JPH11192320A - ウォーターミスト消火設備及びその方法 - Google Patents
ウォーターミスト消火設備及びその方法Info
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- JPH11192320A JPH11192320A JP26949598A JP26949598A JPH11192320A JP H11192320 A JPH11192320 A JP H11192320A JP 26949598 A JP26949598 A JP 26949598A JP 26949598 A JP26949598 A JP 26949598A JP H11192320 A JPH11192320 A JP H11192320A
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Abstract
ォーターミスト消火設備及びその方法を提供する。 【解決手段】 高圧ガスボンベ1は高圧の不活性ガスを
供給する。貯水タンク5では、この高圧ガスのガス圧を
利用して、水を送出する。不活性ガスと水は調合器11
にて所定配合比で混合され気液混合流体となる。気液混
合流体は、輸送配管15で輸送される。輸送配管15の
他端には配管継手17A,17B,17Cを介してノズ
ル19A,19B,19C,19Dが配設され、気液混
合流体は微細粒子として噴出される。また、配管継手1
7A,17B,17Cの一次側には攪拌器23A,23
B,23Cが内装されている。輸送中に分離した気液混
合流体は、この攪拌器23A,23B,23Cで攪拌さ
れ各ノズル19から均一噴霧される。
Description
火設備及びその方法に係わり、特に設備の簡素化を図
り、工事費用を削減したウォーターミスト消火設備及び
その方法に関する。
る水噴霧消火方法は従来から用いられている。その中
で、噴霧される水の粒子径が小さいもの(一般的に平均
粒子径400μm以下)は、特にウォーターミスト等と
呼ばれており、消火設備として、ノズル等から粒子径を
小さくして放射する方法は、例えば50kgf/cm2
以上のノズル圧で小孔径ノズルから水を押し出すもので
ある。
圧でもデフレクター等にぶつければある程度小さい水粒
子が得られるが、空気中に浮遊するほどではない。ま
た、ノズル等から放射する際にガスを混合すると非常に
細かい水粒子が得られる。粒子径が小さいほど拡散性が
良く、水の総表面積が大きくなる程消火効果が高い。
ように、水の粒子径は小さいほど良いが、それには高圧
で配管するか、水の主管とは別に、ガス配管を各ノズル
等の放射部に接続しなければならず、スプリンクラー消
火設備等と比べ、配管工事費が非常に高くなる。また、
水を高圧化するための設備等も必要となり、設備費も高
価になる。
されたもので、設備の簡素化を図り、工事費用を削減し
たウォーターミスト消火設備及びその方法を提供するこ
とを目的とする。
及び不活性ガスのいずれか少なくとも一方を含む高圧ガ
スを供給する高圧ガス供給手段と、水及び消火薬剤のい
ずれか少なくとも一方を含む液体を供給する液体供給手
段と、該液体供給手段から供給された液体と前記高圧ガ
ス供給手段から供給された高圧ガスを所定混合比で混合
し気液混合流体とする調合器と、該調合器で混合された
気液混合流体を輸送する輸送配管と、該輸送配管の他端
に配設され前記気液混合流体を微細粒子として噴出する
ノズルを備えて構成した。
のいずれか少なくとも一方を含む高圧ガスを供給する。
ここで、液体供給手段は、水及び消火薬剤のいずれか少
なくとも一方を含む液体を供給するための手段であり、
具体的には、加圧するか否かを問わず液体を供給可能な
手段のすべてをいう。
と、液体供給手段から供給された液体は調合器にて所定
混合比で混合され気液混合流体となる。気液混合流体
は、輸送配管で輸送される。輸送配管の他端にはノズル
が配設され、気液混合流体は微細粒子として噴出され
る。気液混合流体を輸送配管で輸送するため、高圧ガス
と液体を個別に輸送するのに比べ工事費用が大幅に削減
出来る。
は、空気及び不活性ガスのいずれか少なくとも一方を含
む高圧ガスを予め充填した加圧ボンベにより供給又は低
圧のガスをガス加圧ポンプにより加圧して供給し、前記
液体供給手段は、前記高圧ガス供給手段から供給された
高圧ガスのガス圧を基に水及び消火薬剤のいずれか少な
くとも一方を含む液体を供給することを特徴とする。
供給の仕方は加圧ボンベによってもよいし、ガス加圧ポ
ンプにより加圧して供給してもよい。加圧ボンベを用い
れば、設備が簡素化し、設備費用等も安価に出来る。高
圧ガスは、空気及び不活性ガスのいずれか少なくとも一
方を含んでいる。
段から供給された高圧ガスのガス圧を基に水及び消火薬
剤のいずれか少なくとも一方を含む液体を供給する。高
圧ガスのガス圧を利用して液体を供給するため、液体供
給のための特別な設備は不要で設備の簡素化が図れる。
圧ガスは、前記高圧ガス供給手段から供給された高圧ガ
スに代えて、前記液体供給手段に対し前記高圧ガス供給
手段から供給された高圧ガスを用いることを特徴とす
る。
給手段から直接供給せずに、高圧ガス供給手段から液体
供給手段に、液体を加圧するため導入された高圧ガスを
用いる。このことにより、調合器での高圧ガスと液体の
混合比を、時間の経過によらずほぼ一定とすることが出
来る。
は、空気及び不活性ガスのいずれか少なくとも一方を含
む高圧ガスを予め充填した加圧ボンベにより供給又は低
圧のガスをガス加圧ポンプにより加圧して供給し、前記
液体供給手段は、水及び消火薬剤のいずれか少なくとも
一方を含む液体と共に予め高圧ガスを封入し、該高圧ガ
スのガス圧を基に前記液体を供給することを特徴とす
る。
れか少なくとも一方を含む液体と共に予め高圧ガスを封
入しておく。そして、この高圧ガスのガス圧を基に液体
を供給する。高圧ガスを予め液体供給手段に封入したこ
とで、液体供給のための特別な設備は不要で設備の簡素
化が図れる。
は、空気及び不活性ガスのいずれか少なくとも一方を含
む高圧ガスを予め充填した加圧ボンベにより供給又は低
圧のガスをガス加圧ポンプにより加圧して供給し、前記
液体供給手段は、水及び消火薬剤のいずれか少なくとも
一方を含む液体を加圧液ポンプにより供給することを特
徴とする。
液体の供給圧力を検出する液体供給圧力検出手段と、該
液体供給圧力検出手段で検出した前記液体の供給圧力が
所定値に達したときに、前記輸送配管に前記気液混合流
体を放出させる放出弁を備えて構成した。
ンプにより液体が加圧される。この加圧の程度を液体供
給圧力検出手段で検出する。そして、液体供給圧力検出
手段で検出した液体の供給圧力が所定値に達したとき
に、放出弁を開いて輸送配管に気液混合流体を放出させ
る。調合器は、放出弁の一次側に配設しても良いし、ま
た放出弁の二次側に配設することも可能である。このこ
とにより、調合器での高圧ガスと液体の混合が一層効率
良く行える。
出来るが、本発明は、前記ノズルは複数個配設し、該ノ
ズルと前記輸送配管の間に分岐のための少なくとも一つ
の配管継手と、該配管継手同士の間及び配管継手とノズ
ル間を連結する分岐配管を備え、前記複数個のノズルか
ら噴出する気液混合流体の圧力を等しくすることを特徴
とする。
設する場合がある。輸送配管から気液混合流体を分岐す
るため、各ノズルと輸送配管の間に配管継手を配設す
る。また、配管継手同士の間及び配管継手とノズル間は
分岐配管で連結する。そして、このノズルから噴出する
気液混合流体の圧力は等しくなるようにする。
管継手と分岐配管は均一の等価管長とするが、配管内圧
を考慮した設計とすれば必ずしも均一でなくてもよい。
ノズルから噴出する気液混合流体の圧力は、噴出された
水の平均粒子径が400ミクロン以下、理想的には10
0ミクロン以下となるように設計する。以上のように、
ガス配管と水配管を同一化し、気液混合流体を所定距離
輸送することとしたため、工事費用が大幅に削減出来
る。
ら供給される高圧ガスは圧力調整器により圧力調整され
た後に前記液体供給手段及び/又は調合器に供給される
ことを特徴とする。
圧力調整器の2次側配管はすべて低圧配管を用いること
が出来る。このため、工事費用を一層削減出来る。
合比率は、常温常圧換算の体積比で液体1につき高圧ガ
ス0.001以上50,000未満とすることを特徴と
する。
ル部において噴出する際、気体の減圧膨張量が小さく、
水粒子の微細化が期待できない。また、混合比率が5
0,000以上になると、ウォーターミストとしての消
火効果が得られず、高圧ガスのみの作用とほぼ同様にな
ってしまう。
び輸送配管のいずれか少なくとも一方には前記気液混合
流体を攪拌するための攪拌部を備えて構成した。
によっても異なるが、時間的、場所的に常に変動してい
る。このため、気体と液体が配管断面で均一に分布され
ていなければ同量に分岐されない。
拌部を備えた。攪拌部は網、デフレクター等で構成し、
ノズル、配管継手、分岐配管及び輸送配管のいずれか少
なくとも一方に配設する。理想的には分岐配管の一次側
に配設するのが望ましい。このことにより、気体と液体
が配管断面で均一に分布され、気体容積比がほぼ等しく
分岐される。
法であり、空気及び不活性ガスのいずれか少なくとも一
方を含む高圧ガスを供給し、水及び消火薬剤のいずれか
少なくとも一方を含む液体を供給し、該液体と前記高圧
ガスを混合し気液混合流体とし、該気液混合流体を輸送
配管で輸送し、ノズルから前記気液混合流体を微細粒子
として噴出することを特徴とする。
基づいて説明する。本発明の第1の実施形態の全体構成
図を図1に示す。図1において、高圧ガスボンベ1には
加圧された不活性ガス(N2 ,Ar,CO2 又はこれ
らの混合体)が充填されている。圧力調整器3では高圧
ガスボンベ1の高圧ガスが所定の圧力のガスに圧力変換
されるようになっている。
性気体をいう。圧力調整器3の出力は貯水タンク5にガ
ス管7を介して連結されている。貯水タンク5には水が
蓄えられている。また、貯水タンク5からは配水管9が
導出され、調合器11の第一の入力10に結合されてい
る。一方、圧力調整器3のもう一方の出力はガス管13
を介して調合器11の第二の入力12に結ばれている。
11の出力は輸送配管15を介して配管継手17Aに連
結されている。また、配管継手17Aは配管継手17
B,17Cを介してノズル19A,19B,19C,1
9Dに連結されている。配管継手17A,17B,17
C及び各ノズル19A,19B,19C,19D間は分
岐配管21で結ばれている。
には攪拌器23A,23B,23Cが内装されている。
攪拌器23A,23B,23Cは、網又はデフレクター
等で構成されている。ガス管13及び配水管9の途中に
はそれぞれ放出弁10A,10Bが配設されている。放
出弁10A,10Bは、貯水タンク5に固定された定圧
作動装置25により開放されるようになっている。定圧
作動装置25は、液体供給圧力検出手段に相当する。
ガスボンベ1には、150〔kgf/cm2 〕程度の
不活性ガスが充填されており、圧力調整器3を介して2
0〔kgf/cm2 〕程度の減圧されたガスに圧力変
換される。
で構成可能である。圧力調整器3で圧力変換された低圧
ガスは二系統に分岐される。一系統は、貯水タンク5に
送られ貯水タンク5の内圧を高める。そして、この内圧
により、貯水タンク5からは配水管9より水が導出され
る。この水は調合器11の第一の入力10に入力され
る。
力調整器3で圧力変換された減圧されたガスがガス管1
3を介して入力される。調合器11ではその構造上水と
ガスとが所定流量比となるよう調整されながら混合され
る。
するため、定圧作動装置25が一定圧(例えば20〔k
gf/cm2 〕程度)に加圧されたときに、放出弁1
0A,10Bを2個同時に開放する。調合器11から
は、輸送配管15を介して所定距離離れた場所に設置さ
れた配管継手17Aに気液混合流体が送られる。
流体の流動状況は図3及び図4のようになる。この流動
状況は輸送配管15が鉛直管の場合には混合比や流量等
により図3(a)〜(f)のようになり、水平管の場合
には図4(a)〜(f)のようになる。
い黒点は水粒子を示す。気液混合流体は、気体と液体と
で、密度が大きく違うため、流速に差が生じる。これ
は、管径が大きい場合、流量が少ない場合に特に影響が
大きい。この影響を小さくするには、気体か液体のどち
らかに流量が大きく片寄っている必要がある。図3及び
図4の流動状況で言えば、(a)、(b)又は、
(e)、(f)の状態である。
又、その後の水損を軽減するためには、一定以上の気体
容積比、流動状況で言えば(e)、(f)の状態で放射
するのが好ましい。即ち、調合器11における気体と液
体の混合比率は、常温常圧換算の体積比で液体1につ
き、気体約2〜50,000の範囲が望ましい。特に液
体1につき、気体約2〜10,000の範囲が、コスト
的に有利である。
的、場所的に常に変動しており、一定ではない。そのた
め、分岐配管21がある場合には、仮に分岐配管21全
てに、同じ圧力損失の配管を用いたとしても、分岐直前
に、気体と液体が配管断面で均一に分布していなけれ
ば、均一混合比で分岐されない恐れがある。
霧量、ノズルの噴霧パターン等を考慮して、複数のノズ
ル19から、噴霧させる必要性が生じるが、分岐配管2
1で均一混合比で分岐されなければ、各ノズル19で前
述の噴霧状態が不均一になる。
Cの手前に二相を攪拌するための網(攪拌器23A,2
3B,23C)を設ける。均一でない気液混合流体はこ
の攪拌器23A,23B,23Cで混合される。その
後、ノズル19より気液混合流体は10〔kgf/cm
2 〕程度の圧力で噴出される。
し、液体がミスト(微噴霧)になる。気体は液体に比べ
圧力による体積膨張比が大きい。このため、気液混合流
体をノズル圧力10〔kgf/cm2 〕で大気放出し
た場合、気体部分(不活性ガス)が約10倍に膨張し、
液体(水)を攪拌して微粒子水滴が形成される。
活性ガスを充填するとしたが、空気、不活性ガス、又は
これらの混合ガスのいずれかを充填してもよい。また、
貯水タンク5には水を蓄えたが、他に消火に有効と考え
られる液体として、水以外にハロン2402、四塩化炭
素(CCl4 )等がある。
(K2 CO3 等)、浸潤剤(NH4H2 PO4
等)、不凍液(エチレングリコール等)、水溶性高分子
(カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール
等)を採用してもよい。これらは、いずれも常温常圧で
液体の消火薬剤である。
管継手17A,17B,17Cの直前に配設したが、気
液を攪拌させる役目として、調合器11の二次側からノ
ズル19の間のどこに設置してもよい。また、配管継手
17は、T字状継手でもY字状継手等でもよい。以上述
べたように、圧力調整器3の二次側は低圧配管で構成し
たため、配管設備費及び工事費が安価である。
15中を長距離に渡り流すことを可能としたため、気体
と液体とを別に配管していた従来工法に比べてずっと配
管設備費及び工事費が安価である。
きの気液混合流体は、網等の簡易かつ安価な設備で均一
状態に攪拌可能であり、ミストの粒子精度を微細に維持
出来る。更に、気液混合流体を作成するためのガスを貯
水タンク5にも供給し、水の送水圧力としたことによ
り、ポンプ等の設備や電気設備が不要となる。
図を図5に示す。尚、図1と同一要素のものについては
同一符号を付して説明は省略する。図5において、圧力
調整器3の二次側にはガス管7のみが固定されている。
そして、貯水タンク5には、ガス管7とは独立させて、
ガス管13の一端が取り付けられ、ガス管7より供給さ
れて一旦貯水タンク5内に貯留されたガスが、ガス管1
3より吐出されるようになっている。
されるガス圧と、配水管9から供給される配水圧を均等
に保つことが出来る。従って、放出の最初から最後まで
所定混合比で気体と液体を混合させることができる。
図を図6に示す。尚、図1と同一要素のものについては
同一符号を付して説明は省略する。図6において、圧力
調整器3の二次側にはガス管7のみが固定されている。
そして、貯水タンク5には、ガス管7とは独立させて、
ガス管13の一端が取り付けられ、ガス管7より供給さ
れて一旦貯水タンク5内に貯留されたガスが、ガス管1
3より吐出されるようになっている。
入力12に結合されている。調合器11の二次側には、
放出弁10Cが配設されている。放出弁10Cは、貯水
タンク5に固定された定圧作動装置25により開放され
るようになっている。
されるガス圧と、配水管9から供給される配水圧を均等
に保つことが出来る。従って、放出の最初から最後まで
所定混合比で気体と液体を混合させることができる。ま
た、調合器11の二次側に放出弁10Cを配設したこと
で、放出弁の個数等が減るため設備が一層簡素化され
る。
圧ガス供給手段から供給された高圧ガスと、液体供給手
段から供給された液体を調合器にて所定混合比で混合
し、気液混合流体とし、輸送配管で輸送するように構成
したので、高圧ガスと液体を個別に輸送するのに比べ工
事費用が大幅に削減出来る。
手等により気液混合流体が分岐される場合でも気体と液
体とを攪拌し、配管断面で均一とすることが出来、各ノ
ズルより均一なミストを噴出出来る。また、圧力調整器
の2次側配管はすべて低圧配管を用いることが出来るた
め、工事費用を一層削減出来る。
流動状況を示す図
流動状況を示す図
Claims (11)
- 【請求項1】 空気及び不活性ガスのいずれか少なくと
も一方を含む高圧ガスを供給する高圧ガス供給手段と、
水及び消火薬剤のいずれか少なくとも一方を含む液体を
供給する液体供給手段と、該液体供給手段から供給され
た液体と前記高圧ガス供給手段から供給された高圧ガス
を所定混合比で混合し気液混合流体とする調合器と、該
調合器で混合された気液混合流体を輸送する輸送配管
と、該輸送配管の他端に配設され前記気液混合流体を微
細粒子として噴出するノズルを備えたことを特徴とする
ウォーターミスト消火設備。 - 【請求項2】 前記高圧ガス供給手段は、空気及び不活
性ガスのいずれか少なくとも一方を含む高圧ガスを予め
充填した加圧ボンベにより供給又は低圧のガスをガス加
圧ポンプにより加圧して供給し、前記液体供給手段は、
前記高圧ガス供給手段から供給された高圧ガスのガス圧
を基に水及び消火薬剤のいずれか少なくとも一方を含む
液体を供給することを特徴とする請求項1記載のウォー
ターミスト消火設備。 - 【請求項3】 前記調合器で混合する高圧ガスは、前記
高圧ガス供給手段から供給された高圧ガスに代えて、前
記液体供給手段に対し前記高圧ガス供給手段から供給さ
れた高圧ガスを用いることを特徴とする請求項2記載の
ウォーターミスト消火設備。 - 【請求項4】 前記高圧ガス供給手段は、空気及び不活
性ガスのいずれか少なくとも一方を含む高圧ガスを予め
充填した加圧ボンベにより供給又は低圧のガスをガス加
圧ポンプにより加圧して供給し、前記液体供給手段は、
水及び消火薬剤のいずれか少なくとも一方を含む液体と
共に予め高圧ガスを封入し、該高圧ガスのガス圧を基に
前記液体を供給することを特徴とする請求項1記載のウ
ォーターミスト消火設備。 - 【請求項5】 前記高圧ガス供給手段は、空気及び不活
性ガスのいずれか少なくとも一方を含む高圧ガスを予め
充填した加圧ボンベにより供給又は低圧のガスをガス加
圧ポンプにより加圧して供給し、前記液体供給手段は、
水及び消火薬剤のいずれか少なくとも一方を含む液体を
加圧液ポンプにより供給することを特徴とする請求項1
記載のウォーターミスト消火設備。 - 【請求項6】 前記液体供給手段の前記液体の供給圧力
を検出する液体供給圧力検出手段と、該液体供給圧力検
出手段で検出した前記液体の供給圧力が所定値に達した
ときに、前記輸送配管に前記気液混合流体を放出させる
放出弁を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4
又は5記載のウォーターミスト消火設備。 - 【請求項7】 前記ノズルは複数個配設し、該ノズルと
前記輸送配管の間に分岐のための少なくとも一つの配管
継手と、該配管継手同士の間及び配管継手とノズル間を
連結する分岐配管を備え、前記複数個のノズルから噴出
する気液混合流体の圧力を等しくすることを特徴とする
請求項1、2、3、4、5又は6記載のウォーターミス
ト消火設備。 - 【請求項8】 前記高圧ガス供給手段から供給される高
圧ガスは圧力調整器により圧力調整された後に前記液体
供給手段及び/又は調合器に供給されることを特徴とす
る請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のウォータ
ーミスト消火設備。 - 【請求項9】 前記液体と高圧ガスの混合比率は、常温
常圧換算の体積比で液体1につき高圧ガス0.001以
上50,000未満とすることを特徴とする請求項1、
2、3、4、5、6、7又は8記載のウォーターミスト
消火設備。 - 【請求項10】 前記ノズル、配管継手、分岐配管及び
輸送配管のいずれか少なくとも一方には前記気液混合流
体を攪拌するための攪拌部を備えたことを特徴とする請
求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載のウォ
ーターミスト消火設備。 - 【請求項11】 空気及び不活性ガスのいずれか少なく
とも一方を含む高圧ガスを供給し、水及び消火薬剤のい
ずれか少なくとも一方を含む液体を供給し、該液体と前
記高圧ガスを混合し気液混合流体とし、該気液混合流体
を輸送配管で輸送し、ノズルから前記気液混合流体を微
細粒子として噴出することを特徴とするウォーターミス
ト消火方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26949598A JP4049284B2 (ja) | 1997-10-30 | 1998-09-24 | ウォーターミスト消火設備 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-314311 | 1997-10-30 | ||
JP31431197 | 1997-10-30 | ||
JP26949598A JP4049284B2 (ja) | 1997-10-30 | 1998-09-24 | ウォーターミスト消火設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11192320A true JPH11192320A (ja) | 1999-07-21 |
JP4049284B2 JP4049284B2 (ja) | 2008-02-20 |
Family
ID=26548788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26949598A Expired - Lifetime JP4049284B2 (ja) | 1997-10-30 | 1998-09-24 | ウォーターミスト消火設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4049284B2 (ja) |
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