JPH0779638B2 - 食品素材の不要物除去方法及びその装置 - Google Patents

食品素材の不要物除去方法及びその装置

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JPH0779638B2
JPH0779638B2 JP1165636A JP16563689A JPH0779638B2 JP H0779638 B2 JPH0779638 B2 JP H0779638B2 JP 1165636 A JP1165636 A JP 1165636A JP 16563689 A JP16563689 A JP 16563689A JP H0779638 B2 JPH0779638 B2 JP H0779638B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、魚介類及び野菜類等の食品素材に付着する
殻、木片髪の毛等の不要物の除去方法及びその装置に関
する。
(従来の技術) 例えば、冷凍小型むきえびを解凍したとき冷凍小型むき
えびの中にはえび殻、えび脚、毛髪、籾殻及び木片等多
種類の不要物が混入しており、これらの不要物の除去は
従来人の手作業でおこなっている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに上記の手作業によると、不要物の形状、大きさ
はまちまちでしかも種類も多種にわたっているので、不
要物の除去は非常に困難であり、人手と多くの時間を必
要とする等の問題点があった。
本発明はこれに鑑み、人手を要しないで短時間に効率良
く完全に不要物を除去することのできる除去方法及びそ
の装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記従来技術の課題を解決するため、本発明は、通水性
を有する基材の表面に線状材を群設した植毛マットを載
置した架台に加振機構により振動を付加し、この植毛マ
ットの上面に供給手段により食品素材を供給し、前記植
毛マットの振動により食品素材を前記植毛マットの上面
で移動させて食品素材に付着する不要物を前記植毛マッ
トで捕促させたのち前記植毛マット上から排出される前
記不要物の除去された食品素材を搬出するようにしたこ
とを特徴とする食品素材の不要物除去方法を請求項1と
し、通水性を有する基材の表面に線状材を群設した植毛
マットを設け、この植毛マットを載置する架台を制振部
材を介して基台に設置し、前記架台に振動を付加する架
振機構を備える振動選別部を形成し、この振動選別部の
上流側に前記植毛マットの上面に食品素材を供給する供
給手段を設けるとともに、前記振動選別部の下流側に前
記植毛マットからの食品素材の受取部を設けてなり、前
記植毛マットを前記加振機構で加振することにより食品
素材に付着する不要物を前記植毛マットで捕促させるよ
うにしたことを特徴とする食品素材の不要物除去装置を
請求項2とするものである。
(作 用) 上記装置においては、供給手段により供給された食品素
材を植毛マット上に載置し、この植毛マットを載置して
いる架台に加振機構によって振動を付加して植毛マット
の振動と食品素材の植毛マット上面での移動によって食
品素材の不要物は植毛マットによって除去されるととも
に捕促され、不要物の除かれた食品素材が得られる。
(実施例) 以下、本発明を第1図乃至第6図に示す実施例を参照し
て説明する。なお、この実施例は本発明を冷凍小型むき
えびの不要物除去を意図した場合を示している。
図において、不要物除去装置1は、供給手段としての分
散供給部2と、この分散供給部2につづく振動選別部3
と、この振動選別部3につづく受取部4とを備えてい
る。
分散供給部2は、支持架台5の上にホッパー6とベルト
コンベア7とを有している。ホッパー6は鋼板等よりな
り、長手方向に直角の断面が逆台形状でその巾方向の長
さは約1.5m程度の細長形状に形成されており、上部と下
部とは開放されている。そして、ホッパー6内部の底部
近傍には半径方向に突出する羽根を有する分散羽根車8
が、ホッパー6のほぼ全巾にわたって設けられ、ホッパ
ー6の側面に軸支されている。ホッパー6の下方には、
ホッパー6の巾に等しい巾を有し、長さが約3m程度のベ
ルトコンベア7が一端をホッパー6の直下に位置してこ
れより上方へ約20゜程度の傾斜をもって支持架台5の底
枠9の四隅に立設する柱10に固着されている。そして、
底枠9の四隅の下面にはキャスタ11が設けられており、
底枠9の上面には分散羽根車8及びベルトコンベア7を
ベルト(図示せず)を介して駆動するためのモータ12が
載置されている。
振動選別部3は、第1図及び第2図に示すように、基台
13上に制振部材としてのコイルバネ14,14を介して植毛
マット15の載置される架台16と加振機構としての振動モ
ータ17とを有している。この植毛マット15は第4図に示
すように、通水性を有する基材15aの上面に合成繊維
材、天然繊維材等の比較的剛毛状の線状材15bが突起状
に群設されたもので、例えば、プラスチック材よりなり
直径が約1mm、長さが約10mmの線状材15bを約3mmの間隔
に植毛した人口芝と称されるようなものが用いられ、架
台16の上面及び側面に取付部材(図示せず)により固定
されている。
架台16は鋼板よりなり、上面は巾約1.5m程度、長さ約1m
程度の4枚の平面板18が上流側から下流側へ向って下る
複数段(図では3段)の段部19を形成して設けられてお
り、これら平面板18の側部は側板20に固着され、下方を
開放とした箱形形状を形成している。そして、段部19に
は第3図に示すように所定の間隔を有して下流側へ突出
する丸鋼よりなる解し部21が形成されている。なお、a
は不要物を示している。
一方、架台16の側板20にはコイルバネ14を固定するため
の張り出し部22が4ケ所に設けられており、また、側板
20,20の下方には振動モータ17が固定されている。
なお、基台13は、形鋼により形成された枠体23とこの枠
体23から垂直上方に設けられたパイプ材よりなる4本の
柱24とを有しており、柱24の上面には架台16の張り出し
部22に固定されているコイルバネ14の一端が固定されて
いる。
また、受取部4は台枠25の上に設けられたベルトコンベ
ア26よりなり、その下流側には受取篭(図示せず)が設
けられている。
振動選別部3は、植毛マット15の上流側が分散供給部2
のベルトコンベア7の後流端直下に配設されており、受
取部4のベルトコンベア26は、振動選別部3の下流端の
植毛マット15の直下に配設されている。なお、本実施例
では、植毛マット15の配列を段付きの4面としたが、1
面としてもよい。また、植毛マット15の配列には傾斜を
つけないものとしたが5゜〜10゜位の傾斜を下流側が低
くなるようにつけてもよく、これらに限定されるもので
はない。また、実施例のように4面の場合、後段の3,4
面を高く傾斜(角度α)させてもよい。これは3,4面を
高くすることにより水切りがよくなり、選別効果が高ま
るからである(第5図参照)。さらに、架台の側面に植
毛マット15を配置すると不要物の除去が効果的に行われ
る(第6図参照)。
次に上記第1図乃至第6図に示した実施例の作用を説明
する。
最初に、分散供給部2のモータ12を起動して分散羽根車
8とベルトコンベア7を駆動するとともに、振動選別部
3の振動モータ17を起動し、ついで受取部4のモータ
(図示せず)を起動してベルトコンベア26を駆動する。
つぎに、分散供給部2のホッパー6へ解凍されて冷凍小
型むきえびの塊を投入する。すると冷凍小型むきえびの
塊は分散羽根車8によってばらばらとなり、ベルトコン
ベア7上へ落下してベルトコンベア7の上流側から下流
側へと搬送されて振動選別部3の上流側の植毛マット15
の上へ落下する。植毛マット15の上へ落下した冷凍小型
むきえびは、植毛マット15の振動による線状材15bによ
って冷凍小型むきえびに付着しているえび殻、脚等およ
び籾殻、毛髪等の不要物aが取り除かれたり、細分化さ
れ、また、不要物aと線状材15bとの接触によって線状
材15bの上方が広がり広がった線状材15bの相互の間へ不
要物aが植毛マット15の振動により押しこまれて不要物
aが線状材15bにからまることにより不要物aは植毛マ
ット15に残留し、不要物aの除去された冷凍小型むきえ
びは植毛マットの振動によって上流側から下流側へと搬
送されて受取部4のベルトコンベア26の上へと運ばれ、
ベルトコンベア26の下流側にある受取篭(図示せず)へ
投入される。なお、丸鋼によって形成されている解し部
21は植毛マット15上をかたまって送られてきた冷凍小型
むきえびをほぐしたり、反転させて次の植毛マット15の
上へ送る作用を行なっている。
なお、不要物aの付着した植毛マット15は取付部材(図
示せず)によって簡単に取り外すことができるので予備
のものと交換し、不要物aを加圧水や刷毛等を使用して
水で十分洗浄したのち、再使用することができる。
なお、本説明では植毛マット15の上へは散水しないもの
としたが、植毛マット15の上へ冷凍小型むきえびの搬入
と共に散水して不要物aの植毛マット15への付着をより
容易にするようにしてもよく、これらに限定されるもの
ではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による食品素材の不要物除去
方法は、植毛マットを載置した架台に加振機構で振動を
付加し、植毛マットの上面に食品素材を供給して植毛マ
ットの振動と植毛マット上面での食品素材の移動とによ
って食品素材に付着する不要物を植毛マットで捕促させ
るようにしたので、人手を要することなく確実に連続し
て不要物を除去することができる。
また、本発明の不要物除去装置によれば、植毛マット上
の食品素材を植毛マットを振動させるだけで食品素材に
付着する不要物を除去しつゝ捕促することができるの
で、植毛マットと加振機構を有する簡単な構造の安価な
装置によって所期の目的を達成することができるなどの
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明にかかる食品素材の不要物除
去装置の一実施例を示し、第1図は側面図、第2図は平
面図、第3図は植毛マットの斜視図、第4図は植毛マッ
トの部分拡大図、第5図は植毛マットの後段の3,4面を
高く傾斜させた説明図、第6図は架台側面に植毛マット
を配置した説明図である。 1……不要物除去装置、2……分散供給部、3……振動
選別部、4……受取部、6……ホッパー、7……ベルト
コンベア、8……分散羽根車、14……コイルバネ、15…
…植毛マット、17……振動モータ、a……不要物。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通水性を有する基材の表面に線状材を群設
    した植毛マットを載置した架台に加振機構により振動を
    付加し、この植毛マットの上面に供給手段により食品素
    材を供給し、前記植毛マットの振動により食品素材を前
    記植毛マットの上面で移動させて食品素材に付着する不
    要物を前記植毛マットで捕促させたのち前記植毛マット
    上から排出される前記不要物の除去された食品素材を搬
    出するようにしたことを特徴とする食品素材の不要物除
    去方法。
  2. 【請求項2】通水性を有する基材の表面に線状材を群設
    した植毛マットを設け、この植毛マットを載置する架台
    を制振部材を介して基台に設置し、前記架台に振動を付
    加する架振機構を備える振動選別部を形成し、この振動
    選別部の上流側に前記植毛マットの上面に食品素材を供
    給する供給手段を設けるとともに、前記振動選別部の下
    流側に前記植毛マットからの食品素材の受取部を設けて
    なり、前記植毛マットを前記加振機構で加振することに
    より食品素材に付着する不要物を前記植毛マットで捕促
    させるようにしたことを特徴とする食品素材の不要物除
    去装置。
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