JPH0779488B2 - 圧縮立体画像デ−タ再生システム - Google Patents

圧縮立体画像デ−タ再生システム

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JPH0779488B2
JPH0779488B2 JP62161851A JP16185187A JPH0779488B2 JP H0779488 B2 JPH0779488 B2 JP H0779488B2 JP 62161851 A JP62161851 A JP 62161851A JP 16185187 A JP16185187 A JP 16185187A JP H0779488 B2 JPH0779488 B2 JP H0779488B2
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JP62161851A
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JPS645291A (en
Inventor
秀人 國弘
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、立体画像の再生を可能とした圧縮立体画像
データ再生システムに関する。
[従来の技術] 2台のビデオカメラを、人間の両目の位置で同時に撮像
して得られる映像を、静電容量方式ディスクの記録トラ
ックに交互に記録しておき、左目専用の映像と右目専用
の映像を交互に再生し、再生画像を液晶シャッタ付きの
立体スコープを通して左目と右目で交互に見ることで、
立体画像を再生する立体画像再生システムが知られてい
る。この種の立体画像再生システムは、両眼視差を利用
して立体画像を再生するものであるが、平面画像の場合
と異なり、左目専用と右目専用の映像信号を記録する関
係上、同一容量の記録媒体であれば、通常の映像信号を
記録する場合の約半分程度の信号しか記録できず、この
ため長時間のビデオソフトの収録に適していない等の問
題があった。
ところで、記録容量の比較的小さな記録媒体に、大量の
画像データを記録する上で脚光を浴びているものに、高
能率符号化方式がある。この方式は、X−Y2次元画像平
面内の画素に関する画像データから、1フレーム前のデ
ータを用いて予測した予測値を差し引き、その差分を予
測誤差データとして符号化することで圧縮する方式であ
る。一般に、予測誤差データはほぼラプラス分布で近似
できることから、第3図に示す従来の圧縮画像データ記
録・再生システム1では、記録系に用いる符号器2内の
量子化回路3として、対数圧縮による非線形量子化回路
を用いている。符号器2は、入力画像データをその予測
値との差分をとる減算器4を介して量子化回路3に供給
する。量子化回路3にてレベル値からレベル番号に変換
された予測誤差データは、符号変換回路5にて不等長符
号に変換され、CD−ROM6に記録される一方、局部復号器
7を介して減算器4に帰還される。局部復号器7は、量
子化の逆処理すなわちレベル番号をレベル値に逆変換す
る逆量子化回路8の出力を、予測器9を介して減算器4
に供給する一方、予測器9の入力側に設けた加算器10に
正帰還する。
これに対し、CD−ROM6から読み出された予測誤差データ
を復号する復号器12は、不等長符号化により符号変換さ
れた予測誤差データを、逆変換により等長符号に戻す符
号逆変換回路13と、符号逆変換回路13の出力を逆量子化
する逆量子化回路14と、逆量子化回路14の出力予測誤差
データから画像データを形成する加算器15及び予測器16
からなる。逆量子化回路14の出力は、加算器15を経て出
力される一方、予測器16を介して加算器15に正帰還さ
れ、予測誤差データとその復号出力の巡回加算によっ
て、画像データが再生される。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の圧縮画像データ記録・再生システム1は、仮
に立体画像データを圧縮記録せんがために、左目専用画
像信号と右目専用画像信号をそれぞれ予測符号化により
圧縮し、得られた予測誤差データをCD−ROM6に左右交互
に記録した場合、平面画像データを再生するのと同じ復
号方法に従ったのでは、まともな再生ができないという
問題があった。これは、本来、互いに独立して再生され
て初めて意味をなす左目専用と右目専用の画像データ
を、単一の予測器16にて混合再生してしまう結果、視点
の定位ができないためであり、裸眼では勿論のこと、立
体スコープを装着してみても、立体画像はおろか平面画
像すら鑑賞できないのが実状であった。
また、静電容量方式のディスク等に記録した左右の画像
データを交互に再生したものを立体スコープを通して見
ることで立体画像を鑑賞する従来の立体画像再生システ
ムでは、左右の画像がフィールド周期でもって交互に切
り替えられているため、発光間隔の比較的長いストロボ
再生に近付いてしまい、どうしても画面がちらつきやす
い等の問題点が残されていた。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記問題点を解決したものであり、左目専
用画像信号と右目専用画像信号をそれぞれ予測符号化に
より圧縮し、予測誤差データを左右交互に記録した圧縮
画像データ記録媒体と、この圧縮画像データ記録媒体か
ら読み出した予測誤差データを、左目専用と右目専用の
各予測回路に交互に振り分けつつ復号するとともに、前
記振り分け周期よりも短い周期で各予測回路から画像信
号を交互に切り替え出力する復号器から構成したことを
特徴とするものである。
[作用] この発明は、左目専用画像信号と右目専用画像信号をそ
れぞれ予測符号化により圧縮記録した圧縮画像データ記
録媒体から、予測誤差データを読み出し、読み出した予
測誤差データを左目専用と右目専用の各予測回路に交互
に振り分けつつ復号するとともに、前記振り分け周期よ
りも短い周期で各予測回路から画像信号を交互に切り替
え出力することにより、左右の画像信号の切り替えに伴
う画面のちらつきを押さえた立体画像再生を行う。
[実施例] 以下、この発明の実施例について、第1,2図を参照して
説明する。第1図は、この発明の圧縮立体画像データ再
生システムの一実施例を示すシステム構成図、第2図
は、第1図に示したCD−ROMの記録データの一例を示す
図である。
第1図に示す圧縮立体画像データ再生システム21は、左
目専用画像信号と右目専用画像信号をそれぞれ予測符号
化により圧縮し、予測誤差データを左右交互に記録した
CD−ROM22と、このCD−ROM22から読み出した予測誤差デ
ータを、一対の予測回路23,24に交互に振り分けつつ復
号するとともに、各予測回路23,24から前記振り分け周
期よりも短い周期で画像信号を交互に切り替え出力する
復号器25を用いるものである。圧縮画像データ記録媒体
となるCD−ROM22には、第2図に示したように、左目専
用画像データV1と右目専用画像データVrを別個にフレー
ム間予測符号化して得られる予測誤差データLn,Rnが、
左右交互に記録してある。添え字nは、フレーム番号
(1,2...)を表しており、各予測誤差データLn,Rnに
は、データが左目専用であるか或は右目専用であるかを
示す索引データが付記してある。
ところで、復号器25内の予測回路23,24は、それぞれ左
目専用と右目専用であり、その並列接続回路の前後に切
り替えスイッチ26,27を接続することで、予測器28が構
成してある。29は、予測器28を制御する復号化制御回路
であり、CD−ROM22から読み出される予測誤差データLn,
Rnに付記された索引データを検出し、検出した索引デー
タに応じて切り替えスイッチ26,27を切り替え制御す
る。なお、この実施例の場合、予測回路23,24は、出力
制御回路30により切り替え制御される切り替えスイッチ
31を介して、外部の受像機32に接続され、出力制御回路
30により制御される液晶シャッタを内蔵した立体スコー
プ33を装着して、立体画像を鑑賞する構成としてある。
すなわち、復号器25に対し左目専用の予測誤差データLn
が供給されたときは、復号化制御回路29が切り替えスイ
ッチ26,27を左目専用の予測回路23側に切り替える。そ
の結果、左目専用の予測誤差データLnは、必ず左目専用
の予測回路23を使って復号化されることになる。また、
復号器25に対し右目専用の予測誤差データRnが供給され
たときは、復号化制御回路29が切り替えスイッチ26,27
を右目専用の予測回路24側に切り替える。従って、右目
専用の予測誤差データRnは、必ず右目専用の予測回路24
を使って復号化されることになる。こうして、復号化器
25内の予測回路23,24には、左目専用と右目専用の画像
信号が、フレーム周期でもって蓄積される。
しかして、予測回路に蓄積された画像信号は、加算器15
から外部出力するのではなく、切り替えスイッチ26,27
よりも高速で切り替えられる切り替えスイッチ31を介し
て、受像機32に送り込まれる。従って、受像機32の画面
に表示される画像は、フレーム周期の数分の一或は数十
分の一の高速で切り替えられ、またこれに同期して立体
スコープ33の左右のシャッタが切り替えられるので、画
面のちらつきが非常に少ない立体画像を鑑賞することが
できる。
このように、上記圧縮立体画像データ再生システム21
は、左目専用画像信号と右目専用画像信号をそれぞれ予
測符号化により圧縮記録したCD−ROM22から、予測誤差
データLn,Rnを読み出し、読み出した予測誤差データLn,
Rnを左目専用と右目専用の各予測回路23,24に交互に振
り分けつつ復号するとともに、各予測回路23,24から前
記振り分け周期よりも短い周期で画像信号を交互に切り
替え出力する構成としたから、左目専用と右目専用の各
予測回路23,24に蓄積された画像信号を、外部の立体ス
コープ33に連動させて高速で切り替え出力することによ
り、両目からはいった視差のある画像を、ひとつにまと
まった立体画像として鑑賞することができ、しかも両眼
視差を利用する上で問題化しやすい左右の画像信号の切
り替えに伴う画面のちらつきを、切り替えスイッチ31の
切り替え周期を切り替えスイッチ26,27の切り替え周期
よりも短縮したことで、良好に除去することができる。
なお、上記実施例において、圧縮画像データ記録媒体と
しては、CD−ROM22に限らず、他の例えば磁気ディスク
や磁気テープ等の磁気記録媒体であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、左目専用画像信号と
右目専用画像信号をそれぞれ予測符号化により圧縮記録
した圧縮画像データ記録媒体から、予測誤差データを読
み出し、読み出した予測誤差データを左目専用と右目専
用の各予測回路に交互に振り分けつつ復号するととも
に、各予測回路から前記振り分け周期よりも短い周期で
画像信号を交互に切り替え出力する構成としたから、左
目専用と右目専用の各予測回路に蓄積された画像信号
を、外部の立体スコープ等に連動させて高速で切り替え
出力することにより、両目からはいった視差のある画像
を、ひとつにまとまった立体画像として鑑賞することが
でき、しかも両眼視差を利用する上で問題化しやすい左
右の画像信号の切り替えに伴う画面のちらつきを、外部
出力に必要な切り替え周期を復号に必要な切り替え周期
よりも短縮したことで、良好に除去することができる等
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の圧縮立体画像データ再生システム
の一実施例を示すシステム構成図、第2図は、第1図に
示したCD−ROMの記録データの一例を示す図、第3図
は、従来の圧縮画像データ記録・再生システムの一例を
示すシステム構成図である。 21……圧縮立体画像データ再生システム,22……CD−RO
M,23……左目専用の予測回路,24……右目専用の予測回
路,25……復号器,26,27,31……切り替えスイッチ,28…
…予測器,29……復号化制御回路,30……出力制御回路,3
1……切り替えスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左目専用画像信号と右目専用画像信号をそ
    れぞれ予測符号化により圧縮し、予測誤差データを左右
    交互に記録した圧縮画像データ記録媒体と、この圧縮画
    像データ記録媒体から読み出した予測誤差データを、左
    目専用と右目専用の各予測回路に交互に振り分けつつ復
    号するとともに、前記振り分け周期よりも短い周期で各
    予測回路から画像信号を交互に切り替え出力する復号器
    からなる圧縮立体画像データ再生システム。
JP62161851A 1987-06-29 1987-06-29 圧縮立体画像デ−タ再生システム Expired - Lifetime JPH0779488B2 (ja)

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JPS645291A JPS645291A (en) 1989-01-10
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JP62161851A Expired - Lifetime JPH0779488B2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29 圧縮立体画像デ−タ再生システム

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