JPH0776B2 - 手拭きタオル分配器 - Google Patents

手拭きタオル分配器

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JPH0776B2
JPH0776B2 JP4503805A JP50380592A JPH0776B2 JP H0776 B2 JPH0776 B2 JP H0776B2 JP 4503805 A JP4503805 A JP 4503805A JP 50380592 A JP50380592 A JP 50380592A JP H0776 B2 JPH0776 B2 JP H0776B2
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towel
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strip
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JPH05507231A (ja
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マッキ,カシア,アントニオ
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グループマン ダンテレ エコノミク エリ
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Publication of JPH0776B2 publication Critical patent/JPH0776B2/ja
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/24Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven
    • A47K10/28Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven dispensing a clean part and taking-up a soiled part, e.g. using rolls; with dispensers for soap or other detergents; with disinfecting or heating devices

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は手拭きタオル分配器において、清潔なタオル帯
片の所定の長さが必要に応じ、分配器ハウジングの第1
溝孔を通して引き出され、続いて使用後、ハウジングの
第2溝孔を通してハウジング内に再び“呑み込まれる”
ようになった分配器に係る。
手拭きタオル分配器には多くのものがある。ある種の分
配器、例えばフランス特許2 178 168、ドイツ特許1 130
128、米国特許2 202 930、2 939 754、3 826 548、4 5
73 750および4 718 588ならびに国際特許出願WO 87/034
63においては、清潔なタオルの帯片は、分配器のハウジ
ングの外部に露出しているタオル帯片の部分に、手によ
る牽引力を加えることによって該ハウジングから引き出
される。このような周知の分配器においては帯片は使用
後、電動機またはエネルギー蓄積システムを含む巻き取
り機構によって、ハウジング内に“呑み込まれ”、該巻
き取り機構は清潔なタオルの帯片に、手による牽引力を
加えた時の帯片の運動によって始動される。遅延機構に
よって画定された所定時間が経過した後、電動機または
エネルギー蓄積システムが付勢されて、使用済みタオル
の帯片を巻き取る。
他の周知の手拭きタオル分配器、例えばフランス特許2
169 295および米国特許3 797 902、3 951 485、3 971 6
07ならびに4 676 559においては、分配器のハウジング
からの清潔なタオル帯片の引き出し動作と、分配器に使
用済みタオル帯片を復帰させる動作とは、適当な逐次制
御システムによて制御される二つの電動機により、完全
に自動的に行われる。
前記資料に記載されているすべての周知の手拭きタオル
分配器においては、清潔なタオルのロールの装荷、特に
清潔なタオルの出発帯片を巻き取り軸に通し、かつこれ
を該軸に取り付ける段階は比較的複雑である。あらゆる
場合、前記出発帯片はこれを少なくとも狭いかつ/また
は長い、かつ/または曲がった、かつ/またはアクセス
の困難な通路に通す必要があり、何れにしろ全体的に柔
らかなタオルの出発帯片を前記通路に沿って通すことは
不便である。さらにすべての周知の分配器においては、
清潔なタオルのロールが使い切られていない使用期間中
に故障が生じれば、例えばタオルの詰まりまたは機械の
損傷により、清潔なタオルのロールおよび使用済みタオ
ルのロールの取り外しは、タオルをロールの一つまたは
他のロールから完全に引き出して仕舞うか、また可能な
場合には、常態では定位置に装荷され、かつ通常の仕業
においては移動したり、取り外したりするように設計さ
れていない少なくとも一つの部分、またはその組立体を
取り外さなければ不可能である。さらにまたタオル巻き
取り軸の一端が、回転駆動機構に連結されているような
場合には、駆動機構と軸の対応する端部との間に取り外
し自在の連結装置を設ける必要がある。終わりに使用済
みタオルのロールを取り出し得るようにするために連結
装置を解体し、かつ清潔なタオルの新しいロールの出発
帯片が軸に巻き取られ始めた後に、この連結装置を再び
組立てる必要があると言うことは、使用前における分配
器の準備作業をさらに複雑にする。
前記資料に記載されている周知の分配器の多くのものは
衛生上の問題を有している。この問題は特に使用者が手
によって、タオルの帯片に牽引力を加える時に生じる。
その理由は使用者が把持して引き下げんとするタオルの
部分が、自由に近接し得るようになっているために、す
でに汚染されているのではないかと言う疑念が持たれる
からである。タオルのループが分配器ハウジングの外側
に出ることに起因して生じる問題を解決するために、前
記ループがその使用の都度自動的に回収されるようにす
る試みはなされている。しかしながらこのように自動的
回収を行っても、分配器の下方に幾分引張された、ある
長さのタオルが残り、これは比較的目立ち、特に外部か
ら見えるために、何れは汚染される。さらに分配器の外
方下部は常に湿った不潔なタオルと接触する。なお場合
によっては回収が行われる場合、使用者がタオルに牽引
力を加えた時に、使用者の方に向いた清潔なタオルの部
分だけでなく、この清潔なタオルの後に、ある長さの使
用済みタオルが現れると言う事態が間々生じる。最後に
多くの周知の分配器においては、清潔なタオルのロール
は完全に使用済みタオルのロールから分離されていると
は限らず、これは主としてタオルの通る複雑な通路に起
因し、該通路は使用済みの、したがって不潔なタオルの
ロールが、清潔なタオルのロールの下に位置しているた
めに、衛生上危険であると考える者もある。
これら衛生上の問題は部分的には、米国特許4 676 559
に記載されている分配器によって解決される。その理由
はこの分配器のハウジングが、清潔なタオルのロール
と、使用済みタオルのロールとを隔離する間仕切りを有
し、かつハウジングを通る両方の溝孔が該ハウジングの
下方部分に、相互に比較的近接して設けられ、使用済み
タオルの帯片が巻き取られる度に、外部に露出された状
態に留まるタオル帯片の部分が、他の周知の分配器の場
合に比して比較的短くなるようにされているからであ
る。しかしながらこの米国特許4 676 559の分配器にお
いては、該分配器に清潔なタオルの新しいロールを装荷
する時に、出発帯片の取り付けが困難であり、かつ清潔
なタオルのロールが使用し切れない内に、故障が生じた
時に、この清潔なタオルのロールおよび使用済みタオル
のロールの取り外しが困難であり、使用済みタオルのロ
ールを取り外すためには、使用済みタオル巻き取り軸
と、その駆動軸との間の連結装置を解体し、かつ清潔な
タオルの新しいロールを取り付けた後に、該連結装置を
再び組立てねばならぬと言う問題が残る。
したがって本発明の目的は米国特許4 676 559の分配器
と同様な手拭きタオル分配器にして:頂壁、底壁および
4個の垂直壁で、その一つが垂直支持面に固定するよう
に設計されている垂直壁を有するハウジングと、該ハウ
ジングの内部容積を上方室と下方室とに分割する間仕切
りと、下方室内に配設される清潔なタオルのロールと、
上方室内に回転自在に装架された軸と、下方室内に配設
された1対の共働送りローラで、前記清潔なタオルのロ
ールから清潔なタオルの所定長さの帯片を繰り出し、か
つこれをハウジング内の第1溝孔を通して、該ハウジン
グの外側に送るようになった送りローラと、前記二つの
送りローラの一つに連結され、該ローラを出発信号に応
答して回転させる第1駆動装置と、前記軸と共働する第
2駆動装置で、前記タオルの帯片が使用された後に、ハ
ウジング内の第2溝孔を通して、該ハウジング内に前記
タオルの帯片を引き入れ、かつ出発信号から所定の時間
が経過した後に、該帯片が前記軸の周りに巻き取られる
ようにする駆動装置とを有し、前記ハウジングがその残
りの部分に取り外し自在に固定された、少なくとも一つ
の可動アクセス部分を有し、使用済みタオルのロールを
取り外し、かつ清潔なタオルの新しいロールの取り付け
を可能にするようになった手拭きタオル分配器を提供す
ることである。
特に本発明の目的は前記の型の手拭きタオル分配器にし
て、清潔なタオルのロールを使い切った後の、使用済み
タオルロールを取り外す動作、分配器に清潔なタオルの
新しいロールを装荷する動作、および清潔なタオルのロ
ールを完全に使い切る前に故障が生じた時に、タオルの
両方のロールを取り外す動作を、すべて著しく簡単にか
つ敏速に行い得る手拭きタオル分配器を提供することで
ある。
この目的のために、本発明の分配器はハウジングの4個
の垂直壁の第1のものが相互に隔置された下方部分およ
び上方部分を有し、第1の溝孔が前記第1垂直壁の下方
部分の頂縁と、ハウジングの外側に突出する間仕切りの
延長とによって画界され、一方第2溝孔が前記第1垂直
壁の上方部分の底縁と、間仕切りの前記延長とによって
画定され;前記可動アクセス部分が少なくとも部分的に
第1垂直壁の前記上方部分によって形成され;第2駆動
装置が間仕切りの上方に回転自在に装架された非−平滑
面を有する駆動ローラ、および前記駆動ローラに駆動的
に連結されたモータよりなり;前記軸が重い材料によっ
て形成され、前記駆動ローラの上方に配設され、かつそ
の両端が案内溝内に摺動および回転自在に装架され、該
溝がそれぞれ前記第1垂直壁に近接して、ハウジングの
第2および第3垂直壁内に形成され、かつ全体的に下向
きに、駆動ローラの端部の近くまで延び;さらに二つの
送りローラが第1溝孔内に位置し、かつハウジングの二
つの間仕切りによって支持され、該間仕切りの一つが他
の可動アクセス部分で、作動時に二つの送りローラが清
潔なタオルの帯片の反対面に対して押圧される第1位置
から、二つの送りローラが相互に広く隔置され、ハウジ
ングの下方室に近接し得るようにする第2位置に移動し
得るアクセス部分を形成するようになっている。
このような配置によれば、次ぎに述べる説明によってさ
らに明らかとなる如く、使用済みタオルのロールの取り
外し、および清潔なタオルの新しいロールの取り付け動
作は著しく簡単になり、かつ敏速となる。さらに下方室
内の清潔なタオルのロールが完全に使い切られず、かつ
使用済みタオルのある量が既に上方室内に巻き取られて
いる時に、故障または破損が生じた場合、および故障を
修理するために両方のローラの取り外しが必要となった
場合には、分配器の他の部分を分解したり、二つのロー
ルを完全にほどいたりすることを必要とせずに、ハウジ
ングに対するアクセスを可能にする二つの可動部分を開
くだけで、両方のロールを極めて簡単に取り出すことが
できる。
本発明の分配器のある特色自体は、本出願人の以前のヨ
ーロッパ特願0 330 553によって公知であることは真で
ある。この特願によって周知となった分配器において
は、ハウジングから発出し、かつ該ハウジングに復帰す
る時にタオルの帯片が通る二つの溝孔または通路は、そ
れぞれ本発明の分配器におけると同様に、ハウジングの
同じ垂直壁内に形成されている。しかしながら本発明の
分配器とは異なり、周知の分配器においては、清潔なタ
オルのロールは上方室内に配設され、分配器の衛生特性
を改善するようになっており、一方使用済みタオルのロ
ールは下方室内に位置し、かつ一端が駆動機構に連結さ
れた軸によって担持される。この様な周知の分配器は明
らかに同種の他の周知の分配器より、改良された衛生特
性を有しているが、実験によればヨーロッパ特願0 330
553の分配器が作動する時には、屡タオル帯片の出口通
路および入口通路の両方に、タオルの詰まりが起こる。
種々の理由により、タオル帯片に対する出口通路は比較
的狭くする必要があるが(タオル帯片の厚さの方向に測
って)、この狭くせねばならぬ理由に逆らうことなしに
は、これを大きく広げることはできない。このような狭
さと、タオル帯片が屡単一のロール内に、または一つの
ロールと他のロールとの間に、厚さの異なる縫い目を有
していることとに起因して、僅かに厚過ぎる縫い目が、
タオル帯片と出口通路の相対する壁との摩擦によって、
該通路を通るタオル帯片の自由運動を妨げ、それによっ
て詰まりを発生させることがある。このような詰まりは
なお使用者があまりにも長い時間に亙って、分配器のON
ボタン(ヨーロッパ特願0 330 553の第1図のボタン4
1)を押圧している場合にも起こる。入口通路内の詰ま
りは主として、作動中に分配器の外部に垂下するタオル
ループの二つの部分が、相互に近過ぎる場合に起こる。
したがって使用者が手を拭く時には、ループの両片を同
時に把持する傾向があり、これら両片は相互にもみくち
ゃにされ、かつ水分の存在によって相互に固着し、それ
によって巻き取り軸が回転する時に、タオル帯片が入口
通路を適当に通り得ないようにする傾向が生じる。最後
に、巻き取り軸はその一端において駆動機構に連結され
ているから、取り外し自在の連結装置を設ける必要があ
り、かつ使用済みタオルのロールを分配器のハウジング
から取り外す動作は、該軸が分配器ハウジングの内部
に、単に回転自在に装架されている場合に比して、より
複雑となる。ヨーロッパ特願0 330 553の分配器に関連
するこれらすべての問題は、本発明によって解決され
る。その理由は清潔なタオルローラおよび使用済みタオ
ルのロールがそれぞれ、ハウジングの下方室および上方
室内に配設され、しかも本発明の装置が前述したような
他の特色の組合わせをも有しているからである。
本発明の他の特色および利点は、添付図面によって次ぎ
に述べる説明によりさらに明らかとなる: 第1図は本発明の手拭きタオル分配器の透視図; 第2図は第1図の線II-II上で見た垂直断面図; 第3図は分配器の他の垂直断面図で、清潔なタオルのロ
ールを分配器内に装荷するために、そのカバーを開いた
もの; 第4図は第2図の線IV-IV上で見た、一部切除した断面
図で,分配器のある部分を取り外したもの; 第5図は一部切欠せる拡大図で、タオル送りロールを回
転させる駆動機構および使用済みタオルの帯片を巻き取
る駆動ローラを示す; 第6図は第5図の線VI-VI上で見た断面図; 第7図は使用済みタオルの帯片を巻き取る軸の端面図。
図示の手拭きタオル分配器はハウジング1よりなり、該
ハウジングは頂壁2、底壁3と4個の実質的に垂直な壁
4、5、6および7よりなっている。壁7がハウジング
1の後壁であり、壁または他の支持面8(第2図)に対
して固定されるように設計された図示の実施例において
は、壁4はハウジング1の前壁であり、一方壁5および
6はその側壁である。しかしながら本発明の他の実施例
においては、壁5または6は壁または他の支持面に固定
するように設計され、この時壁4および7は前記支持面
に対して直角に延びる。
ハウジング1の内方を、ほぼその半分に亙って水平に延
びる間仕切り9は、該ハウジングの内方容積を、上方室
11と下方室12とに分割する。間仕切り9は、ハウジング
の壁7に近接して位置する、軸線の水平な丁番形成装置
13によってハウジングに連結され、間仕切り9の後縁が
前記壁7にできるだけ近接するようにされている。間仕
切り9の形は例えば、二つの横フランジ9aを有する盆の
形となすことができる。丁番形成装置13は例えば、二つ
のボルトによって形成し、該ボルトが間仕切り9の対応
するフランジ9a内に形成された孔を通って自由に延びる
平滑な部分と、二つの各板5aおよび6a内に設けられたタ
ップ孔にねじ込まれた、対応するねじ部分とを有するよ
うになすことができる。したがって間仕切り9はハウジ
ング1に対して蝶着され、かつ必要に応じ2本のボルト
13を緩めることにより、随時ハウジングから取り外すこ
とができる。二つの板5aおよび6aはそれぞれ側壁5およ
び6の部分を形成し、かつこれらは後壁7と一体的に形
成され、これと共に負荷担持構造を構成している。第1
図および4図に示された部材5bおよび6bは、それぞれ板
5aおよび6aに固定された建物部材である。
前壁4は下方部分4aおよび上方部分4bを有している。第
1溝孔14は前壁4の下方部分4aの頂縁4cと、前壁4の下
方部分4aを越えてハウジング1の外方に突出する間仕切
り9の延長部分9bとの間に形成されている。第2溝孔15
は前記延長部分9bと、前壁4の上方部分4bの底縁4dとの
間に形成されている。
前壁4の上方部分4bと、ハウジングの頂壁2とはなるべ
くは一体部材として形成され、共に可動アクセス部分16
を構成し、該アクセス部分は着脱自在にハウジング1に
固定されている。図示の実施例においては、可動アクセ
ス部分16はカバーを形成し、該カバーは丁番形成装置18
を介して、ハウジングの負荷担持構造5a、6a、7に蝶着
され、この丁番形成装置は前述の丁番形成装置13と同様
なものとなすことができる。抑止装置の脚17はカバー16
の内側の軸19により、該カバーに枢着されている。前記
脚17はねじりばね21により、ハウジングの後壁7の方に
弾発される。カバー16が第3図に示される如く、その開
放位置に動かされれば、抑止装置の脚17が、後壁7の内
部において該後壁と一体に形成された突起22と共働し、
カバー16をその開放位置に保持するようになっている。
カバー16は、脚17を前方に引き、突起から外し、かつカ
バーが丁番18の周りを時計方向に枢動するようになすこ
とにより、再びこの位置から簡単に閉じることができ
る。カバー16は前壁4の上方部分4bによって担持された
錠23により、第2図に示される如きその閉鎖位置に錠止
めすることができる。錠23は有資格者によりキー24によ
って操作され、該キーはハウジング1の前壁4内に設け
られたキー孔25と係合せしめられる。キー24を回転すれ
ば、二つのラッチ26が反対方向に移動し、かつキーの差
し込み方向により、ラッチはそれぞれ板5aおよび6a内に
設けられた二つの溝孔27と係合し、またはこれから外れ
る。
清潔なタオルのロール28は下方室12内に配設され、かつ
ハウジング1の底部(底壁3)に触座している。ロール
28から出た清潔なタオルの帯片29は、最初送りローラ31
および32の間を通り、下方ローラ32の周囲の実質的な部
分と接触する。ローラ32の直径はローラ31の直径より大
であり、かつその外面は平滑ではなく、例えばその表面
は金剛砂の層によって粗面化されている。ローラ32はそ
の全長に亙って連続し、または第4図に示される如く六
角形断面を有する軸33によって担持された(第5図)、
一連の車輪32aによって形成することができ、該軸はそ
の端部において軸受34(第4図には一つの軸受け34だけ
が示されている)によって支持されている。二つの軸受
34自体は横部材35(第3図)によって支持され、該横部
材は作動時には前壁4の下方部分4aの頂縁を形成し、か
つハウジング1の負荷担持構造の二つの板5aおよび6aに
堅く固定され、またはこれらと一体に形成されている。
ローラ32自体は二つの車輪32aの間において、前記横部
材35から垂直に突出した耳片36によって形成される中間
軸受によって支持される。軸33、したがってローラ32は
次ぎに詳述する態様で時計方向(第2図および3図で見
て)に回転せしめられる。
ローラ31(第2図および3図だけに示されている)は、
可撓性懸架装置によって間仕切り9の下に装着された加
圧ローラである。このローラ31はその全長に沿って連続
したものとなすことができ、またはローラ32のように、
軸37(第3図)によって担持された車輪の列となすこと
ができ、該軸自体はその両端において、二つの腕38によ
り支持される。各腕38は間仕切り9の下方において軸39
の周りに枢着され、かつばね41が各腕38に作用し、ロー
ラ31を間仕切り9から離すようになっている。したがっ
て作動時に間仕切り9が第2図に示されるた位置にきた
場合には、ローラ31はローラ32に対し可撓的に弾発さ
れ、タオルの帯片29をこれらローラの間に挟むようにな
る。
第2図に示される如く、間仕切り9の延長9bは下向きに
湾曲した部分を有し、該部分はローラ32の周囲から、あ
る距離をおいて実質的に垂直に延び、延長9bの前記部分
とローラ32の周囲との間に形成された溝孔14が比較的広
くなり、すなわちロール28から出るタオルの帯片29の厚
さより広くなるようにされている。このようにすれば、
ローラ32が瞬間的に時計方向に回転した時に、送りロー
ラ31および32の対によってロール28から引き出されたタ
オルの帯片29が、広い溝孔14を通る時に妨害を受けるこ
となく、重力により自然にハウジング1から落下し、し
たがって第2図の鎖線42によって示される如くループを
形成する。
間仕切り9の延長9bはなるべく下方に向かって、ローラ
32のレベルより下方のレベルまで延びるようにされる。
このようにすれば、分配器が待機している時には何時で
も使用することができ、タオルの帯片29はローラ32と、
延長9bの底縁9cとの間で引張され、前記底縁9cとローラ
32との間を延びるタオルの帯片部分は実際的に見えない
ようになる。したがって汚染される惧れもなくなる。
延長9bの底縁9cの周りを通った後、タオルの帯片は前壁
4の上方部分4bの底縁4dと、間仕切り9の延長9bとの間
に形成された溝孔15を通ってハウジング1内に復帰す
る。第2図によって明らかな如く、前壁4の上方部分4b
には下方部分4eが続き、該下方部分は外方に偏倚し、か
つ間仕切り9の延長9bの下向き湾曲部分に重なってい
る。延長9bはその底縁9cの近くにおいて、なるべくは外
側に向かって僅かに湾曲するようにされる。外側に向か
って偏倚した前記部分4eの底縁4dはなるべくは間仕切り
の延長9bの底縁9cの垂直真上に位置するようにされる。
間仕切り9の延長9bの下方部分が垂直に、またはほぼ垂
直に配設されているために、延長9bの前記下方部分は分
離刃のような働きを有し、タオルが手拭きとして使用さ
れた後、前記の如き態様で溝孔15を通って、ハウジング
1内に自動的に“呑み込まれる”時に、タオルの帯片に
よって形成されるループ42の二つの部分42aおよび42bを
相互に分離するようになっている。手を拭く時に、使用
者が不測に両部分42aおよび42bを掴んだ場合には、もみ
くちゃにされた部分42aおよび42bが相互に固まり、使用
後固着状態に留まることがある。このような状態におい
て部分42aが溝孔15を通して引き込まれる時には、間仕
切り9の延長9bの下方部分が二つの部分42aおよび42bを
相互に分離するための刃として働き、それによってタオ
ルが溝孔15に詰まるのを阻止する。この分離作用はさら
に前述の如く、かつ第2図に示される如く、延長9bの下
方部分がその縁9cの区域において僅か外向きに湾曲して
いることにより助成される。
タオルの帯片は溝孔15を通ってハウジング1内に復帰し
た後、間仕切り9の延長9bの丸みの付された、または湾
曲した部分に従い、かつ前壁4の上方部分4bによって担
持された帯片引張装置43によって引張される。第2図お
よび3図に示される如く、帯片引張装置43は前壁4の上
方部分4bと一体的に形成された舌、またはリブだけによ
って構成することができ、かつハウジング内に斜めに突
出して、間仕切り9に近接する点に達している。第3図
に示される如く、単数または複数の補強リブ44が前記リ
ブ43と、前壁4の上方部分4bの外向き偏倚部分との間を
延びている。
タオルの帯片29は引張リブまたは舌片43の底縁43aを通
過した後、軸45の周囲に巻き取られ、使用済みタオルの
ロール46を形成する。軸45はその各端にジャーナル47を
有し、該ジャーナルは、それぞれ各板5aおよび6a内に形
成された二つの案内溝48の対応するものの中で、自由に
摺動しかつ回転するように装架されている。したがって
軸45は回転駆動機構に直接連結されていない。その代わ
りに使用済みタオルの帯片はそのロール46が、粗い周囲
面を有する駆動ローラ49と接触すると言う事実によっ
て、軸45の周りにロール46として巻き取られる。例えば
ローラ49の表面は金剛砂の層によって粗面化することが
できる。駆動ローラ49は送りローラ32と同様に、その全
長に沿って連続したものとなし、または第4図に示され
る如く、六角形断面を有する軸51(第5図)によって担
持された一連の車輪49aによって構成することができ
る。軸51の端部は軸受52によって支持され、該軸受は間
仕切り9に装着され、正確に言えばその横フランジ9aに
装着される。ローラ49はなお、なるべくは車輪49aの間
において、間仕切り9から垂直に延びる耳片によって形
成された中間軸受53によって支持される。軸51、したが
って駆動ローラ49は後述の如く、時計方向(第2図で見
て)に回転せしめられる。このような状態において、駆
動ローラ49が時計方向に駆動されれば、使用済みタオル
のロール46は粗面化されたこのローラ49との摩擦によっ
て反時計方向に回転せしめられる。
少なくともロール46ができ始める時に、軸45の周囲にお
ける、使用済みタオル帯片の適当な巻き取りを確実にす
るためには、軸45をなるべくは重い材料、例えば鋼また
はこれより重い材料によって形成し、かつその外表面が
なるべくは縦方向の筋目を有し、軸45を第7図に示され
る如く端面で見た時に、筋目の断面が三角形となるよう
にすることが望ましい。
第2図および3図に示される如く、間仕切り9の形は、
事実上その中央に、しかも後壁7に対するより、前壁4
に近い所に、駆動ローラ49を受け入れる樋状部分54を設
け、該ローラ4のほぼ上半分が間仕切り9の頂面の上方
に突出するようにする。二つの各案内溝48は間仕切り9
に近接して位置する底壁48aと(該間仕切りが第2図に
示された位置にある時)、開放頂端48bで、ハウジング
1の上方室11の内部に近づくためにカバー16を開いた時
に、該ハウジングの外側に開口する開放頂端とを有して
いる。各案内溝48はなるべくは相互に直角な二つの方向
に延びる、下方部分48cおよび上方部分48dを有するもの
とされる。第3図によってさらに明らかな如く、各溝48
の下方部分48cは斜め上方に向かって、ハウジング1の
後壁7の方に延び、一方上方部分48dは斜め上方に向か
って前壁4の方に延びている。各案内溝48の少なくとも
開放頂端48b、または第2図および3図に示される如
く、各案内溝48の全上方部分48dは上部外方に向かって
拡開し、使用済みタオルのロール46を分配器から除去し
た後、軸45を分配器内の定位置に戻す時に、そのジャー
ナル47の挿入を容易にするようになっている。
次ぎにローラ32および49を、いかにして回転せしめるか
について説明する。ローラ32および49は別個のモータに
よって駆動することができるが、これら両ローラ32およ
び49の値段および嵩の点を考えれば、同じモータで駆動
する方が有利である。しかしながら二つのローラ32およ
び49は同時に回転させる必要はないから、後述の如くモ
ータはローラ32を駆動している時には、ローラ49を駆動
しないように、かつその逆に、すなわちローラ49を駆動
している時にはローラ32が駆動されぬように留意せねば
ならぬ。
添付図面に示された特定実施例においては、単一のモー
タ、厳密には一つのモータと、歯車箱とよりなるユニッ
ト55が設けられている。モータおよび歯車箱ユニット55
のモータは例えば、可逆モータとなすことができる。こ
のユニット55はなるべくは間仕切り9に装着された、ま
たはこれと一体をなす垂直支持板56によって支持され、
かつこれに固定される。第5図によってさらに明らかな
如く、歯車58はモータおよび歯車箱ユニット55の駆動軸
57にキー止めされ、この歯車は遊動歯車59および歯車61
の両方と噛合している。遊動歯車59は軸62に回転自在に
装架され、該軸の一端は支持板56に固定されている。間
仕切り9が第2図に示された位置にある時は遊動歯車59
は、軸64によって担持された他の歯車63と噛合し、該軸
は軸33と軸線方向に整合しているが、この軸に対して回
転することができる。第1フリーホイール65(一方クラ
ッチ)は、歯車63と軸64との間において該歯車63のハブ
内に装架されている。フリーホイール65は、歯車63が時
計方向(第2図で見て)に回転する時だけ、前記歯車か
ら軸64に回転運動を伝達するように配設されている。軸
64はなるべくは軸33に直接連結せず、第5図および6図
に示される如く、第2フリーホイールまたは一方クラッ
チ66を介してこれに連結される。さらに正確に言えば軸
64は、軸33に連結されたフリーホイール66の内方ブッシ
ュ67内に回転自在に装架され、これと共に両方向に回転
し得るようにされている。軸64はさらにフリーホイール
66の中間ブッシュまたはケージ68に堅く連結され、一方
フリーホイールの外方ケーシング69は軸受34と同軸をな
し、かうハウジング1の負荷担持構造の一部分を形成す
る横部材35に装着されている。フリーホイール66は自動
錠止システムを形成し、このシステムは歯車63および軸
64から軸33、したがってローラ32に対する時計方向(第
2図で見て)の伝達を可能にするが、歯車63および軸64
が同じ方向に回転せしめられない時には、ローラ32が時
計方向に回転するのを阻止する。このような状態は、タ
オルの帯片がハウジングの外側にループを形成している
時に、使用者がループの垂れ42bに下向きの牽引力を加
えた場合に生じる。この時フリーホイール66によって形
成されている自動錠止システムは、使用者が清潔なタオ
ルのロール28からタオル帯片の追加量を手動的に引き出
し得ないようにする。このような状態においては、タオ
ルの帯片はローラ32を、摩擦によって時計方向(第2図
で見て)に回転させる。その理由は軸33がフリーホイー
ル66の内方ブッシュ67に直接連結され、その傾斜部71が
該フリーホイール66のボールまたはローラ72を、該フリ
ーホイールの外方ケーシング69の内面に対して外向きに
弾発し、それによって楔止を発生させて内方ブッシュ67
の回転を阻止し、したがって軸33およびローラ32の時計
方向回転を阻止するからである。
歯車61は軸73上に装架され、該軸は軸51と同軸的に整合
しているが、この軸に対して回転することができる。フ
リーホイール74は歯車61のハブ内において、該歯車と軸
73との間に配設されている。フリーホイール74は、歯車
61が時計方向に回転する時だけ、すなわちモータおよび
歯車箱ユニット55と、歯車58の駆動軸57とが反時計方向
に回転する時だけ、歯車61から軸73に回転運動を伝達す
るように配設されている。軸73は軸51に直接連結され
ず、なるべくは他の歯車75を介してこの軸に連結され、
該歯車はフリーホイール66と同様なものであるが、その
外方ケーシング76は間仕切り9に装着されている。フリ
ーホイール75は自動錠止システムを形成し、軸73が時計
方向に回転する時に、該軸から軸51に、したがってロー
ラ49に回転運動を伝達し得るが、前記軸73が時計方向に
駆動されず、または静止している時は、軸51およびロー
ラ49の反時計方向回転を阻止する。したがってフリーホ
イール75は、タオルのループ42がハウジング1の外部に
垂下している時に、使用者がタオルのループの垂れ42a
を手動的に引き下げることによて、使用済みタオル46が
引き出されるようになるのを阻止することができる。
本発明の分配器はなお逐次制御回路77を有し(第1図お
よび3図)、該回路は例えば側板5aおよび建物部材5bの
間に位置している。例えばマイクロプロセッサ電子回路
の形で実現し得る制御回路は、スイッチ装置または近接
検出器によって発生された出発信号に応答するように配
置され、該検出器は使用者によって作動され、例えば使
用者がその片手で、ハウジング1の前壁4の前方突出部
分の右端下方に触れた時に作動するフォトセル78によっ
て作動される。フォトセル78から出発信号が発生すれ
ば、分配器の作動サイクルが開始され、これは次ぎのよ
うに作動する。モータおよび歯車箱ユニット55が付勢さ
れて、その駆動軸57および歯車58が所定の時間に亙って
時計方向に回転し始め、すなわち所定回数だけ回転す
る。この第1周期において、時計方向における歯車58の
回転運動は、歯車59および63により、フリーホイール65
により、軸64およびフリーホイール66により軸33および
ローラ32に伝達され、したがって該ローラも時計方向に
回転する。歯車58の時計方向回転はなお歯車61を反時計
方向に回転させるが、この歯車61の反時計方向回転は軸
73または軸51には伝達されない。その理由はフリーホイ
ール74が反時計方向の回転運動を伝達しないように設計
されているからである。所定の時間が経過する時、また
はモータおよび歯車箱ユニット55が所定回数だけ回転す
る時に、ローラ32の時計方向回転によって、ロール28か
らハウジング1の外側に清潔なタオルの所定長さが送出
され、それによってループ42を形成する。続いてモータ
および歯車箱ユニット55は第2所定時間に亙って静止せ
しめられ、使用者がタオルのループ42によって手を拭き
得るようにする。この第2周期の終わりにおいて、モー
タおよび歯車箱ユニット55が再び付勢され、その駆動軸
57および歯車58を反時計方向に、第3所定時間に亙り回
転せしめ、またはモータおよび歯車箱ユニット55を所定
回転数だけ回転させるようにする。この第3周期におい
ては、歯車58の反時計方向回転運動は軸33またはローラ
32には伝達されない。その理由はフリーホイール65は、
歯車63が反時計方向に回転する時には、この歯車63の回
転を伝達しないように設計されているからである。これ
に反し、この第3周期においては、歯車58が歯車61を時
計方向に回転せしめ、この歯車61の回転はフリーホイー
ル74、軸73、フリーホイール75および軸51によってロー
ラ49に伝達され、したがってこのローラは時計方向に回
転する。ローラ49の時計方向回転は使用済みタオルのロ
ール46を反時計方向に回転させる。したがってタオルの
ループの垂れ42aは上向きに引かれ、かつハウジング1
の外部に垂下していたタオルのループ42は溝孔15を通し
てハウジング内に完全に呑み込まれ、タオルの帯片はロ
ール46上に巻き取られ、該ロールの直径は分配器の作動
サイクルと共に増加する。ロール46が駆動ローラ49によ
って回転せしめられる度に、軸45のジャーナル47は案内
溝48内において回転し、なおロール46の直径が増加する
時に、前記溝に沿って上向きに僅かづつ摺動する。モー
タおよび歯車箱ユニット55の前記作動順序を制御する制
御回路77は公知であるからその説明は省略する。例えば
このような回路の一つはヨーロッパ特願No.0 330 553に
記載されている。
清潔なタオルのロール28の全体が使用された時には、使
用済みタオルのロール46を取り外し、清潔なタオルの新
らしロールを、次ぎの如き態様で装入することができ
る。有資格者がキー24によって錠を開ければカバー16が
開き、第2図に示された位置から第3図に示された位置
に持ち上げられ、抑止装置の脚17および突起22によって
定位置に保持される。この時軸45のジャーナル47を、案
内溝48に沿ってその開放端48bの方に上向きに摺動させ
ることによって、使用済みタオルのロール46を分配器か
ら除去することができる。続いて間仕切り9を丁番13の
周りにおいて、第3図に示された位置に達するまで枢動
せしめることによって、上向きに傾斜させる。間仕切り
9を持ち上げ位置に一時的に保持するために、一つまた
二つの保持爪を設けることができる。単数または複数の
保持爪は例えば、板5aおよび6aの片方または両方を切り
抜いて形成した可撓性舌片79となすことができ、これら
舌片の自由端が対応する板5aまたは6aの内面から僅かに
突出するようにされる。したがって間仕切り9は、それ
ぞれ使用済みタオルのロール46および清潔なタオルのロ
ール28に対する二つの室11および12を画定する間仕切り
作用の他に、他の移動部を形成し、第3図に示される如
くカバー16が開放されて、その持ち上げ位置にある時
に、この移動部分が下方室12に対するアクセス装置とな
り、清潔なタオルの新しいロールを該室の中に載置し得
るようにする。清潔なタオルのロール28は下方室12内に
載置された後、その一部を繰り出し、かつタオルの帯片
29が駆動ローラ32の周りに通される。続いて間仕切り9
を第2図に示された位置に復帰せしめ、清潔なタオルの
帯片を手によって、既に使用済みのタオルのロール46が
除去されている軸45の周りに、少なくとも1回巻き付け
る。次ぎに軸45を、そのジャーナル47が二つの案内溝48
内に係合するように上方室11内に挿入し、かつ軸45を下
降せしめて、該軸の周りに巻かれたタオルの第1巻回を
駆動ローラ49の周囲面と接触させる。後はカバー16を閉
じ、錠23およびキー24によってこれを錠止すれば、分配
器は以後の使用に対して準備される。
なお分配器が作動している時、および清潔なタオルのロ
ール28が完全に使い切られていない時に故障が起きた場
合には、ロール28および46は、これらを完全に解きほぐ
したり、分配器の単数または複数の、常態では固定され
ている部分を分解したりすることなく分配器から取り出
し得ることは明らかである。これは前述の如くカバー16
を開き、ロール46を取り外し、次いで間仕切り9を第3
図に示される如き位置に持ち上げ、清潔なタオルの部分
的に使用されたロール28を取り出し得るようになすこと
によって行われる。したがって分配器保守責任者は、そ
の種々の機構に容易に接近することができる。この点に
関しては、押圧ローラ31、モータおよび歯車箱ユニット
55、歯車58、59および61、フリーホイール74および75並
びに駆動ローラ49はすべて間仕切り9によって支持さ
れ、かつこれと共に交換の容易な半組立体を構成してい
る。機械的または電気的故障が生じた時には、二つの丁
番形成ボルト13を外すことにより、使用状態においてこ
の故障した半組立体を、新しい半組立体と交換すること
ができる。このことによって分配器の保守は著しく簡単
となる。
特に第2図および第3図によって明らかな如く、ここに
示された分配器の実施例においては、ハウジング1の底
壁3および4個の垂直壁の下方部分4a、7a、5cおよび6c
は共にタンク81を形成し、該タンクの深さはまだ使用さ
れていない清潔なタオルのロールの直径と同じ程度の大
きさを有している。タンク81は板5aおよび6aの下方部分
の内面に設けられた溝82内に、引き出し状に摺動自在に
装架されている。第3図に示される如く、タンク81は矢
印Fの方向に摺動させることによってハウジング1から
分離することができ、横部材35はタンク81が反対方向に
摺動することによって抜け出るのを阻止する。このよう
な状態においては、ハウジング1を一旦支持壁8に装着
すれば、タンク81は引き出し得ないようになる。しかし
ながらハウジング1を支持壁に対して固定しなければ、
タンク81を引き出して上方室11内に載置し、それによっ
て分配器を嵩の小さな形で収納しかつ/または搬送する
ようになすことができる。
1例として前述した分配器の実施例は勿論制限的なもの
ではなく、熟練技術者は本発明の範囲を離れることな
く、容易に種々の変型を行うことができる。
したがって特にハウジング1の下方部分を、取り外し自
在のタンク81の形となす代わりに、ハウジングの板5aお
よび6aと、後壁7とは一体としてハウジング1の底部に
延びるようになすことができる。このような場合には前
壁4の下方部分4aおよび底壁3を一体的に下方カバーと
して形成し、該カバーは例えば前記カバー16と同様に、
前記後壁および底壁3の間の結合区域において後壁に枢
着することができる。このような場合には、間仕切り9
をハウジング1内の定位置に装架し(容易に取り外し得
るように)、かつ送りローラ32を支持する横部材35を前
壁4の下方部分4aの頂縁に堅く固定し、この時ハウジン
グの前壁4の下方部分および底壁3によって形成された
下方カバーを開くことによって、下方室12に近接し、清
潔なタオルのロールをその中に載置し得るようになる。
言うまでもなく、下方カバー(3、4a)をハウジングに
取り外し自在に連結するためには締着システムを設ける
必要がある。このような締着システムは錠23と同様な、
かつ部分4aによって担持された他の錠となすことができ
る。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手拭きタオル分配器にして、頂壁(2)、
    底壁(3)および4個の垂直壁(4-7)で、その一つが
    垂直支持面(8)に固定されるように設計された垂直壁
    を有するハウジング(1)と、ハウジングの内部容積を
    上方室(11)および下方室(12)に分割する間仕切り
    (9)と、下方室内に配設された清潔なタオルのロール
    (28)と、上方室内に回転するように装架された軸(4
    5)と、下方室内に配設された1対の共働送りローラ(3
    1、32)で、前記清潔なタオルのロールから清潔なタオ
    ルの所定長さの帯片(29)を繰り出し、かつこれをハウ
    ジング内の第1溝孔(14)を通して、ハウジングの外側
    に送るようになった送りローラと、二つの送りローラ
    (31、32)の一つに連結され、出発信号に応答して該ロ
    ーラを回転させる第1駆動装置(55、58、59、63、65、
    66)と、前記軸(45)と共働する第2駆動装置(49、5
    5、58、61、74、75)で、前記タオルの帯片が使用され
    た後に、ハウジング内の第2溝孔(15)を通して該タオ
    ル帯片を、ハウジング内に引き込み、かつ出発信号から
    所定の時間が経過した後に、このタオル帯片が前記軸
    (45)の周りに巻き取られるようにする第2駆動装置と
    を有し、ハウジング(1)が少なくとも一つの可動アク
    セス部分(16)を有し、該部分がハウジングの残余の部
    分に取り外し自在に固定され、使用済みタオルのロール
    (46)を除去し、かつ清潔なタオルの新しいロール(2
    8)を載置し得るようになっている分配器において、ハ
    ウジング(1)の4個の垂直壁の第1のものが相互に隔
    置された下方部分(4a)および上方部分(4b)を有し、
    第1溝孔(14)が前記第1垂直壁(4)の下方部分(4
    a)の頂縁(4c)と、ハウジング(1)の外側に突出す
    る間仕切り(9)の延長(9b)とによって画界され、一
    方第2溝孔(15)が前記第1垂直壁(4)の上方部分
    (4b)の底縁(14)と、間仕切り(9)の前記延長(9
    b)とによって画界され;前記可動アクセス部分(16)
    が少なくとも部分的に、第1垂直壁(4)の前記上方部
    分(4b)によって形成され;第2駆動装置が間仕切り
    (9)の上方に回転自在に装架された非−平滑面を有す
    る駆動ローラ(49)、および前記駆動ローラに駆動的に
    連結されたモータとよりなり;前記軸(45)が重い材料
    によって形成され、前記駆動ローラ(49)上に配設さ
    れ、かつその両端が案内溝(48)内に摺動および回転自
    在に装架され、該溝がそれぞれ前記第1垂直壁(4)に
    近接して、ハウジング(1)の第2および3垂直壁(5
    および6)内に形成され、かつ全体的に下向きに、駆動
    ローラ(49)の端部の近くまで延び;さらに二つの送り
    ローラ(31、32)が第1溝孔(14)内に位置し、かつハ
    ウジング(1)の二つの間仕切り(9、35)によって支
    持され、該間仕切りの一つ(9)が他の可動アクセス部
    分で、作動時に二つの送りローラ(31、32)が、清潔な
    タオルの帯片(29)の反対面に対して押圧される第1位
    置から、二つの送りローラ(31、32)が相互に広く隔置
    され、ハウジング(1)の下方室(12)に近接し得るよ
    うにする第2位置に移動し得るアクセス部分を形成する
    ようになっていることを特徴とする分配器。
  2. 【請求項2】二つの送りローラ(31、32)の一つ(32)
    が、前記他の可動アクセス部分を形成するように、ハウ
    ジング(1)に対して可動的に装架された間仕切り
    (9)によって支持され、一方他の送りローラ(32)が
    第1垂直壁(4)の下方部分(4a)の頂縁(4c)の真上
    において、ハウジング(1)内の定位置に装架されてい
    ることを特徴とする、請求項1記載の分配器。
  3. 【請求項3】間仕切り(9)がハウジング(1)の第4
    垂直壁(7)に近接して位置する、軸線の水平な丁番−
    形成装置(13)を介してハウジング(1)に連結されて
    いることを特徴とする、請求項2記載の分配器。
  4. 【請求項4】モータ(55)、駆動ローラ(49)および二
    つの送りローラ(31、32)の一つが間仕切り(9)によ
    って支持され、かつこれと共に移動自在組立体を形成し
    ていることを特徴とする、請求項1から3までの何れか
    一つに記載の分配器。
  5. 【請求項5】前記モータ(55)が二つの回転方向を有す
    るモータであり、かつ第1伝達装置(58、59、63、65、
    66)を介して前記他の送りローラ(32)に連結され、該
    伝達装置が、前記他の可動アクセス部分を形成する間仕
    切り(9)が前記第1位置にある時に相互に噛合する、
    少なくとも二つの歯車(59、63)よりなり、かつ第1フ
    リーホイール(64)はモータ(55)が第1方向に回転す
    る時だけ前記他の送りローラ(32)を駆動するようにな
    っており、前記モータが第2伝達装置(58、61、74、7
    5)を介して前記駆動ローラ(49)に駆動的に連結さ
    れ、該伝達装置が第2フリーホイール(74)を有し、モ
    ータ(55)が第1方向と反対の方向に回転する時だけ駆
    動ローラ(49)を駆動するようになっていることを特徴
    とする、請求項4記載の分配器。
  6. 【請求項6】間仕切り(9)の前記延長(9b)が下向き
    に湾曲した、または丸みの付された部分を有し、該部分
    が前記他の送りローラ(32)の周囲から、ある距離に亙
    って事実上垂直に延び、かつその底縁(9c)が前記他の
    送りローラ(32)のレベルより低いレベルに位置してい
    ることを特徴とする、請求項1から5までの何れか一つ
    に記載の分配器。
  7. 【請求項7】延長(9b)の底縁区域(9c)が僅か下向き
    に湾曲していることを特徴とする、請求項6記載の分配
    器。
  8. 【請求項8】第1垂直壁(4)の前記上方部分(4b)に
    下方部分(4e)が続き、該部分が外方に偏倚し、かつ間
    仕切り(9)の下向き湾曲部分(9b)の上方に位置し、
    前記外方偏倚部分の底縁(4d)が間仕切り(9)の延長
    の底縁(9c)の真上に位置し、かつこれと共働して前記
    第2溝孔を形成することを特徴とする、請求項7記載の
    分配器。
  9. 【請求項9】第1垂直壁(4)の前記上方部分(4b)
    が、帯片引張装置(43)を有し、該引張装置が手拭きタ
    オル帯片(29)の通路上において、間仕切り(9)の延
    長(9b)と、前記軸(45)上に巻き取られた使用済みタ
    オルのロール(49)との間の、手拭きタオルの帯片に作
    用するようになっていることを特徴とする、請求項1か
    ら8までの何れか一つに記載の分配器。
  10. 【請求項10】前記引張装置(43)が、第1垂直壁
    (4)の上方部分(4b)から斜め下方に向かって、ハウ
    ジング(1)内に突出する舌片またはリブによって形成
    され、かつ間仕切り(9)の近くまで延びていることを
    特徴とする、請求項9記載の分配器。
  11. 【請求項11】各案内溝(48)が間仕切り(9)の近く
    に位置する底端(48a)と、開放された頂端(48b)で、
    第1垂直壁(4)が移動して、ハウジング(1)の内部
    に近接し得るようになった時に、該ハウジングの外側に
    開口する頂端とを有することを特徴とする、請求項1か
    ら10までの何れか一つに記載の分配器。
  12. 【請求項12】各案内溝(48)が相互にある角度をなし
    て延びる下方部分(48c)および上方部分(48d)を有
    し、溝孔(48)の前記下方部分(48c)が斜め上方に向
    かって、ハウジング(1)の第4垂直部(7)の方に延
    び、これに反し溝の上方部分(48d)が斜め上方に向か
    ってハウジング(1)の第1垂直壁(4)の方に延びて
    いることを特徴とする、請求項11記載の分配器。
  13. 【請求項13】各案内溝(48)の開放頂端(48b)が拡
    開していることを特徴とする、請求項11まかは12の記載
    の分配器。
  14. 【請求項14】前記軸(45)は縦方向の筋を有している
    ことを特徴とする、請求項1から13までの何れか一つに
    記載の分配器。
  15. 【請求項15】第1垂直壁(4)の前記上方部分(4b)
    およびハウジング(1)の頂壁(2)が、一体としてカ
    バー(16)を形成し、該カバーがハウジング(1)の第
    4垂直壁(7)の頂部区域に位置する丁番形成装置(1
    8)によって該ハウジングに連結されていることを特徴
    とする、請求項1から14までの何れか一つに記載の分配
    器。
  16. 【請求項16】ハウジング(1)の底壁(3)および4
    個の垂直壁(4-7)の下方部分(4a、5c、6cおよび7a)
    が、共にタンク(81)を形成し、該タンクの深さがまだ
    使用されていない清潔なタオルのロール(28)の直径と
    同じ程度の大きさを有し、かつ該タンク(81)がハウジ
    ング(1)の残りの上方部分の下に、引き出し状に摺動
    自在に装架されていることを特徴とする、請求項1から
    15までの何れか一つに記載の分配器。
JP4503805A 1991-01-18 1992-01-17 手拭きタオル分配器 Expired - Lifetime JPH0776B2 (ja)

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