JPH0778228B2 - ベンジルトルエンとベンジルキシレンとをベースとした誘電体 - Google Patents
ベンジルトルエンとベンジルキシレンとをベースとした誘電体Info
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- JPH0778228B2 JPH0778228B2 JP4339751A JP33975192A JPH0778228B2 JP H0778228 B2 JPH0778228 B2 JP H0778228B2 JP 4339751 A JP4339751 A JP 4339751A JP 33975192 A JP33975192 A JP 33975192A JP H0778228 B2 JPH0778228 B2 JP H0778228B2
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- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベンジルトルエンとベン
ジルキシレンとをベースとした組成物と、その誘電体と
しての利用に関するものである。
ジルキシレンとをベースとした組成物と、その誘電体と
しての利用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許第 136,230号には低温で
も粘度が上昇せずに液体状態を維持するベンジルトルエ
ンオリゴマーをベースとした組成物が開示されている。
ヨーロッパ特許第 299,867号には(メチルベンジル)キ
シレンおよびその高分子量同族体をベースとした組成物
が開示されている。ヨーロッパ特許第 446,086号にはベ
ンジルキシレンと、ベンジルトルエンと、(メチルベン
ジル)トルエンと、(メチルベンジル)キシレンとの混
合物およびその誘電体としての利用が記載されている。
も粘度が上昇せずに液体状態を維持するベンジルトルエ
ンオリゴマーをベースとした組成物が開示されている。
ヨーロッパ特許第 299,867号には(メチルベンジル)キ
シレンおよびその高分子量同族体をベースとした組成物
が開示されている。ヨーロッパ特許第 446,086号にはベ
ンジルキシレンと、ベンジルトルエンと、(メチルベン
ジル)トルエンと、(メチルベンジル)キシレンとの混
合物およびその誘電体としての利用が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人はヨーロッパ
特許第 136,230号および第229,867 号に記載の組成物よ
りも優れた誘電特性 (特に2電極間の破壊電圧で測定し
た剛性が高い) を有し、しかも、ヨーロッパ特許第 44
6,086号に記載の組成物よりも単純な新規な組成物を見
出した。本発明の目的はこの組成物を提供することにあ
る。
特許第 136,230号および第229,867 号に記載の組成物よ
りも優れた誘電特性 (特に2電極間の破壊電圧で測定し
た剛性が高い) を有し、しかも、ヨーロッパ特許第 44
6,086号に記載の組成物よりも単純な新規な組成物を見
出した。本発明の目的はこの組成物を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明組成物の特徴は、
少なくとも1種の下記〔化4〕:
少なくとも1種の下記〔化4〕:
【0005】
【化4】 (n1 およびn2 は0、1または2であり、n1 +n2
は3以下である)のベンジルトルエンのオリゴマーと、
少なくとも1種の下記〔化5〕:
は3以下である)のベンジルトルエンのオリゴマーと、
少なくとも1種の下記〔化5〕:
【0006】
【化5】 (q1 およびq2 が0、1または2であり、q1 +q2
は3以下である)のベンジルキシレンのオリゴマーとで
構成される点にある。
は3以下である)のベンジルキシレンのオリゴマーとで
構成される点にある。
【0007】ベンジルトルエンは〔化4〕の式において
n1 およびn2 が0の場合に相当する。ベンジルキシレ
ンは〔化5〕の式においてq1 およびq2 が0の場合に
相当する。
n1 およびn2 が0の場合に相当する。ベンジルキシレ
ンは〔化5〕の式においてq1 およびq2 が0の場合に
相当する。
【0008】
【作用】本発明組成物は変圧器、コンデンサーまたは電
気ケーブルにおいて利用される電気絶縁オイルである。 本発明組成物は下記〔化6〕:
気ケーブルにおいて利用される電気絶縁オイルである。 本発明組成物は下記〔化6〕:
【0009】
【化6】 (R1 およびR2 は水素またはメチルを表し、互いに同
一でも異なっていてもよい)のトリフェニルメタンをさ
らに含んでいてもよい。
一でも異なっていてもよい)のトリフェニルメタンをさ
らに含んでいてもよい。
【0010】下記組成の組成物が特に好ましい: ベンジルトルエン: 50〜70部 ベンジルキシレン: 15〜25部 〔化4〕と〔化5〕の混合物: 10〜20部 (n1 +n2 =1かつq1 +q2 =1) 上記10〜20部のトリアリール化合物は〔化6〕のトリフ
ェニルメタンをさらに含んでいてもよい。
ェニルメタンをさらに含んでいてもよい。
【0011】本発明組成物は−50℃でも結晶化しないこ
とが確認されている。本発明組成物は〔化4〕と〔化
5〕の化合物を混合(必要な場合には〔化6〕の化合物
をさらに混合)することによって作ることができる。
とが確認されている。本発明組成物は〔化4〕と〔化
5〕の化合物を混合(必要な場合には〔化6〕の化合物
をさらに混合)することによって作ることができる。
【0012】〔化4〕の化合物はフリーデル−クラフト
(FC)反応によって塩化ベンジルとトルエンとを縮合
させて得られる。〔化5〕の化合物はFC反応によって
塩化ベンジルとキシレンとを縮合させて得られる。〔化
6〕の化合物は塩化ベンジリデンC6H5−CHCl2 をト
ルエン、キシレンまたはトルエンとキシレンとの混合物
に縮合させて得られる。
(FC)反応によって塩化ベンジルとトルエンとを縮合
させて得られる。〔化5〕の化合物はFC反応によって
塩化ベンジルとキシレンとを縮合させて得られる。〔化
6〕の化合物は塩化ベンジリデンC6H5−CHCl2 をト
ルエン、キシレンまたはトルエンとキシレンとの混合物
に縮合させて得られる。
【0013】本発明の好ましい実施例では、塩化ベンジ
ルをトルエンとキシレンとの混合物に縮合させて〔化
4〕と〔化5〕との混合物を直接得る。この塩化ベンジ
ルに塩化ベンジリデンが含まれている場合には〔化6〕
のトリフェニルメタンも得られる。
ルをトルエンとキシレンとの混合物に縮合させて〔化
4〕と〔化5〕との混合物を直接得る。この塩化ベンジ
ルに塩化ベンジリデンが含まれている場合には〔化6〕
のトリフェニルメタンも得られる。
【0014】上記FC縮合は公知の反応であり、触媒と
しては無機ハライドまたは無機酸、例えば塩化アルミニ
ウム、塩化鉄または硫酸等を使用することができる。こ
のFC縮合に関してはヨーロッパ特許第 422,986号およ
び第 435,737号に記載されており、その内容は本明細書
の一部を成す。
しては無機ハライドまたは無機酸、例えば塩化アルミニ
ウム、塩化鉄または硫酸等を使用することができる。こ
のFC縮合に関してはヨーロッパ特許第 422,986号およ
び第 435,737号に記載されており、その内容は本明細書
の一部を成す。
【0015】本発明の好ましい他の変形実施例ではトル
エンを部分的にフリーラジカル塩素化して塩化ベンジル
とトルエンとの混合物とし、必要な場合には、この混合
物を精製して塩化ベンジリデンを除去する。従って、こ
の方法では(i)トルエンと塩化ベンジルとの混合物また
は(ii)トルエン、塩化ベンジルおよび塩化ベンジリデン
の混合物が選択的に得られる。その後、キシレンを添加
し、塩化鉄等を添加してFC縮合を行うだけでよい。こ
のラジカル塩素化反応自体は公知である。塩素化後にF
C反応を行う類似の方法はヨーロッパ特許第 136,230
号、第 299,867号および第 446,086号に記載されてお
り、その内容は本明細書の一部を成す。FC縮合後に、
洗浄してFC触媒を除去し、簡単な蒸留で過剰のキシレ
ンとトルエンとを除去する。蒸留を継続すると本発明組
成物を回収することができ、底部には重質化合物が残
る。
エンを部分的にフリーラジカル塩素化して塩化ベンジル
とトルエンとの混合物とし、必要な場合には、この混合
物を精製して塩化ベンジリデンを除去する。従って、こ
の方法では(i)トルエンと塩化ベンジルとの混合物また
は(ii)トルエン、塩化ベンジルおよび塩化ベンジリデン
の混合物が選択的に得られる。その後、キシレンを添加
し、塩化鉄等を添加してFC縮合を行うだけでよい。こ
のラジカル塩素化反応自体は公知である。塩素化後にF
C反応を行う類似の方法はヨーロッパ特許第 136,230
号、第 299,867号および第 446,086号に記載されてお
り、その内容は本明細書の一部を成す。FC縮合後に、
洗浄してFC触媒を除去し、簡単な蒸留で過剰のキシレ
ンとトルエンとを除去する。蒸留を継続すると本発明組
成物を回収することができ、底部には重質化合物が残
る。
【0016】本発明組成物が、出発物質中の不純物に由
来するベンゼン核に塩素原子を有する有機塩素化合物を
小量含む場合もある。この場合にはアルカリ剤で処理す
ればよく、例えばヨーロッパ特許第 250,748号および第
306,398号に記載の方法を用いることができる。これら
特許の内容は本明細書の一部を成す。FC縮合の触媒と
して塩化鉄を使用した場合にはFC縮合反応後にそれを
除去する必要はない。過剰のトルエンとキシレンとを蒸
留によって除去し、さらに蒸留を継続して本発明組成物
を回収し、蒸留装置の底部に塩化鉄と重質生成物とを含
む残留物が残る。この方法はヨーロッパ特許第 422,986
号および第 435,737号に記載されており、その内容は本
明細書の一部を成す。
来するベンゼン核に塩素原子を有する有機塩素化合物を
小量含む場合もある。この場合にはアルカリ剤で処理す
ればよく、例えばヨーロッパ特許第 250,748号および第
306,398号に記載の方法を用いることができる。これら
特許の内容は本明細書の一部を成す。FC縮合の触媒と
して塩化鉄を使用した場合にはFC縮合反応後にそれを
除去する必要はない。過剰のトルエンとキシレンとを蒸
留によって除去し、さらに蒸留を継続して本発明組成物
を回収し、蒸留装置の底部に塩化鉄と重質生成物とを含
む残留物が残る。この方法はヨーロッパ特許第 422,986
号および第 435,737号に記載されており、その内容は本
明細書の一部を成す。
【0017】誘電体としての各種の用途に応じて、本発
明組成物を脱色土またはゼオライトを用いて精製し、酸
化防止剤または酸受容体を添加するのが好ましい。これ
らの処理は全て当業者に公知のものであり、参考として
はヨーロッパ特許第 8251 号および第 136,230号を挙げ
ることができる。〔化4〕と〔化5〕の化合物(場合に
よってはさらに〔化6〕の化合物)に変圧器で通常使用
されるその他の誘電油または無機オイルを添加したもの
も本発明の範囲に含まれる。
明組成物を脱色土またはゼオライトを用いて精製し、酸
化防止剤または酸受容体を添加するのが好ましい。これ
らの処理は全て当業者に公知のものであり、参考として
はヨーロッパ特許第 8251 号および第 136,230号を挙げ
ることができる。〔化4〕と〔化5〕の化合物(場合に
よってはさらに〔化6〕の化合物)に変圧器で通常使用
されるその他の誘電油または無機オイルを添加したもの
も本発明の範囲に含まれる。
【0018】
【実施例】実施例1 回転攪拌器と、出口を水中バブリングさせた縦型凝縮器
置とを備えた6リットル容の反応器中で、トルエン34.8
モルとオルトキシレン 5.2モルとの混合物に2gの塩化
鉄を加えたものの中に、滴下漏斗を用いて純度99%の塩
化ベンジル10モルを導入する。添加操作は温度 105℃で
3時間かけて行う。次に、窒素流下に反応混合物を 100
〜110 ℃に2時間維持する(水中バブリング器中には理
論量の塩酸が回収される)。未反応のトルエンとオルト
キシレンはロータリーエバポレーターで90〜15mmHg(11,
880 〜1,980Pa)の減圧下で80〜130 ℃の浴温度で留去す
る。残留物(1,649g)を攪拌器を備えた反応器に入れ、16
mmHg (2,112Pa)の減圧下で 150℃に加熱してトルエンお
よびオルトキシレンの残留分を除去する (15.4g) 。次
に、残留物を攪拌下に窒素流下で温度293 ℃で36gのソ
ジウムメトキサイドを用いて4時間30分処理する。
置とを備えた6リットル容の反応器中で、トルエン34.8
モルとオルトキシレン 5.2モルとの混合物に2gの塩化
鉄を加えたものの中に、滴下漏斗を用いて純度99%の塩
化ベンジル10モルを導入する。添加操作は温度 105℃で
3時間かけて行う。次に、窒素流下に反応混合物を 100
〜110 ℃に2時間維持する(水中バブリング器中には理
論量の塩酸が回収される)。未反応のトルエンとオルト
キシレンはロータリーエバポレーターで90〜15mmHg(11,
880 〜1,980Pa)の減圧下で80〜130 ℃の浴温度で留去す
る。残留物(1,649g)を攪拌器を備えた反応器に入れ、16
mmHg (2,112Pa)の減圧下で 150℃に加熱してトルエンお
よびオルトキシレンの残留分を除去する (15.4g) 。次
に、残留物を攪拌下に窒素流下で温度293 ℃で36gのソ
ジウムメトキサイドを用いて4時間30分処理する。
【0019】得られた処理後の混合物を丸底蒸留フラス
コに入れ、蒸留フラスコに大型のガラスリングを充填し
た10cmカラムを取付ける。蒸留は3〜5mmHg(396〜660P
a)の減圧下で行う。温度 100〜148 ℃の蒸気を通過させ
ると2つの芳香族環を有する化合物留分が 961gが得ら
れる。蒸留を継続すると、温度 207〜235 ℃で3つの芳
香族環を有する化合物留分が 338gが得られる。2つお
よび3つの芳香族環を有する化合物留分の混合物(〔化
4〕および〔化5〕型のオリゴマー)の重量比は84.8/
15.2である。この混合物はクマトグラフィーの分析の結
果65.2%のベンジルトルエンと19.2%のベンジルキシレ
ンとを含み、残りは〔化4〕および〔化5〕のトリアリ
ールである。塩素含有量は2ppm である。この生成物を
BT/BX−Aと称する。
コに入れ、蒸留フラスコに大型のガラスリングを充填し
た10cmカラムを取付ける。蒸留は3〜5mmHg(396〜660P
a)の減圧下で行う。温度 100〜148 ℃の蒸気を通過させ
ると2つの芳香族環を有する化合物留分が 961gが得ら
れる。蒸留を継続すると、温度 207〜235 ℃で3つの芳
香族環を有する化合物留分が 338gが得られる。2つお
よび3つの芳香族環を有する化合物留分の混合物(〔化
4〕および〔化5〕型のオリゴマー)の重量比は84.8/
15.2である。この混合物はクマトグラフィーの分析の結
果65.2%のベンジルトルエンと19.2%のベンジルキシレ
ンとを含み、残りは〔化4〕および〔化5〕のトリアリ
ールである。塩素含有量は2ppm である。この生成物を
BT/BX−Aと称する。
【0020】実施例2 実施例1を繰り返したが、純度99%の塩化ベンジルの代
わりに10モルの粗塩化物を使用した。この粗塩化ベンジ
ルはトルエンを部分的に光塩素化して得られ、下記混合
物として得られる: トルエン 73.3% 塩化ベンジル 24.9% 塩化ベンジリデン 0.4% 蒸留で過剰のトルエンを分離する。蒸留残渣が下記組成
の粗塩化ベンジルである: トルエン 0.03% 塩化ベンジル 93.64% 塩化ベンジリデン 3.1 % 残りはベンジルトルエンオリゴマーで構成されている。
わりに10モルの粗塩化物を使用した。この粗塩化ベンジ
ルはトルエンを部分的に光塩素化して得られ、下記混合
物として得られる: トルエン 73.3% 塩化ベンジル 24.9% 塩化ベンジリデン 0.4% 蒸留で過剰のトルエンを分離する。蒸留残渣が下記組成
の粗塩化ベンジルである: トルエン 0.03% 塩化ベンジル 93.64% 塩化ベンジリデン 3.1 % 残りはベンジルトルエンオリゴマーで構成されている。
【0021】実施例1と同様にして、トルエン34.8モル
とオルトキシレン 5.2モルとの混合物を用いて縮合す
る。反応および蒸留後に下記重量組成の混合物が得られ
る: ベンジルトルエン 65.2% ベンジルキシレン 20.8% 3つの芳香族環を有する化合物 13.9% 塩素含有量は 35 ppm である。3つの芳香族環を有する
化合物は〔化4〕および〔化5〕型のオリゴマー (ただ
し、n1 +n2 =1、q1 +q2 =1) と〔化6〕のオ
リゴマーとの混合物である。この生成物をBT/BX−
Bと称する。
とオルトキシレン 5.2モルとの混合物を用いて縮合す
る。反応および蒸留後に下記重量組成の混合物が得られ
る: ベンジルトルエン 65.2% ベンジルキシレン 20.8% 3つの芳香族環を有する化合物 13.9% 塩素含有量は 35 ppm である。3つの芳香族環を有する
化合物は〔化4〕および〔化5〕型のオリゴマー (ただ
し、n1 +n2 =1、q1 +q2 =1) と〔化6〕のオ
リゴマーとの混合物である。この生成物をBT/BX−
Bと称する。
【0022】実施例3 実施例2を繰り返したが、オルト−キシレンをパラ−キ
シレンに代えた。最終的に得られる混合物の組成は以下
の通り: ベンジルトルエン 67.2% ベンジルキシレン 17.6% 3つの芳香族環を有する化合物 14.9% 3つの芳香族環を有する化合物は実施例2と同じもので
ある。塩素含有量は 142 ppmである。この生成物をBT
/BX−Cと称する。
シレンに代えた。最終的に得られる混合物の組成は以下
の通り: ベンジルトルエン 67.2% ベンジルキシレン 17.6% 3つの芳香族環を有する化合物 14.9% 3つの芳香族環を有する化合物は実施例2と同じもので
ある。塩素含有量は 142 ppmである。この生成物をBT
/BX−Cと称する。
【0023】実施例4(誘電性試験) 剛性を測定して他の誘電油と比較した。BT06はヨー
ロッパ特許第 136,230号に記載のベンジルトルエンのオ
リゴマー混合物で下記組成を有する: ベンジルトルエン (〔化4〕でn1 +n2 =0の化合物) 80部 〔化4〕でn1 +n2 =1の化合物 15部 下記の混合物 5部 (a) 〔化4〕でn1 +n2 =2の化合物 (b) 〔化6〕でR1 とR2 が水素である化合物
ロッパ特許第 136,230号に記載のベンジルトルエンのオ
リゴマー混合物で下記組成を有する: ベンジルトルエン (〔化4〕でn1 +n2 =0の化合物) 80部 〔化4〕でn1 +n2 =1の化合物 15部 下記の混合物 5部 (a) 〔化4〕でn1 +n2 =2の化合物 (b) 〔化6〕でR1 とR2 が水素である化合物
【0024】XX05はヨーロッパ特許第 443,899号に
記載の(メチルベンジル)キシレンのオリゴマー混合物
で下記組成を有する: 下記〔化7〕の化合物 85部
記載の(メチルベンジル)キシレンのオリゴマー混合物
で下記組成を有する: 下記〔化7〕の化合物 85部
【0025】
【化7】 下記〔化8〕の化合物 12部
【0026】
【化8】 (n1 +n2 =1) 下記〔化9〕に示す化合物 3部
【0027】
【化9】
【0028】破壊電圧は下記条件下で測定した: (1) 電極:グラモホンニードル(径約50μm)とロゴウ
スキー円盤 (2) 電圧勾配:3000ボルト/秒 (3) 電極間距離:5mm (4) 室温 測定結果は材料の誘電剛性の統計的分布を示すのに通常
用いられるウェイブルの図表にまとめて図1に示した。
これらの図表から、BT/BX混合物の剛性はXX05
に比べて明らかに大きく、BT06よりもわずかに良い
ということが分る。平均値についても同様のことが観察
された:
スキー円盤 (2) 電圧勾配:3000ボルト/秒 (3) 電極間距離:5mm (4) 室温 測定結果は材料の誘電剛性の統計的分布を示すのに通常
用いられるウェイブルの図表にまとめて図1に示した。
これらの図表から、BT/BX混合物の剛性はXX05
に比べて明らかに大きく、BT06よりもわずかに良い
ということが分る。平均値についても同様のことが観察
された:
【0029】
【表1】 図1で−Ln (1-P)は (1-P)の自然対数を示し、P は累積
確率(probability)を示す。
確率(probability)を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は実施例4の誘電性試験の結果を示すウ
ェイブル図。
ェイブル図。
フロントページの続き (72)発明者 ピエール ジャイ フランス国 69370 サン−ディディエ オ モン ドール ロカドゥ デ モン ドール 89 (56)参考文献 特開 平2−255629(JP,A) 欧州特許出願公開446086(EP,A) 欧州特許出願公開444989(EP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも1種の下記〔化1〕: 【化1】 (n1 およびn2 は0、1または2であり、n1 +n2
は3以下である) のベンジルトルエンのオリゴマーと、少なくとも1種の
下記〔化2〕: 【化2】 (q1 およびq2 が0、1または2であり、q1 +q2
は3以下である)のベンジルキシレンのオリゴマーとで
構成される組成物よりなる誘電体。 - 【請求項2】 下記組成を有する請求項1に記載の誘電
体: ベンジルトルエン: 50〜70部 ベンジルキシレン: 15〜25部 〔化1〕と〔化2〕の混合物: 10〜20部 (n1 +n2 =1かつq1 +q2 =1) - 【請求項3】 下記〔化3〕: 【化3】 (R1 およびR2 は水素またはメチルを表し、互いに同
一でも異なっていてもよい)のトリフェニルメタンをさ
らに含む請求項1または2に記載の誘電体。
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