JPH0778075A - 対話式分散有限状態プログラム発生器を提供する方法及び装置 - Google Patents

対話式分散有限状態プログラム発生器を提供する方法及び装置

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JPH0778075A
JPH0778075A JP32698793A JP32698793A JPH0778075A JP H0778075 A JPH0778075 A JP H0778075A JP 32698793 A JP32698793 A JP 32698793A JP 32698793 A JP32698793 A JP 32698793A JP H0778075 A JPH0778075 A JP H0778075A
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JP32698793A
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D Amini Lisa
リサ・ディ・アミニ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 有限状態駆動型データ処理プログラムの設
計、開発、及びテストにおけるプロジェクト要求を通じ
て、ユーザ手引きの方法及び装置を提供する。 【構成】 ユーザは構成、環境、プロトコル及び分散パ
ートナ・プログラムを含む内部及び外部要因に従い、判
断支援を提供される。ユーザにとって複数経路が使用可
能な場合、本発明はユーザに最も好適な、選択を通知す
る。ユーザは構成の変更を許可され、ユーザはこの作用
を生成するために要求される構成の変更を助言される。
このツールにより生成されるソース・コードは、設計に
おいて構文的に正しく、固有の環境においても適切な分
散パートナ・プログラムと一緒にテストされ機能する。
ユーザはセッションの間、プロトコル及び環境だけでな
く、所望の作用を生成するためのプログラム要求につい
ても指導される。本発明はソース・コードの個別化を簡
単なテーブル更新により生成し、新たなインタフェース
の実現を最小の手間で達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にデータ処理システ
ムに関し、特に、有限状態駆動型データ処理プログラム
の設計、開発及びテストを通じて、ユーザを手引きする
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現存のデータ処理システムはプログラミ
ング・インタフェースへの対話式アクセス機能を提供す
る。これらのツールは2つのカテゴリに分類できる。す
なわち、ソース・コード発生器及びプログラム式機能テ
スタまたはサブルーチン・テスタである。
【0003】ソース・コード発生器モデルは全て共通の
基盤を有する。ユーザはある高レベル・インタフェース
を提供され、これによりソース・コード発生器が低レベ
ル・インタフェースへ翻訳し、これがコンパイルされて
実行される。高レベル・インタフェースは設計抽象、モ
デル、仕様、モジュール、またはこれらのモジュールを
表現するグラフィカル・アイコンであったりする。ユー
ザは意図する設計を反映するために、ある順序でこれら
のモジュールを選択することができる。ツールがこれら
のモジュールを低レベル・コンポーネントに翻訳し、コ
ンパイル可能コードを生成すると、テスト及び変更を開
始することが可能となる。これらのツールは少量のテス
ト時間を排除するために、入力パラメータのフォーマッ
トまたは構文をチェックするための支援を提供すること
もある。これらの発生器はプログラムが生成されている
時には、固有環境機能のテストを許可しない。また外部
的影響から生じる要因を考慮しない。これはすなわち、
製品ソフトウェアが設計または仕様には順応的である
が、実際のシステム環境に対応して機能的でないことを
意味する。これらのタイプのソース・コード発生器は容
易に調達可能であり、例えば、P.Busnello及びA.Clau
deによる"Structure of a Source CodeGenerator"(IBM
Techinical Disclosure Bulletin、ニューヨーク州ア
ーモンクにて1971年6月発行)などの文献において
開示されている。
【0004】第2のカテゴリのツールは、ユーザが特定
のモジュールまたはプログラム式機能及びサブルーチン
をテスト可能とすることに焦点が当てられている。これ
らのツールは、環境及び特定の状態を考慮するための問
題を解決しようとしている。このツールでは、ユーザは
設計を理解する責任は負うが、固有のシステム環境にお
いて機能をテストすることが許可される。ユーザはメニ
ューまたはアイコンにより実行する機能を選択し、可変
データにより機能をテストする。こうしたツールの例
に、IBMの顧客情報制御システム実行コマンド・レベ
ル・インタープリタ(CICS CECIまたはCEC
I:Customer Information ControlSystem Execution C
ommand-Level Interpreter)があり、これはCICS
(Customer Information Control System )コマンドの
ための画面インタフェースまたはコマンド・インタープ
リタである。このツールはユーザが機能をテストするこ
とを可能とするがソース・コードを生成しない。ユーザ
は意図する設計、プログラムのフロー、構成要求、プロ
トコル及びシステム環境を理解することが要求される。
【0005】現存のシステムが不十分であるいくつかの
状況が存在する。両方のカテゴリの現存のシステムにお
いて、ユーザはプログラム設計、モデル、またはツール
で使用される擬似コードを完了していることが要求され
る。より高度に複雑な状態駆動型データ処理システムに
おいて、しばしば遭遇する環境について考えてみよう。
この環境における最も共通の例は、分散型データ処理環
境である。この環境では、プログラマは現存のシステム
により指摘される構文及び固有の処理要求だけでなく、
他の分散データ処理プログラムとの通信インタフェース
により指摘されるこれらの点についても責任を負う。こ
の環境では、プログラマは更に構成、通信プロトコル、
及びパートナ分散プログラムについても理解しなければ
ならない。現存のシステムが適切な通信モジュールへの
アクセスを含むとしても、ユーザはユーザによって作成
された分散パートナ・プログラムを含む特定の環境の負
担を理解することに直面する。現存のシステムは構成、
通信プロトコル、分散パートナ・プログラムと、生成さ
れるコード要求との間の関係を理解するための余計な負
担について指摘していない。更に現存のシステムは、こ
れらの内部及び外部要因にもとづき、未熟なプログラマ
が設計を行う時の問題を指摘していない。従って、設
計、開発及びテストにおけるソフトウェア生成要求を通
じて、ユーザを手引きする方法が求められる。
【0006】現存のシステムでは、プログラマはより困
難で高度な技術的要求、リサーチ、及び設計局面に遭遇
する。多くの場合では、ユーザがこれらのリソースを費
やして生成されるソフトウェアは、価値がなく、設計障
害または環境の複雑性により、いくつかの再生を要求さ
れることになる。本発明は複雑な有限状態駆動型データ
処理プログラムの設計、開発、及びテストを通じユーザ
を手引きすることにより、これらの問題を解決する。本
発明はまた単一セッションにおいてこれを提供できる。
単一セッションまたは複数セッションにおいて、本発明
はモジュールの構文及び拡張だけでなく、構成、プロト
コル、環境の複雑性、及びパートナ分散型データ処理プ
ログラムに関する理解を請け負う。
【0007】現存のシステムは、分散型データ処理プロ
グラムの設計、開発及びテストのためのプロジェクト要
求を通じ、ユーザを手引きする方法または装置を提供し
ない。従って、分散型データ処理プログラムの設計、開
発及びテストのためのプロジェクト要求を通じ、ユーザ
を手引きする方法及び装置が必要とされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は複雑な有限状
態駆動型データ処理プログラムの設計、開発、及びテス
トにおけるプロジェクト要求を通じ、ユーザを手引きす
るための方法及び装置を提供する。この方法及び装置
は、複雑な有限状態駆動型データ処理プログラムを実現
しようと試みる時、現存のシステムの困難を排除または
低減する。
【0009】本発明の目的は、環境の複雑性を使用する
ことにより、データ処理プログラムの設計、開発及びテ
ストのためのプロジェクト要求を通じて、ユーザを手引
きすることである。
【0010】本発明の別の目的は、判断支援への入力と
してシステム環境を追跡することである。
【0011】本発明の別の目的は、ユーザが開発する際
にユーザを指導するために実行されるように、また現存
のプログラムに包含するために、モジュール化されたデ
ータ処理プログラム要求を表示することである。
【0012】本発明の別の目的は、ソース・コードを生
成するために、ユーザ変更可能なテンプレートを使用
し、単にテーブルを更新することにより、ユーザが追加
機能を組込むことを可能とすることである。
【0013】本発明の別の目的は、追加の判断支援及び
有効な入力データに対応するセッション間の環境変化の
動的性質を追跡することである。
【0014】本発明の更に別の目的は、携帯用のテーブ
ル駆動型の有限状態駆動型インタフェースを提供するこ
とである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様によれ
ば、複雑な有限状態駆動型データ処理プログラムの設
計、開発及びテストのためのプロジェクト要求を通じ、
ガイダンスが提供される。
【0016】本発明の別の態様によれば、構成、プロト
コル及び分散パートナ・データ処理プログラムを含む内
部的及び外部的要因に従い、判断支援が提供される。
【0017】本発明の別の態様によれば、複数の処理経
路が使用可能な場合に、ユーザに最も可能性の高いまた
は有利な選択を通知する。
【0018】本発明の別の態様によれば、ユーザ要求を
実施するために構成の変更が許可され、更にユーザ要求
を生成するために要求される構成変更をユーザに助言す
る。
【0019】
【実施例】図1を参照すると、本発明によるデータ処理
システム100のブロック図が示される。データ処理シ
ステム100はプロセッサ02を含み、これは中央処理
ユニット(CPU)04及びメモリ06を含む。更にプ
ロセッサ02にはハードディスク・ファイル記憶装置0
8及びフロッピー・ディスク装置10が接続される。フ
ロッピー・ディスク装置10は、データ処理システム1
00において本発明を実施するコンピュータ・プログラ
ム・コードが記録されるディスケット12を収容する。
データ処理システム100は、プロセッサ02へのユー
ザ入力を可能とするマウス14及びキーボード16など
のユーザ・インタフェース・ハードウェア、及び可視デ
ータをユーザに提供するための表示装置18を含む。デ
ータ処理システム100は更に、ネットワークまたは他
のデータ処理システムと通信するための通信ポート20
を含む。
【0020】図2を参照すると、本発明の好適な実施例
のブロック図が示される。本発明によれば、複雑な有限
状態駆動型ソフトウェアの設計、開発、及びテストのた
めのプロジェクト要求を通じ、ガイダンスが提供され
る。図2は、この好適な実施例が、現存のプラットフォ
ーム上で使用可能な要素に適合され、迅速に実施される
様子を表すものである。この実施例は、通信のための共
通プログラミング・インタフェース(CPI−C:Comm
on Programming Interface for Communications)であ
るSNA通信インタフェースを示す。この実施例は以降
では、SNAプログラミング・インタフェースまたはS
NAPIと称される。SNAPIツールは、標準の画面
インタフェース及び携帯用またはプラットフォーム特有
の通信インタフェースとインタフェースするために作成
される。図2のブロック200は端末を表し、ユーザは
ここから画面インタフェースをアクセスする。ブロック
201は、SNAPIツールに対応する画面操作ユーザ
・インタフェース・フロントエンドを表す。この実施例
はユーザ・インタフェース・フロントエンドとしてIB
Mのシステム管理インタフェース・ツール(SMIT)
を使用するが、当業者には理解されるように、他のユー
ザ・インタフェース・フロントエンドも使用可能であ
る。この画面インタフェースは、SNAPIツールに対
応する画面フォーマッティング、データ・プレゼンテー
ション、及びデータ検索を提供する。図2のブロック2
05は、SNAPIサーバ204が分散環境をアクセス
する様子を表す。ブロック205はこの実施例ではCP
I−Cインタフェースを参照するが、プラットフォーム
及び所望の通信プロトコルに依存して、他のインタフェ
ースがCPI−Cの代わりに使用されても良い。
【0021】図2のブロック202及びブロック204
は、クライアント/サーバ・アーキテクチャとしてのS
NAPIツールの実施例を表す。ブロック202はSN
APIサーバ204に対するクライアントとしてのSN
APIコマンド・インタプリタ(SNAPI CI)を
表す。SNAPI CI202は画面インタフェース2
01からSNAPIサーバ204への要求を受諾し、次
に、結果及び設計の助言をSNAPIサーバ204から
画面インタフェース201に転送する。情報がプロセス
間通信203を介し、SNAPI CI202とSNA
PIサーバ204との間で転送される。図2のブロック
203はまた、SNAPIサーバ204のSNAPI
CI202及び支援されるインタフェース205との関
係を示す。SNAPIサーバ204は、プログラム・コ
ンテキスト、構成及び環境情報を維持する責任を負う一
方、分散コンポーネントとインタフェースする。SNA
PI CIすなわち図2のブロック202は、図3に示
される詳細流れ図に展開される。SNAPIサーバすな
わち図2のブロック204は、図4及び図5に示される
詳細流れ図に展開される。
【0022】図3乃至図5を参照すると、本発明におい
て実行される好適なオペレーションの流れ図が示され
る。流れ図において、図形規約に従いひし形はテストま
たは判断を、方形は処理または機能を表す。これらの規
約は当業者には既知であり、これらの流れ図を参考に、
当業者は任意の適切なコンピュータ・プログラムミング
言語によりコードを作成することができる。
【0023】本発明を実行するために好適なオペレーシ
ョンは、図3に示されるSNAPIコマンド・インタフ
ェース(SNAPI CI)、及び図4及び図5に示さ
れるSNAPIサーバを含む2つの処理またはプログラ
ムとして実施される。
【0024】図3を参照すると、SNAPI CIを実
行するのに好適なオペレーション300が示される。S
NAPI CI300のフローを理解するために、次の
要求がガイドラインとして提示される。SNAPI C
I300の各インスタンスは、単一の要求の期間だけ有
効となる。UNIXシステムでは、全ての信号(割込
み)が無視される。SNAPI CI300はユーザ・
インタフェース・タイプ(コマンド・ラインまたは画面
パネル)の知識を含まない。SNAPI300は通信イ
ンタフェース(APPC、CPI−C、SDLC、イー
サネットなど)の知識を含まない。SNAPI CI3
00はある独立言語型要求を受信し、ある独立言語型応
答を返却する。任意のコンテキストを維持することは要
求されない。
【0025】SNAPI CI300の要求を理解した
上で、図3を参照すると、図3のブロック301はSN
API CI300のあるインスタンスの開始を表す。
SNAPI CI300はユーザによって、要求される
引数を有するコマンド・ライン・プロンプトから開始さ
れる。これは総称画面インタフェースに容易に統合され
る。IBMのAIXプラットフォーム上では、システム
管理インタフェース・ツール(SMIT)が、総称画面
インタフェース及びMOTIFグラフィック・ユーザ・
インタフェースをフロントエンド・シェル・コマンドに
提供する。図3の処理ブロック302は入力引数の処理
の初期化ステップを表す。処理ブロック302では、S
NAPI CI300は入力引数を文字バッファにフォ
ーマットし、これが図2のブロック204及び図4の4
00で示されるSNAPIサーバへ要求として送信され
る。SNAPI CI300は複数のコマンド・ライン
引数を受信する。これらの引数はヌルで終了される自己
識別型の(ノン・ポジショナルな)英数字ストリングで
あり、要求及び要求引数を示す。処理ブロック302は
これらの入力引数をストリングに再フォーマットし、こ
れが図4の400で示されるSNAPIサーバへプロセ
ス間通信として送信される。また、処理ブロック302
のこの初期化機能の1部として、SNAPI CI30
0はその親プロセスIDを判断する。親プロセスは別の
処理を開始するプロセスである。従って、この環境で
は、親プロセスは画面インタフェースすなわち図2のブ
ロック201である。この親プロセスIDは、このセッ
ションにおけるSNAPIサーバすなわち図4の400
とのプロセス間通信のキーとして使用される。この親プ
ロセスIDは、このウィンドウまたは端末、現在のユー
ザ及びSNAPIサーバすなわち図4の400との間で
要求される1対1の関係を確立する。判断ブロック30
3で示されるように、SNAPI CI300はこれが
新たな会話であるか否かを判断することができる。新た
な会話の場合、SNAPI CI300はこの会話を処
理するために、SNAPIサーバすなわち図4の400
の新たなインスタンスを開始する。処理ブロック304
は新たなSNAPIサーバすなわち図4の400の生成
を表す。処理ブロック304は単一の入力引数により、
SNAPIサーバ(図4の400)を開始する。入力引
数はSNAPI CI300の親プロセスIDを含み、
これはSNAPI CI300とSNAPIサーバ(図
4の400)との間のプロセス間通信(図2の203)
のために使用される。処理ブロック305では、要求が
SNAPIサーバ400(図4の400)に送信され
る。UNIXプラットフォーム上では、ソケットがプロ
セス間通信(図2のブロック203)のために使用され
る。従って、処理ブロック305では、SNAPI C
I300はSNAPIサーバ(図4の400)に対しソ
ケットを開き、次に要求をSNAPIサーバ(図4の4
00)に書込む。処理ブロック306は、SNAPI
CI300がSNAPIサーバ(図4の400)からの
応答を待機することを示し、この応答は要求の完了時に
送信される。応答が受信されると、SNAPI CI3
00はSNAPIサーバ(図4の400)に対してソケ
ットを閉じる。処理ブロック307は画面インタフェー
ス(図2のブロック201)への応答の書込みを示す。
応答は文字ストリングであり、SNAPIサーバ(図4
の400)からの追加の翻訳を伴わずに画面インタフェ
ース(図2のブロック201)に送信される。その後、
SNAPI CI300はブロック308で示されるよ
うに終了する。
【0026】図4及び図5を参照すると、本発明の1部
であるSNAPIサーバを実行するのに好適なオペレー
ション400が示される。SNAPIサーバ400のフ
ローを理解するために、次の要求がガイドラインとして
提示される。SNAPIサーバ400はユーザがプログ
ラムを生成する期間有効である。この期間を以降ではセ
ッションと称する。ユーザは異なるウィンドウから別々
のセッションを有することが可能であるが、これらは別
々のセッションまたはプログラムとして扱われる。ユー
ザはある時刻において、特定のウィンドウまたは端末か
ら単一のセッション(プログラム)だけを有する。単一
のセッション内において、SNAPIサーバ400は、
同一または異なる遠隔プログラムに対し、いくつかの明
らかに別々のリンクを確立する。これらのリンクの各々
は以降では会話と称される。会話はSNAPI CI
(図3の300)から特定の遠隔パートナ・プログラム
に対する要求のグループである。SNAPIサーバ40
0はそのイニシエータすなわちSNAPI CI(図3
の300)から、プロセス間通信キーを入力パラメータ
として受信する。この情報はクライアントSNAPI
CI(図3の300)からSNAPIサーバ400に転
送される。UNIXでは、SNAPI CI(図3の3
00)とSNAPIサーバ400との間のプロセス間通
信媒体として、ソケットが使用される。SNAPI C
I(図3の300)が要求を受信すると、これはソケッ
トを介してSNAPIサーバ400に接続され、この要
求を送信し、応答を受信し、その後、SNAPIサーバ
400から切り離される。SNAPI CI(図3の3
00)からのクライアント要求は、'RequestTypeParame
ter1 Parameter2 Parameter3 ...' の形式を取り、
ここでRequestTypeは要求される活動のタイプを識別す
る。各フィールドはブランク終了される。ParameterXは
要求を満たすために使用される自己識別型のパラメータ
である。各パラメータには識別フラグが前置され、従っ
て、パラメータはノン・ポジショナル(non-positiona
l)である。
【0027】SNAPIサーバ400はSNAPIコア
機能及びSNAPIサーバ・インタフェース特有機能を
含み、後者は以降ではISFと称される。コア機能は図
4に示され、インタフェース特有機能は図5に示され
る。コア機能は使用されるインタフェースに無関係に変
更されない。要求を適切なインタフェースに経路指定す
る役割をするモジュールを以降ではルータと称し、これ
によりSNAPIサーバ・コア機能は、活動をSNAP
Iサーバ・インタフェース特有機能に引き渡すことが可
能となる。
【0028】SNAPIサーバ400の詳細流れ図を説
明する前に、SNAPIサーバ400により要求される
情報を構成するために使用されるファイル及びテーブル
を理解することが重要である。3つのタイプのファイル
が存在し、これらは本発明のSNAPIサーバ400部
分を実行するオペレーションを表すために、特に注目と
なるまた必要とされる情報である。第1に、各インタフ
ェース特有サブルーチンに対応してテンプレートが要求
される。テンプレート・ファイルは2つの部分を含む。
第1の部分はサブルーチン情報を記録するために使用さ
れる。特定パラメータの代わりにプレース・ホールダが
使用され、これらはログに書込まれる時に置換される。
C言語では、これらのプレース・ホールダは記述子であ
り、フォーマットされるプリント機能、"PRINTF"により
認識され置換される。第2の部分は生成されるソース・
コードの基本として使用される。ここでは代用は使用さ
れず、生成されるソース・コードのフォーマットがモジ
ュール化される。テンプレートはSNAPIサーバ40
0で要求されるインタフェース特有のプログラミングの
量を低減するために使用され、更にユーザが生成される
ソース・コードを個別化することを可能とする利点を提
供する。
【0029】第2に、各異なるインタフェースに対応し
て機能テーブルが提供される。機能テーブルは、SNA
PIサーバ・コア機能における判断支援論理、ソース・
コード及びログの生成のために使用される。このテーブ
ルはインタフェース特有プログラミングを最小化する機
能も追加する。この機能テーブルのフォーマットは、Fu
nctionNum:FunctionName:CallModule:NumParameter
s:GlobalOffsetであり、FunctionNum はテーブル情報
を容易にアクセスするために、特定のインタフェース特
有機能に割当てられる数値である。FunctionNameはIS
Fの名前である。CallModuleは、生成されるソース・コ
ードにおいてISFモジュールを呼出すために使用され
る名前である。NumParameters は、このISFに対応す
る入力パラメータの数である。GlobalOffsetは、生成さ
れるソース・コードにおいてグローバルとして宣言され
るパラメータの数である。特定のインタフェースに対応
する各ISFのエントリが、機能テーブルに含まれなけ
ればならない。
【0030】第3にヘッダ・ファイルは、SNAPIサ
ーバ400により要求される構成、環境、インタフェー
ス特有情報、及び現状態情報へのアクセスを単純化する
ために要求される情報をテーブル化するために使用され
る。ヘッダ・ファイルは更に、有限状態及びプロトコル
依存情報を翻訳するために使用されるテーブル情報を含
む。再度、特定のインタフェースに対応するプログラミ
ング要求を最小化するために、この情報は3つのカテゴ
リに分割される。すなわち、セッション特有情報、会話
特有情報、及び要求特有情報である。セッション特有情
報は使用されるインタフェースには無関係に同一であ
る。その構造はSNAPIヘッダ・ファイル内において
以下のように定義される。
【表1】 struct session_str_s { int snasub; /* 現在のクライアント要求を示し、状態遷移の指標と*/ /* して使用される */ int num_functions; /* 支援されるISFの数 */ int type; /* 分散プログラム・タイプ */ /* (ソース/ターゲット) */ int log_msg; /* ソース・メッセージが対話式に記録されるべきかを*/ /* 示すフラグ */ int generate_source;/* ソース・コードが生成されるべきかを示すフラグ */ int program_fd; /* 生成されるソース・コードをアクセスするために */ /* 使用されるファイル記述子 */ char src_file[50]; /* 生成されるソース・コードの完全修飾されたファイ*/ /* ル名 */ char default_tmplt_dir[40]; /* テンプレートを含むディレクトリ名 */ char sendbuf[MAXBUF]; /*クライアントSNAPI CIへの応答用バッファ*/ struct func_tab_s[40] { */ int func_num; /* 機能識別子 */ char func_name[20]; /* インタフェース・サブルーチン名 */ char module_name[40];/* 生成されるソース内で呼ばれるサブルーチン */ int num_parms; /* サブルーチンへ受渡されるパラメータ数 */ int global_offset; /* グローバル・パラメータが開始するオフセット */ int func_called; /* 機能が呼ばれた時に追跡するためのフラグ */ int(*subr_addr)(); /* 機能をアクセスするためのアドレス */ /* この要求を処理するための(ISF) */ }; };
【0031】会話特有情報は、インタフェース特有状
態、環境及び構成情報を維持するために要求される。こ
の構造は各インタフェースに対応して異なって定義され
る。しかしながら、この構造のアドレスだけがSNAP
Iサブルーチン間で受渡されるため、コア依存性は存在
しない。CPI−Cインタフェースの実施例におけるこ
の構造の例を次に示す。
【表2】 struct conversation_struct { char conversation_id[16]; /* この会話を識別する */ long cm_rc; /* 最終要求の結果を保持する */ int cid; /* 接続識別子 */ int state; /* 現在の会話状態 */ long send_type; /* 送信データの活動 */ long rcv_type; /* データの受信方法 */ long deal_type; /* 割当て解除活動 */ long err_direction; /* エラー発信方向 */ long ptr_type; /* 状態反転活動 */ long rts_rcvd; /* 遠隔要求用フラグ */ int translate; /* データ変換要求 */ char connection[15]; /* 構成データに対応するキー */ char TP_profile[30]; /* 構成データに対応するキー */ char TPN[9]; /* このプログラムの名前 */ };
【0032】要求特有情報は、インタフェース特有機能
に渡される引数に対するポインタの配列として記憶され
る。
【0033】図4を参照すると、本発明のSNAPIサ
ーバ部分を実行するために好適なオペレーションが示さ
れる。SNAPIサーバは一般に400と言及される。
ブロック401はSNAPIサーバ400の開始を示
す。SNAPIサーバ400はSNAPI CI(図3
の300)により開始され、単一の入力引数を渡され
る。SNAPIサーバ400はプロセス間通信キーを受
信し、これからクライアント要求が受信される。この情
報はクライアントSNAPI CI(図3の300)が
SNAPIサーバ400を開始する時に、クライアント
SNAPI CIからSNAPIサーバ400に受渡さ
れる。UNIXでは、プロセス間通信媒体としてソケッ
トが使用され、キーはSNAPI CIの親プロセスの
プロセスIDを接尾部として含むソケット・ファイル名
である。クライアントSNAPI CI(図3の30
0)が要求を受信すると、これはSNAPIサーバ40
0に接続され要求を転送し、待機して応答を受信する。
その後、SNAPIサーバ400から切り離される。
【0034】処理ブロック402はSNAPIサーバ4
00のセッション初期化プロシージャを示す。処理のこ
の部分では、SNAPIサーバ400はUNIX信号
(割込み)の事象において実行される活動を設定する。
本発明のUNIXの実施例では信号は無視される。セッ
ション構造は全てヌル値に初期化される。ソース・コー
ドを生成するデフォルトもまた設定されるが、モジュー
ルを対話式に記録するデフォルトは設定されない。入力
パラメータとして受渡されるプロセス間通信キーが、ソ
ケットを初期化するために使用され、これは後に予想さ
れるクライアントからの接続要求を聞き入れるために使
用される。処理ブロック402と処理ブロック403の
間において、入力矢印は処理ループの開始を示し、これ
はSNAPIサーバ400の停止要求が受信されるまで
継続される。処理ブロック403は要求がクライアント
SNAPI CI(図3の300)から受信される様子
を示す。処理ブロック403において、SNAPIサー
バ400はプロセス間通信ソケット上で要求を聴取す
る。クライアントSNAPI CI(図3の300)が
ソケットに接続されると、SNAPIサーバ400は入
力要求を読出す。処理ブロック404は入力要求を解析
するオペレーションを示す。入力要求は、ポインタを入
力要求の各フィールドの開始に設定することによりフォ
ーマットされる。クライアントSNAPI CI(図3
の300)が要求を受信すると、これはソケットを介し
てSNAPIサーバ400に接続され、要求を送信し、
応答を受信し、その後SNAPIサーバ400から切り
離される。クライアント要求は、'RequestType Paramet
er1 Parameter2 Parameter3...'の形式を取り、ここ
でRequestType は要求される活動のタイプを識別する。
各フィールドはブランクで終了される。ParameterXは自
己識別型のパラメータであり、要求を満たすために使用
される。各パラメータには識別フラグが前置され、従っ
てパラメータはノン・ポジショナルである。解析ルーチ
ンはポインタの配列を生成し、これらの各ポインタは要
求のフィールドを指示し、最大のポインタの指標はこれ
らのポインタと初期化されないポインタとの境界を定め
る。図4の処理ブロック405は、本発明のルータ機能
のオペレーションを示す。ルータ機能は、SNAPIサ
ーバ・コア機能からSNAPIインタフェース特有機能
へのブリッジである。要求タイプに依存して、ルータ機
能はSNAPIインタフェース特有機能モジュールまた
はSNAPIコア機能モジュールのいずれかを呼出す。
SNAPIインタフェース特有機能モジュールが図5に
表される。SNAPIコア機能は、サーバ開始とサーバ
停止を含む。サーバ開始機能では、会話特有構造が全て
ヌル値に初期化される。入力テーブルが続くソース・コ
ード生成及び判断支援のために要求される、インタフェ
ース特有データを初期化するために読出される。サーバ
開始機能要求に渡されるパラメータは、ソース・コード
が生成されるか否か、モジュールが動的に記録されるか
否か、プログラマがパートナ分散プログラムに接触して
いるか否かを示す標識である。ソース・コードが生成さ
れると、グローバル・プログラム要求及び最小プログラ
ム要求をソース・ファイルに書込むことにより、ソース
・ファイルが準備される。SNAPI CI(図3の3
00)に対する応答が後の応答のために準備される。サ
ーバ停止機能では、プログラマの活動と現在の構成との
間で検出される不一致が評価され、要求される構成の変
更が、SNAPI CI(図3の300)に対する応答
内に助言としてフォーマットされる。要求を処理する全
ての機能の1部として、要求の結果を示す応答がSNA
PI CI(図3の300)に送信されるようにフォー
マットされる。処理ブロック406は、クライアントS
NAPI CI要求への応答を示す。本発明のこの部分
では、応答がSNAPI CI(図3の300)に転送
され、次にクライアントSNAPI CI(図3の30
0)がSNAPIサーバ400から切り離される。判断
ブロック407は要求がサーバ停止機能要求か否かを示
し、そうでない時には、SNAPIサーバ400はルー
プして処理ブロック403に戻り、他のSNAPI C
Iクライアントが接続を試行しているかを聴取する。判
断ブロック407は、サーバ停止機能要求が受信された
か否かを示し、受信された場合には、ループが解除さ
れ、SNAPIサーバ400はブロック408の処理を
継続して実行する。処理ブロック408はSNAPIサ
ーバ400の通信クリーンアップ部分を表す。処理ブロ
ック408において、全ての通信チャネルが順番にアク
セスを終了される。処理ブロック409は生成されるソ
ース・コードに対する最終出力を表す。ソース・コード
は現在進行中の全ての機能を終了することにより、完了
される。呼出されたがまだ含まれていない機能について
も書込まれる。最後に図4のブロック410において、
SNAPIサーバ400が終了される。
【0035】図5を参照すると、本発明のSNAPIサ
ーバ・インタフェース特有機能部分を実行するのに好適
なオペレーションが示される。SNAPIサーバ・イン
タフェース特有機能は一般に500と言及される。SN
APIサーバ(図4の400)及びSNAPIサーバ・
インタフェース特有機能500のフローを理解するため
に、次に示す要求がガイドラインとして提示される。4
つのタイプのSNAPIサーバ・インタフェース特有機
能モジュールが存在し、次にこれらについて説明する。
オブジェクトはSNAPIコア機能モジュールの機能を
最大化することにより、インタフェース特有のコーディ
ング量を最小化する。4つのモジュールのタイプは、S
NAPIルータ、SNAPI ISF、ディスカバ(Di
scover)、及びネクスト・オペレーション(Nextop)で
ある。各インタフェース特有サブルーチンに対応して、
1つのインタフェース特有機能(ISF)が提供され
る。各ISFは図5で示されるオペレーションと同一の
フローを有する。各ISFはSNAPIルータにより呼
出され、ロギング及び他のコア・タイプ機能のためにS
NAPIコア機能ルーチンを呼出す。各ISFは3つの
オペレーションを実行する。すなわち、インタフェース
・サブルーチンの呼出し、SNAPIロガ(logger)の
呼出し、プロトコル特有状態テーブルに従う状態/環境
情報の更新である。状態テーブルの例が付録Aに示され
る。この情報は後の判断支援のために更新される。SN
APIルータの唯一の目的は、SNAPIコア機能をS
NAPI ISFにブリッジすることである。SNAP
Iルータは単に別の機能であり、従ってコアから特有へ
のリンクは明らかである。C言語では、これはISFの
アドレスをテーブル化することにより、単一のステート
メントで足りる。ネクスト・オペレーション(Nextop)
機能は有限状態マシン・テーブルのインプリメンテーシ
ョンであり、これは有効な次のオペレーションを見い出
すために、現在の状態、環境及び構成を使用する。現在
の状態の更新の責任はISFに含まれ、これについては
図5のISFの説明の中で詳細に述べられる。複数の有
効なネクスト・オペレーションが存在する場合、これら
のオペレーションが可能性の高い順にリストされる。デ
ィスカバ機能は、入力パラメータに対応する最も賢明な
値を決定するために、状態テーブル及び構成情報を使用
する。従って、ユーザにとっての通常のフローは、助言
(ネクスト・オペレーションにより生成される)を受取
ることである。なぜなら、この助言にもとづきオペレー
ションが実行されるからである。次にユーザがオペレー
ションを選択すると、オペレーション画面が表示され
る。このオペレーションに対応して要求される入力パラ
メータが、既に記入された最も賢明な値(ディスカバに
より生成される)により表示される。従って、ほとんど
のオペレーションでは、ユーザはエンタ・キーを押すこ
とにより、'助言'を確認するだけでよい。
【0036】各許可されるインタフェース特有活動に対
応してISFが提供されるが、各ISFのオペレーショ
ンは図5に示されるオペレーションと類似する。図5に
示されるオペレーションは各ISFに対応するモデルで
ある。SNAPIサーバ・インタフェース特有機能は、
一般に500と言及される。図5を参照すると、ブロッ
ク501で、SNAPIルータ機能によりISFが開始
される。ブロック502は要求パラメータのフォーマッ
トまたは構造へのロードを示し、これらがインタフェー
ス特有サブルーチンに渡される。処理ブロック503
は、処理ブロック502でフォーマットされた引数を使
用して、ユーザ要求を実行するために要求されるサブル
ーチンを実行し、その結果をテストする。処理ブロック
503は更に、これらの引数を使用することにより、シ
ステム環境、パートナ分散プログラム、または構成によ
り引き起こされる変更を認識する。判断ブロック504
はサブルーチンが成功したか否かを判断する。サブルー
チンが成功して実行された場合、SNAPIサーバIS
F500は処理ブロック506に移行する。一方、サブ
ルーチンが失敗に終わると、SNAPIサーバISF5
00は処理ブロック505に移行する。処理ブロック5
05では、SNAPI CI(図3の300)に対して
失敗を示す応答をフォーマットする。処理ブロック50
5から、SNAPI ISF500は処理ブロック50
8に移行する。判断ブロック504に戻り、インタフェ
ース特有サブルーチンが成功した場合、SNAPI I
SF500はブロック506に移行し、クライアントS
NAPI CI(図3の300)に対して成功を示す応
答をフォーマットする。その後、処理ブロック507が
SNAPIコア・ロギング機能を呼出す。SNAPIコ
ア・ロギング機能はソース・ファイルに適切なコードを
追加し、ソース・コード生成テーブルを更新し、プログ
ラム開発に関わるユーザを指導するために、ログ・モジ
ュールを生成する。処理ブロック508は状態及び環境
情報の更新を示す。処理ブロック508は以下に示すリ
ストに表される情報、及びテストされたユーザ要求の結
果を使用し、判断支援のために使用される有限状態追跡
を更新する。ブロック509はインタフェース特有機能
の出力を示し、フローは図4のブロック406に復帰す
る。
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】
【0041】
【表7】
【0042】
【表8】
【0043】リストは、図5のブロック508で状態及
び環境変数を更新するために使用されるCPI−C有限
状態マシンを表すテーブルである。リストの列の先頭
は、このインタフェースの有効状態を示す。リストの行
の先頭は、このインタフェースにおいて有効な活動を示
す。矢印記号は、機能が相互参照状態から有効か否かを
示す。このテーブルは、ローカル・プログラムまたはパ
ートナ・プログラムによる活動の結果、どの状態に入力
したかを判断するために使用される。テーブルは更に、
ユーザが実効可能であり、構成の範囲内に含まれる有効
で '最も可能性の高い' 活動を決定するために使用され
る。
【0044】リストに示される関係を明らかにするため
に、リストの1ページ目の6番目の入力に相当する機能
CMDEAL(CONFIRM)を参照されたい。リス
トは、CMDEAL(CONFIRM)がRESET状
態から呼ばれた場合に、パラメータ・チェック・エラー
(pc)になることを示す。CMDEAL(CONFI
RM)がINITIALIZE、RECEIVE、CO
NFIRM、CONFIRM−SEND、またはCON
FIRM−DEALLOCATE状態から呼ばれると、
CMDEAL(CONFIRM)は状態チェック・エラ
ー(sc)となる。しかしながら、CMDEAL(CO
NFIRM)はSENDまたはSEND−PENDIN
G状態からは有効である。CMDEAL(CONFIR
M)がSENDまたはSEND−PENDING状態か
ら呼ばれ、復帰コードが実行成功(ok)の場合、結果
状態はRESETである。CMDEAL(CONFIR
M)がSENDまたはSEND−PENDING状態か
ら呼ばれ、パートナ・プログラムがCMDEAL(AB
END)を発行しているか(da)、または通信リンク
が失敗すると(rf)、結果状態はRESETである。
CMDEAL(CONFIRM)がSEND状態から呼
ばれ、パートナ・プログラムがCMACCPの発行中に
割当てエラー(ae)に遭遇した時、結果状態はRES
ETである。CMDEAL(CONFIRM)がSEN
D−PENDING状態から呼ばれる時には、割当てエ
ラー(ae)の可能性はない。CMDEAL(CONF
IRM)がSENDまたはSEND−PENDING状
態から呼ばれ、遠隔パートナ・プログラムがエラーによ
り入力データを消去した場合(ep)、結果状態はRE
CEIVEである。CMDEAL(CONFIRM)が
SENDまたはSEND−PENDING状態から無効
パラメータを伴って呼ばれる場合(pc)、状態はSE
NDまたはSEND−PENDINGをそれぞれ維持す
る。CMDEAL(CONFIRM)がSEND状態か
ら呼ばれ、状態チェック(sc)となる場合、状態はS
ENDを維持する。CMDEAL(CONFIRM)が
SEND−PENDING状態から呼ばれる時には、状
態チェック・エラー(sc)の可能性はない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複雑な有限状態駆動型データ処理プログラムの設計、開
発、及びテストにおけるプロジェクト要求を通じ、ユー
ザを手引きするための方法及び装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施し、本発明の装置の1部を
形成するために使用されるデータ処理システムのブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施例のブロック図である。
【図3】本発明のコマンド・インタプリタ部分を実施す
るために好適なオペレーションを表す流れ図である。
【図4】本発明のサーバ部分を実施するために好適なオ
ペレーションを表す流れ図である。
【図5】本発明のサーバ部分のインタフェース特有部分
を実施するために好適な、図4に続くオペレーションを
表す流れ図である。
【符号の説明】
20 通信ポート 100 データ処理システム 201 画面インタフェース 203 プロセス間通信

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有限状態駆動型データ処理プログラムの設
    計、開発、及びテストを通じてユーザを手引きする方法
    であって、 環境の要求に従い、上記有限状態駆動型データ処理プロ
    グラムの設計に関する助言をユーザに提供するステップ
    と、 コードが生成される時に上記コードをテストするステッ
    プと、 環境の要求に適合するソース・コードを生成するステッ
    プと、 を含む方法。
  2. 【請求項2】上記有限状態駆動型データ処理プログラム
    の設計に関する助言をユーザに提供する上記ステップ
    が、 追跡情報を生成するために、上記有限状態駆動型データ
    処理プログラムの設計に関する情報を追跡するステップ
    と、 有効な活動を決定するために、上記追跡情報に従い有限
    状態マシン情報を翻訳するステップと、 を含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】コードが生成される時に上記コードをテス
    トする上記ステップが、 ユーザ要求をファンクションに翻訳するステップと、 上記ファンクションを実行するステップと、 上記ファンクションの実行結果を表明するステップと、 を含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】環境の要求に適合するソース・コードを生
    成する上記ステップが、 ソース・コード・ファイルをグローバル情報により初期
    化するステップと、 上記ソース・コード・ファイルをユーザ要求を支援する
    コードにより更新するステップと、 を含む、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】上記有限状態駆動型データ処理プログラム
    の設計に関する情報を追跡する上記ステップが、 上記有限状態駆動型データ処理プログラムの実行結果に
    従い、上記有限状態駆動型データ処理プログラムの状態
    情報を追跡するステップと、 上記有限状態駆動型データ処理プログラムのパートナ・
    プログラムの実行結果に従い、上記有限状態駆動型デー
    タ処理プログラムの上記状態情報を追跡するステップ
    と、 構成情報を追跡するステップと、 システム環境情報を追跡するステップと、 を含む、請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】有効な活動を決定するために、上記追跡情
    報に従い有限状態マシン情報を翻訳する上記ステップ
    が、 次のユーザ要求によるアクセスに対応して有限状態マシ
    ン情報をテーブル化するステップと、 有限状態駆動型データ処理プログラムの現状態を、次の
    ユーザ要求として許可される活動を決定するための指標
    として使用することにより、有限状態マシン情報をアク
    セスするステップと、 上記追跡情報により、上記許可される活動を制限するス
    テップと、 次のユーザ要求として許可される活動に変更を助言とし
    て反映させるために、上記追跡情報を更新するステップ
    と、 を含む、請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】有限状態駆動型データ処理プログラムの設
    計、開発、及びテストを通じてユーザを手引きする装置
    であって、 環境の要求に従い、上記有限状態駆動型データ処理プロ
    グラムの設計に関する助言をユーザに提供する手段と、 コードが生成される時に、上記コードをテストする手段
    と、 環境の要求に適合するソース・コードを生成する手段
    と、 を含む装置。
  8. 【請求項8】上記有限状態駆動型データ処理プログラム
    の設計に関する助言をユーザに提供する上記手段が、 追跡情報を生成するために、上記有限状態駆動型データ
    処理プログラムの設計に関する情報を追跡する手段と、 有効な活動を決定するために、上記追跡情報に従い有限
    状態マシン情報を翻訳する手段と、 を含む、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】コードが生成される時に、上記コードをテ
    ストする上記手段が、 ユーザ要求をファンクションに翻訳する手段と、 上記ファンクションを実行する手段と、 上記ファンクションの実行結果を表明する手段と、 を含む、請求項7記載の装置。
  10. 【請求項10】環境の要求に適合するソース・コードを
    生成する上記手段が、 ソース・コード・ファイルをグローバル情報により初期
    化する手段と、 上記ソース・コード・ファイルをユーザ要求を支援する
    コードにより更新する手段と、 を含む、請求項7記載の装置。
  11. 【請求項11】上記有限状態駆動型データ処理プログラ
    ムの設計に関する情報を追跡する上記手段が、 上記有限状態駆動型データ処理プログラムの実行結果に
    従い、上記有限状態駆動型データ処理プログラムの状態
    情報を追跡する手段と、 上記有限状態駆動型データ処理プログラムのパートナ・
    プログラムの実行結果に従い、上記有限状態駆動型デー
    タ処理プログラムの上記状態情報を追跡する手段と、 構成情報を追跡する手段と、 システム環境情報を追跡する手段と、 を含む、請求項8記載の装置。
  12. 【請求項12】有効な活動を決定するために、上記追跡
    情報に従い有限状態マシン情報を翻訳する上記手段が、 次のユーザ要求によるアクセスに対応して、有限状態マ
    シン情報をテーブル化する手段と、 有限状態駆動型データ処理プログラムの現状態を、次の
    ユーザ要求として許可される活動を決定するための指標
    として使用することにより、有限状態マシン情報をアク
    セスする手段と、 上記追跡情報により、上記許可される活動を制限する手
    段と、 次のユーザ要求として許可される活動に変更を助言とし
    て反映させるために、上記追跡情報を更新する手段と、 を含む、請求項8記載の装置。
  13. 【請求項13】有限状態駆動型データ処理プログラムの
    設計、開発、及びテストを通じ、ユーザにガイダンスを
    提供する方法であって、 環境の要求に従い、上記有限状態駆動型データ処理プロ
    グラムの設計に関する助言をユーザに提供する手段を提
    供するステップと、 コードが生成される時に、上記コードをテストする手段
    を提供するステップと、 環境の要求に適合するソース・コードを生成する手段を
    提供するステップと、 を含む方法。
  14. 【請求項14】上記有限状態駆動型データ処理プログラ
    ムの設計に関する助言をユーザに提供する手段を提供す
    るステップが、 追跡情報を生成するために、上記有限状態駆動型データ
    処理プログラムの設計に関する情報を追跡する手段を提
    供するステップと、 有効な活動を決定するために、上記追跡情報に従い有限
    状態マシン情報を翻訳する手段を提供するステップと、 を含む、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】コードが生成される時に、上記コードを
    テストする手段を提供する上記ステップが、 ユーザ要求をファンクションに翻訳する手段を提供する
    ステップと、 上記ファンクションを実行する手段を提供するステップ
    と、 上記ファンクションの実行結果を表明する手段を提供す
    るステップと、 を含む、請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】環境の要求に適合するソース・コードを
    生成する手段を提供する上記ステップが、 ソース・コード・ファイルをグローバル情報により初期
    化する手段を提供するステップと、 上記ソース・コード・ファイルをユーザ要求を支援する
    コードにより更新する手段を提供するステップと、 を含む、請求項13記載の方法。
  17. 【請求項17】上記有限状態駆動型データ処理プログラ
    ムの設計に関する情報を追跡する手段を提供する上記ス
    テップが、 上記有限状態駆動型データ処理プログラムの実行結果に
    従い、上記有限状態駆動型データ処理プログラムの状態
    情報を追跡する手段を提供するステップと、 上記有限状態駆動型データ処理プログラムのパートナ・
    プログラムの実行結果に従い、上記有限状態駆動型デー
    タ処理プログラムの上記状態情報を追跡する手段を提供
    するステップと、 構成情報を追跡する手段を提供するステップと、 システム環境情報を追跡する手段を提供するステップ
    と、 を含む、請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】有効な活動を決定するために、上記追跡
    情報に従い有限状態マシン情報を翻訳する手段を提供す
    る上記ステップが、 次のユーザ要求によるアクセスに対応して、有限状態マ
    シン情報をテーブル化する手段を提供するステップと、 有限状態駆動型データ処理プログラムの現状態を、次の
    ユーザ要求として許可される活動を決定するための指標
    として使用することにより、有限状態マシン情報をアク
    セスする手段を提供するステップと、 上記追跡情報により、上記許可される活動を制限する手
    段を提供するステップと、 次のユーザ要求として許可される活動に変更を助言とし
    て反映させるために、上記追跡情報を更新する手段を提
    供するステップと、 を含む、請求項14記載の方法。
JP32698793A 1993-01-22 1993-12-24 対話式分散有限状態プログラム発生器を提供する方法及び装置 Pending JPH0778075A (ja)

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