JPH0775357A - 子局同時起動方法及び装置 - Google Patents

子局同時起動方法及び装置

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JPH0775357A
JPH0775357A JP21561893A JP21561893A JPH0775357A JP H0775357 A JPH0775357 A JP H0775357A JP 21561893 A JP21561893 A JP 21561893A JP 21561893 A JP21561893 A JP 21561893A JP H0775357 A JPH0775357 A JP H0775357A
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slave
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station
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Kazuhisa Watanabe
和久 渡辺
Tadashi Okamoto
正 岡本
Kunihiko Onuma
邦彦 大沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のモータ制御機器を正確に同時起動す
る。 【構成】 サーボ制御機構を備えた子局11〜13のメ
モリ6に当該子局で用いる制御プログラムを格納してお
き、演算部1で各子局で用いる制御データの全てを演算
すると、それらの制御データと起動信号からなるフレー
ムを一斉に子局へ送信するか、制御データのみを各子局
へ予め送信しておき、その後一斉に起動信号を送信する
ことによって各子局を同時起動する。 【効果】 起動の同時性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子局同時起動方法及び
装置に関わり、特にネットワークに接続された複数のモ
ータ制御機器を同時起動するのに好適な子局同時起動方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、複数のモータ制御機器が分散配
置されているシステムの例を示しており、サーボコント
ローラのシーケンサ20と非制御機器である1軸モータ
〜3軸モータの制御機器21〜23がネットワーク24
で接続されている。モータ制御機器21〜23の各々
は、それが起動されるときにシーケンサ20からパルス
信号が出力され、ネットワーク経由でこのパルス信号を
受け取った機器が、その内部のサーボ制御機構を起動し
て当該モータの位置決めなどの制御を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、複数のモータに同時起動をかける場合、制御を開始
した最初のモータと最後のモータとでは、モータの数に
比例した処理時間の遅れが発生するという問題があっ
た。
【0004】すなわち、サーボコントローラ20は、図
3に示したように、モータ制御機器21〜23の制御す
る各モータ(1軸モータ、2軸モータ、3軸モータ)の
順に位置決めの処理を行い、その処理で得られたパルス
信号をネットワーク24へ出力するという動作を、シリ
アルに繰り返す。各モータ制御機器は、それが受け取っ
たパルス信号に応じて制御を始めるから、図示のように
各モータ動作の同時制が保てなくなる。
【0005】これを解決する1つの方法は、サーボコン
トローラのCPUを高速化することであるが、制御対象
とするモータの数が増えると、それに比例して遅延時間
は増大し、対処しきれなくなる。
【0006】本発明の目的は、制御対象のモータ等の機
器の数に依存すること無く、モータ等の機器の同時起動
を正確に行える子局同時起動方法及び装置を提供するに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、各々が対
応する機器をサーボ制御する複数の子局に、該子局とネ
ットワークで接続された演算制御手段により生成された
ところの、各子局で用いるための制御データと起動信号
とを出力することにより、上記複数の子局を同時起動す
るようにした子局同時起動方法において、上記各子局
に、当該子局が行う制御のためのプログラム及び該プロ
グラムの実行に用いる制御データを格納するためのメモ
リと、上記プログラムを実行するための実行手段と、該
手段の実行結果に応じて対応機器をサーボ制御するサー
ボ制御手段とを設けるとともに、上記演算制御手段は、
起動すべき子局を指定する指定情報と、該指定された子
局で用いる制御データと、上記指定された子局の起動を
指示する起動信号とを生成してこれを1つのフレームに
よってネットワークへ送出し、上記子局の各々は、上記
フレームを受信して自局が指定されていれば自局あての
制御データを取り出して上記メモリへ格納し、上記起動
信号を確認して上記メモリの制御データを用いて対応機
器の制御を開始することにより達成される。
【0008】更に本発明では、上記演算制御手段は、起
動すべき子局で用いる制御データを生成して該当する子
局へ送信し、上記制御データを受信した子局は当該デー
タを自局内の上記メモリへ格納してその格納が終わった
ことを上記演算制御手段へ通知し、その通知を受けた上
記演算手段は、上記起動すべき子局へ同報通信により起
動信号を出力することにより、上記起動すべき子局が同
時起動するようにする。
【0009】更に本発明は、上記子局の各々に、当該子
局が実行する制御内容を1または複数個固定して割り当
て、その割り当てた制御内容に応じたプログラム及び制
御データを予め上記メモリへ格納しておくとともに、上
記演算制御手段は、どの子局がどの制御内容を実行する
かを指定する情報と、起動信号とを同報通信により送信
することにより、上記情報で指定された子局の制御内容
を同時起動する。
【0010】
【作用】本発明によれば、起動すべき子局で用いる制御
データの演算制御手段による算出処理がすべて終わって
から、一斉に各子局へ起動信号とともに送信するから、
各子局は演算制御手段の処理時間に関係無しにほぼ同時
に起動できる。
【0011】更に本発明によれば、起動すべき子局で用
いる制御データは、演算制御手段で算出され各子局へ送
信され設定された後に、同報通信により起動信号が送ら
れて各子局が起動されるので、起動時の通信処理が起動
信号に対するもののみであり、したがってこの処理時間
は短く、起動の同時制が向上する。
【0012】更に本発明によれば、子局動作は予め固定
されたものに限られるが、演算制御手段による制御デー
タの算出は予め行って子局へ設定済みであるから、演算
制御手段は起動時に制御動作の指定と起動信号の発行の
みを行えばよく、同時起動のための処理が簡単になる効
果がある。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明の制御システムの一実施例を示すブロ
ック図で、ネットワーク15を介して接続されたモータ
制御機器11〜13と、それらを制御する演算制御機器
14からなっている。演算制御機器14は、モータ制御
機器11〜13に対する指令値やフィードバック量など
を演算して求める演算部1と、その演算処理に必要なデ
ータやプログラムを記憶するメモリ部2と、モータ制御
機器11〜13との通信を制御する通信部3とを有し、
一方、モータ制御機器11〜13の各々は、演算制御機
器14との通信を制御する通信部4と、その通信データ
及びモータの制御を行う演算処理部5と、演算処理デー
タ及び処理プログラムを記憶するメモリ部6と、演算処
理データに従ってモータ9を駆動するドライバー部8
と、モータの回転を検出するエンコーダ10の情報を取
り込んで位置検出あるいは速度検出を行う検出部7より
構成されている。
【0014】図4は、図1のシステムにおける情報の流
れを示した機能ブロック図で、シーケンサ40は図1の
演算部1が、メモリの部分はメモリ部2が、通信コント
ローラの部分は通信部3が、それぞれ実行を受け持つ。
また子局44〜46の1つづつは、図1のモータ制御機
器の1つに対応する。またリモートステーション41
は、子局の近くに設けられて、子局の非常停止やインタ
ーロックに用いられる。シーケンサの出力情報はメモリ
42内のYメモリエリアに、入力情報は同じくXメモリ
エリアにそれぞれ格納されるが、これらのエリアは子局
ごとに割り付けられている。後述の制御を行うときに
は、各子局ごとに対応するYメモリエリアのデータを送
信し、各子局からはそのステータス情報を対応するXメ
モリエリアに受信する。
【0015】このような機構を用いて、複数の子局(す
なわちモータ制御機器)の同時起動を行う方法として、
まず各子局のメモリ6に、その子局で行う制御のための
プログラムを予めネットワークを介してシーケンサ40
から送信し格納しておく。そして、同期起動の時は、そ
れらのプログラムの実行に用いる制御データと起動信
号、あるいは起動信号のみをシーケンサからネットワー
クを介して同報通信により送信する。この具体的な方法
としては、図5に示す3つの方法のいずれかを用いる。
【0016】まず図5(a)は、シーケンサから動作さ
せたい複数の子局を指定するデータと、それらの子局の
制御データを1つのフレームですべての子局へ送信し、
指定を受けた子局のみを起動させる方法である。
【0017】図5(b)の方法は、起動したい複数の子
局の各々に対し、必要な制御データをシリアル送信によ
り予め送信しておき、その後起動を指示する起動信号を
同報通信にて送信する方法である。
【0018】図5(c)は、子局の動作パターンやその
制御データがいくつかのものに限られている場合に有効
な方法で、動作パターンに対応するプログラムの他に、
それらの制御データも予め子局へ送ってメモリ部6へ格
納しておく。そして起動したい軸(子局)や動作パター
ンなどを指定する条件データのみを同報あるいは各子局
ごとに送信する方法である。この方法は、送信情報が少
なく、シーケンサでの処理もほとんど必要ないので、最
小限の時間で同時起動できる。
【0019】図6は、図5(a)に示した方法の実施例
を示すもので、1軸〜4軸の4つの軸を駆動する子局
(モータ制御機器)#1〜#4の必要なところには、
1、3、4軸を同時起動するためのプログラムP1と、
2、3、4軸を同時起動するためのプログラムP2とが
予め格納されている。シーケンサ42は、まず1、3、
4軸を同時起動するための処理61を行い、その結果得
られた制御データと、起動すべき子局(モータ制御機
器)を指定するデータなどを、起動信号とともにネット
ワーク経由で各子局#1〜#4へ送信する。これを受信
した各子局の内、子局#1、#3、#4は自局が指定さ
れているので、その内部に設定されているプログラムP
1を起動させ、対応するモータを制御する。
【0020】続いてシーケンサ42は、条件62を待
ち、それが成立すると今度は2、3、4軸を同時起動し
て操作するための処理63を実行し、その結果得られた
制御データなどを各子局#1〜#4へ送信する。これに
より前述したのと同様にして子局#2〜#4がほぼ同時
に起動される。
【0021】この方法では、ほぼ同時に必要な子局を起
動できる。なお、全ての子局へ送られる情報は同じもの
であるが、各子局は送信されてきた情報の内、自局に必
要なものだけを取り出して実行するから、各子局に設定
されているプログラムや送信される制御データなどを異
なったものにしておけば、各子局は別の独立した動作を
同時起動により実行できる。
【0022】図7及び図8は、図5(b)の方法の実施
例を示すもので、各子局#1〜#3でサーボ制御を行う
のに必要なプログラムは、図6の場合と同様に予め子局
内部のメモリ6に格納しておくものとする。シーケンサ
42は、まず各子局#1〜#3の起動と操作に必要な制
御データを処理71〜73で生成してその都度対応する
子局へ送信する。各子局では、時局宛のデータを受信し
て、内部のメモリ6へ格納しておく。各子局の制御デー
タなどの生成と送信が終わると、シーケンサ42は次の
処理74で各子局への起動信号を同報通信により送信す
る。各子局はこの起動信号を受信したとき、予め受信し
た制御データを用いてプログラムを走らせ、モータ制御
を行う。これにより、図8に示したように、同報通信に
より送られた起動信号を各子局が受信した時点に同時起
動が行える。
【0023】図5(a)の方法では、一度に1フレーム
で全子局宛の制御データと起動信号を同報通信するか
ら、バッファサイズが大きくなり、また伝送路のエラー
発生率も高くなる場合には適当な方法ではない。しかし
ここで述べた方法によれば、こうした問題が解決され、
より確実な同時起動が行える。
【0024】図5(c)に示した方法では、図7の場合
の処理71〜73などは事前に行われて各子局に設定さ
れているから、起動時には動作を指定する信号と起動信
号のみをシーケンサから送ればよい。この場合、各子局
に予め設定されている複数の動作に対応するプログラム
や制御データ(動作パターンに対応)に対して、そのど
れを起動するかをシーケンサから制御することになる。
【0025】このような動作の選択は、図5(a)
(b)の場合でももちろん可能である。図9は、図5
(c)の方法で動作パターンの選択を行う場合の例を示
しており、シーケンサ42から子局#1内のプログラム
Pn を起動するよう起動信号を送った場合である。プロ
グラムPn が起動されると、まずモータが起動され、第
1の処理91にもとづいて制御が行われる。モータで駆
動される軸またはその軸により駆動される機器の状態が
aという条件を満たしたことが時刻ta に検出されたと
すると、次に処理92が開始され、この処理にもとづく
モータの制御が行われる。この状態で今度はシーケンサ
からの信号入力bが時刻tb にあると、ついで処理93
によるモータ制御が行われる。この場合のシーケンサの
信号は同報通信でもサイクリックな通信でもよい。
【0026】次に、以上で述べた方法の変形例及び応用
例を説明する。最初に、図5(a)〜(c)のどの方法
をとっても、シーケンサが子局とはなれていて、ネット
ワークを経由して制御データや起動信号を送る場合に
は、通信処理のために子局での受信時刻にばらつきが出
て、起動の同時性がくずれる。図4に示したリモートス
テーション41は、子局の近くに設置されていて、その
DO信号は、非常停止やインターロックに使用される。
この信号は殆どばらつき無しに各子局を制御できるの
で、前述した各方法で同報通信による起動信号を各子局
が受信したのを確認したら、上記DO信号を起動信号と
してオンとする。これにより、通信処理のために生じる
ばらつきもなくなり、起動の同時性を一層向上できる。
【0027】図10は、本発明の起動方法による2つの
軸の速度制御の例を示しており、1軸と2軸とを同時に
起動し、同時に停止するとともに、任意の時刻に於ける
両者の速度の比が一定となるように制御データを設定す
る。そうすると、1軸と2軸の位置を示す軌跡は図示の
ように直線とすることが出来る。
【0028】図11は、別の応用例を示すもので、時刻
tにたいし、1軸と2軸の速度v1およびv2
【数1】 v1=r・cos(ωt+θ) v2=-r・sin(ωt+θ) に従って変化するように制御データ及びプログラムを設
定しておく。そしてt=0から本発明の方法により起動
すれば、1、2軸の位置は図のように半径rの円弧軌跡
を描くように制御できる。
【0029】図12は、1軸、2軸の位置をx,y軸と
する平面上で点P1 からPn の2点間を、点P2〜Pn
-1を順次経由して移動させる場合の例である。この場
合、1軸及び2軸を駆動する子局には、両端を含む通過
点P1〜Pn の1軸位置(x座標)P11〜Pn1、2軸位
置(y座標)P12〜Pn2と、それらの点を通過する時刻
t11〜tn1、t12〜tn2(またはそれらを計算できるデ
ータ)を記憶させておき、同報通信により同時起動す
る。1、2軸を駆動する各子局は、各軸が通過する位置
Pjiを予定の時刻tjiに通過するように、図示のような
速度制御を行う。この場合、時刻tjiは各々の子局が内
蔵しているクロックにより管理することになるが、各ク
ロックに精度の高いものを用いれば誤差は充分小さくで
きる。尚、t11〜tn1とt12〜tn2とは、各軸の持って
いる内部クロックにより表現される時刻のため、クロッ
クの周波数が異なれば、ti1とti2(i=1、2……n)とは
図面上はti1=ti2となっているが、実際上はti1≠t
i2である。
【0030】このような多点パスに限らず、複数の動作
を記憶させ実行する場合、図9に示したように、子局の
ソフトの組み方により、途中の位置で回線からのデータ
を待ったり、データにより分岐して経由位置を変えるな
どの動作変更をしたり、あるいは子局自身が自分の位置
や速度、時刻などから判断し、動作を変更するような機
能を容易に実現できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークに接続さ
れた子局にサーボコントロール機能をもたせ、予め各子
局に制御データを転送しておくか、あるいは起動信号と
同時に転送することによって、モータの数に依存せずに
同時起動を良好に行え、直線補間や円弧補間あるいは多
点パスなどに沿った移動を精度よく実現できる。又、子
局にサーボ制御機能をもたせているから、特定のコント
ローラに制御負荷が集中することがなくなり、ネットワ
ークが許しうる台数のサーボコントローラが接続でき、
従来では実現できなかった多軸制御が容易となる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御システムの一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来のネットワークを使用した制御システムの
構成例を示す図である。
【図3】図2のシステムの動作を示すタイムチャートで
ある。
【図4】図1のシステムにおける情報の流れを示す図で
ある。
【図5】本発明の同時起動の説明図である。
【図6】制御データと起動信号を同時に送って同時起動
する場合の例である。
【図7】制御データを予め子局へ送った後同時起動する
例である。
【図8】図7の例の動作を説明する図である。
【図9】子局内プログラムで制御パターンを変更する場
合の例である。
【図10】本発明の方法により直線軌跡を得る応用例の
説明図である。
【図11】本発明の方法により円弧軌跡を得る応用例の
説明図である。
【図12】本発明の方法により多点パスを得る応用例の
説明図である。
【記号の説明】
1 演算部 2 記憶部 3 通信部 4 通信部 5 演算処理部 6 メモリ 7 検出部 8 ドライバ 9 モータ 10 エンコーダ 11 モータ制御機器 12 モータ制御機器 13 モータ制御機器 14 演算制御機器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が対応する機器をサーボ制御する複
    数の子局に、該子局とネットワークで接続された演算制
    御手段により生成されたところの、各子局で用いるため
    の制御データと起動信号とを出力することにより、上記
    複数の子局を同時起動するようにした子局同時起動方法
    において、 上記各子局に、当該子局が行う制御のためのプログラム
    及び該プログラムの実行に用いる制御データを格納する
    ためのメモリと、上記プログラムを実行するための実行
    手段と、該手段の実行結果に応じて対応機器をサーボ制
    御するサーボ制御手段とを設けるとともに、 上記演算制御手段は、起動すべき子局を指定する指定情
    報と、該指定された子局で用いる制御データと、上記指
    定された子局の起動を指示する起動信号とを生成してこ
    れを1つのフレームによってネットワークへ送出し、上
    記子局の各々は、上記フレームを受信して自局が指定さ
    れていれば自局あての制御データを取り出して上記メモ
    リへ格納し、上記起動信号を確認して上記メモリの制御
    データを用いて対応機器の制御を開始することを特徴と
    する子局同時起動方法。
  2. 【請求項2】 各々が対応する機器をサーボ制御する複
    数の子局に、該子局とネットワークで接続された演算制
    御手段により生成されたところの、各子局で用いるため
    の制御データと起動信号とを出力することにより、上記
    複数の子局を同時起動するようにした子局同時起動方法
    において、 上記各子局に、当該子局が行う制御のためのプログラム
    及び該プログラムの実行に用いる制御データを格納する
    ためのメモリと、上記プログラムを実行するための実行
    手段と、該手段の実行結果に応じて対応機器をサーボ制
    御するサーボ制御手段とを設けるとともに、 上記演算制御手段は、起動すべき子局で用いる制御デー
    タを生成して該当する子局へ送信し、上記制御データを
    受信した子局は当該データを自局内の上記メモリへ格納
    してその格納が終わったことを上記演算制御手段へ通知
    し、その通知を受けた上記演算手段は、上記起動すべき
    子局へ同報通信により起動信号を出力することにより、
    上記起動すべき子局が同時起動するようにしたことを特
    徴とする子局同時起動方法。
  3. 【請求項3】 各々が対応する機器をサーボ制御する複
    数の子局に、該子局とネットワークで接続された演算制
    御手段により生成されたところの、各子局で用いるため
    の制御データと起動信号とを出力することにより、上記
    複数の子局を同時起動するようにした子局同時起動方法
    において、 上記各子局に、当該子局が行う制御のためのプログラム
    及び該プログラムの実行に用いる制御データを格納する
    ためのメモリと、上記プログラムを実行するための実行
    手段と、該手段の実行結果に応じて対応機器をサーボ制
    御するサーボ制御手段とを設けるとともに、 上記子局の各々に、当該子局が実行する制御内容を1ま
    たは複数個固定して割り当て、その割り当てた制御内容
    に応じたプログラム及び制御データを予め上記メモリへ
    格納しておくとともに、 上記演算制御手段は、どの子局がどの制御内容を実行す
    るかを指定する情報と起動信号とを同報通信により送信
    することにより、上記情報で指定された子局の制御内容
    を同時起動することを特徴とする子局同時起動方法。
  4. 【請求項4】 前記子局の近傍にリモートステーション
    を設け、上記子局に制御データの設定と起動信号の受信
    が完了したとき、その完了を検知した前記演算制御手段
    からの指示により上記リモートステーションが各子局へ
    実行指令を出力し、上記起動信号を受信した子局は上記
    実行指令の受信タイミングでその制御動作を開始するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のうちの1つに記載の
    子局同時起動方法。
  5. 【請求項5】 前記子局は、起動後に対応機器の状態が
    予め設定された条件を満たしたときに、それまで用いて
    いたのとは異なる制御データもしくは制御データとプロ
    グラムを用いて制御を行うことを特徴とする請求項1な
    いし4のうちの1つに記載の子局同時起動方法。
  6. 【請求項6】 前記子局は、起動後に前記演算制御手段
    からの切り替え信号が送信されたときに、それまで用い
    ていたのとは異なる制御データもしくは制御データとプ
    ログラムを用いて制御を行うことを特徴とする請求項1
    ないし4のうちの1つに記載の子局同時起動方法。
  7. 【請求項7】 上記サーボ制御対象の機器は、モータと
    する請求項1〜6のいずれか1つに記載の子局同時起動
    方法。
  8. 【請求項8】 各々が対応する機器をサーボ制御する複
    数の子局を同時起動するようにした子局同時起動装置に
    おいて、 起動すべき子局を指定する指定情報と、該指定された子
    局で用いる制御データと、上記指定された子局の起動を
    指示する起動信号とを生成してこれを1つのフレームに
    よってネットワークを介して各子局へ送出する演算制御
    手段と、上記子局の各々に設けた、上記フレームを受信
    して自局が指定されていれば自局あての制御データを取
    り出して格納するメモリと、上記各子局の各々に設け
    た、上記起動信号を確認して上記メモリの制御データを
    用いて対応機器の制御を開始する手段と、を有すること
    を特徴とする子局同時起動装置。
  9. 【請求項9】 各々が対応する機器をサーボ制御する複
    数の子局を同時起動するようにした子局同時起動装置に
    おいて、 起動すべき子局で用いる制御データを生成して該当する
    子局へネットワークを介して送信する演算制御手段と、
    上記子局の各々に設けた、受信した制御データを格納す
    るメモリと、その格納が終わったことを上記演算制御手
    段へ通知する手段と、演算制御手段内に設けられ、上記
    通知を受けた場合に起動すべき子局を同時起動させるべ
    く、上記起動すべき子局へ同報通信により起動信号を出
    力する手段と、を設けたことを特徴とする子局同時起動
    装置。
  10. 【請求項10】 各々が対応する機器をサーボ制御する
    複数の子局を同時起動するようにした子局同時起動装置
    において、 上記子局の各々に、当該子局が実行する制御内容を1ま
    たは複数個固定して割り当て、その割り当てた制御内容
    に応じたプログラム及び制御データを予め格納したメモ
    リと、 どの子局がどの制御内容を実行するかを指定する情報と
    起動信号とを、該情報で指定された子局の制御内容を同
    時起動させるべくネットワークを介して同報通信する演
    算制御手段と、を設けたことを特徴とする子局同時起動
    装置。
  11. 【請求項11】 上記サーボ制御対象の機器はモータと
    する請求項8〜10のいずれか1つに記載の子局同時起
    動装置。
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