JPH077685U - ボール搬送装置 - Google Patents

ボール搬送装置

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JPH077685U
JPH077685U JP4324293U JP4324293U JPH077685U JP H077685 U JPH077685 U JP H077685U JP 4324293 U JP4324293 U JP 4324293U JP 4324293 U JP4324293 U JP 4324293U JP H077685 U JPH077685 U JP H077685U
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治 桑原
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株式会社タイトー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定したボールの搬送を可能とする。 【構成】 ボールガイド板13と搬送ベルト21を略平
行に配置し、互いに接近するようにスプリング22によ
り付勢しておき、その一端側に供給されたボールをボー
ルガイド板13と搬送ベール21との間に挟み、搬送ベ
ルト21を走行させることにより、その他端側まで搬送
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレーフィールド上でボールを転がして遊ぶゲーム機械などに使用 するボール搬送装置に関し、特に、ボールを低い位置から高い位置まで安定して 持ち上げるのに適したボール搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置は、ゲームの終了後に、プレーフィールド(例えば、ルー レットの遊技円板)から落下してくるボールを、ゲームの再開時に、そのプレー フィールドへ戻すために用いられている。 このボールは、エアーポンプからの圧搾空気によって送るブロア方式やコイル ばねや電磁ばねによって送るばね方式又は互いに逆方向に回転する2つのローラ の回転力によって送るローラ方式(特公平3−24876号)等によって、チュ ーブなどの送出通路を走行するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の装置では、ボールは、圧搾空気などによって、チュー ブ内に発射されるので、チューブ内での走行は不安定であり、内部に詰まったり することがあった。また、ボールがチューブに衝突して衝撃音を発生したり、ボ ールが傷付いたりするなどの不都合があった。 さらに、ブロア方式の場合には、装置全体が大きくなるとともに、コストアッ プの要因になっていた。 一方、いずれの方式であっても、チューブ内にボールを飛ばすようにしている ので、搬送距離に限度があり、また、搬送路の形状にも制約があった。
【0004】 本考案の目的は、前述の課題を解決し、簡単な構成により、安価でしかも安定 してボールの搬送ができるボール搬送装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によるボール搬送装置の第1の解決手段は、ボールが転がって移動する 案内面を有する案内手段と、前記案内手段の案内面に略平行にベルト面が設けら れた搬送ベルトを有する搬送手段と、前記案内手段又は前記搬送手段の双方又は 一方を前記案内面又は前記ベルト面と略垂直な方向に移動可能に支持し、互いに 接近する方向に付勢する付勢支持手段とを備え、前記搬送ベルトの一端側に供給 されたボールを前記案内面と前記ベルト面間に挟み、前記搬送ベルトの走行によ り、その他端側まで搬送することを特徴とする。
【0006】 第2の解決手段は、第1の解決手段のボール搬送装置において、前記搬送ベル トの一端側にボールを1個ずつ供給するボール供給手段を備えたことを特徴とす ることができる。
【0007】
【作用】
本考案によれば、ボールは、搬送途中に、常に案内手段と搬送手段とに挟まれ て走行するので、極めて安定した搬送が行える。
【0008】
【実施例】
以下、図面等を参照して、実施例につき、本考案を詳細に説明する。 図1〜図6は、本考案によるボール搬送装置の実施例を示す図であって、図1 は側面図、図2は正面図、図3はリフト機構を示す側面図、図4はエレベータ機 構を示す側面図、図5はエレベータ機構を示す正面図、図6はエレベータ機構を 示す平面図である。
【0009】 この実施例のボール搬送装置は、リフト機構I,エレベータ機構IIから構成さ れており、エレベータ機構IIは、ボールストッカ(不図示)からのボールBを1 個ずつリフト機構Iに送り込み、リフト機構Iは、エレベータ機構IIの上側に設 けられており、そのエレベータ機構IIから受け取ったボールBを上方に搬送して 、プレーフィールド(不図示)に送り出す。リフト機構I及びエレベータ機構II は、キャビネット板11の内側に配置されているので、プレーヤーからは発射口 11b以外が見ることはできない。
【0010】 まず、図1,図2,図3を参照して、リフト機構Iについて説明する。 キャビネット板11には、ブラケット12,12を介して、ボールガイド板1 3が取り付けられている。このボールガイド板13は、水平断面がコの字型をし た略鉛直方向に細長い板であり、このボールガイド板13の上方及び下方には左 右1対ずつ支持腕15,16が取り付けられている。これらの支持腕15,16 には、ほぼ水平方向に長孔15a,16aが形成されている。
【0011】 ベルト枠板17,18は、その長孔15a,16aの長手方向に移動可能に取 り付けられている。このベルト枠板17,18とボールガイド板13の間には、 上下の2か所にスプリング22,22が掛けられており、ベルト枠板17,18 は、ボールガイド板13と接近する方向に付勢されている。 また、このベルト枠板17,18には、下側及び上側にプーリ19、20が取 り付けられている。これらのプーリ19、20には、搬送ベルト21が掛けられ ている。下側のプーリ19は、モータ39によって駆動される駆動用のプーリで ある。上側のプーリ20は、軸間調節のための移動ができ、搬送ベルト21の弛 みを取ることができる。
【0012】 搬送ベルト21は、ウレタンゴム製などのタイミングベルト等を用いることが でき、ボールBの直径の約1/2程度の幅のものが好ましく使用される。 ボールガイド板13の搬送ベルト21に対向する面には、ボールBが滑るのを 防止するために、ゴム又はウレタンゴム製などの滑り止めシート23が貼付され ている。
【0013】 キャビネット板11の上方には、発射口11bが形成されており、リフト機構 Iにより持ち上げられたボールは、この発射口11bからプレーフィールドに送 り出される。この発射口11bの直前には、マイクロスイッチなどのボール通過 検知センサ25が設けられている。 また、キャビネット板11の下方には、開口11aが形成されており、この開 口11aを通って、ボールストッカ通路26上に並んだボールBが供給される。 このボールストッカ通路26からのボールBは、エレベータ機構IIによって、リ フト機構Iの入口に導かれる。
【0014】 次に、主に、図4〜図6を参照して、エレベータ機構IIについて説明する。 キャビネット板11の下方裏側には、枠板27が取り付けられている。枠板2 7には、デルリンなどの樹脂を用いた滑り軸受け28,29が設けられており、 この滑り軸受け28,29には、軸30が上下方向に移動可能に設けられている 。この軸30には、上端にボール受け31が取り付けられており、側方にコの字 型の従動板32が取り付けられている。
【0015】 この従動板32には、2枚のガイド板33,33が水平方向に所定の間隔を隔 てて配置されている。ガイド板33,33の間には、ローラ34が挿入されてい る。このローラ34は、回転円板35の偏心した位置に設けられている。この回 転円板35は、モータ37に、その回転を減速するギヤヘッド36を介して、取 り付けられている。 また、枠板27には、ボールBが所定の位置にあることを検出するホトインタ ラプタなどの位置検出用センサ38が設けられている。
【0016】 つぎに、この実施例のボール搬送装置の動作を説明する。 プレーフィールドから回収された所定数(例えば、5個)のボールBは、次の プレーに備えて、ボールストッカ通路26に集められる。このときに、ボールス トッカ通路26からプレーフィールドよりも上までボールBを運びあげるのが、 このボール搬送装置の役目である。 ボール発射時には、リフト機構Iのモータ39が駆動され、プーリ19を介し て搬送ベルト21が矢印P方向に動き出す。続いて、エレベータ機構IIのモータ 37が駆動され、回転円板35が半回転すると、従動板32が上昇し、ローラ3 4の上死点でボールBがゴムシート23と搬送ベルト21の間に挟まれる。回転 円板35がさらに半回転すると、ローラ34の下死点に至り、ボールストッカ通 路26上の次のボールBが受け皿31上に1個だけ載る。
【0017】 ゴムシート23と搬送ベルト21の間に挟まれたボールBは、搬送ベルト21 の走行により、ゴムシート23の間を転がりながら上昇する。このとき、搬送ベ ルト21は、スプリング22によって、ゴムシート23側に付勢されているので 、ボールBは落下することはないうえ、ゴムなどの軟らかい素材で挟まれるので ボールBが傷付くことはない。 ボールBは、上端まで運ばれると、ゲームのプログラムに従って、1個ずつ発 射口11bからプレーフィールド上に発射される。 ボール通過検知センサ25は、発射口11bを通過したか否かを検知し、エレ ベータ機構IIのモータ37に次のボールの上昇を指示する。
【0018】 以上説明した実施例に限定されず、種々の変形や変更が可能であって、それら も本考案に含まれる。 この実施例では、略垂直にボールを上昇させる例で説明したが、水平方向や斜 め方向の搬送であっても適用でき、その傾斜角度を自由に設定できる。 また、搬送ベルト21をボールガイド板13側に引っ張るようにしたが、ボー ルガイド板13を搬送ベルト21側に引っ張るようにしてもよい。 さらに、搬送ベルト21とボールガイド板13を湾曲させたり、その組を複数 設けるなどして、複雑な搬送路を構成することもできる。
【0019】
【考案の効果】
以上詳しく説明したように、本考案によれば、搬送途中にボールは常に案内手 段と搬送手段とに挟まれて走行するので、極めて安定した搬送が行え、異物が混 入してボール詰まりを起こすことなはい。 また、ベルトを長くすることにより、狭いスペースの中で、大きな搬送距離( ストローク)を得ることができる。 案内手段と搬送手段によって挟み込むので、ボールの表面を傷つけることはな い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるボール搬送装置の実施例を示す側
面図である。
【図2】本考案によるボール搬送装置の実施例を示す正
面図である。
【図3】実施例に係るボール搬送装置のリフト機構を示
す側面図である。
【図4】実施例に係るボール搬送装置のエレベータ機構
を示す側面図である。
【図5】実施例に係るボール搬送装置のエレベータ機構
を示す正面図である。
【図6】実施例に係るボール搬送装置のエレベータ機構
を示す平面図である。
【符号の説明】
11 キャビネット板 12 ブラケット 13 ボールガイド板 15,16 支持腕 17,18 ベルト枠板 19,20 プーリ 21 搬送ベルト 23 滑り止めシート 25 ボール通過検知センサ 26 ボールストッカ通路 27 枠板 28,29 滑り軸受け 30 軸 31 ボール受け 32 従動板 33 ガイド板 34 ローラ 35 回転円板 36 ギヤヘッド 37 モータ 38 位置検出用センサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールが転がって移動する案内面を有す
    る案内手段と、 前記案内手段の案内面に略平行にベルト面が設けられた
    搬送ベルトを有する搬送手段と、 前記案内手段又は前記搬送手段の双方又は一方を前記案
    内面又は前記ベルト面と略垂直な方向に移動可能に支持
    し、互いに接近する方向に付勢する付勢支持手段とを備
    え、 前記搬送ベルトの一端側に供給されたボールを前記案内
    面と前記ベルト面間に挟み、前記搬送ベルトの走行によ
    り、その他端側まで搬送することを特徴とするボール搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のボール搬送装置におい
    て、 前記搬送ベルトの一端側にボールを1個ずつ供給するボ
    ール供給手段を備えたことを特徴とするボール搬送装
    置。
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