JPH077661Y2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH077661Y2
JPH077661Y2 JP1988115717U JP11571788U JPH077661Y2 JP H077661 Y2 JPH077661 Y2 JP H077661Y2 JP 1988115717 U JP1988115717 U JP 1988115717U JP 11571788 U JP11571788 U JP 11571788U JP H077661 Y2 JPH077661 Y2 JP H077661Y2
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JP
Japan
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valve
movable valve
electromagnetic
movable
exciting coil
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JP1988115717U
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JPH0236675U (ja
Inventor
清次 小杉
洋一郎 岡田
Original Assignee
エスエムシー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電磁弁に関するものであり、特に詳しくは、粉
粒体の吹飛ばし選別機等に使用するのに好適な電磁弁に
関するものである。
[従来の技術] 本考案の考案者は、実開昭61-23579号公報において、粉
粒体の吹飛ばし選別機に好適な2ポート電磁弁を提案し
た。
この種の電磁弁は、高速度かつ高頻度での開閉が要求さ
れるために、可動弁の肉厚を薄くして質量を小さくする
必要がある。また、磁性材よりなる可動弁が電磁部に吸
着すると、残留磁気で可動弁の復帰速度が遅くなるとと
もに衝突によって破損の恐れがあるので、可動弁を電磁
部に衝突させないように案内することが必要である。
したがって、上記公知の電磁弁においては、磁気板に、
可動弁の案内と衝突を防止をする案内緩衝部材を設けて
いるが、この案内緩衝部材が可動弁の外周面を案内する
ために、構成が複雑で大形になるばかりでなく、案内部
の径が大きいために肉厚の薄い可動弁がガタついて傾斜
し易く、このため、案内及び緩衝機能を十分に発揮する
ことができない場合がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、小形で簡単な構成を
有し、しかも可動弁をガタつくことなく案内できるクッ
ションを有する電磁弁を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案の電磁弁は、複数のポ
ート、これらのポートを連通させる通路中の周設した複
数の通孔を口縁に弁座を形設した弁座体、及び磁性材よ
りなる平板状の可動弁を有する弁部と、励磁コイル、固
定鉄心及び上記励磁コイルを取囲む磁気枠を有する電磁
部とを備え、励磁コイルへの通電により電磁部が可動弁
を吸引して弁座を開放させる電磁弁において、上記固定
鉄心の弁部側に取付けた弾性材よりなる筒状のクッショ
ンが、可動弁の電磁部への衝突を防止するための受部
と、該受部の軸方向に延設した可動弁に復帰力を与える
ための複数の肩部と、これらの肩部から軸方向に延設し
た複数の案内凸部とを備え、上記可動弁が、該可動弁に
設けた複数の凹部と上記案内凸部との嵌合により上記肩
部に当接してクッションに装着されていることを特徴と
している。
[作用] 励磁コイルに非通電のときは、可動弁は流体圧によって
弁座を閉鎖している。
励磁コイルに通電すると、磁性材よりなる可動弁が電磁
部に吸引されて弁座を開放する。
この場合、可動弁は、凹部と案内凸部の嵌合、及び肩部
への当接によって放射方向の動きが制限されているため
に、ガタつくことがなく、電磁部の吸引力によって当接
している肩部を撓ませて弁座を開放する。弁座を開放し
た上記可動弁は、クッションの受部により軸方向の移動
が制限されて、電磁部との衝突が防止される。
励磁コイルへの通電を断つと、可動弁は、流体圧と肩部
の復元力とにより、迅速に元の位置に復帰する。
上記クッションは、受部を構成する筒部の端面に複数の
肩部と案内凸部とを設けたものであるから、小形でかつ
構成が簡単であり、しかも可動弁のガタつきを確実に防
止することができる。
[実施例] 図面は本考案の実施例を示し、この電磁弁は、適宜の手
段によって一体に組付けた弁部1と電磁部2、及び該弁
部と電磁部間をシールするシール部材3を備えている。
上記弁部1における弁本体4は、圧力流体の入力ポート
P、出力ポートAを有するリティナ5、及びポートPと
Aを連通させる通路に進退可能に装着させた弁座体6を
備え、該弁座体6は、リティナ5の弁本体4に対する進
退によって通路中の装着位置を調節することができる。
第2図に詳細を示す弁座体6は、電磁部側が開口する溝
6a,・・によって区画された周壁6b,・・と、該周壁内の
有底の凹部7を備え、周壁6b,・・の軸方向に設けた通
孔6c,・・の電磁部側口縁に、弁座8,・・を形設してい
る。
上記電磁部2は、ボビン10に巻回した励磁コイル11、該
コイル11の外周を取囲む磁気枠12、及び磁気枠12に螺着
させた固定鉄心13を備え、ボビン10の中心孔に気密に挿
入させた固定鉄心13の縮径部に、合成樹脂、合成ゴム等
の弾性材で形成した筒状のクッション14が装着されてい
る。
上記クッション14は、第3図に示すように、筒部一端の
受部14a、該受部14aの周方向に等間隔に形設した肩部14
b,・・、及び該肩部14b,・・に形設した案内凸部14c,・
・を備え、案内凸部14c,・・に磁性材よりなり薄肉で平
板状の可動弁15の凹部15a,・・が装着されている。そし
て、上記クッション14は、固定鉄心13の縮径部に装着し
たときに、受部14a,・・が固定鉄心13及び磁気枠12より
僅かに弁部1側に位置し、案内凸部14c,・・に装着され
た可動弁15は、一方の面が肩部14b,・・に、他方の面が
弁座8,・・に、それぞれ当接する。この場合、弁座体6
は弁本体4に、固定鉄心13は磁気枠12にそれぞれ進退可
能であるから、可動弁15を肩部14b,・・及び弁座8,・・
に当接させることは容易である。
次に、上記実施例の動作を述べる。
第1図は励磁コイル11に非通電の状態を示し、可動弁15
は流体圧により弁座体6に当接して各弁座8,・・を閉鎖
している。
励磁コイル11に通電すると、磁性材よりなる可動弁15が
電磁部2に吸引される。この場合、可動弁15は、凹部15
a,・・とクッション14の案内凸部14c,・・との嵌合、及
び肩部14b,・・との当接によって放射方向の動きが規制
されているので、ガタつくことなく吸引され、肩部14b,
・・を撓ませて受部14a,・・に当接し、受部14a,・・に
よって軸方向の移動が制限されて電磁部2への衝突が防
止される。
したがって、可動弁15をガタつかせることなくの案内し
かつ電磁部2との衝突を防止するクッション14を、小形
にすることができ、しかも、受部14aに肩部14b,・・と
案内凹部14c,・・と一体に形設するのみであるから、構
成が簡単で固定鉄心13への装着も容易である。
励磁コイル11への通電を解除すると、可動弁15は、肩部
14b,・・の復元力と可動弁15に作用する流体圧によって
各弁座8,・・を閉鎖する元の状態に迅速に復帰し、この
場合も可動弁15がガタつくことはない。
[考案の効果] 本考案の電磁弁は、固定鉄心の弁部側に取付けた弾性材
よりなる筒状のクッションが、案内凸部と肩部とによっ
て可動弁をガタつかせることなく案内するとともに、受
部によって電磁部への衝突が防止するので、可動弁の案
内緩衝機能を有するクッションを、小形で簡単な構成に
することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断正面図、第
2図は弁座体の斜視図、第3図はクッションの斜視図で
ある。 1……弁部、2……電磁部、6……弁座体、6a……通
孔、8……弁座、11……励磁コイル、12……磁気枠、13
……固定鉄心、14……クッション、14a……受部、14b…
…肩部、14c……案内凸部、15……可動弁、15a……凹
部、P,A……ポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポート、これらのポートを連通させ
    る通路中の周設した複数の通孔の口縁に弁座を形設した
    弁座体、及び磁性材よりなる平板状の可動弁を有する弁
    部と、励磁コイル、固定鉄心及び上記励磁コイルを取囲
    む磁気枠を有する電磁部とを備え、励磁コイルへの通電
    により電磁部が可動弁を吸引して弁座を開放させる電磁
    弁において、 上記固定鉄心の弁部側に取付けた弾性材よりなる筒状の
    クッションが、可動弁の電磁部への衝突を防止するため
    の受部と、該受部の軸方向に延設した可動弁に復帰力を
    与えるための複数の肩部と、これらの肩部から軸方向に
    延設した複数の案内凸部とを備え、 上記可動弁が、該可動弁に設けた複数の凹部と上記案内
    凸部との嵌合により上記肩部に当接してクッションに装
    着されている、 ことを特徴とする電磁弁。
JP1988115717U 1988-09-02 1988-09-02 電磁弁 Expired - Lifetime JPH077661Y2 (ja)

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JP1988115717U JPH077661Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02 電磁弁

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JP1988115717U JPH077661Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02 電磁弁

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JPH0236675U JPH0236675U (ja) 1990-03-09
JPH077661Y2 true JPH077661Y2 (ja) 1995-02-22

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JP5684088B2 (ja) * 2011-10-20 2015-03-11 藤倉ゴム工業株式会社 流量調整器
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