JPH0777317B2 - 電子部品のリ−ド曲り検出装置 - Google Patents

電子部品のリ−ド曲り検出装置

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JPH0777317B2
JPH0777317B2 JP58224990A JP22499083A JPH0777317B2 JP H0777317 B2 JPH0777317 B2 JP H0777317B2 JP 58224990 A JP58224990 A JP 58224990A JP 22499083 A JP22499083 A JP 22499083A JP H0777317 B2 JPH0777317 B2 JP H0777317B2
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lead
sensor
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Inventor
昌弘 福山
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関西日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は部品本体に電気的に接続された複数のリードを
平行に導出した電子部品のリード曲り検出装置に関す
る。
背景技術 複数のリードを平行に導出した電子部品、例えば半導体
集積回路装置(IC装置)の一例を第1図に示す。このIC
装置は電子部品本体(図示せず)に一端が電気的に接続
された複数のリード1を部品本体の両側から平行に導出
し、部品本体及びリード1の一端部を樹脂にて被覆して
外装し、外装部2から露呈したリード1の中間部を略L
字状に折曲した所謂デユアルインライン(DIP)構造を
している。このICは基板(図示せず)に穿設した孔に挿
通されて直接的に、あるいはソケツトを介して実装され
るが、リード間隔が一定でないとうまく実装されず、実
装時にさらにリードを曲げてしまう虞れがあつた。
このリード曲りは、第2図及び第3図に示す形態があ
る。即ち、第2図形態は正常位置のリード1a,1a′(図
示点線で示す)に対しリード並び方向の面からリード遊
端がずれた状態であり、第3図形態はリード並び方向の
面内で正常な位置でのリード間隔Pに対し隣接するリー
ド間隔P1,Pが異なる状態を示す。この他リード曲りの形
態としては第2図及び第3図の状態を組合せたようなも
のもある。
ここで第2図状態のリード曲りは第4図に示すようにリ
ード並び方向にIC装置を移動させる移動路3の中間に正
常状態のリード1a,1a′の中間部乃至遊端を挿通する隙
間ゲージ4を配置し、正常なリードのIC装置のみ通過さ
せ、図示点線で示すように曲つたリード1b,1b′のある
場合には停止させ、IC装置が隙間ゲージ4を一定時間内
に通過しなかつたことを検出して隙間ゲージ4で停止さ
れたIC装置のリード曲りを検出し除去することができ
る。
これに対して第3図に示すリード曲りは移動路上で移動
中に検出し除去することが困難で、目視検査に頼らざる
を得ず、作業が煩雑で、改善が望まれていた。
発明の開示 本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、リード曲
りを高速で検出し得る装置を提供する。
本考案は、部品本体に電気的に接続された複数のリード
を平行に導出した電子部品のリードを移動方向と直交さ
せて支持し移動させる移動路と、移動路の定位置に配置
され電子部品の移動方向前端を検出する第1のセンサ
と、第1のセンサより前方に配置されリードの中間部乃
至遊端を検出する第2のセンサと、第1のセンサの出力
に基いて起動し移動するリードによつてオン・オフする
第2センサの出力に基いてリード曲りを判定する判定部
とを含むことを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態 以下に本発明の具体的実施例を第5図乃至第7図から説
明する。図において5は第1図に示す電子部品で、部品
本体6に一端が電気的接続された複数のリード1を部品
本体6を含む主要部分を被覆した外装部2から一定間隔
で平行に導出し、中間部で略L字状に折曲げている。7
は電子部品5を跨つた状態で支持し移動させる移動路
で、傾斜し電子部品5を自然降下させ短距離間では略等
速運動させる。この移動路7の定位置に電子部品5の移
動面7aに開口する第1のセンサ8を配置し、両側面7b,7
b′には、第1のセンサ8より前方、例えば電子部品6
の前端と、前端に最も近いリード1b前端までの距離P3と
略ぼ同じ距離P3′にリード1の中間部乃至遊端を検出す
る第2のセンサ9,9を配置している。従つて正常状態の
リードが第2センサ9a,9a′位置にくる以前に第1セン
サ8は外部から光が電子部品5によつて遮られる。10は
第1のセンサの出力に基いて起動し、移動するリードに
よつてオン・オフする第2センサの出力に基いてリード
曲りを判定する判定部を示す。この判定部10の一例を第
7図ブロツクダイアグラムから説明する。図において11
〜13は第1〜第3のワンシヨツト回路、14はフリツプフ
ロツプ回路、15,16は第1,第2のタイマ、17はクロツク
回路、18はカウンタ、19はカウンタ18のカウント数に対
応するデイジタル値をプリセツトするプリセツト回路、
20はカウンタ18のカウント値とプリセツト回路19でプリ
セツトされたデイジタルデータに±aを加えたデータと
を比較する比較回路で、カウンタ18の出力及びプリセツ
ト回路19のプリセツト値をaだけ加減算する第1・第2
の加算器21,22と、第1・第2の加算器21,22の出力をそ
れぞれ比較する第1・第2の比較器23,24と第1比較器2
3の過大検出出力bと第2比較器24の過小検出出力cの
論理積をとるAND回路25を含む。
第1のセンサ8出力は第1・第2のワンシヨツト回路1
1,12に入力され、第1のワンシヨツト回路11の出力はフ
リツプフロツプ回路14のセツト入力Sに、第2のセンサ
12出力は第2タイマ16を介してフリツプフロツプ回路14
のリセツト入力Rに接続されている。そしてフリツプフ
ロツプ回路14のQ出力は第1タイマ15を介しクロツク回
路17の起動入力に接続されて、この出力はカウンタ18の
カウント入力に接続されている。また第2センサ9の出
力は第3のワンシヨツト回路13を介しカウンタ18のリセ
ツト入力に接続されている。プリセツト回路19の出力は
第1・第2の加算器21,22に入力され、第1,第2比較器2
3,24の一方の入力にはカウンタ18の出力がそれぞれ接続
され、第1比較器23の他の入力には第1加算器21の出力
が、第2比較器24の他の入力には第2加算器22の出力が
それぞれ接続されている。そして第1比較器23の過大出
力b、第2比較器の過小出力cはAND回路25に入力さ
れ、AND回路25の出力にリード曲り検出出力を得てい
る。
以下、この動作を説明する。先ず正常なリードを有する
電子部品5を第5図に示すように移動路7上を降下させ
る。すると電子部品5が第1,第2センサ8,9を通過する
ことにより各センサ8,9は第8図に示すような出力を発
生する。即ち、電子部品5が第1センサ8への入射光を
遮つた時間t=0から先頭のリード1bが第1センサ8位
置を通り過ぎ第2センサ9位置に至るまでの時間t1は第
1・第2センサ8,9の間隔P3′と電子部品5の前端と先
頭のリード1bまでの距離P3とで決まり、続くリード1c,1
d……によるパルス列の時間間隔t2に対してt1>t2とな
る。短かい電子部品5の場合自然降下させるとリード間
パルス列の時間間隔t2,t2……は略ぼ一定とみなせる。
そして最後のリードが第2センサ9位置に来ると電子部
品5の後端も第1センサ8位置にあるため第1センサ8
の出力が下る。このような各センサ8,9の出力に対して
第1・第2のタイマ15,16の遅延時間τ1,τ2を調整し
てクロツク回路17に与えるパルス長さを第9図に示すよ
うに調整する。即ち第1センサ8の出力が立上つてから
時間τ1だけ遅れてタイマ15の出力を立ち上げ、これか
ら先頭のリード1bが第2センサ9位置に達し第1のパル
スを発生するまでの時間t1′をパルス間隔t2と等しくな
るように調整し、さらに最終のリードが第2センサ9位
置を通りすぎて時間t3後に立ち下がるように第2タイマ
16を調整する。遅延時間τ1は精度を要するが、遅延時
間τ2は精度を要しない。
またプリセツト回路はリード間隔即ちパルス間隔t2に対
応して設定される。さらに第1・第2加算器23,24によ
つてプリセツト値を補正することによつてリード曲りを
多小許容することができる。
このような設定がなされて、例えば第10図に示すような
リード曲りのある電子部品5′を移動路6上に供給し降
下させると、第1センサ8が電子部品5′の前端から遮
ぎられ、出力を発生する。これにより第1のワンシヨツ
ト回路11が単一パルスを発生してフリツプフロツプ回路
14のQ出力をハイレベルとする。この出力は第1のタイ
マ15により時間τ1遅れて立ち上り、クロツク回路17を
起動する。このクロツク回路17の出力はカウンタ18によ
つてカウントされるが、先頭のリード1bによつて発生し
第3のワンシヨツト回路13によつて発生したパルスの立
上りによりホールドされ、このパルスの立下りによつて
リセツトされる。カウンタ18の出力は第1・第2の比較
器23,24に入力され、プリセツトデータに対して±a加
算したデイジタルデータと比較される。この比較器23,2
4は第11図及び第1表に示すように2つの入力信号x,yの
大小によつて2つの出力信号X,Yが決まる。第1比較器2
3の出力bを第11図比較器の出力Yに、第2比較器24の
出力cを第11図比較器の出力Xに対応させると、カウン
ト値>(プリセツト値+a)では出力b=0、出力c=
1となり、カウント値=(プリセツト値+a)、カウン
ト値<(プリセツト値+a)かつカウント値>(プリセ
ツト値−a)、カウント値=(プリセツト値−a)では
共に出力b=1,出力c=1となり、カウント値<(プリ
セツト値−a)では出力b=1,出力c=0となる。従つ
てカウント値が(プリセツト値+a)より大きいか又は
(プリセツト値−a)より小さい場合には出力b,cのい
ずれか一方が0となる。従つてAND回路の出力が0であ
る場合にリード曲りが検出される。この出力はカウンタ
18のホールド期間に読み取られ、第3のワンシヨツト回
路13の出力の立下りによりカウンタ18がリセツトされ次
のカウントが可能となる。
このようにして第10図電子部品のリードが移動路7上で
第2センサ9位置を通過すると、第12図に示すようにリ
ード間隔に対応するパルス間隔が異なり、前方に曲つた
リード1cに対しその前後でカウンタ18のカウント値が異
なり正常なリード間隔に対応するパルス間隔t2に対しリ
ード1b,1c間でt2′<t2、リード1c,1d間でt2″>t2とな
り1本のリード曲りに対して2度リード曲りを検出でき
る。
また第13図に示すように全てのリードが平行な状態で曲
つている場合でも、第14図に示すように、第1タイマ出
力の立上りから先頭のリード1bを検出するまでの間の時
間t1″がリード間隔に対応するパルス間隔t2より短かく
なり、リード曲りを検出することができる。
なお第7図判定部20は第2センサ9の一方についてのみ
示したが、他の第2センサ9′に対しては第3のワンシ
ヨツト回路13、第1・第2の比較器23,24、AND回路25を
増設するだけでよい。またフリツプフロツプ14やカウン
タ18等を初期化するリセツト回路等は省略している。
尚、上記実施例は第2センサ9を第1センサ8の前方に
配置したが、第2センサ位置は第1センサの位置に限定
されることなく第1センサの側方乃至後方に配置しても
よく、これに対応して適宜検出方法を変え得る。
発明の効果 本発明は、電子部品の前端を検出し、これを基準にして
リード間隔を判別するようにしたからリード曲りのある
電子部品を確実に検出できる。
また移動路上で移動中に検出でき、従来目視に頼つてい
た検査を自動化でき、しかも高速検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子部品の一例を示す斜視図、第2図及び第3
図はリード曲りの形態を示す正面図及び側面図、第4図
は第2図に示すリード曲りを検出する装置の正断面図、
第5図は本発明によるリード曲り検出装置の一部断面側
面図、第6図は第5図A−A面図、第7図は判定部の一
例を示すブロツクダイアグラム、第8図,第9図,第12
図,第14図はリードの曲り状態に対応した各部動作波形
図、第10図,第13図はリード曲りの一例を示す側面図、
第11図は第7図比較器のブロツク図を示す。 1……リード、 5,5′……電子部品、 6……部品本体、 7……移動路、 8……第1のセンサ、 9,9′……第2のセンサ、 10……判定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品本体に電気的に接続された複数のリー
    ドを平行に導出した電子部品のリードを移動方向と直交
    させて支持し移動させる移動路と、移動路の定位置に配
    置され電子部品の移動方向前端を検出する第1のセンサ
    と、電子部品の移動によってリードの中間部乃至遊端の
    通過を検出する第2のセンサと、電子部品の移動を検出
    する第1のセンサの出力に基いて起動しかつ第1のセン
    サの検出出力とリードの通過によつてオン・オフする第
    2のセンサのオン・オフ出力の時間間隔から各リードの
    曲り状態を判定する判定部とを含むことを特徴とする電
    子部品のリード曲り検出装置。
JP58224990A 1983-11-28 1983-11-28 電子部品のリ−ド曲り検出装置 Expired - Lifetime JPH0777317B2 (ja)

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