕屑を引き受けられないのでディスポーザーの使用
が禁止されている。

しかし乍ら、従来実開昭５８−１０８５０号公報に示す
ように、粉砕された厨芥を無端ベルトで搬送すると共に
このベルトを挾む脱水ローラで圧縮、脱水を行ない、固
形分を搬送終端部に配設した厨芥容器に集めるものにお
いて、このベルトの下方部分は洗浄槽内の洗浄水を通過
すると共にこの洗浄水内の無端ベルトに摺接する洗浄ブ
ラシを該洗浄槽内に装備してなる厨芥処理装置は公知で
あるが、装置が大型となり、回転踵動部を有しているた
め水廻りの使用では故障が懸念され、又開放系で処理し
ているので。

臭いが外部に出るという問題点があった。

（発明が解決しようとする課題）本発明は、厨芥を固形物にして厨房台下方又は近傍に貯
留出来るようにし、ディスポーザーで処理した厨芥を特
別な動力を必要とせず簡単小型な装置により効率的に外
部に臭いを出すことなく回収することを課題としている
。

（課題を解決するための手段）本発明は上記課題を解決することを目的とし、厨房台に
おける排水口に連通して使用する厨芥の処理装置であっ
て、ディスポーザーを備え、該ディスポーザーで処理し
た厨芥を一時的に収容し、水圧あるいは電気浸透脱水を
利用して脱水し、固形化する脱水装置を組合せたことを
特徴とするものである。

（実施例）１は厨房台で、２は蛇口、３は流し目下部に取り付けら
れたディスポーザーである。４は蛇口よりの水とディス
ポーザー３で粉砕された厨芥が混合した粉砕流動物の排
出ホースで、先端が脱水装置５の上蓋６の中心孔６ａに
連結されている。７は脱水装置５の筒状本体で、内部上
方に筒体８が配設され、その上部鍔８ａが本体′７上端
段７ａに係止され、下端に多数の細孔を穿った有底網筒
９上端が固定されている。１０は網筒９内を上下動する
押圧板で、該押圧板１０と上蓋６間に同心２重に内側ベ
ローズ１１、外側ベローズ１２が配設され、内側ベロー
ズ１１上端は上蓋中心孔６ａ外周に、下端は抑圧板中心
孔１０ａ外周に固定され、外側ベローズ１２上端は上蓋
６下面に、下端は押圧板１０上面に固定され、内側ベロ
ーズ１１と外側ベローズ１２間にはスプリング１３が配
設され、上端は上蓋６下面に、下端は抑圧板１０上面に
固定されている。抑圧板１０中心孔１０ａにはラバーリ
ップ式逆止弁１４が取り付けられ、上蓋６の通孔６ｂは
内外ベローズ１１．１２間に連通している。１５は押圧
板下面に固定されたの電極、１６は筒体８に接触するθ
電極である。２０は水の３方弁、２１は操作スイッチ、
２２はトランス、２３は整流器、２４は下部排水口、２
５は上蓋係止金具である。

次に作用について説明する。ディスポーザー３に調理屑
を入れ蛇口２より水を注入しっ）操作スイッチ２１をオ
ンにしてディスポーザー３のモーター３ａを作動し、内
部のカッター刃３ｂにより細かく粉砕する。水と混合し
た流動物は排出パイプ４より脱水装置Ｓ内に流入し、逆
止弁１４を押し開いて網筒９内に入る。ディスポーザー
処理が終り操作スイッチ２１をオフにすると電気回路が
切替わり、３方弁２ｏが切替って通孔６ｂより内外ベロ
ーズ１１．１２間に水が流入し、その水圧で内外ベロー
ズ１１゜１２をスプリング１３に抗して下方に押し下げ
る。そして、押圧板１０が網筒９内の流動物を押圧し、
流動物内の水分は絞り出され網筒９より流出し排水口２
４より排出され、網筒９には固形物２６が形成される。

この場合、トランス２２と整流器２３で作られた直流が
２７の端子を通じての電極１５とｅ電極１６間に流れ１
周知の電気浸透作用により極限迄水分を絞り出すことが
できる。操作スイッチ２１をオンにすれば３方弁２０が
切替って内外ベローズ１１．１２はスプリング１３によ
って内部の水を通孔６ｂより排出しつき上昇して元の位
置に戻り１次の粉砕流動物の流入をまつことになる。

上記作用を繰返す毎に網筒９の底には厨芥が固形物２６
となって堆積される。満杯となった時、係止金具２５を
外して上蓋６を開き、内部の筒体８と網筒９を一緒に取
り出し、排出ボタン２８を押して固形物２６を排出する
。

なお、上記実施例においては、水圧による圧縮機構と電
気浸透脱水機構を組込んでいるが電気浸透脱水機構を省
略し、圧縮機構だけで切断した厨芥を脱水し固形化する
ことも可能である。

また、水圧を利用した脱水装置の構造もシリンダーを使
用する等、他の適宜な装置を使用することができる。

さらに１本発明の処理装置においては圧縮機構を省略し
て電気浸透脱水機構だけで脱水し、固形化することもで
きる。

（効　果）本発明によると、厨房台における排水口に連通して使用
する厨芥の処理装置であって、ディスポーザーを備え、
該ディスポーザーで処理した屑状物を一時的に収容し、
水圧あるいは電気浸透脱水により脱水して固形化する脱
水装置を組合せであるので、何処でもディスポーザーを
使用して厨芥を固形物として取り出すことができ、公共
自治体のゴミ回収効率の向上を計ることができ、特別な
動力を必要としないため、水廻りの装置として有利であ
り、簡単な構造であるにもかＳわらず脱水分離効果が大
であり、臭いを外部に出すことなく連続して使用できる
ので便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例で、脱水装置の正断面図と水
系及び電気系を示した図である。１・・・厨房台　　　　　　　２・“蛇口３・・・ディ
スポーザー４・・・粉砕流動物の排出ホース５・・・脱水装置　　　　　　６・・・上蓋７・・・筒
状本体　　　　　　８・・・筒体９・・・網筒　　　　
　　　１０・・・押圧板１１・・・内側ベローズ　　　
１−２・・・外側ベローズ１３・・・スプリング　　　
　１４・・逆止弁１５・・・Φ電極　　　　　　１６・
・ｅ電極２０・・・３方弁　　　　　　２１・・・操作
スイッチ２４・・・下部排水口　　　　２５・・・上蓋
係止金具２６・・・固形物

Claims

【特許請求の範囲】

（１）厨房台における排水口に連通して使用する厨芥の
処理装置であって、ディスポーザーを備え、該ディスポ
ーザーで処理した屑状物を一時的に収容し、水圧を利用
して脱水し固形化する脱水装置を組合せたことを特徴と
する厨芥の処理装置。
（２）脱水装置に電気浸透脱水機構を組込んだことを特
徴とする請求項１記載の厨芥の処理装置。
（３）厨房台における排水口に連通して使用する厨芥の
処理装置であって、ディスポーザーを備え、該ディスポ
ーザーを一時的に収容し、電気浸透脱水を利用して脱水
し固形化する脱水装置を組合せたことを特徴とする厨芥
の処理装置。