JPH0776254A - 点火チューブ端部閉鎖具 - Google Patents

点火チューブ端部閉鎖具

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JPH0776254A
JPH0776254A JP6152317A JP15231794A JPH0776254A JP H0776254 A JPH0776254 A JP H0776254A JP 6152317 A JP6152317 A JP 6152317A JP 15231794 A JP15231794 A JP 15231794A JP H0776254 A JPH0776254 A JP H0776254A
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ignition tube
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F42B3/00Blasting cartridges, i.e. case and explosive
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動後の火可燃性のガス放出を排除し且つガ
ス発生器のスタッド端部において点火チューブの端部を
閉鎖するための確実保持システムを提供するために点火
チューブ又は案内ブーツに対して改良を提供し、且つ取
付け工程中に潜在的に損傷されない点火チューブのため
の耐久性のある案内ブーツを提供し、ガス発生器点火シ
ステム点火チューブ端部閉鎖具のための永久的に取り付
けられる非爆発性不燃性保持ブーツ又は蓋を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 エアバッグガス発生器点火チューブ端部閉鎖
具の永久的に取り付けられる金属保持具は、取付けと密
閉と高められた保持を簡単にするためにテーパが付けら
れ且つしまり嵌めされ、確実な保持のために点火チュー
ブの端部の適切に位置された溝への最終的な圧着を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膨張自在な衝突保護エ
アバッグ又はクッションを膨張するためのガス発生用の
固体燃料ガス発生構成の燃焼を利用するタイプのガス発
生器又はインフレータを点火するための機構の改良に関
するものである。本発明は自動車の乗員側に設けられた
ガス発生器で使用するのに特に利点がある。
【0002】
【従来の技術】典型的には自動車の乗員側の固体燃料ガ
ス発生器は長い。1つの実施例においては、ガス発生器
は11.82インチ(30.02cm)の長さと、2.
43インチ(6.17cm)の全径を有する。有利なこ
とに、ガス発生器用の長い管状外側ハウジングはアルミ
ニウムからなる。外側ハウジングは、その外側ハウジン
グの長さの殆どに渡って複数のガス出口穴又はポートが
設けられている比較的薄い円筒形壁を有する。
【0003】スタッド端部と称される外側ハウジングの
一端部は一体的に形成される材料によって閉鎖され、そ
の端部から突出するネジスタッドを含む。基部端部と称
される外側ハウジングの他端部はフランジによって閉鎖
される。そのフランジ部材はイナーシャ溶接のような適
切な工程によって外側ハウジングの基部端部に対して密
閉を提供するように取り付けられる。採用される溶接工
程はAdams 他の米国特許第4,547,942号で開示
され、この特許は本発明の譲渡人に対して譲渡されてお
り、その開示内容は本明細書にも参照されて含まれてい
る。そのフランジ部材はスキブ及び点火装置保持具とし
て役立つ。
【0004】点火チューブを具備する長い略円筒形の管
状部材は、外側ハウジングの長さの殆どの部分に且つそ
の外側ハウジングと略同心的に中央に延びる。その点火
チューブは素早い燃焼を提供することができる点火火薬
を含む。スキブ及び点火装置はハウジングの基部端部に
隣接した点火チューブの端部と関係して作動し且つその
端部の近くに設けられる。ハウジングのスタッド端部に
おいては、点火チューブはゴムブーツによって閉鎖され
る。そのゴムブーツは点火火薬保持ディスクを内蔵す
る。
【0005】シリコンを具備するチューブ位置決め蓋が
ハウジングのスタッド端部に一体的に形成される端部の
内側に隣接して位置され、保持カップが点火チューブの
位置決めを容易にし且つ所定位置に保持するためにハウ
ジングの基部端部の内側に隣接して位置される。保持デ
ィスクは、保持カップとガス発生材料を組立作業中にハ
ウジング内の所定位置に維持するために、イナーシャ溶
接作業中にハウジングの基部端部に対して回転するフラ
ンジ部材から適切に間を開けて設けられる。
【0006】穴の設けられた長い円筒形の内部チューブ
又はバスケットが管状ハウジングの長さの殆どの部分に
渡って延び、且つ管状ハウジングと同心的に位置され
る。内部チューブは、ハウジングのスタッド端部におい
てシリコンパッドの円形溝と、ハウジングの基部端部に
おいてフランジ部材に隣接した保持ディスクに当接して
位置されるシリコンパッドとによって、点火チューブと
外側ハウジングとに対して同心的に位置される。
【0007】ガス発生材料は点火チューブと内側チュー
ブ又はバスケットとの間の環状断面を有する長い空間又
は領域に含まれる。その環状空間はガス発生器の燃焼室
又はガス発生室である。
【0008】ガス発生器が作動されると、発生したガス
は燃焼室から穴の設けられた内部チューブの穴を通り内
部チューブとハウジングの内壁との間に位置される環状
断面を有する半径方向外側の空間及び領域へ流れる。ガ
スフィルタ組立体はこの半径方向外側に位置される空間
に位置される。密閉箔壁がこのガスフィルタ組立体とハ
ウジングの壁との間に位置される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本明細書に記述されて
いるようなガス発生器の作動においては、作動後の火可
燃性のガス放出を含む幾つかの問題に直面する。これは
ガス発生器の内側からの非爆発性可燃性の結果である。
加えて、点火チューブの端部のゴムブーツは、取付け又
は組立の異常で点火チューブから外れたり、点火チュー
ブに更に突っ込まれたりしやすい。このようにゴムブー
ツが外れてしまうことによって、点火チューブから点火
火薬が失われて点火の不規則を引き起こしてしまう。
【0010】従って、点火装置の点火火薬のための確実
保持システムを提供し、且つ取付け変態に耐え且つガス
発生器組立体によって受ける環境が存続する間、もちこ
たえるような乗員エアバッグガス発生器のための改良さ
れた点火システムの必要性と需要とが存在する。
【0011】本発明の目的は、作動後の火可燃性のガス
放出を効果的に排除し且つガス発生器のスタッド端部に
おける点火チューブの端部を閉鎖するための確実保持シ
ステムを提供するための乗員エアバッグガス発生器又は
インフレータの点火チューブ又は案内ブーツに対する改
良を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、取付け工程中に潜在
的に損傷されない点火チューブのための耐久性のある案
内ブーツを提供することである。
【0013】本発明の更なる目的は、ガス発生器点火シ
ステム点火チューブ端部閉鎖具のための永久的に取り付
けられる非爆発性不燃性保持ブーツ又は蓋を提供するこ
とであり、そのブーツ又は蓋は、アルミニウムのような
金属からなり、取付けと密閉と高められた保持とを簡単
にするためにテーパが付けられ且つ圧着され、点火チュ
ーブの端部へ確実保持/圧着され、点火火薬保持ディス
クを内蔵する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のこれら及び他の
目的を達成するにあたり、点火システム点火チューブの
端部のための金属ブーツ又は蓋閉鎖具が設けられる。そ
の閉鎖具は点火火薬保持ディスクを内蔵し、その点火火
薬保持ディスクはそのディスクを通って炎が前方へ通過
できるようになっている。その閉鎖具は点火チューブへ
の確実保持/圧着と密閉適合を提供する。
【0015】本発明は、金属閉鎖具が点火チューブにし
まり嵌めされることと、先導縁部が点火チューブに適切
に位置決めされた溝にくいこむこととの両方を包含す
る。点火火薬保持ディスクは閉鎖具の全深さに沿ってし
まり嵌めされ、取り付けられる時に点火チューブの端部
に当接する。
【0016】本発明に従った好ましい形態の閉鎖具は、
点火チューブの端部に当接して点火火薬保持ディスクを
保持するための半径方向内側へ湾曲され且つ僅かに曲げ
返された後方縁部と、点火チューブの端部の取付けを簡
単にするための広がった先導縁部とを有するテーパの付
いたシリンダのように設計される。
【0017】本発明のこの説明において、本明細書の一
部を形成し且つ同様の部分は同じ参照番号で示された一
致した図面になされた参照番号と共に詳細の記述が続
く。
【0018】
【実施例】図面の図1において参照番号10で示されて
いる従来のガス発生器又はインフレータは、エアバッグ
(図示せず)を含む自動車の衝突時の保護クッションと
して有効である。そのガス発生器10は自動車の乗員側
での使用に特に適し、自動車のダッシュボードに又は上
に適切な方法で取り付けられる。
【0019】示されるように、そのガス発生器10はア
ルミニウムからなる長い管状外側ハウジング12を含
む。外側ハウジング12は薄い円筒形壁を有し、該円筒
形壁には外側ハウジング12の全長の殆どの部分に渡っ
て複数のガス放出出口又は穴14が設けられる。
【0020】外側ハウジング12のスタッドと称される
一端部16は図1で示されるように外側ハウジング12
と一体的に形成される部材18によって閉鎖されてい
る。その外側ハウジング12の基部端部と称される外側
端部20はスキブホルダ及びフランジ部材22によって
閉鎖されている。そのフランジ部材22は、溶接部24
で示されるように、イナーシャ溶接のような適切な処理
によって外側ハウジング12の端部に密閉状態に取り付
けられる。この処理の間に外側ハウジング12の隣接端
部に溶接される円形隆起部26はフランジ部材22の内
面の周辺部に隣接している。
【0021】穴の設けられた長い略円筒形の管状部材2
8は、管状部材12の全長に渡って延び且つ概してその
管状部材12と同心的に中央に位置される。管状部材2
8は点火チューブとして機能する。
【0022】点火チューブを位置決めするためのシリコ
ンパッド30はスタッド端部の部材18の内側に隣接し
て位置される。保持ディスク32及び点火チューブ保持
カップ33は、点火チューブ28を所定位置に保持する
ために点火チューブ28の位置決めを容易にするために
基部端部のフランジ部材22の内側に隣接して位置され
る。保持ディスク32は、外側ハウジング12内の所定
位置に並んで間を開けて配設される複数のウエハ34を
具備するガス発生材料を保持するのにも役立つ。組立作
業中において、保持ディスク32は、ガス発生ウエハ3
4を環状スペーサ36によって、イナーシャ溶接中の外
側ハウジング12に対して回転するフランジ部材22か
ら適切に離れたままで維持する。
【0023】比較的柔らかい鋼又は他の材料からなる穴
の設けられた長い円筒形内側チューブ又はバスケット3
8は、管状外側ハウジング12の略全長に渡って延び且
つその外側ハウジング12と同心的に位置される。バス
ケット38は、外側ハウジング12のスタッド端部16
においてシリコンパッド40の円形溝部によって且つ外
側ハウジング12の基部端部20においてはシリコンパ
ッド42によって、瞬間点火チューブ28及び外側ハウ
ジング12に対して同心的に位置される。
【0024】ガス発生器ウエハ34は、図2で最も良く
見られるように、瞬間点火チューブ28及びバスケット
38の間の環状断面を有する長い空間又は領域44に含
まれる。その環状空間44はインフレータ10の燃焼室
又はガス発生室を形成し、後述においてこのように参照
される。ガス発生器ウエハ34は環状に成形された燃焼
室44の内径及び外径それぞれと概して等しい内径及び
外径の形状のウエハを有する。
【0025】発生したガスは、燃焼室44から穴を設け
られたバスケット38の穴46を通りバスケット38と
ハウジング12の内壁との間の環状空間48へ流れる。
ガスフィルタ組立体50は環状空間48に位置される。
厚さ0.004インチ(0.010cm)の熱密閉箔壁
52がガスフィルタ組立体50とハウジング12の内壁
との間に位置される。
【0026】ガスフィルタ組立体50は断面が環状であ
る。限定的でない例として挙げるならば、ガスフィルタ
組立体50は、最も内側の層から始めると、バスケット
38に続いて、ニッケル被覆カーボン又はステンレス鋼
30メッシュスクリーンの2つのラップと、それから8
0×700又は50×250メッシュステンレス鋼又は
40×180メッシュニッケル被覆カーボンと、それか
ら0.080インチ(0.203cm)のセラミック濾
過紙の1つのラップと、続いて30メッシュステンレス
鋼又はニッケル被覆カーボンの2つのラップとを含む。
最後に、5メッシュステンレス鋼又はニッケル被覆カー
ボンがハウジング12の壁の近くに設けられ、発生ガス
が自由に通過するための放出出口又は穴14の周りの空
間を提供する。しかしながら、ガスフィルタ組立体50
は他の適切なフィルタ構造をも含む。
【0027】30メッシュニッケル被覆カーボン又はス
テンレス鋼冷却スクリーン(図示せず)の2つ又は3つ
のラップが燃焼室44内の穴の開いたバスケット38の
内壁に隣接して配置される。
【0028】ガス発生器ウエハ34は、燃焼率と無毒性
と燃焼温度の必要性に適した多くの構成要素の1つから
なる。利用される1つの構成要素はSchneiter 他の米国
特許第4,203,787号で開示されている。有利に
使用される他の構成要素はShawの米国特許第4,36
9,079号で開示されている。本明細書にも参照され
て含まれている開示内容を有するこれら両方の特許は、
本発明の譲渡人に譲渡されている。
【0029】本発明は、燃焼室44のガス発生材料のい
かなる特徴的な構成及び形状に対しても限定されない。
従って、ガス発生材料は、上記の米国特許第4,54
7,342号で開示されているガス発生材料のペレット
と同様のペレットの形状をしたある量の爆発性材料を具
備する。
【0030】制限的でない例を挙げてみると、点火チュ
ーブ28がリン酸鉄で被覆された又はアルミメッキされ
た1インチの3/8(0.95cm)の外径を有するカ
ーボン鋼の11インチ(27.94cm)の長さの21
ゲージの中空円筒形ボディを具備し、そこへの貫通はそ
の円筒形壁に穴を開けることによって導かれることに注
目できる。一方、ここでも11インチ(27.94c
m)の長さの点火チューブ28は、リン酸鉄で被覆され
た又はアルミメッキされた30メッシュカーボン鋼スク
リーンからなり、丸められ、1インチの3/8(0.9
5cm)の外径を有するチューブに溶接される。
【0031】適切なスキブ(図示せず)を含む点火装置
組立体56は、ハウジング12の基部端部20における
フランジ部材22の中央に位置される穴54に押し込ま
れる。そのスキブ及び点火装置組立体56は点火チュー
ブ28の端部に隣接して位置され、ガス発生器10の点
火装置を点火するための電気エネルギ源に通じるワイヤ
58によって接続される。
【0032】素早い点火と無毒性の必要性に合ういかな
る種々の構成要素である火薬59を具備する適切な爆発
性材料は、点火装置組立体56内に含まれる。この使用
のための典型的な材料はBKNO3 粉末である。その爆
発性材料はスキブ(図示せず)によって点火可能であ
る。
【0033】図1に示されるように、容器60は、瞬間
点火チューブ28の隣接端部と整列してハウジング12
のスタッド端部16の部材18の内壁の凹部62に設け
られる。容器60は自動点火火薬64を保持又は含み、
本発明の譲渡人に譲渡されており且つ本明細書にも参照
して含まれているAdams 他の米国特許第4,561,6
75号で開示されている自動点火手段と同様の自動点火
手段を形成する。その自動点火火薬64は、ガス発生器
10の火薬が、仮に自動点火手段が備えられていないと
ガス発生火薬が点火してしまう650°Fの範囲ではな
く、350°Fの範囲の温度の焚き火のような高温環境
におかれた時に機能するように点火可能である。これは
ガス発生ハウジング12のためにアルミニウムを使用す
ることを可能にし、そのアルミニウムは650°Fでな
くて350°Fの温度で生じる内部自動点火圧力を含む
ように十分な高温特性を有する。ハウジング12は好ま
しくはガス発生器10の重量を最小にするためにアルミ
ニウムから構成される。
【0034】図1及び図3で最もよく分かるように、ハ
ウジング12のスタッド端部16に隣接した点火チュー
ブ28の端部において、その点火チューブ28はゴムブ
ーツ66と点火火薬保持ディスク68とによって塞がれ
ている。ゴムブーツ66は非爆発性可燃性材料からな
る。ゴムブーツ66がガス発生器10内に位置される
と、それはガス発生器10によるガスの発生中の作動後
の火可燃性ガス放出の問題の原因になる。加えて、ゴム
ブーツ66は、ガス発生器10の取付け及び組み立ての
間に、潜在的に取付け異常によって影響され、点火チュ
ーブから外れたり、点火チューブに押し込まれてしま
う。
【0035】本発明に従うと、図4から図9に示される
ように、非爆発性不燃性金属ブーツ又は蓋閉鎖具70
と、ガス発生外側ハウジング12のスタッド端部に隣接
した点火装置システム点火チューブ28の端部の端部を
閉鎖するための内蔵型点火装置火薬保持ディスク72と
が設けられる。より小さい開口部又は後方端部74にお
いて、図4で示された閉鎖具70の壁は内側へ曲げられ
且つ僅かに曲げ返されている、つまり僅かに反対方向へ
湾曲されている。閉鎖具70は開口端部74と76との
間でテーパが付いており、つまりその直径が大きくな
り、より大きい又は先導端部76の方向へ徐々に外側へ
広がっている。
【0036】図6の参照番号70’で示される閉鎖具
は、本発明の変更された好ましい実施例において、開口
端部76が広がっており、つまり付加的に幅を広げられ
ている又は短い距離だけ外側へ広がっている点で閉鎖具
70と異なる。
【0037】閉鎖具70及び70’の各々は、点火チュ
ーブ28の適切に位置される圧着溝部78に圧着された
より大きい直径の端部76のある、図9に示されるよう
に、点火チューブ28への確実保持/圧着のある密閉適
合を提供する。その閉鎖具70及び70’を作る金属
は、このような圧着が可能なように曲げられることが可
能である。
【0038】閉鎖具を取り付けるこのシステムは点火チ
ューブ28への閉鎖具70及び70’のしまり嵌めと、
点火チューブ28の先導端部76の圧着の両方を含む。
図8に示されるように、点火火薬保持ディスク72は閉
鎖具70の端部74と76との間の全深さに沿ってしま
り嵌めされ、点火チューブ28に当たって位置し、取り
付けられるとき図9で示されるように、開口端部74に
よって押される。
【0039】点火火薬保持ディスク72が適切な非爆発
性不燃性材料からなる一方で、本発明に従った好ましい
形態はワイヤ布メッシュである。このように形成される
と、点火火薬保持ディスク72は、炎を前方へ通過させ
ることができる。
【0040】これは、焚き火のような高温環境を受けた
時、ガス発生器の花火の自動点火機能を容易にする点で
特徴的に有利である。つまり、自動点火火薬64の点火
の際に、図1で示されるように、それによって素早く生
じた炎前部は点火火薬保持ディスク72を通り、点火チ
ューブ28の点火火薬59を点火し、ガス発生器10の
花火を機能させる。
【0041】従って、本発明に従うと、作動後の火可燃
性ガス放出を効果的に排除し、ガス発生器のスタッド端
部において点火チューブの端部を閉鎖するための確実保
持システムを提供することのための乗員側エアバッグガ
ス発生器の点火チューブと案内ブーツとに対する改良を
提供している。取付け工程の間に潜在的な損傷を受けて
いない点火チューブのための耐久性のある案内ブーツを
提供している。その提供されたシステムは永久確実保持
システムである。
【0042】本発明の詳細な説明で、当業者には変更が
本発明の精神から逸脱することなく本発明になされるこ
とが明らかであろう。従って、本発明の範囲が示され且
つ説明された特定的な実施例に限定されることを意図し
ない。むしろ、本発明の範囲は添付の請求の範囲とその
均等物によって決定されることを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴム点火ブーツがガス発生器のスタッド端部に
隣接して点火チューブの端部を閉鎖するのに利用される
ような従来技術のガス発生器又はインフレータの長手方
向の部分断面図である。
【図2】図1の線2−2に沿ったガス発生器の断面図で
ある。
【図3】図1及び図3で示された従来技術のガス発生器
で利用される取り付けられるゴム点火ブーツと点火火薬
保持ディスクとのある点火チューブの略拡大断面図であ
る。
【図4】点火システム点火チューブの端部を閉鎖するた
めのゴムブーツのための選択可能な実施例として、本発
明に従って設けられた金属ブーツ又は蓋閉鎖具の断面図
である。
【図5】そのより大きい開口端部から図4を示した金属
ブーツ又は蓋閉鎖具の図である。
【図6】点火システム点火チューブの端部を閉鎖するた
めのゴムブーツのための選択可能な実施例として、本発
明に従って変更された好ましい金属ブーツ又は蓋閉鎖具
の断面図である。
【図7】そのより大きい開口端部から図6を示した金属
ブーツ又は蓋閉鎖具の図である。
【図8】全深へ取り付けられる点火火薬保持ディスクの
ある図6及び図7で示された変更された好ましい金属ブ
ーツ又は蓋閉鎖具の断面図である。
【図9】その端部に取り付けられる図4又は図6のいず
れかで示される金属ブーツ又は蓋閉鎖具を有し、且つ点
火チューブの隣接端部に当接される点火火薬保持ディス
クを内蔵する点火システム点火チューブの略断面及び部
分拡大図である。
【符号の説明】
10…ガス発生器 12…ハウジング 14…ガス放出出口 16…スタッド端部 18…部材 20…基部端部 22…フランジ部材 24…溶接部 26…隆起部 28…点火チューブ 30…シリコンパッド 32…保持ディスク 33…点火チューブ保持カップ 34…ウエハ 36…環状スペーサ 38…バスケット 40…シリコンパッド 42…シリコンパッド 44…燃焼室 46…穴 48…環状空間 50…ガスフィルタ組立体 52…熱密閉箔壁 54…穴 56…点火装置組立体 58…ワイヤ 59…火薬 60…容器 62…凹部 64…自動点火火薬 66…ゴムブーツ 68…点火火薬保持ディスク 70…閉鎖具 70’…閉鎖具 72…内蔵型点火装置火薬保持ディスク 74…後方端部 76…先導端部 78…圧着溝部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け、密閉及び高められた保持を容易
    にするために点火チューブの端部に圧着されるテーパの
    付いた非爆発性不燃性円筒形チューブを具備し、該円筒
    形チューブは前記点火チューブに永久的に取り付けら
    れ、 前記円筒形チューブは、先導端部と後方端部とを有し、
    該先導端部は前記後方端部及び点火チューブの端部より
    僅かに大きい直径を有し、前記後方端部は半径方向内側
    に湾曲され、僅かに曲げ返される点火チューブ端部閉鎖
    具。
  2. 【請求項2】 前記円筒形チューブの前記先導端部は、
    前記円筒形チューブが取り付けられるべき前記点火チュ
    ーブの端部に適切に位置されたノッチ又は溝にくいこむ
    ことができるように、曲がることが可能である請求項1
    に記載の点火チューブ端部閉鎖具。
  3. 【請求項3】 前記円筒形チューブの前記先導端部が僅
    かに広がっている請求項1に記載の点火チューブ端部閉
    鎖具。
  4. 【請求項4】 前記円筒形チューブが金属からなる請求
    項1に記載の点火チューブ端部閉鎖具。
  5. 【請求項5】 前記円筒形チューブがアルミニウムから
    なる請求項4に記載の点火チューブ端部閉鎖具。
  6. 【請求項6】 前記点火チューブの開口端部と実質的に
    等しい直径を有する保持ディスクを更に含み、該保持デ
    ィスクは、前記先導端部から取り付けられる時に前記円
    筒形チューブの実質的に全深さに沿ってしまり嵌めさ
    れ、そのように取り付けられる時に前記点火チューブの
    端部に対して当接して位置され、前記円筒形チューブの
    僅かに曲げ返った後方端部に強制的に押しつけられる請
    求項2に記載の点火チューブ端部閉鎖具。
  7. 【請求項7】 前記円筒形チューブの前記先導端部は、
    前記点火チューブの端部に前記円筒形チューブを容易に
    取る付けるために僅かに広がっている請求項6に記載の
    点火チューブ端部閉鎖具。
  8. 【請求項8】 前記保持ディスクがワイヤ布メッシュを
    具備する請求項6に記載の点火チューブ端部閉鎖具。
  9. 【請求項9】 点火火薬を含むエアバッグガス発生点火
    システム点火チューブを閉鎖するための点火チューブブ
    ーツにおいて、 先導端部と後方端部とを有するテーパの付いた円筒形チ
    ューブを具備し、該先導端部は該後方端部よりも大きい
    直径を有し、該後方端部は半径方向内側へ湾曲され、且
    つ僅かに曲げ返される点火チューブブーツ。
  10. 【請求項10】 前記テーパの付いた円筒形チューブの
    前記先導端部が僅かに広がっている請求項9に記載のエ
    アバッグガス発生点火システム点火チューブを閉鎖する
    ための点火チューブブーツ。
  11. 【請求項11】 前記点火チューブの開口端部と実質的
    に等しい直径を有する保持ディスクを更に有し、該保持
    ディスクが前記先導端部から取り付けられる時に前記円
    筒形チューブの全深さに沿ってしまり嵌めされ、そのよ
    うに取り付けられる時に前記点火チューブの端部に対し
    て位置し、前記円筒形チューブの前記後方端部の僅かに
    曲げ返された端部に強制的に押しつけられる請求項9に
    記載のエアバッグガス発生点火システム点火チューブを
    閉鎖するための点火チューブブーツ。
  12. 【請求項12】 前記点火チューブの開口端部と実質的
    に等しい直径を有する保持ディスクを更に有し、該保持
    ディスクが前記先導端部から取り付けられる時に前記円
    筒形チューブの全深さに沿ってしまり嵌めされ、そのよ
    うに取り付けられる時に前記点火チューブの端部に対し
    て位置し、前記円筒形チューブの前記後方端部の僅かに
    曲げ返された端部に強制的に押しつけられ、 前記テーパの付いた円筒形チューブの前記先導端部が前
    記点火チューブの端部に前記円筒形チューブを簡単に取
    り付けることを促進するために僅かに広がっている請求
    項10に記載のエアバッグガス発生点火システム点火チ
    ューブを閉鎖するための点火チューブブーツ。
  13. 【請求項13】 前記保持ディスクがワイヤ布メッシュ
    を具備する請求項12に記載のエアバッグガス発生点火
    システム点火チューブを閉鎖するための点火チューブブ
    ーツ。
  14. 【請求項14】 点火火薬保持ディスクと、 後方縁部と先導縁部とを有するテーパの付いた円筒形チ
    ューブとを具備し、 該先導縁部は前記円筒形チューブを前記点火チューブの
    端部に簡単に取り付けるために広がっており、 該後方縁部は前記点火チューブの端部に対して前記点火
    火薬保持ディスクを保持するために、半径方向内側へ湾
    曲しており且つ僅かに曲げ返されるエアバッグガス発生
    点火システム点火チューブ端部閉鎖具。
  15. 【請求項15】 前記点火火薬保持ディスクがワイヤ布
    メッシュを具備する請求項14に記載のエアバッグガス
    発生点火システム点火チューブ端部閉鎖具。
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