JPH0776214A - 自動車用トリムアセンブリ - Google Patents
自動車用トリムアセンブリInfo
- Publication number
- JPH0776214A JPH0776214A JP5221849A JP22184993A JPH0776214A JP H0776214 A JPH0776214 A JP H0776214A JP 5221849 A JP5221849 A JP 5221849A JP 22184993 A JP22184993 A JP 22184993A JP H0776214 A JPH0776214 A JP H0776214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- trim
- rib
- trim assembly
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 側突等に対する乗員保護用の手段が適宜の大
きさでもポケット部の収容性を損なわないようにしたこ
と。 【構成】 車体8の室内PR側を覆うトリム芯板2と、
該トリム芯板2の下部に設けられた第1面22及び該第
1面22から離間する位置に配される第2面23より収
納部6が形成されたポケット部21とを有し、前記ポケ
ット部21内の前記トリム芯板2側の面より立設された
車幅方向入力に対して伸縮可能な第1リブ25の一端部
を第1面22に取り付けると共に、車幅方向入力に対し
て伸縮可能な第2リブ26の一端部を第2面23に取付
け、第1リブ25の自由端部と第2リブ26の自由端部
の間には、物を収容可能な間隙が設けられる。
きさでもポケット部の収容性を損なわないようにしたこ
と。 【構成】 車体8の室内PR側を覆うトリム芯板2と、
該トリム芯板2の下部に設けられた第1面22及び該第
1面22から離間する位置に配される第2面23より収
納部6が形成されたポケット部21とを有し、前記ポケ
ット部21内の前記トリム芯板2側の面より立設された
車幅方向入力に対して伸縮可能な第1リブ25の一端部
を第1面22に取り付けると共に、車幅方向入力に対し
て伸縮可能な第2リブ26の一端部を第2面23に取付
け、第1リブ25の自由端部と第2リブ26の自由端部
の間には、物を収容可能な間隙が設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用トリムアセン
ブリの構造に関する。
ブリの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図8乃至
図10(実開平1−144112号公報参照)に示すよ
うに、自動車用トリムアセンブリ1は、「車体」として
のドアインナパネル8の室内PR側を覆う合成樹脂材よ
りなるトリム芯板2と、トリム芯板2の下部に設けられ
たポケット部7と、トリム芯板2の前記ポケット部7の
上位に設けられたアームレスト9とを有する。ポケット
部7は、第1面4及び第1面4から室内側へ離間する位
置に配される第2面5より収納部6が形成され、ロード
マップ等の品物の収納に供されている。ポケット部7の
後部には、座席(図示省略)に着座した乗員10の側突
時の保護のために、乗員のヒップポイント12に合わせ
てドア用パッド等の保護手段11が配設される(この種
の従来技術としては例えば実開平1−178128号公
報に示すようなものがある)。
図10(実開平1−144112号公報参照)に示すよ
うに、自動車用トリムアセンブリ1は、「車体」として
のドアインナパネル8の室内PR側を覆う合成樹脂材よ
りなるトリム芯板2と、トリム芯板2の下部に設けられ
たポケット部7と、トリム芯板2の前記ポケット部7の
上位に設けられたアームレスト9とを有する。ポケット
部7は、第1面4及び第1面4から室内側へ離間する位
置に配される第2面5より収納部6が形成され、ロード
マップ等の品物の収納に供されている。ポケット部7の
後部には、座席(図示省略)に着座した乗員10の側突
時の保護のために、乗員のヒップポイント12に合わせ
てドア用パッド等の保護手段11が配設される(この種
の従来技術としては例えば実開平1−178128号公
報に示すようなものがある)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自動車用トリムアセンブリ1において、乗員10が標準
着座位置から例えば符号10′で示す最前位置(フロン
トモスト)に着座した場合にも前記保護手段11で保護
する必要があるために、ポケット7の設定位置及び寸法
が制限され、ポケット7の収容性、商品性が損なわれる
おそれがある。本発明はかかる問題に鑑みなされたもの
で、ポケットの収容性を損なうことなく、側突等に対す
る乗員保護手段が施された自動車用トリムアセンブリを
提供することを目的とする。
自動車用トリムアセンブリ1において、乗員10が標準
着座位置から例えば符号10′で示す最前位置(フロン
トモスト)に着座した場合にも前記保護手段11で保護
する必要があるために、ポケット7の設定位置及び寸法
が制限され、ポケット7の収容性、商品性が損なわれる
おそれがある。本発明はかかる問題に鑑みなされたもの
で、ポケットの収容性を損なうことなく、側突等に対す
る乗員保護手段が施された自動車用トリムアセンブリを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動車用トリムアセンブリは、車体の室内
側を覆うトリム芯板と、該トリム芯板の下部に設けられ
た第1面及び該第1面から室内側へ離間する位置に配さ
れる第2面により収納部を形成するポケット部とを有す
る自動車用トリムアセンブリにおいて、車幅方向入力に
対して伸縮可能な第1弾性部材の一端部が前記第1面に
取り付けられると共に、車幅方向入力に対して伸縮可能
な第2弾性部材の一端部が前記第2面に取り付けられ、
前記第1弾性部材の自由端部と前記第2弾性部材の自由
端部との間には、物を収容可能な間隙が設けられる。ま
た、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材は、車体前後
方向に交互に配設されるとよい。また、前記弾性部材
は、座席の標準背凭れ角度と略等しい角度を持って配設
されるとよい。また、前記第1弾性部材と前記第2弾性
部材は、夫々第1面と第2面の後部に取り付けられてお
り、ポケット部の底面には、前方方向へ下がる斜面が形
成されるとよい。
に、本発明の自動車用トリムアセンブリは、車体の室内
側を覆うトリム芯板と、該トリム芯板の下部に設けられ
た第1面及び該第1面から室内側へ離間する位置に配さ
れる第2面により収納部を形成するポケット部とを有す
る自動車用トリムアセンブリにおいて、車幅方向入力に
対して伸縮可能な第1弾性部材の一端部が前記第1面に
取り付けられると共に、車幅方向入力に対して伸縮可能
な第2弾性部材の一端部が前記第2面に取り付けられ、
前記第1弾性部材の自由端部と前記第2弾性部材の自由
端部との間には、物を収容可能な間隙が設けられる。ま
た、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材は、車体前後
方向に交互に配設されるとよい。また、前記弾性部材
は、座席の標準背凭れ角度と略等しい角度を持って配設
されるとよい。また、前記第1弾性部材と前記第2弾性
部材は、夫々第1面と第2面の後部に取り付けられてお
り、ポケット部の底面には、前方方向へ下がる斜面が形
成されるとよい。
【0005】
【作 用】本発明の自動車用トリムアセンブリによれ
ば、前記ポケット部内の第1面と第2面に取り付けられ
た第1弾性部材と第2弾性部材が、側突等の衝撃を緩衝
するので安全性を維持することができる。同時に、第1
弾性部材の自由端部と第2弾性部材の自由端部との間に
間隔が設けられているので、両者間に渡って品物が収納
可能になり、例えば書籍等の長尺物の収納ができる。従
って、ポケット部の前後幅を小さくしないですみ、品物
の収容性を損なわないことになる。また、交互に配設さ
れる第1弾性部材と第2弾性部材を配設することで、品
物の収容性を損なわず、また安定的に衝撃の緩衝を行う
ことができる。また、弾性部材に座席の標準背凭れ角度
と略等しい角度を持たせれば、乗員の腰のトルソーライ
ンに沿うので、側突時等の衝撃を効率的に緩衝すること
ができ、ポケット部に収納した荷物が前方に導かれるの
で、弾性部材間に詰まりが生じないことになる。さら
に、底面に傾斜を付けることで、底部の小物等を第1弾
性部材と第2弾性部材の存しない前方へ導くことができ
る。
ば、前記ポケット部内の第1面と第2面に取り付けられ
た第1弾性部材と第2弾性部材が、側突等の衝撃を緩衝
するので安全性を維持することができる。同時に、第1
弾性部材の自由端部と第2弾性部材の自由端部との間に
間隔が設けられているので、両者間に渡って品物が収納
可能になり、例えば書籍等の長尺物の収納ができる。従
って、ポケット部の前後幅を小さくしないですみ、品物
の収容性を損なわないことになる。また、交互に配設さ
れる第1弾性部材と第2弾性部材を配設することで、品
物の収容性を損なわず、また安定的に衝撃の緩衝を行う
ことができる。また、弾性部材に座席の標準背凭れ角度
と略等しい角度を持たせれば、乗員の腰のトルソーライ
ンに沿うので、側突時等の衝撃を効率的に緩衝すること
ができ、ポケット部に収納した荷物が前方に導かれるの
で、弾性部材間に詰まりが生じないことになる。さら
に、底面に傾斜を付けることで、底部の小物等を第1弾
性部材と第2弾性部材の存しない前方へ導くことができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。従来例と同一の構造は同一符号を用いる。図1乃至
図6は本発明の一実施例を示し、自動車用トリムアセン
ブリ20は、「車体」としてのドアインナパネル8の室
内PR側を覆う合成樹脂材よりなるトリム芯板2と、ト
リム芯板2の下部に設けられたポケット部21と、トリ
ム芯板2の前記ポケット部21の上位に設けられたアー
ムレスト9とを有する。ポケット部21は、第1面22
及び第1面22から室内側へ離間する位置に配される第
2面23により収納部6が形成される。尚、本実施例で
は、トリム芯板2の下部が第1面22を兼ねているが、
第1面22をトリム芯板2と別部材で構成することも可
能である。前記ポケット部21内の第1面22と第2面
23の後部には乗員のヒップポイント12に合わせて、
夫々「第1弾性部材」である第1リブ25の一端部と
「第2弾性部材」である第2リブ26の一端部が取り付
けられている。本実施例では、夫々複数の第1リブ25
と第2リブ26が、車体前後方向に交互に配設され、各
第1リブ25及び各第2リブ26は、図3に示したよう
に断面が波状の板からなり、図4に示したように座席
(図示省略)の標準背凭れ角度に略沿わせた角度(例え
ば垂直線に対して25度)に傾いて配設される。第1リ
ブ25及び第2リブ26夫々の自由端部25a,26a
には、リブの横倒れ防止用の断面略T字状のストッパ2
8が形成され、さらに自由端部25a,26aの間に
は、書籍等の長尺物を収容可能な間隙29が形成され
る。さらに、ポケット部21の後部底面には前方方向へ
下がるゆるやかな傾斜30が形成される。
る。従来例と同一の構造は同一符号を用いる。図1乃至
図6は本発明の一実施例を示し、自動車用トリムアセン
ブリ20は、「車体」としてのドアインナパネル8の室
内PR側を覆う合成樹脂材よりなるトリム芯板2と、ト
リム芯板2の下部に設けられたポケット部21と、トリ
ム芯板2の前記ポケット部21の上位に設けられたアー
ムレスト9とを有する。ポケット部21は、第1面22
及び第1面22から室内側へ離間する位置に配される第
2面23により収納部6が形成される。尚、本実施例で
は、トリム芯板2の下部が第1面22を兼ねているが、
第1面22をトリム芯板2と別部材で構成することも可
能である。前記ポケット部21内の第1面22と第2面
23の後部には乗員のヒップポイント12に合わせて、
夫々「第1弾性部材」である第1リブ25の一端部と
「第2弾性部材」である第2リブ26の一端部が取り付
けられている。本実施例では、夫々複数の第1リブ25
と第2リブ26が、車体前後方向に交互に配設され、各
第1リブ25及び各第2リブ26は、図3に示したよう
に断面が波状の板からなり、図4に示したように座席
(図示省略)の標準背凭れ角度に略沿わせた角度(例え
ば垂直線に対して25度)に傾いて配設される。第1リ
ブ25及び第2リブ26夫々の自由端部25a,26a
には、リブの横倒れ防止用の断面略T字状のストッパ2
8が形成され、さらに自由端部25a,26aの間に
は、書籍等の長尺物を収容可能な間隙29が形成され
る。さらに、ポケット部21の後部底面には前方方向へ
下がるゆるやかな傾斜30が形成される。
【0007】図5は、本実施例の作用を説明するための
模式図である。波状の板からなる第1リブ25及び第2
リブ26は、弾性部材として機能するので、側突等のポ
ケット部21に対する車幅方向入力に対して伸縮するこ
とができ、乗員に与える衝撃を緩衝する。これらリブは
ポケット部21内の必要な部分、即ち乗員のヒップポイ
ントに対応した部分にのみ配設すればよく、リブの存し
ない部分はすべて品物収納部として利用することができ
る。即ち、ポケット部21の前部のリブ25、26が全
く無い部分は、従来と同様に使用することができると共
に、ポケット部21に形成した第1リブ25及び第2リ
ブ26間の間隔29には書籍等の長尺物を収容すること
ができる。従って、ポケット部21の前後幅を小さくし
なくてすむので、収納性、商品性を損なうことがない。
また、第1リブ25と第2リブ26が交互に配設される
ので、第1リブ25同志又は第2リブ26同志の間に
も、小物を収納することができると共に、安定的に衝撃
の緩衝を行うことができる。リブ25、26は、乗員の
腰のトルソーラインに沿うよう角度を持たせているの
で、効果的に側突等の衝撃を緩衝することができる。ま
た、リブ25、26の傾斜に沿ってポケット部21に収
納した荷物を前方に導くことができ、第1リブ25及び
第2リブ26間に詰まりが生じないことになる。また、
ポケット部21の底面に形成された傾斜30によって底
部の小物をリブの存しない前方へ導くこともできる。図
7は、本実施例による自動車用トリムアセンブリの衝撃
吸収を説明するための荷重ライン説明図であり、横軸に
ポケット部の伸縮ストロークSを、縦軸に荷重Fを、夫
々有するF−S線図で、曲線Aは、書籍(図示省略)等
を介在して第1リブ25と第2リブ26が直列に接続さ
れた場合、曲線Bは、書籍等が介在されておらず第1リ
ブ25と第2リブ26が並列に接続された場合を示す。
何れの場合も、夫々の曲線A,Bで囲まれた面積が、衝
撃エネルギの吸収代であり、これにより乗員10への衝
撃を和らげることになる。曲線A,Bで囲まれた面積が
等しくなるようにリブ25、26のバネ力や、間隔29
を調整することにより、収納物の有無に係わらず常時一
定の緩衝を得るようにすることができる。
模式図である。波状の板からなる第1リブ25及び第2
リブ26は、弾性部材として機能するので、側突等のポ
ケット部21に対する車幅方向入力に対して伸縮するこ
とができ、乗員に与える衝撃を緩衝する。これらリブは
ポケット部21内の必要な部分、即ち乗員のヒップポイ
ントに対応した部分にのみ配設すればよく、リブの存し
ない部分はすべて品物収納部として利用することができ
る。即ち、ポケット部21の前部のリブ25、26が全
く無い部分は、従来と同様に使用することができると共
に、ポケット部21に形成した第1リブ25及び第2リ
ブ26間の間隔29には書籍等の長尺物を収容すること
ができる。従って、ポケット部21の前後幅を小さくし
なくてすむので、収納性、商品性を損なうことがない。
また、第1リブ25と第2リブ26が交互に配設される
ので、第1リブ25同志又は第2リブ26同志の間に
も、小物を収納することができると共に、安定的に衝撃
の緩衝を行うことができる。リブ25、26は、乗員の
腰のトルソーラインに沿うよう角度を持たせているの
で、効果的に側突等の衝撃を緩衝することができる。ま
た、リブ25、26の傾斜に沿ってポケット部21に収
納した荷物を前方に導くことができ、第1リブ25及び
第2リブ26間に詰まりが生じないことになる。また、
ポケット部21の底面に形成された傾斜30によって底
部の小物をリブの存しない前方へ導くこともできる。図
7は、本実施例による自動車用トリムアセンブリの衝撃
吸収を説明するための荷重ライン説明図であり、横軸に
ポケット部の伸縮ストロークSを、縦軸に荷重Fを、夫
々有するF−S線図で、曲線Aは、書籍(図示省略)等
を介在して第1リブ25と第2リブ26が直列に接続さ
れた場合、曲線Bは、書籍等が介在されておらず第1リ
ブ25と第2リブ26が並列に接続された場合を示す。
何れの場合も、夫々の曲線A,Bで囲まれた面積が、衝
撃エネルギの吸収代であり、これにより乗員10への衝
撃を和らげることになる。曲線A,Bで囲まれた面積が
等しくなるようにリブ25、26のバネ力や、間隔29
を調整することにより、収納物の有無に係わらず常時一
定の緩衝を得るようにすることができる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
トリムアセンブリによれば、車幅方向入力に対して伸縮
可能な第1弾性部材の一端部がポケット部の第1面に取
り付けられると共に、車幅方向入力に対して伸縮可能な
第2弾性部材の一端部がポケット部の第2面に取り付け
られ、前記第1弾性部材の自由端部と前記第2弾性部材
の自由端部との間には、物を収容可能な間隙が設けられ
るので、ポケットの収容性を損なうことなく、側突等に
対する衝撃を緩衝することができる。また、交互に配設
される第1弾性部材と第2弾性部材を配設することで、
品物の収容性を損なわず、また安定的に衝撃の緩衝を行
うことができる。また、弾性部材に座席の標準背凭れ角
度と略等しい角度を持たせれば、乗員の腰のトルソーラ
インに沿うので、側突時等の衝撃を効率的に緩衝するこ
とができ、ポケット部に収納した荷物が前方に導かれる
ので、弾性部材間に詰まりが生じないようにできる。さ
らに、底面に傾斜を付けることで、底部の小物等を第1
弾性部材と第2弾性部材の存しない前方へ導くことがで
きる。
トリムアセンブリによれば、車幅方向入力に対して伸縮
可能な第1弾性部材の一端部がポケット部の第1面に取
り付けられると共に、車幅方向入力に対して伸縮可能な
第2弾性部材の一端部がポケット部の第2面に取り付け
られ、前記第1弾性部材の自由端部と前記第2弾性部材
の自由端部との間には、物を収容可能な間隙が設けられ
るので、ポケットの収容性を損なうことなく、側突等に
対する衝撃を緩衝することができる。また、交互に配設
される第1弾性部材と第2弾性部材を配設することで、
品物の収容性を損なわず、また安定的に衝撃の緩衝を行
うことができる。また、弾性部材に座席の標準背凭れ角
度と略等しい角度を持たせれば、乗員の腰のトルソーラ
インに沿うので、側突時等の衝撃を効率的に緩衝するこ
とができ、ポケット部に収納した荷物が前方に導かれる
ので、弾性部材間に詰まりが生じないようにできる。さ
らに、底面に傾斜を付けることで、底部の小物等を第1
弾性部材と第2弾性部材の存しない前方へ導くことがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示し図6のSA−SA線に
沿う自動車用トリムアセンブリの断面図である。
沿う自動車用トリムアセンブリの断面図である。
【図2】図6の矢視Bにかかる平面図である。
【図3】図6の矢視Cにかかる正面図である。
【図4】図6の矢視Dにかかる一部斜視図である。
【図5】図1の実施例の作用を説明するための模式図で
ある。
ある。
【図6】図1の斜視説明図である。
【図7】図1の実施例の荷重ライン説明図である。
【図8】従来例の自動車用トリムアセンブリの斜視説明
図である。
図である。
【図9】図8のSE−SE線に沿う断面図である。
【図10】図8の矢視Dにかかる正面図である。
2 トリム芯板 4 第1面 22 第1面 5 第2面 23 第2面 6 収納部 7 ポケット部 21 ポケット部 8 車体 20 自動車用トリムアセンブリ 25 第1リブ 26 第2リブ 29 書籍等を収容可能な間隙 30 傾斜 PR 室内側
Claims (4)
- 【請求項1】 車体の室内側を覆うトリム芯板と、該ト
リム芯板の下部に設けられた第1面及び該第1面から室
内側へ離間する位置に配される第2面により収納部を形
成するポケット部とを有する自動車用トリムアセンブリ
において、 車幅方向入力に対して伸縮可能な第1弾性部材の一端部
が前記第1面に取り付けられると共に、車幅方向入力に
対して伸縮可能な第2弾性部材の一端部が前記第2面に
取り付けられ、前記第1弾性部材の自由端部と前記第2
弾性部材の自由端部との間には、物を収容可能な間隙が
設けられることを特徴とする自動車用トリムアセンブ
リ。 - 【請求項2】 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材
は、車体前後方向に交互に配設されることを特徴とする
請求項1記載の自動車用トリムアセンブリ。 - 【請求項3】 前記弾性部材は、座席の標準背凭れ角度
と略等しい角度を持って配設されることを特徴とする請
求項1又は2記載の自動車用トリムアセンブリ。 - 【請求項4】 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材
は、夫々第1面と第2面の後部に取り付けられており、
ポケット部の底面には前方方向へ下がる斜面が形成され
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
自動車用トリムアセンブリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5221849A JPH0776214A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 自動車用トリムアセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5221849A JPH0776214A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 自動車用トリムアセンブリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0776214A true JPH0776214A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16773154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5221849A Pending JPH0776214A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 自動車用トリムアセンブリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0776214A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018020617A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | テイ・エス テック株式会社 | ドアライニング |
JP2022171946A (ja) * | 2021-02-04 | 2022-11-11 | テイ・エス テック株式会社 | ドアライニング |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP5221849A patent/JPH0776214A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018020617A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | テイ・エス テック株式会社 | ドアライニング |
JP2022171946A (ja) * | 2021-02-04 | 2022-11-11 | テイ・エス テック株式会社 | ドアライニング |
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