JPH0775100A - 離散余弦変換及びコーディング技術を使用するビデオデータの圧縮及び脱圧縮用システム - Google Patents

離散余弦変換及びコーディング技術を使用するビデオデータの圧縮及び脱圧縮用システム

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JPH0775100A
JPH0775100A JP3154152A JP15415291A JPH0775100A JP H0775100 A JPH0775100 A JP H0775100A JP 3154152 A JP3154152 A JP 3154152A JP 15415291 A JP15415291 A JP 15415291A JP H0775100 A JPH0775100 A JP H0775100A
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discrete cosine
video
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JP3154152A
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Alexandre Balkanski
バルカンスキ アレクサンドル
Steve C Purcell
シー. パーセル ステファン
James W Kirkpatrick Jr
ダブリュ. カークパトリック, ジュニア ジェームズ
Mauro Bonomi
ボノミ モーロ
Wen-Chang Hsu
スー ウエン−チャン
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C KIYUUBU MAIKUROSHISUTEMUZU
KIYUUBU MAIKUROSHISUTEMUZU C
LSI Corp
Original Assignee
C KIYUUBU MAIKUROSHISUTEMUZU
KIYUUBU MAIKUROSHISUTEMUZU C
C Cube Microsystems Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ビデオ又は静止画像を著しくデータ圧縮する
ことが可能なデータ圧縮/脱圧縮システムを提供する。 【構成】 データ圧縮のために、RGB,YUV又はC
MYKフォーマットでの画素のマトリクスが受付けられ
る。8×8画素ブロックの形態に再配列され、各ブロッ
クは1つの画素成分タイプで、その画素データについて
離散余弦変換(DCT)が行なわれる。量子化ステップ
により、1組の予め設定したスレッシュホールド以下の
振幅を持ったDCT係数が除去される。該ビデオ信号
は、更に、量子化したマトリクスの要素をジグザグ態様
でコード化することによって圧縮される。この表示は、
更に、ホフマンコードによって圧縮される。信号の脱圧
縮は、実質的に圧縮ステップの逆である。逆離散余弦変
換がDCT回路によって実行され、単一の集積回路チッ
プの形態で実現が可能である。ビデオデータの処理期間
中に、3つのレベルの圧縮レート制御が与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの圧縮及び脱圧縮
に関するものであって、更に詳細には、高品質ビデオ画
像を再生するために使用する格納することが必要とされ
るデータの量を減少させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに画像及びビデオを格納す
るためには、画像及びビデオを採取し且つデジタル化せ
ねばならない。画像の採取は、例えばスキャナ及びデジ
タイザ等の方法を包含する広範囲の入力装置によって実
施することが可能である。デジタル化画像は、画像要素
即ち画素の大きな二次元アレイである。該画像の品質
は、その解像度の関数であり、解像度は、単位長さ当た
りの水平方向及び垂直方向の画素数によって決定され
る。例えば、スタンダードの640×480のディスプ
レイは水平方向おいて640個の画素を有しており且つ
垂直方向において480個の画素を有している。しかし
ながら、画像の解像度は、通常、1インチ当たりのドッ
ト数、即ちdpiで表わされる。1インチ当たりのドッ
ト数は、例えばモニタ又はプリント媒体上において水平
方向及び垂直方向の両方において測定され画像を形成す
るために使用することが可能なプリントの1インチ当た
りのドットの数のことである。より小さなディスプレイ
エリア内により多くの画素がパック即ち密集され且つス
クリーン上により多くの画素が表示されると、画像の詳
細部分が増加し、且つ画像を格納するために必要とされ
るメモリの量も増加する。
【0003】黒白画像は黒又は白乃至はオン又はオフの
何れかの画像から成るアレイである。各画素は、単に1
ビットの情報を必要とするにすぎない。黒白画像は、し
ばしば、2レベル画像と呼称される。グレイスケール乃
至は中間調画像は、各画素が、通常、8ビットの情報を
使用して表示されるものである。従って、表示可能なグ
レイのシェード、即ち陰影の数は、各ビットがオン又は
オフの何れかであるとした場合、8ビットで得ることの
可能な順列の数に等しく、即ち2乃至は256個のグ
レイのシェード即ち中間調に等しい。カラー画像におい
ては、表示可能なカラーの数は、三原色の赤、緑及び青
及びそれらの可能な全ての組合わせの各々のシェードの
数によって決定される。カラー画像は、画素当たり24
ビットでフルカラーで表示される。このことは、三原色
の各々に8ビットが割当てられ、単一の画素においては
×2×2即ち1670万個のカラー即ち色が得
られることを意味している。注意すべきことであるが、
画像のハードコピーが作られる適用場面においては、黒
色の品質を特定する別の構成要素も使用される。
【0004】換言すると、2レベル画像とも呼称される
黒白画像は、各々が1ビットの画素からなる二次元アレ
イである。連続的トーンの画像はグレイスケール(中間
調)乃至はカラー画像とすることが可能である。グレイ
スケール画像は、各画素が8ビットの情報が割当てられ
ており、その際に256個のグレイシェード即ち中間調
を表示することが可能な画像である。カラー画像は、画
素当たり8ビットであり、256個のカラー即ち画素当
たり24ビットで1670万個のカラーに対応してい
る。24ビットのカラー画像は、しばしば真のカラー画
像と呼ばれ、幾つかの座標系の1つで表示することが可
能であるが、赤、緑、青(RGB)系が最も一般的であ
る。別のよく使われる系はシアン、マジェンタ、イエロ
ー及びブラック(CMYK)系である。「K」画素成分
は、黒色の品質を特定し、それは、三原色の混合から高
品質の黒色を得ることは困難であるので、通常付加され
る。黒色「K」画素成分を有するRGBKも使用可能で
ある。
【0005】コンピュータにおいて画像及びビデオを処
理する場合の最も困難な問題は、その画像及びビデオを
表示するビットを格納することに関連する膨大な格納
量、通信及び検索条件である。典型的な真のカラー(フ
ルカラー)ビデオフレームは、30万個を超える画素
(640×480ディスプレイ上の画素数)から構成さ
れており、その場合、各画素は、1670万個のカラー
(24ビット)の1つによって定義され、約100万バ
イトのメモリが必要とされる。例えば、NTSCビデオ
適用において運動乃至は動画を達成するために、1秒当
たり30個のフレームが必要とされ、即ち1分のビデオ
を格納するためには2ギガバイトのメモリが必要とされ
る。同様に、300dpiでコンピュータ内にスキャン
されるフルカラーのスタンダードな静止フレーム画像
(8.5×11インチ)は、25メガバイトを超えるメ
モリを必要とする。明らかにこれらの条件は現実的な格
納乃至は記憶容量の範囲を超えるものである。
【0006】更に、運動即ち動画を表示するために検索
されることを必要とするデータ速度は、既存の格納乃至
は記憶装置の実効転送速度を遥かに超えるものである。
実効ディスク転送速度が1秒当たり約1メガバイトであ
ると仮定すると、既存のハードディスクドライブから上
述した(30メガバイト/秒)での運動乃至は動画シー
ケンスに対してフルカラービデオを検索することは30
倍速度が遅すぎ、実効転送速度が1秒当たり150キロ
バイトであると仮定すると、CD−ROMからの場合に
は、約200倍速度が遅すぎる。従って、高レベルの画
像品質を維持したままでデータセットの寸法を減少する
ことを目的とする画像圧縮技術が開発されている。
【0007】画像は高レベルの画素対画素の相関を呈す
るので、画像の空間フーリエ変換に基づいて動作する数
学的技術は、画像を表示するのに必要とされるデータ量
を著しく減少することを可能とし、このような減少は、
人間の目がそれ程感受性を有するものではない情報を除
去することによって達成される。例えば、人間の目はカ
ラーの詳細部分よりも黒白の詳細部分に対して著しく感
受性が高く、従って画像内の殆どのカラー情報は画像品
質を劣化させることなしに除去することが可能である。
画像圧縮には2つの方法があり、即ち損失性のものと無
損失のものである。無損失画像圧縮は、画像データの数
学的に正確な回復を可能とする。無損失圧縮は、画像デ
ータセットを約半分だけ減少させることが可能である。
損失性圧縮は全ての情報を保存するものではないが、そ
れは、人間の目によって検知可能な画像品質に影響を与
えることなしに約30倍のファクタだけデータ量を減少
させることが可能である。
【0008】高い圧縮比を達成し且つ高画像品質を維持
するためには、かなりの計算が行なわれるアルゴリズム
が使用されねばならない。更に、これらのアルゴリズム
は多くの適用場面に対し実時間で稼動することが必要と
される。実際に、多くの適用場面においては以下のこと
が必要とされる。
【0009】(1)運動シーケンスにおいてフレームを
処理するためには1秒の30分の1の実時間スレッシュ
ホールドが必要とされ、(2)作業の流れを損傷するこ
となしにタスク間で経過することが可能な1秒未満での
人間の対話的スレッシュホールドが必要とされる。
【0010】1秒の30分の1で1メガバイトのファイ
ルを圧縮することが可能なプロセサは1秒未満において
25メガバイトのファイル(単色静止フレーム画像)を
圧縮することも可能であるので、このようなプロセサは
高範囲の画像圧縮適用を実現可能とする。このようなプ
ロセサは、高分解能プリンティング即ち印刷においても
適用性がある。このようなプロセサを印刷装置に設ける
ことは、非圧縮データを送給するために必要とされる帯
域幅を必要とすることなしにコンピュータからプリンタ
へ圧縮データを送給することを可能とするので、そのよ
うにして送給された圧縮データはプリンタ内の経済的に
妥当な量のローカルメモリ内に供給させることが可能で
あり、且つ妥当な時間量以内でそのプロセサ内のデータ
を脱圧縮することによってプリンティング即ち印字を行
なうことが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】特にビデオディスプレ
イと共に使用するために高品質画像を発生させるために
格納することが必要とされるデータ量を減少させるため
に数多くの技術が提案されている。必要とされるメモリ
量が膨大なために、最小のデータで与えられた品質の画
像を格納するための能力は、重要なものであるばかり
か、ビデオディスプレイを使用するコンピュータシステ
ムの利用性を著しく向上させる。従来技術における努力
にも拘らず、ビデオ画像を再生するために格納されねば
ならない情報は未だにかなり膨大なものである。従っ
て、特に画像又はデータにおける変化を再生するために
複数個のビデオ画像を順番に発生するためにコンピュー
タシステムが使用される場合にはかなりのメモリが必要
とされる。更に、従来技術は、実時間でビデオ画像を処
理可能なプロセサを提供するものではない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮画像を従
来のコンピュータにおいて通常使用されている大量記憶
媒体内に格納することが可能であるようにビデオ又は静
止画像を著しくデータ圧縮することが可能なデータ圧縮
/脱圧縮システムを提供している。本発明は、更に、
(1)実時間速度で動作する、即ち1秒当たり少なくと
も30個のフレームの真のカラービデオを圧縮すること
が可能であり且つ1秒以内でフルカラーのスタンダード
な静止フレーム(300dpiにおいて8.5インチ×
11インチ)を圧縮することが可能なデータ圧縮/脱圧
縮システムを提供し、(2)その他の計算又はビデオ装
置との適合性を可能とするために外部的スタンダードを
有するシステムを提供し、(3)経済的及び小型化の利
点を達成するために集積回路チップの形態で実現するこ
との可能なデータ圧縮/脱圧縮システムを提供してい
る。
【0013】本発明によれば、離散余弦変換(DCT)
及びその逆変換(IDCT)を使用するデータ圧縮/脱
圧縮システムが提供され、ビデオ画像を表示する空間ド
メイン波形の周波数ドメイン表示を発生し且つその逆も
又真である。離散余弦変換及びその逆変換は、DCT/
IDCTプロセサとして実現されるフィルタバンクにお
ける有限インパルス応答(FIR)デジタルフィルタに
よって実効される。この場合に、逆変換は、格納された
周波数ドメイン信号をFIRデジタルフィルタを介して
通過させビデオピクチャからなる波形を空間ドメインに
おいて再生することにより行なわれる。従って、FIR
デジタルフィルタのハードウエア構成における間欠性の
利点が具体化される。本発明に基づくDCT/IDCT
プロセサにおけるフィルタバンクは、線形複雑性及び局
所的通信の利点を有している。本システムは、更に、大
きなデータ圧縮比を得るために変換ドメインデータのホ
フマンコーディングを与えている。本システムは、好適
には、集積回路として実現され、且つ本発明に基づくデ
ータ圧縮/脱圧縮システム内に設けられる業界スタンダ
ードのバスを使用してホストコンピュータと通信する。
従って、ハードウエアにおいて離散余弦変換アルゴリズ
ム、量子化及びコーディングステップを結合させること
により、元の画像の高品質のレプリカの爾後の再生のた
めに実時間で格納されることが必要なデータは最小であ
る。3つのレベルの適応性圧縮比制御が与えられてお
り、実時間で高範囲の圧縮比を与えるための必要性と実
時間のプレイバックの条件とをバランスさせている。
【0014】
【実施例】画像処理用のデータ圧縮は、(1)与えられ
た画像を表示するのに必要なビット数において効率的な
コーディング技術を使用することにより、(2)冗長性
を除去することにより、且つ(3)画像再生のある品質
レベルを達成するのに不必要と思われるデータ部分を除
去することによって達成することが可能である。最初の
2つのアプローチは、情報のロス即ち損失を伴うもので
はないが、3番目のアプローチは情報がロスされるので
損失性のものである。許容可能な情報損失量はデータの
意図した適用に依存する。人間が見るための画像データ
の再生の場合には、認識可能な画像品質の劣化が発生す
るまでにかなりの量のデータを除去することが可能であ
る。
【0015】本発明によれば、データ圧縮は、ホフマン
コーディング(コーディング技術)を使用することによ
り、冗長性を除去することにより、且つ許容可能な画像
再生のために不必要と思われるデータ部分を除去するこ
とにより達成されている。カラー及び画像強度における
空間的変動に対する人間の視力の感受性については認識
科学において広範囲に研究されているので、これらの人
間の視力の特性は人間が見ることを意図された画像のデ
ータ圧縮のために使用可能である。空間的変動に基づい
てデータを減少させるためには、周波数ドメインで表わ
される画像に関して表示を行ない且つ操作することがよ
り便利である。
【0016】本発明は、周波数ドメインにおける入力離
散空間信号のデータ圧縮を行なう。本発明は、離散空間
信号を離散余弦変換(DCT)によってそれらの周波数
ドメイン表示へ変換する。離散空間信号は、逆離散余弦
変換(IDCT)によって回復することが可能である。
DCT及びIDCTを実施するために使用される方法に
ついては、1990年3月14日に出願された米国特許
出願第07/494,242号に詳細に記載されてい
る。
【0017】本発明の実施例の外観 図1は、ブロック図の形態で、JPEGスタンダードの
「ベースライン」アルゴリズムを実効する本発明のデー
タ圧縮/脱圧縮システムの実施例を示している。JPE
Gスタンダードの説明は、C−Cupe Micros
ystems社から入手可能な「JPEG静止画像圧縮
アルゴリズム「JPEG StillPicture
Compression Algorithm )」の
文献に記載されている。図1の実施例は、集積回路の形
態で実現されているが、例えば個別的な構成要素である
か又はコンピュータにおけるソフトウエアによって等の
その他の技術を使用してこのアーキテクチャを実現する
ことも可能である。
【0018】データ圧縮期間中における本実施例の動作
(即ち、与えられた画像を表示するのに必要とされるデ
ータ量を減少させること)について最初に機能的な説明
を行なう。図1の実施例は、ビデオバスインターフェー
スユニット(VBIU)102を介してビデオ入力デー
タを供給する外部装置とインターフェースする。本発明
は、実時間でビデオ信号の圧縮及び脱圧縮(プレイバッ
ク)を与えるので、本実施例は、同期バス102−4上
で外部ビデオ装置(不図示)から及びそれへの同期信号
を受信したり供給したりすることが可能である。
【0019】ビデオバスインターフェースユニット(V
BIU)102は、24ビットのデータI/Oバス10
2−2を介して入力ビデオ信号を受付ける。VBIU1
02は、更に、例えばテレビ等のようなある種のビデオ
装置によって使用される水平ライン毎の(「ビデオシー
ケンス」)ビデオデータフォーマットでの入力又は出力
データの一時的格納を与えるために、ユーザのオプショ
ンによって、最大で8192位置までアドレス可能な外
部メモリバッファ(不図示)と共に使用するためにアド
レスバス102−3上に16ビットアドレスを供給す
る。圧縮期間中、VBIU102は、バス102−3上
にアドレスを発生して、I/Oバス102−2を介して
VBIU102への入力のために8×8画素ブロックと
して外部メモリバッファ内にある格納されたビデオシー
ケンスデータを読取る。脱圧縮期間中、外部装置が爾後
にビデオシーケンス出力のために外部バッファを読取る
ことが可能であるように、VBIU102は、アドレス
バス102−3上に特定されたアドレス位置内に出力さ
れる8×8画素ブロックをI/Oバス102−2上に供
給する。本実施例においては、外部メモリバッファは8
192バイトの容量を有している。
【0020】図1の実施例は、4つの動作モードを有し
ており、即ち、マスタモード及びスレーブモードとその
各々の圧縮及び脱圧縮動作モードである。圧縮又は脱圧
縮の何れかのマスタモードの場合には、VBIU102
が、ビデオシーケンスデータを使用する外部装置との同
期のために、バス102−4上に「hsynch」及び
「vsynch」信号を供給する。「hsynch」は
各水平スキャンの開始時に活性化され且つ「vsync
h」は各垂直スキャンの開始時に活性化される。スレー
ブモードにおいては、同期信号「vsynch」及び
「hsynch」が外部ビデオ装置によってバス102
−4上をVBIU102へ供給される。
【0021】VBIU102は7つの外部ビデオデータ
フォーマットを受付け、即ち3つのカラーフォーマット
(RGB,RGBK,CMYK)及び4つのルミナンス
−クロミナンス(YUV)フォーマットである。カラー
フォーマットは、CMYK4:4:4:4、RGB4:
4:4及びRGBK4:4:4:4である。ルミナンス
−クロミナンスフォーマットは、YUV4:1:1、Y
UV4:2:2、YUV4:4:4、YUVK4:4:
4:4である。更に、ユーザのオプションによって、V
BIU102は、RGBK及びRGBフォーマットを夫
々YUVK及びYUVフォーマットへ変換する。RGB
4:4:4フォーマットの場合、VBIU102は、ユ
ーザのオプションによってYUV4:4:4又はYUV
4:2:2への変換を可能とする。これらの比は、画素
成分の各々における相対的な空間的サンプリング周波数
の比を表わしている。カラーフォーマットにおいては、
各画素は3つ、又は適用可能な場合には4つの画素成分
強度で三原色の各々と黒における画素の強度に対応する
成分強度によって表わされる。例えば、RBGKフォー
マットにおいては、画素は、三原色、即ち赤(R)、青
(B)、緑(G)の各々における真性の値及び黒(K)
における真性の値によって特定される。ルミナンス−ク
ロミナンス表示においては、3つの画素成分(構成要
素)Y,U,Vが夫々画素のルミナンスインデックス
(Y成分)及び2つのクロミナンスインデックス(U及
びV成分)を表わしている。RGBK、GMYK、YU
VKフォーマットの各々におけるK成分は、黒色の品質
を特定するためにカラー印字において必要とされる。他
の画素成分の組合わせによって得られる黒色の画像は印
字目的のために制御することが困難な場合が多く、又人
間の目によって検知可能な品質としては中程度のもので
ある。
【0022】JPEGスタンダードの下では、8×8マ
トリクスとして表現される64個の画素からなるグルー
プが一度に圧縮又は脱圧縮される。RGB4:4:4及
びYUV4:4:4フォーマットにおける64個の画素
は、水平及び垂直方向において8×8エリアを物理的デ
ィスプレイ上で占有する。人間の視力はルミナンスより
もクロミナンスに対して感受性が低いので、ある適用に
おいては、Y成分と相対的により少ないサンプルのU及
びV成分を与えることで充分である。従って、データ量
を減少させるためには、YUV4:2:2:及びYUV
4:1:1フォーマットが使用されることが多く、尚U
及びVタイプのデータは夫々、16画素×8画素及び3
2画素×8画素のエリアに亘っての水平方向に平均化さ
れた値として表現され、一方Y値は平均化されない。空
間ドメインにおける8×8マトリクスは「画素」マトリ
クスと呼ばれ、且つ変換ドメインにおけるそれに対応す
る8×8マトリクスは「周波数」マトリクスと呼ばれ
る。
【0023】ユーザのオプションによって、前述した如
く、ある圧縮動作モードの下で、RGB4:4:4及び
YUV4:4:4フォーマットは、YUV4:2:2フ
ォーマットで表示させることが可能である。これらの動
作モードにおいては、RGB4:4:4データが、RG
Bデータに関しての一連の演算操作によって、最初にY
UV4:4:4フォーマットへ変換される。このように
して得られたYUV4:4:4データは、次いで、U,
V成分における隣接する画素を平均化することによっ
て、VBIU102におけるYUV4:2:2データへ
変換される。これらの動作モードを選択することによっ
て、処理されるべきデータ量は3分の1だけ減少され
る。上述した如く、JPEGスタンダードは、「損失
性」圧縮アルゴリズムを実効し、RGB4:4:4及び
YUV4:4:4フォーマットからYUV4:2:2フ
ォーマットへの変換に起因するビデオ情報の損失は多く
の適用場面に対して顕著なものであるとは考えられな
い。
【0024】RGBK、YUVK、CMYKフォーマッ
トのK画素成分は同一に表示される。従って、RGBK
4:4:4:4データは、上述した同一の組の演算操作
をR,G,B成分に対して適用し且つ修正なしでK成分
をパスさせることによってYUVK4:4:4:4デー
タへ変換させることが可能である。脱圧縮期間中、所望
により、圧縮動作期間中に廃棄された失われたサンプル
値の代わりに平均値を与えることによって、YUV4:
2:2フォーマットからYUV4:4:4フォーマット
が回復される。所望により、RGB4:4:4データか
らYUV4:4:4データを派生するために使用された
演算処理を逆にすることによりYUV4:4:4フォー
マットからRGB4:4:4フォーマットが回復され
る。RGBK4:4:4:4データは、同様に、YUV
K4:4:4:4データから回復される。RGB表示を
YUV表示へ変換するため及びその逆変換をするために
使用される演算処理は、前述した本発明に関連する特許
出願に詳細に説明されている。
【0025】上述したフォーマットに加えて、本実施例
は、更に、ユーザが、任意の画素表示のデータからなる
8×8画素ブロックを直接的に供給することを可能とし
ている。この「フォーマット」は「バイパス/モノクロ
ーム」と呼ばれる。バイパス/モノクロームは、2つの
場合、即ちバイパス操作及びモノクローム操作において
遭遇するデータフォーマットである。バイパス操作にお
いては、ビデオデータは、外部メモリバッファを使用す
ることなしに直接的に外部ビデオ装置によって本実施例
へ供給されるか又は本実施例から取去られる。モノクロ
ーム操作においては、ビデオ情報は、3つ又は4つの成
分のタイプの強度でビデオデータを表わす1つのカラー
(従って、モノクローム)の強度で表示される。本実施
例においては、同一のデータフォーマット(バイパス/
モノクローム)がバイパス操作及びモノクローム操作の
両方に対して与えられている。以下にデータフォーマッ
ト及び動作モードについて要約する。
【0026】要するに、本実施例は、4つの動作モード
の元で9個の画素フォーマットをサポートしている。フォーマット YUV4:1:1 YUV4:2:2 YUV4:4:4⇔YUV4:2:2 RGB4:4:4⇔YUV4:2:2 YUV4:4:4又はRGB4:4:4 RGB4:4:4⇔YUV4:4:4 YUVK4:4:4:4又はRGBK4:4:4:4又
はCMYK4:4:4:4 RGBK4:4:4:4⇔YUVK4:4:4:4 バイパス/モノクロームモード 圧縮マスタモード 圧縮スレーブモード 脱圧縮マスタモード 脱圧縮スレーブモード
【0027】BVIUユニット102における処理の結
果として、交互の「オン」及び「オフ」周期に対して、
クロック周期当たり16ビット(2つの8ビット値)の
割合で、ビデオデータがブロックメモリユニット103
へ供給される。4つのクロック周期の間継続する「オ
ン」周期の期間中、ビデオデータは、16ビットの割合
で、ブロックメモリユニット103へ供給される。これ
も4つのクロック周期が継続する「オフ」周期の期間
中、ブロックメモリユニット103へは何等ビデオデー
タが供給されない。この、交互の4つの「オン」クロッ
ク周期と4つの「オフ」クロック周期のパターンは、前
述した本発明の関連特許出願において説明されているブ
ロックメモリユニット103における読取り及び書込み
パターンに対応している。
【0028】ブロックメモリユニット103は、各ブロ
ックが同一の画素成分タイプ(例えば、Y,U又はV)
の64個の値を有するように、8×8ブロック(マトリ
クス)内に格納すべき16ビットビデオデータの入力ス
トリームに対するバッファである。このバッファ動作ス
テップは、重要である。なぜならば、本実施例において
実効される離散余弦変換(DCT)アルゴリズムは二次
元変換であり、ビデオ信号データがDCT/IDCTプ
ロセサユニット106を介して2回パス(通過)するこ
とを必要とし、従って変換操作が各空間的方向(水平及
び垂直)に対して一度づつビデオデータに対して作用す
る。当然、ビデオ入力データがDCT/IDCTプロセ
サユニット106を一度通過した後に中間データ(「1
番目通過DCT」データ)が得られる。容易に理解され
る如く、ビデオ入力データと1番目通過DCTデータの
両方がDCT/IDCTプロセサユニット106へ入力
されるので、DCT/IDCTプロセサユニット106
は、ビデオ入力データと1番目通過DCTデータとの間
でマルチプレクス、即ち多重化動作を行なわねばならな
い。DCTユニット106内で必要とされるレジスタ数
を最小とし、且つDCTユニット106内の制御信号を
簡単化するために、画素マトリクスの要素が処理される
シーケンスが重要である。
【0029】ビデオ入力データ及びDCT/IDCTプ
ロセサユニット106へ入力するための二次元DCTの
1番目通過データのシーケンス動作は、DCT入力選択
ユニット104によって実行される。DCT入力選択ユ
ニット104は、所定の順番で、ブロックメモリユニッ
ト103からの2つの8ビットワードか又は二次元DC
Tの1番目通過データを有するDCT行格納ユニット1
05からの2つの16ビットワードの何れかを交互に選
択する。DCT入力選択ユニット104によって選択さ
れたデータは、順番に、DCT/IDCTプロセサユニ
ット106によって処理される。その結果は、二次元D
CTを完了したデータの場合には、量子化ユニット10
8へ送給されるか、又は、1番目通過DCTデータの場
合には、二次元DCTの2番目通過のためにDCT行格
納ユニット105を介して送り戻される。このDCT行
格納ユニット105か又は量子化ユニット108の何れ
かに供給するためのデータの分離は、DCT行/列分離
器ユニット107において達成される。DCT操作の結
果は、各クロック周期毎に、2つの16ビット1番目通
過又は2番目通過データを発生する。DCT行/列分離
器ユニット107における二重バッファ機能構成は、変
換データの連続したストリーム、即ちクロック周期当た
り16ビットの出力データをDCT行/列分離器ユニッ
ト107から量子化器ユニット108内へ供給する。D
CT入力選択ユニット104と、DCT行格納ユニット
105と、DCT/IDCTプロセサユニット106
と、DCT行/列分離器ユニット107の動作について
は前述した本発明に関連する特許出願に詳細に説明され
ている。
【0030】二次元DCTからの出力データは、8×8
マトリクスとして組織化され、以後、「周波数」マトリ
クスと呼び、それは元の8×8画素マトリクスの空間周
波数係数に対応している。各画素マトリクスは、二次元
DCT処理の結果として変換(周波数)ドメインにおい
て対応する周波数マトリクスを有している。周波数マト
リクスにおけるその位置に従って、各要素は、量子化器
ユニット108において、YUV量子化テーブル108
−1からとられた対応する量子化定数と乗算される。量
子化定数は、例えばJPEG等のような国際的スタンダ
ードによって与えられた値であるか、又は、ホストコン
ピュータによって供給されるカスタム化された画像処理
機能に従って供給される値である。量子化器ユニット1
08は、行/列分離器ユニット107からの16ビット
入力を、YUV量子化テーブル108−1からとられた
対応する16ビットの量子化定数と乗算させるために1
6ビット×16ビット乗算器を有している。その乗算結
果は、32ビット値であり、ビット31が最大桁ビット
であってビット0が最小桁ビットである。本実施例にお
いては、妥当なダイナミックレンジを得ると同時により
簡単なハードウエア構成とするために有意性のあるビッ
ト数を最小とするという二重の目的を達成するために、
経験的に適切なものであるとして決定されている11ビ
ットレンジのみが保存されるにすぎない。この方法によ
れば、ビット31乃至15によって表示される数を丸め
るために、ビット14の位置において1が加算される。
この32ビット乗算結果の内で6個の最大桁ビット及び
15個の最小桁ビットは廃棄される。その正味の結果
は、11ビット値であり、それは以下に説明するジグザ
グユニット109へ送給される。この量子化ステップは
周波数マトリクスの高周波数係数をゼロへセットする傾
向があるので、量子化器ユニット108はロウパスデジ
タルフィルタとして作用する。このDCTアルゴリズム
のために、低周波数係数は夫々の周波数マトリクスの下
位要素で表現され、即ち、i≧m及びj≧nの場合、水
平及び垂直の両方の方向において、要素aijは要素A
mnよりも元の画像の高周波数係数を表わす。
【0031】従ってジグザグユニット109は各クロッ
ク周期毎に11ビットのデータを受取る。各データは8
×8周波数マトリクスの量子化された要素である。その
データが入力されると、それらは各々64位置メモリア
レイの1つの位置内に個別的に書込まれ、該アレイにお
いて、各位置は周波数マトリクスの要素を表わしてい
る。該メモリアレイが満杯になると、周波数マトリクス
の要素が、00位置から始めてジグザグ態様で8×8マ
トリクスを読取るのと対応した態様で読出される。(即
ち、A00,A10,A01,A02,A11
20,A30,A21,A12,A03等の順番であ
る)。量子化ステップは高周波数係数をゼロとさせる傾
向があるので、この8×8周波数マトリクスの読取り方
法は、ゼロとされた周波数係数からなる長いランを発生
させる蓋然性が高く、ゼロの個別的な値ではなく、ゼロ
の長いランをラン長として表示することによりデータシ
ーケンスを圧縮する便利な手段を提供している。(即
ち、冗長性が除去される)。次いで、このラン長はゼロ
パッカ/アンパッカユニット110においてエンコード
される。
【0032】現在の64個の11ビット値の蓄積を与え
ると共に同時的にラン長フォーマットでの前の64個の
11ビット値を読出すジグザグユニット109における
この二重バッファ機能構成のために、11ビットデータ
の連続的なストリームがゼロパッカ/アンパッカユニッ
ト110へ与えられる。このデータストリームは、各デ
ータがDC,AC,RL又はEOBの何れかのタイプの
データであるフォーマットへパック、即ち凝縮が行なわ
れる。各8×8周波数マトリクスにおいて、DC係数と
呼ばれるDCタイプのデータが1つだけ存在している。
このDC係数は、周波数マトリクスのA00要素に対応
している。周波数マトリクスのその他全ての要素は、A
C係数と呼ばれる。RLタイプのデータは、上述したジ
グザグ態様で読取られる周波数マトリクスにおけるゼロ
のランをエンコードする。EOBタイプのデータは、上
述したジグザグ態様で読取られる場合に周波数マトリク
スにおける残りの要素が全てゼロであることを表わす。
次いで、このデータストリームは、次のステップで圧縮
データ表示へエンコードするために、先入れ先出し(F
IFO)メモリアレイ114内に格納される。この場合
における圧縮データ表示はホフマンコードである。この
FIFOメモリアレイ114は、ホストバスインターフ
ェースユニット113を介してホストコンピュータの指
示の下でコーダ/デコーダユニット111によって検索
されるべきゼロパック型データに対する一時的格納を与
える。ホフマンコードテーブル(コーディング及びデコ
ーディングのためのもの)は、ホフマンテーブル117
内に格納され、該テーブルはシステム初期化時にロード
されるスタティックランダムアクセスメモリアレイを有
している。ホフマンテーブル117は、圧縮期間中コー
ダユニット111aによって読取られ、且つ脱圧縮期間
中、デコーダユニット111bによって読取られる。F
IFOメモリ114内での一時的格納が必要である。な
ぜならば、機能ユニット102乃至110による入力ビ
デオ信号による(それは連続的にVBIU102で供給
され且つ実時間で処理されねばならない)に関しての従
来の信号処理ステップと異なり、本実施例のコーディン
グステップは、ホストバスインターフェースユニット1
13を介して本発明の実施例と非同期的に対話をする外
部的ホストコンピュータの制御化で実施されるからであ
る。
【0033】FIFOメモリ114は、同時的な読取り
及び書込みを可能とする二重ポートメモリである。圧縮
期間中、ゼロパック型データはゼロパッカ/アンパッカ
ユニット110によってFIFOメモリ114内に書込
まれ、且つコーダユニット111aによって読取られ
る。脱圧縮期間中、ホフマンデコード済データがデコー
ダユニット111bによってFIFOメモリ114内に
書込まれ且つゼロパッカ/アンパッカユニット110に
よって読取られる。圧縮期間中、コーダユニット111
aは、ホフマンコードテーブル117を使用して、ゼロ
パック型データをホフマンコードへ変換する。次いで、
ホフマンコード化データは、大量記憶媒体に記憶するた
めに、ホストバスインターフェースユニット113を介
してホストコンピュータ(不図示)へ送給される。ホス
トコンピュータは、ホストバス115(例えば、図9参
照)を介して、量子化器ユニット108及びDCTブロ
ックメモリ103等の本システムの種々のモジュールと
直接的に通信することが可能である。
【0034】本実施例のアーキテクチャは、高度の「パ
イプライン」型のプロセサとして説明することが可能な
タイプのものである。このようなプロセサの1つの突出
した特徴は、固定した「待時間(latency)」関
係、即ち時間遅延によって別の機能ブロックによって処
理される1組のデータに関連して任意の与えられた時間
においてある機能ブロックがその1組のデータを処理す
るという点である。機能ブロック間に同期を与えるため
に、1組のコンフィギュレーション(形態)レジスタが
設けられている。機能ブロック間に適切な待時間を維持
することに加えて、これらのコンフィギュレーションレ
ジスタは更にその他のコンフィギュレーション情報を有
している。ビデオ信号の脱圧縮は、圧縮の動作を実質的
に逆にした態様で達成される。
【0035】最小データユニット 最小データユニットの概念は、一般化した制御機構を与
えることにより本発明の本実施例の制御を簡単化してい
る。最小データユニットは、初期状態に復帰する前に本
実施例が処理せねばならない最小数のブロック(8×8
ブロックデータ)である。例えば、YUV4:1:1フ
ォーマットデータの場合、本実施例は、4つのブロック
のYデータ及び各々1つのブロックのU及びVデータを
サイクルで処理せねばならない。従って、最小データ単
位は6である。YUV4:2:2フォーマットデータの
場合、本実施例は、2つのブロックのYデータと、各々
1つのブロックのU及びVデータのサイクルを処理す
る。従って、この場合の最小データ単位は4である。容
易に理解される如く、YUV4:4:4データの場合に
は、最小データ単位は3であり、且つYUVK4:4:
4:4の場合には、最小データ単位は4である。
【0036】各機能的ユニットは、定義された最小デー
タ単位に従ってその内部制御をセットし、且つ各機能ユ
ニットのコンフィギュレーションレジスタ内に格納され
る待時間値によって同期される。各機能ユニットは、最
小データ単位で定義される周期性を有する有限状態マシ
ンとして動作する。本実施例においては、最小データ単
位は1乃至10の間の任意の数とすることが可能であ
る。この最小データ単位の概念を使用して、グローバル
スタート信号を受取った後に、機能ユニット内の制御
は、カウンタによって局所的に与えることが可能であ
り、且つ機能ユニット間の制御情報の通信は、全ての機
能ユニットをステップ内に維持する待時間値による同期
に起因して最小のものに維持される。
【0037】ビデオバスインターフェースユニット10
2の構成及び動作 ビデオバスインターフェースユニット102は、デジタ
ル化ビデオシーケンスデータと8×8画素ブロックフォ
ーマットデータとの間での双方向データ変換を与え、且
つ外部ビデオ装置と本実施例との間のデータフローを制
御する。本実施例は、「外部ストリップバッファ」とも
呼ばれる外部メモリバッファから入力をとることが可能
である。水平ライン毎(「ビデオシーケンス」)データ
の8つのラインが、VBIU102の制御の下で、外部
ストリップバッファ(不図示)内にラッチされる。次い
で、VBIU102は、8×8「ブロックビデオ画素」
フォーマットで本発明の本実施例内に格納されたデータ
を読取る。前述した如く、「ブロックビデオ画素」フォ
ーマットは、画像内の8×8画素エリアに対応する64
個の面素を有している。各画素は、使用されるデータフ
ォーマットに依存して、3つ又は4つの画素成分タイプ
によって記述され、例えば、RGB4,4,4フォーマ
ットにおける各画素は3つの強度R,G,Bによって記
述される。内部的には、「バイパス/モノクローム」デ
ータフォーマット(それは、上述した「バイパス」又は
「モノクローム」の何れかの動作の下で与えられる)の
場合を除いて、ブロックビデオ画素フォーマットはビデ
オデータのデータフォーマットに従って、ブロックメモ
リユニット103において3つ又は4つの64値画素成
分マトリクス内に格納される。各マトリクスは、「8×
8ブロック」フォーマットであると言われる。「バイパ
ス」動作の下では、前述した如く、入力データは既に8
×8ブロックフォーマットの状態である。なぜならば、
外部ビデオ装置が既に8×8ブロックフォーマットの状
態で画素成分マトリクス内に入力ビデオデータを供給す
るからである。「モノクローム」動作の場合、ビデオデ
ータを表現するために単に1つのカラーが与えられる。
【0038】脱圧縮期間中、ブロックメモリ103内の
各成分8×8ブロックフォーマットから8×8ビデオ画
素フォーマットへデータを変換した後に、VBIU10
2は、本実施例からの8×8ブロックビデオ画素フォー
マットデータを、ライン毎のビデオシーケンスデータが
爾後に外部ビデオ装置へ読出されることが可能であるよ
うな位置において外部ストリップバッファメモリ内に格
納する。圧縮及び脱圧縮の両方において、本実施例はス
レーブモードか又はマスタモードの何れかとすることが
可能である。スレーブモードの下では、外部装置は本実
施例に同期信号「hsynch」及び「vsynch」
を供給する。これらの信号は、マスタモードの下では、
VBIU102によって与えられる。
【0039】VBIU102は、次の9個のビデオ画素
データフォーマットを取扱う。 YUV/4:2:2 (通常のレート) YUV/4:4:4からYUV/4:2:2への変換(通常のレート) RGB/4:4:4からYUV/4:2:2への変換(通常のレート) YUV/4:4:4又はRGB/4:4:4成分 (半分のレート) RGB/4:4:4からYUV/4:4:4への変換(半分のレート) YUVK/4:4:4:4又はRGBK/4:4:4:4又は CMYK/4:4:4:4成分 (半分のレート) RGBK/4:4:4:4からYUVK/4:4:4:4への変換 (半分のレート) バイパス/モノクローム (2倍のレート)
【0040】括弧書きの中の特性例、例えば「通常のレ
ート」は、関連する入力データがVBIU102へ供給
されるデータ入力レート、即ち速度に対応している。通
常のレート下では、I/Oバス102−2上での2つの
画素クロック周期毎に1つの画素が供給される。半分の
レートの下では、I/Oバス102−2における4つの
画素クロック周期毎に1つの画素が与えられる。「二重
のレート」の下では、2つのクロックサイクル毎に2つ
の画素が与えられる。
【0041】図3は、一例としてYUV4:1:1フォ
ーマットを使用した場合の4:1:1フォーマットの下
での「通常のレート」動作を示している。図3に示した
如く、I/Oバス102−2上での2つの画素クロック
周期において12ビットのデータが送信される。各12
ビットデータは、Y画素成分タイプの8ビット値とU又
はVの何れかの画素成分タイプの8ビット値の高位ニブ
ル又は低位ニブルとを有している。その結果、Y画素成
分タイプの4つの8ビット値が、U及びV成分タイプの
各8ビット値の各々に対して与えられる。その他の4:
1:1フォーマットは同様に与えられる。図4は、一例
としてYUV4:2:2フォーマットを使用した場合の
4:2:2フォーマットの下での「通常のレート」動作
を示している。4:2:2フォーマットにおいては、1
6ビットのデータがI/Oバス102−2上に供給され
る。図4に示した如く、2つの画素クロック周期毎に、
Y画素成分タイプの8ビット値とU又はV画素成分タイ
プの8ビット値が供給される。
【0042】図5は、一例としてRGB4:4:4を使
用した場合の4:4:4データフォーマットの下での
「半分のレート」動作を示している。4:4:4データ
フォーマットの下では、各々が8ビット幅である3つの
フィールドを有する24ビット値が、4つの画素クロッ
クサイクル毎に、VBIU102によってI/Oデータ
バス102−2上で受取られる。図示した如く、I/O
データバス102−2のビット0乃至7は、Rタイプの
値を有しており、ビット8乃至15はGタイプの値を有
しており、且つビット16乃至23はBタイプの値を有
している。従って、各24ビットワードは、1個の画素
に対応している。その他の4:4:4フォーマットも同
様の対応で与えられる。図6は、一例としてCMYK
4:4:4:4フォーマットを使用した場合の4:4:
4:4フォーマットの下での「半分のレート」の動作を
示している。4:4:4データフォーマットの場合と異
なり、4:4:4:4フォーマットの下では、I/Oバ
ス102−2のビット0乃至15のみがデータを有して
いる。2つの画素クロックサイクル毎に、C及びM又は
Y及びKタイプの2つの8ビット値が送信される。CM
YK4:4:4:4フォーマットにおける1つの画素
は、4つの8ビット値から構成されているので、1個の
画素は4つの画素クロックサイクル毎に送信される。そ
の他の4:4:4:4フォーマットも同様に与えられ
る。図7は、「バイパス」モードの動作を示している。
前述した如く、「バイパス」モードの下では、8×8ブ
ロックビデオ画素データではなく、8×8ブロックフォ
ーマットデータが送信される。8×8ブロックフォーマ
ットデータにおいては、同一の画素成分タイプの64個
の値が、8×8ブロックビデオ画素データフォーマット
における如く、他の画素成分タイプの値とインターリー
ブすることなしに、送信される。バイパスモードの下で
は、24ビットI/Oバス102−2の16ビットのみ
が使用される。4つの画素クロック周期毎に4つの値が
供給されるので、この動作モードは「20のレート」と
して記述される。
【0043】圧縮スレーブモード機能 圧縮スレーブモードの下では、VBIU102が、ビデ
オ同期信号「hsyncn」及び「vsyncn」及び
画素タイミングクロック「clkin」、「phase
lin」、「phase2in」に従って外部ビデオ装
置からビデオシーケンスデータを採取する。画像窓寸法
及び窓位置は、VBIU102の内部コンフィギュレー
ションレジスタ内に窓寸法及び窓位置を格納するホスト
バスインターフェースユニット(HBIU)113によ
って設定される。VBIU102動作をスタートさせる
ために、HBIU113は「スタート」信号を論理高に
活性化させる。
【0044】「スタート」信号が論理高に活性化された
後に入力される「vsyncn」信号の最初の負のエッ
ジにおいて、VBIU102における動作が開始する。
VBIU102は、受取った「hsyncn」信号の負
のエッジを使用してビデオ水平ラインのカウントを行な
う。該ビデオ信号が「ビデオフレーム」と呼ばれる画像
窓の上部ラインに到着すると、VBIU102は、「c
lkin」、「phaselin」、「phase2i
n」クロック入力信号を使用して水平画像のカウントを
開始する。それがターゲット窓の左側上部に到達する
と、VBIU102は、外部バッファメモリ内に格納す
るために、外部装置がI/Oバス102−2上にビデオ
画素データを出力することを要求する。VBIU102
は、ターゲット窓の右側端部に到達するまで、ビデオデ
ータを外部バッファメモリ内に格納することの要求を継
続する。次いで、次のラインにおけるターゲット窓の左
側端部に到達するまで、外部バッファメモリ内へ入力さ
れるビデオデータは停止される。ターゲット窓データの
最初の8本のラインが外部バッファメモリ内に完全に書
込まれるまで、外部バッファメモリ内へ入力されるビデ
オデータはこのような態様で継続される。次いで、ター
ゲット窓データは、入力データとして二次元8×8ブロ
ックビデオ画素データにおいてVBIU102によって
読出すための準備がなされる。
【0045】画像窓内の9番目のラインの左側端部に到
達すると、ターゲット窓の8×8画素ブロックが、外部
バッファメモリから画素毎に本実施例内に読取られる。
次いで、VBIU102は、最後の8×8ブロックビデ
オ画素データが読取られたメモリ位置において外部ビデ
オ装置が次の8つのライン(次のターゲット窓)のビデ
オデータを外部メモリバッファ内に供給することを要求
する。この、データが丁度読出されたメモリ位置内に新
たなデータを「インライン」で書込む方法は、外部バッ
ファメモリの寸法を、本動作をサポートするのに必要な
最小なものに維持している。「インライン」メモリの動
作の一例は、前述した関連特許出願におけるDCT行格
納ユニット105に関連して説明してある。本実施例に
おいては、各ターゲット窓内の水平ラインの数は、最大
で8192本のラインまでの8の倍数でなければならな
い。更に、4対1対1データフォーマットは、U及びV
画素成分タイプにおける必要な平均化動作を実行するた
めに、水平方向における画素数が32の倍数であること
を必要としている。同様に、4:2:2データフォーマ
ットの場合には、水平方向における画素数は16の倍数
でなければならない。その他のフォーマットの場合に
は、水平方向における画素数は8である。上述した如
く、4:4:4:4及び4:4:4フォーマットは、
「半分」のレートで与えられ、即ち4つのクロックサイ
クル毎に1つの画素が与えられ、一方4:1:1及び
4:2:2フォーマットでは「通常のレート」であり、
即ち2つのクロックサイクル毎に1つの画素が与えら
れ、且つバイパス/モノクロームフォーマットでは「二
重のレート」であって、即ちクロックサイクル毎に1つ
の画素が与えられる。「vsyncn」信号入力の次の
負のエッジの前に「スタート」信号が論理低とされると
(即ち、次のビデオフレーム)、このターゲット窓のデ
ータが完全に処理された後に、VBIU102は動作を
停止する。しかしながら、「スタート」信号が論理高の
ままに留まる場合には、次のターゲット窓が、前述した
如く、前の窓と全く同様に処理される。
【0046】圧縮マスタモード 圧縮マスタモードの下では、VBIU102は、HBI
U113によってVBIU102のコンフィギュレーシ
ョンレジスタ内に与えられたターゲットスクリーン寸法
に従って、ビデオ同期信号「hsyncn」及び「vs
yncn」を発生し、画素タイミングクロック「clk
in」、「phaselin」、「phase2in」
と関連してこれらのビデオ同期信号を使用し、ビデオシ
ーケンスデータが外部ビデオ装置によって供給される。
VBIU102動作をスタートさせるために、VBIU
102のコンフィギュレーションレジスタ内にコンフィ
ギュレーションパラメータ及び画像窓を供給した後に、
HBIU113は、「スタート」信号を論理高とさせ
る。VBIU102は、「スタート」信号が論理高とさ
れた直後に動作を開始させる。同期信号「hsync
n」及び「vsyncn」はスクリーン寸法情報に従っ
て発生され、ビデオ水平ラインの開始は「hsync
n」信号の負のエッジによって検知される。そうでない
場合には、圧縮スレーブモードの下での態様と同一の態
様でブロックビデオ画素データが得られる。「スター
ト」信号が現在のビデオフレームのスタートの後に論理
低となると、現在のビデオフレームを完了した後にVB
IU102が停止する。一方、「スタート」信号が論理
高のままであると、現在のビデオフレームを完了する
と、VBIU102は次のビデオフレームの処理を開始
する。
【0047】脱圧縮スレーブモード 脱圧縮スレーブモードの下では、外部的に発生されたビ
デオ同期信号「hsyncn」及び「vsyncn」及
び画素タイミングクロック「clkin」、「phas
e1in」、「phase2in」に従って、VBIU
102ビデオシーケンスデータが外部ビデオ装置へ供給
される。この場合にも、画像窓パラメータはVBIU1
02のコンフィギュレーションレジスタ内に書込むこと
によってHBIU113によって設定される。圧縮スレ
ーブ及びマスタモードにおける如く、HBIU113
は、「スタート」信号を論理高とさせてVBIU102
の動作を開始させる。
【0048】「スタート」信号が論理高となった後に
「vsyncn」信号の最初の負のエッジにおいて、V
BIU102は、「hsyncn」信号の負のエッジを
使用して、ビデオ水平ラインのカウントを開始する。外
部ビデオ装置へ脱圧縮したビデオシーケンスデータを送
給するために、VBIU102は、ターゲット窓に到達
する前にビデオデータの最初の8本の水平ラインを準備
せねばならない。なぜならば、本実施例は、8×8ブロ
ックのビデオ画素データフォーマットを供給するからで
ある。タイミング条件を満足するために、「即ち、ター
ゲット窓の上部ラインの前に少なくとも8本のライ
ン」、VBIU102は、ターゲット窓の最初の8×8
ブロックの処理を開始せねばならない。VBIU102
がブロックメモリユニット103から最初の脱圧縮され
たデータを受取ると、該データは、最初の8本のライン
の脱圧縮されたデータが格納されるまで外部バッファメ
モリ内へ書込まれる。
【0049】ビデオタイミングがターゲット窓の左上に
到達すると、VBIU102は、ビデオシーケンスデー
タを外部バッファメモリから外部ビデオ装置へ転送し、
且つ次の8×8ブロックの最初の脱圧縮されたデータ
を、最後の8本のラインのビデオシーケンスデータが外
部ビデオ装置ヘ出力された同一のアドレス内に書込む。
この動作は、現在のターゲット窓の最後の8本のライン
の脱圧縮されたデータが完全に外部バッファメモリ内に
書込まれるまで継続して行なわれる。「スタート」信号
が「vsyncn」信号の次の負のエッジの前に論理低
となると、VBIU102は、停止し且つ現在のターゲ
ット窓の画像データは完全に処理される。「スタート」
信号が論理高のままであると、VBIU102は、上述
した態様で次のビデオフレームに対して同一の動作を繰
返し行なう。
【0050】脱圧縮マスタモード 脱圧縮マスタモードの下では、同期信号「hsync
n」及び「vsyncn」は、HBIU113によって
供給される如く、VBIU102の内部レジスタ内のタ
ーゲットスクリーンパラメータに従って、VBIU10
2によって発生される。脱圧縮されたビデオシーケンス
データは、画素タイミングクロック「clkin」、
「phase1in」、「phase2in]と共に、
これらのビデオ同期信号を使用して、外部ビデオ装置へ
送給される。HIBU113は、「スタート」信号を論
理高とさせてVBIU102の動作を開始させねばなら
ない。「スタート」信号が論理高とされると、ウインド
パラメータに従って同期信号「hsyncn」及び「v
syncn」の発生によって動作が直に開始する。ビデ
オ水平ラインは、「hsyncn」信号の負のエッジに
よってカウントされる。同期信号の発生以外、脱圧縮マ
スタモードの下でのVBIU102の動作は、脱圧縮ス
レーブモードにおけるものと同一である。
【0051】「ストール」信号は、外部ビデオ装置によ
って論理低とされ、VBIU102の動作を直に停止さ
せることが可能である。「ストール」信号が論理高へ復
帰した後に、VBIU102は、それが停止された点か
らその動作を再開する。「blankn」信号は、外部
ビデオ装置とVBIU102の指示の下にある外部バッ
ファメモリとの間の外部データ転送をモニタするために
設けられている。この「blankn」信号は、データ
が外部バッファメモリと外部ビデオ装置との間で転送さ
れる場合に、論理高とされる。上述した如く、VBIU
102は、ビデオシーケンスデータと8×8ブロックビ
デオ画素データの両方を処理せねばならない。VBIU
102は、RGB4:4:4及びRGBK4:4:4:
4フォーマットから夫々YUV4:4:4及びYUVK
4:4:4:4への変換を与える。注意すべきことであ
るが、「K」成分はRGBKフォーマット及びYUVK
フォーマットの両方において同一である。更に、YUV
4:4:4及びRGB4:4:4は、ユーザのオプショ
ンによって、YUV4:2:2フォーマットへ変換させ
ることが可能である。
【0052】図2は、本実施例におけるVBIU102
のブロック図を示している。図2に示した如く、圧縮期
間中において、24ビットの入力ビデオデータがVBI
U102へ供給され且つ外部ビデオ装置からレジスタ2
01内にラッチされる。バイパス動作モードの場合を除
いて、入力ビデオデータは、アドレスバス102−3上
の外部メモリアドレス発生器207によって供給される
アドレスを使用して、24ビット幅の外部バッファメモ
リからとられる。上述した如く、入力データがRGB又
はRGBKタイプのデータである場合には、入力データ
は、RGB/YUV変換器202においてオプションに
よってYUV又はYUVKタイプのデータへ変換させる
ことが可能である。レジスタ201内の入力データか又
は変換器202内の変換データの何れかが、マルチプレ
クサ203を介してYUV/DCTユニット204へ転
送されて、以下に説明する如く各タイプのデータが16
ビット値に蓄積された後に、ブロックメモリユニット1
03ヘ送給される。「スレーブ」又は「マスタ」の何れ
のモードが選択されているかに依存して、「hsync
h」及び「vcynch」信号が外部ビデオ装置へ供給
されるか又はそれから受取られる。
【0053】YUV/DCTユニット204は、24ビ
ット入力を、各々が同一の画素成分タイプの2つの8ビ
ット値を有する16ビット値にパッケージする。例え
ば、YUV4,1,1データフォーマットにおいては、
図3において「ブロック格納入力」という標題で示した
如く、Y画素成分タイプの2つ毎の8ビット値が4つの
画素クロック周期毎に16ビット値へパッケージされ
る。同様に、各々がU又はVタイプの2つの8ビット画
素成分値を有する2つの16ビット値が、16クロック
周期毎にブロックメモリユニット103ヘ供給される。
図3は、更に、4:1:1データフォーマットの下で転
送されるデータの大きさが小さいために、ブロックメモ
リユニット103ヘの出力が4つのクロック周期毎にア
イドル状態とされることを示している。このアイドル期
間が発生するのは、本実施例が4:2:2データフォー
マットの下で最適なものであるように構成されているか
らである。
【0054】図4は、同様に、4:2:2データフォー
マットの下で、2つの8ビットY画素成分値からなる1
6ビット値が4つの画素クロック周期毎にブロックメモ
リユニット103へ供給されることを示している。4つ
のクロック周期毎に供給される別の16ビット値は、交
互に2つの8ビットU又は2つの8ビットV画素成分タ
イプ値から構成されている。VBIU102によって受
取られる入力ビデオデータが4:4:4、4:4:4:
4及びバイパスフォーマットでブロックメモリユニット
103ヘ出力されるその他のシーケンスは、夫々図5、
6、7に示されている。脱圧縮期間中、ブロックメモリ
ユニット103からDCT/YUVユニット205(図
2)への脱圧縮されたデータの流れは、圧縮データフロ
ーの実質的に逆の態様で、外部ビデオ装置に対する最大
24ビットの出力として供給される。
【0055】ブロックメモリユニット103の構成及び
動作 本実施例におけるブロックメモリユニット103は、前
述した関連特許出願において開示されているものと同一
の構成を有している。即ち、バイパス以外の全てのフォ
ーマットに対して、ブロックメモリユニット(BMU)
103は、ブロックビデオ画素データのストリームを8
×8ブロックデータに種類分けし、各8×8ブロックデ
ータブロックは同一の画素成分タイプの64個の値であ
る。バイパス/モノクロームフォーマットにおいては、
入力データは既に8×8ブロックデータフォーマットの
形態であり、従って更なる種類分けは必要でない。更
に、BMU103は、データ圧縮期間中において、ビデ
オバスインターフェースユニット(VBIU)102と
DCT入力選択ユニット104との間のデータバッファ
として作用し、且つ脱圧縮動作期間中においては、VB
IU102とDCT行/列分離器ユニット107との間
がデータバッファとして作用する。圧縮期間中、16ビ
ットデータ(同一の画素成分タイプの2つの8ビット
値)がブロックメモリユニット103に到達し、該デー
タは種類分けされると共に64値ブロックの形態で蓄積
され、各ブロックは同一の画素成分タイプからなるもの
である。次いで、BMU103は、その蓄積されたデー
タを8×8ブロックフォーマットで且つ2つのクロック
周期毎に2つの8ビット値の割合でDCTユニット10
4−107へ供給する。
【0056】各々が1つの画素成分タイプのものである
マトリクスがDCT入力選択ユニット104へ供給され
るか又はDCT行/列分離器ユニット107から受取ら
れるシーケンスは画素フォーマットによって異なる。Y
UV4:1:1フォーマットにおいては、図3に示した
如く、このシーケンスはYY−−YYUVであり、それ
は、Yタイプの画素成分データの4つの64値ブロック
とU及びVタイプの画素成分データの各々の1つのブロ
ックを表わしている。尚、「−」は、128個のクロッ
ク周期の期間を表わしており、その間、データがDCT
ユニット104−107ヘ送給されることはない。その
他のデータフォーマットのシーケンスは図4乃至7に示
してある。図4に示した如く、4:2:2データフォー
マットの下では、DCTユニット104−107への出
力シーケンスはYYUVYYUVである。同様に、図5
に示した如く、DCTユニット104−107への4:
4:4フォーマットに対する出力シーケンスデータはY
UV−YUV−であり、図6において、4:4:4:4
データフォーマットに対するシーケンスはCMYKCM
YKであり、且つバイパス/モノクロームフォーマット
の場合には、図7に示した如く、DCTユニット104
−107への出力シーケンスはブロックメモリユニット
103への入力シーケンスと同一である。脱圧縮期間
中、データはDCTユニット104−107からブロッ
クメモリユニット103内へ流れるが、各関連するデー
タフォーマットでのデータシーケンスは圧縮期間中にお
けるものと同じである。
【0057】DCTユニット104−107の構成及び
動作 DCTユニット104−107の構成及び動作について
は上述した関連特許出願に詳細に記載してある。
【0058】量子化器ユニット108の構成及び動作 量子化器ユニット108の構成及び動作について、次
に、図8乃至9を参照して説明する。量子化器ユニット
108は、周波数マトリクスの各要素について、量子化
定数乃至は脱量子化定数との乗算を実行する。これは、
デジタル信号処理ステップであって、爾後の圧縮又は脱
圧縮のために周波数マトリクスの種々の周波数成分(即
ち、コンポーネント乃至は構成要素)をスケールする。
図8乃至9は、量子化器ユニット108の概略ブロック
図を示している。圧縮期間中、16ビットデータのスト
リームがDCT行/列分離器ユニット107からバス4
18を介して到着する。データは、更に、ホストコンピ
ュータの制御化においてホストバス115の一部である
バス426からロードさせることも可能である。2対1
マルチプレクサ404が、バス418及び426の一方
からクロック周期当たり16ビットデータを選択し且つ
該データをデータバス427上に載せる。脱圧縮期間
中、ジグザグユニット109からバス419を介して1
1ビットデータが到着する。各11ビットデータは、脱
圧縮用の16ビットデータを形成するためにバレルシフ
タ407によってシフトされると共にスケールされる。
【0059】圧縮又は脱圧縮の何れが行なわれるかとい
うことに依存して、2対1マルチプレクサ408は、バ
レルシフタ407の出力データ(脱圧縮期間中)か、又
はバス427上の出力データ(圧縮期間中)の何れかを
選択する。マルチプレクサ408によって選択された1
6ビットデータ及びバス420上の出力はレジスタ41
1内にラッチされ、該レジスタはそのデータを乗算器4
12への入力オペランドとして格納する。乗算器412
への他の入力オペランドはレジスタ410内に格納さ
れ、該レジスタは後述する如く、YU table10
8−1a又は108−1bから読取られた量子化係数
(圧縮期間中)又は脱量子化係数(脱圧縮期間中)の何
れかを収納する。
【0060】アドレス発生器402は、画素成分(コン
ポーネント乃至は構成要素)タイプ、8×8周波数マト
リクス内の入力データの位置、及びコンフィギュレーシ
ョンレジスタ401a及び401bの内容に従って、Y
table108−1a及び108−1bから量子
化又は脱量子化係数を検索するためのアドレスを発生す
る。コンフィギュレーションレジスタ401は、レジス
タ401a,401b,401cから構成されており、
VBIU102において受取られるデータフォーマット
の情報を供給して、各入力データとの適切な同期を与え
る。
【0061】YU table108−1a及び108
−1bは、各テーブルが64×16ビットとして組織化
されている4つのテーブルを収納する2つのスタティッ
クランムアクセスメモリ(SRAM)アレイである。こ
のSRAMアレイ108−1a及び108−1bは各々
64×16×2ビットである。即ち、4つの64値量子
化又は脱量子化マトリクスが、これらのSRAMアレイ
108−1a及び108−1b内に収納されており、各
要素は16ビット幅である。圧縮期間中、YU tabl
e108−1a及び108−1bは4つの量子化テーブ
ルを有しており、各テーブルは64個の16ビット量子
化係数を有している。ビデオモードにおける場合を除い
て、量子化器108は、該マトリクスの画素成分タイプ
に従って4つのテーブルのうちのどれか1つを選択すべ
くプログラムされている。ビデオモードにおいては、後
述する如く、レート制御メカニズムが、各1組のテーブ
ルが異なった圧縮比を与えるように構成されている2つ
の組(各組が2つのテーブルを有している)に分割され
た4つの量子化テーブルを使用してフレーム毎に圧縮比
を変化させることを可能としている。量子化器ユニット
108のコンフィギュレーションレジスタにおいて二重
バッファ機能が活性化されると、2つのテーブルが量子
化のために積極的に使用される場合、他の2つのテーブ
ルはホストバスインターフェース113を介してロード
させることが可能であり、この特徴は、圧縮比の変化を
達成するために、2つ以上の組の量子化テーブルが交互
に使用することを可能とする。そうでない場合には、2
つの圧縮比を与える2組の量子化テーブルが、圧縮動作
が開始する前にロードされる。
【0062】各量子化又は脱量子化係数は、周波数マト
リクス内の対応する要素へ適用され、且つある画素成分
タイプのデータは、同一の組の量子化又は脱量子化係数
を強要することが可能である。例えば、一実施例におい
ては、YUVデータフォーマットのU及びV画素成分タ
イプ(クロミナンス)は、同一の量子化及び脱量子化マ
トリクスを共用する。YU table108−1a及
び108−1bは、ホストバス115の一部であるバス
435を介して、ホストコンピュータによって直接的に
書込み又は読取りを行なうためにアクセスすることが可
能である。該ホストバスが、量子化テーブル108−1
a及び108−1bをアクセスする場合、外部アドレス
バス425は、7ビットアドレス(2つの64係数テー
ブルにおける128個のエントリの内の何れかのアドレ
ス)を有しており、且つデータバス435は16ビット
量子化又は脱量子化係数を有している。2対1マルチプ
レクサ403a及び403bは、そのメモリアクセス
が、内部的に発生されたアドレス(アドレス発生器40
2によって発生)によるか、又はホストコンピュータの
要求によりバス425(バス115の一部)上に外部的
に与えられたアドレスによるかの何れかを選択する。
【0063】量子化又は脱量子化係数はレジスタ406
a及び406b内に読込まれる。2対1マルチプレクサ
414は、バス431上に出力するために、レジスタ4
06aか又はレジスタ406bの何れかの内容を選択す
る。2対1マルチプレクサ409は、圧縮期間中、バス
431上の16個のビットの全てが乗算器オペランドレ
ジスタ410ヘ供給されるか、又は脱圧縮期間中、該デ
ータの最大桁ビット(ビット15)及び2つの最小桁ビ
ット(ビット0及び1)を0にセットさせるかの何れか
を選択する。脱量子化係数(脱圧縮期間中)のビット1
5乃至13は、バレルシフタ407へ供給され、バス4
19から供給されるオベランドのスケーリングを与え
る。脱圧縮係数におけるスケーリングファクタをエンコ
ードすることによって、脱量子化データのダイナミック
レンジは、浮動小数点数字表示における如く、拡張され
る。
【0064】乗算器412は、オペランドレジスタ41
0及び411におけるオペランドを、ビット15におい
て丸め操作を行なった後に(即ち、ビット14へ1を加
算)、ビット30から開始しレジスタ413内の32ビ
ット結果の16個の次の最大桁ビットを保持する。この
16ビット表示は、乗算結果のダイナミックレンジを実
質的に表示するのに充分なものであるとして経験的に決
定されている。本実施例においては、乗算器412は、
2ステージ(段)パイプライン型乗算器として構成され
ており、従って16ビット乗算が2つのクロック周期で
行なわれ、且つ結果は各クロック周期毎に与えられる。
結果レジスタ415内の16ビットデータは、ホストバ
ス423を介してホストコンピュータによって採取する
ことが可能である。圧縮期間中、レジスタ415内の結
果の下位11ビットのみがジグザグユニット109へ送
給される。一方、脱圧縮期間中、レジスタ415内の1
6ビットの結果全てが、バスドライバ416によって増
幅された後に、バス422上に供給される。
【0065】上述した如く、量子化又は脱量子化テーブ
ルが2つの64×16×2SRAMアレイ内に格納され
る。これらのSRAMアレイは、処理中のデータのフォ
ーマットに対応するテーブルシーケンスに従って読取り
のために選択される。最大で10個のテーブルシーケン
スまでをプログラムすることが可能である。テーブルシ
ーケンスは、量子化テーブルがロードされ且つ読取られ
る順番であり、例えば、CMYK4:4:4:4フォー
マットにおいては、4つの量子化テーブルがロードさ
れ、全ての画素成分タイプに対する量子化係数が存在し
且つ各8×8ブロックの画素成分タイプに従って特定の
テーブルが特定される。6,7,8,9又は10のサイ
クルでカウント動作を行なうことが可能な4ビットリセ
ット可能カウンタが、量子化テーブルのローディング及
び選択を指示するために設けられている。カウントサイ
クルの長さは、コンフィギュレーションレジスタ401
c内に格納された3つのビットによって決定される。
【0066】圧縮期間中、バス418上に到着するデー
タ及びYUテーブル108−1a又は108−1b内に
おいて特定された対応する量子化テーブルから読取られ
た対応する量子化係数が、乗算器412に対するオぺラ
ンドとして、レジスタ411及び410内に同期的にロ
ードされる。各データに対して、乗算器412における
2つのクロック周期の後に、乗算演算からの16ビット
結果を形成するビット30乃至15(ビット14におい
て1を加算することによって丸め操作を行なった後)が
得られ且つ結果レジスタ415内にラッチされる。この
16ビット結果の下位11ビットは、圧縮期間中の量子
化ステップの出力である。一方、脱圧縮期間中、レジス
タ415内の16ビット結果は、その全体がバス420
上のIDCTに対してDCT入力選択ユニット104へ
供給される。
【0067】脱圧縮期間中、データはバス419上をジ
グザグユニット109から到着する。脱量子化用の適切
なスケーリングを実行するために、バレルシフタ407
は、ジグザグユニット109から受取った11ビットデ
ータに対して4個の0を付着させ且つ最大桁ビットを1
ビットだけ符号拡張して中間16ビット結果を発生す
る。このことは、ジグザグユニット109から受取った
データを16で乗算することと等価である。前述した如
く、脱量子化係数でエンコードしたスケリーングファク
タを使用して、この16ビット中間結果を、対応する1
6ビット脱量子化係数のビット15乃至13によって表
わされるビット数だけシフトさせる。バレルシフタ40
7からのシフトされた結果は、16×16ビット乗算に
対するオペランドとしてレジスタ411内にロードされ
る。
【0068】16ビット脱量子化定数は、YU tab
le108−1a又はYU table108−1bの
何れかからレジスタ406内に読取られる。最初の3つ
のビット15乃至13は、前述した如く、バレルシフタ
407における16ビット中間結果をシフトするための
ビット数を指示する。脱量子化係数の13個のビット1
2乃至0は、レジスタ411内のデータへ乗算されるべ
きレジスタ410内のオペランドのビット14乃至2を
形成する。
【0069】圧縮の場合における如く、レジスタ410
及び411内のオベランドに関する乗算演算の32ビッ
ト結果の内の16個のビット30乃至15は、ビット1
5の丸め操作を行なった後に、レジスタ415内にロー
ドされる。しかしながら、圧縮動作の場合と異なり、レ
ジスタ415の16個のビットの全てがバッファ416
を介してバス422上をDCT入力選択ユニット104
へ供給される。ビデオモードと呼ばれる実時間操作にお
いては、画素データは特定されたレート即ち速度で送給
したり受取ったりされねばならないので、圧縮及び脱圧
縮は、データが供給されるレートか又は要求されるレー
トで実行されねばならない。上述した如く、圧縮期間
中、ホフマンコーディングを待機するデータがFIFO
メモリ114(図1参照)内に格納される。圧縮期間
中、コーダユニット111aによって読取られる準備が
なされているデータはFIFOメモリ114内に格納さ
れ、該メモリ114はオーバーフローすることが防止さ
れねばならない。脱圧縮期間中、データが要求されるレ
ート即ち速度で脱圧縮を維持するために、FIFOメモ
リ114のアンダーフロー(即ち、空になること)が開
始されねばならない。
【0070】本実施例においては、低い圧縮レートにお
いて、FIFOメモリ114が空になること(アンダー
フロー)を防止するために、デコーダ111bが、充分
に高いレートでゼロパッカ/アンパッカユニット110
へデコードしたデータを供給することが可能でない場合
がある。脱圧縮期間中におけるアンダフローの発生を防
止するために、圧縮期間中に3つのレベルの適応性制御
が与えられており、脱圧縮期間中にアンダフローが発生
することがないことを確保している。第一レベルの適応
性制御は、FIFOメモリ114のステータス信号によ
って与えられる如く、FIFOメモリ114の容量に従
って異なった組の量子化テーブルを使用することにより
量子化器ユニット108において与えられる。FIFO
メモリ114は、「満杯」、「4分の3満杯」、「半分
満杯」及び「空」を表示するためのステータス信号を供
給する。コンフィギュレーションレジスタ401c内の
1組のポインタは、使用中の量子化テーブルを表示す
る。第二レベルの適応性制御は、後述する如く、ゼロパ
ッカ/アンパッカユニット110において与えられる。
第三レベルの適応性制御は、後述する如く、「チップ」
レベルにおいて与えられる。
【0071】ビデオモードの下においては、各々の組が
2つのテーブルを有する2つの組(第一及び第二)の量
子化テーブルがSRAMアレイ108−1a及び108
−1b内にロードされ、各組の量子化テーブルは異なっ
た予測圧縮比を有している。コンフィギュレーションレ
ジスタ401c内の1組のポインタは、使用中の2つの
量子化テーブルを表示する。例えば、「4分の3満杯」
ステータス信号によって信号が送られることにより、プ
ログラム可能スレッシュホールドを使用して適応性レー
ト(速度)制御を開始させることが可能である。図9
は、ブロック図の形態で、このレート制御メカニズムを
示している。予め設定したスレッシュホールド値に到達
する前に、例えば図9におけるテーブル108−1b内
に格納されているような第一組のテーブルを使用して圧
縮が行なわれ、その圧縮比は所望のプレイバック(再
生)画像品質に対して選択される。予め選択したスレッ
シュホールドに到達すると、FIFOメモリ114のオ
ーバーフロを防止するために、アレイ108−1a内に
格納されている2番目のテーブルを使用してより高い圧
縮比が必要となる場合がある。コンフィギュレーション
レジスタ401c内のポインタは、より高い予測圧縮比
を得るために選択されたアレイ108−1a内の第二組
の量子化テーブルに対してポイントすべくスイッチされ
る。圧縮比が一層高いので、この第二組の量子化係数は
より長いゼロのランを形成し、従って、FIFOメモリ
114は、第一組の量子化テーブルの場合よりもより遅
いレートで充填される。FIFOメモリ114内のデー
タがコーダ111aによって読取られる場合、FIFO
メモリ114が、例えば「半分満杯」等のようなFIF
Oメモリ114の容量の別の予め設定されたスレッシュ
ホールド以下に降下する場合、コンフィギュレーション
レジスタ401c内のポインタは第一組の量子化テーブ
ルをポイントすべくスイッチバックされる。
【0072】本実施例においては、各組の量子化テーブ
ルは、YUVデータフォーマットが使用される場合、Y
画素成分タイプ(ルミナンス)に対する1つのテーブル
とU及びV(クロミナンス)の両方の画素成分タイプに
対する1つのテーブルとを有している。テーブルをスイ
ッチすることはブロック境界においてのみ許され、従っ
て各マトリクスは1組の量子化テーブルによって常に完
全に量子化される。処理中の現在のデータに対して選択
された量子化テーブルは2つのSRAMアレイ108−
1a及び108−1bの一方においてのみ存在している
ので、選択されなかった量子化テーブルを有する他方の
SRAMアレイは、ホストバス115を介してホストに
よって同時的に書込むか又は読取りを行なうことが可能
である。
【0073】ジグザグユニットの構成及び動作 ジグザグユニット109の構成及び動作については前述
した関連特許出願に詳細に記載されている。本実施例に
おけるジグザグユニット109ヘ供給される各データの
幅は11ビットである。
【0074】ゼロパッカ/アンパッカユニット110の
構成及び動作 次に、ゼロパッカ/アンパッカユニット(ZPZU)1
10(図1)の構成及び動作について図10を参照して
説明する。図10は、ブロック図の形態で、ゼロパッキ
ング及びアンパッキングに対して使用されるZPZU1
10の機能的回路を示している。ZPZU110は、機
能的には、ゼロパッカとゼロアンパッカとから構成され
ている。ゼロパッカの機能は、連続するゼロの値をラン
長の表示に圧縮することである。ラン長データを使用す
ることの利点は、周波数マトリクス内の多数の値が量子
化プロセスによって0に還元されるので、格納空間条件
が著しく減少されるということである。このラン長表示
を使用することにより、データ格納空間は5倍減少させ
ることが可能である。ゼロアンパッカは、ゼロパッカの
逆動作を与えるものである。
【0075】ZPZUユニット110のブロック図を図
10に示してある。図10に示した如く、ZPZU11
0は、状態カウンタ503と、ランカウンタ502と、
ZP制御論理501と、ZUP制御論理504と、マル
チプレクサ505とを有している。状態カウンタ503
は、例えば圧縮又は脱圧縮等のような動作モードの如き
状態情報を有すると共に、周波数マトリクスにおける現
在の要素の位置に関する情報を有している。ジグザグユ
ニット109からのデータは、最初に、ゼロ値に対して
ZP制御501によって検査され且つそのデータがゼロ
でない場合には、マルチプレクサ505を介してFIF
Oメモリ114へ送給される。一方、ゼロの値が発見さ
れた場合には、ランカウンタ502が最初に検知された
ゼロに続くゼロの値のカウントを継続し且つ次のゼロで
ない値を受取った場合にそのゼロの長さをFIFOメモ
リ114へ出力する。ラン長におけるゼロの数は、画素
マトリクス内に収納される画像情報と量子化テーブルの
両方の関数である。画素マトリクスが殆ど強度及びカラ
ーの変動が発生しないエリア内の画像に対応している場
合には、このような変動がより大きいエリアに関する画
像の場合よりも、より長いゼロのラン長が予測される。
【0076】脱圧縮期間中、データはZUP制御ユニッ
ト504を介してFIFOメモリ114から読取られ、
次いでジグザグユニット109へ送給される。脱圧縮期
間中にラン長が読取られると、そのラン長はゼロのスト
リングへアンパックされ、そのストリングの長さは、読
取られたラン長に対応し且つそのゼロの出力ストリング
はジグザグユニット109へ送給される。ゼロパッカ/
アンパッカユニット110が取扱うデータには4つのタ
イプがあり、即ちDC,AC,RL,EOBである。ゼ
ロパッカ/アンパッカユニット110は、圧縮期間中
に、13ビットのデータを出力し、即ち、データタイプ
(即ち、DC,AC,RL又はEOB)をエンコードす
る2つの最大桁ビットとそれに続く11ビットの符号付
データである。DC及びAC値の場合、この11ビット
データは、ジグザグユニット109から見た11ビット
値である。ゼロパッカ/アンパッカユニット110の構
成及び規則は、1つのラン長が別のラン長によって持続
することがないことを要求する。従って、最大のラン長
は62であり、それは、マトリクスがラン長が62であ
るDC値及びゼロでないAC値によって表示される場合
に対応している。なぜならば、(1)DC値は、例えそ
れがゼロであったとしても、常に表現され、且つ(2)
最後のAC値がゼロである場合には、それはラン長とし
て表現されるのでなく、その代わりにEOBが使用され
るからである。
【0077】圧縮期間中、ZP制御501は、ジグザグ
ユニット109から周波数マトリクスの最初の要素(D
C)を受取り、その11ビット値は、その値がゼロであ
るか否かに拘らず、FIFOメモリ114へ直接送給さ
れる。その後に、周波数マトリクス内の非ゼロ要素がZ
P制御501によって受取られると、それはACデータ
であり、且つその11ピット値は、最後のラン長の後F
IFOメモリ114へ送給される。周波数マトリクスの
ゼロ値要素が非ゼロDC又はAC要素の後に受取られる
と、ラン長カウンタ502が、周波数マトリクス内の次
の非ゼロ要素に遭遇するまで、それに続くゼロ要素の数
をカウントすることを開始する。ゼロのカウントは、ラ
ン長(RUN)表示でFIFOメモリ114へ送給され
る。周波数マトリクスの残部において別の非ゼロ要素が
存在しない場合には、ラン長の代わりにEOB(ブロッ
クの終り)コードが出力される。各ラン長又はEOBコ
ードが出力された後に、ランカウンタ502は、次のゼ
ロのバーストを受取るためにリセットされる。例えば、
ビット値ブロックの唯一の非ゼロ値がDC値、3番目及
び16番目の値である場合には、ブロックのエンコーデ
ィングは、DC値、1のラン長、3番目のAC値、12
のラン長、16番目の値及びEOBの順番である。
【0078】脱圧縮期間中、ZUP controlユ
ニット504は、FIFOメモリ114からデコードさ
れたデータを読取る。DC又はACデータがZUP
ontrolユニット504によって遭遇されると、そ
の11ビットデータはジグザグユニット109へ送給さ
れる。しかしながら、ラン長データに遭遇すると、その
ラン長カウントの値がラン長カウンタ502内にロード
され、それがゼロに到達するまで、該カウンタがデクリ
メントされるに従ってゼロがジグザグユニット109へ
出力される。EOBデータに遭遇すると、ZUP制御ユ
ニット504は、周波数マトリクスの最後の要素に対応
する64番目の要素が出力されるまで、自動的にゼロを
出力する。量子化器ユニット108の構成について前述
した如く、圧縮期間中、第二レベルの適応性レート制御
は、脱圧縮期間中におけるFIFOメモリ114のアン
ダーフローを防止するために、ゼロパッカ/アンパッカ
ユニット110において実行される。この第二レベルの
適応性レート制御について図11を参照して説明する。
図11は、ブロック図の形態で、この適応性レート制御
メカニズムにおいて使用される回路を示している。
【0079】量子化されたデータが量子化器ユニット1
08の出力に与えられる時間と、そのデータがFIFO
メモリ114に到達する時間(即ち、ジグザグユニット
109及びゼロパッカ/アンパッカユニット110を介
して)との間の待時間のために、FIFOメモリ114
は、第一レベルのレート制御においてより高い圧縮比の
量子化テーブルが使用されているにも拘らず、尚且つオ
ーバーフローする場合がある。従って、ゼロパッカ/ア
ンパッカユニット110内に第二レベルの適応性レート
制御メカニズムが与えらえれる。ゼロパッカ/アンパッ
カユニット110はFIFOメモリ114内にデータが
格納する前の直前の機能的ユニットであるので、ゼロパ
ッカ/アンパッカユニット110における制御は、量子
化器ユニット108における第一レベルのレート制御よ
りもより直接的な効果を有している。本実施例において
は、ユーザは、量子化器ユニット108における適応性
フロー制御メカニズムか、又はゼロパッカ/アンパッカ
ユニット110におけるメカニズムの何れか又はその両
方をイネーブルすることを選択することが可能である。
【0080】ビデオモード期間中においては、例えば
「4分の3満杯」等のようなFIFOメモリ114にお
ける予め設定した使用レベルが検知されると、レート制
御メカニズムが活性化されて、周波数マトリクス内のプ
ログラム可能な数の要素のみの値を維持し且つ該周波数
マトリクスの他の要素を強制的に0とさせる。EOBを
送給することにより)。該周波数マトリクス内の維持さ
れるべき値の要素の数は制御レジスタ501内に格納さ
れる。ゼロパッカ/アンパッカユニット110におい
て、現在のAC項の周波数マトリクス内の位置はAC項
カウンタ512内に維持される。比較器512が、現在
の位置が維持されるべき値の要素の数を超えており且つ
FIFOメモリ114の予めセットした使用中のスレッ
シュホールドも超えていることを検知すると、決定回路
513が、FIFOメモリ114に対してEOBが出力
されることをFIFOデータ出力回路514に対して指
示を与える。例えば、値を保持すべき周波数マトリクス
内の要素の制御レジスタ511内において特定された数
が4である場合、例えば「4分の3満杯」のような予め
設定したFIFOメモリ114の使用状態が超される
と、DC項と最下位の4つのAC項のみが送給され、残
りの59個のAC項は、13ビットのEOBコードによ
って59個のゼロからなるラン長として表現される。こ
の高周波数AC成分を強制的にゼロとさせる方法は、画
像品質の犠牲において、FIFOメモリ114のオーバ
ーフローを防止するのに効果的である。ゼロにセットさ
れるAC項は情報の損失即ちロスを表わしている。適用
場面によって許容可能なものと思われる画像品質に従っ
て、ユーザは、維持乃至は保持されるべきより高い数の
AC項を特定することが可能である。
【0081】コーダ/デコーダユニット111の構成及
び動作 次に、コーダ/デコーダユニット111(図1)の構成
及び動作について図12及び13を参照して説明する。
コーダユニット111aは、ラン長表示におけるデータ
をホフマンコードにエンコードすることを指示する。デ
コーダユニット111はその逆の動作を与える。圧縮期
間中、高い圧縮比を得るために、コーダ/デコーダユニ
ット111のコーダユニット111aは、FIFOメモ
リ114内に格納されたゼロパック型DCTデータを可
変長ホフマンコード表示への変換を与える。コーダユニ
ット111aは、ホフマンコード型DCTデータをホス
トバスインターフェースユニット(HBIU)113に
対して一度に16ビットづつ供給し、該ユニット113
は、ホフマンコードにエンコードしたデータを一度に3
2ビットづつ外部ホストコンピュータへ送信する。脱圧
縮期間中、コーダ/デコーダユニット111のデコーダ
ユニット111bは、HBIU113からホフマンコー
ドされたデータを受取り且つ可変長ホフマンコードデー
タを脱圧縮動作のためにゼロパック型表示ヘ変換する。
【0082】コーダユニット111a 図12は、図1のコーダユニット111aに対するブロ
ック図である。圧縮期間中、コーダユニット111aが
次のデータに対する準備がなされている場合に、コーダ
ユニット111aによって「pop−req」(「po
p」)「要求」信号が活性化される。FIFOメモリ1
14が13ビット「fifodata」バス505上に
データを与えると、タイプコード(type−cod
e)ユニット501が、2つの最大桁ビットをチェック
して、受取ったデータがDCであるか、ACであるか、
ラン長であるか又はEOBデータであるかを決定する。
受取ったデータがDC,非ゼロAC又はEOBタイプの
データである場合には、アドレス発生器502が、受取
った値に対応するホフマンコードに対してホフマンコー
ドテーブル117内へのアドレスを発生する。受取った
データがラン長である場合には、次の値であるAC値が
要求され且つアドレス発生器502によって前のラン長
項と結合されてホフマンコードテーブル117内へのア
ドレスを形成する。アドレス発生器502によって形成
されたアドレスは、10ビットhaddrバス503上
にのせられ、旦つ「loadtbl」信号が論理高に活
性化される。そのホフマンコードは、18ビットhuf
fcodeバス504上に戻される。ホフマンテーブル
117はAC及びDCコードに分割される。ホフマンテ
ーブル117内へのアドレスは、「テーブル」(1ビッ
ト)、「AC又はDC」(1ビット)、「ラン長」(4
ビット)及び「グループ」(4ビット)のフィールドか
ら構成されている。「テーブル」ビットは、ホフマンテ
ーブル117内の2つのホフマンテーブルの内の何れが
選択されるべきかを表わす。「AC又はDC」フィール
ドは、AC又はDCコードの何れを使用すべきであるか
を表わす。「ラン長」フィールドは、非ゼロAC項に先
行して受取られたゼロの数であり、且つ「グループ」フ
ィールドは次続のAC又はDC値(即ち、係数)におけ
る有意性ビットの数を有している。コーディングの目的
のために、受取ったEOB値はゼロのAC値に先行する
ゼロラン長としてコード化される。
【0083】前述した如く、ゼロパッカ/アンパッカユ
ニット110は、62の最大ラン長をコードする。しか
しながら、JPEGスタンダードは、その特定したデー
タ表示において15の最大長のみを許容する。従って、
ラン長モジュール506は、15よりも大きなラン長を
認識し且つそれをJPEGスタンダードの元の等価的な
表示と置換すべく構成されている。例えば、20のAC
値に先行する17のラン長が受取られる場合、ラン長モ
ジュール506は、その受取った値を、ゼロのAC値に
先行する15のラン長と、それに続く20のAC値に先
行する1のラン長としてコード化する。従って、アドレ
ス発生器502においては、2つのホフマンアドレスが
形成される。「groupgen」モジュール509
は、DC又はAC値(「グループ」)内の有意性ビット
の数を決定するために受取った各DC又はAC値を評価
する。本実施例においては、ゼロパッカ/アンパッカユ
ニット110から受取ったDCデータは、グループ値を
発生するために直接的に使用されるものではなく、前に
受取ったDC値と現在のDC値との間の12ビット差を
使用してDPCM(微分型パルスコード変調)モジュー
ル511は、現在のDC値と最後のDC値との間の差を
与え、且つ次の64値ブロックに対する現在のDC値を
格納する。制限器510は、−1024を−1023に
設定することによって、全ての入力を−1023と+1
023との間の範囲内に制限し、従って全てのDCグル
ープは1乃至11の有意性ビットを有することとなる。
例えば、−1023DC値の後に+1023DC値が続
く場合に、この11ビットDCグループが発生し、11
個の有意性ビットを有する+2046の差が発生する。
18ビットhuffcodeバス上でホフマンテーブル
117から受取られたホフマンコードは、1乃至16ビ
ットの長さである。このホフマンコードは、コードの長
さ情報が5つの最大桁ビット内に埋込まれているように
構成されている。例えば、18ビットコードは、「1
0」とそれに続く16ビットコードによって表示され、
その場合、最初の2ビット「10」は、全体的なコード
長が18であることの情報を有している。コード長モジ
ュール507は、可変長ホフマンコードの蓄積をホスト
コンピュータへ送信することを指示するために、この情
報を抽出すべく構成されている。ビット長モジュール5
08は、ホストコンピュータへ送信するために蓄積され
たホフマンコードの全体的な長さを監視する。
【0084】ホフマンテーブルモジュール117内に
は、2つのホフマンテーブルがあり、その各々は、1つ
又はそれ以上の画素成分タイプに対応している。ホフマ
ンテーブル117は、コーダ117aとデコーダ111
bと外部ホストコンピュータの指示の下でホフマンテー
ブル117の内容をロードする内部ホストバス115と
の間で共用されている。「huffcode」バス50
4上に戻されるホフマンコードは、ホフマンコード化デ
ータのビットストリームを形成するために、レベルデー
タと共にビット連結モジュール512へ送給される。次
いで、データは、8ビットワードの状態でバイト連結ユ
ニット513へ転送され、該ユニット513はホフマン
コード化データを一度に2バイトづつホストインターフ
ェースユニット113へ転送する。
【0085】ビット連結モジュール512は、常に、受
取ったホフマンコード乃至はレベルデータをコード化し
たビットストリームに連結する前に、8ビット未満のデ
ータを収納している。結果的に得られるデータビットの
数がビット連結モジュール512における新たなデータ
の連結の後に8ビットを超える場合には、最も古いバイ
トがバイト連結ユニット513へ転送される。従って、
ビット連結ユニット512内の最大コード長は23であ
り、前の転送から残存する7ビットに16ビット(下
位)ホフマンコードを付着したものに対応している。ビ
ット連結モジュール512は、ビット連結モジュール5
12内の現在のビットを8ビット(バイト境界)とさせ
バイト連結モジュール513ヘの転送を強制的に行なう
ために、ホストコンピユ−タによって「1」をパッド即
ち凝縮させることを強制され得る。この条件は、後述す
る如く、ホストコンピュータヘ送給されるビットストリ
ームにおいて「resync」コード(再同期のための
コード)が必要とされる場合に発生する。バイト連結モ
ジュール513は、ビット連結モジュール512から転
送されたバイトを保持し且つ‘FF(16進数)値が検
知された場合に、それに続く‘00バイトを供給する。
‘FF0020バイトが、データの最初の(‘FF)バ
イトをresync(再同期)コードから区別するため
に使用され、その各々は、‘FFDxの形態を取り、尚
xは0と7との間の値である。「resync」コード
は、最小データ単位の境界にマークをつけるために与え
られる。例えば、マーカコードは5つの最小データ単位
毎に挿入され、且つ各最小データ単位は4つのブロック
である場合には、「resync」コードは‘FFD0
乃至‘FFD0のサイクルにおいて20個のブロック毎
に挿入される。
【0086】デコータユニット111b コーダ/デコーダユニット111(図1)のデコーダユ
ニット111bの構成はブロック図の形態で図13に示
してある。デコーディング方法は、JPEGによって決
められたスタンダードに従うものであり、前述した関連
特許出願において説明してある。脱圧縮期間中、一度に
32ビットのデータがホストバスインターフェースユニ
ットバス113からデコーダユニット111bの32ビ
ットレジスタ601内に転送される。マーカコード検知
器602が圧縮データからマーカコード情報を認識し且
つ剥取る。なぜならば、マーカコードはデコーディング
において使用されないからである。マーカコードを剥取
ったデータは、一度に2ビットづつデコーディングのた
めに与えられる。受取った各2ビットデータは次のアド
レス発生器604へ送給される。コーディング及びデコ
ーディングテーブルを格納するために18ビット幅のス
タティックランダムアクセスメモリアレイがホフマンコ
ードテーブル117内に設けられている。この18ビッ
ト幅は、本実施例に対する最長のホフマンコードがホフ
マンコードテーブル117の1つのエントリ内に完全に
存在することを可能としている。しかしながら、デコー
ディング期間中、帰還されるワードは9ビット幅である
ように構成されている。各9ビット幅は、データ(ホフ
マンテーブル117において更なるデコードを必要とし
ない)か、又は所要のデータに対してホフマンテーブル
117において別の位置(即ち、間接的処置)へのアク
セスを必要とする分岐アドレスの何れかを有している。
幾つかのコードは、数個のレベルの間接的処置を必要と
する場合がある。
【0087】ホフマンコードテーブル117内のSRA
Mアレイは18ビット幅であるので、各18ビットワー
ドはデコーディングにおいて使用される場合、2つの9
ビットワードを有している。デコードテーブルに対する
11ビットアドレスの最小桁ビットは、左側又は右側の
9ビットデータが選択されるか否かを決定する。デコー
ドされたデータは、可変調のものであり、「レベル」デ
ータ、DCコード、ラン長ACコード、又はEOBの何
れかから構成されている。レベルデータは、コーダユニ
ット111aに関連して前に説明した如く、AC又はD
Cの何れかの値からなる有意性ビットである。ラン長A
Cコードは、ACグループフィールドとラン長フィール
ドとから構成されている。ラン長ACコードのACグル
ープフィールドは、4ビットグループ番号を有してお
り、それは、以下に続くレベルデータにおける有意性ビ
ットの数に対してラン長/グループ検知器605におい
てデコードされる。次いで、そのレベルデータは、デコ
ードされた値を回復するために、ACグループフィール
ド内にエンコードされているビット数に従って、レベル
データシフトレジスタ606内にシフトされる。
【0088】受取られた2ビットデータの最初のビット
又は両方のビットが「レベル」データ(即ち、AC又は
DC値の有意性インデックス)である場合、ホフマンコ
ードの次の2つのビットが受取られるまで、デコーディ
ングが延期される。即ち、該2ビットデータの最初のビ
ットが「レベル」であり且つ該2ビットデータの2番目
のビットがホフマンコードである場合には、次の2ビッ
トデータがHBIU113から読取られ、且つ最初の2
ビットデータの2番目のビットと2番目の2ビットデー
タの最初のビットを使用してデコーディングが進行す
る。デコーディングは、ホフマンテーブル117内の2
つのホフマンデコードテーブルの一方をルックアップす
ることによって達成される。次のアドレス発生器604
は、ルックアップすべきデコーディングテーブル内の次
のエントリに対して11ビットアドレスをホフマンテー
ブル117へ供給する。帰還されたホフマンデコードテ
ーブルエントリは9ビットワードであり、テーブルデー
タバッファ607内に格納される。ルックアップされた
データが、更なるデコーディングが必要であることを表
わす場合(即ち、code−done検知器609によ
って検知されて「code done」ビットが「ゼ
ロ」にセットされる)、その9ビットデータの8ビット
「次のアドレス」フィールドは、HBIU113及びテ
ーブルビットから入力される次の2ビットデータと結合
されて、次のホフマンデコードテーブルエントリに対し
て11ビットアドレスを発生する。
【0089】本実施例においては、ホストバスインター
フェースユニット113から受取られた2ビットデータ
の2番目のビットは、この11ビットアドレスの最小桁
ビットを形成する。この最小桁ビットは、SRAMアレ
イ内の左側及び右側の9ビットデータが同一(後の説明
を参照)でない限り、テーブルデータバッファ607内
に格納されている18ビットワードから左側又は右側の
9ビットワードを選択してSRAMアレイからの出力と
してホフマンテーブル117を実行するSRAMアレイ
へ供給される。
【0090】「code done」ビットが「1」に
セットされると、それは、現在のデータが4ビットのラ
ン長と4ビットのACグループ番号とを有することを表
わす。デコーディングのために2ビットのホフマンコー
ドが一度に与えられるので、ホフマンコードの2ビット
の内の最初のビットのみがデコーディングのために必要
であり且つその2ビットの内の2番目のビットは実際に
はそれに続くレベルデータの最初のビットであるか又は
次のホフマンコードの最初のビットである状態が発生す
る場合がある。その場合には、SRAMアレイ117内
のアドレスされたメモリ位置の18ビットワードから読
取られた2つの9ビットデータは同一である。この条件
は、コード奇数/偶数比較器609によって検知され、
該比較器は、それに続く次のデータビットを適切に処理
することを確保するために、2 bit data発生器
603及び1evel dataシフトレジスタ606
へ信号を送る。このACグループ番号は、レベルデータ
シフトレジスタ606において受取られるべきレベルデ
ータのビット長及び大きさを決定するために使用され
る。レベル発生器610は、該レベルデータを取り且つ
完全にデコードしたデータを供給し、そのデータはFI
FOプッシュ制御ユニット611を介して、FIFOメ
モリ114へ送給される。
【0091】DC/ACカウンタ612は、デコード中
のデータの周波数マトリクス内の位置及びデータタイプ
を監視するために(即ち、デコード中の現在のデータが
AC又はDC値であるか否か、周波数マトリクス内のそ
のデータの位置、及び現在のブロックがY,U又はV画
素成分タイプの何れであるか)、デコードされたデータ
のカウントを維持する。ラン長レジスタ613は、ホフ
マンデコードテーブルから派生されたラン長のゼロパッ
ク型表示を発生するために使用される。DCレベルは前
のDC値と現在のDC値との間の差をエンコードするの
で、一次元DC予測及びレジスタ614が、その差値を
格納されている前のDC値に加算することにより実際の
DCレベルを派生する。派生されたDC値は、次いで、
アップデートされ且つ次のDC値を計算するために、一
次元DC予測及びレジスタ614内に格納される。デコ
ードされたDC,AC又はラン長データは、FIFOプ
ッシュ制御611を介してFIFOメモリ114内に書
込まれ、ゼロパッカ/アンパッカユニット110がアン
パッキングのために読出しを行なう。
【0092】ホストバスインターフェースユニット11
3の構成及び動作 ホストバスインターフェースユニット113の構成及び
動作については、上述した関連特許出願に説明してあ
る。
【0093】第三レベル適応性レート制御 第三レベルの適応性圧縮レート制御は、本実施例の集積
回路チップの外部に設けることが可能である。このレベ
ルの適応性レート制御メカニズムは、図14にブロック
図の形態で示してある。図14において、圧縮及び脱圧
縮信号処理機能は、(チップ)700内に示されてい
る。外部カウンタ701は、ビデオフレームの開始から
圧縮データの蓄積された寸法をモニタする。レート制御
決定回路702は、ビデオフレーム内の現在のチェック
ポイントにおいて、蓄積された圧縮データの寸法を、例
えばスキャンされた水平ラインの数によって表示される
スキャンされた画像の寸法と比較する。圧縮データの蓄
積された寸法がビデオフレームの寸法と相対的にそのチ
ェックポイントに対しての予測された値を超える場合に
は、レート制御決定回路702が補正動作を行ない、例
えば上述した第一又は第二レベルの適応性制御をイネー
ブルさせる。
【0094】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示したブロック図。
【図2】 図1に示した実施例のビデオバス制御器ユニ
ット102のブロック図。
【図3】 4:1:1データフォーマットの下で入力デ
ータバス102−2からVBIU102及びブロックメ
モリユニット(BMU)103を介してDCT入力選択
ユニット104へのデータフローのシーケンスを示した
説明図。
【図4】 4:2:2データフォーマットの下で、入力
データバス102−2からVBIU102及びブロック
メモリユニット(BMU)103を介してDCT入力選
択ユニット104へのデータフローのシーケンスを示し
た説明図。
【図5】 4:4:4データフォーマットの下で入力デ
ータバス102−2からVBIU102及びブロックメ
モリユニット(BMU)103を介してDCT入力選択
ユニット104へのデータフローのシーケンスを示した
説明図。
【図6】 4:4:4:4データフォーマットの下で入
力データバス102−2からVBIU102及びブロッ
クメモリユニット(BMU)103を介してDCT入力
選択ユニット104へのデータフローのシーケンスを示
した説明図。
【図7】 バイパスフォーマットの下で入力データバス
102−2からVBIU102及びブロックメモリユニ
ット(BMU)103を介してDCT入力選択ユニット
104へのデータフローのシーケンスを示した説明図。
【図8】 図1に示した実施例における量子化器ユニッ
ト108の概略ブロック図。
【図9】 量子化器ユニット108においての第一レベ
ル適応性圧縮レート制御システムのブロック図。
【図10】 図1に示した実施例におけるゼロパッカ/
アンパッカユニット110の概略ブロック図。
【図11】 ゼロパッカ/アンパッカユニット110に
おける第二レベル適応性圧縮レート制御システムのブロ
ック図。
【図12】 図1に示した実施例におけるコーダ/デコ
ーダユニット111のコーダユニット111aのブロッ
ク図。
【図13】 図1に示した実施例におけるコーダ/デコ
ーダユニット111のデコーダユニット111bのブロ
ック図。
【図14】 「チップ」レベルにおける第三レベル圧縮
レート制御システムのブロック図。
【符号の説明】
102 ビデオバスインターフェースユニット(VBI
U) 103 ブロックメモリユニット 104 DCT入力選択ユニット 105 DCT行格納ユニット 106 DCT/IDCTプロセサユニット 107 DCT行/列分離器ユニット 108 量子化器ユニット 109 ジグザグユニット 110 ゼロパッカ/アンパッカユニット 111 コーダ/デコーダユニット 113 ホストバスインターフェースユニット 114 先入れ先出し(FIFO)メモリアレイ 117 ホフマンコードテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/32 H04N 7/137 Z (72)発明者 ステファン シー. パーセル アメリカ合衆国, カリフォルニア 94040,マウンテン ビュー, プレスト ン ドライブ 365 (72)発明者 ジェームズ ダブリュ. カークパトリッ ク, ジュニア アメリカ合衆国, カリフォルニア 95129,サン ノゼ, ハーラン ドライ ブ 1043 (72)発明者 モーロ ボノミ アメリカ合衆国, カリフォルニア 94304,パロ アルト, アレクシス ド ライブ 2965 (72)発明者 ウエン−チャン スー アメリカ合衆国, カリフォルニア 95070,サラトガ, テッド コート 12355

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ圧縮及び脱圧縮用のシステムにお
    いて、デジタル化画像を受信し且つ送信するためのビデ
    オインターフェース手段、データ圧縮期間中において、
    前記ビデオインターフェース手段によって受信したデー
    タに関して二次元離散余弦変換を行ない且つ前記二次元
    離散余弦変換の係数を与えると共にデータ脱圧縮期間中
    において二次元逆離散余弦変換を行ない且つデジタル化
    画像として送信するために前記ビデオインターフェース
    手段へ前記二次元逆離散余弦変換の係数を出力データと
    して与えるための離散余弦変換手段、データ圧縮期間中
    において前記二次元離散余弦変換の高周波数係数を減衰
    させると共にデータ脱圧縮期間中において前記二次元逆
    離散余弦変換の準備として前記二次元離散余弦変換の高
    周波数係数を部分的に回復するための量子化手段、デー
    タ圧縮期間中において前記二次元離散余弦変換の係数を
    「シーケンシャル」順番から「ジグザグ」順番へ再配列
    させると共にデータ脱圧縮期間中において前記二次元離
    散余弦変換のジグザグ順番の係数を「ジグザグ」順番か
    ら「シーケンシャル」順番へ再配列させるためのジグザ
    グ手段、データ圧縮期間中において前記二次元離散余弦
    変換の「ジグザグ」順番の係数をゼロ係数のランをゼロ
    係数のラン長として表示する前記二次元離散余弦変換の
    ラン長表示型係数としてパッキングすると共にデータ脱
    圧縮期間中において前記二次元離散余弦変換のラン長表
    示型係数を前記二次元離散余弦変換の「ジグザグ」順番
    型係数へアンパッキングするためのデータパッキング・
    アンパッキング手段、データ圧縮期間中において前記二
    次元離散余弦変換のラン長表示型係数をホフマンコード
    へコーディングすると共にデータ脱圧縮期間中において
    前記ホフマンコードを前記二次元離散余弦変換のラン長
    表示型係数へデコーディングするためのホフマンコーデ
    ィング/デコーディング手段、前記ホフマンコーディン
    グ/デコーディング手段が前記データパッキング・アン
    パッキング手段と非同期的に且つ独立的に動作するよう
    に前記二次元離散余弦変換のラン長表示型係数を一時的
    に格納するための先入れ先出しメモリ手段、データ圧縮
    期間中に前記ホフマンコードをホストコンピュータへ送
    信し且つデータ脱圧縮期間中において前記ホフマンコー
    ドをホストコンピュータから検索するためのホストイン
    ターフェース手段、を有することを特徴とするシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ビデオインター
    フェース手段が、「マスタモード」動作期間中に同期信
    号を与え且つ「スレーブモード」動作期間中に同期信号
    を受取るためのデータ同期手段を有しており、前記同期
    信号が前記システムと前記デジタル化画像を与える外部
    ビデオ装置との間に同期を与えることを特徴とするシス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ビデオインター
    フェース手段が、更に、外部ビデオメモリバッファ内に
    ビデオデータを格納するための外部バッファメモリアド
    レスを発生するための外部バッファメモリアドレス発生
    手段を有することを特徴とするシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ビデオインター
    フェース手段が、更に、圧縮期間中において、前記デジ
    タル化画像の「ビデオシーケンス」信号を前記外部ビデ
    オ装置から受取り且つ前記外部ビデオバッファメモリ内
    に水平ライン毎に格納し且つ前記デジタル化画像内のエ
    リア内の画素に対応する「ブロックビデオ画素」データ
    を前記ビデオメモリバッファから前記ビデオインターフ
    ェース手段内に検索すると共に脱圧縮期間中において前
    記デジタル化画像の「バッファビデオ画素」データを前
    記ビデオインターフェース手段から受取ると共に前記外
    部ビデオバッファメモリ内に格納し且つ前記デジタル化
    画像の「ビデオシーケンス」信号を前記外部ビデオ装置
    へ与えるためのビデオフレーム手段を有することを特徴
    とするシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記ホフマンコーデ
    ィング/デコーディング手段が、圧縮期間中にホフマン
    コードエンコーディングテーブルを及び脱圧縮期間中に
    ホフマンコードデコーディングテーブルを格納すると共
    に供給するためのホフマンテーブル手段、前記ホフマン
    コードエンコーディングテーブルを使用して前記二次元
    離散余弦変換のラン長表示型係数をホフマンコードへ変
    換するコーディング手段、前記ホフマンコードデコーデ
    ィングテーブルを使用して前記二次元離散余弦変換のラ
    ン長表示型係数へ前記ホフマンコードを変換するデコー
    ディング手段、を有することを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 請求項23において、前記コーディング
    手段が、前記二次元離散余弦変換のラン長表示型係数を
    前記先入れ先出しメモリ手段から要求するための読取り
    制御手段、前記ホフマンコードエンコーディングテーブ
    ル内へのエントリを要求するために前記ホフマンテーブ
    ル手段へ前記二次元離散余弦変換のラン長表示型係数か
    ら構成されたアドレスを供給するためのコーディングア
    ドレス手段、出力ホフマンコードとして前記ホフマンコ
    ードエンコーディングテーブル内に前記エントリを供給
    するためのホフマンコード出力手段、を有することを特
    徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 請求項2において、前記デコーディング
    手段が、ホフマンコードを受取るためのホフマンコード
    受取り手段、前記ホフマンコードデコーディングテーブ
    ル内のエントリを要求するために前記ホフマンテーブル
    手段へ前記ホフマンコード又は次のアドレスの何れかか
    ら構成されたアドレスを供給するためのデコーディング
    アドレス手段、前記ホフマンコードデコーディングテー
    ブルのエントリが前記二次元離散余弦変換のラン長表示
    型係数であるか又は次のアドレスを有するものであるか
    を決定するために前記ホフマンコードデコーディングテ
    ーブルのエントリを検査し且つ前記ホフマンコードデコ
    ーディングテーブルのエントリが次のアドレスを有する
    場合に前記デコーディングアドレス手段へ次のアドレス
    を与えるためのデコーディング制御手段、出力ホフマン
    デコードデータとして前記二次元離散余弦変換のラン長
    表示型係数を与えるためのホフマンデコード出力手段、
    を有することを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記先入れ先出しメ
    モリ手段が、前記先入れ先出しメモリ手段の利用を表わ
    す複数個のステータス信号を供給し、且つ本システム
    が、更に、前記ステータス信号に従って圧縮期間中に前
    記デジタル化画像に関して得られる圧縮比を変化させる
    ための適応性制御手段を有することを特徴とするシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記量子化手段が前
    記離散余弦変換の係数の各々を対応する量子化定数と結
    合させることにより前記二次元余弦変換の高周波数係数
    の減衰を達成し、且つ前記適応性制御手段が前記量子化
    定数を変化させることにより前記デジタル化画像に関し
    て得られた圧縮比を変化させることを特徴とするシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項8において、前記適応性制御手
    段が、所定数の「ジグザグ」順番型係数を受取った後に
    前記二次元離散余弦変換の「ジグザグ」順番型係数をゼ
    ロとすることにより前記デジタル化画像に関して得られ
    た圧縮比を変化させることを特徴とするシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記所定数が、
    前記ステータス信号に従って複数個の所定位置から選択
    されるものであることを特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 請求項8において、更に、前記適応性
    制御手段をイネーブル及びディスエーブルさせるための
    全体的適応性制御手段を有しており、前記全体的適応性
    制御手段が、前記デジタル化画像を受取る過程における
    所定の点において1組の所定の圧縮ターゲットに対して
    前記デジタル化画像に関して達成された圧縮比をモニタ
    すると共に検査し、且つ前記所定のターゲットの何れか
    を超えた場合に、前記全体的適応性制御手段が前記適応
    性制御手段をイネーブルし、そうでない場合には前記全
    体的適応性制御手段が前記適応性制御手段をディスエー
    ブルすることを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 データ圧縮及び脱圧縮方法において、
    デジタル化画像を受信し且つ送信するためのビデオイン
    ターフェース手段を設け、データ圧縮期間中において前
    記ビデオインターフェース手段によって受信されたデー
    タに関する二次元離散余弦変換を行ない且つ前記二次元
    離散余弦変換の係数を与えると共にデータ脱圧縮期間中
    において二次元逆離散余弦変換を行ない且つデジタル化
    画像として送信するために前記ビデオインターフェース
    手段へ前記二次元逆離散余弦変換の係数を出力データと
    して与えるための離散余弦変換手段を設け、データ圧縮
    期間中において前記二次元離散余弦変換の高周波数係数
    を減衰させると共にデータ脱圧縮期間中において前記二
    次元逆離散余弦変換の準備として前記二次元離散変換の
    高周波数係数を部分的に回復させるための量子化手段を
    設け、データ圧縮期間中において前記二次元離散余弦変
    換の係数を「シーケンシャル」順番から「ジグザグ」順
    番へ再配列させると共にデータ脱圧縮期間中において前
    記二次元離散余弦変換のジグザグ順番型係数を「ジグザ
    グ」順番から「シーケンシャル」順番へ再配列させるた
    めのジグザグ手段を設け、データ圧縮期間中において前
    記二次元離散余弦変換の「ジグザグ」順番型係数をゼロ
    係数のランをゼロ係数のラン長として表示する前記二次
    元離散余弦変換のラン長表示型係数としてパッキングす
    ると共にデータ脱圧縮期間中において前記二次元離散余
    弦変換のラン長表示型係数を前記二次元離散余弦変換の
    「ジグザグ」順番型係数へアンパッキングするためのデ
    ータパッキング・アンパッキング手段を設け、データ圧
    縮期間中において、前記二次元離散余弦変換のラン長表
    示型係数をホフマンコードへコーディングすると共にデ
    ータ脱圧縮期間中において前記ホフマンコードを前記二
    次元離散余弦変換のラン長表示型係数へデコーディング
    するためのホフマンコーディング/デコーディング手段
    を設け、前記ホフマンコーディング/デコーディング手
    段が前記データパッキング・アンパッキング手段と非同
    期的に且つ独立的に動作するように前記二次元離散余弦
    変換のラン長表示型係数を一時的に格納するための先入
    れ先出し手段を設け、データ圧縮期間中において前記ホ
    フマンコードをホストコンピュータへ送信すると共にデ
    ータ脱圧縮期間中において前記ホフマンコードをホスト
    コンピュータから検索するためのホストインターフェー
    ス手段を設ける、上記各ステップを有することを特徴と
    する方法。
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