JPH0777503A - X線回折動的測定装置 - Google Patents

X線回折動的測定装置

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JPH0777503A
JPH0777503A JP5224336A JP22433693A JPH0777503A JP H0777503 A JPH0777503 A JP H0777503A JP 5224336 A JP5224336 A JP 5224336A JP 22433693 A JP22433693 A JP 22433693A JP H0777503 A JPH0777503 A JP H0777503A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属、セラミックス、磁性材料など種々の材
料における熱処理、機械的処理、化学反応などで変化す
る材料の結晶構造の変化過程を逐次動的に測定すること
が可能なX線回折動的測定装置を提供する。 【構成】 X線源1と湾曲結晶からなる入射モノクロメ
ータ3とギニエカメラ4とから構成されて試料Sに集中
ビームを照射して生じる回折X線2bをフィルム状X線
検出器6で検出するX線回折測定装置において、試料S
を処理する試料処理装置10を備えるとともに、フィルム
状X線検出器6は半円筒形状とされ、該フィルムを一定
距離送るフィルム自動送り機構11を設けたことにより、
試料Sに熱処理、機械的加工、化学反応などを与える過
程で生じる経時的なX線回折パターンの変化を捉えて結
晶構造の変化を動的に追跡することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線回折動的測定装置に
係り、特に金属、セラミックス、磁性材料など種々の材
料における熱処理、機械的処理、化学反応などで変化す
る材料の結晶構造の変化過程を逐次動的に測定すること
が可能なX線回折動的測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱処理や機械的処理、あるいは化
学反応など製造プロセスで生じる結晶構造の変化を解析
することは、材料設計を行う上で必要不可欠である。た
とえば、自動車の車体や建材に大量に使用される合金化
溶融亜鉛めっき鋼板において、めっき密着性とか摺動
性、プレス加工性などを向上させるためには、脆いη−
Zn相やΓ相を低減させ、δ1 相主体のめっき層となるよ
う合金化反応を制御する必要がある。また、ハードフェ
ライト磁石の磁気特性を高めるためには、Z型マグネト
プランバイト(M2Sr3Fe24O41) やヘマタイト(Fe2O3) の
生成を抑え、M型マグネトプランバイト(MFe12O19) が
主相となるような焼結条件で製造しなければならない。
【0003】このような製造プロセス中に生じる結晶構
造の変化を測定するには、従来、そのプロセスの途中で
試料を引き出し、直ちに反応を凍結した後、X線回折を
行う方法が最も一般的であった。すなわち、従来用いら
れているX線回折装置としては、集中ビーム光学系を有
するギニエカメラや擬平行ビーム光学系を有する斜め入
射ギニエカメラなどのギニエ法によるもの、あるいはデ
バイシェラーカメラによるものがある。以下にそれぞれ
の構成について簡単に説明する。
【0004】まず、集中ビーム光学系のギニエカメラの
場合については図5に示すように、X線源1で発生した
入射X線2は湾曲結晶モノクロメータ3で単色X線2a
に単色化し、焦点F1を経て試料Sに入射する。そうする
と、試料S上においてその結晶構造に応じてX線回折が
起こり、ギニエカメラ4の中心点Cから半径rなるロー
ランド円と呼ばれる焦点円周5上でF1′,F2′…のよう
に回折X線2bが焦点を結ぶ。この焦点円周5に沿って
フィルム状X線検出器6をセットして時間露出を行うこ
とによって、X線回折パターンを検出する。
【0005】フィルム状X線検出器6の帯状のX線フィ
ルムには、図6に示すように焦点円周5方向の回折X線
焦点F1′,F2′…のところでフィルムが感光して筋状に
黒化したX線回折パターンP1,P2…が得られる。このパ
ターンP1,P2…の位置L1,L2…は回折角2θ1 ,2θ2
…とギニエカメラの半径rの関数であるから、このパタ
ーンの位置L1,L2…を測定すれば回折角2θが求めら
れ、さらにブラッグ条件から結晶格子面間隔dhkl が決
まるので、試料Sの結晶構造がわかるのである。
【0006】また、擬平行ビーム光学系の斜め入射ギニ
エカメラの場合は、図7に示すように、X線源1に取付
けた入射ソーラスリット(またはコリメータ)7と平板
結晶モノクロメータ3aで入射X線2を平行かつ単色化
し、この単色X線2aを試料Sに低角度入射して、ギニ
エカメラ4のフィルム状X線検出器6で回折パターンを
検出するものである。この斜め入射ギニエカメラの特徴
は、上記した集中ビーム光学系のギニエカメラと比べて
X線回折を起こす位置が相対的に浅くなるため、試料表
面でのX線回折の感度が向上するので、薄膜や試料表面
での化学反応を測定するのに好適である。
【0007】さらに、デバイシェラーカメラの場合は、
図8に示すように、コリメータ8で収束した入射X線2
を円筒形状の試料Sに入射し、試料中心から円錐状に広
がる回折X線2bを円筒形または半円筒形のデバイシェ
ラーカメラ9のフィルム状X線検出器6で検出する。こ
のデバイシェラーカメラ9は、前出図5のギニエカメラ
4をそのまま使用することもできるが、2台を円筒形状
に組み合わせて使用することにより、X線回折を±180
°ほぼ全方向から検出することができるので、感度と精
度の向上を図ることができる。なお、この光学系は、試
料の微小領域やワイヤ状の試料の構造変化の測定に好適
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た各種のX線回折装置を用いて測定する場合はいずれ
も、材料組成や昇温速度などの実験条件が増加すると解
析に必要なサンプリング試料数が大幅に増加するばかり
でなく、たとえば上記した合金化溶融亜鉛めっき鋼板の
Zn−Fe合金化反応のように、反応時間が数秒〜10数秒と
短い場合には、焼入れなどの急冷によっても反応を正確
に凍結すること自体が困難であった。また、焼結試料で
は急冷処理により破砕する場合もあるが、この方法が適
用できるのは反応時間が長い固体試料に限られていた。
【0009】なお、上記以外には、従来のシンチレーシ
ョン検出器を用いたX線回折装置に試料加熱炉を搭載し
た高温X線回折装置が実用化されており、熱処理による
相変態の観察に利用されているが、しかし、この装置で
は、1枚のX線回折パターンにおいて測定開始から終了
までにシンチレーション検出器の角度走査時間分の測定
ずれが生じており、解析に注意を要するばかりではな
く、反応時間の短い試料には適用することができなかっ
た。
【0010】また、この欠点を補うために、シンチレー
ション検出器に代えてフィルム送り機構を備えた円筒状
の連続高温カメラが実用化されているが、X線フィルム
の感度が低いため露光時間を数10分〜数時間としなけれ
ばならないため、亜鉛めっきの合金化のような反応の速
い現象に追随した測定を行うことができないという問題
があった。
【0011】さらに、X線フィルムはダイナミックレン
ジが小さいため、フィルムに感光させた黒化パターンを
フォトメータで定量的に読み取ってもシンチレーション
検出器で測定したようなピーク強度比をもつ分解能のよ
いパターンとはならないので、亜鉛めっきの合金化反応
時に生じるZn−Fe金属間化合物のような複雑なピークの
同定を行うことは不可能であった。
【0012】本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決すべくなされたものであって、各種材料に熱処理、
機械的加工、化学反応などを与えながら、瞬時に回折X
線を検出することによって経時的なX線回折パターンの
変化を捉え、結晶構造の変化を動的に追跡できるX線回
折動的測定装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線源と湾曲
結晶からなる入射モノクロメータとギニエカメラとから
構成されて試料に集中ビームを照射して生じる回折X線
をフィルム状X線検出器で検出するX線回折測定装置に
おいて、前記試料を処理する試料処理装置を備え、前記
フィルム状X線検出器は半円筒形とされるとともに、該
フィルムを一定距離送るフィルム自動送り機構を設けた
ことを特徴とするX線回折動的測定装置である。
【0014】なお、前記X線回折測定装置は、X線源と
ソーラスリットまたはコリメータと平板結晶からなる入
射モノクロメータとギニエカメラとから構成される擬平
行ビームX線回折測定装置、あるいはX線源とコリメー
タと円筒形または半円筒形フィルム状X線検出器を具備
したデバイシェラーカメラとから構成されるX線回折測
定装置であってもよい。
【0015】また、前記フィルム状X線検出器のフィル
ムとしては輝尽性発光体を用い、フィルム送り方向に画
素積算することが好ましい。
【0016】
【作 用】本発明によれば、ギニエカメラやデバイシェ
ラーカメラに試料処理装置とフィルム自動送り機構とを
付加することにより、試料に熱処理や機械的処理を加え
ながら瞬時に連続的にX線回折パターンを測定できるよ
うにしたので、金属あるいはセラミックス、磁性材料な
ど種々の材料の熱処理や機械的処理、化学反応などの過
程において発生する構造変化状況を動的に測定すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明のX線回折測定装置の実施例
について、図面を参照して詳しく説明する。図1は本発
明の集中ビーム光学系を有するギニエカメラにおける実
施例を示したものであり、図中における従来例と同一要
素は同一符号を付して説明を省略する。
【0018】図に示すように、X線源1と入射モノクロ
メータ3とギニエカメラ4とから構成される従来の装置
に試料処理室10が設けられる。また、フィルム状X線検
出器6は半円筒形状とされ、その内蔵のフィルムはフィ
ルム自動送り機構11で自動送りが可能とされる。これら
試料処理室10およびフィルム自動送り機構11は試料処理
制御装置12によってそれぞれ制御される。
【0019】試料処理室10においては、試料処理制御装
置12からの指令に基づいて測定中の試料Sに加熱とか冷
却の熱処理、あるいは引張とか圧縮などの機械的処理、
さらには溶液中での腐食反応などの化学反応等の各種の
制御が必要に応じて行われる。すなわち、まず試料Sを
加熱する場合は、試料処理室10そのものを加熱炉として
外部に対してX線パスをシーリングするようにする。な
お、試料Sが金属のような導体の試料の場合は通電加熱
炉を、セラミックスのように通電ができない試料の場合
は赤外線加熱炉を使用するのがよい。
【0020】このときの加熱雰囲気としては大気とかア
ルゴン、窒素、真空など目的に応じて選択して行うこと
ができるが、X線パスでのX線の吸収による強度低下を
最小に抑えるためには真空がもっとも望ましい。なお、
加熱炉のシーリング材はX線吸収の少ないベリリウム箔
が最適であるが、アルミニウムのような軽元素金属箔や
入射X線のKβフィルタとなる金属箔を用いても、加熱
炉壁によるX線強度の低下を少なくすることができる。
また、試料Sを冷却する場合は、必要に応じてアルゴン
ガスまたは窒素ガスを用いて行うようにする。
【0021】試料Sに引張処理を施す場合は、従来の引
張試験機で行っているように試料Sをチャックで掴み、
油圧シリンダなどを用いて紙面に対して水平方向あるい
は垂直方向の引張力を負荷する。また、圧縮処理を施す
場合は、引張処理とは逆に油圧シリンダなどで圧縮する
ようにすればよい。さらに高圧が必要な場合は四角錐形
のダイヤモンド圧縮子などを利用すればよい。なお、こ
れら引張処理あるいは圧縮処理を行う場合は、試料処理
室10のX線パスをオープンとする。
【0022】つぎに、フィルム状X線検出器6について
説明すると、回折X線2bの検出には従来のX線フィル
ムを使用して、前出図6に示したようなX線回折パター
ンP1,P2…の黒化度の変化をカメラの円周方向に設けた
フォトメータまたは画像解析装置を用いることで測定す
ることができる。さらに、本発明の目的である動的測定
を実現するためには、短時間でS/N比の高いX線回折
パターンを得ることが重要であるから、高感度かつダイ
ナミックレンジの高い輝尽性発光体を使用することが最
も望ましい。
【0023】ここで、この輝尽性発光体について補足す
ると、X線の照射によりこのX線エネルギーの一部が内
部に蓄積され、その後He−Neレーザ等の励起光を照射す
ると、蓄積されたエネルギー量に応じた輝尽発光光を発
するものであり、蓄積性発光体とも呼ばれている(たと
えば、特開平3−180835号公報参照)。画像処理機能を
備えた専用の読み取り装置を用いて、前出図6の黒化し
たX線回折パターンP1,P2…の黒線方向にn画素の積算
を行うと、回折X線強度は実際の検出時間における測定
値のn倍に向上する。たとえば50画素分の積算を行うこ
とにより、18kW程度のX線を用いても検出時間が1秒程
度でS/N比のよいX線回折パターンの測定が可能であ
る。
【0024】図2は、X線フィルムまたは輝尽性発光体
を装填するフィルムカセットの一例を示したもので、フ
ィルムカセット本体13はギニエカメラ4の曲率に沿った
半円筒形をしており、送り側フィルムカセット14とカメ
ラのX線露光窓15、受け側フィルムカセット16の3つの
部分で構成される。送り側フィルムカセット14および受
け側フィルムカセット16は照明光や散乱X線による感光
を防ぐために鉛板を貼ったステンレス鋼板で作製するの
が最もよい。また、カメラのX線露光窓15の材料として
は、遮光効果がありX線吸収係数が小さいベリリウム箔
などを使用するのがよい。
【0025】ここで、回折X線の露光とフィルム送りに
ついて説明すると、まずはじめにX線フィルムまたは輝
尽性発光体を送り側フィルムカセット14に装填し、露光
時間、送り長さ(積算に必要な画素以上)およびコマ数
(測定回数)を設定する。その後、フィルム自動送り機
構11によりフィルムのみがフィルムガイド17によって矢
示A方向にガイドされてX線露光窓15まで送り出され、
所定時間露光されると直ちに受け側フィルムカセット16
に送り出され、次のコマに送られる。これを設定した測
定回数繰り返し、一連の動的X線回折測定を終了する。
なお、フィルム自動送り機構11を試料処理制御装置12に
よって同時制御を行うようにすれば、試料Sの履歴に連
動したX線回折測定を行うことができて、より望まし
い。
【0026】図3は、本発明の擬平行ビーム光学系を有
する斜め入射ギニエカメラにおける実施例を示すもの
で、上記した図1の集中ビーム光学系を有するギニエカ
メラと同様に、試料処理室10とフィルム自動送り機構11
と試料処理制御装置12とが設けられ、同じように制御さ
れることによって、X線回折パターンが測定される。図
4は、本発明のデバイシェラーカメラにおける実施例を
示すもので、デバイシェラーカメラ9は半円筒形のフィ
ルム状X線検出器6をそのままあるいは円筒形状に組み
合わせて構成され、上記した図1の集中ビーム光学系を
有するギニエカメラと同様に、試料処理室10とフィルム
自動送り機構11と試料処理制御装置12とが設けられ、同
じように制御されることによって、X線回折パターンが
測定される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試料形状に合わせてX線カメラを選択することにより、
回折パターンのピーク本数を多くても強度が高く分解能
のよいX線回折パターン、試料表層から強度の高いX線
回折パターン、微小領域から強度の高いX線回折パター
ンを瞬時に連続的に測定できるので、金属あるいはセラ
ミックス、磁性材料など種々の材料の熱処理や機械的処
理、化学反応などの過程において発生する構造変化状況
を試料形状によらず動的に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集中ビーム光学系を有するギニエカメ
ラにおける実施例を模式的に示す概要図である。
【図2】フィルムカセットの一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の擬平行ビーム光学系を有する斜め入射
ギニエカメラにおける実施例を模式的に示す概要図であ
る。
【図4】本発明のデバイシェラーカメラにおける実施例
を模式的に示す概要図である。
【図5】集中ビーム光学系を有するギニエカメラの従来
例を模式的に示す概要図である。
【図6】帯状X線フィルムで感光したX線回折パターン
を模式的に示す平面図である。
【図7】擬平行ビーム光学系を有する斜め入射ギニエカ
メラの従来例を模式的に示す概要図である。
【図8】デバイシェラーカメラの従来例を模式的に示す
概要図である。
【符号の説明】
1 X線源 2 入射X線 2a 単色X線 2b 回折X線 3 湾曲結晶モノクロメータ 3a 平板結晶モノクロメータ 4 ギニエカメラ 5 焦点円周 6 フィルム状X線検出器 7 入射ソーラスリット(またはコリメータ) 8 コリメータ 9 デバイシェラーカメラ 10 試料処理室 11 フィルム自動送り機構 12 試料処理制御装置 13 フィルムカセット本体 14 送り側フィルムカセット 15 X線露光窓 16 受け側フィルムカセット S 試料

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線源と湾曲結晶からなる入射モノク
    ロメータとギニエカメラとから構成されて試料に集中ビ
    ームを照射して生じる回折X線をフィルム状X線検出器
    で検出するX線回折測定装置において、前記試料を処理
    する試料処理装置を備え、前記フィルム状X線検出器は
    半円筒形とされるとともに、該フィルムを一定距離送る
    フィルム自動送り機構を設けたことを特徴とするX線回
    折動的測定装置。
  2. 【請求項2】 前記X線回折測定装置はX線源とソー
    ラスリットまたはコリメータと平板結晶からなる入射モ
    ノクロメータとギニエカメラとから構成される擬平行ビ
    ームX線回折測定装置である請求項1記載のX線回折動
    的測定装置。
  3. 【請求項3】 前記X線回折測定装置はX線源とコリ
    メータとデバイシェラーカメラとから構成され、前記フ
    ィルム状X線検出器は円筒形または半円筒形フィルム状
    X線検出器である請求項1記載のX線回折動的測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記試料処理装置は加熱/冷却の熱処
    理、引張/圧縮の機械的処理、化学反応のうち少なくと
    も1つ以上の処理機能を備えたものであることを特徴と
    する請求項1、2または3記載のX線回折動的測定装
    置。
  5. 【請求項5】 前記フィルム状X線検出器のフィルム
    に輝尽性発光体を用い、フィルム送り方向に画素積算す
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のX
    線回折動的測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284187A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Japan Synchrotron Radiation Research Inst 溶液と固体との界面構造のx線迅速構造解析方法
JP2010523939A (ja) * 2007-03-30 2010-07-15 セントレ・ナショナル・デ・ラ・レシェルシェ・サイエンティフィーク エネルギーフィルタ及び角度フィルタを行う回折アナライザシステムを備えた試料のx線解析装置
US8953743B2 (en) 2012-07-25 2015-02-10 Rigaku Corporation X-ray stress measurement method and apparatus
CN111721806A (zh) * 2020-06-05 2020-09-29 国联汽车动力电池研究院有限责任公司 一种用于锂电池电极材料的相变反应测试方法及系统

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