JPH0775626B2 - 消防自動車による消防方式 - Google Patents
消防自動車による消防方式Info
- Publication number
- JPH0775626B2 JPH0775626B2 JP1092971A JP9297189A JPH0775626B2 JP H0775626 B2 JPH0775626 B2 JP H0775626B2 JP 1092971 A JP1092971 A JP 1092971A JP 9297189 A JP9297189 A JP 9297189A JP H0775626 B2 JPH0775626 B2 JP H0775626B2
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- JP
- Japan
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- foam
- fire
- pump
- water
- concentrate
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、石油コンビナート等における消防自動車に
よる消防方式に関するものである。
よる消防方式に関するものである。
（従来の技術） 石油コンビナート等の石油に関連するプラントにあって
は、泡消火液を放射する化学消防車、泡原液搬送車、高
所放水車がそれぞれ連携して消火活動をする。
は、泡消火液を放射する化学消防車、泡原液搬送車、高
所放水車がそれぞれ連携して消火活動をする。
化学消防車には放水用のポンプと、泡原液槽と、泡原液
を水に注入する泡原液ポンプと、泡原液を水に混合する
泡原液混合器（以下混合器とする）とを積載している。
を水に注入する泡原液ポンプと、泡原液を水に混合する
泡原液混合器（以下混合器とする）とを積載している。
そして、この化学消防車においては、放水用ポンプで吸
水して放水するが、その際泡原液ポンプによって積んで
いる泡原液を混合器に注入して、放水用ポンプから吐出
する水に混合し、この泡混合消火液をノズルより放射す
る。そして泡原液槽内の泡原液不足分を次に挙げる泡原
液搬送車によって補給する。
水して放水するが、その際泡原液ポンプによって積んで
いる泡原液を混合器に注入して、放水用ポンプから吐出
する水に混合し、この泡混合消火液をノズルより放射す
る。そして泡原液槽内の泡原液不足分を次に挙げる泡原
液搬送車によって補給する。
泡原液搬送車は泡原液槽と泡原液ポンプとを積載し、こ
の泡原液ポンプによって自車の泡原液を前記化学消防車
に移送する。
の泡原液ポンプによって自車の泡原液を前記化学消防車
に移送する。
（発明が解決しようとする問題点） 石油コンビナートにおける実際の消防活動にあっては、
消火用の水源に消火栓を使うことが多い。この場合第２
図のように、化学消防車ａのポンプ吸水部を消火栓ｂに
連結する。この状態で化学消防車ａからは放水管ｄによ
って泡原液を混入した泡消火液を放射することができる
が、次のような諸問題がある。
消火用の水源に消火栓を使うことが多い。この場合第２
図のように、化学消防車ａのポンプ吸水部を消火栓ｂに
連結する。この状態で化学消防車ａからは放水管ｄによ
って泡原液を混入した泡消火液を放射することができる
が、次のような諸問題がある。
化学消防車にあっては、一般に放水用ポンプと泡原液用
ポンプは消防自動車のエンジンによって、それぞれギャ
ーを介して運転する装置で、二つのポンプは並列に制御
されて、単独に制御する場合は一方をエンジンから切り
離して行うようになっている。
ポンプは消防自動車のエンジンによって、それぞれギャ
ーを介して運転する装置で、二つのポンプは並列に制御
されて、単独に制御する場合は一方をエンジンから切り
離して行うようになっている。
そして積載している混合物は、放水圧力と泡原液の注入
圧力とが規定以内でないと、所定量の泡原液を水に注入
できず、消火性能が極端に低下する。
圧力とが規定以内でないと、所定量の泡原液を水に注入
できず、消火性能が極端に低下する。
化学消防車の放水ポンプの吸水水頭が０〜7mと正常使用
状態では泡原液の水への混合は所定通りの濃度となる
が、ポンプ給水部に０〜約100mという＋水頭値をもつ消
火栓を連結した場合には放水用ポンプの吸水圧力が高い
ので、ポンプの吐出圧力は平水面から吸水する場合に比
べ、＋水頭分だけ高くなるが、同一エンジンで放水用の
ポンプと泡原液ポンプとを駆動しているため、＋水頭に
比例して泡原液ポンプの吐出出力は増加せず、泡原液の
混合器における混合比率は低下する。
状態では泡原液の水への混合は所定通りの濃度となる
が、ポンプ給水部に０〜約100mという＋水頭値をもつ消
火栓を連結した場合には放水用ポンプの吸水圧力が高い
ので、ポンプの吐出圧力は平水面から吸水する場合に比
べ、＋水頭分だけ高くなるが、同一エンジンで放水用の
ポンプと泡原液ポンプとを駆動しているため、＋水頭に
比例して泡原液ポンプの吐出出力は増加せず、泡原液の
混合器における混合比率は低下する。
したがって、化学消防車で消火栓を水源として所定濃度
の泡消火液を放射するためには、化学消防車ａの放水ポ
ンプはエンジン駆動せず停止し、泡原液ポンプのみ駆動
制御し、混合器において泡原液を水に規定比率混入させ
る。
の泡消火液を放射するためには、化学消防車ａの放水ポ
ンプはエンジン駆動せず停止し、泡原液ポンプのみ駆動
制御し、混合器において泡原液を水に規定比率混入させ
る。
この状態では、化学消防車ａにおける放水圧力は消火栓
の水圧力以下であるので、高所放水には使えない。その
ために放水管ｄは、さらに新たな消防ポンプ車ｅを連結
し、この消防ポンプ車ｅのポンプによって放水圧力を上
げて消火活動しているのが実情である。
の水圧力以下であるので、高所放水には使えない。その
ために放水管ｄは、さらに新たな消防ポンプ車ｅを連結
し、この消防ポンプ車ｅのポンプによって放水圧力を上
げて消火活動しているのが実情である。
この発明は、上述する石油コンビナート火災における消
防方式において、ポンプ車を２台連結しなければならな
いという極めて不経済な現状に鑑み、新たな発送による
消防方式を提供するものである。
防方式において、ポンプ車を２台連結しなければならな
いという極めて不経済な現状に鑑み、新たな発送による
消防方式を提供するものである。
（問題点を解決するための手段） この発明の消防自動車により消防方式は、すなわち第１
図において、泡原液搬送車１に泡原液ポンプと、泡原液
を水に混合する泡原液混合器とを積載し、消火栓２を前
記泡原液混合器を経て、消防ポンプ車３の吸水部に連結
し、泡原液搬送車１において積載する泡原液を泡原液ポ
ンプにより泡原液混合器にて、水に注入混合し、この混
合した泡消火液を消防ポンプ車３により放射することを
特徴とする方式である。
図において、泡原液搬送車１に泡原液ポンプと、泡原液
を水に混合する泡原液混合器とを積載し、消火栓２を前
記泡原液混合器を経て、消防ポンプ車３の吸水部に連結
し、泡原液搬送車１において積載する泡原液を泡原液ポ
ンプにより泡原液混合器にて、水に注入混合し、この混
合した泡消火液を消防ポンプ車３により放射することを
特徴とする方式である。
（作 用） 消火栓２より泡原液搬送車に送水する水の圧力は０〜10
0m以上と高いが、泡原液ポンプは単独で運転制御でき、
混合器において泡原液を規定混合率で水に混合し、これ
を消防ポンプ車３によって、火災の規模に応じ泡消火液
を放射できる。
0m以上と高いが、泡原液ポンプは単独で運転制御でき、
混合器において泡原液を規定混合率で水に混合し、これ
を消防ポンプ車３によって、火災の規模に応じ泡消火液
を放射できる。
当然のことながら消防ポンプ車ｅはポンプをもつ化学消
防車、高所放水車を使うことができる。消防ポンプ車３
が従来通り混合器を積載する化学消防車である場合は、
この混合器を使用しないでよい。
防車、高所放水車を使うことができる。消防ポンプ車３
が従来通り混合器を積載する化学消防車である場合は、
この混合器を使用しないでよい。
またこの泡原液搬送には、他の泡原液搬送車が泡原液を
補給することは従来通りである。
補給することは従来通りである。
（発明の効果） この発明による消防システムは、従来使用されている泡
原液搬送車に泡原液混合器を積載し、この泡原液搬送車
において消火栓より来る水に泡原液を混入するに際し、
この泡原液搬送車に積載する泡原液ポンプを単独運転制
御することにより、水に泡原液を所定比率容易に混入で
きる。泡原液も最初からこの搬送車によって大量に使用
できる。消防ポンプ車も従来のように２台連結する必要
なく、極めて合理的かつ経済的な消防方式である。
原液搬送車に泡原液混合器を積載し、この泡原液搬送車
において消火栓より来る水に泡原液を混入するに際し、
この泡原液搬送車に積載する泡原液ポンプを単独運転制
御することにより、水に泡原液を所定比率容易に混入で
きる。泡原液も最初からこの搬送車によって大量に使用
できる。消防ポンプ車も従来のように２台連結する必要
なく、極めて合理的かつ経済的な消防方式である。
泡原液を混入した水を吸水して放射する消防ポンプ車は
泡原液混合器を使用しないので、放水圧力の圧力損失も
少なく、また放水用ポンプも単独で運転しているので、
運転制御上何等制約なく泡消火液を放射でき、コンビナ
ートにおける高い油槽の消火に万全を期すことができる
等多くの特長をもつものである。
泡原液混合器を使用しないので、放水圧力の圧力損失も
少なく、また放水用ポンプも単独で運転しているので、
運転制御上何等制約なく泡消火液を放射でき、コンビナ
ートにおける高い油槽の消火に万全を期すことができる
等多くの特長をもつものである。
第１図はこの発明に係る消防自動車による消防方式を説
明図、第２図は従来の消防方式の説明図である。
明図、第２図は従来の消防方式の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項１】泡原液搬送車に泡原液ポンプと、泡原液を
水に混合する泡原液混合器とを積載し、消火栓を前記泡
原液混合器を経て、消防ポンプ車の吸水部に連結し、泡
原液搬送車において、積載する泡原液を泡原液ポンプに
より泡原液混合器にて水に注入混合し、この混合した泡
消火液を消防ポンプ車より放射することを特徴とする消
防自動車による消防方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1092971A JPH0775626B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 消防自動車による消防方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1092971A JPH0775626B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 消防自動車による消防方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02271878A JPH02271878A (ja) | 1990-11-06 |
| JPH0775626B2 true JPH0775626B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=14069296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1092971A Expired - Lifetime JPH0775626B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 消防自動車による消防方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0775626B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008167800A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 消火設備、貯蔵タンクおよび消火方法 |
| CN103585728B (zh) * | 2013-11-28 | 2016-06-01 | 四川森田消防装备制造有限公司 | 正压式泡沫比例混合系统 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02119881A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | Nippon Dry Chem Co Ltd | 消防車による消防方式 |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1092971A patent/JPH0775626B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02119881A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | Nippon Dry Chem Co Ltd | 消防車による消防方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02271878A (ja) | 1990-11-06 |
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