JPH0779646A - 空気膜屋根農場 - Google Patents

空気膜屋根農場

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JPH0779646A
JPH0779646A JP5253689A JP25368993A JPH0779646A JP H0779646 A JPH0779646 A JP H0779646A JP 5253689 A JP5253689 A JP 5253689A JP 25368993 A JP25368993 A JP 25368993A JP H0779646 A JPH0779646 A JP H0779646A
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宏治 石井
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隆 安喰
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正雄 松村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気候や天候の悪影響を受けることなく安定
して農作物が作れるように形成した空気膜屋根農場を提
供する。 【構成】 栽培場を囲んで設けた内膜取付部と、その
内膜取付部と隔接して外側に設けた外膜取付部で膜体取
付部を形成し、その膜体取付部の内膜取付部に内部空気
圧を受けて栽培場上部を覆う内膜を取付けるとともに、
膜体取付部の外膜取付部に内部圧力を受けて内膜上部を
隔接して覆う外膜を取付けて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天候や気候の悪影響
等をうけることなく安定して農作物を栽培するための農
場に関するもので、さらに具体的には、内部に空気圧を
かけて展設した可撓膜の屋根で栽培場を覆った農場に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】天候や気候の悪影響をうけることなく安
定して農作物を栽培する農場として、温室や水耕栽培用
の環境制御した建屋が知られている。また、最近、内部
空気圧を受けた一重の膜を屋根に用いた構造の建屋を温
室にして利用しようと考えられている。温室は、外冷気
を遮断するとともに太陽光を取入れるために透明のガラ
ス板やビニール膜で簡易に耕作地や栽培地を覆い、覆っ
た内部には農作物の成長を助けるために人工太陽の照明
灯や散水装置を設けたり、温風を供給している。また、
水耕栽培用の建屋は、コンベアーなどの台にのせた栽培
植物に自動的に適切な施肥等を行えるように建屋内を形
成するともに、建屋内を栽培植物の成育に適した環境の
温度や湿度等にコントロールして、あたかも植物工場の
ように形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の耕作地や栽培地
を透明のガラス板やビニール膜で覆った温室では、大型
化すると屋根を支える柱等が多く必要となり、その柱等
が農作業の機械化を妨げてしまう問題や、都市部に建設
すると照明灯の光が温室の外部にもれて近隣住民の睡眠
を妨げてしまうなどの光公害の問題等を生じていた。そ
して、この耕作地や栽培地を覆った温室では、栽培を繰
り返しているうちに土壌が疲弊して、収穫量が低減した
り、病害虫の発生が多くなるなどの問題等を生じてい
た。
【0004】また、内部空気圧を受けた一重の膜を屋根
に用いた温室では、多雪地域に建設すると雪で温室の屋
根が潰されたり、潰されないまでも積雪に対応した空気
圧を温室内部に加えるために栽培地の農作物の成育や農
作業者の健康に影響を与えてしまう圧力障害の問題や、
気温低下の著しい地域の深冷地域や多雪地域に建設する
と屋根の近傍部と地上の栽培場とでは大きな温度差を生
じやすいので融雪等のために屋根近傍部を加温しようと
すると地上の栽培場が高温になって農作物の成育に影響
を与えてしまうなど温室内全体を適正な温度に管理する
ことが複雑で困難であり、農作物に対する温度障害の問
題等が発生する心配がある。この発明は上述の問題点を
解決するとともに、植物工場にも適した農場を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この第1の発明の空気膜
屋根農場は、天候や気候の悪影響を受けることなく安定
して農作物が作れるように、栽培場を囲んで設けた内膜
取付部と、その内膜取付部と隔接して外側に設けた外膜
取付部で膜体取付部を形成し、その膜体取付部の内膜取
付部に内部空気圧を受けて栽培場上部を覆う内膜を取付
けるとともに、膜体取付部の外膜取付部に内部圧力を受
けて内膜上部を隔接して覆う外膜を取付けて形成するも
のである。
【0006】また、第2の発明の空気膜屋根農場は、外
膜を取外した状態で内部に太陽光を取り入れ、外膜を取
付けた状態で外部への照明灯の光や熱の放散を遮断する
ように、空気膜屋根農場の内膜を透光材で形成し、外膜
を外膜取付部に着脱自在な遮光材で形成するものであ
る。
【0007】さらに、第3の発明の空気膜屋根農場は、
外膜上に積もる雪を溶かしたり太陽光の直射熱による温
度上昇を防ぎ、外冷気や外暖気の侵入を遮断するよう
に、空気膜屋根農場の内膜とその内膜と隔接した外膜と
の間に温風や冷風などの熱媒流体を流通するものであ
る。
【0008】またさらに第4の発明の空気膜屋根農場
は、地中から栽培場に侵入する冷熱や暖熱を遮断し、蓄
熱ができるように、空気膜屋根農場の栽培場を囲む地中
に貯水槽を形成するものである。
【0009】そして第5の発明の空気膜屋根農場は、栽
培場の土壌が疲弊した時に内部の空気圧を増加して浮上
させ他の栽培場へ移設できるように、栽培場を囲んで形
成した基礎と、その基礎と着脱自在に接合するごとく形
成した膜体取付部と、その膜体取付部に内部空気圧を受
けて栽培場上部を覆うごとく取付けた膜体と、上記膜体
取付部の下部外周に内部空気圧の漏れを抑えるごとく取
付けたスカート状のシール膜を設けるものである。
【0010】
【作用】栽培場の上部を内部空気圧を受けた内膜で覆
い、その内膜の上部を隔接して内部圧力を受けた外膜で
覆っている第1の発明の空気膜屋根農場では、栽培場の
農作物や農作業者に圧力の影響を与えることなく内膜と
外膜の間にのみ大きな内部圧力を加えることができ、そ
の大きな圧力で外膜を膨張させたり、圧力を下げて収縮
させて外膜に振動を与え、外膜上に積もった雪を落とす
ことができる。また、この空気膜屋根農場では、台風等
の強風が襲ってきたとしても栽培場の農作物や農作業者
等に圧力影響の問題を生じさせることなく内膜と外膜の
間に加えた大きな圧力で外膜と内膜を膨張緊張させて屋
根の強度を増し、強風に対応することができる。さら
に、この空気膜屋根農場では、内膜と外膜の間の空間を
外部から内部、内部から外部へ移動しようとする熱を遮
断する断熱層として機能する空間として利用することが
できる。
【0011】また、内膜を透光材で形成し、外膜を外膜
取付部に着脱自在な遮光材で形成する第2の発明の空気
膜屋根農場では、着脱自在な外膜を外膜取付部から取り
外した状態では太陽光が内部の栽培場へ侵入直射してく
るので温室効果が得られ、外膜を外膜取付部に取り付け
た状態では、照明灯の光や熱が外部へもれることを遮断
できるので都市部に建設しても夜間の光公害が防止でき
る。また、外膜の取付けや取り外しの作業は、内膜を作
業床として利用できるので短時間で安全に行うことがで
きる。
【0012】さらに、内膜とその内膜と隔接した外膜と
の間に温風や冷風などの熱媒流体を流通する第3の発明
の空気膜屋根農場では、熱媒流体で内膜と外膜の間のみ
を暖めることができるので効率よく温熱媒流体で外膜上
に積もった雪を溶かしたり、効率よく冷熱媒流体で直射
日光による外膜の昇温を防ぐことができ、外冷気や外暖
気の侵入を熱媒流体で遮断して効率よく栽培場全体の温
度を管理することができる。また、この空気膜屋根農場
では、内膜と外膜の間に冷熱媒流体を流通させて、内膜
内面に結露を生じさせて栽培場の湿度を低下させたり、
温熱媒流体を内膜と外膜の間に流通させて結露水を蒸発
させて栽培場の湿度を上昇させるこができるので、栽培
場の湿度を栽培物の成育に適正な湿度に容易に調湿する
ことができる。
【0013】またさらに、栽培場を囲む地中に貯水槽を
形成する第4の発明の空気膜屋根農場では、地中から栽
培場に侵入してくる熱は貯水槽の水や空間部で遮断する
ことができるので、空気膜屋根の断熱層と相乗して農場
全体の温度を容易に管理することができる。また、太陽
熱等で暖めた温水や深井戸水の冷水を貯水槽の蓄熱槽に
蓄えておいて栽培物に直接与えたり、農場の環境制御に
用いることができるので熱エネルギーを効率よく利用す
ることができる。
【0014】そして栽培場を囲んで形成した基礎と、そ
の基礎と着脱自在に接合するごとく形成した膜体取付部
と、その膜体取付部に内部空気圧を受けて栽培場上部を
覆うごとく取付けた膜体と、上記膜体取付部の下部外周
に内部空気圧の漏れを抑えるごとく取付けたスカート状
のシール膜を設ける第5の発明の空気膜屋根農場は、基
礎と着脱自在な膜体取付部との接合を切り離し、膜体に
加える内部空気圧を増して空気膜屋根農場を浮上させ、
土壌が疲弊した栽培場から他の栽培場へ容易に移設する
ことができるので、安定して農作物を作ることができ
る。また、この空気膜屋根農場では、建設容易な場所で
組立てて、栽培場に短時間で設置することができるの
で、栽培場を有効に利用できるとともに安く建設するこ
とができる。
【0015】
【実施例】実施例について、図面を参照しながら説明す
る。図1は、この発明に係る空気膜屋根農場の一部を欠
除した斜視説明図であり、図2は、膜体と膜体取付部の
一部を欠除して示す部分拡大断面説明図である。図中、
1は農作物の栽培場、2はその栽培場1をとり囲んで設
けた基礎、3は基礎2の上に立設した周壁、4は周壁3
の上端に設けた膜体取付部であり、この膜体取付部4
は、平板を内側に立設した内殻の内膜取付部5と同じく
平板を外側に立設した外殻の外膜取付部6を底部で気密
に接合した有底リングの周渠状に形成している。7は内
殻の内膜取付部5に内部の空気圧を受けて栽培場1上部
を球殻状に覆うごとく取付けた内膜、8は外膜取付部6
の外殻に内膜7と隔接して内膜7上部を球殻状に覆うご
とく取付けた外膜である。
【0016】栽培場1は、米作などを目的とするもので
は田や畑の耕作地または栽培地を直接仕切って形成す
る。野菜や果物、観賞用草花などの栽培物を育成する植
物工場では、図示省略したが、栽培場1は、地上に加熱
配管等の温調設備を設けた栽培用の固定台やコンベア等
の上に栽培物をウレタンベッドなどに植えて箱入れした
栽培箱等を並べて形成する。
【0017】この栽培場1を囲んで設ける基礎2は、平
面形状として角が丸まった四角環形や扇環形、又は円環
形、あるいは長円環形等に形成するとともに地中にフー
チングを設けて、周壁3等の重さ荷重に耐え、かつ、内
膜7や外膜8に加える浮上押上げ圧力に耐える強度に土
盛り構造やコンクリート構造で形成する。なお、耕作地
や栽培地を基礎2で直接仕切る栽培場1は、円形の平面
形状に形成すると、散水や施肥の農作業が容易となり、
かつ、内部に加える空気圧に対して空気膜屋根農場が強
い構造体となる。
【0018】基礎2の上に立設する周壁3は、農耕機械
で行う農作業に必要な高さや積雪の高さ等を配慮して1
m〜3m程度の所定高さの環状壁とし、図示省略したコ
ンクリート構造体の壁、または、図示のように、鋼板等
の板で二重壁体を形成し、その二重壁体3Aの内部にパ
ーライト材やグラスウール材などの断熱材3Bを充填し
た複合構造体の壁で形成する。図示の周壁3は、基礎2
に植設したアンカーボルト10で基礎2に着脱自在に螺
合して形成しているが、周壁3は、基礎2と一体に形成
したコンクリート構造体の壁で形成してもよい。周壁3
には、農耕機械や人の出入口11を設ける。この出入口
11は、農場内部の空気圧が漏出しない構造、例えば二
重扉の構造に形成する。
【0019】周壁3の上端に設ける膜体取付部4は、鋼
板等の平板を立設して形成した内殻の内膜取付部5とそ
の内膜取付部5と隔接して鋼板等の平板を立設して形成
した外殻の外膜取付部6を底部で鋼板等の平板を介して
気密に接合した有底リングの周渠状に鋼板構造体で形成
する。膜体取付部4の下部と周壁3の上端は、ボルトナ
ット12等で気密に螺合する。内膜取付部5の立設高さ
を外膜取付部6の立設高さより低く形成すると、膜体取
付部4と内膜7および外膜8の接合作業は容易となり、
膜が垂れ下がったデフレート時でも内膜7と外膜8は隔
接して接することはない。
【0020】なお、図示の膜体取付部4は、基礎2上
に、着脱自在な周壁3と一体に螺合結合した構造の膜体
取付部4に形成しているが、周壁3を設けることなく基
礎2のアンカーボルト10に直接螺合して低く形成した
り、周壁3の高さ分だけ立設高さを高く形成した膜体取
付部4を基礎2のアンカーボルト10に直接螺合して形
成してもよい。また、膜体取付部4には、内膜取付部5
内部に内部空気圧を加えるためのノズル(図示省略)や
内膜取付部5と外膜取付部6との間に内部圧力を加える
ためのノズル13などを取付ける。さらに、内膜取付部
5と外膜取付部6との間を幅広く形成ししたときには、
その間に人が入って点検や作業を行うためのマンホール
(図示省略)を膜体取付部4に設ける。
【0021】膜体取付部4の内膜取付部5に取付ける内
膜7は、送風機(図示省略)などで送る内部空気圧を受
けて栽培場1の上部を球殻状にインフレート(膨張)展
設して覆うことができるように内膜7を形成し、その内
膜7の外周縁部を膜体取付部4の内膜取付部5の上端部
に抑え板及びボルトナット等の固定具14で着脱自在
に、かつ気密に取付ける。内膜7に加える内部空気圧
は、内膜7を押し上げることができる圧力以上で、か
つ、栽培物や農作業者に圧力障害を生じさせない圧力以
下の圧力とし、その圧力は5ミリメートル水柱〜50ミ
リメートル水柱程度とする。内膜7は、栽培場1に太陽
光を得て、農場に温室効果を期待するときには透明や半
透明の透光性を有するポリ塩化ビニール等の合成樹脂の
可撓膜材で形成するが、透光性を有しない可撓膜材で形
成してもよい。
【0022】また、膜体取付部4の外膜取付部6に取付
ける外膜8は、送風機(図示省略)などから送る空気や
蒸気発生機(図示省略)などから送るスチームなどの圧
力の内部圧力を受けて内膜7の上部を隔接して球殻状に
インフレート展設して覆うことができるように外膜8を
形成し、その外膜8を膜体取付部4の外膜取付部6の上
端部に抑え板及びボルトナット等の固定具14で着脱自
在に、かつ気密に取付ける。外膜8は、透光材の内膜7
とともに用いて内部の栽培場1に太陽光のエネルギーを
与えて農場に温室効果を期待するときには透明や半透明
の透光性を有する合成樹脂材の可撓膜材で形成するが、
内部に設ける照明灯の光や熱が農場の外部へ漏れるのを
遮断したり、耐候性や強度等を期待するときには遮光性
を有する安価な可撓膜材で形成する。
【0023】外膜8と内膜7の間に加える内部圧力は、
常時は外膜8を押し上げることができる圧力以上のほぼ
内部空気圧の圧力とし、台風時や積雪時などの異常時に
は、それらの荷重に対応した高い内部圧力とする。外膜
8と内膜7の間に加える内部圧力の圧力源は、通常は送
風機などから送る供給空気を圧力源として用いるが、外
膜8に積もった雪を溶かすときや外気温が非常に低いと
きなどには、供給空気を暖めた温風や蒸気発生機から送
るスチームなどの温熱の熱媒流体を内部圧力の圧力源と
し、直射日光を受けて外膜8や内膜7、さらに栽培場1
等が昇温しているときなどには、供給空気を冷やした冷
風などの冷熱の熱媒流体を圧力源として用いる。内部空
気圧と内部圧力の圧力調整は、流体の流入のみにて行う
よりも、流体の流出量と流入量の増減を調整することに
よって行う方が、熱媒流体からの熱エネルギーを得られ
やすくなる。
【0024】また、膜のインフレートを抑制制御するた
めにロープや網等のテンション材15を内膜7及び外膜
8の外面に放射状や格子状に配設する。なお、膜のイン
フレートが、内膜7に比べて外膜8の方が大きくなるよ
うに膜の材料や形状等を組合せて形成すると、外膜8の
上に積もる雪降ろしには都合がよくなる。さらに空気膜
屋根農場の内部、つまり、周壁3や膜体取付部4の内部
には、緊張させたワイヤーロープ材や散水用等の配管材
などの緊張材16を格子状または放射状に配設する。そ
のワイヤーロープ材や配管材などの緊張材16を用い
て、人工太陽となるナトリウムランプ等の照明灯17や
散水ノズル18やガス放出ノズル(図示省略)など取付
け、空気膜屋根農場の内部は栽培物の成育に適した温度
や湿度、照光及び炭酸ガスリッチな雰囲気等が得られる
ようにコンピューター等で制御し、調整される。また、
格子状または放射状に設けるワイヤーロープ材や配管材
などの緊張材16は、内部空気圧が空気膜屋根農場を内
から外に押し拡げようとする力を抑える機能も有する。
さらに、緊張材16は、内部圧力が内膜7を異常に押し
下げようとするときには、内膜7の下降を抑制する機能
も有する。
【0025】上述のように栽培場1の上部を内部空気圧
を受けた内膜7で覆い、その内膜7の上部を隔接して内
部圧力を受けた外膜8で覆って形成した空気膜屋根農場
は、図3に示したように、栽培場1には過剰な圧力を加
えることなく、内膜7と外膜8の間にのみ必要に応じた
大きな内部圧力を加えることができるので、栽培場1の
農作物や農作業者等に圧力影響を与えることなく外膜8
を膨張させて外膜8上に積もった雪を安全に落とすこと
ができる。さらに、内膜7と外膜8の間にのみ加えた大
きな圧力で外膜8と内膜7を膨張緊張させて屋根の強度
を増すことができるため、台風時等の強風に安全に対応
することができる。かくして、この空気膜屋根農場は、
降雪や台風などの気候や天候に左右されることなく安定
して農作物を作ることができる。また、この空気膜屋根
農場は、農耕機械の作業を邪魔する支柱などがないので
効率よく農作業することもでき、栽培物を最適な環境で
栽培できるため、栽培物の出荷時期を早めたり、市場状
況に合わせて遅らせたり、その出荷を自由に調整するこ
とも可能である。
【0026】また、内膜7を透光材で形成し、外膜8を
外膜取付部6に着脱自在な遮光材で形成する空気膜屋根
農場は、冬期に積雪に対応して取付けていた外膜8を春
先に取り外して栽培場1へ直接太陽光を取り入れること
ができるので、通常の温室として利用できる省エネ型の
構造とすることができ、また、外膜8を取付けて農場外
部への照明灯17の光や熱の放散を防止することができ
るので、都市部に建設しても夜間に周辺への光公害を生
じさせない環境に優しい構造とすることができる。外膜
8の取付けや取り外しの作業は、内膜7を作業床として
使用できるため、短時間に安全に行うことができる。な
お、着脱自在な外膜8に加えて内膜7も着脱自在な構造
に形成すると、内膜7と外膜8の両方を膜体取付部4か
ら取り外して、大型農耕機械の搬出入や土壌交換等が容
易に行え、直接太陽による栽培地の土壌回復を行うこと
ができる。
【0027】さらに、内膜7と外膜8との間の空間に温
風や冷風などの熱媒流体を流通する空気膜屋根農場は、
熱媒流体で内膜7と外膜8の間のみを効率よく暖めたり
冷やしたりすることができる。従って、効率よく外膜8
に積もった雪を溶かしたり、効率よく直射日光による外
膜8や内膜7の昇温を防ぐことができ、外冷気や外暖気
の侵入を効率よく遮断して結果として効率よく栽培場全
体の温度を容易に管理することができる。また、この空
気膜屋根農場では、内膜7と外膜8の間に冷熱媒流体を
流通させて、内膜7内面に結露を生じさせて栽培場1の
湿度を低下させたり、温熱媒流体を内膜7と外膜8の間
に流通させて結露水を蒸発させて栽培場1の湿度を上昇
させるこができるので、栽培場1の湿度を栽培物の成育
に適正な湿度に容易に調湿することができる。
【0028】図4は、栽培場1を囲む地中に貯水槽19
を形成した空気膜屋根農場の断面説明図である。外膜8
の上には、外膜8の外面に散水する散水装置20を設
け、その散水装置20から太陽光を受けながら外膜8の
外面を流れてきた温水を集めて蓄える貯水槽19が基礎
2を取り囲んで地中に形成してある。散水装置20は、
水を押し上げるポンプ21と、配管を介して押し上げら
れた水を外膜8の外面に散水するノズルを取付けた散水
リング22と、外膜8の外面を流れてきた水を集めて貯
水槽19へ導く樋及び配管よりなる集水設備23からな
り、貯水槽19の水も循環することができる。貯水槽1
9は、地中に閉塞した図示の構造や図示省略した上部を
開放した池のような構造に形成する。
【0029】このように貯水槽19を形成した空気膜屋
根農場は、栽培場1等に用いる水や水に蓄えられた熱エ
ネルギ−を貯水槽19に蓄えておけるばかりではなく、
冬期には地中から栽培場1へ侵入しようとする冷熱を貯
水槽19の空間部や貯水槽19に蓄えられた水や温水で
遮断するため、効率よく栽培場1の温度低下を防止でき
る上に、空気膜屋根と相乗して、従来の温室では難しか
った農場全体の温度管理を効率よく容易に行うことがで
きる。また、散水装置20から太陽光を受けながら外膜
8の外面を流れてきた温水を集めて蓄える貯水槽19
は、太陽熱を利用することのできる省エネ構造の空気膜
屋根農場をもたらす。なお、外膜8の上に設けた散水装
置20は、冬季の消雪や、夏季のクーリングの装置とし
ても利用できる。また、図示の散水装置20は外膜8の
上に設けているが、内膜7と透光材で形成した外膜8の
間に散水装置20を設け、内膜7の外面を流れてきた温
水を膜体取付部4の下部で集めて貯水槽19へ導くよう
に形成してもよい。
【0030】図5は、栽培場1の土壌が疲弊した時に内
部の空気圧を増加して浮上させ他の栽培場1へ移設でき
るように形成した空気膜屋根農場の断面説明図であり、
空気圧浮上前の状態を(A)に示し、移動時の状態を
(B)に示す。図5(A)のように、空気圧浮上前の空
気膜屋根農場は、栽培場1を囲む基礎2とアンカーボル
ト10で着脱自在に形成した周壁3を一体に結合した膜
体取付部4が接合し、内膜取付部5の膜体取付部4に
は、内部空気圧を受けて栽培場1の上部を覆うごとく内
膜7の膜体9が取付き、膜体取付部4の下部に位置する
周壁3の外周には内部空気圧の漏れを抑えるごとくスカ
ート状のシール膜24を設けている。膜体取付部4と周
壁3の内部には、内部空気圧を受けた空気膜屋根農場が
膨張しようとするのを抑えるためにワイヤーロープ材や
管材、形鋼材等からなる拘束材25を放射状や格子状に
配設している。なお、拘束材25は、前述した空気膜屋
根農場の内部に配設する緊張材16を転用してもよい。
【0031】このように形成した空気膜屋根農場は、基
礎2との接合を切り離し、図示省略した送風機などから
の供給空気を増やして内部空気圧を増加させると、スカ
ート状のシール膜24が内部空気圧を逃がさないように
膨らんで地面と接触し、図5(B)のように、内部空気
圧によって空気膜屋根農場は基礎2から浮上し、浮上し
た空気膜屋根農場を牽引して他の栽培場1へ移動し、内
部空気圧を下げて降下させ、容易に移設できる。図示の
膜体9は、内膜7のみとしているが、外膜8のみ、また
は内膜7及び外膜8の両方を膜体9としてもよい。さら
に図示では、移動時の安定をよくするために膜体取付部
4と周壁3を一体に結合して膜体取付部4を形成してい
るが、周壁3を結合することなく、膜体取付部4のみを
小さな内部空気圧で浮上させ移動してもよい。
【0032】
【発明の効果】上述のように、栽培場を囲んで設けた内
膜取付部と、その内膜取付部と隔接して外側に設けた外
膜取付部で膜体取付部を形成し、その膜体取付部の内膜
取付部に内部空気圧を受けて栽培場上部を覆う内膜を取
付けるとともに、膜体取付部の外膜取付部に内部圧力を
受けて内膜上部を隔接して覆う外膜を取付けて形成する
空気膜屋根農場は、栽培場に過剰な圧力を加えることな
く内膜と外膜の間の空間にのみ大きな圧力を加えること
ができるので、降雪や台風などの気候や天候に影響され
ることなく安定して栽培物を作ることができる。
【0033】また、内膜を透光材で形成し、外膜を外膜
取付部に着脱自在な遮光材で形成する空気膜屋根農場
は、内膜を作業床として容易に外膜を取り外して通常の
温室として利用できるので省エネを図ることができると
ともに、都市部に建設しても内膜を作業床として安全容
易に外膜を取付けて夜間の光公害を生じさせない環境に
優しい農場とすることができる。
【0034】さらに、内膜とその内膜と隔接した外膜と
の間に温風や冷風などの熱媒流体を流通する空気膜屋根
農場は、熱媒流体で内膜と外膜の間のみを暖めたり、冷
やしたりすることができるので、効率よく外膜上に積も
った雪を溶かすことができるとともに栽培場の湿度が容
易に調整でき、結果として農場全体の温度を効率よく管
理することができる。
【0035】またさらに、栽培場を囲む地中に貯水槽を
形成する空気膜屋根農場は、地中から栽培場に侵入して
くる冷熱や暖熱を貯水槽が遮断することができるととも
に、太陽熱等から得た熱エネルギーを貯水槽に蓄えて利
用できるので、農場全体の温度管理が容易であり、省エ
ネルギーを図ることができる。
【0036】そして、栽培場を囲んで形成した基礎と、
その基礎と着脱自在に接合するごとく形成した膜体取付
部と、その膜体取付部に内部空気圧を受けて栽培場上部
を覆うごとく取付けた膜体と、上記膜体取付部の下部外
周に内部空気圧の漏れを抑えるごとく取付けたスカート
状のシール膜を設ける空気膜屋根農場は、他の栽培場へ
容易に短時間で移設することができるので、収穫量を低
減することなく安定して農作物を作ることができるとと
もに、農場を経済的に建設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る空気膜屋根農場の一実施例を一
部欠除して示す斜視説明図。
【図2】膜体と膜体取付部の一部を欠除して示す部分拡
大断面説明図。
【図3】内膜と外膜の間に内部圧力を加えた状態を示す
断面説明図。
【図4】栽培場を囲む地中に貯水槽を形成した空気膜屋
根農場の一実施例を示す断面説明図。
【図5】移設できるように形成した空気膜屋根農場の一
実施例を示す断面説明図であり、(A)は空気圧浮上
前、(B)は移動時の状態を示す。
【符号の説明】
1 栽培場 2 基礎 3 周壁 4 膜体取
付部 5 内膜取付部 6 外膜取
付部 7 内膜 8 外膜 9 膜体 10 アンカ
ーボルト 11 出入口 12 ボル
トナット 13 ノズル 14 固定
具 15 テンション材 16 緊張
材 17 照明灯 18 散水
ノズル 19 貯水槽 20 散水
装置 21 ポンプ 22 散水
リング 23 集水設備 24 シー
ル膜 25 拘束材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栽培場を囲んで設けた内膜取付部と、そ
    の内膜取付部と隔接して外側に設けた外膜取付部で膜体
    取付部を形成し、その膜体取付部の内膜取付部に内部空
    気圧を受けて栽培場上部を覆う内膜を取付けるととも
    に、膜体取付部の外膜取付部に内部圧力を受けて内膜上
    部を隔接して覆う外膜を取付けて形成することを特徴と
    する空気膜屋根農場。
  2. 【請求項2】 上記空気膜屋根農場の内膜を透光材で形
    成し、外膜を外膜取付部に着脱自在な遮光材で形成する
    ことを特徴とする請求項1記載の空気膜屋根農場。
  3. 【請求項3】 上記空気膜屋根農場の内膜とその内膜と
    隔接した外膜との間に温風や冷風などの熱媒流体を流通
    することを特徴とする請求項1および請求項2記載の空
    気膜屋根農場。
  4. 【請求項4】 上記空気膜屋根農場の栽培場を囲む地中
    に貯水槽を形成することを特徴とする請求項1、請求項
    2および請求項3記載の空気膜屋根農場。
  5. 【請求項5】 栽培場を囲んで形成した基礎と、その基
    礎と着脱自在に接合するごとく形成した膜体取付部と、
    その膜体取付部に内部空気圧を受けて栽培場上部を覆う
    ごとく取付けた膜体と、上記膜体取付部の下部外周に内
    部空気圧の漏れを抑えるごとく取付けたスカート状のシ
    ール膜を設けることを特徴とする空気膜屋根農場。
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