JPH0776523B2 - タービンノズル - Google Patents
タービンノズルInfo
- Publication number
- JPH0776523B2 JPH0776523B2 JP18484091A JP18484091A JPH0776523B2 JP H0776523 B2 JPH0776523 B2 JP H0776523B2 JP 18484091 A JP18484091 A JP 18484091A JP 18484091 A JP18484091 A JP 18484091A JP H0776523 B2 JPH0776523 B2 JP H0776523B2
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- JP
- Japan
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- nozzle
- peripheral wall
- wall portion
- blade
- holder
- Prior art date
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンノズルに係
り、特にガスタービンノズルのノズル翼の支持構造に関
する。
り、特にガスタービンノズルのノズル翼の支持構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】図10は一般的なタービンノズルの概略
構成を示している。内輪21と外輪22との間に多数の
ノズル翼23が配列され、それらノズル翼23の内端面
は内輪21の外周面に、またノズル翼23の外端面は外
輪22の内周面にそれぞれ溶接によって固着されてい
る。しかし、この従来のタービンノズルでは、近来の作
動ガスのタービン入り口温度の高温化要求に対して、ノ
ズル翼23の材質に問題があり、かつ、作動ガスによっ
てノズル翼23が高温化した場合にノズル翼23の接続
部に応力が集中するなどの問題があった。
構成を示している。内輪21と外輪22との間に多数の
ノズル翼23が配列され、それらノズル翼23の内端面
は内輪21の外周面に、またノズル翼23の外端面は外
輪22の内周面にそれぞれ溶接によって固着されてい
る。しかし、この従来のタービンノズルでは、近来の作
動ガスのタービン入り口温度の高温化要求に対して、ノ
ズル翼23の材質に問題があり、かつ、作動ガスによっ
てノズル翼23が高温化した場合にノズル翼23の接続
部に応力が集中するなどの問題があった。
【0003】これに対して出願人は、先にセラミック等
の耐熱材料を用いてノズル翼を形成し、かつ、このノズ
ル翼をばねによって弾力的に支持するタービンノズルを
提案した(特願平1−168473参照)。図11は、
出願人が先に提案したタービンノズルに用いるノズル翼
を示している。ノズル翼25は、曲面板状の翼部26
と、この翼部26の上下端から翼部26に対して垂直に
突出した内周壁部27と外周壁部28とによって構成さ
れている。ノズル翼25はセラミック等の耐熱材料によ
って一体に形成され、翼部26は作動ガスの推力を受
け、内周壁部27と外周壁部28は作動ガスの流路の内
側と外側の壁面を構成する。ガス流路の反対側の内周壁
部27と外周壁部28の壁面には、ノズル翼25を支持
する押さえ棒用の凹部29が設けられている。図12
は、上記のノズル翼25を用いたタービンノズルを示し
ている。ノズル翼25は遮熱材30を介してタービンノ
ズルの内筒31と外筒32の間に円環状に複数配置され
ている。各ノズル翼25の内周壁部27と外周壁部28
は、ばね33を介して内筒31と外筒32に取り付けら
れた押さえ棒34によって押圧支持されている。押さえ
棒34の先端は内周壁部27と外周壁部28の凹部29
と係合している。このタービンノズルによれば、ノズル
翼25の翼部26と内周壁部27と外周壁部28とによ
って形成されるガス流路を作動ガスが流過することによ
り、作動ガスは方向を変えて、さらに大きな流速を得て
タービンの動翼に高速で衝突する。ノズル翼25はその
反作用としてタービンノズルの円周接線方向に推力を受
けるが、凹部29に係合する押さえ棒34を介して内筒
31及び外筒32によって支えられる。ノズル翼25は
耐熱材料によって形成されているので、高温のガスに耐
えられる。また、ノズル翼25は押さえ棒34によって
弾力的に支持されているので、高温化してタービンノズ
ルの半径方向に熱膨脹した場合でも、押さえ棒34のば
ね33の作用によって、熱変形を吸収することができ、
熱応力によって破損することがない。
の耐熱材料を用いてノズル翼を形成し、かつ、このノズ
ル翼をばねによって弾力的に支持するタービンノズルを
提案した(特願平1−168473参照)。図11は、
出願人が先に提案したタービンノズルに用いるノズル翼
を示している。ノズル翼25は、曲面板状の翼部26
と、この翼部26の上下端から翼部26に対して垂直に
突出した内周壁部27と外周壁部28とによって構成さ
れている。ノズル翼25はセラミック等の耐熱材料によ
って一体に形成され、翼部26は作動ガスの推力を受
け、内周壁部27と外周壁部28は作動ガスの流路の内
側と外側の壁面を構成する。ガス流路の反対側の内周壁
部27と外周壁部28の壁面には、ノズル翼25を支持
する押さえ棒用の凹部29が設けられている。図12
は、上記のノズル翼25を用いたタービンノズルを示し
ている。ノズル翼25は遮熱材30を介してタービンノ
ズルの内筒31と外筒32の間に円環状に複数配置され
ている。各ノズル翼25の内周壁部27と外周壁部28
は、ばね33を介して内筒31と外筒32に取り付けら
れた押さえ棒34によって押圧支持されている。押さえ
棒34の先端は内周壁部27と外周壁部28の凹部29
と係合している。このタービンノズルによれば、ノズル
翼25の翼部26と内周壁部27と外周壁部28とによ
って形成されるガス流路を作動ガスが流過することによ
り、作動ガスは方向を変えて、さらに大きな流速を得て
タービンの動翼に高速で衝突する。ノズル翼25はその
反作用としてタービンノズルの円周接線方向に推力を受
けるが、凹部29に係合する押さえ棒34を介して内筒
31及び外筒32によって支えられる。ノズル翼25は
耐熱材料によって形成されているので、高温のガスに耐
えられる。また、ノズル翼25は押さえ棒34によって
弾力的に支持されているので、高温化してタービンノズ
ルの半径方向に熱膨脹した場合でも、押さえ棒34のば
ね33の作用によって、熱変形を吸収することができ、
熱応力によって破損することがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のノ
ズル翼の組立て構造体では、ノズル翼の高温ガスの流路
部の温度分布の不均衡による熱応力や、タービンノズル
の半径方向にかかる局所応力の低減については、解決す
ることができるが、作動ガスからの周方向の力をノズル
翼の凹部の一点で支える構造であるために、凹部におけ
る応力の集中は避け難いという点が未解決であった。ま
た、熱やガスの推力によって、内筒および外筒がタービ
ンノズルの軸方向或いは円周方向に相対的に変位した場
合に、ノズル翼が傾斜するが、傾斜することにより、ノ
ズル翼は遮熱材と線または点で接触し、接触点に応力が
集中するという点が依然問題として残っている。本発明
は上記の未解決点を解決し、ノズル翼と内筒と外筒に熱
伸び差等が生じてもノズル翼を支持する部材が常に面で
ノズル翼を接触支持するようにタービンノズルを構成
し、過大な応力集中によってノズル翼が破損するのを防
止したタービンノズルを提供することを目的とする。
ズル翼の組立て構造体では、ノズル翼の高温ガスの流路
部の温度分布の不均衡による熱応力や、タービンノズル
の半径方向にかかる局所応力の低減については、解決す
ることができるが、作動ガスからの周方向の力をノズル
翼の凹部の一点で支える構造であるために、凹部におけ
る応力の集中は避け難いという点が未解決であった。ま
た、熱やガスの推力によって、内筒および外筒がタービ
ンノズルの軸方向或いは円周方向に相対的に変位した場
合に、ノズル翼が傾斜するが、傾斜することにより、ノ
ズル翼は遮熱材と線または点で接触し、接触点に応力が
集中するという点が依然問題として残っている。本発明
は上記の未解決点を解決し、ノズル翼と内筒と外筒に熱
伸び差等が生じてもノズル翼を支持する部材が常に面で
ノズル翼を接触支持するようにタービンノズルを構成
し、過大な応力集中によってノズル翼が破損するのを防
止したタービンノズルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のタービンノズルは、翼部と内周壁部と外周壁
部とを有する耐熱材料からなるノズル翼を、内側ホルダ
ーと外側ホルダーとを介して内筒と外筒との間に円環状
に複数個配設したタービンノズルにおいて、前記内側ホ
ルダーの上端面および前記外側ホルダーの下端面に前記
ノズル翼の内周壁部および外周壁部にそれぞれ嵌合する
凹部を設けて内側受け座および外側受け座を形成し、前
記内側受け座および外側受け座に板ばねを介して遮熱材
を設けると共に、各受け座の内側側面に半円溝を設けて
これに遊嵌する半円棒を配置し、前記ノズル翼を前記遮
熱材の間に組み込み、ノズル翼の内周壁部と外周壁部と
が前記遮熱材によって押圧支持され、内周壁部および外
周壁部の端面が前記半円柱棒の平面部分に当接するよう
に構成したことを特徴とするものである。
に本発明のタービンノズルは、翼部と内周壁部と外周壁
部とを有する耐熱材料からなるノズル翼を、内側ホルダ
ーと外側ホルダーとを介して内筒と外筒との間に円環状
に複数個配設したタービンノズルにおいて、前記内側ホ
ルダーの上端面および前記外側ホルダーの下端面に前記
ノズル翼の内周壁部および外周壁部にそれぞれ嵌合する
凹部を設けて内側受け座および外側受け座を形成し、前
記内側受け座および外側受け座に板ばねを介して遮熱材
を設けると共に、各受け座の内側側面に半円溝を設けて
これに遊嵌する半円棒を配置し、前記ノズル翼を前記遮
熱材の間に組み込み、ノズル翼の内周壁部と外周壁部と
が前記遮熱材によって押圧支持され、内周壁部および外
周壁部の端面が前記半円柱棒の平面部分に当接するよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明のタービンノズルは、板ばねによって付
勢された遮熱材によってノズル翼の内周壁部と外周壁部
を弾性的に押圧支持し、かつ、ノズル翼の内周壁部と外
周壁部の端面を回転可能な半円棒の平面部分に当接させ
るように構成したので、内筒と外筒とノズル翼が、ター
ビンノズルの軸方向、円周方向、半径方向のいずれかに
相対的な変位が生じたときも、ノズル翼の内外周壁部の
傾斜に応じて板ばねの一部が大きく変形し、遮熱材がノ
ズル翼の内外周壁部の壁面全体を弾性的に押圧支持し続
けることができる。また、ノズル翼の内外周壁部の端面
が傾斜した場合には、半円溝に遊嵌された半円棒がこれ
に応じて回転し、この結果、内外周壁部の端面は広い面
で半円棒に接触し、応力が特定の点或いは線に集中する
ことないので、ノズル翼が半損することがない。
勢された遮熱材によってノズル翼の内周壁部と外周壁部
を弾性的に押圧支持し、かつ、ノズル翼の内周壁部と外
周壁部の端面を回転可能な半円棒の平面部分に当接させ
るように構成したので、内筒と外筒とノズル翼が、ター
ビンノズルの軸方向、円周方向、半径方向のいずれかに
相対的な変位が生じたときも、ノズル翼の内外周壁部の
傾斜に応じて板ばねの一部が大きく変形し、遮熱材がノ
ズル翼の内外周壁部の壁面全体を弾性的に押圧支持し続
けることができる。また、ノズル翼の内外周壁部の端面
が傾斜した場合には、半円溝に遊嵌された半円棒がこれ
に応じて回転し、この結果、内外周壁部の端面は広い面
で半円棒に接触し、応力が特定の点或いは線に集中する
ことないので、ノズル翼が半損することがない。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。本発明の要部はノズル翼の支持構造
にあるが、その具体的な構成の説明に先立ってまずノズ
ル翼自体について図2を参照して説明する。図2は本発
明のタービンノズルに用いるノズル翼の一つを示してい
る。ノズル翼1は、ガスの推力を受ける翼部2と、翼部
2の内側端部および外側端部から翼部2を含む面に垂直
に突出し、ガスの流路の壁面を形成する内周壁部3と外
周壁部4とから構成されている。翼部2はガスの流れ方
向と流速とを変えるのに好適な曲面に形成されている。
翼部2と内周壁部3、および翼部2と外周壁部4はそれ
ぞれ滑らかな曲面で接続されていると共に、翼部2と内
周壁部3と外周壁部4は、境界部も含めて肉厚が一様に
形成されている。ノズル翼1は耐熱性材料、例えばセラ
ミックスによって一体に形成されている。このノズル翼
1は、内周壁部3および外周壁部4が同一方向に突出す
るように円環状に複数配列され、全体としてガスの流れ
に対して図中に示すように配置される。
について説明する。本発明の要部はノズル翼の支持構造
にあるが、その具体的な構成の説明に先立ってまずノズ
ル翼自体について図2を参照して説明する。図2は本発
明のタービンノズルに用いるノズル翼の一つを示してい
る。ノズル翼1は、ガスの推力を受ける翼部2と、翼部
2の内側端部および外側端部から翼部2を含む面に垂直
に突出し、ガスの流路の壁面を形成する内周壁部3と外
周壁部4とから構成されている。翼部2はガスの流れ方
向と流速とを変えるのに好適な曲面に形成されている。
翼部2と内周壁部3、および翼部2と外周壁部4はそれ
ぞれ滑らかな曲面で接続されていると共に、翼部2と内
周壁部3と外周壁部4は、境界部も含めて肉厚が一様に
形成されている。ノズル翼1は耐熱性材料、例えばセラ
ミックスによって一体に形成されている。このノズル翼
1は、内周壁部3および外周壁部4が同一方向に突出す
るように円環状に複数配列され、全体としてガスの流れ
に対して図中に示すように配置される。
【0008】図1はタービンノズルの1ピッチ分のノズ
ル翼の組立て構造体を示している。タービンノズルは内
筒5を有し、内筒5の外周面の溝にはノズル翼1を保持
する複数の内側ホルダー6が組み込まれている。各内側
ホルダー6の上端面にはノズル翼1の内周壁部3と嵌合
する内側受け座7が設けられている。内側受け座7には
これと整合する形状の板ばね8が組み込まれ、この板ば
ね8の上面には遮熱材9が配置されている。また、内側
受け座7の内側の側面の一部には半円溝7aが設けら
れ、この半円溝7aには複数の半円棒10が回転可能に
嵌合されている。タービンノズルは図示しない外筒を有
し、この外筒の内周面には内筒5側と同様に、ノズル翼
1を保持する複数の外側ホルダー11が組み込まれてい
る。各外側ホルダー11の下端面にはノズル翼1の外周
壁部4と嵌合する外側受け座が設けられており、この外
側受け座にはこれに整合する形状の板ばね12と遮熱材
13とが組み込まれている。外側受け座の内側側面の一
部には半円溝が設けられ、半円溝には複数の半円棒14
が組み込まれている。上記の内側ホルダー6と外側ホル
ダー11の遮熱材9,13の間には、ノズル翼1が組み
込まれ、内周壁部3と外周壁部4をそれぞれ遮熱材9,
13に当接させ、内周壁部3と外周壁部4の端面をそれ
ぞれ半円棒10,14の平面部分に当接させている。タ
ービンノズルの1ピッチ分のノズル翼の組立て構造体は
上記の構成を有し、タービンノズルの内外筒の間には、
上記のノズル翼の組立て構造体が隙間なく周方向に円環
状に配列されている。
ル翼の組立て構造体を示している。タービンノズルは内
筒5を有し、内筒5の外周面の溝にはノズル翼1を保持
する複数の内側ホルダー6が組み込まれている。各内側
ホルダー6の上端面にはノズル翼1の内周壁部3と嵌合
する内側受け座7が設けられている。内側受け座7には
これと整合する形状の板ばね8が組み込まれ、この板ば
ね8の上面には遮熱材9が配置されている。また、内側
受け座7の内側の側面の一部には半円溝7aが設けら
れ、この半円溝7aには複数の半円棒10が回転可能に
嵌合されている。タービンノズルは図示しない外筒を有
し、この外筒の内周面には内筒5側と同様に、ノズル翼
1を保持する複数の外側ホルダー11が組み込まれてい
る。各外側ホルダー11の下端面にはノズル翼1の外周
壁部4と嵌合する外側受け座が設けられており、この外
側受け座にはこれに整合する形状の板ばね12と遮熱材
13とが組み込まれている。外側受け座の内側側面の一
部には半円溝が設けられ、半円溝には複数の半円棒14
が組み込まれている。上記の内側ホルダー6と外側ホル
ダー11の遮熱材9,13の間には、ノズル翼1が組み
込まれ、内周壁部3と外周壁部4をそれぞれ遮熱材9,
13に当接させ、内周壁部3と外周壁部4の端面をそれ
ぞれ半円棒10,14の平面部分に当接させている。タ
ービンノズルの1ピッチ分のノズル翼の組立て構造体は
上記の構成を有し、タービンノズルの内外筒の間には、
上記のノズル翼の組立て構造体が隙間なく周方向に円環
状に配列されている。
【0009】図3は図1に示す矢印I−I方向に見たノ
ズル翼の組立て構造体の下部を示している。図中に示す
ように、ノズル翼1の内周壁部3は内側ホルダー6の内
側受け座7に嵌合し、内周壁部3の端面3a,3b,3
cは、内側受け座7の半円溝7aに回転可能に設けられ
た半円棒10の平面部分に当接している。図4は図3に
示す矢印J−J方向に見たノズル翼の組立て構造体の下
部を示している。図中に示すように、ノズル翼1の内周
壁部3は内側ホルダー6の内側受け座7と嵌合し、ガス
流路の反対側の面は、遮熱材9と当接して板ばね8の弾
力によって押圧支持されている。また、内周壁部3の端
面3aは、内側受け座7の側面に設けられた半円溝7a
に回転可能に組み込まれた半円棒10の平面部分に当接
している。図3の矢印J1 −J1 ,J2 −J2 方向に見
たノズル翼の組立て構造体の下部もそれぞれ同様の構造
を有している。また、ノズル翼の組立て構造体の上部に
おいて、ノズル翼1の外周壁部4は内周壁部3と全く同
様に支持されている。ノズル翼1を通って作動ガスが流
れることにより、ノズル翼1の翼部2は作動ガスの流れ
方向を変え、作動ガスの流速を増加させて図示しない動
翼に衝突させる。この反作用として、ノズル翼1は図3
および図4に示す方向に推力Pを受ける。推力Pによっ
てノズル翼1の内周壁部3の端面3a,3b,3cは半
円棒10の平面部分に押し付けられ、内側ホルダー6か
らの反力によって支持される。また、ノズル翼1の外周
壁部4の端面も同時に半円棒14の平面部分に押し付け
られ、外側ホルダー11からの反力によって支持され
る。
ズル翼の組立て構造体の下部を示している。図中に示す
ように、ノズル翼1の内周壁部3は内側ホルダー6の内
側受け座7に嵌合し、内周壁部3の端面3a,3b,3
cは、内側受け座7の半円溝7aに回転可能に設けられ
た半円棒10の平面部分に当接している。図4は図3に
示す矢印J−J方向に見たノズル翼の組立て構造体の下
部を示している。図中に示すように、ノズル翼1の内周
壁部3は内側ホルダー6の内側受け座7と嵌合し、ガス
流路の反対側の面は、遮熱材9と当接して板ばね8の弾
力によって押圧支持されている。また、内周壁部3の端
面3aは、内側受け座7の側面に設けられた半円溝7a
に回転可能に組み込まれた半円棒10の平面部分に当接
している。図3の矢印J1 −J1 ,J2 −J2 方向に見
たノズル翼の組立て構造体の下部もそれぞれ同様の構造
を有している。また、ノズル翼の組立て構造体の上部に
おいて、ノズル翼1の外周壁部4は内周壁部3と全く同
様に支持されている。ノズル翼1を通って作動ガスが流
れることにより、ノズル翼1の翼部2は作動ガスの流れ
方向を変え、作動ガスの流速を増加させて図示しない動
翼に衝突させる。この反作用として、ノズル翼1は図3
および図4に示す方向に推力Pを受ける。推力Pによっ
てノズル翼1の内周壁部3の端面3a,3b,3cは半
円棒10の平面部分に押し付けられ、内側ホルダー6か
らの反力によって支持される。また、ノズル翼1の外周
壁部4の端面も同時に半円棒14の平面部分に押し付け
られ、外側ホルダー11からの反力によって支持され
る。
【0010】次に、上記構造に基づいて本実施例の作用
について以下に説明する。運転に際して、タービンノズ
ルは高温の作動ガスにされされ、温度と作動ガスの推力
とによって、タービンノズルの軸方向と周方向と半径方
向とに変形を生じる。最初に内筒と外筒とが軸方向に相
対的に変形した場合について、以下に説明する。図5
は、タービンノズルの内筒と外筒が温度差等によって軸
方向に相対的に変位を生じたときのノズル翼の組立て構
造体の側断面を示している。図5において、符号15は
タービンノズルの外筒15を示し、符号16は外側ホル
ダー11の外側受け座を示している。内筒5と外筒15
とが熱変形によって相対的に変位δ1 を生じた場合、上
端と下端を内側ホルダー6の内側受け座7と外側ホルダ
ー11の外側受け座16とにそれぞれ嵌合させたノズル
翼1は、図中に示すように、傾斜する。図6は図5のA
部を拡大して示している。図6において、二点鎖線xは
内筒5と外筒15とが相対的に変位する前のノズル翼1
の位置を示している。上記のように内筒5と外筒15と
が温度差等によって相対的に変位するときは、ノズル翼
1は変位前の位置xに対して角度θ傾斜する。この結
果、板ばね8は図中の左端側が強く圧縮されて大きく変
形し、ノズル翼1の内周壁部3の傾斜を吸収する。一
方、半円棒10は、ノズル翼1の傾斜に応じて角度θだ
け方向Rに回転し、ノズル翼1の内周壁部3の端面3
a,3b,3cと平面部分において面接触を維持する。
この結果、ノズル翼1の内周壁部3の端面3a,3b,
3cは一点において押圧されることがなくなり、破損す
ることがない。この場合、ガスによる推力Pは、図中に
示すように、半円棒10を介して内側ホルダー6によっ
て効率よく支持される。
について以下に説明する。運転に際して、タービンノズ
ルは高温の作動ガスにされされ、温度と作動ガスの推力
とによって、タービンノズルの軸方向と周方向と半径方
向とに変形を生じる。最初に内筒と外筒とが軸方向に相
対的に変形した場合について、以下に説明する。図5
は、タービンノズルの内筒と外筒が温度差等によって軸
方向に相対的に変位を生じたときのノズル翼の組立て構
造体の側断面を示している。図5において、符号15は
タービンノズルの外筒15を示し、符号16は外側ホル
ダー11の外側受け座を示している。内筒5と外筒15
とが熱変形によって相対的に変位δ1 を生じた場合、上
端と下端を内側ホルダー6の内側受け座7と外側ホルダ
ー11の外側受け座16とにそれぞれ嵌合させたノズル
翼1は、図中に示すように、傾斜する。図6は図5のA
部を拡大して示している。図6において、二点鎖線xは
内筒5と外筒15とが相対的に変位する前のノズル翼1
の位置を示している。上記のように内筒5と外筒15と
が温度差等によって相対的に変位するときは、ノズル翼
1は変位前の位置xに対して角度θ傾斜する。この結
果、板ばね8は図中の左端側が強く圧縮されて大きく変
形し、ノズル翼1の内周壁部3の傾斜を吸収する。一
方、半円棒10は、ノズル翼1の傾斜に応じて角度θだ
け方向Rに回転し、ノズル翼1の内周壁部3の端面3
a,3b,3cと平面部分において面接触を維持する。
この結果、ノズル翼1の内周壁部3の端面3a,3b,
3cは一点において押圧されることがなくなり、破損す
ることがない。この場合、ガスによる推力Pは、図中に
示すように、半円棒10を介して内側ホルダー6によっ
て効率よく支持される。
【0011】次に、内筒と外筒とが周方向に相対的に変
形した場合について以下に説明する。図7は、タービン
ノズルの内筒と外筒が作動ガスの推力等によって周方向
に相対的に変位を生じたときのノズル翼の組立て構造体
を示している。内筒5と外筒15とが回転によって相対
的に変位δ2 を生じたときは、内側ホルダー6の内側受
け座7と外側ホルダー11の外側受け座16にそれぞれ
上端と下端を嵌合させたノズル翼1は、周方向に微小角
度回転する。図8は図7のB部を拡大して示している。
図8において、二点鎖線yは内筒5と外筒15とが周方
向に相対的に変位する前のノズル翼1の位置を示してい
る。内筒5と外筒15とが周方向に相対的に変位した場
合に、ノズル翼1は変位前の位置に対して角度θ傾斜す
る。これに応じて、ノズル翼1の内周壁部3の端面3
a,3bも角度θ傾斜する。半円棒10は、内側受け座
7の半円溝7aに回転可能に組み込まれているので、内
周壁部3の端面3a,3bの傾斜に応じて角度θだけ方
向Rに回転する。この結果、ノズル翼1の内周壁部3の
端面3a,3bと半円棒10は面接触を維持し、ノズル
翼1の内周壁部3の端面3a,3b,が一点において押
圧されて破損するのを防止することができる。
形した場合について以下に説明する。図7は、タービン
ノズルの内筒と外筒が作動ガスの推力等によって周方向
に相対的に変位を生じたときのノズル翼の組立て構造体
を示している。内筒5と外筒15とが回転によって相対
的に変位δ2 を生じたときは、内側ホルダー6の内側受
け座7と外側ホルダー11の外側受け座16にそれぞれ
上端と下端を嵌合させたノズル翼1は、周方向に微小角
度回転する。図8は図7のB部を拡大して示している。
図8において、二点鎖線yは内筒5と外筒15とが周方
向に相対的に変位する前のノズル翼1の位置を示してい
る。内筒5と外筒15とが周方向に相対的に変位した場
合に、ノズル翼1は変位前の位置に対して角度θ傾斜す
る。これに応じて、ノズル翼1の内周壁部3の端面3
a,3bも角度θ傾斜する。半円棒10は、内側受け座
7の半円溝7aに回転可能に組み込まれているので、内
周壁部3の端面3a,3bの傾斜に応じて角度θだけ方
向Rに回転する。この結果、ノズル翼1の内周壁部3の
端面3a,3bと半円棒10は面接触を維持し、ノズル
翼1の内周壁部3の端面3a,3b,が一点において押
圧されて破損するのを防止することができる。
【0012】最後にノズル翼が熱によって、タービンノ
ズルの半径方向に内筒と外筒に対して相対的に変形する
場合について以下に説明する。図9は、半径方向に変形
する前後のノズル翼を比較のために並列的に示してい
る。図9(a)は、低温時のノズル翼の組立て構造体を
示しており、これに対して図9(b)は、高温時のノズ
ル翼の組立て構造体を示している。図9(a),(b)
において、ノズル翼1は板ばね8,12と遮熱材9,1
3とを介して内側ホルダー6と外側ホルダー11とによ
って支持され、さらに内側ホルダー6と外側ホルダー1
1はそれぞれ内筒5と外筒15とに取り付けられてい
る。ノズル翼1の内外周壁部3,4の端面3c,4c
は、半円棒10,14を介して内側ホルダー6と外側ホ
ルダー11と接触している。遮熱材9,13は板ばね
8,12によって弾力的にノズル翼1を押圧支持してい
る。図9(a)に示すように、低温時において、ノズル
翼1はタービンノズルの半径方向に短い長さを有し、板
ばね8,12を緩く圧縮した状態で内側ホルダー6と外
側ホルダー11との間に保持されている。運転に際し
て、ノズル翼1は高温の作動ガスにさらされ、この結
果、ノズル翼1はタービンノズルの半径方向に熱膨張
し、図9(b)に示すように、板ばね8,12を強く圧
縮した状態で内側ホルダー6と外側ホルダー11との間
に保持される。この場合、図中に示す距離δ3 と距離δ
4 の総和は、ノズル翼1の熱によるタービンノズルの半
径方向の変形量の総和となる。板ばね8,12がノズル
翼1の熱変形に応じて弾力的に変形するので、ノズル翼
1は熱変形によって強く押圧されて破損することがな
い。また、ノズル翼1は内外周壁部の端面3c,4cに
おいて半円棒10,14と摺動可能に接触しているの
で、応力集中等によって破損することない。
ズルの半径方向に内筒と外筒に対して相対的に変形する
場合について以下に説明する。図9は、半径方向に変形
する前後のノズル翼を比較のために並列的に示してい
る。図9(a)は、低温時のノズル翼の組立て構造体を
示しており、これに対して図9(b)は、高温時のノズ
ル翼の組立て構造体を示している。図9(a),(b)
において、ノズル翼1は板ばね8,12と遮熱材9,1
3とを介して内側ホルダー6と外側ホルダー11とによ
って支持され、さらに内側ホルダー6と外側ホルダー1
1はそれぞれ内筒5と外筒15とに取り付けられてい
る。ノズル翼1の内外周壁部3,4の端面3c,4c
は、半円棒10,14を介して内側ホルダー6と外側ホ
ルダー11と接触している。遮熱材9,13は板ばね
8,12によって弾力的にノズル翼1を押圧支持してい
る。図9(a)に示すように、低温時において、ノズル
翼1はタービンノズルの半径方向に短い長さを有し、板
ばね8,12を緩く圧縮した状態で内側ホルダー6と外
側ホルダー11との間に保持されている。運転に際し
て、ノズル翼1は高温の作動ガスにさらされ、この結
果、ノズル翼1はタービンノズルの半径方向に熱膨張
し、図9(b)に示すように、板ばね8,12を強く圧
縮した状態で内側ホルダー6と外側ホルダー11との間
に保持される。この場合、図中に示す距離δ3 と距離δ
4 の総和は、ノズル翼1の熱によるタービンノズルの半
径方向の変形量の総和となる。板ばね8,12がノズル
翼1の熱変形に応じて弾力的に変形するので、ノズル翼
1は熱変形によって強く押圧されて破損することがな
い。また、ノズル翼1は内外周壁部の端面3c,4cに
おいて半円棒10,14と摺動可能に接触しているの
で、応力集中等によって破損することない。
【0013】
【発明の効果】上記したことから明らかなように本発明
のタービンノズルは、耐熱材料によって翼部と内周壁部
と外周壁部とを有するノズル翼を一体に形成し、このノ
ズル翼を内筒と外筒との間に円環状に配置し、板ばねに
よって付勢された遮熱材によってノズル翼の内周壁部と
外周壁部を弾性的に押圧支持し、かつ、ノズル翼の内周
壁部と外周壁部の端面を回転可能な半円棒の平面部分に
当接させるように構成したので、タービンノズルの内筒
と外筒とノズル翼との間に、軸方向、周方向、半径方向
のいずれの相対変位によって、ノズル翼が支持部材によ
って、特定の点或いは線において強く押圧され、応力が
集中して破損することがない。このように支持部材によ
ってノズル翼が破損することがないので、ノズル翼を高
温の作動ガスに耐え得る脆性の耐熱材料で形成すること
が可能であり、このことにより、信頼性が高い高効率の
タービンノズルを得ることができる。
のタービンノズルは、耐熱材料によって翼部と内周壁部
と外周壁部とを有するノズル翼を一体に形成し、このノ
ズル翼を内筒と外筒との間に円環状に配置し、板ばねに
よって付勢された遮熱材によってノズル翼の内周壁部と
外周壁部を弾性的に押圧支持し、かつ、ノズル翼の内周
壁部と外周壁部の端面を回転可能な半円棒の平面部分に
当接させるように構成したので、タービンノズルの内筒
と外筒とノズル翼との間に、軸方向、周方向、半径方向
のいずれの相対変位によって、ノズル翼が支持部材によ
って、特定の点或いは線において強く押圧され、応力が
集中して破損することがない。このように支持部材によ
ってノズル翼が破損することがないので、ノズル翼を高
温の作動ガスに耐え得る脆性の耐熱材料で形成すること
が可能であり、このことにより、信頼性が高い高効率の
タービンノズルを得ることができる。
【図1】本発明のタービンノズルを構成する1ピッチ分
のノズル翼の組立て構造体を分解して示した斜視図。
のノズル翼の組立て構造体を分解して示した斜視図。
【図2】本発明のタービンノズルに用いるノズル翼の斜
視図。
視図。
【図3】本発明のタービンノズルを構成する1ピッチ分
のノズル翼の組立て構造体の下部を示した平面断面図。
のノズル翼の組立て構造体の下部を示した平面断面図。
【図4】本発明のタービンノズルを構成する1ピッチ分
のノズル翼の組立て構造体の下部を拡大して示した側断
面図。
のノズル翼の組立て構造体の下部を拡大して示した側断
面図。
【図5】軸方向変位を生じた場合の本発明のタービンノ
ズルを軸方向に切断して示した説明図。
ズルを軸方向に切断して示した説明図。
【図6】軸方向変位を生じた場合の本発明のタービンノ
ズルの下部を軸方向に切断して示した拡大説明図。
ズルの下部を軸方向に切断して示した拡大説明図。
【図7】周方向変位を生じた場合の本発明のタービンノ
ズルをタービンの軸に直交する方向に切断して示した説
明図。
ズルをタービンの軸に直交する方向に切断して示した説
明図。
【図8】周方向変位を生じた場合の本発明のタービンノ
ズルの下部をタービンの軸に直交する方向に切断して示
した拡大説明図。
ズルの下部をタービンの軸に直交する方向に切断して示
した拡大説明図。
【図9】熱によって変形する前後のノズル翼の組立て構
造体を並列的に示した説明図。
造体を並列的に示した説明図。
【図10】ノズル翼を溶接した従来のタービンノズルを
概略示した斜視図。
概略示した斜視図。
【図11】出願人が提案したタービンノズルのノズル翼
を示した斜視図。
を示した斜視図。
【図12】出願人が提案したタービンノズルを示した軸
に直交する方向の断面図。
に直交する方向の断面図。
1 ノズル翼 2 翼部 3 内周壁部 4 外周壁部 5 内筒 6 内側ホルダー 7 内側受け座 8 板ばね 9 遮熱材 10 半円棒 11 外側ホルダー 12 板ばね 13 遮熱材 14 半円棒 15 外筒 16 外側受け座
Claims (1)
- 【請求項1】翼部と内周壁部と外周壁部とを有する耐熱
材料からなるノズル翼を、内側ホルダーと外側ホルダー
とを介して内筒と外筒との間に円環状に複数個配設した
タービンノズルにおいて、前記内側ホルダーの上端面お
よび前記外側ホルダーの下端面に前記ノズル翼の内周壁
部および外周壁部にそれぞれ嵌合する凹部を設けて内側
受け座および外側受け座を形成し、前記内側受け座およ
び外側受け座に板ばねを介して遮熱材を設けると共に、
各受け座の内側側面に半円溝を設けてこれに遊嵌する半
円棒を配置し、前記ノズル翼を前記遮熱材の間に組み込
み、ノズル翼の内周壁部と外周壁部とが前記遮熱材によ
って押圧支持され、内周壁部および外周壁部の端面が前
記半円柱棒の平面部分に当接するように構成したことを
特徴とするタービンノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18484091A JPH0776523B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | タービンノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18484091A JPH0776523B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | タービンノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533602A JPH0533602A (ja) | 1993-02-09 |
JPH0776523B2 true JPH0776523B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=16160236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18484091A Expired - Lifetime JPH0776523B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | タービンノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0776523B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4502517B2 (ja) * | 1999-03-24 | 2010-07-14 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 流体機械の案内羽根及び案内羽根リング |
JP6372210B2 (ja) * | 2014-07-14 | 2018-08-15 | 株式会社Ihi | セラミックス基複合材料よりなるタービン静翼 |
US10443625B2 (en) * | 2016-09-21 | 2019-10-15 | General Electric Company | Airfoil singlets |
KR102601881B1 (ko) * | 2021-07-15 | 2023-11-14 | (주)창화에너지 | 스팀 터빈 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP18484091A patent/JPH0776523B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533602A (ja) | 1993-02-09 |
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