JPH0776392B2 - アルミニウム精練容器用保護ライニング - Google Patents

アルミニウム精練容器用保護ライニング

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JPH0776392B2
JPH0776392B2 JP2239155A JP23915590A JPH0776392B2 JP H0776392 B2 JPH0776392 B2 JP H0776392B2 JP 2239155 A JP2239155 A JP 2239155A JP 23915590 A JP23915590 A JP 23915590A JP H0776392 B2 JPH0776392 B2 JP H0776392B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明の装置は溶融アルミニウムを精練するための容器
に関する。より詳細には、容器用の保護ライニングに関
する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] アルミニウム精練容器において、精練室は普通、外部加
熱される鋳鉄の桶である。もし、桶の壁が露出していれ
ば、精練操作の際に桶に存在する流動溶融アルミニウム
は鋳鉄を急速に溶かす。これは、極めて短い桶寿命、例
えば、1.5インチ厚さの鋳鉄壁に関して数日以下の寿命
をもたらす。また、かかる鋳鉄の溶解は許容できないア
ルミニウムへの鉄不純物をもたらす。この許容できない
洗い落とし工程を低下するために、鋳鉄桶を完全に耐火
物のプレート及び型により裏打する。外部から加熱され
る鋳鉄桶壁の領域において、ライニングはグラファイト
により構成されている。クラファイトは溶融アルミニウ
ムの腐食に耐える任意の材料よりも高い熱伝導率を有す
るので、グラファイトはかかる使用に関して唯一の好適
な材料である。もし、桶ライニングが、熱伝導率の見地
から次に良好な材料、例えば、炭化ケイ素からできてい
たならば、そのより低い熱伝導率のために、ライニング
を通じる余分の温度低下が一層高い過剰な桶温度をもた
らし、その結果として、クラッキング、ふくれ等のによ
る鋳鉄の急速な破損をもたらす。
かかる耐火物ライニングは溶融アルミニウムを桶の壁に
接触させないようには働かない。ライニングを完全に液
体漏れのないにしておくのは極めて困難であり、確実に
実行できない。これを達成することが困難であるばかり
か、また同様に熱伝導性の理由のために望ましくない。
溶融アルミニウムはライニングと桶壁との間の空間を占
有して二つの部品間の良好な熱伝導路をもたらす。もし
この空間が気体だけで充満されていたならば、桶壁は要
求量の熱を精練容器の内部に移動するため、桶壁は極め
て熱くなる。一方、これは鋳鉄の桶の早期破損を導く。
もし、耐火ライニングと桶壁との間の間隔に侵入する溶
融アルミニウムが静的であるならば、アルミニウムは鋳
鉄桶から鉄を鉄が飽和するまで溶解し、これは通常の運
転温度で鉄約2〜3%である。最悪の条件(桶壁の見地
から)下では、溶融アルミニウムは鉄と十分に反応して
鉄42%を含有する鉄アルミニウムを形成する。この鉄消
費のレベルは鋳鉄桶の壁から鉄の重要でない損失にすぎ
ないことを表す。一方、溶融アルミニウムがこの空間に
そしてこの空間から循環可能であるときは、鉄のかなり
の損失が生じる。もし、ライニング中に開孔があるなら
ば、熱密度の傾斜、組成物密度の傾斜(溶解した鉄を有
するアルミニウムは純粋なアルミニウムよりも高密度)
によってそして、精練の操作の際に極めて大きな度合い
で、かかる操作中に用いるスピニングノズルにより生じ
た流体の力によって誘導されるような循環が生じる。か
かる循環流は1.5インチ(3.81cm)厚の鼠鋳鉄桶壁を数
週間で洗い取る(wash out)、すなわち、かかる壁を溶
解することが知られている。このタイプの循環は一般に
容器内の精練スペースからの溶融アルミニウムが、耐火
物ライニングの二つの部分間の小さな孔またはスロット
を通じてライニングと桶壁間の空間に入ってくるときに
生じる。
桶の洗い取りの問題の一部は酸化によるグラファイトの
損失によって生じる。精練系が使用されてない状態で且
つ容器の内側に十分に導入されてないときは、溶融アル
ミニウムレベルより上のグラファイトランニングプレー
トの一部は酸化の結果として損なわれる。これは精練空
間の注意深いシーリングにより調整することができる
が、実際、これは多くのアルミニウム精練作業場におい
て普通に行われていない。一旦、グラファイトプレート
の一部が容器中の溶融アルミニウムの操作レベル以下に
酸化されると鋳鉄の桶の側壁はもはやこの時点で保護さ
れない。桶壁の特定の部分は十分なドロスにより被覆さ
れて桶の鋳鉄と溶融アルミニウムとの実際の接触が防止
されるが、それにもかかわらず溶融アルミニウムはライ
ニングの後方空間に入る大きな入口を有する。また、も
し、ライニングプレート及び型間の開口による出口、特
に精練容器の底部近くの出口による開口があると、その
後、ライニング後方の溶融アルミニウムの急速な循環が
生じることになり、鋳鉄桶壁の望ましくない急速な洗い
出しをもたらす。
使用していないレベルより上方のグラファイトライニン
グの酸化は、グラファイトプレートのこの部分を溶融ア
ルミニウムに腐食されない非酸化材料で被覆することに
より有効に減じることができる。窒化ケイ素結合炭化ケ
イ素がこの目的に良好な材料である。この材料のスカー
トをグラファイトプレートの頂部に載せるようにおくこ
とができそして鋳鉄桶がグラファイトプレートの頂部に
その位置が維持され且つ容器中にずれないように鋳鉄桶
にクランプすることができる。また、このクランプはグ
ラファイトプレートを押えつけるように働きそして容器
部品が溶融アルミニウムで満ちているときに上記プレー
トが上方に浮くことを防止する。かくしてグラファイト
プレートの上端部は鋳鉄桶壁に対して保持されまたは有
効にクランプされる。グラファイトプレートの頂部に載
る炭化ケイ素スカートは溶融アルミニウムの上方の運転
レベルを超えて且つ下方の使用していない溶融アルミニ
ウムレベルより下に、上記グラファイトプレートの内部
表面に渡って下方に伸びて、容器中の溶融アルミニウム
レベルを超える精練空間のグラファイトを酸化から保護
する。
グラファイトライニングと桶壁との空間へのそしてそこ
からの溶融アルミニウム流れに関する溝を殆どなくすた
めに、容器の底部、側部及び少なくとも一端部は開口が
ないようにグラファイトの単一部材で連結されることが
望ましい。サイドプレート及びエンドプレートは、典型
的には既知の凸及び凹ジョイントによりボトムプレート
に接合されている。ライニングがこのような方法で鋳鉄
桶に装着されているとき、種々の部材は互いに相接して
且つ桶壁に対して適合して、ジョイントのプレート間の
任意のギャプはセメントで満たされる。
精練容器が運転温度に加熱されるとき、桶はその高い熱
膨張係数のためにライニング以上に伸びる。この状況
下、桶はもはやライニング部材同士の相接を保持しな
い。上記のようにグラファイトサイドとエンドプレート
が耐火物スカートにより桶の壁にクランプされているの
で、これらのグラファイトプレートはそれらの上端部で
実際に引き離される。しかしながら、グラファイトプレ
ートの下端部は凹凸ジョイントによりボトムプレートと
互いに接触が保たれている。この状況はサイドプレート
エンドプレートとの間の開口をそれらのプレートの上端
に生じさせ、従って、容器内の精練空間とグラファイト
ライニング及び鋳鉄桶間の空間との間に溶融アルミニウ
ムが流れる溝をもたらす。凸凹ジョイントを後部グラフ
ァイトプレート及びサイドグラファイトプレートとの間
に用いることはできない。なぜなら、かかるジョイント
は加熱された際、サイドプレートまたはエンドプレート
の必要な外側への動きを抑制するからである。かかる抑
制は凸凹ジョイントの破砕あるいは耐火物スカートの移
動またはグラファイトプレートの破損をもたらす。しか
しながら、精練容器を運転温度に加熱してグラファイト
プレートが必要な動きをした際に、溶融アルミニウムが
流れる開溝をもたらさないジョイントを作製する手段を
見いだすことが極めて望ましい。
従って、本発明の目的はアルミニウム精練容器のグラフ
ァイトサイドプレート及びエンドプレート間の改良され
たジョイントを提供することを目的とする。
更に本発明の目的は、ジョイントを通る溶融アルミニウ
ム流れに対する有効な障壁を維持しつつ加熱した際に必
要となる相対動作を可能にする上記グラファイトサイド
プレートとエンドプレート間のジョイントを提供するこ
とにある。
これらのそしてその他の目的を考慮しつつ、本発明を以
下に詳細に説明し、その新規な特徴を特許請求の範囲に
記載する。
[課題を解決するための手段] 発明の要約 本発明はサイドグラファイトプレートとエンドグラファ
イトプレート間のジョイントに作製された切欠き中に耐
熱性シート膜を配置することにあり、上記シート膜は上
記切欠きに留まって、精練容器が操作温度に加熱されて
プレートが動く際に生じた上記プレートの上端間の開口
を通じて溶融アルミニウムが流れ込むことを排除するの
に適する。
詳細な説明 もし、グラファイトサイドプレートとグラファイトエン
ドプレートが、アルミニウムの精練にまたはそれ以外で
溶融アルミニウムを保持するため、容器が所望の操作温
度に加熱される際に、第1図の配置におけるように互い
に密着したままであるならば、それらのプレート間のジ
ョイントの切り欠き中に耐火物のシート膜を配置する必
要はない。しかしながら、グラファイトプレートは、精
練容器を運転温度に加熱した際にそれらの上端で引き離
され、一方でプレート下端は凸凹ジョイントにより結合
されている。従って、本発明の耐熱性シート膜は上記サ
イド及びエンドプレート間で生じる開口を通る溶融アル
ミニウムの流れを防止する便利且つ有効な手段をもたら
す。
第1図を参照すると、エンドグラファイトプレートは参
照番号1により表され、上記の従来技術の記載に示した
ように積載される非酸化性スカート用の切欠き部分2を
有する。サイドグファイトプレート3は、容器を組み立
てた際、エンドプレート1に密接するように図示されて
いる。しかしながら、第2図に示すように、エンドプレ
ート1及びサイドプレート3は所望の操作温度に加熱さ
れた際に引き離される。耐熱性シート膜4は第1図に示
したようにもともとプレート間のジョイント中に装着さ
れており、そして第2図は操作条件での膜位置を図示し
ており、膜4は溶融アルミニウムがプレート1と3が引
き離される際に生じる開口を通じて流れることを有効に
防止する位置に留まる。
上記シート膜4を装着するためには、プレート1及び3
の組の切欠き部分5及び6が、上記プレート間のジョイ
ントにてプレートの厚みの例えば中位の位置にそれぞれ
対応して提供される。切欠き部分5及び6は一般に好ま
しいY型形状で示され、内部の一層狭い部分、すなわ
ち、それぞれ、部分5A及び6A、及び拡張部分、すなわ
ち、向かい合う部分5B及び6Bを有する。この配置は耐火
シート膜4を切欠き中に都合良く位置付け且つ保持する
ことを可能にする。
図示した具体例において、耐熱性シート膜4は、エンド
プレート1およびサイドプレート3が第2図に示したよ
うに引き離された後でも膜の相対する端部が狭部5A及び
6A内に位置しているままであるような幅を有する。従っ
て、耐熱性シート膜40は、精練操作温度で操作する際、
プレート間の開口を通じる溶融アルミニウムの流れを有
効に防止することができる。この目的のために、耐熱性
シート膜4は、エンドプレート1及びサイドプレート3
が第1図位置におけるように隣接接触したときに、耐熱
性シート膜4が狭い切欠き部分5A及び6A内に抱き寄せて
固定され、且つ本質的に密接した位置に留まり、そして
第2図の位置におけるように上記プレート1及び3のオ
フセットによる傾いた位置が必然的に仮定されるけれど
も、溶融アルミニウムの流れに対して有効な障壁を維持
するような幅及び厚さにすべきである。
切欠き部5及び6は、シート膜4の長さ及び幅に比べて
同様の寸法であり、それゆえ、切欠き部中の上記シート
膜4の位置は操作温度条件下で溶融アルミニウムの通過
に対する有効な障壁を生じ且つ維持することを可能にす
る。従って、図示した第1図の具体例の内狭部5A及び6A
は、十分な幅を有して、それゆえ、シート膜4の相対す
る端部が、第2図位置におけるように傾き、従って、相
対して位置する切欠き部分5A及び6Aの内部末端から離れ
るときでも、上記切欠き部5A及び6A内に留まり、エンド
プレート1とサイドプレート3が引き離されるにもかか
わらず溶融アルミニウムの流れに対して有効な障壁を維
持する。耐熱性シート膜4がそこで密接結合を達成する
には、上記切欠き位置5A及び6Aは上記耐熱性シート膜4
と本質的に同じ値であり且つ上記シート膜を上記切欠き
部分5A及び6A内に置くのに十分なクリアランスを許容す
ることが望ましい。切欠き部分5及び6の望ましく拡大
された部分5B及び6Bは、互いに向かい合い且つ隣接して
おり、部分5A及び5Bの幅より大きな幅を有して切欠き5
及び6中に耐熱性シート膜4を配置することを促進し且
つ特にプレート1及び3が引き離された際に膜の傾斜位
置を仮定して耐火シート膜4に余裕を与える。
切欠き部分5及び6並びに耐熱性シート膜4の寸法は、
それらの相対的な寸法が、操作中、サイドプレート及び
エンドプレート間の開口を通じる溶融アルミニウムの通
過を望ましく防止すること保証する限りは変えることが
できると理解されよう。典型的な具体例において、切欠
き部5及び6は約3/4インチ(1.9cm)の全幅を有し、そ
して内部の、狭部5A及び6Aは約3/8インチ(0.95cm)を
有し、そして拡がり5B及び6Bもまた約3/8インチ(0.95c
m)の幅であり、Y型の拡がり部分5B及び6Bの末広がり
側部はそれぞれ約45゜の角度である。この具体例におい
て、内狭部5A及び5Bは約3/16インチ(0.48cm)の厚さを
有する。望ましい密接のために、耐熱性シート4は約3/
16インチ(0.48cm)の厚さを有して、上記の内狭部に挿
入されることを可能にするわずかなクリアンスを有して
おり、シート全幅は約1.5インチ(3.81cm)すなわち各
々の切欠き部分5及び6の全長の約2倍である。かかる
特定の寸法は例示の目的にのみ提供され、定義したよう
に制限されずまたは特許請求の範囲の技術的範囲を制限
するものではない。
サイドプレート及びエンドプレートの切欠き部分は、都
合よく、プレートの全高に沿って垂直に伸びている。耐
熱性シート膜はアルミニウムを保持及び/または精練す
るために容器内の溶融アルミニウムの意図した操作レベ
ルより上から加熱の際にプレートが引き離される地点よ
り下方まで垂直に伸びている。一般的にはプレート底部
にまで伸びる上記耐熱性シート膜を有するの便利であ
る。
もちろん、耐熱性シート膜4は本発明のライニング保護
の目的を果たすためにアルミニウムによる腐食に耐えな
ければならない。耐熱性シート膜は、堅く、もろい材料
例えば、成型炭化ケイ素またはアルミナを本発明の実施
に用いることができるが、有効な障壁を維持しつつ、第
2図の具体例のように仮定された傾斜し、曲がった位置
を満足するような柔軟な材料にすることが好ましい。か
かるシートとして、市販されているものは、ジルカー・
プロダクト(Zircar Products)社から販売されてい
る、2400゜Fまで有用な特性を有するZIRCARTM耐熱性シ
ート100型である。かかるシートは、セラミック繊維補
強組織アルミナ製品であり、約75%のアルミナ(Al
2O3)、16%のシリカ及び9%の他の金属酸化物を含む
と記載されており、高温強化プラスチックの範囲におい
て極めて望ましい柔軟性及び圧縮高度有するが、通常の
プラスチックの最大使用温度をはるかに超えるレベルで
強度及び有用性を保持する。その他の種々の市販されて
いる材料もまた本発明の実施に用いることができ、レッ
クス・ロト(Rex−Roto)社等により製造されている真
空成型耐火繊維ボードや3M社により製造されて商標Next
elとして販売されている耐火性繊維スリーブを含む。
本発明はアルミニウム精練技術に置ける有益な進歩をも
たらす。すなわち、本発明はグラファイトのサイドプレ
ート及びエンドプレートを、操作温度に加熱された際に
それらの上端部で起こる引離れを、溶融アルミニウムが
そこを流れるのを有効に防止しつつ、順応するような方
法で好都合に位置付けることを可能にする。したがっ
て、本発明は、かかる精練容器の桶寿命をアルミニウム
精練技術に置いて極めて望ましい方法で引き伸ばすこと
ができる。
[発明の効果] 本発明は2つのプレートのジョイント部を、プレートの
つき合わせ面に対向して形成したY型の切欠部を設け、
両切欠部の広がった部分を貫通してY型の両狭部に耐熱
性シートを嵌合させたので、両プレートの相互方向の相
対移動のみならず、横方向の相対移動も許容して、溶融
アルミニウムに対する優れた障壁を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、精練容器のグラファイトのサイド及びエンド
プレート間のジョイント部分の概要的な上面図であり、
本発明の耐熱性シート膜は組み立ての際に且つ操作温度
に加熱する前にジョイント中に挿入される。 第2図は、操作温度に加熱した後の第1図のジョイント
部分の概要的な上面図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側部に互いに密接するのに適したグラファ
    イトサイドプレート及びエンドプレートを含む、精練ま
    たはそれ以外のための溶融アルミニウムを保持する容器
    用の保護ライニングであって、 上記プレートが、それらの下端で結合されているが、そ
    れらの上端部で外側の外部加熱される鋳鉄の桶壁に付着
    され且つ容器が操作温度に加熱される間に桶が膨張する
    際にそれらの上端部で互いに引き離されることが可能で
    あり、それによって容器内の精練空間と前記プレート及
    び上記鋳鉄桶によってできる空間との間の溶融アルミニ
    ウム流れ溝を開放する上記ライニングにおいて、 (a) グラファイトサイドプレート及びエンドプレー
    トが互いに密接するように上記プレート間のジョイント
    部でそれらの高さに沿う対応する部分にて切欠き部を有
    し、上記切欠き部分が概してY型であり、Y型のうち拡
    がった部分が、両プレートが密接しているときに向かい
    合っている上記プレートと、 (b) 溶融アルミニウムによる腐食を受けにくい耐熱
    性シート膜であって、上記シート膜が互いに密接する上
    記サイド及びエンドプレートの上記対応するY型の切欠
    き部分を横断し両端が前記Y型の狭部にはまり、上記シ
    ート膜が溶融アルミニウムの予定された操作レベルより
    上方から上記両プレートが加熱の際に引き離される地点
    より下方まで垂直に長く伸び、上記シート膜が、操作温
    度に容器が加熱されて前記両プレートが引き離されると
    きに、上記サイド及びエンドプレートが引き離されるこ
    とによって生じる溝を通じる溶融アルミニウムの流れに
    対して上記シート膜が有効な障壁として働くような厚さ
    及び幅を有し、また上記拡がった部分が操作温度での上
    記プレートのオフセットに対応して上記耐熱性シート膜
    の傾斜した位置を許容する働きをする上記シート膜と を含むことを特徴とする上記保護ライニング。
  2. 【請求項2】上記サイドプレート及びエンドプレートが
    それらの底端部にて凸凹ジョイントにより接触されてい
    る請求項1の保護ライニング。
  3. 【請求項3】上記耐熱性シート膜が、上記切欠き部分の
    内部の狭部に対して、上記耐熱性シート膜が操作温度に
    加熱された際に内部の狭い位置に留まるような幅及び厚
    さを有する請求項1の保護ライニング。
  4. 【請求項4】上記耐熱性シート膜が、上記プレートが引
    き離される際の上記プレートのオフセットを助長するよ
    うに屈曲可能である柔軟な材料から構成されている請求
    項1の保護ライニング。
  5. 【請求項5】上記耐熱性シート膜がセラミック繊維強化
    構造アルミナ材料から構成される請求項4の保護ライニ
    ング。
JP2239155A 1989-09-12 1990-09-11 アルミニウム精練容器用保護ライニング Expired - Fee Related JPH0776392B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
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US (1) US4941647A (ja)
EP (1) EP0417734B1 (ja)
JP (1) JPH0776392B2 (ja)
KR (1) KR950008374B1 (ja)
CN (1) CN1024358C (ja)
AU (1) AU626773B2 (ja)
BR (1) BR9004491A (ja)
CA (1) CA2025024C (ja)
DE (1) DE69014034T2 (ja)
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