JPH077733Y2 - 食品成形装置 - Google Patents

食品成形装置

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JPH077733Y2
JPH077733Y2 JP1991043797U JP4379791U JPH077733Y2 JP H077733 Y2 JPH077733 Y2 JP H077733Y2 JP 1991043797 U JP1991043797 U JP 1991043797U JP 4379791 U JP4379791 U JP 4379791U JP H077733 Y2 JPH077733 Y2 JP H077733Y2
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克介 下川
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サン・プラント工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンバーグ、コロッケ
等の食品を成形する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンバーグ、コロッケ等の練り物
食品を順次所定形状に自動成形する装置としては、例え
ば図3に示すようなものが知られている。この装置は、
練り物食品を投入する投入部をなすホッパーaと、この
ホッパaの下方に回動自在に接続した成形部材bと、ホ
ッパーa内に回動自在に配設される二つの食品移送部材
としてのローラーc,cとを備え、成形部材bには、そ
の外周面に周方向及び軸方向に沿って複数の成形型部b
1…b1を設け、一方、二つのローラーc,c各々には
その外周面に周方向に沿って複数の凹部c1…c1を設
けたものであり、そして、ローラーc,cの回転に伴い
食品移送部材c,cの凹部c1…c1に引っ掛けるよう
にして上から下への練り物食品の流れを作ることにより
ホッパーa内の練り物食品を下方側に送り、成形型部b
1…b1内に順次詰め込み、所定形状に自動成形できる
ようにしたものである。
【0003】しかしながら、このものにおいては、成形
部材bの上方にホッパーaを配設しているため、ホッパ
ーaの投入口a1までの高さが高くなってしまい、ホッ
パーaに練り物食品を投入する際の作業効率が悪くなっ
てしまうという課題を有する。
【0004】又、ホッパーa内の練り物食品をローラー
c,cの回転によって下方側に送るため、ローラーc,
cの外周面近傍にくる練り物食品は上下方向に直線状に
送られずに食品移送部材c,cの外周面に沿うように湾
曲状に送られることになる。この結果、ローラーc,c
の外周面に沿って送られた練り物食品は成形型部b1…
b1内に入らずにホッパーa内下部の壁面a2に当た
り、そこで必要以上に練られてしまうことになる。
【0005】一方、成形型部b1…b1内に練り物食品
を入れる際には、ただ単に練り物食品の流れによって入
れているに過ぎないため、成形型部b1…b1内に入れ
られた練り物食品はほとんど加圧されていない状態で成
形されることになる。このため、成形型部b1…b1内
に練り物食品とともに空気が入り込んだ場合には内部に
気泡のある製品ができてしまうことになる。更に、ある
程度加圧しつつ成形する必要のある食品には適応させ難
いものであるという課題がある。そこで、この課題を解
決するものとして、例えば特公昭55−45177号公
報に、成形型部内に練り物食品を入れる際、練り物食品
を押圧しつつ入れるようにしたものが提案されている。
このものは、板状の擺動部材の一端側をホッパー下部に
内部を横切るように配設し、そして、この擺動部材の他
端側をホッパーの外から駆動装置によりクランク運動さ
せることにより擺動部材の一端側をホッパー内に出し入
れするととともに、ホッパー内で回動運動させ、それに
伴いホッパー下部の練り物食品を成形型部内に押し入れ
られるようにしたものである。 ところが、擺動部材の一
端側が成形型部の上方位置で回動する際には練り物食品
を押圧するが、その後、回動運動して再度成形型部の上
方位置まで戻る間は押圧せず、ホッパー内の練り物食品
を常に押圧状態に保持できない。そのため、成形型部の
位置で回動する際に、必ず成形型部をその下方側にくる
ように設定して可動させ確実に受容可能状態にしておか
なければならず、両者の動きにずれを生じると押圧でき
ない。従って、常に擺動部材の回動運動と成形型部の動
きを正確に一致させるように精巧なものにしておかなけ
ればならず、その結果、装置がコスト高になってしま
う。 又、このような擺動部材を設けたのでは、擺動部材
をクランク運動させるための駆動装置を別途に付設しな
ければならない。その結果、装置が複雑化するととも
に、コスト高になってしまう。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、以上の実情
に鑑み提案されたものでその目的とするところは、低コ
ストで製作できるものであって、受容部内の練り物食品
を常時所定の略一定圧に保持でき、成形型部内に常時所
定の略一定圧の押圧力で容易に連続的に成形型部 内に詰
め込んで自動成形できる練り物食品成形装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、以下の特徴を
有する食品成形装置を提供することにより上記課題を解
決する。本考案の食品成形装置は、練り物等の食品を投
入する投入部1と、投入された食品Nを搬送する搬送手
段2と、搬送されてきた食品Nを受容する受容部3と、
成形型部4…4を有する成形部材5と、受容部3内の食
品Nを成形部材5の成形型部4…4内に順次詰め込む詰
込手段とを備える。受容部3は、先端側に開口31aを
備えるとともに、開口31aの後方側に投入部1からの
食品Nを受容するための受容口32を備える成形部材
5の成形型部4…4は、成形部材5の可動に伴い受容部
3の開口31aに順次接続されることにより受容部3内
の食品Nを順次受容できるようになされる。 詰込手段
は、受容部3内の食品Nを開口31a方向に押圧するた
めの押圧部材23と、この押圧部材23を付勢する伸縮
自在な弾性部材24とを備える。 押圧部材23は、受容
部3の内周形状と略同形な外周を有する押圧部23aを
備える。又、この押圧部23aは受容部3内における受
容口32の後方側に受容部3の後端側を塞ぐようにして
受容部3の内周に沿って摺動自在に配設されることによ
り受容部3内の食品N全体を受容口32の後方側から押
圧できるようになされる。 弾性部材24、24は、押圧
部材23の押圧部23aを常時、成形部材5の開口31
a方向に付勢し得るように配設されることにより、受容
部3内の食品Nが常時所定の略一定圧の押圧状態に保持
されるようになされたものである
【0008】
【作用】本考案においては、受容部3内に押圧部23a
を有する押圧部材23を備え、そして、この押圧部材2
3の押圧部23aを、弾性部材24によって常時、受容
口32の後方側から成形部材5の開口31a方向に付勢
するため、受容部3内の 食品Nを常時所定の略一定圧の
押圧状態に保持できる。これにより、受容部3の開口3
1aと成形部材5の成形型部4…4とが合致すれば、受
容部3内の食品Nを自然と成形型部4…4内に所定の一
定圧で押圧しつつ押し入れることができる。 又、受容部
3内の食品Nを常時所定の略一定圧の押圧状態に保持す
るに際し、押圧部材23と弾性部材24とによって行う
ため、装置に簡単に付設できるとともに、弾性部材24
の有する弾性力を利用するため、従来のように別途に駆
動装置を設けずに済ませることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を基に本考案の一実施例を具体的
に説明する。図1は、本考案の食品成形装置の一実施例
の要部断面説明図である。本考案の食品成形装置は、ホ
ッパー1と、ホッパー1内の食品を搬送する搬送手段
と、搬送されてきた食品を受容する受容部材3と、この
受容部材3の下端側に接続する成形部材5と、受容部材
3内の食品を成形部材5に送り込んで詰め込む詰込手段
とを備えてなる。
【0010】ホッパー1は、上面が開口されて投入口1
1が形成され、内部に食品Nを貯留できる投入部12が
備えられている。そして、下部には図示の左側に食品N
を送り出す送出口13が備えられ、食品Nは、この送出
口13から受容部材3へと送られる。
【0011】受容部材3は、その内部に受容部31を有
し、右側面には、受容口32を有している。この受容部
31は、搬送されてきた食品Nを適宜貯溜できる程度の
空間部に形成され、受容部31の後端側をなす上方及び
先端側をなす下方が開口されている。受容口32は、ホ
ッパー1の送出口13に接続され、投入部1から搬送さ
れてくる食品Nを受容部31内に送り入れる。又、この
受容部材3の上面には詰込手段取り付け部34を有する
とともに、下面には受容部31の開口31aが穿設さ
れ、その開口31aの周部に成形部材5と当接する成形
部材当接部33を有している。
【0012】搬送手段は、この実施例では軸2aと、こ
の軸2aの外周面に半径方向に突設される螺旋羽2bと
を有する二つのスクリューコンベア2,2からなり、図
2に示すように投入部12の下部に並列状に回転可能に
配設されている。詳しくは軸2aの後端側がホッパー1
の右側壁1aを貫通するようにして取り付けられ、その
ホッパー1外に貫通した部分にモーター等の回動手段
(図示せず)が接続されることによって回転可能となさ
れている。又、その回転方向は互いに対向する方向(図
2のX,Y方向)とされ、逆戻りしないようになされて
いる。一方、軸2aの先端側は、上記受容部材3の受容
口32まで臨まされ、投入部1内の食品Nを受容部31
内まで確実に搬送できるようになされている。
【0013】成形部材5は、成型ドラム51と、この成
型ドラム51内に配設されるカム部材52とを備えてい
る。成型ドラム51は、円筒状の物からなり、その外周
面が受容部材3の成形部材当接部33に密接するように
してモーター等(図示せず)によって等速回転可能に配
設されている。そして、外周面には周方向及び軸方向に
等間隔に形成された複数の成形型部4…4を有する。
【0014】これらの成形型部4…4各々は、図3に示
すように所定形状に形成された貫通孔41と、この貫通
孔41内を摺動する摺動部材42とからなる。貫通孔4
1は、受容部31内の食品Nの外周形状を最終成形する
もので、成型ドラム51の径方向に沿って穿設されてい
る。一方、摺動部材42は、貫通孔41を内方から塞ぎ
貫通孔41とで成形部材5の外周面に所定深さの凹部を
形成するとともに、所定形状に成形し終えた食品Nを押
し出すもので、先端側の押し出し部42aと、後端側の
案内部42bと、これらの間に配設されるストッパー片
42cとからなる。
【0015】押し出し部42aは、外周形状が貫通孔4
1の内周形状と略同一形状に形成されて貫通孔41の内
周に沿って摺動自在とされ、先端面が成形型部4の下面
をなすとともに、成形後の食品Nを押し出す際の押し出
し面42dをなす。案内部42bは、球状部材からな
り、この案内部42bがカム部材52の外周を摺動する
ことによって押し出し部42aを所定の範囲だけ摺動さ
せる。ストッパー片42cは、この摺動部材42を貫通
孔41から抜け落ちないようにするためのものであり、
押し出し部42aの押し出し面42dが成型ドラム51
の外周面と略面一になった時点で貫通孔41奥部の周部
に当接してそれ以上の押し出し部42aの突出を止め
る。尚、図3中の8は、後述する刃物を示す。
【0016】カム部材52は、成型ドラム51に固定さ
れ摺動部材42を案内して所定範囲だけ可動させるもの
で、左部の同軸部52aと、右部の偏芯軸部52bとか
らなる。同軸部52aは、成型ドラム51の軸芯Oを軸
芯とする半円弧状の外周を有し、偏芯軸部52bは、同
軸部52aの外周形状と同一の外周形状を備えている
が、その軸芯O1が成型ドラム51の軸芯Oより下方位
置に配設されている。又、このカム部材52は、同軸部
52aの軸芯Oと偏芯軸部52bの軸芯O1とを結ぶ線
pが、上記受容部材3の受容部31の軸qに対し所定角
度Aだけ傾くように配設されている。これにより、成形
型部4…4が受容部31の下方位置にくる手前で成形型
部4…4における摺動部材42が同軸部52aから偏芯
軸部52bに移ることによって内方に沈んで凹部に形成
できるようになされている。
【0017】詰込手段は、受容部31内の食品Nを上端
側から成形部材方向(図示のZ方向)に付勢することに
よって成形部材5の成形型部4…4に詰め込むものであ
る。この実施例の詰込手段は、受容部材3の詰込手段取
り付け部34に取り付けられ上部にネジ部を有する筒状
体21と、この筒状体21のネジ部に螺合する調整ホル
ダー22と、付勢部材とを有する。そして、付勢部材は
筒状体21内に配設される押圧部材としてのピストン2
3と、このピストン23を成形部材方向に付勢する付勢
部材としてのコイルバネ24とから構成されている。
【0018】調整ホルダー22は、付勢部材の付勢力を
調整するもので、下面が開口され蓋体22aと側面22
bとからなる。そして、側面22bの内周面には筒状体
21のネジ部に螺合するネジ部を有し、筒状体21を上
方から覆うようにして取り付けられる。そして、調整ホ
ルダー22が筒状体21にネジ螺合することによって筒
状体21に対し上下位置調節可能とされている。
【0019】ピストン23は、下方側の押圧部23a
と、上方側の軸部23bとからなり、押圧部23aが筒
状体21の内周形状と同一の外周形状を有し、筒状体2
1内周に沿って上下移動可能に配設され、下方向(図示
のZ方向)に摺動することによって受容部31内の食品
N全体を下方側、即ち成形部材方向に押し出す。そし
て、軸部23bが調整ホルダー22に設けた軸部挿通孔
22aに挿通され、押圧部23aを上下方向に案内す
る。コイルバネ24は、内筒部にピストン23の軸部2
3bが通され、調整ホルダー22の蓋体22aとピスト
ン23の押圧部23aとの間に配設されてピストン23
を常時下方向に付勢する。
【0020】又、この実施例では成型ドラム51の下方
に鋼線6を成型ドラム51の軸方向に沿って配設し、押
し出し面42dにその粘性によって付着した成形後の食
品Nを残らず押し出し面42dから切り離しできるよう
にしている。こうすることにより、成形した食品Nを、
押し出し面に付着してしまうことを防止し、欠肉のない
完全な形状の製品を常に得ることができる。尚、図中の
7は、ネットコンベアを示しており、成形部材5によっ
て成形されて押し出された成形後の食品Nを下方で受け
て次工程に順次搬送する。
【0021】次に、この装置の作動について説明する。
先ず、図1に示す状態、即ち、成型ドラム51における
一つの成形型部4aが受容部材3の受容部31の下方を
通過した時点から説明する。ホッパー1に練り物の食品
Nを投入する。その投入に際してはホッパー1の投入口
11が成型ドラム51の側方位置に配設されているた
め、容易に投入することができる。
【0022】ホッパー1に投入された練り物食品Nは、
スクリューコンベア2,2によって受容部材3の受容部
31に順次搬送される。その際、受容部31の下方が成
型ドラム51の外周面に塞がれているため、受容部31
内に練り物食品Nが搬送されるに伴い受容部31内の練
り物食品Nによってピストン23がコイルバネ24の付
勢力に抗して押し上げられる。
【0023】その後、成型ドラム51が回動して次の成
形型部4bが受容部31の下方位置近くまでくると成形
型部4bの摺動部材42の案内部42bが左部の同軸部
52aから右部の偏芯軸部52bに移り、段差t分(同
軸部52aの軸芯Oと偏芯軸部52bの軸芯O1との
差)だけ成型ドラム51内方に沈む。従って、成形型部
4bが深さをその段差t分とする凹部を形成する。そし
て、受容部31の下方位置にきてその凹部と受容部31
の開口31aとが合致すると、ピストン23がコイルバ
ネ24の付勢力によって押し下げられ、受容部31内の
練り物食品Nが成形型部4bに詰め込まれる。これによ
り、コイルバネ24の付勢力の力で押圧・成形すること
ができる。尚、練り物食品Nを成形型部4b内で押圧・
成形する際の押圧力は調整ホルダー22を上下移動する
ことによって調整することができる。又、コイルバネ2
4を押圧力の強い、あるいは弱いものに適宜取り替える
ことによっても押圧力の調整を行うことができる。これ
により、必要以上に練ることなく、しかも内部に気泡の
発生を防止することができる。一方、ある程度押圧成形
の必要なものに適したものとなる。
【0024】次に、成型ドラム51が回動して成形型部
4bが受容部材3の成形部材当接部33にさしかかる
と、成形型部4b内に詰め込まれた練り物食品Nが成形
部材当接部33によって受容部31内の練り物食品Nと
分離され製品としての形状に形成される。
【0025】更に、成型ドラム51が回動するに伴い、
摺動部材42が偏芯軸部52bによって徐々に成型ドラ
ム51の径外方向に押し出される。その際、摺動部材4
2の押し出し面と練り物食品Nとは練り物食品Nの粘性
によって付着状態となっているため、練り物食品Nが下
方に落下するようなことはない。
【0026】そして、成形型部4bが成型ドラム51の
回転によって成型ドラム51の下方に配した鋼線6位置
までくるとストッパー片42cによって摺動部材42の
径外方向への押し出しが終了する。そして、鋼線6によ
って押し出し面に付着した練り物食品Nを切離し、下方
のネットコンベア7に落とし次工程に順次搬送する。以
上の工程が繰り返し行われることによって、自動的に練
り物食品Nを所定形状に成形することができる。
【0027】尚、本実施例では詰込手段のピストン23
を付勢する付勢手段としてコイルバネ24を使用してい
るが、これに限らず、例えばコイルバネに換え、流体圧
シリンダーを圧力調節可能に使用する等適宜変更できる
ものである。又、本実施例では搬送手段としてスクリュ
ーコンベア2を使用しているが、これに限らず、適宜変
更できるものである。更に、スクリューコンベア2を使
用する場合、その形状,数量等についても図示したもの
に限らず、適宜変更できるものである。
【0028】一方、本考案の装置は、受容部31内の食
品全体を上端側からピストン23によって一定圧で付勢
することにより成形型部4…4に詰め込むものであるた
め、練り物食品に限らず、例えば図3に示すように受容
部材3の下端に刃物8を取り付けておくことにより塊状
の肉等を成形型部4…4に押し込んだ後、成型ドラム5
1の回転に合わせて所定厚さ毎にカットすることがで
き、いわゆるナゲットをも成形することができる。
【0029】
【考案の効果】以上、実施例で述べたように本考案は、
受容部内の食品を常時所定の略一定圧の押圧状態に保持
でき、受容部の開口と成形部材の成形型部とが合致しさ
えすれば、受容部内の食品を自然と成形型部内に所定の
一定圧で押圧しつつ押し入れることができる。従って、
従来のように成形型部の動きを考慮することなく装置を
低コストで製作できる。 又、受容部内の食品を常時所定
の略一定圧の押圧状態に保持するに際し、押圧部材と弾
性部材とによって行うため、装置に簡単に付設できると
ともに、弾性部材の有する弾性力を利用するため、従来
のように別途に駆動装置を設けずに済ませることができ
る。従って、装置全体を簡素化でき、低コストで製作で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の食品成形装置の一実施例の要部断面説
明図である。
【図2】ホッパーの下部の断面図である。
【図3】成形型部の要部拡大断面図である。
【図4】従来例を示す要部断面説明図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 スクリューコンベア 3 受容部材 4 成形型部 5 成形部材 6 鋼線 21 筒状体 22 調整ホルダー 23 ピストン 24 コイルバネ 32 受容口 42 摺動部材 42d 押し出し面 51 成型ドラム 52 カム部材 N 食品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】練り物等の食品を投入する投入部(1)
    と、投入された食品(N)を搬送する搬送手段(2)
    と、搬送されてきた食品(N)を受容する受容部(3)
    と、成形型部(4)…(4)を有する成形部材(5)
    と、受容部(3)内の食品(N)を成形部材(5)の成
    形型部(4)…(4)内に順次詰め込む詰込手段とを備
    え、受容部(3)が、先端側に開口(31a)を備える
    とともに、開口(31a)の後方側に投入部(1)から
    の食品(N)を受容するための受容口(32)を備え、
    成形部材(5)の成形型部(4)…(4)が、成形部材
    (5)の可動に伴い受容部(3)の開口(31a)に順
    次接続されることにより受容部(3)内の食品(N)を
    順次受容できるようになされ、 詰込手段が、受容部
    (3)内の食品(N)を開口(31a)方向に押圧する
    ための押圧部材(23)と、この押圧部材(23)を付
    勢する伸縮自在な弾性部材(24)とを備え、 押圧部材
    (23)が、受容部(3)の内周形状と略同形な外周を
    有する押圧部(23a)を備え、この押圧部(23a)
    が受容部(3)内における受容口(32)の後方側に受
    容部(3)の後端側を塞ぐようにして受容部(3)内の
    内周に沿って摺動自在に配設されることにより受容部
    (3)内の食品(N)全体を受容口(32)の後方側か
    ら押圧できるようになされ、 弾性部材(24)(24)
    が、押圧部材(23)の押圧部(23a)を常時、成形
    部材(5)の開口(31a)方向に付勢し得るように配
    設されることにより、受容部(3)内の食品(N)が常
    時所定の略一定圧の押圧状態に保持されるようになされ
    たものであることを特徴とする食品成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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