JPH047212B2 - - Google Patents

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JPH047212B2
JPH047212B2 JP59216029A JP21602984A JPH047212B2 JP H047212 B2 JPH047212 B2 JP H047212B2 JP 59216029 A JP59216029 A JP 59216029A JP 21602984 A JP21602984 A JP 21602984A JP H047212 B2 JPH047212 B2 JP H047212B2
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JP
Japan
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gear
roller
web
towel
plate
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Application number
JP59216029A
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English (en)
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JPS60137331A (ja
Inventor
Matsuchi Kashia Antonio
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STEINER CO INT SA
Original Assignee
STEINER CO INT SA
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Filing date
Publication date
Application filed by STEINER CO INT SA filed Critical STEINER CO INT SA
Publication of JPS60137331A publication Critical patent/JPS60137331A/ja
Publication of JPH047212B2 publication Critical patent/JPH047212B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/24Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven
    • A47K10/28Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven dispensing a clean part and taking-up a soiled part, e.g. using rolls; with dispensers for soap or other detergents; with disinfecting or heating devices

Landscapes

  • Public Health (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、タオルを使う目的で、供給ロールか
らの或る長さのウエブ材を外側で、漸進的に使用
できるようにし、同時に、それと同じ長さの汚れ
たタオルを取り戻して第2ロールに巻くようにし
たタオル送り出し装置に関し、その場合、両ロー
ルとも壁に取付けられた装置の中に収納されてい
る。
〈従来の技術〉 この種のデイスペンサーはよく知られていて、
トイレツトや公衆洗面所で、普通のタオル、即ち
布を供給するために広く使用され、同時に誰にも
衛生的なタオルを約束すると共にタオル材の盗難
や好ましくない使用法を防ぐという相反する要求
を満足させるものである。
本出願と同じ出願人による、ヨーロツパ特許出
願第59893号において、この種の装置を提供した
が、取り分け、エネルギーアキユムレーターが、
タオル材の回収毎に漸進的に負荷が加えられ、そ
れがタオル帯が終わる時、タオルの尾部端の巻き
取りを処理するようになつており、かくして、そ
の尾部端が装置から外にぶら下がることがないよ
うにする。更にこの装置は、送り出し装置を回収
装置に接続させる連動部と共に、この巻取りをコ
ントロールする感知装置も備えている。
米国特許第3893738号には、アキユムレーター
が使用時に、漸進的に負荷され、その保管された
エネルギーを使つて、引張りの都度、汚れたタオ
ルの一部を回収し、それが見えないように、それ
をデイスペンサーの下方壁に接着させるようにし
たものが開示されている。これと同一のアキユム
レーターも又、供給ロールが空になつた時、タオ
ルの尾部端を回収する。
〈発明が解決しようとする問題点〉 そこで本発明の目的は、操作をより確実にし、
構造を一層容易にするために、いくつかの有用な
改良を行なつた前述の型のタオル送り出し装置を
提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明によれば、前述の型の送り出し装置にお
いて、タオル尾部端の回収は、回収通路に備わつ
ているローラーの一方を更に回収させる(アキユ
ムレーターによつて駆動される)ことによつて行
なわれ、かくして汚れたタオルを不均等に巻き取
ることによつて欠陥操作の可能性をなくすように
なつている。さもないと、この装置が故障して動
かなくなる。
本発明のもう1つの特徴によれば、汚れたタオ
ルの尾部端の通過を探知し、その結果、アキユム
レーターを釈放するために、ロールの幅全体に沿
つて作用する改良型感知部材を提供する。
本発明の更にもう1つの特徴によれば、これら
の部材は、非逆転操作シーケンスに従つて材料を
送り出すためのレバー装置と協働する。
最後に、本発明のもう1つの特徴によれば、タ
オルが再び侵入する区域に、ロールを備え、一層
滑らかでより確実な作動のため送り出し部分に1
個のロールを備えている。
〈実施例〉 ここで、本発明を添付図面に示した好ましい実
施例に関連しながら説明する。
まず、第1図及び第2図はこの装置の主構成要
素を示している。この装置は、三部材で形成され
た、好ましくは成型プラスチツクで成る外側キヤ
ビネツト、即ちハウジングで成り、それはねじ8
等によりこの装置を壁1に固定するために孔9を
有する後板5と、その後板に蝶番結合してこのハ
ウジングを完成させる2個の屈曲部分、即ちカバ
ー6,7とで成る。特に、後板5は上方へ伸長
し、弧状部分4は、このハウジングの開口のため
に頂部弧状カバー6に蝶番26により接続する。
頂部カバー6は弧状及び平坦部分で成り、これは
下部カバー7と結合し、下部カバー7は順次、後
板に移動自在に接続する。夫々の部材及び部位で
もつて、分配されるべきタオル帯体の芯なし供給
ロール11を内蔵する下室、即ち下方空間と、汚
れタオルが回収され、巻取られて上部汚れタオル
ロール12を形成している。第1図において、こ
のロール12は、これら2個のロールがその最大
寸法で同時に共存しないので、便宜上点線で示さ
れている。
第1図に示す状態は、ロール11が実際上、最
大直径を有する最初の状態を示し、その時ハウジ
ングの前側から出て、そのハウジングの下方後方
部分へ再度入る、制限された長さのタオルのウエ
ブ部材40の一部だけが汚れタオルのもつと小さ
なロールを形成する。供給ロール11が消費され
る時、殆んど全てのウエブ材料は上部ロール12
を形成するように巻かれ、その故に下方空間は空
となる。これら2つの空間の間には、金属枠30
があつて、これはその機構の支持装置として、
又、後板5の補強部材として作用する。後板5は
2個の突出側壁(図示せず)を有し、その平行案
内18は各々歯車19を前方に備え、その歯が下
方カバー7の前側にある対応スロツト21に係合
する。キーロツク、又はその類似装置(図示せ
ず)でそれらの部品を一緒に係止する。下方カバ
ー7の端部27は案内18内を摺動し、更に、新
しい清潔ロールを導入するために、下方カバーを
傾けることによつてハウジングを開くように回転
自在である。本発明の一部を構成しないハウジン
グ構造体の他の詳細については、ここに引用した
ヨーロツパ特許出願第59893号に開示されている。
カバー7の前端は、そのカバーの幅より短い長
さだけお互いに間隔をおいて位置する2個のブラ
ケツト34を備え、それらの間には、小さなゴム
ローラー55が回転自在に装着され、それはウエ
ブ材を駆動ローラー50に押圧することによつて
ロール11からのウエブ材を適切に位置づけるよ
うになつている。第1図において、ロール11か
ら解かれるタオル40の通路が示されそれはゴム
で被覆したローラー55を通り、固定軸を有する
第1駆動ローラー50を通り、それから粗面を有
しかつ可動軸に装着されたピンチローラー70の
まわりをまわつて、頂部カバー6にある窪部によ
つて形成されるスロツトを通つてハウジングから
出る。ここから前方のハウジングの外側にあるウ
エブ材部分は、タオルとして使用される。この外
側で手の届く部分の長さは、その機械にタオルを
装填する時に選択され、使用者が引張る毎に引き
戻され(そして回収される)タオルの最大長さは
他の手段によつて調整されるが、これについては
もつと詳しく後述する。それからウエブは、案内
及び位置決め装置としてそれぞれ作用する2個の
ゴムで被覆したローラー57,58が備わつてい
る所の近くの後部スロツトを通つてハウジングへ
再び入る。一方のローラー57は金属枠30に装
着され、又、タオルの尾部端を回収するが、他方
のローラー58はローラー55と同じ方法でブラ
ケツト44により下方カバー7に取付けられる。
カバー7を第1図に示すように閉じて、タオル4
0がハウジング内に再び収納され、配置された
時、ローラー58は図示のように、タオル40を
把持するように、ローラー57に接近して位置す
る。タオル40はそれから芯45のまわりに巻か
れ、この芯は、使用中に形成されるロール46に
なじむようにスロツト48に沿つて移動する。そ
のロール46の直径は次第に大きくなる。ロール
46は、目の粗い表面を有し、枠30に回転自在
に取付けられたローラー60によつて巻き取ら
れ、そのローラー60は上部ローラー46の表面
と摩擦接触し、駆動ローラー50により回転駆動
される。スロツト48の端部には、2個のクレー
ドル支持体(各側に1個づつ)が備わつており、
芯45の端部は巻き終わりロール12を取出し易
くするために、前記支持体内へ落下する。
第2図は制御マルチプルレバーを除いた主機構
を有するこの装置の枠の平面図である。金属枠3
0は2枚の平行側板31,32を有し、それらの
間に、前述のローラー群が取付いている。これら
の2枚の側板は、鋲で側板に取付けられた波形鉄
板33により横方向に接続される。これらの側板
の外側には、更に駆動、制御機構(左側、即ち側
板31の外側)と、タオルの尾部端を回収する機
構(右側、即ち側板32の外側)が装着される。
前述のように、ゴムで被覆したローラー55
は、駆動ローラー50の下に、カバー7により支
持される。このロールは、タオルを構成する薄い
綿布のウエブと接触する目の粗い外面を有し、そ
の回転軸38は、側板31と32との間に装着さ
れる。それらの側板間には又複数の小型ローラ
ー、即ち部分63で形成されたローラー70が配
置され、それらの小型ローラー63は、同一軸3
7に回転自在に装着され、ウエブ40にかかる引
張り応力をうまく配分するために、お互いに離れ
て位置する。軸37は2個の舌片305,306
間に伸長し、それらの舌片はレバーの働きをし、
しかも軸38によつて側板31,32にピボツト
接続する。ローラー部分63はアルミニウムで作
られ、窪部67を形成するように小型カラー、即
ちスペーサー64を備え、その窪部には、屈曲板
181として形成されたセンサーの付属物、即ち
羽根184が適合するようになつており、そこか
ら羽根184を垂下し、羽根と次の羽根との間隔
は、窪部67と次の窪部との間の長さに等しい。
感知板、即ち従動部材181は側板31と32と
の間にピボツト状に装着される(第4図乃至第7
図の符号188の位置)。ローラー60は前記駆
動ローラー50と同じである。即ちウエブ材と接
触する目の粗い表面を有し、更に、機械的に、回
転自在にローラー50に接続する。これとは反対
に、芯45はプラスチツク挿入体99に好ましく
形成された案内スロツト48内で自由に回転し、
更に巻機のロールがその直径を増す時、それらの
スロツトに沿つて摺動する。第2図には、ローラ
ー57と58が示されている。ローラー57は、
好ましくはゴムで作つた複数個の小型ローラーで
成り、それらのローラーは軸59に装着され、そ
の軸59の中間部分は、ローラーとうまく結合す
るように非円形の横断面を有する。
最後に、レバーとして作用する2個の金属舌片
305,306は側板31,32の内側で、駆動
ローラー50と同一軸38上で揺動する。そのよ
うなレバーは同じスロツト318,319(第4
〜7図参照)を備え、その中で、ローラー70の
軸37の端部が摺動する。
第3図及び第8図を参照してタオルの駆動兼巻
取り機構について説明する。特に第8図は側板3
1の外側に装着された部分を示し、第3図は理解
し易いように部分的に横断面で示した側板31の
内側にある構成部材だけを示す。第8図に示す如
く、ローラー50の軸38は歯車110を支持
し、それにはカム、即ち爪120が固定される。
歯車110はそれより直径の大きい自由歯車10
5と噛み合い、その歯車105は側板31に回転
自在に装着され、枠体の外側へ向つてピニオン1
08を支持する。そのピニオン108はもう1つ
の歯車135と噛み合い、その内側にはピニオン
13が固定され、このピニオン130は、順次、
歯車105の周囲と噛み合う。歯車135とピニ
オン130の軸は、回収タオルを巻取るローラー
70の同一軸77である。更に、固定ピン129
と数個の孔145が、その歯車135の周囲に備
わつている。2本の突出ピン128を有する金属
製細長部材127は、ピン128を前記一対の孔
内に嵌合することによつて歯車135に装着さ
れ、それらの孔の一方は、固定ピン129に近い
方の孔であつて、そのためにピニオン128は、
ピン129と共に、歯車135の内面へ向つて突
出する。使用者が引張る毎にタオルの長さを使い
やすくするこの方法は、前記ヨーロツパ特許出願
第59893号に示したものと同じ方法で変化させる
ことができる。
マルチプルレバー200は側板31にピボツト
状に装着される。そのレバー200は、ローラー
50の下で側板31に切取られた矩形窓81に到
達する伸長型の、ある形をもつ腕206と、ロー
ラー50がそれ以上回転しないように止め用引掛
け120に接触するようになつた支柱部材212
とを有する。このマルチプルレバーは、更に揺動
腕、即ちレバー214を有し、これは本体200
に符号207の位置でピボツト状に装着され、歯
車135から突出するピン128,129と接触
するようになつた屈曲した輪郭端部209を有す
る。揺動腕214は、ばね126を介してマルチ
プルレバー200突起217に接続し、本体20
0に固定された腕213は、ばね216の弾性戻
りを制御するストツプ部材となる。
第3図の横断面は、側板31のすぐ後方にある
部材を示す。それらは軸38にピボツト状に装着
された2本の同様のレバー305,306を包含
し、この図面には一方のレバー305しか示され
ていない。このレバー305は弧状スロツト31
8を備え、その中をピンチ(遊び)ローラー70
の軸37が摺動する。このレバーの他端には、ス
トツプピン91があつて、このピン91は、側壁
31に切取られた窓81の辺縁部に当接するよう
に調整される。最後に、レバーの突起178はば
ね170を介して枠との接続部(173の位置)
となる。このばねの他端は符号174の位置で枠
に取付けられ、そのばねは側板31に切取られた
溝175内に内蔵される。レバー305は、側板
32に装着されたレバー306と同期的に移動す
るように設計されており、レバー306はレバー
305と同じ構造を有し、ここでは簡略化のため
に説明していないが、同じ戻し装置を有する。
符号188の位置で枠にピボツト状に装着され
た感知部材181はその重さのためにローラー7
0に当接し、特にタオルウエブが部分63の上に
位置する時、それは第3図に示すように傾斜す
る。
理解し易くするために、はじめにデイスペンサ
ーについて第3図乃至第8図を参照して説明し、
エネルギー蓄積装置と、側板32の外側に装着さ
れたタオルの尾部端部分を回収する機械とについ
ては後述する。
第4図乃至第7図は、構成部材の位置を概略的
に示す。これらの図面は前記機構の左からみた側
面図であつて、レバー305とマルチプルレバー
200との間の関係を理解し易くするために、側
板31は殆んど完全に切除して示されている。第
4図において、タオルウエブ40が仮にローラー
55,60,70間に導入されても、又、ハウジ
ングの外側の通路に沿つて移動した後、ローラー
57,58,45,60間へ導入されたとして
も、デイスペンサーは作動しない。レバー30
5,306の位置は、第3図にだけ簡単に図示し
たもどしばね170と、ピン91,92がそれぞ
れ窓81,82の外縁との当接との両方によつて
決定される。感知部材181の羽根184は、ウ
エブがあるために、それが間隙67へ侵入するの
が妨げられるので、ローラー70の表面上に位置
する。更に、レバー200の腕206は、ピン9
1のために第8図にも示すように、レバー200
の支柱部材212を止め用引掛け120から離し
て保持し、ばね216により片寄せられる揺動腕
214はストツプ213に当接する。
ウエブを位置決めし、この装置を閉じたのち、
デイスペンサーは第5図の形に到達するようにウ
エブ40を引張ることによつて使用準備ができ
る。レバー305(勿論、レバー306も)は或
る角度だけ回転することにより、羽根184を更
に下降させ、ウエブを介してローラー70に接触
させる。とにかくウエブがあるために、羽根が窪
部67へ侵入することがなく、その結果、レバー
305,306は最初の位置へは戻らず、更に時
計方向へ回転の可能性を保持する。レバーのこの
位置で、レバー305と協働するピン91は、対
応する窓81のほぼ中心部にある位置へ到達する
が、その程度の移動では、止め用引掛け120を
邪魔するために、レバー200の支柱部材212
を低下させることができない。そこでこの装置は
使用の準備ができる。
第6図は回転時のシステムの形態を示す。タオ
ルの使用者がウエブ40に引張り力を掛けると、
レバー305,306は右方へ向つて更に傾くの
で、ピン91,92は窓81,82の内縁に当接
し、そこでレバーの回転を止める。これらの状況
のもとで、腕206の下降を、延いては支柱部材
212が止め用引掛け120をさえぎるような位
置へ下降するのを妨げるものは存在しない。事
実、第6図に示すようにレバー腕206を下降
(もはや妨げられない)させるには、第1固定ピ
ン129を通過することである。ここからウエブ
の回収は、止め用引掛けの表面121が支柱21
2に当接するまで続き、かくして、回転が止ま
り、タオルの送り出しが止まる。歯車の直径の選
択によつて、ローラー50の回転がウエブの送り
出し長さに結びつく。更に、ピン128が歯車1
35の別の孔に入ることにより、送出され、回収
されるタオルの長さに変化を与える。事実、第8
図に示すように、部材127上のピン128の1
本だけが調整作用にあずかり、支持機能をもつ他
方の1本は、内周に装着される。
タオルはその止め用引掛け120によりそれ以
上引込むことはできず、使用者が引張るのを止め
る時、そのシステムは第5図の形へ戻り、再び腕
206をもち上げ、それによつて支柱部材を放出
する。そこでこのシステムはもう1つの送り出し
周期の準備ができたことになり、その時、送り出
される長さに等しいウエブの長さが取出され、ロ
ーラー60の関連する回転により、それが芯45
に巻かれる。
第7図には、ウエブの終わりの所のシステムの
形が示されている。ウエブ40の尾部辺縁がロー
ラー70を超えた時、羽根184はもはや布によ
つて保持されず、窪部67に侵入し、ピン91,
92が窓81,82の外縁と接触するまで、レバ
ー305,306を左方へ回転させる。事実、そ
れらのピンは第7図に示すように、そのような辺
縁部と当接することはなく、感知部材がこの時点
で、ばね170戻し力を超えて下降しているの
で、それらのピンは図示の位置に止められる。そ
のような位置で、側板32に装着されたアキユム
レーターを制御するレバー190は、第9図に関
連して後述するように開放される。そのアキユム
レーターに蓄積されたエネルギーが回転ローラー
57を駆動し、これによつてウエブ40の尾部辺
縁がハウジング内に完全に回収される。
第9図は、側板32の外側に装着されたアキユ
ムレーター150と制御レバー190とを概略的
に示す。レバー、即ち揺動部材190は符号19
2の所で側板32にピボツト状に装着され、レバ
ーの一端197は負荷が加わると、アキユムレー
ターの引掛け面、即ちカム198に当接するよう
になつている。そのレバーの他端195は、窓8
1と対称をなす窓82に対面し、その窓82の中
では、ピン91と対称をなすピン92が移動し、
そのピン92とレバー305と対称をなすレバー
306にて支持される。戻しばね193は端部1
97を引掛け面198と接触状態に保持し、矢印
Zで示す方向への回転を防ぐ。この機構は、事実
上、ロール46の巻き戻し中、矢印Zの方向とは
反対方向の回転のみを許す掛け止め歯車である。
何故なら、巻き取りローラー60の軸77がアキ
ユムレーターの軸と同軸だからである。アキユム
レーターは、前述のヨーロツパ特許出願に示され
たもののような、従来のものなので、これについ
ては詳述しない。側板32に装着された歯車16
0はアキユムレーター150の周囲にある歯15
5と噛み合う。その歯車160は順次、ローラー
57と共軸をなす歯車157に噛み合い、この歯
車157は、チヨークばねを有する一方向クラツ
チ装置によつて側板32から突出する。そのよう
なばねは、ウエブの普通の締付け中、ローラー6
0により駆動されるローラー57を自由に回転さ
せ、アキユムレーターが釈放されると、それは歯
車157を軸59に固定する。
タオルウエブ40がピンチロール70の上に位
置し、この装置が作動している(第5,6図)限
り、ピン92(及びそれに対応するピン91)
は、スロツト82,81の中心の或る位置から、
又、そのようなスロツトの内縁の当接位置から回
動する。これらの状態のもとで、もどしばね19
3は、端部分197を持ち上げた状態に保持する
ので、軸77の回転によりアキユムレーターに負
荷がかけられ、カム面198により、いかなる後
方への動きも遮断される。それによつて、そのア
キユムレーターは、エネルギーを貯える螺旋ばね
に次第に負荷を加えるので、ウエブが終わりに近
くなると、貯えられたエネルギーは巻き取り回転
を生じさせるに十分であつて、この装置から緩く
ぶら下がつたウエブを回収する。そのシステムが
第7図の形をしていて、ピン91,92が第9図
に示すように、その装置の前方部分へ導かれる
時、レバー端部分197が下降し、それによつて
アキユムレーターを釈放し、ここで、Z方向へ何
回も回転し、歯車157、延いてはローラー57
を駆動する。このローラー57は外側にあるタオ
ルの尾部部分を完全に回収する。汚れたタオルの
尾部部分は、形成されたロール12に巻かれない
で、その装置に回収される。この方法において、
この装置は間違つた巻きにより生じる欠陥のある
作動を防ぐ。何故なら、このシステムは、ロール
12に尾部部分を巻き付けることをせず、それを
このロールの下の自由空間内に支持するからであ
る。
これまで本発明を特定の実施例に関して説明し
てきたけれども、本発明はこの実施例に限定され
るものではなく、その範囲は、この技術に熟達し
た人々にとつて明らかな変形にまで及ぶものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つて装置の部分概略横断面
図であつて、タオルの通路を示す図、第2図は送
り出される長さのタオルを簡素化のために省略し
た状態でのこの装置の枠体と機械の平面図、第3
図は第2図の−線に沿つてとつた横断面図、
第4図乃至第7図は、種々の線に沿つて横断面に
した部分側面図であり、デイスペンサーの操作を
示す図、第8図は運動連鎖部とマルチプル制御レ
バーとを有する枠体の左から見た側面図であり、
第9図は枠体を右から見た側面図であつて、アキ
ユムレーターに接続した駆動機構を示す。 5…後板、6,7…カバー、30…金属枠、3
1,32…側板、37…軸、40…ウエブ、45
…巻取りロール、48…スロツト、50…主駆動
ローラー、57…上部ローラー、58…下部ロー
ラー、60…第3ローラー、63…複数の小ロー
ル、67…中間窪部、70…ピンチロール、8
0,81…窓、91,92…ストツプピン、10
0…駆動歯車、105…遊び歯車、108…ピニ
オン、110…歯車、128,129…ピン、1
30…歯車、135…大型歯車、150…アキユ
ムレーター装置、155…歯車、157…歯車、
160…単一方向性減速歯車、195…揺動部材
の端部、198…係止部(窪部)、200…マル
チプルレバー装置(主本体)、206…腕、21
2…支柱部材、214…レバー、300…止め装
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タオル使用のために、或る長さのウエブ材を
    漸進的に送り出し、固定ケースに内蔵された第1
    ロールから解くと共に、それと等しい長さのウエ
    ブ材を回収してそれを該固定ケースに内蔵された
    第2ロールに巻きとるようにしてなるタオル送り
    出し装置であつて、 ベースの後板5と2個の枢動自在な弧状のカバ
    ー6,7とで成るハウジングと、 ベース板に接続した2個の平行な板31,32
    で成る金属枠30を有し、 その両平行板間には、 使用者が引張るウエブ40により摩擦回転さ
    れ、キー止めされる引掛け120を有する歯車を
    備えた主駆動ローラー50と; 前記枠に対して移動する軸のまわりで回転する
    ビンチロールと; 両端が前記両板にある2個の平行スロツト4
    8,48に沿つて移動するような巻取リロール4
    5にウエブ40を巻き、更に枠に装着されたエネ
    ルギーアキユムレーター150に接続してなる第
    3ローラー60が設けてあり、 更に、 前記主ローラー50を前記第3ローラー60に
    連結する駆動歯車装置100と、 主ローラー50の既定量の回転後、前記止め用
    引掛け120に係合するため前記枠板の一方31
    に枢着したマルチプルレバー装置と、 前記マルチプルレバー装置200と前記止め用
    引掛け120との係合を選択的に防ぐために両板
    にピボツト接続し、ウエブ40に引張りがかから
    ないときは作動しない止め用レバー装置300
    と、 前記板31,32にピボツト接続しており、こ
    の装置の閉鎖時、下方カバー7により支持される
    下方ロール58と摩擦接触する上部ローラー57
    を有するウエブの後部案内兼回収装置を有し、 前記上部ローラー57は、他方の板32から外
    方へ突出する歯車157を備え、その歯車157
    はアキユムレーター装置150と共軸をなす歯車
    155に、一方向減速歯車160により連結し、 更に、上部ローラー57を更に回転させ、ウエ
    ブの自由尾部端をハウジング内に回転させるため
    の他方の板32に装着されたアキユムレーターの
    保管されたエネルギーを釈放させるためウエブの
    端部を探知する感知装置181とで成る、或る長
    さのウエブ材を漸進的に送り出すタオル送り出し
    装置。 2 前記駆動歯車装置100は、ローラー50の
    歯車110と噛み合い、共軸ピニオン108を支
    持する遊び歯車105と、その歯車105と噛み
    合い、ピニオン108と噛み合う大歯車135と
    共軸をなすもう1個の歯車130とで成り、更
    に、使用者が引張る毎に許容される回転量をコン
    トロールし、それによつて送り出されるウエブの
    長さをコントロールするために大歯車から2本の
    ピン128,129が突出している特許請求の範
    囲第1項記載の装置。 3 止め装置300は一対の同一レバー305,
    306で成り、その各レバーは、駆動ローラー5
    0の軸38に枢着し、その一端には、ピンチロー
    ラー70の軸37の端部を内蔵する案内スロツト
    318,319を備え、他端部には、各板31,
    32に切欠された窓81,82の辺縁部に当接す
    るストツプピン91,92を備えており、更に、
    前記ウエブ40を使用者が引張る時、それらのレ
    バーを第1位置へもたらす弾性戻し装置170が
    備わつている事を特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の装置。 4 前記マルチプルレバー装置200は、 前記一方の板31に枢着され、窓81から突出
    するストツプピン91の1本に当接する腕206
    を有する主本体200と、 ロール50により支持された歯車110の止め
    用引掛け120を係止する支柱部材212と、大
    歯車135から突出するピン128,129と接
    触したために本体200に対して弾性的に回動す
    るレバー214とで成ることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の装置。 5 前記ピンチロール70は、複数の間隔をおい
    て位置する小さなロール63で形成され、これら
    のロールはお互いに離れて位置するので中間窪部
    67を形成する事と、前記感知装置180は、板
    31,32間に枢着された屈曲板181で成り、
    その屈曲板181は、送り出されるウエブがロー
    ラー50,70間にもはや存在しない時、ピンチ
    ローラー70を形成する前記小ローラー63間に
    適合するようになつた複数の平行な間隔をおいて
    位置する板184を支持する事と、前記アキユム
    レーター150をコントロールするために、揺動
    部材190が備わつていて、これは他方の板32
    に(192の位置で)枢着し、一端197が爪と
    して、アキユムレーターの複数の掛け止め部19
    8に係合するような位置へ、ばね193により弾
    性的に片寄せられる事と、揺動部材の他端195
    は、他方の板32に切取られた窓82に面し、そ
    れによつて、ウエブが用い終わつた時、レバー3
    06のピン92がアキユムレーターを開放するこ
    ととを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の装
    置。 6 下方カバー7の端部の位置で、2個のロール
    55,58がブラケツトに装着され、更にもう1
    個のロールが枠30に装着され、これらのロール
    55,58の位置は、カバー7の閉鎖時、前記ロ
    ールが、それぞれ上部回収ロール57の近くに、
    又、駆動ローラー50の近くに位置するようにな
    つており、前記ロール57の軸59は、他方の板
    32に装着された単一方向性歯車160に噛み合
    う歯車157を支持し、前記歯車160は順次、
    アキユムレーター装置150の周囲にある歯車1
    55と噛み合う事を特徴とする特許請求の範囲第
    5項記載の装置。
JP59216029A 1983-10-14 1984-10-15 タオル送り出し装置 Granted JPS60137331A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT23309A/83 1983-10-14
IT23309/83A IT1169575B (it) 1983-10-14 1983-10-14 Apparecchio per rendere accesibile all'esterno e recuperare una porzione di nastro usato per asciugamani e simili

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60137331A JPS60137331A (ja) 1985-07-20
JPH047212B2 true JPH047212B2 (ja) 1992-02-10

Family

ID=11205929

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JP59216029A Granted JPS60137331A (ja) 1983-10-14 1984-10-15 タオル送り出し装置

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EP (1) EP0138562B1 (ja)
JP (1) JPS60137331A (ja)
AT (1) ATE41297T1 (ja)
DE (1) DE3477129D1 (ja)
DK (1) DK491784A (ja)
ES (1) ES8600910A1 (ja)
FI (1) FI844025L (ja)
IT (1) IT1169575B (ja)
NO (1) NO844084L (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0138562B1 (en) 1989-03-15
DE3477129D1 (en) 1989-04-20
EP0138562A2 (en) 1985-04-24
JPS60137331A (ja) 1985-07-20
FI844025A0 (fi) 1984-10-12
FI844025L (fi) 1985-04-15
NO844084L (no) 1985-04-15
IT8323309A0 (it) 1983-10-14
ATE41297T1 (de) 1989-04-15
DK491784D0 (da) 1984-10-12
DK491784A (da) 1985-04-15
IT8323309A1 (it) 1985-04-14
IT1169575B (it) 1987-06-03
ES536742A0 (es) 1985-10-16
ES8600910A1 (es) 1985-10-16
EP0138562A3 (en) 1985-06-19

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